JP2022092610A - ソイルコンパクタのための締固めローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動/振動アセンブリを有するソイルコンパクタのための締固めローラを提供する。【解決手段】締固めローラは、ローラ内部空間を包囲するローラシェルと、ローラ内部空間に配置された揺動/振動アセンブリと、を含み、揺動/振動アセンブリは、少なくとも1つの、第1の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能な第1のアンバランスマスを有する第1の揺動/振動ユニットと、少なくとも1つの、第2の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能な第2のアンバランスマスを有する第2の揺動/振動ユニットと、を含む。少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心、又は/及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心は、各第2のアンバランスマス部分が、付属する揺動/振動回転軸の周りで、180°より小さい角度にある2つの最終位置の間を移動する。【選択図】図2

Description

本発明は、ソイルコンパクタのための締固めローラに関するものであり、当該締固めローラは、ローラ回転軸の周りに回転可能であり、ローラ内部空間を包囲するローラシェルと、ローラ内部空間に配置された揺動/振動アセンブリと、を含んでいる。
請求項1の前置部に記載のソイルコンパクタのための締固めローラは、特許文献1から知られている。この既知の締固めローラの揺動/振動アセンブリの両方の揺動/振動ユニットは、それぞれ、各揺動/振動回転軸の周りに回転可能な揺動/振動シャフトに固く支持された各アンバランスマスの第1のアンバランスマス部分を含み、揺動/振動シャフトの外周面において、各揺動/振動回転軸の周りに、各第1のアンバランスマス部分に対して旋回可能に支持された第2のアンバランスマス部分を含んでいる。
それぞれ配設された揺動/振動回転軸の周りでの、両方のアンバランスマス部分の回転方向に依存して、両方の揺動/振動ユニットのそれぞれにおいて、両方のアンバランスマス部分の重心は、各揺動/振動回転軸に関して、互いに対して180°の位相オフセットを有して配置されており、これによって、揺動/振動ユニットのそれぞれにおいて、結果として生じるアンバランストルクは、両方のアンバランスマス部分のアンバランストルクの差から生じるか、又は、両方のアンバランスマス部分の重心は、各揺動/振動回転軸に関して同じ側に、すなわち互いに対して位相オフセットを有さずに配置されており、これによって、結果として生じるアンバランストルクは、各アンバランスマス部分のアンバランストルクの合計から生じる。さらに、回転方向に依存して、両方の揺動/振動ユニットの、それぞれ両方のアンバランスマス部分を含むアンバランスマスの重心は、互いに対して180°の角度オフセットを有して位置しているか、又は、互いに対して位相オフセットを有しておらず、これによって、回転方向に依存して、両方の揺動/振動ユニットにおいて、それぞれ重心で作用する遠心力が互いに同じ大きさであり、同じ方向に向けられており、従って全体の遠心力がローラ回転軸に概ね直交して生じる振動モードと、両方の揺動/振動ユニットで生じる遠心力が、互いに同じ大きさではあるが、方向は相反しており、これによって、接線方向又は周方向に作用する、結果として生じるトルクが生じ、締固めローラが周期的にローラ回転軸の周りに往復しながら加速する揺動モードと、の間で切り替えが可能である。
両方の動作状態の間の切り替えは、両方の揺動/振動ユニットにおいて、各第2のアンバランスマス部分が、各第1のアンバランスマス部分に対して、配設された揺動/振動回転軸の周りに180°の角度で旋回し、これによって、第2のアンバランスマス部分の両方の最終位置のそれぞれにおいて、その重心が、それぞれ配設された第1のアンバランスマス部分の重心と共通の径方向線上に位置することによって得られる。
特開2004-223313号公報
本発明の課題は、揺動/振動アセンブリを有するソイルコンパクタのための締固めローラを提供することにあり、当該締固めローラでは、揺動モードと振動モードとの間の切り替えの際に生じるアンバランストルクの変更が、揺動/振動ユニットの小型構造によって得られる。
本発明によると、本課題は、ローラ回転軸の周りに回転可能であり、ローラ内部空間を包囲するローラシェルと、ローラ内部空間に配置された揺動/振動アセンブリと、を含むソイルコンパクタのための締固めローラによって解決され、当該揺動/振動アセンブリは、
-少なくとも1つの、第1の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能な第1のアンバランスマスを有する第1の揺動/振動ユニットであって、少なくとも1つの第1のアンバランスマスは、第1のアンバランスマス部分と、第1のアンバランスマス部分に関して、第1の揺動/振動回転軸の周りで、2つの最終位置の間において移動可能である第2のアンバランスマス部分と、を含んでおり、少なくとも1つの第1のアンバランスマスが第1の揺動/振動回転軸の周りに第1の回転方向において回転する際、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分は、その第1の最終位置にあり、少なくとも1つの第1のアンバランスマスが第1の揺動/振動回転軸の周りに、第1の回転方向とは反対の第2の回転方向において回転する際、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のマス部分は、その第2の最終位置にあり、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心は、第1の揺動/振動回転軸の周りで、第1の所定の角度において移動する第1の揺動/振動ユニットと、
-少なくとも1つの、第2の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能な第2のアンバランスマスを有する第2の揺動/振動ユニットであって、少なくとも1つの第2のアンバランスマスは、第1のアンバランスマス部分と、第1のアンバランスマス部分に関して、第2の揺動/振動回転軸の周りで、2つの最終位置の間で移動可能である第2のアンバランスマス部分と、を含んでおり、少なくとも1つの第2のアンバランスマスが第2の揺動/振動回転軸の周りに第1の回転方向において回転する際、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分は、その第1の最終位置にあり、少なくとも1つの第2のアンバランスマスが第2の揺動/振動回転軸の周りに第2の回転方向において回転する際、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分は、その第2の最終位置にあり、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心は、第2の揺動/振動回転軸の周りで、第2の所定の角度において移動する第2の揺動/振動ユニットと、
を含んでおり、
少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置にある場合、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの重心と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの重心とは、互いに対して概ね位相オフセットを有さず、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの重心において作用する第1の遠心力と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの重心において作用する第2の遠心力とは、互いに概ね同じ方向を向いており、かつ概ね同じ第1の遠心力の値を有しており、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの重心と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの重心とは、互いに対して180°の範囲における位相オフセットを有しており、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの重心において作用する第1の遠心力と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの重心において作用する第2の遠心力とは、互いに概ね反対の方向を向いており、かつ概ね同じ第2の遠心力の値を有している。
