JP2002340446A - 四方切換弁 - Google Patents
四方切換弁Info
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Abstract
層の向上を図る。切換弁の信頼性を一層向上させる。 【解決手段】モータ部10と、ケース30と弁室73に
配置された主弁70と弁座80とからなる本体部50と
を備える。弁座80は、圧縮機の吸入圧力側と吐出圧力
側とにそれぞれ連通する吸入圧力導通孔82と吐出圧力
導通孔83と、室内及び室外の各熱交換器にそれぞれ連
通する二つの導通孔84,85とを備える。主弁70
は、吸入圧力導通孔82と二つの導通孔84,85に選
択的に連通する連通部74aと、連通部74aと弁室7
3とを連通する均圧孔77とを備える。主弁70上には
ロータ40の回転に連動する副弁60を設け、副弁60
の回転により均圧孔77を開閉する。均圧孔77が開状
態において主弁70を導通孔切換えのために移動させ
る。
Description
り、特に、主弁に吐出圧力の逃し弁を副弁として備えた
四方切換弁に関する。
気調和機は、冷媒の流れる方向を切換えて、冷房運転又
は暖房運転を季節に応じて行うことができ、この冷媒の
流れ方向の切換えは切換弁によって行っている。図9
は、該切換弁を用いた空気調和機の冷暖房サイクルの一
例を示したものである。該冷暖房サイクルは、圧縮機C
と、切換弁SVと、熱交換器E1,E2と、電子リニア
制御弁Tとが接続され、冷房運転時の冷媒は、実線矢印
で示すように、圧縮機C、切換弁SV、室外熱交換器E
1、電子リニア制御弁T、室内熱交換器E2の順に流
れ、切換弁SVを経て、再び圧縮機Cに戻って循環す
る。暖房運転時の冷媒は、一点鎖線矢印で示すように、
圧縮機C、切換弁SV、室内熱交換器E2、電子リニア
制御弁T、室外熱交換器E1の順に流れ、切換弁SVを
経て、再び圧縮機Cに戻って循環する。
術が種々提案されている。例えば、実用新案登録第25
23031号公報記載の四方切換弁の技術は、弁本体内
において前記吐出圧力導通孔及び前記導通孔、前記吸入
圧力導通孔及び前記導通孔における相互間の冷媒流路の
切換えを前記主弁の内側と外側とで行っている。
では低圧の吸入圧力が生じ、主弁の外側では高圧の吐出
圧力が生じるので、主弁を挟んで圧力差が発生すること
から切換え動作が重くなる傾向があり、この点で、この
四方切換弁は冷媒流路の切換え動作の容易性・敏捷性に
ついては特に考慮がなされていない。また、特公平1−
32389号公報記載の四方切換弁の技術は、弁本体の
圧力差をなくした後に、主弁による冷媒通路の切換え動
作が行われるものであるが、弾性部材の伸縮によって主
弁の回動を行っているので、冷媒流路の切換え動作の敏
捷性、及び四方切換弁の信頼性については格別の配慮が
なされていない。
上記問題を解決するために、先に特願2000−330
377号として、冷媒流路の切換え動作の容易性及び敏
捷性の向上を課題とした四方切換弁を提供している。本
発明は、更にこれを改良したもので、その課題とすると
ころは、冷媒流路の切換え動作の容易性及び敏捷性の一
層の向上を図るとともに、切換弁の信頼性を一層向上さ
せることができる四方切換弁を提供することにある。
発明に係る電動弁は、下記の手段からなるものである。
請求項1記載の四方切換弁は、ステータ(20)とロー
タ(40)からなるモータ部(10)と、ケース(3
0)と該ケース(30)内の弁室(73)に配置された
主弁(70)と弁座(80)からなる本体部(50)と
を備えた四方切換弁(100)において、弁座(80)
は、圧縮機の吸入圧力側と吐出圧力側とにそれぞれ連通
する吸入圧力導通孔(82)と吐出圧力導通孔(83)
と、室内及び室外の各熱交換器(E1,E2)にそれぞ
れ連通する二つの導通孔(84,85)とを備え、主弁
(70)は、前記吸入圧力導通孔(82)と前記二つの
導通孔(84,85)に選択的に連通する連通部(74
a)と、該連通部(74a)と前記弁室(73)とを連
通する均圧孔(77)とを備えるとともに、主弁(7
0)上には、ロータ(40)の回転に連動する副弁(6
0)を設け、該副弁(60)の回転により、均圧孔(7
7)を開閉すると共に均圧孔(77)が開状態におい
て、主弁(70)を導通孔切換えのために移動させるこ
とを特徴とする。
