JP7003235B2 - 振動モジュール - Google Patents

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Description

本発明は地盤圧縮機のための締め固め用ローラのための振動モジュールに関する。
例えばアスファルト、土、砂利のような地盤を締め固める際、より良好な締め固め結果を得られるように、締め固めるべき地盤の静的荷重に対して、地盤上を転動する締め固め用ローラ、もしくは締め固め用ローラを経て地盤に支持される地盤圧縮機の重量を介して、締め固め用ローラの動的状態を重ねることが知られている。したがって締め固め用ローラは、いわゆる振動状態を生じさせるために、実質的に垂直方向に、すなわち締め固めるべき地盤の表面に対して実質的に直交する方向において、周期的に上下に加速させることができる。いわゆる振動状態を生じさせるために、締め固め用ローラに対して周期的に、周方向においてローラ回転軸線の周りに往復式に供給される振動トルクを生じさせることができる。
このような振動状態を生じさせることができる締め固め用ローラを備える地盤圧縮機は、特許文献1から知られており、図1に表示されている。この既知の地盤圧縮機10は、それぞれのローラ回転軸線A,Aの周りに回転可能な二つの締め固め用ローラ12,14を含む。これらの締め固め用ローラ12,14の少なくとも一つ、例えば締め固め用ローラ12は、いわゆる振動ローラとして形成されており、ローラ外被16に包囲された内部空間内に、全体で4個の振動質量体ユニット20,22,24,26を備える図2に表示される振動構成体18を含む。これらの振動質量体ユニット20,22,24,26は互いに対をなすように対応しながら、ローラ回転軸線Aに関して互いに向き合うように、すなわち180°の角度距離を有して設けられている。全ての振動質量体ユニット20,22,24,26は、共通の駆動軸28と、表示されていない共通の振動駆動モータとを経て、ローラ回転軸線Aに対して平行なそれぞれの振動回転軸線Oの周りに回転するように駆動される。ローラ回転軸線Aの方向において、互いに軸方向の距離をおいて設けられている振動質量体ユニット20,22もしくは24,26の対のそれぞれは、共通の駆動部に基づいて同位相で、ローラ外被16に対して周期的に、周方向においてローラ回転軸線Aの周りに往復式に供給される振動トルクを生じさせる。
互いに実質的に同一に構成された振動質量体ユニット20,22,24,26のそれぞれは、それぞれの振動軸30に、当該それぞれの振動軸30と共にそれぞれの振動回転軸線Oの周りに回転可能な二つのアンバランスマス32を含んでいる。個々の振動軸30は、当該振動軸の両方の軸方向端部領域において、支承板34,36を経て締め固め用ローラ12の内部空間内に設けられ、ローラ外被16に固定式に結合された支持体構成部、例えばいわゆる円形ブランクに、回転可能に担持されている。共通の駆動軸28も支承板38を介して、例えばアンバランス軸30と同じく、単独もしくは複数の同一の支持体構成部に回転可能に担持されている。個々の振動質量体ユニット20,22,24,26に対応して、一方で共通の駆動軸28に、他方でそれぞれのアンバランス軸30にベルトプーリ40もしくは42が備えられている。これらのベルトプーリと協働するベルト44、例えば歯付きベルトを経て、アンバランス軸30は、当該アンバランス軸のそれぞれの振動回転軸線Oの周りに回転するように駆動される。このとき、互いに対をなすように対応させられた振動質量体ユニット20,22もしくは24,26は、それぞれ互いに逆位相で回転し、それにより振動質量体ユニット20,22もしくは24,26のそれぞれの対において、周方向においてローラ回転軸線Aの周りに作用するとともに、締め固め用ローラ12、もしくは当該締め固め用ローラのローラ外被16に対して周期的に、対立する周方向において供給される振動トルクを生じさせる。
振動モジュールの構成は特許文献2から知られている。当該振動モジュールは、締め固め用ローラの軸方向中央領域内に設けられるとともに、締め固め用ローラの外被の内部表面に結合されたプレート状の支持体を有する。支持体には、ローラ回転軸線に関して径方向外側に変位した状態で、二つの振動質量体ユニットが、それぞれの振動質量体ハウジング内に回転可能に支持されたアンバランスマスを備えて設けられている。アンバランスマスのそれぞれは、ベルトを経て伝動軸の軸方向両端部の一つに連結されている。伝動軸は、ハウジング状の伝動ベアリングハブ内に回転可能に支持されている。伝動ベアリングハブは当該伝動ベアリングハブの周囲壁が、支持体の中央に設けられた取り付け開口部内に設けられている。周囲壁の軸方向端部領域において、伝動軸に貫通されている周囲壁の基底部に支持された状態で、それぞれのベアリングを介して、伝動軸が当該伝導軸の軸方向端部領域近くで、回転可能に支持されている。伝動軸は、アンバランス駆動軸を経て振動駆動モータのロータに連結されており、それにより当該ロータを介して回転するように駆動することができる。
欧州特許第2504490号明細書 米国特許第9574311号明細書
本発明の課題は、構成上簡単に実現される手段であって、当該手段によって締め固めローラに対して振動を実施するための供給を行うことができる手段を提案することである。
本発明によれば上記の課題は、地盤圧縮機の締め固め用ローラのための振動モジュールであり、
プレート状の支持体であって、当該支持体は、当該支持体を締め固め用ローラの支持体構成部に固定式に結合するための結合形成部を有するプレート状の支持体と、
支持体において互いに距離をおいて支持される少なくとも二つの振動質量体ユニットであって、それぞれの振動質量体ユニットは、振動回転軸線の周りに回転可能に支持体に支持されたアンバランスマスを含んでいる少なくとも二つの振動質量体ユニットと、
支持体に支持された振動駆動モータであって、当該振動駆動モータによって、それぞれの振動質量体ユニットのそれぞれのアンバランスマスは、それぞれ対応する振動回転軸線の周りに回転するように駆動可能である振動駆動モータと、を含む振動モジュールによって解決される。
振動構成体をモジュール式に形成することにより、振動モジュールと称すべきこのような振動構成体を、あらかじめ組み立てられたユニットとして、例えば振動モジュールの支持体の結合形成部が、締め固め用ローラの内部空間内の対応する支持体構成部に固定されることにより、締め固め用ローラ内に統合することが可能となる。これにより、振動構成体の個々の構成部材を締め固め用ローラの内部空間内に統合するためのさらなる作業は不要である。これは、モジュール式に提供されるこのような振動構成体を内部空間内に取り付ける過程を簡略化するだけでなく、締め固め用ローラ全体の構造自体も簡単にするが、それは内部空間内に、振動構成体の個々の構成要素またはシステム領域を収容するか、または例えば回転可能に支持する構成要素を備える必要がないからである。
アンバランスマスを支持体に安定的に回転支承するために、少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニットが、支持体に支持されたアンバランスマス支承突起部と、当該アンバランスマス支承突起部において振動回転軸線の周りに回転可能に支持された少なくとも一つのアンバランスマスと、を含む、または/および少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニットが、支持体において振動回転軸線の周りに回転可能に支持されたアンバランス軸を備えるアンバランスマスを含むことが提案される。
