JP7004290B2 - コンベヤ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置に関するものである。また、本発明に関連する他の発明は、コンベヤ装置に取り付けることで搬送方向の変更が可能となる分岐搬送用装置に関する。
従来、倉庫等に形成される物品の仕分けラインでは、搬送物の搬送方向を変更可能な分岐コンベア装置が利用されている。このような分岐コンベヤ装置は、搬送方向の異なる複数の搬送路を有しており、これら複数の搬送路が交錯するように配置されている。そして、搬送路が交錯する位置に物品仕分装置が配されており、物品仕分装置が稼働することで、使用される搬送路が切り替わる構造となっている。
このような分岐コンベヤ装置として、例えば、特許文献1に開示された分岐コンベヤ装置が知られている。
特許文献1に開示された分岐コンベヤ装置は、主コンベヤ装置と、副コンベヤ装置と、搬送物仕分け装置とを備えたものであり、副コンベヤ装置が主コンベヤ装置から分岐するように配置されている。そして、搬送物仕分け装置が棹状のガイド部材を有しており、ガイド部分の大部分が主コンベヤ装置の搬送面上に位置する状態と、ガイド部分が搬送面上に位置しない状態とを切り替え可能となっている。
具体的に説明すると、ガイド部材が搬送面上に位置する状態では、棹状のガイド部材が主コンベヤ装置の搬送方向を横切るように延びた状態となる。このことから、この状態では、主コンベヤの上流側から下流側へと移動する搬送物がガイド部材に当接し、主コンベヤへの下流側への移動が阻止され、副コンベヤ装置の搬送面上へ移動する。
対して、ガイド部材が搬送面上に位置しない状態では、棹状のガイド部材が主コンベヤ装置のフレーム部材上に位置し、フレーム部材の長手方向に沿って延びた状態となる。このことから、この状態では、主コンベヤの上流側から下流側へと移動する搬送物は、ガイド部材によって進行が妨げられないので、そのまま主コンベヤへの下流側へと移動する。
つまり、特許文献1に開示された分岐コンベヤ装置では、ガイド部材の姿勢を変更することで、搬送物の搬送方向を変更可能となっている。
特開2015-163547号公報
しかしながら、特許文献1に開示された分岐コンベヤ装置は、コンベヤ装置のフレーム部材上にガイド部材を配置するためのスペースを確保する必要がある。
ここで、コンベヤ装置のフレーム部材は、搬送物を検知するための在荷センサ等を配置する部分であり、このような他部材の設置のためのスペースを広く確保することが好ましい。すなわち、特許文献1に開示された分岐コンベヤ装置は、フレーム部材上に広いスペースを確保するという観点から改良の余地があった。
そこで本発明は、フレーム部材上に広くスペースを確保することなく搬送方向が変更可能となるコンベヤ装置を提供することを課題とする。
また、本発明とは異なる関連発明は、コンベヤ装置に取り付けることで、フレーム部材上に広くスペースを確保することなく搬送方向の変更が可能となる分岐搬送用装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、前記ガイド形成部材は、ガイド筒部と、棒状部と、前記棒状部の上側に取り付けられるガイド形成片部を有しており、前記ガイド筒部は、内周面に係合溝部が形成された筒状体であり、前記棒状部は、一部が前記係合溝部と係合した状態で前記ガイド筒部に挿通され、前記ガイド筒部に対して相対的に昇降可能となっており、前記ガイド形成片部は、前記ガイド部の少なくとも一部を形成する部分であり、前記昇降台部の昇降に伴って前記棒状部及び前記ガイド形成片部が昇降するものであり、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部は、前記係合溝部に沿って鉛直上側へ移動する、又は前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転するものであり、前記棒状部と共に前記ガイド形成片部が鉛直上側へ移動する、又は前記ガイド形成片部が上方に移動しつつ前記棒状部の周方向に回転し、前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で前記ガイド部の少なくとも一部を形成するものであり、
少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記昇降台部に載置される複数の球状部材をさらに有し、前記棒状部の一部が複数の前記球状部材の上に載置されるものであり、且つ、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部が前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転することを特徴とするコンベヤ装置である。
また、他の一つの様相は、搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、前記ガイド形成部材が複数設けられており、それぞれの前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、複数の前記ガイド形成片部のそれぞれは、前記駆動体の並列方向で離れた別位置で、前記駆動体と隣接する空間を経て前記搬送面の上方へ移動するものであり、前記ガイド形成状態では、複数の前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で並列することで前記ガイド部を形成するものであり、複数の前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、且つ、少なくとも二以上の前記ガイド形成部材は、前記ガイド形成片部が回転角度の異なる回転をするものであり、前記ガイド形成状態では、前記駆動体の並列方向で一方側から他方側に向かうにつれ、同並列方向と直交する方向で一方側から他方側へ近づくように前記ガイド形成片部が並列して前記ガイド部を形成することを特徴とするコンベヤ装置である。
また、他の一つの様相は、搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、前記駆動体は、回転駆動するローラであり、前記昇降台部と共に昇降する分岐用ローラを備え、前記分岐用ローラは、回転軸の延び方向が前記ローラの回転軸の延び方向と交差するように配置されるものであり、前記ガイド形成状態では、少なくとも一つの前記分岐用ローラが二つの前記ローラの間に位置して、前記駆動体から伝達される力によって回転駆動するものであり、前記昇降台部を昇降させる駆動源と、複数の前記ガイド形成部材を昇降させる駆動源と、前記ガイド形成片部を回転させる駆動源とが同一のものであることを特徴とするコンベヤ装置である。
本様相のコンベヤ装置によると、搬送物の搬送方向を規制するガイド部を搬送面の下方側で待機させることができるので、フレーム部材上に広くスペースを確保することなく搬送物の搬送方向を変更可能となる。
上記した様相のコンベヤ装置は、前記ガイド形成部材は、ガイド筒部と、棒状部と、前記棒状部の上側に取り付けられるガイド形成片部を有しており、前記ガイド筒部は、内周面に係合溝部が形成された筒状体であり、前記棒状部は、一部が前記係合溝部と係合した状態で前記ガイド筒部に挿通され、前記ガイド筒部に対して相対的に昇降可能となっており、前記ガイド形成片部は、前記ガイド部の少なくとも一部を形成する部分であり、前記昇降台部の昇降に伴って前記棒状部及び前記ガイド形成片部が昇降するものであり、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部は、前記係合溝部に沿って鉛直上側へ移動する、又は前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転するものであり、前記棒状部と共に前記ガイド形成片部が鉛直上側へ移動する、又は前記ガイド形成片部が上方に移動しつつ前記棒状部の周方向に回転し、前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で前記ガイド部の少なくとも一部を形成することが好ましい。
この様相によると、ガイド形成部材を位置ずれさせずに昇降させることが可能である。また、棒状部を回転させる際、簡易な構造で回転させることが可能であるため、好ましい。
この好ましい様相では、少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記昇降台部に載置される複数の球状部材をさらに有し、前記棒状部の一部が複数の前記球状部材の上に載置されるものであり、且つ、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部が前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転することがさらに好ましい。
この様相によると、棒状部を回転させる際に摩擦が少なく、滑らかに動作させることが可能となる。
上記した様相のコンベヤ装置は、前記ガイド形成部材が複数設けられており、それぞれの前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、複数の前記ガイド形成片部のそれぞれは、前記駆動体の並列方向で離れた別位置で、前記駆動体と隣接する空間を経て前記搬送面の上方へ移動するものであり、前記ガイド形成状態では、複数の前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で並列することで前記ガイド部を形成することが好ましい。
かかる様相によると、ガイド形成片部の並列方向を適宜変更することで形成するガイド部の延び方向を簡単に変更可能であり、ガイド部の延び方向の設計自由度が高い。
すなわち、この好ましい様相は、複数の前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、且つ、少なくとも二以上の前記ガイド形成部材は、前記ガイド形成片部が回転角度の異なる回転をするものであり、前記ガイド形成状態では、前記駆動体の並列方向で一方側から他方側に向かうにつれ、同並列方向と直交する方向で一方側から他方側へ近づくように前記ガイド形成片部が並列して前記ガイド部を形成することがさらに好ましい。
上記した様相のコンベヤ装置は、前記駆動体は、回転自在に取り付けられるローラであり、前記分岐搬送用装置は、前記昇降台部と共に昇降する分岐用ローラを備え、前記分岐用ローラは、回転軸の延び方向が前記ローラの回転軸の延び方向と交差するように配置されるものであり、前記ガイド形成状態では、少なくとも一つの前記分岐用ローラが二つの前記ローラの間に位置することが好ましい。
この様相によると、ローラの間に位置する分岐用ローラで搬送物の搬送方向を変更させると共に、分岐用ローラで搬送方向の変更ができなかった搬送物を対象として、ガイド部で搬送方向を変更させることが可能となる。搬送物の搬送方向の変更をガイド部のみで実行する構造と比べて、ガイド部の耐久期間の向上を図ることができる。
この好ましい様相は、二つの前記ローラの間に位置する前記分岐用ローラは、隣接する二つの前記ローラと接触するものであり、接触する二つの前記ローラから伝達される力によって回転駆動することがさらに好ましい。
この様相では、分岐用ローラを駆動させるための駆動源を設けずとも、分岐用ローラを回転させることができる。
また、上記の好ましい様相は、前記分岐用ローラを複数有し、前記分岐用ローラは、前記ローラの並列方向で一方側から他方側に向かうにつれ、同並列方向と直交する方向で一方側から他方側へ近づくように並列することがさらに好ましい。