載の手段に加えて、主弁(70)は、上記の移動におい
て、主弁(70)は弁座(80)上面から離れた状態と
なることを特徴とする。請求項3記載の四方切換弁は、
請求項1又は2記載の手段に加えて、副弁(60)の回
転手段として、ロータ(40)と一体的に回転する駆動
歯部(48)と副弁(60)側に設けた受動歯部(6
5)とから副弁(60)の駆動部(47)を形成し、該
駆動部(47)はトルク増幅可能に形成することを特徴
とする。
3記載のいずれかの手段に加えて、副弁(60)には、
均圧孔(77)を開閉して圧力の移動・停止を図る均圧
孔閉塞部(63)と、主弁(70)側に設けられた突部
(62c)に係合する凹溝(64)を形成し、ロータ
(40)の回転によって、副弁(60)を主弁(70)
上で回動させるとともに、凹溝(64)を主弁(70)
側に設けた突部(62c)に遊嵌させ、凹溝(64)側
壁が突部(62c)に当接する状態において、主弁(7
0)を回動させることを特徴とする。なお、上記構成部
材には、実施例との対応関係を理解し易くするために図
面符号を付したが、前記特許請求の範囲に記載の発明
は、実施例のものに限定されるものではない。
換弁100の実施形態について説明する。図1は、本発
明の実施例における四方切換弁の外観斜視図、図2は、
図1の四方切換弁の縦断面図、図3は、同四方切換弁の
要部の斜視図、図4は、同四方切換弁の主弁の平面図
(a)、縦断面図(b)及び底面図(c)、図5は、同
四方切換弁の副弁の平面図(a)、縦断面図(b)及び
底面図(c)、図6は、同四方切換弁の軸ピンの平面図
(a)、縦断面図(b)及び底面図(c)、図7の
(a)乃至(d)は、同四方切換弁の動作を示す平面
図、図8の(a)乃至(d)は、同四方切換弁の作動を
示す説明図である。なお、以下の説明において、「上下
左右」の意味は、図面の記載における上下左右であり、
実際に使用状態においては、必ずしも上下左右になると
は限らない。
ッピングモータを備えたモータ部10と、主弁70を備
えた本体部50とからなり、本実施例の四方切換弁10
0は、主弁70を、前記ステッピングモータの通電に伴
って弁座80上で回動させ、冷媒流路の切換えを行わせ
る。モータ部10は、ステータ20とロータ40とから
構成され、ステータ20は、上下に格納されたステータ
コイル21及びヨーク22を備え、ステ一タコイル21
には、リード線が束ねられたケーブル23及びステータ
20の外周に設けられたコネクタ24が接続されてい
る。
と、ケース30の下端部に気密状に連結固定された本体
ケース51と、主弁70と、主弁70上に配置される副
弁60と、弁座80と、導管群90とから構成される。
ケース30にはモータ部10が外嵌されるとともに、ロ
ータ40等が内嵌される。なお、ケース30及び本体ケ
ース51は、例えば、ステンレスを素材として形成され
る。
外周には磁石を具備している。また、ロータ40下部に
は連結リング枠41を介して駆動部47が一体的に且つ
支持軸42に沿って固定されている。 駆動部47の下
部外周には一定高さにわたって駆動歯部48が、例えば
合成樹脂を素材として形成されている。
71に回転可能に支持されており、また、後述の主弁7
0側と支持軸側との間に取り付けられた押しばね46に
より、弾性的に上方に支持されており、その上部は上か
らケース30の支持凹部31に回転可能に支持されてい
る。即ち、前記支持軸42の上端は、前記ケース30の
球状内面の頂点に突き当てられて点接触している。
体ケース51が形成され、該本体ケース51には下部に
ステンレス等からなる弁座80が内嵌され、ケース30
と弁座80とが一体に固定される。弁座80は弁室73
の底部を構成しており、本体ケース51の下端に接合部
81により連結され、圧縮機の吸入圧力を導入する吸入
圧力導通孔82、吐出圧力を導入する吐出圧力導通孔8
3、室内及び室外の熱交換器に連通される室外熱交換器
用導通孔84及び室内熱交換器用導通孔85が設けら
れ、これらの孔は、上下に連通している。
として、銅合金等からなる吸入圧力導通管92、吐出圧
力導通管93、室外熱交換器用の導通管94、及び、室
内交換機用の導通管95が連結されている。なお、吸入
圧力導通管92、及び、吐出圧力導通管93の上端部は
弁座80の上面より上方に突出しており、主弁70の動
きにおけるストッパの機能を有している。弁座80の上
面は平面状をなし、その上面で主弁70の下端面と接し