アンバランスマスの安定的な回転支承に関して特に有利な構成において、少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニットにおいて、アンバランスマス支承突起部は、当該アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域内で支持体に支持されており、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域内で自己支持式となっていることが提案される。さらに、少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニットにおいて、アンバランスマス支承突起部が、当該アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域内で支持体に支持されており、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域内で、少なくとも一つの他の振動質量体ユニットのアンバランスマス支承突起部に関して、あるいは支持体に関して支持されていることにより、安定させることができる。この点に関してさらに、少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスが、対応するアンバランスマス支承突起部上で、例えば当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域の領域内で、アンバランスマスベアリングを介して回転可能に支持されており、アンバランスマスベアリングは、アンバランスマス支承突起部に支持されるか、あるいはアンバランスマス支承突起部により提供されるベアリング内部リングと、アンバランスマスに支持されるか、あるいはアンバランスマスにより提供されるベアリング外部リングと、を含むことが行われていてよい。これにより、本発明に応じて形成された振動質量体ユニットは、従来技術の場合とは異なり、回転可能に支承すべきであって、アンバランスマスを支持するか、もしくは提供するアンバランス軸を含まず、ベアリングジャーナルとして有効なアンバランスマス支承突起部上で回転可能に支持されるアンバランスマスを含む。
これに関して、例えば少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスが、対応するアンバランスマス支承突起部上で回転可能に支持されたアンバランスマス環状体と、当該アンバランスマス環状体に設けられた少なくとも一つのアンバランスマスエレメントと、を含むことが行われていてよい。
アンバランスを生じさせるために、少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスにおいて、アンバランスマス環状体の少なくとも一つの、好ましくは両方の軸方向端面に、アンバランスマスエレメントが設けられており、アンバランスマス環状体に、好ましくは着脱可能に結合されていることが提案される。このようなアンバランスマスエレメントは例えば、ねじ留めによってアンバランスマス環状体に結合されていてよく、それにより締め固め用ローラの異なる構成に対応して、簡単なやり方でアンバランスマスのアンバランスモーメントを適合させることができる。
信頼性を有するとともに、振動駆動モータに関する振動質量体ユニットの位置決めを実質的に制限しない駆動相互作用は、例えば少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスが振動駆動モータを用い、ベルト駆動部を介して回転するように駆動可能であることにより、提供することができる。
このときベルト駆動部は、少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスに対応して、振動駆動モータにおいて駆動回転軸線の周りに回転可能なベルト駆動プーリ、好ましくは歯付きプーリを含み、アンバランスマスにおいてベルト従動プーリ、好ましくは歯付きプーリを含み、ベルト駆動プーリおよびベルト従動プーリと協働するベルト、好ましくは歯付きベルトを含んでよい。
構成上特に簡単な形成は、少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマスにおいて、アンバランスマス環状体がベルト従動プーリを提供することにより、達成することができる。さらにベルト駆動プーリが、異なる振動質量体ユニットの少なくとも二つのアンバランスマスを駆動するために少なくとも二つのベルトと協働し、ベルト駆動プーリがベルトと協働するために、駆動回転軸線の方向において連続するベルト相互作用領域を有することは、このような簡単な形成に寄与することができる。
ベルト従動プーリをそれぞれ提供するアンバランスマス環状体は、互いに構成が同一であってよく、それは同一部材を用いることを許容し、または/および駆動回転軸線の方向において同一の軸方向領域内に位置決めされていてよく、それにより一方で、振動駆動モータとの簡単に実現される駆動相互作用を確保することができ、他方で傾動モーメントの発生が回避される。
単独もしくは複数のベルトと、対応するベルトプーリと、の確実な駆動相互作用を達成するために、少なくとも一つの、好ましくは個々のベルトに対応して、ベルトテンションロールが設けられていることが提案され、好ましくは少なくとも一つのベルトテンションロールは、ベルトと、当該ベルトと協働するベルト駆動プーリまたは/およびベルト従動プーリと、の周方向相互作用長さを拡大する。
振動駆動モータは、支持体に支持されるとともに、実質的に支持体の第一の軸方向側に位置決めされたモータハウジングと、支持体内の開口部を貫通し、支持体の第二の軸方向側において、振動質量体ユニットと駆動相互作用を行うモータ軸とを含んでよい。これにより、モジュール全体の軸方向におけるコンパクトかつ安定的な構成型式が保証されるが、それはモジュール全体のシステム領域が、プレート状の支持体の軸方向両側に分配されているからである。このために特に、振動質量体ユニットが支持体の第二の軸方向側に設けられていることが行われてもよい。コンパクトな構成型式のために、振動駆動モータはまた、ローラ駆動モータを経て支持体に支持されていてよい。
振動駆動モータのモータ軸を安定的に支承するために、支持体の第二の軸方向側において、支持体内の開口部を包囲しながら、振動駆動モータのモータ軸を回転可能に支承する、好ましくはポット状のハウジングが設けられていることが提案される。このとき簡単に実現すべき構成のために、ハウジングがローラ駆動モータと共に支持体に固定されていることが行われていてよい。このハウジングにまた、少なくとも一つの、好ましくは個々のベルトテンションロールが支持されていてよい。
外的作用に対して保護された振動質量体ユニットの構成は、少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニットが、支持体の開口部内に受容された周囲壁と、当該周囲壁の軸方向両端部領域において、アンバランスマスを回転可能に支持するそれぞれ一の底部と、を備える振動質量体ハウジングを含むことを行ってよい。
振動トルクを効率的に生じさせることを保証するために、振動駆動モータの駆動回転軸線と、少なくとも二つの振動質量体ユニットの振動回転軸線と、が互いに平行である、または/および共通の平面内にあることが提案される。
振動モジュールと締め固め用ローラ、もしくは当該締め固め用ローラのローラ外被とを固定式に結合するために、結合形成部が支持体の外周領域に、複数の結合ボルト貫通開口部を含むことが行われていてよい。