この様相では、搬送物の搬送方向を緩やかに変更可能であるので好ましい。
上記した様相のコンベヤ装置は、前記昇降装置は、回転駆動する駆動源と、当該駆動源と連動する連動シャフトと、当該連動シャフトと前記昇降台部を連結する連結部を有し、前記駆動源の動力で前記昇降台部が昇降するものであり、前記連結部は、前記連動シャフトの回転運動を往復直線運動に変換するものであることが好ましい。
かかる構造では、簡易な構造で昇降台部を昇降させることが可能であり、好ましい。
上記した様相のコンベヤ装置は、前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、前記駆動体は、回転駆動するローラであり、前記昇降台部と共に昇降する分岐用ローラを備え、前記分岐用ローラは、回転軸の延び方向が前記ローラの回転軸の延び方向と交差するように配置されるものであり、前記ガイド形成状態では、少なくとも一つの前記分岐用ローラが二つの前記ローラの間に位置して、前記駆動体から伝達される力によって回転駆動するものであり、
前記昇降台部を昇降させる駆動源と、複数の前記ガイド形成部材を昇降させる駆動源と、前記ガイド形成片部を回転させる駆動源とが同一のものであることが好ましい。
この様相では、昇降台部を昇降させる駆動源の他、ガイド形成片部の回転動作や分岐用ローラの回転駆動のために別途駆動源を設ける必要がなく、好ましい。
本発明に関連する様相は、搬送物を搬送するコンベヤに取り付けて搬送方向を変更可能とする分岐搬送用装置であって、昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するガイド形成部材を備えており、前記ガイド形成部材は、少なくとも一部が前記コンベヤの搬送面上で前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、前記昇降台部の上方に伴って前記ガイド形成部材が上昇し、上昇後に前記ガイド形成部材が前記ガイド部を形成する姿勢をとることを特徴とする分岐搬送用装置である。
この様相においても、フレーム部材上に広くスペースを確保することなく、搬送物の搬送方向が変更可能となる。
本発明によると、コンベヤ装置において、フレーム部材上に広くスペースを確保することなく、搬送物の搬送方向を変更できる。
本発明の実施形態に係るコンベヤ装置を示す斜視図であり、ガイド部が形成されている状態を示す。 図1のコンベヤ装置を上流側からみた様子を示す正面図であり、分岐搬送用装置の一部を省略して示す。 図2の分岐搬送用装置を示す斜視図である。 図3の本体板部を示す図であり、(a)は上方からみた様子を示す斜視図、(b)は下方からみた様子を示す斜視図である。 図3の昇降台部を示す斜視図である。 図3の昇降装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はクランク部周辺を示す分解斜視図である。 図6の昇降装置をローラ支持片に取り付けた様子を示す説明図であり、昇降装置の周辺部分を示す。 図3の分岐搬送装置のストッパ部材を示す図であり、(a)は、本体板部を透過してクランク部の周辺を示す斜視図であり、(b)は、本体板部を破断してクランク部の周辺を示す一部破断側面図である。 図3の分岐用ローラと台座部を示す斜視図であり、台座部に対して複数の分岐用ローラを固定した様子を示す。 図9の分岐用ローラを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図9の分岐用ローラを示す分解斜視図である。 図9の台座部を示す分解斜視図である。 図9の台座部及び分岐用ローラを示す平面図である。 図3のガイド形成部材が固定体部及び昇降台部に取り付けられている様子を示す説明図であり、固定体部と昇降台部の一部を破断して示す。 図14の旗状部を示す分解斜視図である。 図15のガイド形成片部を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面斜視図、(c)は底面図である。 図15の棒状部を示す斜視図であり、下端部分の一部を破断すると共に拡大して示す。 図14の旗状部の下端側周辺の一部を破断して示す説明図である。 図14のガイド筒部を示す斜視図である。 図19の筒部本体及びその内部構造を模式的に示す説明図であり、(a)は斜め上方からみた様子を示す図、(b)は、左図が(a)の筒部本体の上端面を示す図であり、右図が(a)の筒部本体の下端面を示す図である。また、(c)は、筒部本体を平面的に展開した状態におけるガイド溝部の形状を示す図である。 図14の旗状部が上方へ移動する際、係合車輪部の一部がガイド筒部の内部で移動する様子を模式的に示す説明図であり、(a)、(b)の左図、(c)の順に移動する。また、(b)の右図は、(b)の左図の状態において、車軸部分がガイド溝部の底面に接触しつつ移動する様子を示す説明図である。 図3の分岐搬送用装置が待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行する様子を示す説明図であり、(a)~(c)の順に移行する。 図3の分岐搬送用装置を示す斜視図であり、(a)は待機姿勢の状態を示し、(b)はガイド形成姿勢の状態を示す。 図3のコンベヤ装置の一部を示す平面図であり、(a)は待機姿勢の状態を示し、(b)はガイド形成姿勢の状態を示す。 図3の分岐搬送用装置が待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行する際、分岐用ローラが上昇していく様子を模式的に示す説明図であり、(a)~(c)の順に上昇する。 図3の分岐搬送用装置が待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行する際、ガイド形成部材が上昇しつつ姿勢変更する様子を模式的に示す説明図であり、(a)~(c)の順に上昇しつつ姿勢変更する。 図1におけるガイド部の一部を示す説明図である。 図10とは異なる実施形態に係る分岐用ローラを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。 上記した実施形態とは異なる実施形態の旗状部と、当該旗状部を回転させる回転機構を示す説明図である。 図10、図28とは異なる実施形態に係る分岐用ローラを示す図であり、(a)は一部を拡大して示す斜視図、(b)は(a)の一部を拡大すると共に小型ローラ394を取り外した状態を示す説明図である。 図30(a)で示す車輪部材を示す図であり、(a)は車輪部材を模式的且つ小型ローラ周辺の内部を透過して示す側面図であり、(b)は車輪部材の断面図である。 図30で示す分岐用ローラを載置台部に取り付けた様子を示す斜視図である。 図32の分岐用ローラ及び分岐用ローラの固定用部材を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るコンベヤ装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下方向や、コンベヤ装置1に属する各コンベヤの長手方向(搬送方向)及び短手方向(幅方向であり、搬送方向と直交する方向)については、特に断りのない限り図1で示される状態を基準として説明する。
コンベヤ装置1は、図1で示されるように、主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3を備えたコンベヤ本体4に対し、分岐搬送用装置5(図2参照)を取り付けて形成される。
主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3は、所謂ローラコンベヤであり、いずれも互いに平行に延びる2つのフレーム部材10に対して複数のローラ11(駆動体)を取り付けて形成されている。なお、作図の都合上、ローラ11については一部にのみ符号を付し、他への符号を省略する。
フレーム部材10は、所謂C型鋼を加工して形成される部材であり、上下方向で離間対向する2つの平板状部分と、これらの内側端部(ローラ11側の端部)同士を繋ぐ立板状部分を備えた構造となっている。
ローラ11は、2つのフレーム部材10に軸支される部材であり、2つのフレーム部材10の間に円筒状部分が位置するように取り付けられている。すなわち、それぞれのローラ11の回転軸は、搬送方向と直交する方向に延びた状態となっている。
このローラ11は、主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3にそれぞれ複数個取り付けられており、いずれのコンベヤでも間隔を空けて並列配置されている。すなわち、それぞれのローラ11の間には、空間が形成されることとなる。そして、それぞれのコンベヤの最も上流側に位置するローラ11の上流側に隣接する位置と、最も下流側に位置するローラ11の下流側に隣接する位置に空間が形成されている。
なお、主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3のそれぞれのコンベヤでは、少なくとも一のローラ11が、内蔵する動力源又は外部に配される動力源から動力を供給されて回転する駆動ローラとなっている。また、他のローラ11は、駆動ローラの回転に伴って回転する従動ローラである。すなわち、各々のローラ11は、ベルト部材を介して連結されており、駆動ローラの駆動に伴って他の従動ローラが回転する。
主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3は、いずれも複数のローラ11が並列する部分の上側に搬送物を載置して搬送する。すなわち、複数のローラ11が並列する部分の上側に搬送面13が形成される。
なお、ここでいう搬送面13は、主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3のそれぞれにおいて、搬送物を搬送する際の載置高さ(ローラ11の上端部分)と同一の高さに形成される仮想平面であり、水平方向に広がりを持つ平面である。
コンベヤ本体4では、副コンベヤ装置3が主コンベヤ装置2の短手方向における一端側に連結されており、平面視において、主コンベヤ装置2の搬送方向とは傾斜する方向に延びている。具体的には、平面視において、副コンベヤ装置3の搬送方向が主コンベヤ装置2の搬送方向に対して30度程度傾斜する方向に延びている。
つまり、主コンベヤ装置2の搬送方向と副コンベヤ装置3の搬送方向とが、いずれも水平方向であって互いに交わる方向となる。このことから、コンベヤ本体4では、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から下流側へ搬送する搬送路と、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から副コンベヤ装置3へ搬送する搬送路とを選択使用できる。
そして、主コンベヤ装置2の搬送方向における中途部分が、搬送物を搬送する際に搬送方向が分岐する分岐部分となる。
そして、図1、図2で示されるように、主コンベヤ装置2の下方側であり、分岐部分周辺の下方側に分岐搬送用装置5(図2参照)が取り付けられている。
分岐搬送用装置5は、図2で示されるように、主コンベヤ装置2に固定する固定体部20と、固定体部20の下方側に位置する昇降台部21を備えている。そして、固定体部20に対して昇降台部21が昇降可能な状態で取り付けられている。
この分岐搬送用装置5は、図3で示されるように、昇降台部21を昇降させるための昇降装置25と、複数の分岐用ローラ26と、複数のガイド形成部材27を備えている。