ている。
記吸入圧力導通孔82及び前記吐出圧力導通孔83(図
7)は、前記支持軸42を中心としてその対称位置に設
けられているとともに、室外熱交換器用導通孔84及び
室内熱交換器用導通孔85(図7)は、前記下面側支持
軸42を中心としてその対称位置で前記吸入圧力導通孔
82と前記吐出圧力導通孔83とから所定角度位置を異
にしてそれぞれ設けられている。
2に接続される吸入圧力導通管92と、前記吐出圧力導
通孔83に接続される吐出圧力導通管93と、前記室外
熱交換器用導通孔84に接続される室外熱交換器用導通
管94と、前記室内熱交換器用導通孔85に接続される
室内交換機用導通管95の四本からなり、前記弁座80
の下端側にそれぞれ接続固定される。
として形成され、前記ケース30内の弁室73に収容さ
れ、弁座80の上面で支持軸42に回転・摺動可能に載
置されている。主弁70は、図4(a)〜(c)に示す
ように、平面視円形で、一定高さを有し、その中心部の
中央凹部72には、支持軸孔71が穿設され、更に、そ
の下面には、2つの連通部74a,74bが形成され
る。上記一方の連通部74aは、図7(a),(b)の
状態では、吸入圧力導通孔82と室内熱交換器用の導通
孔85とを連通させている。また、他方の連通部74b
は、図7(a),(b)の状態では、吐出圧力導通孔8
3と室外熱交換器用の導通孔84とを連通させている。
また、図7(c),(d)の状態では、吸入圧力導通孔
82と室外熱交換器用の導通孔84とを連通させてい
る。また、他方の連通部74bは、図7(a),(b)
の状態では、吐出圧力導通孔83と室内熱交換器用の導
通孔85とを連通させている。更に、一方の連通部74
aには、上方の弁室73に連通する均圧孔77が穿設さ
れ、他方の連通部74bには、上方の弁室73に連通す
る連通孔75が穿設される。
連通孔75の孔径よりも大としている。この構成によ
り、均圧孔77を開としたとき、他方の連通部74bか
ら弁室73への冷媒の流量より、弁室73から一方の連
通部74aへの流量が大となり、結局、一時的に弁室7
3より一方の連通部74aの方が流体圧が大となって、
その結果、図8(b)、(c)に示すように、弁座80
に対して、主弁70が浮き上がる。この状態において、
主弁70を回動させることで、主弁70の回動がスムー
スに成り、その結果、冷媒の切り換えが円滑、迅速、且
つ、容易になる。なお、主弁70の外周には、リング溝
76が形成されており、該リング溝76にはシールリン
グ52が嵌合されている。このシールリング52は、本
体ケース51の内側に摺接して、主弁70と本体ケース
51との間の封止(シール)を実現している。
れている。副弁60は、図5(a)〜(c)に示すよう
に、主弁70に形成されている均圧孔77を開閉し、以
って、主弁70に形成されている連通部74と本体ケー
ス51内の弁室73との間を連通又は閉鎖して圧力の移
動・遮断を図り、弁座80に対する主弁70の押圧力を
調整する(減少させる)作用を有するものである。副弁
60は、平面視円形で一定厚みを有し、その下面には、
図5(c)に示すように、下方に一定角度、例えば、1
50度の角度において扇形の凹溝64が形成される。ま
た、副弁60の外周部における凹溝64の両側(半径方
向)延長線の範囲に亘って受動歯部65が形成される。
また、その中央部には回転軸孔61が穿設され軸支され
る。この前記駆動歯部48の歯数比を適宜選択すること
で、受動歯部65側のトルクを増幅させるように設定す
ることができる。なお、副弁60の少なくとも主弁70
との当接面には、回転抵抗を低減させるために、テフロ
ン(登録商標)含有樹脂などを用いことが好ましい。ま
た、逆に、主弁70上面に同様の樹脂を用いても良い。
を一定角度の範囲内において、回転可能に支持する機能
とともに、一定角度の範囲外においては、副弁60と一
体となって主弁70を支持軸42を中心に回転させさせ
る機能を有する。そのために、軸ピン62は、図6
(a)〜(c)に示すように、鉛直方向で副弁60の回
転中心に配置される軸部62aと、軸部62aの下端部
に連結され水平に配置される水平部62bと、該水平部
62bの他端部において立設される突部62cとからな
る。そして、軸部62aは、副弁60を遊転可能に軸支
し、水平部62bは主弁70の溝部78に圧入固定さ
れ、更に、突部62cは、副弁60の下面に扇形に形成