支持体に対する振動質量体ユニットの安定的で、しかも簡単に実現される結合は、例えば少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス支承突起部が、複数の固定器官を介して支持体に固定されており、または/および少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス支承突起部が、支持体と一体式に形成されていることにより、実現することができる。
本発明はまた、本発明に応じて構成された少なくとも一つの振動モジュールを有してローラ回転軸線の周りに回転可能な少なくとも一つの締め固め用ローラを含む地盤圧縮機に関する。
このような振動モジュールの締め固め用ローラ内への簡単に実現される統合を行うために、少なくとも一つの締め固め用ローラが、内部空間を包囲するローラ外被を含むことが提案され、少なくとも一つの振動モジュールに対応して内部空間内に、ローラ外被に対してねじり強さを有するとともに、好ましくはディスク状である支持体構成部、例えば円形ブランクが設けられており、少なくとも一つの振動モジュールの支持体は、当該支持体の結合形成部によって、当該支持体に対応する支持体構成部に固定されている。
締め固め用ローラの振動運動を効率的に生じさせるために、締め固め用ローラ内で二つの振動モジュールが、ローラ回転軸線の方向において互いに距離を有して設けられていることが提案される。
このとき少なくとも一つの締め固め用ローラは、ローラ回転軸線の方向において連続する締め固め用ローラ部分を備える、分割式締め固め用ローラであってよく、個々の締め固め用ローラ部分内に少なくとも一つの振動モジュールが設けられている。代替的または付加的に少なくとも一つの締め固め用ローラは、非分割式締め固め用ローラであってよく、当該締め固め用ローラの個々の軸方向端部領域内に一の振動モジュールが好ましくは、ローラ回転軸線の方向において当該振動モジュールが、締め固め用ローラのローラ外被によって、軸方向において実質的に完全に覆われているように設けられている。
以下において添付された図に関連させながら、本発明を詳細に説明する。図に示すのは以下のとおりである。
二つの締め固め用ローラを備える、従来技術から知られている地盤圧縮機を側面から見た図である。 図1の地盤圧縮機の締め固め用ローラの振動構成体を示す図である。 本発明に応じて構成された振動モジュールを、図4の線III-IIIに沿って切断された長手方向断面で見た図である。 図3の振動モジュールを、図3のIVの方向で軸方向において見た図である。 図3の振動モジュールを、図3のVの方向で軸方向において見た図である。 締め固め用ローラ内に統合された図3の振動モジュールを示す図である。 図3の振動モジュールを受容するための締め固め用ローラを軸方向において見た図である。 締め固め用ローラ内に統合された二つの振動モジュールを備える非分割式締め固め用ローラの長手方向断面を原理的に表示する図である。 両方の締め固め用ローラ領域のそれぞれに一の振動モジュールを備える分割式締め固め用ローラを図8に対応して見た図である。 一の代替的な構成の振動モジュールを図3に対応して表示する図である。 図10の振動モジュールを、図10のXIの方向において側面から見た図である。 締め固め用ローラ内に統合された振動モジュールの一のさらなる代替的な構成型式を示す図である。 締め固め用ローラ内に統合された振動モジュールの一のさらなる代替的な構成型式を示す図である。 締め固め用ローラ内に統合された振動モジュールの一のさらなる代替的な構成型式を示す図である。
図3から図5は振動モジュールの第一の構成型式を示し、当該振動モジュールは、地盤圧縮機、例えば図1の地盤圧縮機において、当該地盤圧縮機の両方の締め固め用ローラ12,14のうち、少なくとも一つの締め固め用ローラ内に統合することができる。
図3から図5において一般的に50で表される振動モジュールは、金属材料、好ましくはシート材料、鋳造材料などから構成されたプレート状の支持体52であって、図4および図5が明瞭に示しているように、基本的に細長い、もしくは丸み付けされた矩形の周囲輪郭を備える支持体を含む。支持体52の丸い、例えば円形の周囲輪郭が設けられていてもよい。プレート状の支持体52の外周領域内に、一般的に54で表される結合形成部が設けられている。結合形成部は、プレート状の支持体52の外周に沿って互いに距離を有して設けられている複数の結合ボルト貫通開口部56を含む。これらの結合ボルト貫通開口部56を貫通する結合ボルト、例えばねじ込みボルトを介して、振動モジュール50は、以下においてさらに説明されるやり方で、締め固め用ローラ内に固定することができる。
プレート状の支持体52の中央領域内に、例えば液圧モータとして、代替的にまた電気モータとして形成された振動駆動モータ58が設けられている。振動駆動モータ58は、実質的に支持体52の第一の軸方向側60に支持もしくは位置決めされたモータハウジング62を含む。モータハウジング62は結合エレメント61を用いて、一般的に65で表され、特に液圧モータとして形成されるローラ駆動モータの非回転領域63に支持されている。ローラ駆動モータ65の回転領域67は、支持体52の中央開口部64の領域内に設けられているとともに、ねじ込みボルト69を介して支持体52に固定されている。したがって、本発明の意味においてローラ駆動モータ65は、ローラ駆動モータの非回転領域63と、ローラ駆動モータの回転領域67と、によって振動駆動モータ58に対して提供される支持機能性に関して、振動駆動モータ58のモータハウジング62の一の領域を形成する。当該箇所にローラ駆動モータを備えるべきでない締め固め用ローラを形成する場合、振動駆動モータ58は直接的に、またはローラ駆動モータ65の支持機能を引き受けるモータハウジング62の一の領域を介して、支持体52に固着されてよい。
駆動回転軸線Aの方向において延在するとともに、ローラ駆動モータ65の中央開口部71と、支持体52内の中央開口部64と、を貫通する振動駆動モータ58のモータ軸66は、当該モータ軸の自由端部領域が、実質的に支持体52の第二の軸方向側68にあり、当該第二の軸方向側に、一般的に72で表されるベルト駆動部の、好ましくは歯付きプーリとして形成されたベルト駆動プーリ70を担持する。モータ軸66は、モータハウジング62から突出するとともに、当該モータハウジング内に回転可能に支承された振動駆動モータ58のロータに、共に回転するために結合されているか、または当該ロータと統合式に形成されていてよい。
駆動回転軸線Aに関して互いに向き合うとともに、当該駆動回転軸線に対して実質的に等しい距離を有して、支持体52には二つの振動質量体ユニット74,76が設けられている。両方の振動質量体ユニット74,76は好ましくは基本的に等しい構成を有し、それにより以下において、振動質量体ユニットの構成は、両方の振動質量体ユニット74,76に関して同じように説明される。