固定体部20は、本体板部20aに補強桟部20bを固定して形成されている。
本体板部20aは、図4で示されるように、略長方形平板状の天板部35と、2つの上側側壁部36を備えており、これらが一体となって形成されている。
天板部35は、長手方向における両端部分にそれぞれ位置する桟取付片部35aと、その間に位置する天版本体部35bが一体となって形成されている。桟取付片部35aと天版本体部35bはいずれも平板状であり、桟取付片部35aの幅方向(短手方向)の長さは、天版本体部35bの幅方向の長さよりもやや短くなっている。
桟取付片部35aは、補強桟部20b(図3参照)が固定される部分であり、その下面に補強桟部20b(図3参照)の上面が一体に固定される。
上側側壁部36は、天版本体部35bの短手方向における両端部分をそれぞれ下方側へ折り返して形成される部分であり、天版本体部35bの端部から下方側へ突出する。すなわち、天版本体部35bと2つの上側側壁部36は、略コ字状に連続しており、2つの上側側壁部36が天板部35の短手方向で離間対向している。
ここで、天版本体部35bでは、長手方向における端部周辺となる位置に、昇降装置25(図3等参照)を固定するための昇降装置取付部40が形成されている。また、2つの昇降装置取付部40の間に、複数のローラ挿通孔41と、複数のガイド部材挿通孔42がそれぞれ設けられている。
昇降装置取付部40には、図4で示されるように、切り起こし加工により形成される2つのローラ窓部45及びローラ支持片46と、ベルト窓部47と、2つのクランク窓部48がそれぞれ形成されている。
ローラ窓部45、ベルト窓部47、クランク窓部48は、いずれも天版本体部35bを貫通する貫通孔であり、いずれも開口形状が天板部35の長手方向に延びる長方形状となっている。
そして、天版本体部35bの短手方向における両端側に2つのクランク窓部48がそれぞれ位置し、その間に2つのローラ窓部45が位置している。そして、2つのローラ窓部45の間にベルト窓部47が位置している。
ローラ支持片46は、天版本体部35bの一部を下方側に折り返して形成される立板状の部分であり、その厚さ方向が天版本体部35bの短手方向と同方向となっている。すなわち、ローラ支持片46は、天版本体部35bの長手方向に延びる立板状の部分となっている。このローラ支持片46には、昇降装置25の昇降動力源58、シャフト部材59、固定用軸受部60(これらについては、詳しくは後述する)等を取り付けるための取り付け用の孔が形成されており、それぞれローラ支持片46を厚さ方向に貫通している。
ローラ挿通孔41は、天版本体部35bを厚さ方向(上下方向)に貫通する貫通孔であり、所定方向に延びる長孔となっている。
本実施形態では、2つのローラ挿通孔41が形成されており、いずれも天版本体部35bの長手方向及び短手方向に傾斜する方向に延びている。すなわち、天版本体部35bの長手方向で一方端から他方側に向かうにつれて、短手方向で一方端側から他方端側へ向かう方向に延びている。そして、天版本体部35bの長手方向で一方端側(図4(a)の手前側)に位置するローラ挿通孔41の延び方向は、もう一方のローラ挿通孔41と比べて、天版本体部35bの長手方向に対する傾斜角度が大きくなっている。
ここで、天版本体部35bの長手方向は、主コンベヤ装置2への取り付け時に主コンベヤ装置2の搬送方向と同方向となり、図4(a)における手前側は、主コンベヤ装置2の搬送方向で上流側となる。
つまり、ローラ挿通孔41は、主コンベヤ装置2の搬送方向で下流側に向かうにつれて、同搬送方向と直交する方向で一方端側から他方端側へ向かう方向に延びている。
ガイド部材挿通孔42は、複数形成されており、詳細には、ガイド形成部材27と同数だけ(12個)形成されている。この複数のガイド部材挿通孔42は、主コンベヤ装置2の搬送方向で下流側に向かうにつれ、同搬送方向と直交する方向で一方端側から他方端側に近づくように並列している。
それぞれのガイド部材挿通孔42は、天版本体部35bを厚さ方向(上下方向)に貫通する貫通孔であり、ガイド部材挿通孔42と隣接する位置に、複数(4つ)の筒取付片部49が形成されている。
このガイド部材挿通孔42の開口形状は、筒取付片部49が位置する部分が欠落した略円形状となっている。そして、筒取付片部49は、ガイド部材挿通孔42の外周端側から開口中心側へ突出する薄板状の部分である。
昇降台部21は、図5で示されるように、平板状の下板部53と下側側壁部54を有している。
下側側壁部54は、下板部53の短手方向における両端部分のそれぞれから、上方に突出する立板状の部分である。そして、この下側側壁部54は、下板部53の長手方向に沿って延びており、詳細には、2つの下側側壁部54の一方側は、適宜屈曲しつつ延びている。
なお、分岐搬送用装置5では、この下板部53の長手方向が固定体部20の天板部35の長手方向と同方向となる(図3等参照)。
2つの下側側壁部54の間に位置する空間は、図5で示されるように、下板部53の上面にから上方に突出する立板状部分によって複数に区画されている。そして、そのうちの一部が、分岐用ローラ26を固定するための領域となっており、他の一部がガイド形成部材27の下端側部分を固定するための領域となっている。
昇降装置25は、図6(a)で示されるように、昇降動力源58(駆動源)、シャフト部材59(連動シャフト)、固定用軸受部60、連結ベルト61、クランク部62(連結部)を備えている。
昇降動力源58は、モータ内蔵ローラであり、略円筒形のローラ本体58aの内部に動力源たるモータと減速機が内蔵されている。また、ローラ本体58aの長手方向における両端部分のそれぞれに蓋部材が装着され、この蓋部材に支持軸部58bが挿通されている。そして、2つの支持軸部58bがそれぞれ異なるローラ支持片46(図3、図4等参照)に固定された状態で、モータを稼働させることで、ローラ本体58aが回転する構造となっている。
さらに、ローラ本体58aには、長手方向における中心周辺となる部分に動力側プーリ58cが取り付けられている。動力側プーリ58cは、ローラ本体58aの周方向に連続する円環状の部材であり、ローラ本体58aを軸として共に回転する部分である。この動力側プーリ58cは、2つの円環板状部分の間に歯車状の部分(図示しない)が位置しており、歯の部分がローラ本体58aの周方向で環状に連続している。
シャフト部材59は、シャフト本体59aとシャフト側プーリ59bを一体に固定して形成されている。
シャフト本体59aは、長手方向の中心側に位置する大部分が丸棒状となっている。その一方で、長手方向における両端部分のそれぞれが中心側部分と異なる形状の棒状部分となっており(図6(b)参照)、詳細には、外形が四角柱状となっている。
なお、丸棒状(円柱状)の部分と四角柱状の部分は、同一中心軸を持つ柱状部分であり、一体に形成されている。
シャフト側プーリ59bは、図6(a)で示されるように、シャフト本体59aの周方向に連続する円環状の部材であり、シャフト本体59aを軸として共に回転する部分である。このシャフト側プーリ59bもまた、2つの円環板状部分の間に歯車状の部分が位置しており、歯の部分がシャフト本体59aの周方向で環状に連続している。
固定用軸受部60は、ベアリング等の軸受部材と軸受箱とを組み合わせて形成される部材である。この固定用軸受部60は、シャフト本体59aを挿通可能なシャフト挿通孔60aと、外部部材に取り付けるための取付用孔60bを有する。
連結ベルト61は、内周面に歯が形成された歯付ベルトであり、動力側プーリ58cとシャフト側プーリ59bに張りを持った状態で架け渡されている。すなわち、連結ベルト61の歯は、動力側プーリ58c及びシャフト側プーリ59bのそれぞれの歯と噛合した状態となっている。この連結ベルト61は、昇降動力源58とシャフト部材59の回転を同期させるためのタイミングベルトとして機能する。
クランク部62は、旋回アーム部62aとリンクアーム部62bによって構成される部分である。
旋回アーム部62aとリンクアーム部62bとは、いずれも、厚さ方向を視線方向とした平面視形状が略長円形(2つの半円を直線でつないだ形状)となる厚板状の部材である。そして、旋回アーム部62aの長手方向の一端側とリンクアーム部62bの一端側が互いに回動可能な状態で連結されている。
具体的には、旋回アーム部62aは、図6(b)で示されるように、長手方向の一端側に、シャフト本体59aの端部を嵌入可能な固定用孔65が形成されている。また、長手方向の他端側にリンクピン66が取り付けられている。
リンクピン66は、一部が旋回アーム部62aに形成された取り付け孔(図示しない)に挿入されており、他部が外部に露出している。そして、外部に露出する部分は、旋回アーム部62aの厚さ方向と同方向に延びる略円柱状の突起部分を有する。
リンクアーム部62bは、図6(a)で示されるように、長手方向の一端側に、リンクピン66を挿通可能な第1突起挿入孔67が形成されている。また、長手方向の他端側には、第2突起挿入孔68が形成されている。
第1突起挿入孔67と第2突起挿入孔68は、いずれもリンクアーム部62bを厚さ方向に貫通する貫通孔となっている。ここで、リンクアーム部62bは、図6(b)で示されるように、本体部分に蓋部分を取り付けて形成されるものであり、ベアリング等の軸受部材を内部に収納可能な構造となっている。すなわち、第1突起挿入孔67と第2突起挿入孔68は、リンクアーム部62bの本体部分に形成される貫通孔と、リンクアーム部62bの蓋部分に形成される貫通孔と、軸受部材の孔とが重なって形成される。
ここで本実施形態では、図3等で示されるように、2つの昇降装置取付部40に一つずつ昇降装置25が取り付けられている。
以下の説明では、一方の昇降装置25の取り付け構造について詳細に説明し、もう一方の昇降装置25の取り付け構造については、重複する詳細な説明を省略する。
昇降装置取付部40には、上記したように、2つのローラ支持片46(図4(b)参照)が形成されている。そして、図7で示されるように、この2つのローラ支持片46に昇降動力源58とシャフト部材59のそれぞれが軸支されている。
このとき、図3で示されるように、昇降動力源58とシャフト部材59は、本体板部20aの長手方向で間隔を空けて並列した状態となる。そして、昇降動力源58は、シャフト部材59よりも本体板部20aの長手方向で端部側となる位置に配されている。
昇降動力源58は、図7で示されるように、2つのローラ支持片46の間にローラ本体58aが位置するように取り付けられている。つまり、昇降動力源58の2つの支持軸部58b(図6(a)参照)は、それぞれ異なるローラ支持片46に固定されている。そして、昇降動力源58の回転軸の延び方向は、2つのローラ支持片46の離間方向(本体板部20aの短手方向と同方向であり、図4参照)と同方向となっている。
シャフト本体59aは、図7で示されるように、一部が固定用軸受部60のシャフト挿通孔60aに挿通された状態で、2つのローラ支持片46に取り付けられている。
具体的に説明すると、2つのローラ支持片46のそれぞれには、本体板部20aの短手方向(図4参照)における外側側面に固定用軸受部60が固定されている。すなわち、ローラ支持片46に固定用軸受部60を重ねた状態とし、取付用孔60bにボルト等の締結要素を挿通することで、これらを一体に固定する。
なお、ここでいう「締結要素」とは、ネジ、釘、ボルト等の上位概念とし、以下も同様とする。
また、ローラ支持片46に固定用軸受部60を固定することで、ローラ支持片46に形成されたシャフト挿通用の孔(切り欠き溝)と、固定用軸受部60のシャフト挿通孔60aとが重なり、連通孔が形成される。つまり、2つのローラ支持片46の離間方向で離れた2箇所に1つずつ連通孔が形成される。