された凹溝64内において一定角度の範囲において揺動
可能に配置されている。換言すれば、突部62cが凹溝
64内で遊動している範囲においては、主弁70に回転
力は作用しない。なお、本実施例の軸ピン62は、主弁
70と別体形成したから、種々の形状の軸ピン62を準
備することで、副弁60の汎用性を高め、均圧孔77の
開閉のタイミングを微妙に調整することができる。
て図7,8を用いて説明する。モータ部10において、
ケーブル23及びコネクタ24を通じてステータコイル
21を通電励磁させることにより、ロータ40の回転を
介して前記副弁60が主弁70上を回動して前記均圧孔
77を開閉すると共に、更なるロータ40の回転によ
り、主弁70が前記軸ピン62によって弁座80上を回
動し、後述する冷媒流れの切換えが図られる。主弁70
が、前記軸ピン62を介して前記ステッピングモータの
単位パルス当りの回転角度に応じて回動され、その動き
が規制されるべく最適な制御曲線又は制御直線等の制御
が得られる。
について説明する。図7の(a)乃至(d)及び図8の
(a)乃至(d)は、四方切換弁100の動作を説明す
るための動作説明図であり、図7の(a)乃至(d)の
各々が図8の(a)乃至(d)の各々と同じ作動状態を
示している。
セット状態を示しており、吸入圧力導通管92(吸入圧
力導通孔82)と室内熱交換器用の導通管95(導通孔
85)とが主弁70の連通部74を介して連通し、吐出
圧力導通管93と室外熱交換器用の導通管94とが主弁
70の外側、すなわち弁室73に連通している。この状
態では、弁室73内の圧力と連通部74内の圧力との間
に大きな圧力差があり、主弁70はこの圧力差によって
弁座80に押え付けられていて容易には移動しない。そ
こで、本実施例の四方切換弁100は、この状態から冷
媒流路の切換えを行う場合に、逃し弁である副弁60を
用いることで弁室73と連通部74の各圧力の均衡を図
り、主弁70を押え付ける力を除いた後に主弁70の回
動動作を行うようにしている。
いて、ステッピングモータに対するパルス入力により、
ロータ40を介して回動される歯車筒が回転し、この歯
車と噛み合う副弁60が回転することで、副弁60の均
圧孔閉塞部63によって閉塞されていた主弁70の均圧
孔77が解放され、弁室73の冷媒が均圧孔77を介し
て連通部74内に導入されて弁室73内の圧力と連通部
74内の圧力との均衡が図られる。
弁60が一定角度回転して、均圧孔77の閉止が解か
れ、開状態となると、弁室73と連通部74との圧力均
衡が図られ、その後、軸ピン62の突部62cに副弁6
0の凹溝64が当接(衝突)し、前記突部62cで、主
弁70を押して弁座80上を時計の針の方向に一定の角
度、即ち、図7(c)、図8(c)の状態の如くなるま
で回動・摺動させる。この動作により、主弁70の連通
部74aによる吸入圧力導通管92と室内熱交換器用導
通管95との連通が、該吸入圧力導通管92と室外熱交
換器用の導通管94との連通に切換わり、同時に、主弁
70の連通部74bを介した吐出圧力導通管93と室外
熱交換器用の導通管94との連通が、該吐出圧力導通管
93と室内熱交換器用の導通管95との連通に切換わ
る。
入圧力導通管92と室外熱交換器用の導通管94とが連
通部74aにより連通後、ステッピングモータを反対の
方向に回動作動させることで、前記軸ピン62及び副弁
60が、図7(d)のように反時針方向に、副弁60の
均圧孔閉塞部63によって主弁70の均圧孔77が閉塞
されるまで(図7(d)、図8(d)位置まで)回動さ
れる。この動作により、暖房運転時のセット状態、すな
わち、吸入圧力導通管92と室外熱交換器用導通管94
とが主弁70の連通部74を介して連通し、吐出圧力導
通管93と室内熱交換器用導通管95とが弁室73内を
介して連通することになる。なお、図7(d)、図8
(d)の状態から図7(a)、図8(a)の冷房運転時
のセット状態に切換える場合には、例えば、前記副弁6
0の均圧孔閉塞部63による前記均圧孔77の閉塞を解
き、主弁70を回動させることになる。
成によって次の効果を奏するものである。すなわち、前
記実施例の四方切換弁100は、モータ部10の入力パ
ルスによって、副弁60を主弁70上で回動した後、主
弁70が弁座80上を充分なトルクで回動するので、弁
室73と連通部74との圧力の均衡を図った後に冷媒の
