JPH0554607U - 起振装置の振幅切換装置 - Google Patents

起振装置の振幅切換装置

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Publication number
JPH0554607U
JPH0554607U JP11044691U JP11044691U JPH0554607U JP H0554607 U JPH0554607 U JP H0554607U JP 11044691 U JP11044691 U JP 11044691U JP 11044691 U JP11044691 U JP 11044691U JP H0554607 U JPH0554607 U JP H0554607U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
solenoids
vibration
changeover switch
shaft
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Pending
Application number
JP11044691U
Other languages
English (en)
Inventor
光計 小林
寿夫 地田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延リレーの耐久性を向上する。 【構成】 起振軸1に第1・第2起振ウエイト2,3を
相対回転自在に設け、その起振軸1を正回転、逆回転す
ることで高振幅、低振幅の起振力を得る起振装置とし、
前記起振軸1を回転駆動する起振モータ4と、この起振
モータ4の回転方向を切換える方向切換弁8と、この方
向切換弁8を正転位置、逆転位置とする第1・第2電磁
開閉弁9,10、その第1・第2電磁開閉弁9,10を
作動する第1・第2ソレノイド13,14と、この第1
・第2ソレノイド13,14を電源に接続する振幅切換
スイッチ16と、この振幅切換スイッチ16と前記第1
・第2ソレノイド13,14の間にそれぞれ設けた第1
・第2遅延リレー15,18を設けて、高振幅、低振幅
とする時に第1・第2遅延リレー15,18がそれぞれ
作動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地面を突き固めする振動ローラ等に用いられる起振装置の振幅を切 換える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
振動ローラ等に用いられる起振装置としては、起振軸上に2個の起振ウエイト を相対回転可能とし、起振軸を正回転、逆回転することで振幅を切換えて起振力 を大きくしたり、小さくするものが知られている。 この起振装置の振幅を切換える装置としては、例えば特開昭60−12640 6号公報に示すように起振軸の回転方向を切換える方向切換弁を設け、この方向 切換弁の2つのソレノイドの一方を作動する切換スイッチを備えた電気回路に遅 延リレーを設けて切換スイッチを切換えてから時間遅れをもって方向切換弁を切 換えて起振軸の回転方向が急激に変化しないようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる振幅切換装置であると、起振軸の回転方向がゆっくりと切換えられるか ら起振軸等が破壊されることを防止できるが、前述の振幅切換装置は高低振幅切 換スイッチとスイッチを機械的に連結し、高低振幅切換スイッチを高→低→高と 切換えた時に1つの遅延リレーが2回作動するから遅延リレーの耐久性が劣る。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした起振装置の振幅切換装置 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
起振軸1に第1・第2起振ウエイト2,3を相対回転自在に設け、その起振軸 1を正回転、逆回転することで高振幅、低振幅の起振力を得る起振装置において 、前記起振軸1を回転駆動する起振モータ4と、この起振モータ4の回転方向を 切換える方向切換弁8と、この方向切換弁8を正転位置、逆転位置とする第1・ 第2ソレノイド13,14と、この第1・第2ソレノイド13,14を電源に接 続する振幅切換スイッチ16と、この振幅切換スイッチ16と前記第1・第2ソ レノイド13,14の間にそれぞれ設けた第1・第2遅延リレー15,18より 成る起振装置の振幅切換装置。
【0006】
【作 用】
振幅切換スイッチ20を切換えて起振モータ4を正回転する時には第1遅延リ レー15が作動し、逆回転する時には第2遅延リレー18が作動するから、高振 幅→低振幅→高振幅とする時に第1・第2遅延リレー15,18がそれぞれ1回 作動することになって第1・第2遅延リレー15,18の耐久性を向上できる。
【0007】
【実 施 例】
図1、図2に示すように起振軸1の回りに第1起振ウエイト2と第2起振ウエ イト3が相対的に180度回転可能に設けられ、起振軸1を図1に示すように正 回転すると第1・第2起振ウエイト2,3が同一方向に向うから起振力FはF1 +F2 となって高振幅における起振力が発生し、起振軸1を図2に示すように逆 回転すると第1・第2起振ウエイト2,3が反対向きとなって起振力FはF1 − F2 となって低振幅における起振力が発生する。