シャフト本体59aは、長手方向で離れた2つの端部よりの部分を2つの連通孔にそれぞれ挿通し、2つのローラ支持片46に取り付ける。このことから、シャフト本体59aが周方向に回転可能に支持され、2つのローラ支持片46の間にシャフト側プーリ59bが位置する。
クランク部62は、ローラ支持片46の外側側面のさらに外側であり、ローラ支持片46から本体板部20aの短手方向(図4参照)で外側に離れた位置に配される。
このとき、旋回アーム部62aの固定用孔65にシャフト本体59aの端部が嵌入され、これらが溶接等の手段により一体に固定される。このことから、旋回アーム部62aは、シャフト本体59aの回転に伴って回転する。また、旋回アーム部62aのリンクピン66がリンクアーム部62bの第1突起挿入孔67に挿通され、旋回アーム部62aとリンクアーム部62bが互いに回動可能な状態で連結される。さらに、リンクアーム部62bの第2突起挿入孔68には、昇降台部21の下側側壁部54と一体に形成される突起部分が挿通される。このことから、リンクアーム部62bは、昇降台部21に対して回動可能となっている。
なお、クランク部62は、図3、図8で示されるように、クランク窓部48の下方側に配されている。ここで、本体板部20aには、図8で示されるように、クランク窓部48の近傍に、クランク部62の移動を規制するストッパ部材70が形成されている。
ストッパ部材70は、本体板部20aに固定される略角棒状の部分であり、一部が本体板部20aの下方側に位置し、他の一部がクランク窓部48の下方側に位置している。
具体的には、このストッパ部材70は、本体板部20aの長手方向(図3参照)に沿って延びており、本体板部20aの長手方向で端部側に位置する部分が、本体板部20aの下方側に位置する。
さらに、このストッパ部材70は、図8(b)で示されるように、本体板部20aの長手方向における端部側(図8(b)における右側)へ向かって一定以上回動させたとき、旋回アーム部62aが当接する位置に配されている。つまり、ストッパ部材70は、旋回アーム部62aの過剰な回動を防止する部材となっている。
分岐用ローラ26は、図5で示されるように、台座部75を介して昇降台部21の下板部53に固定されている。すなわち、図9で示されるように、複数の分岐用ローラ26が一つの台座部75に固定されており、この台座部75が昇降台部21に固定されている。
分岐用ローラ26は、図10、図11で示されるように、2つで一対の車輪支持部材79と、車輪部材80と、車軸部材81を有する。そして、2つの車輪支持部材79に対し、車輪部材80が車軸部材81を介して回転自在に取り付けられている。
車輪支持部材79は、略長方形平板状の取付板部79aと、取付板部79aの一端から上方に突出する支持片部79bとを備えている。
取付板部79aには、長手方向における両端部それぞれの近傍に、取付孔85が形成されている。この取付孔85は、取付板部79aを厚さ方向に貫通する貫通孔であり、平面視形状が円弧状で延びる長孔である。
支持片部79bは、基端側に位置する立板状の下部と、下部よりも上側の部分を取付板部79aから離れる方向(車輪部材80に近づく方向)に折り曲げて形成される中間部と、その上側に位置する立板状の上部とが一体となっている。
すなわち、支持片部79bの中間部は、斜め方向に延びる板状部分となっている。
また、支持片部79bの上部は、中間部の上端部分から鉛直上方へ延びる部分である。そして、この支持片部79bの上部には、車軸部材81を挿通する孔が形成されている。
つまり、支持片部79bは、取付板部79aの短手方向における一端側を上方に折り曲げ、さらに上下方向の位置が異なる2箇所を適宜折り曲げることで形成される立板状部分である。また、支持片部79bは、基端側の幅方向の長さが上端側の幅方向の長さよりも長く、側面視形状が山なり状となっている。
車輪部材80は、図11で示されるように、ベアリング入りの車輪であり、全体形状が中心部分に軸孔を有する略円盤状となっている。つまり、側面視形状が略円環状(図10(a)参照)であり、平面視形状が略四角形状(図10(b)参照)となる車輪である。
詳細には、車輪部材80は、中心側に位置する略横倒円筒状のハブ部80aと、このハブ部80aの外側で環状に連続するベアリング部80bと、ベアリング部80bのさらに外側で環状に連続する樹脂製のタイヤ形成部80cを備えた構造となっている。そして、ハブ部80aの中心部分に、車軸部材81を挿通可能な軸孔が形成されている。
ここで、分岐用ローラ26では、図10(b)で示されるように、平面視において4つの取付孔85が同一の仮想円S1と重なる位置に配されている。詳細には、それぞれの取付孔85の幅方向の中心線と仮想円S1とが重なっている。
なお、ここでいう「幅方向の中心線」とは、取付孔85の各位置における幅方向の中心
位置を結ぶ線であり、幅方向とは、長手方向と直交する方向である。
また、仮想円S1は、平面視における車輪部材80の中心部分(回転軸方向及び回転軸と直交する方向の中心部分)を中心とし、平面視における車輪部材80の中心部分から所定の取付孔85の中心までの距離L1を半径とした円である。
台座部75は、図9で示されるように、2つの脚部90の上方に載置台部91を取り付けて形成される部材である。
脚部90は、図12で示されるように、金属板を略コ字状に折り曲げ加工して形成される部分である。
載置台部91は、板状体の縁端部分の一部を下方へ折り曲げて形成される部分であり、中心側で延びる中心側部91aと、中心側部91aの長手方向の両端部分のそれぞれと連続する2つの端部側片部91bが一体となって形成されている。
中心側部91aは、平面視形状が略平行四辺形状となる平板状部分であり、その短手方向における両端部分が下方側へ折り曲げられている。対して、端部側片部91bは、平面視形状が略台形状となる平板状部分である。
中心側部91aには、適宜な部分に分岐用ローラ26を固定するための固定用の孔と、脚部90を固定するための固定用の孔が形成されており、これらが中心側部91aを厚さ方向(上下方向)に貫通する貫通孔となっている。
ここで、複数の分岐用ローラ26は、図13で示されるように、台座部75の上で間隔を空けて並列した状態となるように取り付けられている。
より詳細には、それぞれの車輪部材80の車軸方向を左右方向とした平面視において、斜め方向に並列するように配置されている。つまり、この平面視において左右方向における一方端側に位置する分岐用ローラ26の取り付け位置が最も下方であり、他方端側に向かうにつれてそれぞれの分岐用ローラ26の取り付け位置が上方にずれていく。また、この平面視において、隣接配置される2つの分岐用ローラ26のうち、下方側に配される分岐用ローラ26の上側部分と、上方側に配される分岐用ローラ26の下側部分とが左右方向で離間対向した状態となるように配される。
ガイド形成部材27は、図14で示されるように、下端側が昇降台部21の下板部53に取り付けられる旗状部97と、固定体部20の天板部35に取り付けられるガイド筒部98を備えた構造となっている。
そして、旗状部97の一部が、ガイド筒部98と天板部35に形成されるガイド部材挿通孔42に挿通された状態となっている。また、ガイド筒部98の上方がキャップ部99(図14では図示を省略、図3参照)によって覆われている。
旗状部97は、図15で示されるように、ガイド形成片部105と、係合板部106と、棒状部107と、係合車輪部108と、回動用ハウジング部109と、抜止部材110と、球状部材111を備えている。
なお、球状部材111は、作図の都合上、一部にのみ符号を付して他への符号を省略する。
ガイド形成片部105は、図16で示されるように、平面視形状が略流線形(天面の形状が略涙滴形)となる形成片本体部120と、形成片本体部120の側面の一部から外側へ突出する当接片部121とが一体となって形成されている。
形成片本体部120は、長手方向の一端側に位置する概形が略半円柱状となる部分と、他端側に位置する概形が略三角柱状となる部分が一体となって形成される部分である。
つまり、形成片本体部120のうち、長手方向の他端側に位置する部分では、他端側端部に向かうにつれて側壁面間の距離が短くなる。
ここで、形成片本体部120の長手方向における他端側の端部では、2つの側壁部分の一方から外側へ隆起する当接突起部125が形成されている。当接突起部125は、形成片本体部120の側面から幅方向(長手方向及び上下方向と直交する方向)の外側へ向かって凸となる湾曲面を形成する部分である。つまり、当接突起部125は、突出端部分が丸みを帯びた形状となる突起部分であり、その概形が略円弧柱状であって、上下方向に延びる湾曲した側壁面を形成している。
当接片部121は、平面視形状が半円と長方形を組み合わせた形状であり、概形が上下方向に延びる立板状となっている。この当接片部121は、形成片本体部120の長手方向の一端側から、同長手方向に沿って外側へ向かって突出しており、突出端部分が丸みを帯びた形状となっている(突出端に位置する側面が湾曲面となっている)。
ここで、ガイド形成片部105には、下端側が開放された内部空間であり、底面から上方へ窪む空間であるガイド内空間127が形成されている。すなわち、ガイド内空間127は、上方及び側方を内壁面で囲まれた空間である。
ガイド内空間127は、大別して、棒状部107の上端側部分(図15参照)を挿入可能な棒挿入空間127aと、それぞれ係合板部106の一部(図15参照)を挿入可能な第1板挿入空間127b及び第2板挿入空間127cが形成されている。そして、第1板挿入空間127bと第2板挿入空間127cは、棒挿入空間127aを挟んで両側に位置しており、いずれも、棒挿入空間127aと連続する空間となっている。
棒挿入空間127aは、略円柱状の空間である。
第1板挿入空間127bは、棒挿入空間127aの外周部分の一部から延びる略直方体状の空間である。
第2板挿入空間127cは、棒挿入空間127aの径方向で第1板挿入空間127bと対向する位置から延びる空間である。この第2板挿入空間127cの内部では、幅方向の両端部分に位置するそれぞれの内壁面に、上下方向に延びる溝部分が形成されている。
具体的には、2つの内壁面のそれぞれに複数の溝部分が形成されており、これらが形成片本体部120の長手方向で並列している。
そして、一方の内壁面に形成されるそれぞれの溝部分と、もう一方の内壁面に形成されるそれぞれの溝部分は、幅方向で対向する位置に形成されている。
係合板部106は、図15で示されるように、両端面の形状が略長円形で延びる立板状の部材である。
棒状部107は、図17で示されるように、上端側に位置する形成片取付部132と、その下方側に位置する棒状本体133と、下端側に位置する球体収納部134と、棒状本体133と球体収納部134の間に位置する狭径部135を有する。
形成片取付部132と棒状本体133は、いずれも外形が略円柱状の部分であり、詳細には同一中心軸をもつ円柱状部分となっている。そして、形成片取付部132に比べて棒状本体133の径方向の長さが長く、形成片取付部132の側面と棒状本体133の上面が段差を介して連続している。
形成片取付部132には、形成片取付部132を径方向に貫通する板取付孔132aが形成されている。この板取付孔132aは、係合板部106(図15参照)を略丁度嵌入可能な孔であり、開口形状が係合板部106の端面の形状と略同形となる。
この板取付孔132aは、形成片取付部132の径方向に延びる貫通孔であり、延び方向の両端に位置する開口の開口形状が同形となっている。
棒状本体133には、径方向で離間対向する2箇所に車輪取付部133aが形成されている(一方については図示しない)。
車輪取付部133aは、周囲よりも径方向内側へ窪んだ部分であり、最も奥側(径方向内側)に位置する底面の形状が略四角形状となる窪み部分である。