流れの切換えを行うことができ、弾性部材を用いて主弁
を回動させる場合に比して冷媒の流路の切換え動作を容
易、かつ、迅速に行うことができ、さらに、四方切換弁
100の信頼性の向上を図ることができる。
前記主弁70との間に位置し、該主弁70上に載置され
て、前記ロータ40と一体に回転し、前記連通部74と
前記弁室73との圧力差をなくす逃し弁として機能する
ので、冷媒流路の切換え動作を迅速に行うことができ、
さらに、可動部品点数を減らして四方切換弁100の製
品コストの低減を図ることができる。
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、また、空気調和機に限らず、流路の切換えを行うす
べての機器に利用できるものである。
ように構成された本発明の四方切換弁は、使用に当って
その切り換えが迅速にでき、構成が簡単で、耐久性も向
上し、故障が少なく、部品交換が容易で汎用性にも優れ
ているという効果がある。また、副弁の回転手段とし
て、ロータと一体的に回転する駆動歯部と副弁側に設け
た受動歯部とから副弁の駆動部を形成し、該駆動部をト
ルク増幅可能に形成することで、副弁のトルクを大幅に
増大させ、回転作動を円滑にすることができる。また、
凹溝を主弁側に設けた突部に遊嵌させ、凹溝側壁が突部
に当接する状態において主弁を回動させることで、簡単
な構成ながら、確実な回動力の伝達が可能となる。
図。
(b)及び底面図(c)。
(b)及び底面図(c)。
図(b)及び底面図(c)。
平面図。
説明図。
子リニア制御弁 E1,E2・・熱交換器 10・・モータ部 20・・ステータ 21・・ステータコイル 2
2・・ヨーク 23・・ケーブル 24・・コネクタ 30・・ケース(キャン) 31・・支持凹部 40・・ロータ 41・・連結リング枠
42・・支持軸 45・・ばね受 46・・押しばね(弾性部材) 47・・駆動部 48・・駆動歯部 50・・本体部 51・・本体ケース 52・・
シールリング 60・・副弁 61・・回転軸孔 62・・軸ピン 62a・・軸部 62b・・水平部 62c・・突
部 63・・均圧孔閉塞部 64・・凹溝 65
・・受動歯部 70・・主弁 71・・支持軸孔 72・・中央凹部 73
・・弁室 74a,74b・・連通部 75・・連通孔 76
・・リング溝 77・・均圧孔 78・・溝部 80・・弁座 81・・接合部 82・・
吸入圧力導通孔 83・・吐出圧力導通孔 84・・(室外熱交換
器用の)導通孔 85・・(室内熱交換器用の)導通孔 90・・導管群 92・・吸入圧力導通管 93・・吐出圧力導通管 94・・(室外熱交換器用
の)導通管 95・・(室内熱交換機用の)導通管 100・・四方切換弁
2)
Claims (4)
- 【請求項1】ステータとロータからなるモータ部と、ケ
ースと該ケース内の弁室に配置された主弁と弁座とから
なる本体部と、を備えた四方切換弁において、 弁座は、圧縮機の吸入圧力側と吐出圧力側とにそれぞれ
連通する吸入圧力導通孔と吐出圧力導通孔と、室内及び
室外の各熱交換器にそれぞれ連通する二つの導通孔とを
備え、 主弁は、前記吸入圧力導通孔と前記二つの導通孔に選択
的に連通する連通部と、該連通部と前記弁室とを連通す
る均圧孔とを備えるとともに、主弁上には、ロータの回
転に連動する副弁を設け、 該副弁の回転により、均圧孔を開閉すると共に均圧孔が
開状態において、主弁を導通孔切換えのために移動させ
ることを特徴とする四方切換弁。 - 【請求項2】主弁は、上記の移動において、弁座上面か
ら離れた状態となることを特徴とする請求項1記載の四
方切換弁。 - 【請求項3】副弁の回転手段として、ロータと一体的に
回転する駆動歯部と副弁側に設けた受動歯部とから副弁
の駆動部を形成し、該駆動部はトルク増幅可能に形成す
ることを特徴とする請求項1又は2記載の四方切換弁。 - 【請求項4】副弁には、均圧孔を開閉して圧力の移動・
停止を図る均圧孔閉塞部と、主弁側に設けられた突部に
係合する凹溝を形成し、 ロータの回転によって、副弁を主弁上で回動させるとと
もに、凹溝を主弁側に設けた突部に遊嵌させ、凹溝側壁
が突部に当接する状態において、主弁を回動させること
を特徴とする請求項1〜3記載のいずれかの四方切換
弁。
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