JP2008510948A - 直線状流路の逆転弁 - Google Patents

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Abstract

冷凍システムにおいて流れを逆転できる逆転弁を提供する。逆転弁は第1の端部と対向する第2の端部との間に延在する弁本体を含む。多数の連通口が第1および第2の端部を通って配設される。1つの態様では、弁本体を通過する際の圧力降下を低減するため、流れは両端部の間で略直線状に流通される。これは、第1の端部で連通口へ結合される一方で、第2の端部で複数の異なる連通口と交差するように枢動可動であるチャネルを画定する弁部材によって達成される。システムにおける流れの方向は、どの連通口が第2の端部で交差するかによって決定される。別の態様では、弁部材を移動させるために、逆転弁は、弁部材へ接合された永久磁石と、弁本体の周りに部分的に延在する電磁石とを含む。電磁石へ異なる極性を適用することで、永久磁石および弁部材が移動される。

Description

本発明は、一般的に流路制御弁に関し、より詳細には、例えば、冷凍システムにおいて流れを逆転するための流れ逆転弁に関する。
逆転弁は、種々の択一的ループや回路に流体が導かれる種々のシステムに通常用いられている。例えば、ヒートポンプは、2種類の異なるモードのどちらか一方を選んで運転できるように構成された特殊な冷凍システムである。第1の、つまり冷却モードでは、熱という形のエネルギーが、「内部」環境から奪われ、「外部」環境へ伝達される。従って、第2の、つまり加熱モードでは、熱エネルギーは内部環境へ伝達される。熱エネルギーを運ぶために、ヒートポンプシステムは、圧縮機を用いて各環境に配置された熱伝達コイルを含む、閉じたシステム内で流体冷媒を循環させる。冷媒を循環させることに加え、圧縮機は熱をシステムに伝えるためにも用いられる。
ヒートポンプシステムを加熱モードと冷却モードとで切り替えるため、システムは、選択的に操作されて冷媒の流れを変えることができる逆転弁アセンブリを使用している。逆転弁アセンブリは、通常少なくとも4つの連通口を有する弁本体を含み、これを介して逆転弁アセンブリがヒートポンプシステムの他の部分と接続されている。第1の連通口は常に圧縮機の高圧吐出口と連通しており、一方、第2の連通口は常に圧縮機の低圧吸込口と連通している。残りの2つの連通口であるシステム連通口は、熱伝達コイルと連通している。逆転弁アセンブリを使用して熱伝達コイルの間の冷媒流の方向を変更することによって、ヒートポンプシステムは加熱モードと冷却モードとを切り替える。
冷媒流の方向を変更するため、逆転弁アセンブリはまた、2つの選択位置のひとつに選択的に移動できる可動の弁部材も含んでいる。第1の位置では、弁部材は第2の、すなわち圧縮機吸込連通口とシステム連通口のひとつとの間で直接冷媒を流通させ、一方、第2の位置では、弁部材は圧縮機吸込連通口と他方のシステム連通口との間で直接冷媒を流通させる。先行技術の逆転弁では、多くの場合、弁部材はパイロット弁アセンブリから供給される作動圧力の変化に応じて移動させられる。パイロット弁アセンブリは、弁本体とヒートポンプシステムとの両方と流体連通している電気的に動作する機器である。パイロット弁アセンブリは、システムから冷媒の圧力を引出し、この圧力を作動圧力へ変換し、これを弁本体へ導き、弁部材の位置を変えさせる。作動圧力を供給するパイロット弁アセンブリの使用に介在する不利な点は、付加的な部品と複雑な流体配管およびシール配列とを要することである。
冷媒を圧縮機吸込連通口とどちらかのシステム連通口との間で流通させることに加え、弁部材は圧縮機吐出連通口からの高圧冷媒が直接圧縮機吸込連通口に進入することを防ぐ機能もある。弁部材は圧縮機吐出連通口と圧縮機吸込連通口との間に存在する大きな圧力差に晒されるので、先行技術の弁部材には、追加の支持構造を設けてあることが多い。こうした支持構造は、通常は弁部材が第2の、すなわち圧縮機吸込連通口に臨む場所に近接して配置されており、冷媒流を妨害し、その結果、逆転弁を通過する際の圧力降下を増加させてしまうことがある。圧縮機がこの圧力降下を補わなければならないので、ヒートポンプシステム全体の効率が影響を受ける。