そして、一方の車輪取付部133aの底面から他方の車輪取付部133aの底面までの間には、棒状本体133の径方向に延びる車軸挿通孔133bが形成されている。この車軸挿通孔133bは、係合車輪部108の車軸部分108a(図15参照)を挿入可能な孔であり、長手方向の両端に位置する開口形状が円形となっている。
球体収納部134は、略有底円筒状の部分であり、底面(球体収納部134の底面であり棒状部107の底面)に開口を有し、底面からから上方に延びる略円柱状の空間が内部に形成されている。
なお、この球体収納部134の径方向の長さは、棒状本体133の径方向の長さと同じ(略同じ)長さとなっている。
狭径部135は、棒状本体133及び球体収納部134よりも径方向の長さが短い部円柱状の部分である。すなわち、狭径部135は、周囲よりも窪んだ部分であって、棒状部107の周方向(形成片取付部132、棒状本体133、球体収納部134の周方向)で連続する溝部を形成している。
係合車輪部108は、図15で示されるように、棒状の車軸部分108aと、小型の車輪部分108bを備えた構造となっている。そして、車軸部分108aの長手方向における両端部分のそれぞれに1つずつ車輪部分108b(一方については図示しない)が取り付けられている。
ここで、車輪部分108bは、中心部分に軸孔を有する略円盤状の部材となっており、軸孔に車軸部分108aが挿通されている。したがって、棒状本体133に取り付けられた状態では、2つの車輪部分108bが車輪取付部133aと近接する位置に配されており、車軸部分108aに対して回転自在となっている。
回動用ハウジング部109は、外形がハット状の部材であり、上側に位置する有底円筒状の部分と、下側に位置するフランジ状の部分とが一体となって形成されている。
また、天面には、開口形状が円形の貫通孔が形成されており、内部空間と外部を連通している。また、この貫通孔の開口径は、棒状本体133の径方向の長さと略同じ長さであり、棒状本体133をこの貫通孔に略丁度挿入可能となっている。
抜止部材110は、略円環板状の部材であり、上記した狭径部135に取り付け可能となっている。
球状部材111は、金属製の球状体であり、本実施形態では鋼球を採用している。複数の球状部材111は、いずれも直径の長さが同じ(又は略同じ)長さとなっている。
ここで、図14、図15で示されるように、旗状部97では、棒状部107の上端部分にガイド形成片部105が取り付けられている。
すなわち、棒状部107の板取付孔132aに係合板部106を挿通し、係合板部106の長手方向の中央側の部分を板取付孔132aの内部に位置させ、両端部のそれぞれを外部に露出させた状態とする。この状態で、形成片取付部132と係合板部106をガイド形成片部105のガイド内空間127(図16参照)に挿入することで、棒状部107にガイド形成片部105が取り付けられた状態となる。
また、図14で示されるように、旗状部97の下端部分は、昇降台部21の下板部53に取り付けられている。
具体的に説明すると、図18で示されるように、下板部53に回動用ハウジング部109が固定されており、回動用ハウジング部109の内部空間に棒状部107の下端側の部分が位置している。すなわち、狭径部135(図15参照)に抜止部材110が取り付けられ、抜止部材110が回動用ハウジング部109の内部空間に収納されている。そして、さらに抜止部材110の下方側に位置する球体収納部134もまた、回動用ハウジング部109の内部空間に収納されている。
このとき、抜止部材110の直径が回動用ハウジング部109の貫通孔の開口径より大きくなっており、棒状部107が上方に抜けない構造となっている。
また、球体収納部134に複数の球状部材111が収納されている。すなわち、下板部53の上に複数の球状部材111が載置され、複数の球状部材111の上に球体収納部134の凹部底面(内部空間の上端と隣接する面)が載置されている。
また、球体収納部134の下面は、下板部53の上面から微細に上方に離れた位置に配されている。
ガイド筒部98は、図19で示されるように、取付用外筒部140を筒部本体141に外嵌して形成される部材である。
取付用外筒部140は、略円筒状の部材であり、外周面の上側部分に複数(4つ)の固定用突起140aが形成されている。より詳細には、取付用外筒部140の周方向で90度ずつずれた位置に、1つずつ固定用突起140aが形成されている。
固定用突起140aは、略直方体状の突起部分であり、取付用外筒部140の外周面から外側へ突出するように形成されている。そして、その突出方向が取付用外筒部140の径方向と同方向となっている。この固定用突起140aには、上面から下面までの間で延びており、固定用突起140aを上下方向に貫通する取り付け用の孔が形成されている。
取付用外筒部140のうち、固定用突起140aの上側に隣接する部分には、欠落部140bが形成されている。この欠落部140bは、取付用外筒部140の周壁の一部分を欠落して形成される部分であり、上端から固定用突起140aが形成される位置までを切り欠いて形成される部分となっている。
なお、図示を省略するが、取付用外筒部140の内周面のうち、欠落部140bの下方側には、上下方向に延びる溝部分が形成されている。そして、この溝部分は、固定用突起140aの基端側部分の内側に隣接する位置から、取付用外筒部140の下端よりもやや上方まで延びている。この溝部分は、筒部本体141の外周面に形成される突起部分(図示しない)を略丁度嵌め込み可能に形成されている。
つまり、取付用外筒部140の内周面に形成される外側へ窪んだ溝部分と、筒部本体141の外周面に形成される外側へ突出した突起部分とが、取付用外筒部140に筒部本体141を取り付ける際に係合する。つまり、取付用外筒部140と筒部本体141の一方及び他方にそれぞれ形成される溝部分と突起部分が対となる係合部となる。
筒部本体141は、図20で示されるように、略円筒状の部材であり、上面と下面のそれぞれに内部空間と連なる開口部分(上側開口150、下側開口151)が形成されている。
上側開口150、下側開口151の開口形状は、筒部本体141の中心側に位置する略円形の部分と、この円形の部分を挟んで両側に位置する径方向に延びる部分とが一体となって形成されている。したがって、これらの開口形状は、いずれも筒部本体141の径方向に延びる形状となっている。
ここで、上側開口150の平面視における延び方向と、下側開口151の平面視における延び方向とがなす角が、所定の角度θとなっており、この角度θは、ガイド形成片部105の回転角度(詳しくは後述する)よりも規定角度(例えば、0.5度)だけ大きな角度となっている。
筒部本体141の内部には。2つのガイド溝部157,158(係合溝部)が形成されている。
ガイド溝部157,158は、いずれも鉛直方向(上下方向)に延びる下側部157a,158aと、筒部本体141の周方向に沿って延びつつ上方へ延びる(螺旋状に延びる)上側部157b,158bが連続して形成されている。
一方のガイド溝部157の下側部157aと、他方のガイド溝部158の下側部158aとは、筒部本体141の径方向で離間対向している。また、それぞれの上側部157b,158bは、下端部分が下側部157a,158aの上端部分と連続しており、筒部本体141の周方向における一方向(平面視で時計回り又は反時計回り)に延びつつ上方へ延びている。つまり、2つの上側部157b,158bが同方向に延びている。
ここで、筒部本体141は、図14で示されるように、旗状部97の一部が挿通される部分であり、詳細には、棒状部107の係合車輪部108が取り付けられた部分(図15参照)が挿通される。
すなわち、棒状部107が上昇するとき、係合車輪部108の2つの車輪部分108bが、2つのガイド溝部157,158(図20参照)のそれぞれと係合した状態となる。そして、これらが係合した状態を維持しつつ、棒状部107が上方へ移動する。
具体的には、図21で示されるように、棒状部107が上方に移動し始めると、2つの車輪部分108b(一方については図示しない)は、下側部157a,158aに沿って上方へ移動する。そして、2つの車輪部分108bが下側部157a,158aと係合した状態から、上側部157b,158bと係合した状態へ移行する。ここで、2つの車輪部分108bが上側部157b,158bと係合した状態では、2つの車輪部分108bが螺旋状に延びる傾斜面の上を走行する。このため、係合車輪部108が一体に取り付けられた棒状部107は、鉛直上方へ移動した後、上方に移動しつつ周方向に回転する。
ここで、このガイド筒部98は、図14で示されるように、筒取付片部49の側に固定用突起140aを位置させ、これらに締結要素を挿通して一体に固定する。
すなわち、ガイド筒部98は、天板部35の下方に取り付けられた状態となり、上側の一部がガイド部材挿通孔42より上方に位置する。そして、ガイド部材挿通孔42の上方に位置するガイド筒部98の上端側部分に、キャップ部99(図3参照)を取り付ける。
キャップ部99は、図3で示されるように、上側部分に棒状部107を略丁度挿通することが可能な孔が形成され、下側部分の内部空間(図示しない)にガイド筒部98(図14参照)の上方部分を収納可能となっている。すなわち、キャップ部99は、底面に形成された開口部分から、ガイド筒部98の上端側部分を内部空間に挿入することで、ガイド筒部98に取り付ける部材である。
続いて、本実施形態の分岐搬送用装置5の動作について、詳細に説明する。
分岐搬送用装置5は、上記したように2つの昇降装置25を有しており(図3参照)、それぞれの昇降装置25に属するリンクアーム部62b(図6参照)が、昇降台部21に取り付けられている。すなわち、図5で示されるように、昇降台部21の長手方向における片側端部よりの位置であり、短手方向で離れた2箇所に、一方の昇降装置25に属する2つのリンクアーム部62bが取り付けられている。そして、昇降台部21の長手方向における他方側端部よりの位置であり、短手方向で離れた2箇所には、もう一方の昇降装置25に属する2つのリンクアーム部62bが取り付けられている。
このことから、2つの昇降装置25にそれぞれ属する2つの昇降動力源58(図6参照)を稼働させることにより、昇降台部21を昇降させることが可能となっている。
例えば、昇降台部21を下方側から上方へ移動させる場合、まず、2つの昇降動力源58をそれぞれ稼働させる。すると、図6で示されるように、連結ベルト61を介してシャフト部材59に動力が伝達され、シャフト本体59aが回転する。また、シャフト本体59aの回転に伴って旋回アーム部62aが回転する。すなわち、旋回アーム部62aは、シャフト本体59aが取り付けられている部分を回転中心として回転する。
このとき、図22で示されるように、昇降台部21の長手方向で離れた位置に配されるそれぞれの旋回アーム部62aが、異なる方向へ回転する。すなわち、一方は、側面視(昇降台部21の短手方向を視線方向とした平面視)において、時計回りに回転し、他方は、反時計回りに回転する。
このことにより、旋回アーム部62aの長手方向における端部のうち、リンクアーム部62b側に位置する端部(下方側に位置していた端部)が上方へ移動し、それに伴って、リンクアーム部62bの上端部分が上方へ移動する。
すなわち、旋回アーム部62aとリンクアーム部62bが直線状に延びていた状態から、屈曲して延びた状態へ移行する。そして、さらに旋回アーム部62aの延び方向とリンクアーム部62bの延び方向のなす角がより急になるように、旋回アーム部62aとリンクアーム部62bの姿勢が変更されていく。そして、昇降台部21が上方へ移動する。