本発明によると、第1の所定の角度は180°より小さいか、若しくは、180°より大きく、又は/及び、第2の所定の角度は180°より小さいか、若しくは、180°より大きい。
締固めローラの本発明に係る構造では、180°とは異なる反転角度(Umschlagwinkel)によって、特に180°より小さい反転角度によって、各アンバランスマスの小型構造が可能になる。
このように各第2のアンバランスマス部分の移動経路が比較的短い場合にも、異なる回転方向において、互いに対して180°の位相オフセットを有する、又は、位相オフセットを有さない、両方のアンバランスマスの重心の所定の位置決めが得られることを保証するために、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心と、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の重心とが、共通の、第1の揺動/振動回転軸に交差する径方向線上には位置しないこと、又は/及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の重心とが、共通の、第2の揺動/振動回転軸に交差する径方向線上には位置しないことが提案される。
この際、特に、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心と、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の重心とは、周方向において、第1の揺動/振動回転軸に交差する径方向線の両側に位置している、又は/並びに、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分がその第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分の重心と、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の重心とは、周方向において、第2の揺動/振動回転軸に交差する径方向線の両側に位置していると規定してよい。
第2のアンバランスマス部分を反転させる際に、アンバランストルクの適切な変化を保証するために、さらに、第1の所定の角度及び第2の所定の角度が180°よりも小さい場合、第1の所定の角度は第2の所定の角度よりも大きく、第1の所定の角度及び第2の所定の角度が180°より大きい場合、第1の所定の角度は第2の所定の角度よりも小さいことが提案される。
上述した小型構造は、本発明の原則によると、独立した発明の態様をも示す構成において、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分に、径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道面法線を有する第1の誘導軌道が、第1の誘導軌道において径方向外側に向かって支持された少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分を、その第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動させるために設けられていること、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分に、径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道面法線を有する第2の誘導軌道が、第2の誘導軌道において径方向外側に向かって支持された少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分を、その第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動させるために設けられていることによって得られる。各第2のアンバランスマス部分を径方向外側に向かって、それぞれ径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道において支持することによって、第2のアンバランスマス部分又はその重心を、径方向外側に向かって比較的遠くに変位させることが可能になり、これによって、比較的小さい質量を有する第2のアンバランスマス部分も、各揺動/振動回転軸に対する径方向距離がより大きくなるので、比較的大きいアンバランストルクに寄与し、従って、切り替え挙動に必要なアンバランスマス部分の各アンバランストルクの補償又は付加を、所望の規模で引き起こすことが可能である。
揺動モードと振動モードとの間における切り替えのために、第2のアンバランスマス部分は、約180°の限られた角度範囲にわたってのみ、それぞれ配設された揺動/振動回転軸の周りで移動すればよいので、小型構造のためには、さらに、第1の誘導軌道は、第1の揺動/振動回転軸の周りに、部分的な周方向領域にわたってのみ延在していること、及び、第2の誘導軌道は、第2の揺動/振動回転軸の周りに、部分的な周方向領域にわたってのみ延在していることが提案される。
両方の揺動/振動ユニットにおいて、容易な方法で、異なる全体のアンバランストルクの間での切り替えを同じ規模で得ることを可能にするために、さらに、第1の誘導軌道の第1の揺動/振動回転軸に対する径方向距離が、第2の誘導軌道の第2の揺動/振動回転軸に対する径方向距離に概ね一致することが提案される。
異なる最終位置の間で移動する際、遠心力に起因する摩擦作用の影響を可能な限り排除するために、さらに、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分が、第1の誘導軌道に沿って第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際に転動する少なくとも1つの第1のローラ本体を含んでいること、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分が、第2の誘導軌道に沿って第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際に転動する少なくとも1つの第2のローラ本体を含んでいることが提案される。
この際、両方の第2のアンバランスマス部分において異なるアンバランストルクを供給するために、第1のローラ本体の数は、第2のローラ本体の数とは異なっていてよい。
異なる構造の部材の数を可能な限り少なく留めるために、第1のローラ本体の全てと、第2のローラ本体の全てとは、互いに同じ構造を有していてよい。
切り替え挙動に関するより大きな自由のために有利な態様において、少なくとも1つの第1のローラ本体は、少なくとも1つの第2のローラ本体と異なっていてよい。
両方の揺動/振動ユニットの対称的な作用を得ることを可能にするために、第1の揺動/振動回転軸と第2の揺動/振動回転軸とが、互いに対して、かつ、ローラ回転軸に対して、概ね平行に配置されていること、又は/及び、第1の揺動/振動回転軸と第2の揺動/振動回転軸とが、ローラ回転軸に関して約180°の角距離を有することが提案される。
少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分は、第1の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能である第1の揺動/振動シャフトに支持されているか、又は/及び、第1の揺動/振動シャフトは、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の少なくとも一部を供給することが可能であり、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分は、第2の揺動/振動回転軸の周りに回転するように駆動可能である第2の揺動/振動シャフトに支持されているか、又は/及び、第2の揺動/振動シャフトは、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分の少なくとも一部を供給することが可能である。
異なる揺動/振動ユニットを動作可能にするために、揺動/振動アセンブリが、揺動/振動駆動部を含んでいること、及び、第1の揺動/振動ユニットの少なくとも1つの第1のアンバランスマスと、第2の揺動/振動ユニットの少なくとも1つの第2のアンバランスマスとが、揺動/振動駆動部によって、同じ回転数で同じ回転方向に回転するように駆動可能であることが提案される。