設計上、先行技術の逆転弁アセンブリでは、圧縮機吸込連通口と2つのシステム連通口とは、通常互いに隣接して配列される。従って、圧縮機吸込連通口と2つのシステム連通口との選択された組の間で冷媒流の向きを変えるには、弁部材は冷媒を比較的鋭角的に曲がるように流さなければならない。流体流の向きを鋭角的に曲げると、二次的な乱流を生じ、結果として衝撃と摩擦損失になることは周知である。逆転弁を通過する際の圧力降下に加えこの衝撃と摩擦損失は、圧縮機によって補わなければならず、従ってヒートポンプシステムの効率を低下させる。
本発明は、弁部材を通過する際の圧力降下を低減させるように設計された逆転弁アセンブリを提供する。逆転弁アセンブリは弁本体を含み、その中で種々の連通口が、圧縮機吸込連通口とシステム連通口とのどの一組の間の流体連通も比較的直線状のチャネルを通過するように配列される。流れの向きを鋭角的に曲げることとは対照的に、冷媒流を略直線状のチャネルを通過して導くことによって、逆転弁に起因する摩擦損失と衝撃は低減される。従って、逆転弁を通過する際の圧力降下も低減される。
比較的直線状のチャネルを提供するため、逆転弁は、弁本体の第1の端部と対向する第2の端部との間に延在する長手の弁部材を含む。圧縮機の吸込連通口および吐出連通口は第1の端部を通って配設され、一方、システム連通口は第2の端部を通って配設される。チャネルが画定される弁部材は、圧縮機吸込連通口へ恒常的に結合されるが、2つのシステム連通口に対しては枢動して移動可能である。それに応じて、弁部材が第1の位置へ移動される場合、チャネルが圧縮機吸込連通口とシステム連通口の一方と交差したまま、同時に圧縮機吐出連通口と他方のシステム連通口との間の連通を弁本体経由で可能にする。同様に、弁部材が第2の位置へ移動される場合、チャネルが圧縮機吸込連通口と第2のシステム連通口と交差したまま、同時に圧縮機吐出連通口ともう一方のシステム連通口との間の連通を弁本体経由で可能にする。いずれの位置でも、冷媒流は、2つの対向する端部の間で略直線方向に生じる。
別の態様では、本発明は、弁部材を第1の位置と第2の位置と間に移動させるために磁束を利用する磁気アクチュエータを提供する。磁気アクチュエータは、弁本体の内部において可動な弁部材へ接合されている永久磁石と、弁本体へ取付けることができ選択的に励起される電磁石とを含む。永久磁石は、N極およびS極を含み、電磁石へ適用される極性次第で、電磁石の異なる部分へ引付けられ、それから反発される。電磁石の極性を操作することによって、永久磁石および取付けられた弁部材が弁本体内で移動するようにできる。
本発明の利点のひとつは、冷媒流が圧縮機吸込連通口と選択されたシステム連通口との間で直線状に流通される逆転弁アセンブリを提供することである。もうひとつの利点は、冷媒の直線状の流れが逆転弁アセンブリを通過する際の圧力降下を低減し、その結果、より良好なシステム効率を得ることである。もうひとつの利点は、本発明が透過する磁束を用いて弁部材を移動させる磁気アクチュエータを提供し、それによって弁本体を密封したままにすることを可能にすることである。本発明のこうした利点およびその他の利点や特徴は、詳細な説明と添付図面から明らかになるであろう。
本発明を特定の好適な実施の形態と関連付けて説明するが、これらの実施の形態に限定する意図はない。逆に、付帯する請求項により画定されるように、本発明の精神および範囲内に含まれるように、全ての代替、改変、および均等物を包含することを意図する。適宜、同じ参照番号は、本質的に同じ構成部分、要素および特徴を同定するのに、本発明の代替の実施の形態で用いられる。
ここで図面を参照すると、図中、同じ参照番号は同じ要素を示し、図1および図2には、本発明に従って設計された逆転弁アセンブリが使用できる典型的な「ヒートポンプ」型の冷凍システム100が示されている。上記のように、このヒートポンプ冷凍システム100は、加熱または冷却モードのいずれかを選択して運転可能である。冷凍システム100は、圧縮機102、「内部」コイル104、「外部」コイル106を含み、これらはすべて液体または蒸気冷媒を連通させる導管(チューブ)または配管によって相互に接続されている。「内部」および「外部」という用語は、熱エネルギーが交換される環境について述べただけのものであって、必ずしも屋内および屋外環境を意図したものではない。このシステム100内での熱の流れを制御するため、逆転弁アセンブリ110が、圧縮機102と内部および外部コイル104、106との間で相互に接続されている。