両方の振動質量体ユニット74,76のそれぞれは、アンバランスマス支承突起部78を含み、当該アンバランスマス支承突起部は、当該アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域80内で、複数の固定器官82、例えばねじ込みボルトを介して、支持体52に、特に当該支持体の第二の軸方向側68に固定されている。確定的な位置決めを行うために、支承突起部78は、第一の軸方向端部領域80内に、支持体52の対応した位置決め凹所に係合する位置決め突起を有してよい。実質的に自己支持式もしくは自立式のベアリングジャーナルを提供する個々のアンバランスマス支承突起部78は、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域84内で、それぞれの振動回転軸線Oの周りに回転可能にアンバランスマス86を支持している。個々のアンバランスマス86は、アンバランスマス環状体88を含み、当該アンバランスマス環状体は、アンバランスマスベアリング90を経てアンバランスマス支承突起部78上に回転可能に支持されている。アンバランスマスベアリング90は、固定プレート92を介してアンバランスマス支承突起部78の第二の軸方向端部領域84に固定されたベアリング内部リング94と、例えば複数の転動体、例えばボールまたはロールのような複数の転動体96を介してベアリング内部リング94上に回転可能に支承されるベアリング外部リング98と、を含む。ベアリング外部リング98は固定エレメント100を経て、アンバランスマス環状体88に固定されており、それによりアンバランスマス環状体88は、それぞれ対応するアンバランスマス支承突起部78において、軸方向においてそれぞれの振動回転軸線Oに関して確定的に保持されている。このとき図3において、両方のアンバランスマス86もしくは当該アンバランスマスのアンバランスマス環状体88は、互いに同一に形成されていることにより、軸方向において互いに位置調整されており、すなわち同一の軸方向領域に位置決めされていることが明らかに認められる。
個々のアンバランスマス環状体88は歯付きプーリとして形成されており、それによりそれぞれのベルト従動プーリ102を提供している。個々のアンバランスマス86に対応してベルト駆動部72は、それぞれ一のベルト104,106を含み、両方のベルト104,106は駆動回転軸線Aの方向において、互いにずらされて、もしくは並んで設けられており、それにより個々のベルト104,106は、当該ベルトにそれぞれ配設されているベルト駆動プーリ70のベルト相互作用領域108もしくは110と協働するか、もしくは当該領域の周囲にガイドされている。これによりベルト104,106は、相応に互いにずらされた軸方向領域にある対応するベルト従動プーリ102もしくはアンバランスマス環状体88と協働する。ベルト従動プーリ102は、ベルト駆動プーリ70と同じく、歯付きプーリとして形成されているので、ベルト104,106は確定的な駆動相互作用を行うために、好ましくは歯付きベルトとして形成されている。
両方のベルト104,106に対して確定されたテンションを維持できるように、両方のベルトのそれぞれに対応して、ベルトテンションロール112もしくは114が設けられている。ベルトテンションロール112,114は、駆動回転軸線Aに関して径方向に、実質的に駆動回転軸線Aとそれぞれの振動回転軸線Oとの間にあり、駆動回転軸線Aと両方の振動回転軸線Oとを含む平面に関して、逆方向に偏位している。
支持体52に回転可能に支持された両方のベルトテンションロール112,114により、ベルト104,106の確定されたテンションが維持されるだけでなく、それぞれのベルトテンションロール112,114が、ベルト駆動プーリ70とそれぞれのベルト従動プーリ102との間に延在するベルト部分を互いに近づけるように押すという状況に基づいて、ベルト104,106の巻き付けレベルが、ベルト駆動プーリ70の周囲でも、それぞれ対応するベルト従動プーリ102の周囲でも増大することが生じ、それは歯部噛み合い領域が相応に拡大もしくは延長されることに基づいて、駆動相互作用が改善されることを保証する。それぞれのベルトプーリの間に延在するベルト104,106の部分が、互いに近づくのではなく、互いに離れるように張設されるようなベルトテンションロール112,114の構成も基本的に可能であることを指摘すべきである。しかしながら巻き付けレベルの増大と、コンパクトな構成型式のために、図に表示された構成は特に有利である。
アンバランスマス86のそれぞれは、好ましくはアンバランスマス環状体88の両方の軸方向側に、例えば二つの部分から構成されたアンバランスマスエレメント116,118を含む。両方のアンバランスマスエレメント116,118は、例えばねじ込みボルト120を介して互いに、およびそれぞれ対応するアンバランスマス環状体88に固定式に結合されており、個々のアンバランスマス86において、質量中心がそれぞれの振動回転軸線Oに対して偏心的に設けられているようにされ、それによりアンバランスマス86が対応した振動回転軸線Oの周りに回転する際、アンバランスモーメントが生じる。アンバランスマスエレメント116,118の少なくとも一つ、またはアンバランスマスエレメントの一部は、対応するアンバランスマス環状体88と統合式に、すなわち一体式に形成されていてもよい。
基本的に、このような振動モジュール50を有する締め固め用ローラの、ローラ回転軸線にも相当する駆動回転軸線Aの周りの周方向に向けられた振動トルクを生じさせるために、両方のアンバランスマス86は基本的に互いに逆位相で配置されている。これは、図3に示されているように、取り付け位置において、すなわちモジュール50もしくは当該モジュールのシステム構成部材が組み立てられた状態において、両方のアンバランスマス86の質量中心が互いに最小距離を有することを意味し、それはまた、両方のアンバランスマス86のそれぞれのアンバランスマスエレメント116,118が、互いに最小距離を有し、それとともに駆動回転軸線Aに対しても最小距離を有することを規定する。個々のアンバランスマス86に対する当該位置決めを画定的に定められるように、それぞれピン状の取り付け補助エレメント122が設けられてよく、当該取り付け補助エレメントは、アンバランスマスエレメント116,118内の対応した開口部を貫通し、支持体52内の対応した開口部に係合する。これにより両方のベルト104,106がアンバランスマスもしくはベルト駆動プーリ70の周りに設けられるとき、両方のアンバランスマス86が互いに関して確定的な位置決めを行うことが保証されている。両方のアンバランスマスの確定的な位置決めが得られると、取り付け補助エレメント122は取り除くことができ、すなわち当該取り付け補助エレメントを受容する開口部から抜き出すことができ、それにより両方のアンバランスマス86は、振動駆動モータ58によって駆動されながら、当該両方のアンバランスマスのそれぞれの振動回転軸線Oの周りに、回転することができる。このとき両方のアンバランスマス86は同じ向きに回転するが、互いに逆位相に、かつベルト駆動プーリ70と同じ向きに回転し、それによりすでに述べた駆動回転軸線Aの周りに向けられた振動トルク、すなわち周期的に反転する作用方向を備えるトルクが駆動回転軸線Aの周りに生じさせられる。
ここで、特にこのような振動トルクを生じさせるために、両方のアンバランスマス86を逆位相に位置決めすることが必要であるか、もしくは特に有利であることを指摘すべきである。互いに他の位相位置である場合、例えば実質的に直線的にも、すなわちそれぞれのローラ回転軸線の周りの周方向ではなく、例えばローラ回転軸線に対して実質的に直交するように向けられた、他の種類の振動力を生じさせることができる。本発明の意味においてはこれも振動として理解されるが、ローラ回転軸線の周りに振動するトルクを生じさせることなく、例えば振動するとともに、それぞれのローラ回転軸線に対して直交するように向けられた力を生じさせる振動として理解される。さらに、特に両方のアンバランスマス86を駆動回転軸線Aに関して径方向において、より自由に位置決め可能とするために、ベルト駆動部72を介して両方のアンバランスマスを振動駆動モータ58に連結することは特に有利である点を指摘すべきであり、その理由は特に、両方のアンバランスマス86が同じ方向に回転することを、それによりやはり特に簡単なやり方で保証できるからである。しかしながら代替的に両方のアンバランスマス86は、それぞれのギア伝動装置を経て振動駆動モータ58に連結することもでき、それにより例えば両方のアンバランスマスに対して互いに異なる回転方向を設定することも簡単に可能であり、それにより周期的であるとともに、例えば直線的に向けられた生成可能な力の範囲はさらに拡大される。