揺動/振動ユニットにおいて、十分に大きな質量を供給可能にするために、第1の揺動/振動ユニットが、第1の揺動/振動回転軸の方向において互いに間隔を置いて配置された、好ましくは互いに同じ構造を有する2つの第1のアンバランスマスを含んでいること、又は/及び、第2の揺動/振動ユニットが、第2の揺動/振動回転軸の方向において互いに間隔を置いて配置された、好ましくは互いに同じ構造を有する2つの第2のアンバランスマスを含んでいることが提案される。
揺動モードと振動モードとの間の切り替えの際、すなわち、アンバランスマスの回転方向を切り替える際に、締固めローラにそれぞれ作用する力の大きさを変更可能にするために、さらに、第2の遠心力の値が、第1の遠心力の値よりも大きいことが提案される。
これは例えば、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分のアンバランストルクが、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分のアンバランストルクに概ね一致すること、及び、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分のアンバランストルクが、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分のアンバランストルクに概ね一致することによって得られ、それぞれのアンバランストルクは、
U=mxr
と定義され、この際、
Uは、各アンバランスマス部分のアンバランストルクであり、
mは、各アンバランスマス部分の重心において作用する、アンバランスマス部分の慣性質量であり、
rは、各アンバランスマス部分の重心の、配設された揺動/振動回転軸に対する径方向距離である。
さらに、特に、各第2のアンバランスマス部分の、その最終位置の間での比較的短い移動経路を考慮して、両方のアンバランスマスにおいてそれぞれ調整されるべき全体のアンバランストルクを得るために、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分が、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第1のアンバランスマス部分よりも大きなアンバランストルクを有していること、及び、少なくとも1つの第1のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分が、少なくとも1つの第2のアンバランスマスの第2のアンバランスマス部分よりも小さなアンバランストルクを有していることを規定してよい。
本発明はさらに、上述した本発明に係る構造を有する少なくとも1つの締固めローラを備えたソイルコンパクタに関する。
以下において、本発明を、添付の図面を用いて詳細に記載する。示されているのは以下の図である。
締固めローラを有するソイルコンパクタの側面図である。 2つの揺動/振動ユニットを有する揺動/振動アセンブリを備えた、縦断面で描写された締固めローラを示す図である。 両方の揺動/振動ユニットの内の第1の揺動/振動ユニットのアンバランスマスの軸方向像を示す図である。 揺動/振動ユニットの内の第2の揺動/振動ユニットのアンバランスマスの軸方向像を示す図である。 揺動/振動アセンブリの揺動モードにおける、図2に係る締固めローラの原理を軸方向像で示す図である。 揺動/振動アセンブリの振動モードにおける、図5に対応する図である。
図1には、ソイルコンパクタ全体に、参照符号10が付されている。例えばアスファルト材料、土、岩塊又はその他の結合した土壌材料若しくは結合していない土壌材料の締固めに使用可能であるソイルコンパクタ10は、車両後部12と、車両後部12に支持された運転者のためのキャビン14と、を含んでいる。車両後部12には、駆動装置が設けられており、当該駆動装置によって、車両後部12に配置された駆動輪15が、ソイルコンパクタ10を前進方向又は後退方向に移動させるために駆動可能である。
車両後部12には、フレーム16を有するように構成された車両前部18が旋回可能に支持されている。車両前部18が、車両後部12に対して、概ね垂直な軸の周りに旋回することによって、ソイルコンパクタ10は操縦され得る。車両前部18のフレーム16には、締固めローラ20が、図2に示されたローラ回転軸Wの周りに回転可能に支持されている。締固めローラ20は、それ自体が、ローラ回転軸Wの周りに回転するように駆動されていてよく、代替的に、車両前部18のフレーム16に、ローラ回転軸Wの周りに概ね自由に回転可能に支持されていてよい。締固めプロセスを実施する際、締固めローラ20は、ローラ内部空間23を包囲するローラシェル24の外側表面22で、締固められるべき底土26の上を転動する。
図2において縦断面で示された締固めローラ20のローラ内部空間23内には、全体として参照符号28が付された揺動/振動アセンブリが設けられている。以下に詳述するように、揺動/振動アセンブリ28によって、締固めローラ20又は締固めローラ20のローラシェル24に、力を加えることが可能であり、これによって、締固め挙動に影響が与えられる。以下に記載される振動モードでは、この力は、ローラ回転軸Wに対して概ね直交するように方向付けられており、力の方向は、ローラ回転軸Wの周りで回転し、これによって、締固めローラ20は、締固めローラ20に作用する力のローラ回転軸Wの周りに回転する方向に基づいて、締固めローラ20が周期的に往復しながら加速し、これに対応して周期的に、締固められるべき底土26に衝突する、又は、底土26に対して押し付けられる振動モードにおいて動作する。揺動/振動アセンブリの揺動モードでは、締固めローラ20に加えられる力は、接線方向又は周方向に作用し、これによって、ローラシェル24は、周方向において周期的にローラ回転軸Wの周りで往復しながら加速し、従って、締固め動作において攪拌効果が生じる。
揺動/振動アセンブリ28は、2つの揺動/振動ユニット30、32を含んでいる。揺動/振動ユニット30、32のそれぞれは、揺動/振動駆動部34によって、各揺動/振動回転軸D又はDの周りに回転するように駆動可能である。揺動/振動駆動部34は、例えば油圧モータ36を有することが可能であり、油圧モータ36は、ベルト駆動機構38を通じて、両方の揺動/振動ユニット30、32を、それぞれ配設された揺動/振動回転軸D又はDの周りに、同じ回転方向において同じ回転数で回転するように駆動する。
第1の揺動/振動ユニット30は、第1の揺動/振動シャフト40を含んでおり、第1の揺動/振動シャフト40は、例えばその両方の軸方向端部領域において、ローラシェル24の内周面に取り付けられた支持ディスク42、44に、回転可能に支持されている。対応して、第2の揺動/振動ユニット32は、両方の支持ディスク42、44に回転可能に支持された第2の揺動/振動シャフト46を含んでいる。
第1の揺動/振動ユニット30の第1の揺動/振動シャフト40には、互いに軸方向に間隔を置いて、2つの好ましくは略同じ構造を有する第1のアンバランスマス50、50‘が支持されている。同様に、第2の揺動/振動ユニット32の第2の揺動/振動シャフト46には、互いに軸方向に間隔を置いて、2つの好ましくは略同じ構造を有する第2のアンバランスマス52、52‘が支持されている。この際、例えば、両方の揺動/振動ユニット30、32の一方が、それぞれアンバランスマス50、50‘又は52、52‘を同じ軸方向領域において有しており、両方の揺動/振動ユニット30、32の内の他方も同様であるように配置が行われている。さらに、図2は、両方の揺動/振動ユニット30、32が、そのそれぞれの揺動/振動回転軸D、Dが、ローラ回転軸Wに対して略平行に延在しており、ローラ回転軸Wに対して同じ間隔を有してもいるように配置されていることを明確に示している。さらに、両方の揺動/振動ユニット30、32又はその揺動/振動回転軸D、Dは、ローラ回転軸Wに関して、互いに対して約180°の角距離を有しており、従って、両方の揺動/振動回転軸D、Dは、ローラ回転軸Wに関して、直径上で互いに向かい合っている。
以下において、図3及び図4を参照して、両方の揺動/振動ユニット30、32の第1のアンバランスマス50、50‘又は第2のアンバランスマス52、52‘が詳細に記載されるが、既に記載したように、各アンバランスマス50、50‘又は52、52‘は互いに同じ構造を有しているので、それぞれ、第1の揺動/振動ユニット30の第1のアンバランスマス50又は第2の揺動/振動ユニット32の第2のアンバランスマス52のみに関連して言及する。
