JPH08152075A - 方向制御弁 - Google Patents

方向制御弁

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JPH08152075A
JPH08152075A JP6293332A JP29333294A JPH08152075A JP H08152075 A JPH08152075 A JP H08152075A JP 6293332 A JP6293332 A JP 6293332A JP 29333294 A JP29333294 A JP 29333294A JP H08152075 A JPH08152075 A JP H08152075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
directional control
valve
speed reducer
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6293332A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Sekine
卓 関根
Tetsuo Takano
哲郎 高野
Kazuo Iso
和男 磯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Hydex Co
Original Assignee
Yokohama Aeroquip Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokohama Aeroquip Co Ltd filed Critical Yokohama Aeroquip Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の直流モータの回転力を方向制御弁に伝
達する伝達手段として、廉価な減速器と磁気継手を使用
して、構造が簡単で、かつ廉価な方向制御弁を提供す
る。 【構成】 直流モータ1に連結した第1減速器2と、方
向制御弁59に連結した第2減速器4との間を、1対の
永久磁石11,12からなる磁気継手10を介して継合
すると共に、各永久磁石11と12との間に、方向制御
弁59と第2減速器4とを密封した方向制御弁の密封弁
ケース部材6を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として空気調和機に
おるけ冷房運転と暖房運転とを切換えるために使用され
る方向制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の冷暖房サイクルに
は、冷房運転時と、暖房運転時に、封入されている冷媒
の流れ方向を切換えるために方向制御弁が使用されてい
る。そこで、この種の方向制御弁には、図2に示すごと
く、小型の電磁弁43による気体の切換信号により作動
するマスター弁を作動させるタイプのものが最も一般的
である。
【0003】これは、例えば特開昭61−62677号
の発明で公知のごとく、円筒状シリンダ30の上部中央
に、第1配管孔31を備えると共に、中央下部には第2
配管孔32、第3配管孔33及び第4配管孔34の3つ
を直列に備えた横断面カマボコ状のバルブシート35が
裏返し状に設けられ、このバルブシート35の上面に椀
形のバルブスライド36を配置すると共に、バルブシー
ト35を跨いでその両側にピストンリング37,38を
備えたピストンロッド39とバルブスライド36とを連
結し、ピストンリング37,38により仕切られた円筒
状シリンダ30内各室40,41,42の冷媒の圧力を
電磁弁43を利用して切換えることにより、ピストンロ
ッド39を介してバルブスライド36を摺動させ、冷暖
房の切り換えを行なう方式のものである。
【0004】しかしながら、上記の場合、弁体自体が大
きくなり、コンパクト化がはかれないと共に、独立した
2つの弁、すなわち電磁弁43とマスター弁とが必要で
あり、製作コストが高くなるという問題点があった。ま
た、他の方向制御弁として、図3に示すように、弁本体
62とこの弁本体62の上部に着脱可能に配設された電
磁石68とからなり、その弁本体62は円筒状のボディ
63と、そのボディ63の下端に取付けられた弁座64
と、そのボディ63の内面に回動可能に配設されたロー
ターアッシー61とから構成されたものも考えられ、こ
の場合、弁本体62の上部に配設される電磁石68のコ
イル73を横置にすることにより弁全体としてスマート
で、かつコンパクトな形状に形成できると共に、そ取付
け方向が自由であるという点で優れているが、電磁石6
8の作動のために大きな力が必要となるので、製造コス
トが高くなるという欠点がある。
【0005】次に、図4に示す空気調和機用の四方切換
弁では、弁ケース50の一部となる肉厚円板状の弁座5
5の平面部に第1配管孔51、第3配管孔53、図示さ
れていない第2配管孔、打4配管孔を同心円上に順次所
定のピッチに設け、この弁座55の上面に、前記4つの
配管孔のうち隣接する2つの配管孔を独立状につなぐ少
なくとも1つの連通溝56を備えた方向制御弁59を回
転可能に設け、この方向制御弁59を回転させることに
より、冷房運転と暖房運転とを切り換えるようにしたこ
とを特徴としており、特開平6−221723の発明と
して公知である。
【0006】この場合は、小型の電動モータ57と歯車
58とにより方向制御弁59を駆動する方式であり、単
純な構造で比較的コンパクトに形成されるが、密閉型の
電動モータ57を弁本体内部に組み込み、かつ機械的自
由度が殆どない歯車58により動力の伝達をするため
に、方向制御弁59の始動用と停止用の各ストロークエ
ンドにマイクロリミットスイッチ71,72を内蔵する
必要があるため、製造コストが非常に高くなるという問
題がある。
【0007】一方、この種の空気調和機の冷暖房各運転
時の切換用の方向制御弁の駆動には、充分なトルクさえ
あれば、その駆動速度は比較的低速でも良いことから、
本発明者等はこの点に着目し、種々検討及び実験を重ね
た結果本発明に到達した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、小型の直
流モータの回転力を、方向制御弁に伝達する伝達手段と
して、従来一般に使用されている廉価な減速器と磁気継