図6はこのような振動モジュール50を締め固め用ローラ、例えば地盤圧縮機10の締め固め用ローラ12内に統合したものを示している。締め固め用ローラ12のローラ外被16に包囲された内部空間124内には、例えばディスク状に形成されるとともに、自身の外周において例えば溶接を介してローラ外被16に固定された支持体構成部126が設けられており、当該支持体構成部は一般的に円形ブランクとも称され得る。図7において軸方向で見て認識される支持体構成部126は、振動モジュール50の支持体52の外周輪郭に適合された細長い開口部128を有し、振動モジュール50はローラ外被16の軸方向端部領域129から、当該開口部内に設置することができる。図5において認められる結合ボルト貫通開口部56を貫通するとともに、対応する支持体構成部126の雌ねじ開口部内にねじ込まれている複数の結合ボルト130、例えばねじ込みボルトを介して、支持体52は、確定的に位置決めされて支持体構成部126に固定される。そのために支持体52と支持体構成部126とは、それらの互いに重なる縁部領域内に、それぞれ軸方向に段を形成する位置決め領域132,134を有する。
締め固め用ローラ12内の振動モジュール50の位置決めは、好ましくは振動駆動モータ58の駆動回転軸線Aに相当したローラ回転軸線Aの方向において、振動駆動モータ58が実質的に完全に内部空間124内に受容されている、すなわちローラ回転軸線Aの方向において実質的にローラ外被16から突出しないように行われている。これにより、締め固め用ローラ12を回転可能に支持する地盤圧縮機10のフレーム部材との妨げになる相互作用は回避される。
モジュール式構成により、締め固め用ローラ内に統合する前に、振動モジュール50全体を、特に支持体52の第二の軸方向側68にあって、内部空間124内で極めてアクセスしにくい領域に配置すべきシステム領域も、取り付けることが可能となる。モジュール全体はプレハブ式に、締め固め用ローラ12内に装入し、当該締め固め用ローラに固定することができる。締め固め用ローラ12の内部において、振動モジュール50により提供される振動構成体の他のシステム領域を取り付けるためのさらなる取り付け過程は、基本的に不要である。
モジュール式構成によりまた、例えば個々のアンバランスマスエレメントの質量または/および形状を選択することにより、締め固め用ローラの異なる大きさに適合させるために、異なるアンバランスモーメントもしくは振動トルクを生じさせられることが可能となる。これもまたモジュール特性を高めるが、それは異なる寸法を有する締め固め用ローラを形成するために、基本的に同一部材を利用できるからである。これは個々の振動モジュール50自体の構成についても当てはまるが、それは個々の振動モジュールにおいても、特にアンバランスマスユニット74,76のそれぞれにおいて、互いに同一の部材を用いることができるからである。
図8は締め固め用ローラ12が、本発明に応じて構成された二つの振動モジュール50を備えることを原理的な表示で表している。これらの振動モジュールはそれぞれ、ローラ外被16の軸方向端部領域129,136の近くに、上記において図6に関連して説明されたやり方で位置決めされている。両方の振動モジュール52のそれぞれは、それぞれ他の振動モジュールから独立して作動可能であり、それにより個々の振動モジュール50によって、それぞれ他のモジュールに対する当該個々の振動モジュールの位相位置と、当該個々の振動モジュールの周波数と、において自由に調整可能な振動トルクを生じさせることができる。特に両方の振動モジュール50によって生じさせられる振動トルクの位相位置を変化させることにより、両方の振動トルクを弱め合う、または強め合う重ね合わせを達成することが可能となり、それにより重ね合わせによって生じさせられた全振動トルクは、一方で当該全振動トルクの振幅に関して変化可能、すなわち振動モジュール50,52によって生じさせられた両方の振動トルクの位相位置を変化させることにより変化可能であり、他方で、両方の振動モジュール50において、それぞれの振動駆動モータ58の回転速度が相応に変えられることにより、当該全振動トルクの振幅から独立して、当該全振動トルクの周波数において変化可能である。
図8で例として、非分割式締め固め用ローラ12が表示されている一方、図9はローラ回転軸線A1’の方向において並んで設けられた二つの締め固め用ローラ領域12a’および12b’を備える分割式締め固め用ローラ12’を示す。共に一の分割式締め固め用ローラ12’を提供する両方の締め固め用ローラ領域12a’および12b’は、それぞれ振動モジュール50を備えており、それにより両方の締め固め用ローラ領域12a’および12b’のそれぞれにおいて、それぞれ他の締め固め用ローラ領域から独立して、独自に振動トルクを生じさせることができる。
以下において、図10から図13に関連して振動モジュールの異なる変化形態を説明するが、当該変化形態は基本的に上記において説明された同一の構成コンセプトに基づく。図10から図13では、上記において図3から図9に関連して説明された構成要素もしくはシステム領域に対応する構成要素もしくはシステム領域に対して、同一の参照番号が用いられている。
図10および図11は、剛性もしくは安定性を高めるために、両方のアンバランスマス支承突起部78が、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域84内で、例えばU形断面形状支持体として形成された支え体138を用いて、互いに支えられている振動モジュール52の構成を示している。これにより、支持体52に関して基本的に自己支持式のアンバランスマス支承突起部78は、当該アンバランスマス支承突起部の自由端部において互いに支持されており、それにより比較的大きな回転速度で、従って個々の振動質量体ユニット74,76の領域内に大きなアンバランスモーメントが生じさせられる状態で、それぞれのアンバランスマス86を回転可能に支持するアンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域84の領域内で、アンバランスマス支承突起部78のタンブリング運動が回避される。
支え体138を例えばねじ込みボルトを介してアンバランスマス支承突起部78に結合するために、アンバランスマス支承突起部は当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域84内で延長されていてよく、それにより支持体52に対向していない側に配置されたアンバランスマスエレメント116が自由に回転するために十分な構成空間が存在するようになる。この構成においても同じように、アンバランスマス56が、実質的にアンバランスマス支承突起部78の第二の軸方向端部領域84内で、当該アンバランスマス支承突起部に回転可能に支持されているということができる。当該構成型式の一の変更形態において、少なくとも一つのアンバランスマス支承突起部78は、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域84内で、支え体を介して支持体52に関して支持されていてよい。
図12は、締め固め用ローラ12内に統合された振動モジュール50の構成を示し、当該振動モジュールにおいて基本的にプレート状の支持体52は、三次元式成形部を有してよく、例えば鋳造部材として製造されている一方、例えば上記において説明された実施の形態において、支持体52はエンボス加工または切り抜き加工部材として形成されていてよい。図12に表示された実施の形態において、両方の振動質量体ユニット74,76のアンバランスマス支承突起部78は、支持体52に統合され、すなわち一体であり、したがって材料ブロックとして形成されている。これは安定性を高めるとともに、アンバランスマス支承突起部78を支持体52に取り付けるための作業過程を回避する。