図3において軸方向像で示された、第1の揺動/振動シャフト40に支持された第1のアンバランスマス50は、第1の揺動/振動シャフト40と例えばネジ接続又は/及び材料接続によって回転しないように接続された第1のアンバランスマス部分54を含んでいる。第1のアンバランスマス部分54は、第1の揺動/振動シャフト40に固定されたアンバランスマス要素56と、アンバランスマス要素56に固く接続された誘導軌道要素58と、を有している。アンバランスマス要素56と誘導軌道要素58とは、第1のアンバランスマス50の第1のアンバランスマス部分54に対して移動可能である第1のアンバランスマス50の第2のアンバランスマス部分62のための受容空間60を画定している。
図示された実施例では、第2のアンバランスマス部分62は、略シリンダ形の、すなわちローラ状に構成された第1のローラ本体64を含んでおり、第1のローラ本体64は、第1のアンバランスマス50の回転状態において、遠心力の作用によって、径方向外側に向かって衝突し、誘導軌道要素58に設けられた、径方向内側に向かって方向付けられた第1の誘導軌道66に押し付けられている。径方向内側に向かって方向付けられた第1の誘導軌道66は、第1の揺動/振動回転軸Dの周りの周方向において、第1の揺動/振動回転軸Dに対して略一定の間隔を有しており、従って、第1の誘導軌道66の径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道面法線Nは、第1の揺動/振動回転軸Dに関して、概ね径方向内側に向かって方向付けられている。軸方向において、受容空間60は、ローラ本体が受容空間60から軸方向に脱落することを防止するために、例えばディスク状のカバー要素によって閉鎖されていてよい。従って、当該カバー要素は、各第1のアンバランスマス部分54の一部を供給し、その質量又はそのアンバランストルクに寄与する。
主に第2のマス部分62を供給するローラ本体64は、受容空間60内で、第1の誘導軌道66に沿って、2つの最終位置の間で移動可能である。図3では、第1のローラ本体64は、その第2の最終位置に位置しており、第2の最終位置では、ローラ本体64は、周方向において、アンバランスマス要素56に支持されており、アンバランスマス要素56のアンバランスマス部分68の近くに位置している。アンバランスマス部分68には、アンバランスマス要素56の大部分が設けられており、これによって、図3に示されたように、第2のアンバランスマス部分62がその第2の最終位置に位置している場合、第1のアンバランスマス50の重心は、概ね第1の揺動/振動回転軸Dの上方に位置しており、従って、この状態において第1のアンバランスマス50の回転の際に作用する遠心力は、概ね上に向かって方向付けられている。
第2のアンバランスマス部分62が第1の誘導軌道66に沿って移動した後、第2のアンバランスマス部分62は、その図3において破線で示された第1の最終位置に到達し、第1の最終位置において、第2のアンバランスマス部分62の第1のローラ本体64は、アンバランスマス要素56の支持部分70に、周方向において支持されている。この状態でも、図3に示された第1のアンバランスマス50の回転位置において、第1のアンバランスマス50の重心は、概ね第1の揺動/振動回転軸Dの上方に位置している。しかしながら、第1のアンバランスマス50の全質量の大部分が、今や第1のアンバランスマス50の下側領域に位置しているという状況に基づいて、第1のアンバランスマス50の重心は、第1の揺動/振動回転軸Dに対してより小さい径方向距離を有しているので、この状態において、又は、この第1のアンバランスマス50の回転位置において存在するアンバランストルクは、第2のアンバランスマス部分62が、その図1の上側に示された第2の最終位置にある場合、第1のアンバランスマス50が有するアンバランストルクよりも小さい。従って、第2のアンバランスマス部分62がその第2の最終位置に位置する場合に生じる遠心力は、第2のマス部分62が、その周方向においてアンバランスマス部分68によって支持された第1の最終位置にある状態における場合よりも小さい。
図3からは、第2のアンバランスマス部分62が、その第2の最終位置に位置している場合、第2のアンバランスマス部分62の重心M12と、第1のアンバランスマス50又は50‘の第1のアンバランスマス部分54の重心M11とは、周方向において互いにずれて位置しており、従って、共通の、第1の揺動/振動回転軸Dに交差する径方向線上には位置していないことが認識される。このような第1の揺動/振動回転軸Dに交差する径方向線は、図3から認識される、当該回転状態において垂直線に略一致する径方向線Rを用いて具体的に示されている。重心M11とM12とは、周方向において、当該径方向線Rの両側に位置している。
第2のアンバランスマス部分がその第1の最終位置に移動した後も、重心M11とM12とは、周方向において、径方向線Rの両側に位置している。なぜなら、第2の最終位置と第1の最終位置との間で移動する際、第2のアンバランスマス部分62又はその重心M12は、配設された誘導軌道66に沿って、第1の揺動/振動回転軸Dの周りに、180°よりも小さい角度Wで移動する。従って、各第1のアンバランスマス50、50‘の第2のアンバランスマス部分62の両方の最終位置のいずれにおいても、図3に示された回転状態においては、アンバランスマス50又は50‘の重心は、径方向線Rの上にあり、第1の揺動/振動回転軸Dの上方にあるが、第1の揺動/振動回転軸Dに対する径方向距離は異なっており、従って、第2のアンバランスマス部分62がその第2の最終位置に位置する場合、第2のアンバランスマス部分62がその第2の最終位置に位置する場合よりも大きな、各第1のアンバランスマス50又は50‘のアンバランストルクが生じる。
図4は、第2のアンバランスマス52の構造を示しており、当該構造は基本的に、第1のアンバランスマス50の構造に対応している。第2のアンバランスマス52は、第2の揺動/振動シャフト46に回転しないように保持された第1のアンバランスマス部分72を有しており、第1のアンバランスマス部分72は、やはり、アンバランスマス要素74と、アンバランスマス要素74と共に受容空間76を画定している誘導軌道要素78と、を有するように構成されている。誘導軌道要素78には、径方向内側に向かって方向付けられた第2の誘導軌道80が形成されており、その誘導軌道面法線Nは、主に、径方向内側に向かって、第2の揺動/振動回転軸Dに向かって方向付けられている。
受容空間76内では、第2のアンバランスマス52の第2のアンバランスマス部分82が、第1のアンバランスマス部分72に関して、周方向において、第2の揺動/振動回転軸Dの周りで移動可能に受容されている。第2のアンバランスマス52の第2のアンバランスマス部分82は、例えば互いに対して、かつ、第1のアンバランスマス50の第2のアンバランスマス部分62の第1のローラ本体64に対しても、同じ構造を有する2つの第2のローラ本体84、86を含んでいる。第2のローラ本体84、86は、受容空間76内で、第2の誘導軌道80に沿って、図4において下側に示された第2のローラ本体84、86又は第2のアンバランスマス部分82の第2の最終位置であって、第2のローラ本体84、86がアンバランスマス要素74のアンバランスマス部分88に支持されている第2の最終位置と、図4において上側に示された第1の最終位置であって、第2のローラ本体84、86が第2のアンバランスマス52の第1のアンバランスマス部分72のアンバランスマス要素74の支持部分90に周方向において支持されている第1の最終位置と、の間を転がりながら移動することができる。ローラ本体が受容空間76から軸方向に脱落することを防止するために、軸方向において、受容空間76は、例えばディスク状のカバー要素によって閉鎖されていてよい。従って、当該カバー要素は、各第1のアンバランスマス部分72の一部を供給し、その質量又はアンバランストルクに寄与する。
第2のアンバランスマス52の第2のアンバランスマス部分82の第2のローラ本体84、86が、図4において下側に示された第2の最終位置に位置している場合、第2のアンバランスマス52の重心は、図4に示された第2のアンバランスマス52の回転状態では、概ね第2の揺動/振動回転軸Dの下側に位置している。第2のアンバランスマス52の質量の大部分は、第2の揺動/振動回転軸Dの下側に、略同じ周方向領域に配置されているので、当該状態においては、第2のアンバランスマス52は、比較的大きなアンバランストルクを有している。なぜなら、第2のアンバランスマス52の重心は、この質量分布ゆえに、第2の揺動/振動回転軸Dに対して比較的大きな径方向距離を有しているからである。