図1に示す冷却モードでは、熱エネルギーが、内部コイル104周囲の環境から奪われ、外部コイル106周囲の環境へ伝達される。これを達成するため、サイクルの第1段階において、圧縮機102の吐出口端部103から高温の加圧された冷媒蒸気が、まず逆転弁アセンブリ110によって外部コイル106へ連通される。外部コイルでは、加圧された冷媒蒸気は、熱エネルギーが冷媒から奪われて外部環境へ伝達される発熱反応を経て凝縮し、液体冷媒となる。次に、加圧された液体冷媒は内部コイル104へ導かれる。内部コイル104では、冷却サイクルの第2段階として、液体冷媒は、膨張器を通って吸熱反応を経て膨張し、低圧の蒸気相となる。この反応の間に、内部コイル104内を流れる冷媒蒸気によって熱エネルギーが内部環境から奪われる。そして、この低圧蒸気は、圧縮機102の吸込口101へ導かれ、圧縮機102で圧縮されて高圧高温の蒸気に戻る。
圧縮機102で発生した熱エネルギーを内部環境へ伝達する加熱モードで本システムを運転するには、逆転弁アセンブリ110を操作して冷媒が本システム内を本質的に逆向きに流れるようにする。具体的には、図2に示すように、圧縮機102の吐出口103から高温の加圧された蒸気が、まず逆転弁アセンブリ110によって内部コイル104へ導かれる。内部コイル104では、加圧された冷媒蒸気は、熱エネルギーが冷媒から奪われて内部環境へと伝達される発熱反応を経て凝縮し、液体冷媒となる。次に、加圧された液体冷媒は外部コイル106へと導かれる。外部コイル106では、加熱サイクルの第2段階として、液体冷媒は、膨張器を通って吸熱反応を経て膨張し、低圧の蒸気相となる。そして、低圧蒸気は、逆転弁アセンブリ110経由で圧縮機102の吸込口101へ導かれ、圧縮機102で再び圧縮されて高温高圧の蒸気に戻る。
従って、当然のことながら、ヒートポンプシステム100における熱エネルギーの流れは、逆転弁アセンブリ110の選択的操作によって調整される冷媒流の方向によって決められる。冷媒流の調整を実現するため、様々の様式および構成の逆転弁アセンブリが開発されてきた。様々の様式に加え、多様なサイズおよびスループットの逆転弁アセンブリが市販されており、多様なヒートポンプシステムのサイズだけでなく、他の用途にも適合できるようになっている。
図3を参照すると、本発明の教示に従って構築した逆転弁アセンブリ110が示されている。逆転弁アセンブリ110は、中空の弁本体112とアクチュエータ114とを含む。図3および図4を参照すると、弁本体112は、第1の端部122と平行で対向する第2の端部124との間に延在する略円筒状の側壁120を有する。端部122、124と円筒状の側壁120との間の弁本体112内に内室126が画定される。従って、第1の端部122と第2の端部124とは円筒状の側壁120の長さだけ互いに離間されている。その上、円筒状の側壁120は、図示の実施の形態では、第1および第2の端部122、124に対して垂直である長手方向の軸線128を画定し、それに沿って延在している。弁本体112は、それの円筒状の側壁120とそれの第1および第2の端部122、124とを含み、一体に接合されて内室126を密封することが好ましく、鋼またはアルミニウム等の適切な材料で作成することができる。
逆転弁アセンブリ110をヒートポンプシステムへ相互に接続するため、第1、第2、第3、第4の導管130、132、134、136を含む、複数の流管が設けられている。具体的には、第1の流管130は、圧縮機の吐出口103と連通しており、よって高圧高温の冷媒を受け入れる。第2の流管132は、圧縮機102の吸込口101と連通し、よってシステムから戻る低圧低温の冷媒を導く。第3および第4の導管134、136はシステム管としても知られ、内部および外部の熱交換器104、106と連通している。流管は冷凍システムの他の部分へろう付けや接着によって接続することができる。流管は、それぞれ第1、第2、第3、第4の連通口140、142、144、146を介して中空の弁本体112と連通している。流管は、金属やプラスチック等の適切な材料で作成することができ、例えば、溶接や接着剤での接着によって連通口へ気密に接合されていることが好ましい。図示の実施の形態では、流管は円筒状で、従って連通口は円形である。