なお、この状態から昇降台部21を下降させる際には、昇降動力源58を逆向きに回転させる。すなわち、昇降台部21を上方へ移動させる際、ローラ本体58aの周方向の一方側(軸方向を視線方向とする平面視で時計回り)に回転させたのであれば、昇降台部21を下方へ移動させる際には、周方向の他方側(同平面視で反時計回り)に回転させる。
このように、分岐搬送用装置5では、昇降台部21が下方側に位置する待機姿勢(待機状態、図23(a)参照)と、上方側に位置するガイド形成姿勢(ガイド形成状態、図23(b)参照)との間で姿勢変更(切り替え)が可能となっている。
ここで、分岐搬送用装置5を待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行すると、図23で示されるように、昇降台部21と共に台座部75が上昇し、それぞれの分岐用ローラ26が鉛直上方へ移動する。
さらに、昇降台部21と共に、ガイド形成部材27の旗状部97もまた上方へ移動する。すると、上記したように、棒状部107がガイド筒部98と係合していることから(図14、図21参照)、旗状部97が上方へ移動することで、棒状部107は、鉛直上方に移動した後、上方に移動しつつ棒状部107の周方向に回転する。
すなわち、本実施形態では、昇降台部21を昇降させるだけで、他の動力源を設けることなく、複数の分岐用ローラ26の昇降と、複数の旗状部97の昇降及び姿勢変更が可能となっている。
ところで、本実施形態では、上記したように、コンベヤ本体4の下方側に分岐搬送用装置5を取り付け、コンベヤ装置1を形成している(図1参照)。
このことから、分岐搬送用装置5を待機姿勢とすることで、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から下流側へ搬送可能となる。そして、ガイド形成姿勢とすることで、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から副コンベヤ装置3の上流側へ搬送可能となる。
具体的に説明すると、待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行させることで、図24、図25で示されるように、それぞれの分岐用ローラ26が2つのローラ11の間に入り込んだ状態となる。
すなわち、待機姿勢では、それぞれの分岐用ローラ26の上端部分が、ローラ11の上端(搬送面13)よりも下方側であり、詳細には、ローラ11の上下方向における中心位置よりも下方側に配された状態となる(図25(a)参照)。
そして、姿勢変更に伴ってそれぞれの分岐用ローラ26が上方に移動し(図25(b)参照)、ガイド形成姿勢では、分岐用ローラ26の上端部分がローラ11の上端よりもやや上方に位置した状態となる(図25(c)参照)。
つまり、待機姿勢時には、分岐用ローラ26の上端部分が、ガイド形成姿勢時よりも下方側であり、搬送面13から下方側に十分に離れた位置(搬送物の下面と接触しない位置)に配されるように、それぞれの分岐用ローラ26が待機する。その一方で、ガイド形成姿勢時には、搬送物の下面に分岐用ローラ26(車輪部材80)の上端部分が接触する位置に、それぞれの分岐用ローラ26が配される。
このとき、それぞれの分岐用ローラ26は、図24で示されるように、車輪部材80の車軸方向が搬送方向に対して所定角度α(α<90度)だけ傾いた姿勢となっている。
このことから、車輪部材80は、車軸方向における片側の一部と、他方側の一部とが異なる2つのローラ11のそれぞれに対して側方から接触した状態となっている。
つまり、車軸方向における片側側面と車輪の外周面の境界となる角部分(又はその近傍)と、他方側側面と車輪の外周面の境界となる角部分(又はその近傍)とが、それぞれ別のローラ11の外周面に接触している。
したがって、ガイド形成姿勢時では、車輪部材80が2つのローラ11から動力を供給される。すなわち、ローラ11の回転に伴って車輪部材80が回転する。
また、待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行させることで、図24、図26で示されるように、ガイド形成片部105が棒状部107(図26参照)と共に鉛直上方へ移動し、その後、ローラ11との接触を避けつつ回動する。
すなわち、図24で示されるように、2つのローラ11の間で上方へ移動するとき、ガイド形成片部105は、平面視における長手方向(図24(a)における上下方向)が、ローラ11の長手方向と同方向となる姿勢をとる。
そして、ガイド形成片部105の上端がローラ11の上端よりも上方となる位置まで移動すると、回動を開始し、棒状部107を回転軸として棒状部107の周方向に回転する。そして、図26(c)で示されるように、それぞれのガイド形成片部105の一部がローラ11から上方へ離れた位置へ移動する。すなわち、ガイド形成片部105の一部がローラ11と平面視で重なる位置へ移動する。
すなわち、待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行すると、ガイド形成片部105は、待機姿勢におけるガイド形成片部105の長手方向と、ガイド形成姿勢におけるガイド形成片部105の長手方向のなす角が所定角度βとなるように回動する(図24(b)参照)。
ここで、ガイド形成部材27のうち、少なくとも1つのガイド形成部材27と、他のガイド形成部材27は、回動時の回転角度(所定角度β)が異なっている。
すなわち、それぞれのガイド形成部材27で、上記したガイド溝部157,158(図20等参照)を適宜変更することで、回転角度を異なる角度としている。すなわち、上側部157b,158bの長さや、周方向に展開した際の下側部157a,158aに対する上側部157b,158bの傾斜角度等を変更することで、回転角度を変更する。
具体的には、本実施形態の複数のガイド形成部材27には、この所定角度βが82度、79度、75度、65度、60度、55度のそれぞれとなるものが含まれている。
このとき、図27で示されるように、搬送方向で上流側に位置するガイド形成片部105の当接突起部125が、同下流側に位置するガイド形成片部105の当接片部121に当接する。すなわち、隣接配置されるガイド形成片部105同士が接触し、図24(b)で示されるように、一連のガイド部165を形成する。
ここで、それぞれの分岐用ローラ26は、図24で示されるように、搬送方向で片側端部から他方端部側に向かうにつれて、搬送方向と直交する方向で片側端部側から他方端部側(図24における上端側)に近づくように並列配置されている。
そして、ガイド部165もまた、搬送方向で片側端部から他方端部側に向かうにつれて、搬送方向と直交する方向で片側端部に近づく方向に延びている。すなわち、平面視において曲線を描くように(曲線状に)延びている。
このことから、主コンベヤ装置2の上流側から流れてきた搬送物が、分岐用ローラ26と接触することで、搬送方向と直交する方向で片側端部側へ近づく方向へと搬送される。また、分岐用ローラ26で搬送方向を変更できなかった場合、搬送物がガイド部165に当接し、ガイド部165に接触した状態を維持しつつ主コンベヤ装置2の下流側へ移動する。すなわち、搬送物がガイド部165の延び方向に沿って搬送される。
上記した実施形態では、取付用外筒部140を筒部本体141に外嵌して形成されるガイド筒部98の例について説明したが、本発明のガイド筒部は、これらを一体に形成してもよい。例えば、取付用外筒部を設けず、筒部本体の外側側面に固定用突起を形成してもよい。
また、分岐用ローラ26の並列方向、ガイド部165の延び方向は、上記した実施形態に限るものではない。
例えば、複数の分岐用ローラ26のうち、少なくともいくつかが搬送方向に沿って並列してもよい。また、所定の2つのローラ11の間に2つ以上の分岐用ローラ26が配されていてもよい。すなわち、所定の2つのローラ11の間において、ローラ11の軸方向で離れた位置にそれぞれ分岐用ローラ26が配されていてもよい。
また、ガイド形成片部105の少なくともいくつかが搬送方向に沿って並列してもよく、平面視で斜め方向(例えば、図24における左下から右上へ向かう方向)に並列してもよい。
さらに、上記した実施形態では、隣接配置される2つのガイド形成片部105同士が接触し、ガイド部165を形成する例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、ガイド部165の少なくとも一部において、隣接配置される2つのガイド形成片部105の間に微細な隙間が形成されていてもよい。
しかしながら、搬送物が当接した際に確実に姿勢を維持するという観点から、上記のように2つのガイド形成片部105を接触させることが好ましい。
上記した実施形態では、ガイド形成姿勢において、分岐用ローラ26の上端部分をローラ11の上端よりもやや上方に位置させたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、ガイド形成姿勢時の分岐用ローラ26の上端部分が、ローラ11の上端部分と同じ高さとなる位置や、ローラ11の上端部分よりやや低い位置に配されてもよい。すなわち、搬送物の下面に車輪部材80が接触する位置であればよい。
同様に、ガイド形成片部105の回動開始位置もまた、ガイド形成片部105の上端がローラ11の上端よりも上方となる位置でなくてもよく、より低位置を回動開始位置としてもよい。すなわち、回動開始位置は、ガイド形成片部105の回動をローラ11が妨げない位置であればよい。
上記した実施形態では、複数のガイド形成部材27を設け、複数のガイド形成片部105をローラ11の上部で並列させてガイド部165を形成する例を示したが、本発明のガイド部は、これに限るものではない。
例えば、昇降台部21にガイド形成部材を一つのみ取り付け、ガイド形成片部を棒状部に取り付けられる長尺状の部材とし、1つのガイド形成片部によってガイド部が形成される構造としてもよい。このとき、棒状部の太さ、長さ、形状は適宜変更してもよい。
この場合、上記した実施形態と同様に、棒状部を周方向に回転させてガイド形成片部を回動させる構造としてもよい。対して、棒状部を周方向に回転させずに上方へ移動させ、ガイド形成片部を鉛直上方に移動させる構造としてもよい。そして、棒状部を周方向に回転させない場合、ガイド形成片部を2以上の(複数の)棒状部で支持してもよい。すなわち、ガイド形成片部に形成される棒状部を取り付けるための部分は、2箇所以上形成してもよい。このとき、ガイド形成片部(ガイド部)の長さは適宜変更してよく、例えば、待機姿勢において、離間対向する一方のフレーム部材10の近傍から、他方のフレーム部材10の近傍まで延びる長さであってもよい。
ここで、ガイド形成片部を長尺状の部材としたとき、このガイド形成片部がガイド形成姿勢への移行時に通過する空間(2つのローラ11の間に形成される空間)は、分岐用ローラ26が入り込まない空間としてもよい。つまり、所定の2つのローラ11の間の空間をガイド形成姿勢時に分岐用ローラ26が位置しない空間とし、この空間を上記したガイド形成片部が通過する空間としてもよい。
なお、上記した実施形態では、2つのローラ11の間に形成される空間のうち、ガイド形成姿勢時に分岐用ローラ26が位置する空間は、ガイド形成姿勢時に棒状部107が配される空間となっているが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、分岐用ローラ26は、2つのローラ11の間に形成される空間のうち、姿勢移行時にガイド形成片部105が通過しない空間に入り込む構造としてもよい。