第2のアンバランスマス52の第2のアンバランスマス部分82が、その図4において上側に示された第1の最終位置にある場合、第2のアンバランスマス52の質量の大部分は、上に向かって移動している。これによって、当該状態では、第2のアンバランスマス52又は52‘の重心は、図4に示された回転位置において、概ね第2の揺動/振動回転軸Dの上方に位置しているが、第2のアンバランスマス部分82が第2の最終位置に位置している場合よりも、第2の揺動/振動回転軸Dに対して小さい径方向距離を有している。これは、第2のマス部分82が第1の最終位置に位置している場合、重心において作用する遠心力は、第2のマス部分82が第2の最終位置に位置している場合よりも小さいことを意味している。
各第2のアンバランスマス52又は52‘においても、この切り替え挙動は、第2のアンバランスマス部分82の両方の最終位置において、第2のアンバランスマス部分82の重心M22と、第1のアンバランスマス部分72の重心M21とが、互いに対して周方向においてずれて位置しており、従って、共通の、第2の揺動/振動回転軸Dに交差する径方向線上に位置するのではなく、この回転状態において、垂直方向に略一致する径方向線Rの両側に位置していることによって得られる。これもまた、両方の最終位置の間で移動する際、第2のアンバランスマス52若しくは52‘の第2のアンバランスマス部分82又はその重心M22が、第2の揺動/振動回転軸Dの周りで、180°よりも小さい角度Wで移動することによって得られる。特に、求められる反転挙動を得るために、角度Wは角度Wよりも小さい。
上述した両方のアンバランスマス50、52の構造からは、各第2のマス部分62又は82が、その第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する場合、第1のアンバランスマス50では、第1のアンバランスマス50の重心が径方向に変位するが、第1のアンバランスマス部分54に関して、周方向における移動は生じない一方で、第2のアンバランスマス52では、その重心が一方では径方向に変位し、他方では周方向において第2の揺動/振動回転軸Dの周りに180°の角度で変位することも明らかになる。結果として、両方のアンバランスマス50、52が、互いに対して図3及び図4に示されているように位置決めされており、各第2のアンバランスマス部分62又は82が、そのそれぞれの第2の最終位置にある、つまりそれぞれ周方向においてアンバランスマス部分68又は88に支持されている場合、これは図3及び図4の描写では、アンバランスマス50、52が時計回りに回転する場合であるが、この場合、両方のアンバランスマス50、52の重心は、互いに対して180°の角度オフセットを有している。なぜなら、第1のアンバランスマス50では、重心は、概ね第1の揺動/振動回転軸Dの上方にあり、第2のアンバランスマス52では、重心は、概ね第2の揺動/振動回転軸Dの下方にあるからである。
この際、両方のアンバランスマス50、52のそれぞれ作用するアンバランストルクも同じであるように、つまり、各重心で作用する、又は、各重心を通じて表される遠心力が同じ値を有するように、第1のアンバランスマス50の第1のアンバランスマス部分54では、アンバランスマス部分68が、第2のアンバランスマス52の第1のアンバランスマス部分72のアンバランスマス部分88よりも大きい体積を有し、従ってより大きい質量も有するように構成されている。従って、第2のアンバランスマス52の第2のアンバランスマス部分82が、第1のアンバランスマス50の第2のアンバランスマス部分62の2倍の質量を有するという状況は補償される。
両方のアンバランスマス50、52において、第2のアンバランスマス部分62又は82がそれぞれ、第1のアンバランスマス部分54又は72の支持部分70又は90に支持されている場合、これは、図4の描写においてアンバランスマス50、52が反時計回りに回転する場合であろうが、この場合、両方のアンバランスマス50、52のそれぞれにおいて、重心は、揺動/振動回転軸D、Dの上方に位置している。当該状態において存在する質量分布に基づいて、アンバランスマス50、52のそれぞれにおいて、重心は、各揺動/振動回転軸D、Dに対して、より小さい径方向距離を有しているので、各重心で作用する、又は、各重心を通じて表される遠心力は、回転動作においてより小さくなるであろうが、アンバランスマス50、52の両方で作用する遠心力は、同じ方向を向いている。
以下において、図5及び図6を参照して、締固めローラ20又はソイルコンパクタ10の動作中における、揺動/振動アセンブリ28の両方の揺動/振動ユニット30、32のアンバランスマス50、50‘又は52、52‘の上述の切り替え挙動から生じる作用が記載される。
図5は、揺動/振動アセンブリ28の揺動モードにおける締固めローラ20を示している。両方の揺動/振動ユニット30、32は、それぞれ配設された揺動/振動回転軸D又はDの周りに、図5の描写では、時計回りに同じ回転数で回転する。アンバランスマス50、50‘、52、52‘の第2のアンバランスマス部分62又は82は、そのそれぞれ第2の最終位置にあり、ローラ本体64又は84、86は、各アンバランスマス部分68又は88に、周方向において支持されているか、又は、各アンバランスマス部分68又は88に伴われて、周方向に移動する。径方向外側に向かって、ローラ本体64又は84、86は、第1の誘導軌道66又は第2の誘導軌道80に支持されている。図5に示された回転状態では、第1のアンバランスマス50、50‘の重心は、高さ方向において、第1の揺動/振動回転軸Dの上方にあり、従って、第1のアンバランスマス50、50‘に生じる遠心力Fは、略垂直に、上に向かって方向付けられている。第2のアンバランスマス52、52‘では、重心は、垂直又は高さ方向において、第2の揺動/振動回転軸Dの下方に位置しており、従って、第2のアンバランスマス52、52‘に生じる遠心力Fは、略垂直に、下に向かって方向付けられている。一方での各第1のアンバランスマス部分54又は72に関する、及び、他方での各第2のアンバランスマス部分62又は82に関する所定の質量に基づいて、従って、各第1及び第2のアンバランスマス部分54、72、62、82に存在するアンバランストルクにも基づいて、相反する方向の遠心力F、Fは、同じ値を有している。これによって、ローラ回転軸Wの周りに作用するトルクが生じ、当該トルクは、両方の揺動/振動ユニット30、32の回転の間に、周期的にその方向を転換するので、周期的に、締固めローラ20又はそのローラシェル24は、ローラ回転軸Wの周りの周方向において、往復しながら加速する。従って、締固めローラ20又は揺動/振動アセンブリ28は、揺動モードにおいて動作する。
図6には、両方の揺動/振動ユニット30、32が、回転状態において示されており、当該回転状態では、図5の回転状態と比較して、回転方向が逆転している。揺動/振動ユニット30、32は、同じ回転数で反時計回りに回転している。
図5の回転状態から図6の回転状態に移行する際、第2のアンバランスマス部分62又は82は、各受容空間60又は76内を、ローラ本体64又は84、86の回転運動によって、第1の誘導軌道66又は第2の誘導軌道80に沿って、周方向において、各第1のアンバランスマス部分54又は72に関して移動し、各第1の最終位置に到着する。当該状態において、第2のアンバランスマス部分62又は82は、周方向において、各支持部分70又は90に支持されており、当該支持部分に伴われて、周方向において移動する。
両方のアンバランスマス50、50‘、52、52‘のいずれにおいても、図6に示された回転状態では、重心は、各揺動/振動回転軸D、Dの上方に位置しているが、図5に示された揺動モードにおけるよりも小さい径方向距離を各揺動/振動回転軸D、Dに対して有している。結果として、アンバランスマス50、50‘、52、52‘の重心で作用する遠心力F‘及びF‘は、今や同じ方向を向いており、互いに対して位相オフセットを有さないが、図5に示された揺動モードにおけるよりも小さい遠心力の値を有している。
図6に示された揺動/振動ユニット30、32の回転状態において、両方の遠心力F‘及びF‘の総計は、ローラ回転軸Wに関して径方向に方向付けられた全体の遠心力になる。従って、締固めローラ20又は揺動/振動アセンブリ28は、振動モードで機能し、当該振動モードでは、揺動/振動ユニット30、32の回転の際、各回転位置において加えられる遠心力F‘、F‘に基づいて、生じる全体の遠心力は、ローラ回転軸Wの周りに回転し、従って、締固めローラ20は、周期的に上下に加速し、対応して周期的に、締固められるべき底土26に負荷を加える。