本発明の一態様に従って、逆転弁アセンブリ110を通過する際の圧力降下を低減するため、流管130、132、134、136およびこれらのそれぞれの連通口140、142、144、146は、冷媒が中空の弁本体112を横断するおおよそ直線で流通するように配列される。これを達成するため、図3に示す実施の形態では、第1および第2の連通口140、142は第1の端部122を通って配設され、一方、第3および第4の連通口144、146は対向する第2の端部124を通って配設される。その上、第1、第2、第3、第4の流管130、132、134、136は、すべてが互いに対してまた軸線128に対して略平行に編成される。流管をヒートポンプシステムへ接続する方法により、第2の、すなわち圧縮機吸込口管132と第3や第4のシステム管134、136との間のすべての冷媒流は、弁本体112の第1の端部122と第2の端部124との間の略軸方向の範囲内で生ずる。その上、第1の、すなわち圧縮機吐出口管130と第3や第4のシステム管134、136との間のすべての流れは、同様に第1の端部122と第2の端部124との間の略軸方向に生ずる。従って、システム内で冷媒流を逆転しても、冷媒の向きを鋭角的に曲げることは必要とされない。
図4Aを参照すると、冷媒を第2の、すなわち圧縮機吸込連通口142と第3や第4のシステム連通口144、146との間に流通させるため、逆転弁アセンブリ110は、内室126内に置かれた可動の弁部材150を含む。弁部材150は、チャネル156を画定しそれを取り囲む長手の弁管152を含み、そして第1の端部122と第2の端部124との間に延在する。チャネル156と連接するため、弁管152の対向する端部は、第1の開口部164を有する第1のフランジ160および第2の開口部166を有する第2のフランジ162として成形される。チャネル156は、弁管152を通って第1の開口部164と第2の開口部166との間に略直線に配設される。第1のフランジ160は、第1の開口部164およびチャネル156が第2の連通口142と交差するように第1の端部122へ結合される。第2のフランジ162は、第2の端部124に近接して、図5および図6に示すように、第2の開口部166およびチャネル156が第3および第4の連通口144、146のいずれかと交差できるよう選択的に移動可能である。
従って、弁部材150は、図5に示すように第2の流管132と第3の流管134との間を連通させる第1位置へ、また、図6に示すように第2の流管132と第4の流管136との間を連通させる第2位置へ移動できる。その上、図4Aを参照すると、第1の、すなわち圧縮機吐出連通口140と第3や第4のシステム連通口144、146との間の冷媒流は、内室126を横断して生じ、それは弁部材150による第2の、すなわち圧縮機吸込連通口142への冷媒流とは分離されている。弁管152は、どのような適切な材料でどのような適切な形状で作成することもできるが、内室126内の高圧冷媒とチャネル156内の低圧冷媒との間に存在する圧力差による潰れに、追加の構造的支持を必要とすることなく耐えるように十分堅固に構築されることが好ましい。従って、幾つかの先行技術の逆転弁における流れを妨げる支持構造の必要性は、弁管152によって解消される。弁管152には、厚板の円筒状の形状が最も好ましい。
逆転弁アセンブリ110が加熱モードと冷却モードとを切り替えることを可能にするように種々の連通口を収容するため、図4Aに示すように、第2の、すなわち圧縮機吸込連通口142は軸線128と軸方向に整列される。しかし、第3および第4のシステム連通口144、146は軸線128から半径方向にオフセットされ、従って軸線と側壁120との間に配置される。その上、第3の連通口144および第4の連通口146は、軸線128に対して互いに角度方向にオフセットされ、その角度は第3および第4の連通口が互いに略近くに配置されるように十分に小さい角度であることが好ましい。
第2の連通口142は軸線128と同軸であり、一方、第3および第4の連通口144、146は軸線から半径方向にオフセットされているので、弁管152は、第1の端部122と第2の端部124との間で軸線に対して角度を成す関係で延在しなくてはならない。従って、当然のことながら、第2の、すなわち圧縮機吸込口管132と第3や第4の流管134、136との間の冷媒流は、完全な直線で生ずることはできない。しかし、冷媒流の経路は、それでも略軸方向の範囲内にあり、第1の端部122と第2の端部124との間で比較的直線状のチャネルを介して生ずる。冷媒の比較的直線状の流通は、冷媒流の向きを鋭角的に曲げることとは対照的に、冷媒流への妨害を非常に少なくする結果となり、従って逆転弁アセンブリを通過する際の圧力降下を低減する。その上更に、弁管152と軸線128との間の角度を成す関係は、円筒状側壁120の長さの関数であり、側壁を充分に長くすることによって最小限にできる。角度を成す関係は約30度以下であることが好ましい。