図12はまた、鋳造部材として製造すると、支持体52に三次元式に形成された構造を与えることが比較的容易に可能であることを明らかに示し、それにより支持体構成部126に結合すべき支持体の結合形成部54もしくは支持体52の外周領域は、振動駆動モータ58のハウジング62が支持体52に固定されている領域に関して、軸方向においてずらされて設けられてよい。これにより、支持体構成部126がローラ外被16の軸方向端部領域129の比較的近くに位置決めされているにもかかわらず、振動モジュール50の主要なシステム領域を、ローラ回転軸線Aの方向においてさらに内側に移動させることができる。
支持体52をこのように三次元式に形成することは、上記において図3から図5に関連して説明された構成においても基本的に実現可能であり、そのために例えばまず平坦な、すなわち実質的に平らな構成部材として提供される支持体52は、相応の変形を受ける。このように三次元式に形成された支持体52は、複数の単独部材を組み立てることによって提供されてもよく、当該複数の単独部材は例えば溶接または/およびねじ留めなどにより、互いに結合されていてよい。
図13は、二つのアンバランスマスユニット74,76を有して構成された振動モジュール50の、一のさらなる代替的な構成型式を示す。振動モジュール50の当該構成型式において、両方の振動質量体ユニット74,76は、それぞれアンバランス軸140を有して形成されたアンバランスマス86を有する。アンバランス軸140は軸方向端部領域142内で、例えば鋳造部材として提供された支持体52に、アンバランスマスベアリング144を介して回転可能に支持されており、当該アンバランス軸の他の軸方向端部領域146内でアンバランスマスベアリング148を介して、カバーもしくはプレート状の支え体150に回転可能に支持されている。それぞれのアンバランスマス86を受容するために、支持体52はポット状の成形部152を有してよく、当該ポット状の成形部は、アンバランス軸140の第二の軸方向端部領域146の領域内で、支え体150によって完結させることができる。
このように画定され、アンバランスマス86もしくは振動質量体ユニット74の一つ以上のアンバランスマスエレメントを受容する容積の外部において、第一の軸方向端部領域142の領域内で、アンバランス軸140にベルト従動プーリ154が結合されている。当該ベルト従動プーリが、原理的にのみ暗示されるベルト104を経て、ベルト駆動プーリ70に駆動接続している一方、他の振動質量体ユニット76のアンバランスマス86は、対応したやり方で、ベルト従動プーリ156およびベルト106を経て、ベルト駆動プーリ70に駆動接続している。ベルト駆動プーリ70はまた、振動駆動モータ58のハウジング62に対して、比較的大きな軸方向距離をおいて、軸158に支持されていてもよく、当該軸は振動駆動モータ58のモータ軸を延長または継続するか、あるいは振動駆動モータのモータ軸自体によって提供されている。
当該構成型式においてもモジュール特性が達成されるが、それは振動モジュール50の全てのシステム領域を、プレート状の支持体52に設けることができ、当該支持体と共に締め固め用ローラ12の内部空間124内に設け、支持体構成部126に固定することができるからである。
二つのアンバランスマスユニット74,76を有して構成された振動モジュールの一のさらなる代替的な構成型式は、図14に表示されている。図14に表示される構成においても、ローラ駆動モータ65の回転領域67は、支持体52の第一の軸方向側60において、中央開口部64の領域内に設けられている。支持体52の第二の軸方向側68には、ポット状のハウジング160が設けられている。当該ポット状のハウジングは、中央開口部64を包囲するように設けられた周囲壁162を含んでいる。当該周囲壁162には、ローラ駆動モータ65の回転領域67を支持体52に固定しているねじ込みボルト69がねじ込まれ、それによりねじ込みボルト69を介して、ローラ駆動モータ65もポット状のハウジング160も支持体52に結合されている。
支持体52に対向していない周囲壁162の軸方向端部には、当該周囲壁に接してポット状のハウジング160の底部164が、例えば周囲壁と統合式に、あるいは周囲壁にねじ留めによって固定されて設けられている。ポット状の底部164にはベルトテンションロールが回転可能に支持されており、それらのベルトテンションロールのうち、図14ではベルト104に対応して上部領域内にベルトテンションロール112が認められる。底部164にはまた、ベアリング166を経て、ローラ駆動モータ65を当該ローラ駆動モータの中央開口部71の領域内で貫通するモータ軸66が、回転可能に支承されている。底部164もしくはベアリング166を超えて設けられている軸方向端部領域内で、モータ軸66はベルト駆動プーリ70を支持する。
両方の振動質量体ユニット74,76のそれぞれは、支持体52と別個に構成され、支持体に例えばねじ留めまたは溶接により固定された振動質量体ハウジング168を有して構成されている。個々の振動質量体ハウジング168は、支持体52に固定された周囲壁170および周囲壁170の軸方向端部に設けられた二つのカバー状の底部172,174を含む。これらの底部は周囲壁170と別個に形成され、周囲壁に例えばねじ留めにより固定されていてよい。代替的に底部172,174の一つは、周囲壁170に統合されて形成されていてよい。両方の底部172,174において、一のそれぞれのアンバランスマス86は、当該アンバランスマスのアンバランス軸140と共に、アンバランスマスベアリング144,148を介して回転可能に支持されている。
振動質量体ハウジング168は支持体52のそれぞれの開口部176内で、近似的にそれぞれの周囲壁170の軸方向中央領域内に設けられており、それによりアンバランス軸140において、当該アンバランス軸の軸方向端部領域142の領域内に支持されるベルト従動プーリ154,156は、ベルト駆動プーリ70の軸方向領域内に位置決めされており、ベルト104,106を経て共に回転するように当該ベルト駆動プーリに結合することができる。
図14に表示された構成において、例えばポット状のハウジング160は構成上、他の構成でも提供されることを指摘すべきである。したがって周囲壁162は、例えば底部164と統合式に形成され、軸方向に延在し、ねじ込みボルト69を介して支持体52に結合された複数のバーにより提供されていてよい。
最後に、上記において異なる実施の形態に関連して、それぞれの振動質量体ユニットは互いに同一の構成として説明、表示されているが、構成上互いに異なる形成も基本的に可能であることを指摘すべきである。例えば二つより多い振動質量体ユニット、例えば互いにそれぞれ対を成して、駆動回転軸線に関して向き合う、全体で4個の振動質量体ユニットが設けられていてもよい。
10 地盤圧縮機
12,14 締め固め用ローラ
16 ローラ外被
18 振動構成体
20,22,24,26 振動質量体ユニット
28 駆動軸
30 振動軸
32 アンバランスマス
34,36,38 支承板
40,42 ベルトプーリ
44 ベルト
50 振動モジュール
52 支持体
54 結合形成部
56 結合ボルト貫通開口部
58 振動駆動モータ
60 支持体の第一の軸方向側
61 結合エレメント
62 モータハウジング
63 ローラ駆動モータの非回転領域
64 支持体の中央開口部
65 ローラ駆動モータ
66 モータ軸