上記した実施形態では、球体収納部134の下面と下板部53の上面を離間対向させた例を示したが、これらを接触させてもよい。しかしながら、より回動時の摩擦を低減するという観点から、上記のように離間させることがより好ましい。
上記した実施形態では、中心側部91aと2つの端部側片部91bが一体となった載置台部91について説明したが、載置台部91の形状はこれに限るものでない。
例えば、載置台部は、端部側片部91bを設けず、中心側部のみによって形成してもよい。すなわち、載置台部は、平面視した全体形状が平行四辺形状となる略板状の部材としてもよい。
上記した実施形態では、2つの車輪支持部材79のそれぞれの一部を車輪部材80の側面の側方に位置させ、これらで車輪部材80を挟み込んで支持する分岐用ローラ26(図10参照)について説明した。しかしながら、分岐用ローラは、このような構造に限らず、例えば、図28で示されるような分岐用ローラ328でもよい。
この分岐用ローラ328は、2つの車輪形成片329aを並列配置して車輪部材329を形成しており、2つの車輪形成片329aの間に車輪支持部材330の一部(立板状の部分)が位置する構造となっている。
また、車輪支持部材330が2つの支部部材形成片330aによって形成されており、支部部材形成片330aが平板状部分と、平板状部分の一部から上方に突出する立板状部分を有している。そして、立板状部分のそれぞれに、車軸方向外側に向かって窪む窪み部分が形成されており、2つの窪み部分によって形成される空間に、ベアリング等の軸受部材を収納する構造となっている。
上記した実施形態では、ガイド筒部98と、棒状部107の係合車輪部108とを係合させて棒状部107を周方向に回転させる構造について説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図29で示されるように、ガイド筒部98を設けず、棒状部350を回転させるための回動用動力源351を設け、棒状部350を回転させる構造としてもよい。
具体的に説明すると、回動用動力源351はモータ内蔵ローラであり、棒状部350は、係合車輪部108に替わって回動用突起部352を有する構造としている。そして、回動用突起部352は、棒状部350の本体部分である丸棒状の部分から、本体部分の径方向外側へ突出する棒状部分となっている。
さらに、回動用動力源351のローラ本体351aと回動用突起部352とがワイヤー等の線状部材で連結しており、ローラ本体351aの回転動作に伴って、棒状部350が本体部分の周方向に回転する構造となっている。ローラ本体351aが周方向における一方側と他方側のそれぞれに回動することで、ローラ11の間を通過させる際の姿勢と、ガイド部を形成する際の姿勢を切り替え可能となっている。
さらに、分岐搬送用装置5で採用される分岐用ローラは、上記した各実施形態に限らず、図30(a)で示される分岐用ローラ376であってもよい。
この分岐用ローラ376もまた、2つの車輪支持部材379でそれぞれの一部を車輪部材380の側面の側方に位置させ、これらで車輪部材380を挟み込んで支持するものとなっている。
車輪支持部材379は、上記した車輪支持部材79と同様に、取付板部379aと、支持片部79bを備えた構造であり、これらが一体となっている。
取付板部379aは、長手方向の長さが上記した取付板部79aよりも長く、短手方向の長さが短い平板状の部材である。そして、支持片部79bは、取付板部379aの短手方向における縁端部分であり、長手方向の中心側に位置する部分から上方に突出している。また、この取付板部379aは、取付孔85が形成されていない点において、上記した取付板部79aとは異なる構造となっている。
車輪部材380は、全体形状が中心部分に軸孔を有する略円盤状の車輪である。
そして、金属製で略横倒円筒状のハブ部380aと、車軸部材81の径方向でハブ部380aの外側に隣接するベアリング部380bと、同径方向でベアリング部380bの外側に隣接するタイヤ形成部380cを備えた構造となっている。
ベアリング部380bは、上記と同様に、円筒形の軸受であり、環状に連続する部材となっている。
本実施形態のタイヤ形成部380cは、図30、図31で示されるように、ベアリング部80bの外側で環状に延びる部分である。
具体的には、タイヤ形成部380cでは、図30(a)、図31(b)で示されるように、車軸部材81の軸方向で一端側から他端側へ向かって、側面形成部385、傾斜面部386、接触面形成部387、傾斜面部386、側面形成部385が順に位置している。
側面形成部385は、車輪部材380の側面側部分(車軸方向における端部側部分)の一部を形成する部分であり、車軸部材81の径方向で外側端部の近傍となる位置に、緩衝材取付溝388(図31(b)参照)が形成されている。
緩衝材取付溝388は、車軸方向で内側に窪んだ溝であり、側面視において環状に連続する溝である。そして、この緩衝材取付溝388に、円環状に連続する緩衝部材389が嵌め込まれている。
緩衝部材389は、図30(a)、図31(b)で示されるように、断面形状が円形で環状に延びる部材であり、ゴム等の適宜な樹脂材料を原料として形成されている。
傾斜面部386は、図30(a)で示されるように、接触面形成部387側へ向かうにつれ、車軸部材81の径方向で外側へ向かう傾斜面を形成する部分である。
接触面形成部387は、車軸部材81の周方向で帯状に延び、環状に連続する面を形成する部分である。
ここで、接触面形成部387には、複数の(本実施形態では6つ)の小ローラ取付部393が形成されており、この小ローラ取付部393が接触面形成部387の延び方向で間隔を空けて並列している。
小ローラ取付部393は、図30(b)で示されるように、車軸部材81側へ窪んだ凹部であり、接触面形成部387を平面的に展開したときの開口形状が略長方形状となる部分である。そして、この小ローラ取付部393の内壁面のうち、車軸部材81の軸方向と直交する方向で離間対向する2面には、小型ローラ394の軸部を取り付けるための取り付け孔が形成されている(一方の面に形成される取り付け孔は、図示しない)。
小型ローラ394は、図30(b)で示されるように、略円筒状の小型ローラ本体部394aと、丸棒状の回転軸部394bを有する部材である。
小型ローラ本体部394aは、詳細には、長手方向の中心部分の径が端部部分の径よりもやや大きくなっており、長手方向の中心部分がやや膨らんだ略円筒状の部分(樽状の部分)となっている。そして、長手方向の両端に位置する面と側面の境界に位置する角部分が丸みを帯びた形状となっている。
また、小型ローラ本体部394aには、長手方向における一端側の面から他端側の面までを貫通して延び、且つ、小型ローラ本体部394aの中心部分を通過して延びる軸取付用の孔が形成されている。そして、この孔に回転軸部394bが挿通され、一体に取り付けられている。
このことから、小型ローラ394は、小型ローラ本体部394aの長手方向における両端面のそれぞれから、回転軸部394bの一部分が外側へ突出しており、詳細には、小型ローラ本体部394aの長手方向に沿って外側に突出している。
そして、回転軸部394bを小ローラ取付部393の内壁に形成された取り付け孔に取り付けることで、小型ローラ本体部394aが回転可能に軸支された状態となる(図30(a)参照)。すなわち、それぞれの小型ローラ394は、この回転軸部394bを回転軸として回転(図31(a)の矢印で示す方向に回転)するローラとなっている。
ここで、小型ローラ394が小ローラ取付部393に取り付けられた状態では、小型ローラ本体部394aの大部分が小ローラ取付部393の内部に収納され、一部が露出した状態となる(図30(a)、図31(a)参照)。言い換えると、小型ローラ本体部394aの一部が、小ローラ取付部393の開口面から外側(車軸部材81の径方向で外側)へ僅かに突出した状態となっている。
そして、それぞれの小型ローラ394の軸方向(回転軸部394bの延び方向)は、車軸部材81の延び方向と交わる方向となっている(図31(a)参照)。詳細には、それぞれの小型ローラ394の軸方向がいずれも車軸部材81の延び方向と直交する方向となっている。
つまり、このタイヤ形成部380cは、2つの金属片によって形成される本体部と、2つ(複数)の緩衝部材389と、6つ(複数)の小型ローラ394を備え、これらを組み立てて形成される部分となっている。
そして、車輪部材380は、車軸部材81の径方向で最も外側に位置する外周面部分(トレッド部分であり、搬送物と接触する面となる部分)に複数の小型ローラ394を取り付けて形成される車輪となっている。
また、緩衝部材389のうち、車輪部材380の幅方向(車軸部材81の軸方向)で最も外側に位置する部分が、車輪部材380の全体において、同方向で最も外側に位置する部分となる(図31(b)参照)。このことから、2つのローラ11の間に分岐用ローラ376が位置する際、ローラ11の側面と緩衝部材389が接触する。
上記した実施形態では、取付板部79aを載置台部91にネジ止めして固定した(これらに締結要素を挿通して取り付けた)。これに対し、本実施形態の分岐用ローラ376は、図32で示されるように、取付板部379aを押さえ板部材400と載置台部91で挟み込んで固定する構造となっている。
具体的に説明すると、本実施形態の分岐搬送用装置は、分岐用ローラ376の固定用部材として、図33で示されるように、押さえ板部材400と、位置ずれ防止部材401と、スペーサ402とをさらに備えた構造となっている。
押さえ板部材400は、角部分を欠落させた金属製の略長方形平板状の部材であり、その中心側部分に車輪挿通用孔400aが形成されている。そして、この車輪挿通用孔400aが、開口形状が略長方形状であり、押さえ板部材400を厚さ方向に貫通する貫通孔となっている。すなわち、押さえ板部材400は、略四角環状に連続する板状部材となっている。
また、押さえ板部材400のうち、長手方向の両端部それぞれの近傍であって短手方向の中心付近となる位置に、それぞれ固定用孔400bが形成されている。すなわち、2つの固定用孔400bが押さえ板部材400の長手方向で間隔を空けて並列配置された状態となっている。
位置ずれ防止部材401は、弾性変形可能なゴム製の略長方形平板状の部材である。
この位置ずれ防止部材401は、待機姿勢からガイド形成姿勢へ移行する際に車輪部材380が2つのローラ11に接触したとき、車輪部材380に加わる力に起因する分岐用ローラ376の位置ずれを防止するための部材である。
この位置ずれ防止部材401もまた、長手方向の両端部それぞれの近傍であって短手方向の中心付近となる位置に、それぞれ固定用孔401aが形成されている。
スペーサ402は、金属で形成された薄い円盤状の部材であり、詳細には、中心部分に貫通孔を有する平面視が円環状の板状部材である。
そして、分岐用ローラ376を固定する際には、位置ずれ防止部材401の固定用孔401aにスペーサ402を挿入した状態とし、位置ずれ防止部材401を載置台部91の上面に載置した状態とする。このとき、分岐用ローラ376の2つの取付板部379aもまた、載置台部91の上面に載置した状態とする。
ここで、位置ずれ防止部材401は、図32、図33で示されるように、2つの取付板部379aの間であって、車輪部材380の下方側となる位置に配した状態とする。すなわち、位置ずれ防止部材401が2つの取付板部379aの間で延びた状態となるように、位置ずれ防止部材401と分岐用ローラ376を載置台部91の上面に載置した状態とする(図32参照)。
さらに、押さえ板部材400を2つの取付板部379aと、位置ずれ防止部材401の一部の上側に載置する(図32参照)。すなわち、車輪挿通用孔400aに車輪部材380と支持片部79bのそれぞれを挿通し、そのまま押さえ板部材400を下方側へ移動させ、車輪挿通用孔400aの内側に2つの支持片部79bが位置した状態とする。