図4Bに示すように、弁を通る冷媒流の経路の妨害を更に低減することが望まれる本発明の複数の実施の形態では、第3および第4の管134、136は、軸線128に対して平行に配向されるのではなく、弁部材150が流れチャネル156をそれぞれ第3や第4の管134、136と整列するように位置決めされる場合にそれぞれの軸157’、157”が流れチャネル156の軸157と合致して延在するような角度で弁本体120の第2の端部124へ取付けられてもよい。この配列により、冷媒流の経路は、逆転弁110内で弁本体112の第2の端部124で僅かなりとも向きを変えることがない。
弁部材150を第1の位置と第2の位置との間に移動させることを可能にするため、図5および図6に示すように、弁部材は第1および第2の端部122、124と枢動可能に係合する。具体的には、図4Aを参照すると、第1のフランジ160は、第2の連通口142の近くで第1の端部122に対してジャーナル化され、つまり回動自在に結合されている。それに応じて、第1の開口部164と第2の連通口142とは常に整列している。それに加え、第1のフランジ160と第1の端部122との間の結合部は、軸線128と同軸である第1の枢動点として機能する。第1のフランジ160と第1の端部122との間の結合部は、面シールまたは類似の要素を含んで冷媒のチャネル156と内室126との間での漏洩を防ぐことが好ましい。
第2のフランジ162は、第2の端部124に隣接し、第2の端部124に対して摺動可能である。第2の開口部166を第3や第4の連通口144、146と整列させるため、図4A、図7、図8を参照すると、第2のフランジ162は、より広い主体部分168を通って配設された第2の開口部166を持つ略カム形状にされる。カム形状の第2のフランジ162のローブ部169は、軸線128と整列され、第2の端部124へ枢動可能に接続されている。枢動可能な接続は、軸線128に近接して第2のフランジ162および第2の端部124の中へ配設され、それらに対してジャーナル化されている枢動ピン170によって達成される。枢動ピン170と第2の開口部166との間のオフセットは、軸線128と第3および第4の連通口144、146との間の半径方向のオフセットに一致する。チャネルと内室との間の冷媒の漏洩を防ぐため、ガスケットまたはシールが第2のフランジと第2の端部との間に配置されることが好ましい。
図4Aを参照すると、弁部材150の移動は、弁部材を円筒状の側壁120内で部分的に回転させることによって達成される。具体的には、第1のフランジ160は第1の端部122に対してジャーナル化されているので、弁部材150の回転は、第1の開口部164と軸線128および第2の連通口142の両方との間の同軸での動きとなる。図7および図8を参照すると、カム形状の第2のフランジ162は、ローブ部169を介して枢動ピン170により枢動されるので、弁部材150の回転は、第2の開口部166の軸線128に対する偏心した動きとなる。図5および図6から分かるように、第2の開口部166の偏心した動きは、チャネルが近傍の第3や第4の連通口144、146と択一的に交差することを可能にする。従って、枢動ピン170および第1の開口部164が整列されている軸線128は、弁部材150の部分的回転の軸でもある。
対向する端部の間で冷媒流を流通させることのもうひとつの利点は、漏洩を制御することの改善である。具体的には、流れは第2の吸込連通口142と対向する第3や第4のシステム連通口144、146との間で略直線状に流通され、妨害されないので、流動する冷媒の勢いは、弁部材150を大幅にずらすことはない。その上、開口部164、166と連通口142、144、146との同一空間での整列の故に、冷媒は、フランジ160、162と端部122、124との間から大幅に漏洩しようとはしない。その上更に、フランジ160、162と端部122、124との間の摺動接触の故に、当業者にとって容易に明白な、通例のシール解決策を取り入れることができて漏洩を更に低減することができる。