67 ローラ駆動モータの回転領域
68 支持体の第二の軸方向側
69 ねじ込みボルト
70 ベルト駆動プーリ
71 ローラ駆動モータの中央開口部
72 ベルト駆動部
74,76 振動質量体ユニット/アンバランスマスユニット
78 アンバランスマス支承突起部
80 アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域
82 固定器官
84 アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域
86 アンバランスマス
88 アンバランスマス環状体
90 アンバランスマスベアリング
92 固定プレート
94 ベアリング内部リング
96 転動体
98 ベアリング外部リング
100 固定エレメント
102 ベルト従動プーリ
104,106 ベルト
108,110 ベルト相互作用領域
112,114 ベルトテンションロール
116,118 アンバランスマスマスエレメント
120 ねじ込みボルト
122 取り付け補助エレメント
124 締め固め用ローラの内部空間
126 支持体構成部
128 細長い開口部
129,136 ローラ外被の軸方向端部領域
130 結合ボルト
132,134 位置決め領域
138,150 支え体
140 アンバランス軸
142,146 アンバランス軸の軸方向端部領域
144,148 アンバランスマスベアリング
152,160 ポット状の成形部
154,156 従動プーリ
158 軸
162,170 周囲壁
164 ハウジングの底部
166 ベアリング
168 振動質量体ハウジング
172,174 底部
176 支持体の開口部
A 駆動回転軸線
,A ローラ回転軸線
O 振動回転軸線

Claims (25)

  1. 地盤圧縮機の締め固め用ローラのための振動モジュールであり、
    プレート状の支持体(52)であって、当該支持体(52)は、当該支持体(52)を締め固め用ローラ(12)の支持体構成部(126)に固定式に結合するための結合形成部(54)を有する、プレート状の支持体と、
    前記支持体(52)において互いに距離をおいて支持された少なくとも二つの振動質量体ユニット(74,76)であって、それぞれの振動質量体ユニット(74,76)は、振動回転軸線(O)の周りに回転可能に前記支持体(52)に支持されたアンバランスマス(86)を含んでいる、少なくとも二つの振動質量体ユニットと、
    前記支持体(52)に支持された振動駆動モータ(58)であって、当該振動駆動モータ(58)によって、それぞれの振動質量体ユニット(74,76)のそれぞれのアンバランスマス(86)は、それぞれ対応した振動回転軸線(O)の周りに回転するように駆動可能である、振動駆動モータと、を含んでおり、
    少なくとも一つの振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)に支持されたアンバランスマス支承突起部(78)と、当該アンバランスマス支承突起部(78)において前記振動回転軸線(O)の周りに回転可能に支持された少なくとも一つのアンバランスマス(86)と、を含んでいる、または/および少なくとも一つの振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)において振動回転軸線(O)の周りに回転可能に支持されたアンバランス軸(140)を備えたアンバランスマス(86)を含んでいる振動モジュール。
  2. 個々の振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)に支持されたアンバランスマス支承突起部(78)と、当該アンバランスマス支承突起部において前記振動回転軸線(O)の周りに回転可能に支持された少なくとも一つのアンバランスマス(86)と、を含んでいる、または個々の振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)において振動回転軸線(O)の周りに回転可能に支持されたアンバランス軸(140)を備えたアンバランスマス(86)を含んでいる、ことを特徴とする請求項1に記載の振動モジュール。
  3. 少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニット(74,76)において、前記アンバランスマス支承突起部(78)は、当該アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域(80)内で前記支持体(52)に支持されており、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域(84)内で自己支持式となっており、または/および少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニット(74,76)において、前記アンバランスマス支承突起部(78)は、当該アンバランスマス支承突起部の第一の軸方向端部領域(80)内で前記支持体(52)に支持されており、当該アンバランスマス支承突起部の第二の軸方向端部領域(84)内で、少なくとも一つの他の振動質量体ユニット(76,74)の前記アンバランスマス支承突起部(78)に関して、あるいは前記支持体(52)に関して支持されており、または/および少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)は、対応する前記アンバランスマス支承突起部(78)上で、アンバランスマスベアリング(90)を介して回転可能に支持されており、当該アンバランスマスベアリング(90)は、前記アンバランスマス支承突起部(78)に支持されているか、もしくは前記アンバランスマス支承突起部により提供されたベアリング内部リング(94)、および前記アンバランスマス(86)に支持されているか、もしくは前記アンバランスマスにより提供されたベアリング外部リング(98)、を含んでいる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の振動モジュール。
  4. 少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)は、対応する前記アンバランスマス支承突起部(78)上で回転可能に支持されたアンバランスマス環状体(88)と、当該アンバランスマス環状体(88)に設けられた少なくとも一つのアンバランスマスエレメント(116,118)と、を含んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  5. 少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)において、前記アンバランスマス環状体(88)の少なくとも一つの、好ましくは両方の軸方向端面に、アンバランスマスエレメント(116,118)が設けられており、前記アンバランスマス環状体(88)に、好ましくは着脱可能に結合されていることを特徴とする請求項4に記載の振動モジュール。
  6. 少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)は、前記振動駆動モータ(58)を用い、ベルト駆動部(72)を介して回転するように駆動可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  7. 前記ベルト駆動部(72)は、少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)に対応して、前記振動駆動モータ(58)において駆動回転軸線(A)の周りに回転可能なベルト駆動プーリ(70)、好ましくは歯付きプーリを含み、前記アンバランスマス(86)においてベルト従動プーリ(102)、好ましくは歯付きプーリを含み、前記ベルト駆動プーリ(70)および前記ベルト従動プーリ(102)と協働するベルト(104,106)、好ましくは歯付きベルトを含んでいることを特徴とする請求項6に記載の振動モジュール。