手を使用することにより、構造が簡単で、かつ廉価な方
向制御弁を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の方向制御弁は、直流モータの回転軸に連結
した第1減速器と、方向制御弁に連結した第2減速器と
の間を、1対の永久磁石からなる磁気継手を介して継合
すると共に、上記磁気継手の各永久磁石の間に、方向制
御弁と第2減速器とを密封した方向制御弁の密封弁ケー
ス部材を介在させることを特徴としている。
【0010】上記の構成からなる方向制御弁は、その方
向制御弁と、その方向制御弁を駆動する小型の直流モー
タとを、2個の減速器とそれら2個の各減速器間とを継
合する磁気継手によって連動させることになり、しかも
方向制御弁の密封弁ケースの外に上記直流モータが置か
れるので、直流モータは密閉型にする必要がない。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の方向制御弁の一
実施例を説明するが、図1はその方向制御弁の駆動部の
要部を示す概略側断面図である。まず、図1において、
小型の直流モータ1の回転軸に廉価な第1減速器2を連
結し、その第1減速器2の出側に磁気継手10の一方の
永久磁石11を連結し、一方、図3の従来例などに使用
されているものと同様な方向制御弁59にも廉価な第2
減速器4を連結し、その第2減速器4の入側に上記磁気
継手10の他方の永久磁石12を連結する。
【0012】これにより、直流モータ1と方向制御弁5
9とは、上記1対の永久磁石11,12からなる磁気継
手10を介して継合され、これにより方向制御弁59が
駆動される。次に、上記の磁気継手10の各永久磁石1
1と12との間に、方向制御弁59と第2減速器4とを
密封した方向制御弁の密封弁ケース部材6、すなわちこ
の実施例では肉厚3mmの壁部材7を介在している。
【0013】次に、上記の作動を説明すると、小型の直
流モータ1は適宜な抵抗を介して12Vの直流電源によ
り回転されるが、この直流モータ1の回転軸の回転数N
≒5000rpm、回転力T=20g−cmは、ギヤ比
R=1/13の第1減速器2により、永久磁石11では
N=4000rpm以下、T=35g−cm以下の出力
が得られる。
【0014】次に、等方位性のフエライト等で形成され
た永久磁石11,12からなる磁気継手10の伝達能力
は、最大近傍でN≒4000rpm、回転力T≒35k
g−cmを伝え得るものとなっている。そして第2減速
器4に入力された上記動力は、その減速比R=1/13
3〜1/400によって、N=3〜1rpm、T=1〜
8kg−cmのロータリーバルブ59の駆動出力とな
り、方向制御弁59を駆動する。なお、この実施例の最
終出力においては、回転数N=1rpmにて、バルブ切
換時間は15秒(1/4回転)、そしてN=3rpmに
て、バルブ切換時間は5秒(1/4回転)となる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明した本発明の方向制御弁は、
小型直流モータと、廉価な2個の減速器と、廉価な磁気
継手との組合せにより、直流モータの動力を2個の減速
器で必要な回転力と回転数に変えて、完全に密閉された
密封弁ケース内の方向制御弁にその動力を伝達して方向
制御弁を駆動しているので、装置全体の製造コストの低
減をはかることができる。
【0016】特に、本発明では電動モータに密閉型のも
のを使用する必要がなく、構造も簡単になり、故障の恐
れも少ない。つまり次に示すことが云い得る。 直流モータ1は、完全に密閉された密封弁ケース部
材6と切り離されているため、直流モータ1に直接冷凍
機油が触れないので電動モータは密閉型のものを使用す
る必要はない。
【0017】なお、電動モータに冷凍機油が浸入すると
モータの焼付けを起こし作動不可となる。 磁気継手として一般的に安価なフエライト系永久磁
石を使用することにより、非磁性金属でもその磁力透過
性が良好であり、弁を切り替えるに充分な仕事量(回転
力と回転数)を伝達出来るため、密封弁ケース部材6の
壁部材7の板厚を厚くすることが可能であり、より高圧
に対応することができる。 減速器を用いた効果は、適切な切替え速度と切替え
力を磁気継手の範囲内でいかようにも正確に選択できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る方向制御弁の要部を示
す概略側断面図である。
【図2】従来の方向制御弁の側断面図である。
【図3】他の方向制御弁の側断面図である。
【図4】他の従来の方向制御弁の側断面図である。
【符号の説明】
1 直流モータ 2 第1減速
器 4 第2減速器 6 密封弁ケ
ース部材 10 磁気継手 11 永久磁
石 12 永久磁石 59 方向制
御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流モータの回転軸に連結した第1減速
    器と、方向制御弁に連結した第2減速器との間を、1対
    の永久磁石からなる磁気継手を介して継合すると共に、
    上記磁気継手の各永久磁石の間に、方向制御弁と第2減
    速器とを密封した方向制御弁の密封弁ケース部材を介在
    させた方向制御弁。
JP6293332A 1994-11-28 1994-11-28 方向制御弁 Pending JPH08152075A (ja)

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JP6293332A JPH08152075A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 方向制御弁

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Cited By (5)

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EP0967446A2 (en) * 1998-06-23 1999-12-29 Fuji Injector Corporation Device for changing flow of operating medium in air conditioning system
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