上述した、揺動モードと振動モードとの切り替えの際、両方の揺動/振動ユニット30、32又はその第1のアンバランスマス50、50‘及び第2のアンバランスマス52、52‘における質量分布に基づいて、各重心において作用する遠心力F、F又はF‘、F‘が、それぞれ同じ遠心力の値を有するが、揺動モードにおいて、遠心力は互いに相反する方向を向くように設定され、これは、アンバランスマス50、50‘又はそのそれぞれの重心が、第2のアンバランスマス52、52‘又はそのそれぞれの重心に関して、約180°の位相オフセットを有することによって得られる。他方、図6に示された振動モードでは、揺動/振動ユニット30、32で作用する遠心力F‘、F‘は、より小さい遠心力の値を有するが、互いに同じ方向を向いており、これは、各アンバランスマス50、50‘、52、52‘における質量分布に基づいて、両方の揺動/振動ユニット30、32の重心が互いに対して位相オフセットを有さないことによって得られる。
これを得るために、両方の第2のアンバランスマス部分62、82が、互いに、その質量及びこれによってそれぞれ供給されるアンバランストルクの点で異なるだけではなく、第1のアンバランスマス部分54、72も、互いに、その質量及びこれによってそれぞれ供給されるアンバランストルクの点で異なっている。さらに、各第1のアンバランスマス50、50‘の第1のアンバランスマス部分54は、これによって供給されるアンバランストルクに関して、第2のアンバランスマス52、52‘の各第2のアンバランスマス部分82のアンバランストルクに概ね一致する。同様に、第2のアンバランスマス52、52‘の第1のアンバランスマス部分72は、これによって供給されるアンバランストルクに関して、第1のアンバランスマス50、50‘の各第2のアンバランスマス部分62のアンバランストルクに概ね一致する。
それぞれ値の大きさが異なる遠心力を用いた揺動モードと振動モードとの間における切り替えによって、特に、振動モードにおいて、揺動モードの場合よりも小さい遠心力の値で、締固めローラ20の周期的な運動が生じることも得られる。このことによって、揺動/振動シャフト40、46を支持する軸受の負荷を過度に著しく増大させずに、振動モードにおいて、揺動モードにおけるよりも大きな回転数、従って大きな振動数で作業する可能性が提供される。アンバランスマス部分54、62又は72、82の質量又は質量分布、及び、誘導軌道66、80の径方向位置を適切に選択することによって、揺動モードから振動モードに移行する際の遠心力の値の変化の程度が、大きい値域内で設定可能であるので、この切り替え挙動によって可能になる回転数の変化も、従って、締固めローラ20に周期的に負荷を加える振動数も、対応して大きな値域内で自由に設定可能である。
最後に、上述の構造は、自明のことながら、機能原則及び構造原理から逸脱することなく、様々な態様において変更可能であることを指摘しておく。例えば、揺動/振動ユニットではそれぞれ、1つのみのアンバランスマスか、又は、2つ以上のアンバランスマスが設けられていてよい。しかしながら、いずれの揺動/振動ユニットにおいても、それぞれ同じアンバランストルクが存在していることが条件である。また、それぞれ第2のアンバランスマス部分が異なって構成されていてもよいであろう。第2のアンバランスマスに設けられた第2のローラ本体が、各第1のアンバランスマスに設けられている第1のローラ本体とは異なる寸法又は異なる形状を有していてもよいであろう。各第2のアンバランスマス部分の異なる質量は、例えば、略寸法が同じローラ本体が異なる質量を有することによっても得られる。例えば、より小さい質量を有するように供給されるべき第1のローラ本体は、第1のアンバランスマスにおいて、中空体として構成されていてよく、各第2のアンバランスマスに設けられるべき第2のローラ本体は、中実で、従ってより大きな質量を有するように供給されるローラ本体として構成されていてよい。
異なるアンバランスマスの構造又は質量分布は、図面に示し、上述した態様と比較して、以下の点において変化していてもよい。すなわち、第1の揺動/振動ユニット30又はそのアンバランスマス50、50‘において、両方のアンバランスマス部分54、62の重心M11、M12が、図3に示した配置に比べて、その径方向線Rに関する位置において交換されており、これによって、第1のアンバランスマス部分54の重心M11は、図示された回転状態において、略垂直に延在する径方向線Rの右側に位置し、両方の最終位置において、第2のアンバランスマス部分62の重心M12は、径方向線Rの左側に位置する。この場合、第2のアンバランスマス部分62の重心M12は、両方の最終位置の間を移動する際、180°より大きい角度Wにおいて移動する。
代替的又は付加的に、第2の揺動/振動ユニット32又はそのアンバランスマス52、52‘において、両方のアンバランスマス部分72、82の重心M21、M22が、図4に示した配置に比べて、その径方向線Rに関する位置において交換されており、これによって、第1のアンバランスマス部分72の重心M21は、図示された回転状態において、略垂直に延在する径方向線Rの左側に位置し、両方の最終位置において、第2のアンバランスマス部分82の重心M22は、径方向線Rの右側に位置すると規定してもよい。この場合、第2のアンバランスマス部分82の重心M22は、両方の最終位置の間を移動する際、180°より大きい角度Wにおいて移動する。
両方の角度W、Wが180°よりも大きい場合、角度Wは、設定されるべきアンバランストルクに関して適した反転挙動に到達するために、角度Wよりも大きい。
基本的に、角度W、Wの内の一方が180°よりも小さく、他方が180°よりも大きい構成、又は、角度W、Wの内の一方が正確に180°である構成も考えられる。
10 ソイルコンパクタ
12 車両後部
14 キャビン
15 駆動輪
16 フレーム
18 車両前部
20 締固めローラ
22 表面
23 ローラ内部空間
24 ローラシェル
26 底土
28 揺動/振動アセンブリ
30 第1の揺動/振動ユニット
32 第2の揺動/振動ユニット
34 揺動/振動駆動部
36 油圧モータ
38 ベルト駆動機構
40 第1の揺動/振動シャフト
42、44 支持ディスク
46 第2の揺動/振動シャフト
50、50‘ 第1のアンバランスマス
52、52‘ 第2のアンバランスマス
54 第1のアンバランスマス部分
56 アンバランスマス要素
58 誘導軌道要素
60 受容空間
62 第2のアンバランスマス部分
64 第1のローラ本体
66 第1の誘導軌道
68 アンバランスマス部分
70 支持部分
72 第1のアンバランスマス部分
74 アンバランスマス要素
76 受容空間
78 誘導軌道要素
80 第2の誘導軌道
82 第2のアンバランスマス部分
84、86 第2のローラ本体
88 アンバランスマス部分
90 支持部分
第1の揺動/振動回転軸
第2の揺動/振動回転軸
、F、F‘、F‘ 遠心力
11、M12、M21、M22 重心
、N 誘導軌道面法線
R 径方向線
W ローラ回転軸
、W 角度

Claims (19)

  1. ローラ回転軸(W)の周りに回転可能であり、ローラ内部空間を包囲するローラシェル(24)と、前記ローラ内部空間(23)に配置された揺動/振動アセンブリ(28)と、を含むソイルコンパクタのための締固めローラであって、前記揺動/振動アセンブリ(28)は、
    -少なくとも1つの、第1の揺動/振動回転軸(D)の周りに回転するように駆動可能な第1のアンバランスマス(50、50‘)を有する第1の揺動/振動ユニット(30)であって、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)は、第1のアンバランスマス部分(54)と、前記第1のアンバランスマス部分(54)に関して、前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りで、2つの最終位置の間で移動可能である第2のアンバランスマス部分(62)と、を含んでおり、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)が前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りに第1の回転方向において回転する際、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の第2のアンバランスマス部分(62)は、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第1の最終位置にあり、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)が前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りに、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向において回転する際、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)は、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第2の最終位置にあり、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)の重心(M12)は、前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りで、第1の所定の角度(W)において移動する第1の揺動/振動ユニット(30)と、