【0008】 図3に示すように、前記起振軸1は起振モータ4によって正回転、逆回転され 、この起振モータ4の正転ポート5と逆転ポート6には油圧ポンプ7の吐出圧油 が方向切換弁8で供給され、その方向切換弁8は常時中立位置Aとなり、第1電 磁開閉弁9より第1受圧部10に圧油が供給されると正転位置B、第2電磁開閉 弁11より第2受圧部12に圧油が供給されると逆転位置Cとなる。 前記第1・第2電磁開閉弁9,11はばね力で遮断位置Dになり、第1・第2 ソレノイド13,14が励磁されると圧油供給位置Eとなる。 前記第1ソレノイド13は第1遅延リレー15を介して振幅切換スイッチ16 の第1端子17に接続し、第2ソレノイド14は第2遅延リレー18を介して振 幅切換スイッチ16の第2端子19に接続し、この第1・第2端子17,19は レバー20を高振幅位置F、低振幅位置Gに切換えることで入力端子21に接続 される。 前記第1・第2遅延リレー15,18は通電されてから設定時間後に第1・第 2ソレノイド13,14に通電するものであり、その設定時間は任意に調整でき る。
【0009】 次に作動を説明する。 振幅切換スイッチ16のレバー20を高振幅位置Fとすると入力端子21が第 1端子17に接続して第1遅延リレー15に通電され、設定時間後に第1電磁開 閉弁9の第1ソレノイド13に通電されて圧油供給位置Eとなり、方向切換弁8 が正転位置Bとなって起振モータ4の正転ポート5に圧油が供給され正回転する 。 これにより起振軸1が正回転して図1に示すように高振幅の起振力が得られる 。 振幅切換スイッチ16のレバー20を低振幅位置Gとすると入力端子21が第 2端子19に接続して第2遅延リレー18に通電され、設定時間後に第2電磁開 閉弁11の第1ソレノイド14に通電されて圧油供給位置Eとなり、方向切換弁 8が逆転位置Cとなって起振モータ4の逆転ポート6に圧油が供給され逆回転す る。 これにより起振軸1が逆回転して図2に示すように低振幅の起振力が得られる 。 以上の実施例では第1・第2電磁開閉弁9,11からの圧油で方向切換弁8を 切換えたが、方向切換弁8を第1・第2ソレノイド13,14で直接切換えるよ うにしても良い。
【0010】
【考案の効果】
振幅切換スイッチ20を切換えて起振モータ4を正回転する時には第1遅延リ レー15が作動し、逆回転する時には第2遅延リレー18が作動するから、高振 幅→低振幅→高振幅とする時に第1・第2遅延リレー15,18がそれぞれ1回 作動することになって第1・第2遅延リレー15,18の耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】起振装置の高振幅状態の斜視図である。
【図2】起振装置の低振幅状態の斜視図である。
【図3】油圧及び電気回路図である。
【符号の説明】
1…起振軸、2…第1起振ウエイト、3…第2起振ウエ
イト、4…起振モータ、7…油圧モータ、8…方向切換
弁、13…第1ソレノイド、14…第2ソレノイド、1
5…第1遅延リレー、16…振幅切換スイッチ、18…
第2遅延リレー、20…レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起振軸1に第1・第2起振ウエイト2,
    3を相対回転自在に設け、その起振軸1を正回転、逆回
    転することで高振幅、低振幅の起振力を得る起振装置に
    おいて、 前記起振軸1を回転駆動する起振モータ4と、この起振
    モータ4の回転方向を切換える方向切換弁8と、この方
    向切換弁8を正転位置、逆転位置とする第1・第2ソレ
    ノイド13,14と、この第1・第2ソレノイド13,
    14を電源に接続する振幅切換スイッチ16と、この振
    幅切換スイッチ16と前記第1・第2ソレノイド13,
    14の間にそれぞれ設けた第1・第2遅延リレー15,
    18より成る起振装置の振幅切換装置。
JP11044691U 1991-12-18 1991-12-18 起振装置の振幅切換装置 Pending JPH0554607U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11044691U JPH0554607U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 起振装置の振幅切換装置

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JP11044691U JPH0554607U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 起振装置の振幅切換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554607U true JPH0554607U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14535924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11044691U Pending JPH0554607U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 起振装置の振幅切換装置

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JP (1) JPH0554607U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022092610A (ja) * 2020-12-10 2022-06-22 ハム アーゲー ソイルコンパクタのための締固めローラ

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