  8. 少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス(86)において、前記アンバランスマス環状体(88)が前記ベルト従動プーリ(102)を提供していることを特徴とする請求項4を引用する請求項7に記載の振動モジュール。
  9. 前記ベルト駆動プーリ(70)は、異なる振動質量体ユニット(74,76)の少なくとも二つのアンバランスマス(86)を駆動するために少なくとも二つのベルト(104,106)と協働し、前記ベルト駆動プーリ(70)は、前記ベルト(104,106)と協働するために、前記駆動回転軸線(A)の方向において連続するベルト相互作用領域(108,110)を有することを特徴とする請求項7を引用する請求項8に記載の振動モジュール。
  10. ベルト従動プーリ(102)をそれぞれ提供した前記アンバランスマス環状体(88)は、互いに構成が同一であり、または/および前記駆動回転軸線(A)の方向において同一の軸方向領域内に位置決めされていることを特徴とする請求項8を引用する請求項9に記載の振動モジュール。
  11. 少なくとも一つの、好ましくは個々のベルト(104,106)に対応して、ベルトテンションロール(112,114)が設けられており、好ましくは少なくとも一つのベルトテンションロール(112,114)は、前記ベルト(104,106)と、当該ベルトと協働するベルト駆動プーリ(70)または/およびベルト従動プーリ(102)と、の周方向相互作用長さを拡大していることを特徴とする請求項6から10のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  12. 前記振動駆動モータ(58)は、前記支持体(52)に支持されるとともに、実質的に前記支持体(52)の第一の軸方向側(60)に位置決めされたモータハウジング(62)と、前記支持体(52)内の開口部(64)を貫通し、前記支持体(52)の第二の軸方向側(68)において、前記振動質量体ユニット(74,76)と駆動相互作用を行うモータ軸(66)と、を含んでいることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  13. 前記振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)の前記第二の軸方向側(68)に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の振動モジュール。
  14. 前記振動駆動モータ(58)は、ローラ駆動モータ(65)を経て前記支持体(52)に支持されていることを特徴とする請求項12または13に記載の振動モジュール。
  15. 前記支持体(52)の前記第二の軸方向側(68)において、前記支持体(52)内の前記開口部(64)を包囲しながら、前記振動駆動モータ(58)の前記モータ軸(66)を回転可能に支承した、好ましくはポット状のハウジング(160)が設けられていることを特徴とする請求項12から14のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  16. 前記ハウジング(160)は、前記ローラ駆動モータ(65)と共に前記支持体(52)に固定されていることを特徴とする請求項14を引用する請求項15に記載の振動モジュール。
  17. 少なくとも一つの、好ましくは個々のベルトテンションロール(112,114)は、前記ハウジング(160)に支持されていることを特徴とする請求項11を引用する請求項5または16に記載の振動モジュール。
  18. 少なくとも一つの、好ましくは個々の振動質量体ユニット(74,76)は、前記支持体(52)の開口部(176)内に受容された周囲壁(170)と、当該周囲壁(170)の軸方向両端部領域において、アンバランスマス(86)を回転可能に支持するそれぞれ一の底部(172,174)と、を備える振動質量体ハウジング(168)を含んでいることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  19. 前記振動駆動モータ(58)の駆動回転軸線(A)と、少なくとも二つの振動質量体ユニット(74,76)の前記振動回転軸線(O)と、は互いに平行である、または/および共通の平面(E)内にあることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  20. 前記結合形成部(54)は、前記支持体(52)の外周領域に、複数の結合ボルト貫通開口部(56)を含んでいることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  21. 少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス支承突起部(78)は、複数の固定器官(82)を介して前記支持体(52)に固定されており、または/および少なくとも一つの、好ましくは個々のアンバランスマス支承突起部(78)は、前記支持体(52)と一体式に形成されている、ことを特徴とする請求項から20のいずれか一項に記載の振動モジュール。
  22. 請求項1から21のいずれか一項に記載の少なくとも一つの振動モジュール(50)を有して、ローラ回転軸線(A,A)の周りに回転可能な少なくとも一つの締め固め用ローラ(12,14)を含んでいる地盤圧縮機。
  23. 前記少なくとも一つの締め固め用ローラ(12)は、内部空間(124)を包囲するローラ外被(16)を含み、前記少なくとも一つの振動モジュール(50)に対応して前記内部空間(124)内に、前記ローラ外被(16)に対してねじり強さを有するとともに、好ましくはディスク状である支持体構成部(126)が設けられており、前記少なくとも一つの振動モジュール(50)の前記支持体(52)は、当該支持体の結合形成部(54)によって、当該支持体に対応する前記支持体構成部(126)に固定されていることを特徴とする請求項22に記載の地盤圧縮機。
  24. 前記締め固め用ローラ(12)内で、二つの振動モジュール(50)は、前記ローラ回転軸線(A)の方向において互いに距離を有して設けられていることを特徴とする請求項22または23に記載の地盤圧縮機。
  25. 少なくとも一つの締め固め用ローラ(12′)は、前記ローラ回転軸線(A′)の方向において連続した締め固め用ローラ部分(12a′,12b′)を備える、分割式締め固め用ローラ(12′)であり、個々の締め固め用ローラ部分(12a′,12b′)内には、少なくとも一つの振動モジュール(50)が設けられており、または/および少なくとも一つの締め固め用ローラ(12)は、非分割式締め固め用ローラ(12)であり、当該締め固め用ローラ(12)の個々の軸方向端部領域(129,136)内に、一の振動モジュール(50)が、好ましくは前記ローラ回転軸線(A)の方向において、当該振動モジュールが、前記締め固め用ローラ(12)のローラ外被(16)によって、軸方向において実質的に完全に覆われているように設けられていることを特徴とする請求項22から24のいずれか一項に記載の地盤圧縮機。
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