このとき、押さえ板部材400の固定用孔400bと、位置ずれ防止部材401の固定用孔401a挿入したスペーサ402の中心孔と、載置台部91の取り付け用孔とを重ね合わせ、連通孔を形成する。そして、この連通孔に締結要素(本実施形態では六角ボルト)を挿通することで、分岐用ローラ376を固定用部材を介して載置台部91に一体に固定する。
上記した実施形態では、断面形状が円形で環状に延びる緩衝部材389の例を示したが、車輪部材380に取り付ける緩衝部材はこれに限るものではなく、例えば、断面形状が半円形で延びるものであってもよい。すなわち、緩衝材取付溝388に嵌入したとき、車軸部材81の軸方向で外側に位置する部分に外側へ凸となる湾曲面を形成し、奥側の部分に緩衝材取付溝388の底面(車軸部材81の軸方向で内側の面)と面接触する部分を有する構造であってもよい。
1 コンベヤ装置
4 コンベヤ本体
5 分岐搬送用装置
11 ローラ(駆動体)
13 搬送面
21 昇降台部
25 昇降装置
26,328,376 分岐用ローラ
27 ガイド形成部材
58 昇降動力源(駆動源)
59 シャフト部材(連動シャフト)
62 クランク部(連結部)
98 ガイド筒部
105 ガイド形成片部
107 棒状部
111 球状部材
157 ガイド溝部(係合溝部)
158 ガイド溝部(係合溝部)
165 ガイド部

Claims (9)

  1. 搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、
    コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、
    前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、
    前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、
    前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、
    前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、
    前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、
    前記ガイド形成部材は、ガイド筒部と、棒状部と、前記棒状部の上側に取り付けられるガイド形成片部を有しており、
    前記ガイド筒部は、内周面に係合溝部が形成された筒状体であり、
    前記棒状部は、一部が前記係合溝部と係合した状態で前記ガイド筒部に挿通され、前記ガイド筒部に対して相対的に昇降可能となっており、
    前記ガイド形成片部は、前記ガイド部の少なくとも一部を形成する部分であり、
    前記昇降台部の昇降に伴って前記棒状部及び前記ガイド形成片部が昇降するものであり、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部は、前記係合溝部に沿って鉛直上側へ移動する、又は前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転するものであり、
    前記棒状部と共に前記ガイド形成片部が鉛直上側へ移動する、又は前記ガイド形成片部が上方に移動しつつ前記棒状部の周方向に回転し、前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で前記ガイド部の少なくとも一部を形成するものであり、
    少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記昇降台部に載置される複数の球状部材をさらに有し、前記棒状部の一部が複数の前記球状部材の上に載置されるものであり、且つ、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部が前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転することを特徴とするコンベヤ装置。
  2. 搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、
    コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、
    前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、
    前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、
    前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、
    前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、
    前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、
    前記ガイド形成部材が複数設けられており、
    それぞれの前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、複数の前記ガイド形成片部のそれぞれは、前記駆動体の並列方向で離れた別位置で、前記駆動体と隣接する空間を経て前記搬送面の上方へ移動するものであり、
    前記ガイド形成状態では、複数の前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で並列することで前記ガイド部を形成するものであり、
    複数の前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、且つ、少なくとも二以上の前記ガイド形成部材は、前記ガイド形成片部が回転角度の異なる回転をするものであり、
    前記ガイド形成状態では、前記駆動体の並列方向で一方側から他方側に向かうにつれ、同並列方向と直交する方向で一方側から他方側へ近づくように前記ガイド形成片部が並列して前記ガイド部を形成することを特徴とするコンベヤ装置。
  3. 搬送物の搬送方向を変更可能なコンベヤ装置であって、
    コンベヤ本体と、分岐搬送用装置を備え、
    前記コンベヤ本体は、間隔を空けて並列配置される複数の駆動体を有し、前記駆動体上の搬送面に前記搬送物を載置して搬送するものであり、
    前記分岐搬送用装置は、前記駆動体の下方側に配される昇降台部と、前記昇降台部を昇降させる昇降装置と、ガイド形成部材を備えており、
    前記ガイド形成部材は、前記昇降台部の上に配されて前記昇降台部と共に昇降するものであり、
    前記昇降台部の昇降に伴って、前記ガイド形成部材が前記搬送面よりも下方側に位置する待機状態と、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記搬送面の上側に位置するガイド形成状態を切り替え可能であり、
    前記ガイド形成状態では、前記ガイド形成部材の少なくとも一部が前記駆動体と隣接する空間から前記搬送面の上方へ突出し、前記搬送物の搬送方向を規制するガイド部を形成するものであり、
    前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、
    少なくとも一つの前記ガイド形成部材は、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記ガイド形成片部が上側へ移動しつつ鉛直軸の周方向に回転するものであり、
    前記駆動体は、回転駆動するローラであり、
    前記昇降台部と共に昇降する分岐用ローラを備え、
    前記分岐用ローラは、回転軸の延び方向が前記ローラの回転軸の延び方向と交差するように配置されるものであり、前記ガイド形成状態では、少なくとも一つの前記分岐用ローラが二つの前記ローラの間に位置して、前記駆動体から伝達される力によって回転駆動するものであり、
    前記昇降台部を昇降させる駆動源と、複数の前記ガイド形成部材を昇降させる駆動源と、前記ガイド形成片部を回転させる駆動源とが同一のものであることを特徴とするコンベヤ装置。
  4. 前記ガイド形成部材は、ガイド筒部と、棒状部と、前記棒状部の上側に取り付けられるガイド形成片部を有しており、
    前記ガイド筒部は、内周面に係合溝部が形成された筒状体であり、
    前記棒状部は、一部が前記係合溝部と係合した状態で前記ガイド筒部に挿通され、前記ガイド筒部に対して相対的に昇降可能となっており、
    前記ガイド形成片部は、前記ガイド部の少なくとも一部を形成する部分であり、
    前記昇降台部の昇降に伴って前記棒状部及び前記ガイド形成片部が昇降するものであり、前記待機状態から前記ガイド形成状態へ移行するとき、前記棒状部は、前記係合溝部に沿って鉛直上側へ移動する、又は前記係合溝部に沿って上側へ移動しつつ周方向に回転するものであり、
    前記棒状部と共に前記ガイド形成片部が鉛直上側へ移動する、又は前記ガイド形成片部が上方に移動しつつ前記棒状部の周方向に回転し、前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で前記ガイド部の少なくとも一部を形成することを特徴とする請求項2又は3に記載のコンベヤ装置。
  5. 前記ガイド形成部材が複数設けられており、
    それぞれの前記ガイド形成部材は、前記ガイド部の一部を形成するガイド形成片部を有し、複数の前記ガイド形成片部のそれぞれは、前記駆動体の並列方向で離れた別位置で、前記駆動体と隣接する空間を経て前記搬送面の上方へ移動するものであり、
    前記ガイド形成状態では、複数の前記ガイド形成片部が前記搬送面の上方で並列することで前記ガイド部を形成することを特徴とする請求項1又は3に記載のコンベヤ装置。
  6. 前記駆動体は、回転自在に取り付けられるローラであり、
    前記分岐搬送用装置は、前記昇降台部と共に昇降する分岐用ローラを備え、
    前記分岐用ローラは、回転軸の延び方向が前記ローラの回転軸の延び方向と交差するように配置されるものであり、
    前記ガイド形成状態では、少なくとも一つの前記分岐用ローラが二つの前記ローラの間に位置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンベヤ装置。
  7. 二つの前記ローラの間に位置する前記分岐用ローラは、隣接する二つの前記ローラと接触するものであり、接触する二つの前記ローラから伝達される力によって回転駆動することを特徴とする請求項6に記載のコンベヤ装置。
  8. 前記分岐用ローラを複数有し、前記分岐用ローラは、前記ローラの並列方向で一方側から他方側に向かうにつれ、同並列方向と直交する方向で一方側から他方側へ近づくように並列することを特徴とする請求項6又は7に記載のコンベヤ装置。
  9. 前記昇降装置は、回転駆動する駆動源と、当該駆動源と連動する連動シャフトと、当該連動シャフトと前記昇降台部を連結する連結部を有し、前記駆動源の動力で前記昇降台部が昇降するものであり、
    前記連結部は、前記連動シャフトの回転運動を往復直線運動に変換するものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のコンベヤ装置。
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