弁部材を第1の位置と第2の位置との間に移動させるため、図3に示すように、アクチュエータ114が、逆転弁アセンブリ110の一部として含まれている。アクチュエータは数多くの種々の方法で動作できる。例えば、図3および図4に示した実施の形態では、アクチュエータ114は、弁部材150を部分的に回転させることに磁気の原理を利用する磁気アクチュエータである。磁気アクチュエータは、内室126に配置されて弁部材150へ固定して接合された永久磁石172と、弁本体112へ取付けられた電磁石180とを含む。この実施の形態では、弁本体および弁部材は、永久磁石と電磁石との間の磁束を透過できる材料で作成されるが、これら自体は磁性を帯びないことが好ましい。透過磁束を用いて弁部材を移動させる利点は、その弁本体が密封できて冷媒の漏洩を防ぎ、逆転弁アセンブリへ充分な強度を提供することである。それに加え、パイロット弁では普通である複雑なシールや配管の配列は排除され、逆転弁はシステム圧力に依存せずに位置間を移動する。
永久磁石172は、略環状の形状であり、直径方向で円筒状の側壁120の内面に相応する。その上、環状の永久磁石は、軸線128に対して同軸であり、軸線および円筒状の側壁120に対して回転できる。一実施の形態では、永久磁石172およびそれが接合される弁部材150を内室126内に正確に配置するため、永久磁石は円筒状の側壁120の内面に形成された溝内に受容することもできる。環状の永久磁石172は、第1の、すなわち圧縮機吐出連通口140とシステム連通口144、146との間で内室126を通過する流れを実質的に妨げないように弁部材150へ接合されることが好ましい。例えば、図4Aを参照すると、弁管152は環状の永久磁石172の内径より小さい直径を有するようにして、弁部材150が環状の永久磁石を貫通しても、冷媒が弁部材と永久磁石との間を流れるためのかなりの空間を提供するようにできる。図7および図8を参照すると、当業者になじみのあるように、永久磁石172は、第1の半環状半分174に対応するS極と、対向する第2の半環状半分176に対応するN極とを有する。
図4A、図7、図8を参照すると、電磁石180は第1の脚部182と第2の脚部184とを含み、これは電磁束を発生するために適切などのような材料で形成されてもよい。弁本体112は第1および第2の脚部182、184の間に受容されて、脚部が円筒状の側壁120の対向する側部の回りに延在する。従って、永久磁石172を内部にそして軸線128を含む、弁本体112は、第1および第2の脚部182、184の間に配置される。図4Aに示すように、第1の脚部182は、円筒状の側壁120の外部に形成された隆起した突起121を受容する開口186を含み、スナップ式アタッチメントを形成することができる。スナップ式アタッチメントは、追加の締結具の必要性を解消する。一実施の形態では、電磁石180を永久磁石172に対して軸方向に位置決めするのに、第1の脚部182は、第1の流管130から離れて配置するために、円筒状の側壁120の外部の上に長手方向にそして第1の端部122に隣接して延在するタブ188を含むことができる。電磁石へ電力を供給するため、アクチュエータ114はまた、第1および第2の脚部182、184へ連結されているコイル190をリード線192と共に含む。
運転中、図7に示すように弁部材150を第1の位置に移動させるには、電圧をコイル190へ印加し、その結果、電磁石180へ第1の極性を適用する。より具体的には、第1の極性は、第1の脚部182をN磁極として、第2の脚部184をS磁極として構成する。そのように構成された場合、第1の脚部182は永久磁石のS極の半環状半分174を引付け、一方、第2の脚部184はN極の半環状半分176を引付ける。図5および図7に示すように、磁力は、永久磁石172および弁部材150を第2の開口部166が第3の連通口144と整列する第1の位置へ枢動させる。弁部材を第2の位置に移動させるには、図8に示すように、第1の脚部182をS極として、第2の脚部184をN極として構成する第2の極性を適用する別種の電圧をコイル190へ印加する。従って、今度は、第1の脚部182は永久磁石172のN極の半環状半分176を引付け、一方、第2の脚部184はS極の半環状半分174を引付ける。図6および図8に示すように、これは弁部材150を回転させ、それにより第2の開口部166が今度は第4の連通口146と整列する。