    -少なくとも1つの、第2の揺動/振動回転軸(D)の周りに回転するように駆動可能な第2のアンバランスマス(52、52‘)を有する第2の揺動/振動ユニット(32)であって、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)は、第1のアンバランスマス部分(72)と、前記第1のアンバランスマス部分(72)に関して、前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りで、2つの最終位置の間で移動可能である第2のアンバランスマス部分(82)と、を含んでおり、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)が前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りで前記第1の回転方向において回転する際、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマスの前記第2のアンバランスマス部分(82)は、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第1の最終位置にあり、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)が前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りに前記第2の回転方向において回転する際、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)は、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第2の最終位置にあり、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)が、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動する際、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)の重心(M22)は、前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りで、第2の所定の角度(W)において移動する第2の揺動/振動ユニット(32)と、
    を含んでおり、
    少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)が、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第1の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の重心と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の重心とは、互いに対して概ね位相オフセットを有さず、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記重心において作用する第1の遠心力(F‘)と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記重心において作用する第2の遠心力(F‘)とは、互いに概ね同じ方向を向いており、かつ概ね同じ値の第1の遠心力の値を有しており、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第2の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分が、前記第2のアンバランスマス部分の第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の重心と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の重心とは、互いに対して180°の範囲における位相オフセットを有しており、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記重心において作用する第1の遠心力(F)と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記重心において作用する第2の遠心力(F)とは、互いに概ね反対の方向を向いており、かつ概ね同じ値の第2の遠心力の値を有している締固めローラにおいて、
    前記第1の所定の角度(W)が、180°より小さいか若しくは180°より大きいこと、又は/及び、前記第2の所定の角度(W)が、180°より小さいか若しくは180°より大きいことを特徴とする締固めローラ。
  2. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、第2のアンバランスマス部分(62)の第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)の重心(M12)と、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)の重心(M11)とが、共通の、前記第1の揺動/振動回転軸(D)に交差する径方向線上には位置しないこと、又は/及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)が、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)の重心(M22)と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)の重心(M21)とが、共通の、前記第2の揺動/振動回転軸(D)に交差する径方向線上には位置しないことを特徴とする、請求項1に記載の締固めローラ。
  3. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)の重心(M12)と、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)の重心(M11)とは、周方向において、前記第1の揺動/振動回転軸(D)に交差する径方向線(R)の両側に位置していること、又は/並びに、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)が、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第1の最終位置にある場合、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)が、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第2の最終位置にある場合、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)の重心(M22)と、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)の重心(M21)とは、周方向において、前記第2の揺動/振動回転軸(D)に交差する径方向線(R)の両側に位置していることを特徴とする、請求項2に記載の締固めローラ。
  4. 前記第1の所定の角度(W)及び前記第2の所定の角度(W)が180°よりも小さい場合、前記第1の所定の角度(W)は前記第2の所定の角度(W)よりも大きく、前記第1の所定の角度(W)及び前記第2の所定の角度(W)が180°よりも大きい場合、前記第1の所定の角度(W)は前記第2の所定の角度(W)よりも小さいことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  5. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)に、径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道面法線(N)を有する第1の誘導軌道(66)が、前記第1の誘導軌道(66)において径方向外側に向かって支持された少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)を、前記第2のアンバランスマス部分(62)の第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動させるために設けられていること、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)に、径方向内側に向かって方向付けられた誘導軌道面法線(N)を有する第2の誘導軌道(80)が、前記第2の誘導軌道(80)において径方向外側に向かって支持された少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)を、前記第2のアンバランスマス部分(82)の第1の最終位置と第2の最終位置との間で移動させるために設けられていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載、又は、請求項1の前置部に記載の締固めローラ。
  6. 前記第1の誘導軌道(66)が、前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りに、部分的な周方向領域にわたってのみ延在していること、及び、前記第2の誘導軌道(80)が、前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りに、部分的な周方向領域にわたってのみ延在していることを特徴とする、請求項5に記載の締固めローラ。
  7. 前記第1の誘導軌道(66)の前記第1の揺動/振動回転軸(D)に対する径方向距離が、前記第2の誘導軌道(80)の前記第2の揺動/振動回転軸(D)に対する径方向距離に概ね一致することを特徴とする、請求項5又は6に記載の締固めローラ。
  8. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、前記第1の誘導軌道(66)に沿って前記第1の最終位置と前記第2の最終位置との間で移動する際に転動する少なくとも1つの第1のローラ本体(64)を含んでいること、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分が、前記第2の誘導軌道(80)に沿って前記第1の最終位置と前記第2の最終位置との間で移動する際に転動する少なくとも1つの第2のローラ本体(84、86)を含んでいることを特徴とする、請求項5から7のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  9. 前記第1のローラ本体(64)の数が、前記第2のローラ本体(84、86)の数と異なることを特徴とする、請求項8に記載の締固めローラ。
  10. 全ての前記第1のローラ本体(64)と、全ての前記第2のローラ本体(84、86)とが、互いに同じ構造を有していることを特徴とする、請求項8又は9に記載の締固めローラ。
  11. 少なくとも1つの前記第1のローラ本体(64)が、少なくとも1つの前記第2のローラ本体(84、86)とは異なることを特徴とする、請求項8又は9に記載の締固めローラ。
  12. 前記第1の揺動/振動回転軸(D)と前記第2の揺動/振動回転軸(D)とが、互いに対して、かつ、前記ローラ回転軸(W)に対して、概ね平行に配置されていること、又は/及び、前記第1の揺動/振動回転軸(D)と前記第2の揺動/振動回転軸(D)とが、前記ローラ回転軸(W)に関して約180°の角距離を有することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  13. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)が、前記第1の揺動/振動回転軸(D)の周りに回転するように駆動可能である第1の揺動/振動シャフト(40)に支持されているか、又は/及び、前記第1の揺動/振動シャフト(40)は、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)の少なくとも一部を供給すること、並びに、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)は、前記第2の揺動/振動回転軸(D)の周りに回転するように駆動可能である第2の揺動/振動シャフト(46)に支持されているか、又は/及び、前記第2の揺動/振動シャフト(46)は、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)の少なくとも一部を供給することを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  14. 前記揺動/振動アセンブリ(28)が、揺動/振動駆動部(34)を含んでいること、及び、前記第1の揺動/振動ユニット(30)の少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)と、前記第2の揺動/振動ユニット(32)の少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)とが、前記揺動/振動駆動部(34)によって、同じ回転方向に同じ回転数で回転するように駆動可能であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  15. 前記第1の揺動/振動ユニット(30)が、前記第1の揺動/振動回転軸(D)の方向において互いに間隔を置いて配置された、好ましくは互いに同じ構造を有する2つの第1のアンバランスマス(50、50‘)を含んでいること、又は/及び、前記第2の揺動/振動ユニット(32)が、前記第2の揺動/振動回転軸(D)の方向において互いに間隔を置いて配置された、好ましくは互いに同じ構造を有する2つの第2のアンバランスマス(52、52‘)を含んでいることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  16. 前記第2の遠心力の値が、前記第1の遠心力の値よりも大きいことを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  17. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)のアンバランストルクが、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分(82)のアンバランストルクに概ね一致すること、及び、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)のアンバランストルクが、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)のアンバランストルクに概ね一致し、それぞれのアンバランストルクは、
    U=mxr
    と定義され、この際、
    Uは、前記アンバランスマス部分(54、62、72、82)それぞれのアンバランストルクであり、
    mは、前記アンバランスマス部分それぞれの重心(M11、M12、M21、M22)において作用する、前記アンバランスマス部分(54、62、72、82)の慣性質量であり、
    rは、前記アンバランスマス部分(54、62、72、82)それぞれの前記重心(M11、M12、M21、M22)の、配設された前記揺動/振動回転軸(D、D)に対する径方向距離であることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の締固めローラ。
  18. 少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第1のアンバランスマス部分(54)が、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第1のアンバランスマス部分(72)よりも大きなアンバランストルクを有していること、及び、少なくとも1つの前記第1のアンバランスマス(50、50‘)の前記第2のアンバランスマス部分(62)が、少なくとも1つの前記第2のアンバランスマス(52、52‘)の前記第2のアンバランスマス部分よりも小さなアンバランストルクを有していることを特徴とする、請求項17に記載の締固めローラ。
  19. 少なくとも1つの、請求項1から18のいずれか一項に記載の締固めローラ(20)を含むソイルコンパクタ。
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