図4Aを参照すると、第2の開口部166を第3や第4のシステム連通口144、146と正確に整列させ、永久磁石172の過剰な回転を防ぐため、弁部材150の移動を制約する停止ピン200を第2の端部124に圧入することもできる。停止ピン200は、内室126の中へ延在し、軸線128の上にそれと平行に配置される。図7および図8に示すように停止ピン200が弁部材150に係合するために、第2のフランジ162は、第1の肩部202および対向する第2の肩部204を含み、その両者ともローブ部169上に形成され、そこから突出している。肩部202、204は、軸線128に対して半径方向に突出し、軸線に対して互いに角度方向に離間されている。第1および第2の肩部202、204の間に停止ピン200が受容される。図7に示すように、弁部材150が第1の位置へ枢動される場合、停止ピン200は第1の肩部202に当接し、弁部材の更なる移動を防ぎ、それによって永久磁石の更なる回転を防ぐ。図8に示すように、弁部材150が第2の位置へ枢動される場合、停止ピン200は第2の肩部204に当接し、弁部材の更なる移動を防ぎ、それによって永久磁石の更なる回転を防ぐ。
勿論、直線状流路の逆転弁アセンブリで弁部材を移動させることに、代替のアクチュエータを用いることもできる。これらの代替のアクチュエータは、レバーまたはケーブルを用いて動作する手動アクチュエータや、モータとギア駆動とを用いて動作する電気機械的アクチュエータ、冷凍システムからの圧力を利用してもよい空気圧または液圧アクチュエータ、あるいは回転式ソレノイド等の他の電磁気的アクチュエータを含む。いずれにしても、当該発明はアクチュエータの特定の様式に限定されない。
本明細書中で引用する刊行物、特許出願および特許を含むすべての文献を、各文献を個々に具体的に示し、参照して組み込むのと、また、その内容のすべてをここで述べるのと同じ限度で、ここで参照して組み込む。
本発明の説明に関連して(特に以下のクレームに関連して)用いられる名詞及び同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数および複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」および「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム(すなわち「〜を含むが限定しない」という意味)として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されるかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例または例示的な言い回し(例えば「など」)は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中の如何なる言い回しも、本発明の実施に不可欠である、請求項に記載されていない要素を示すものとは解釈されないものとする。
本明細書中では、発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読んだ上で、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを期待しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で発明が実施されることを予定している。従って本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の主題の修正および均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、すべての考えられる変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。
本明細書に組み込まれてその一部をなす添付図面は、本発明のいくつかの態様を図解し、詳細な説明とともに本発明の原理を説明する。
図1は、逆転弁アセンブリを利用する可逆冷凍システムの「冷却」モードで運転中の概略図である。 図2は、図1の可逆冷凍システムの「加熱」モードで運転中の概略図である。 図3は、アクチュエータと冷凍システムへ接続するための流管と一緒の弁本体とを含む逆転弁アセンブリの外観の上部斜視図である。 図4Aは、選択された連通口の間で冷媒の向きを選択的に変えるための可動で略直線状弁部材を示す逆転弁アセンブリの、図7の4A−4A線に沿った破断図である。 図4Bは、弁排出管の軸が、選択された連通口間で冷媒の向きを選択的に変えるための可動で略直線状弁部材の流れチャネルによって画定される軸に沿って延在することを除き、すべての点で図4Aの逆転弁の実施形態と略同様の、本発明に従う、逆転弁アセンブリの代替の実施の形態の、図7の略4A−4A線に沿った破断図である。 図5は、第1の位置にある弁部材を示し、冷媒の流れを矢印で示す、弁本体を削除した逆転弁アセンブリの上部斜視図である。 図6は、第2の位置にある弁部材を示し、冷媒の流れを矢印で示す、弁本体を削除した逆転弁アセンブリの上部斜視図である。 図7は、磁気アクチュエータによって第1の位置へ移動された弁部材を示す、弁本体を削除した逆転弁アセンブリの実施の形態の正面立面図である。 図8は、磁気アクチュエータによって第2の位置へ移動された弁部材を示す、弁本体を削除した図7の逆転弁アセンブリの正面立面図である。

Claims (22)

  1. 第1の端部および対向する第2の端部を有する弁本体であって、前記第1の端部は内部に配設される第1および第2の連通口を含み、前記第2の端部は内部に配設される第3および第4の連通口を含む、弁本体と;
    チャネルを画定し、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在する長手の弁部材であって、前記弁本体内で、前記チャネルが前記第2および第3の連通口と交差したまま、同時に前記第1および第4の連通口の間の連通を可能にする第1の位置と、前記チャネルが前記第2および第4の連通口と交差したまま、同時に前記第1および第3の連通口の間の連通を可能にする第2の位置との間で移動可能な弁部材とを備える;
    逆転弁。
  2. 前記弁本体は略円筒形状で長手方向の軸線を画定し、前記第2の連通口は前記軸線と同軸である;
    請求項1の逆転弁。
  3. 前記第3および第4の連通口は前記軸線から半径方向にオフセットされており、前記軸線に対して互いに角度方向にオフセットされている;
    請求項2の逆転弁。
  4. 前記弁部材は第1のフランジと第2のフランジとの間に延在する長手の弁管を含み、前記チャネルは前記弁管内に配設され、前記チャネルは前記第1のフランジを通じて第1の開口部によって連接されそして前記第2のフランジを通じて第2の開口部によって連接される;
    請求項3の逆転弁。
  5. 前記第1のフランジは、前記第1の開口部が前記第2の連通口および前記軸線と整列されるように前記第1の端部に対してジャーナル化され、前記第2のフランジは、前記第2の開口部が前記軸線から半径方向にオフセットされるように前記軸線に近接して前記第2の端部へ枢動可能に接続される;
    請求項4の逆転弁。
  6. 前記弁部材は前記第1および第2の位置の間を移動する際に、前記第1の開口部は前記第2の連通口に対して同軸で回転し、前記第2の開口部は交差する前記第3および第4の連通口の間を偏心して枢動する;
    請求項5の逆転弁。
  7. 前記チャネルは、略直線状であり、前記軸線に対して角度を成す関係で前記第1および第2の端部の間に延在し、前記角度を成す関係は約30度以下である;
    請求項2の逆転弁。
  8. 前記弁部材を移動させるためのアクチュエータを更に備える;
    請求項2の逆転弁。
  9. 前記アクチュエータは、前記弁部材へ接合されて前記軸線に対して同軸である略環状の永久磁石と、前記弁本体の略周りに延在する電磁石とを含む;
    請求項8の逆転弁。
  10. 前記弁部材は、前記環状の永久磁石を貫通する;
    請求項9の逆転弁。
  11. 前記永久磁石は第1の半環状半分に対応するN極と第2の半環状半分に対応するS極とを有し、前記電磁石は第1の脚部および第2の脚部を含み、前記弁本体は前記第1および第2の脚部の間に配置され、適用された第1の極性により前記第1の脚部が前記N極を引付け、適用された第2の極性により前記第1の脚部が前記S極を引付ける;
    請求項9の逆転弁。
  12. 前記弁部材は一対の対向する離間した肩部を含み、前記弁本体は前記肩部の間で前記内室の中へ延在する停止ピンを含み、それにより、前記弁部材が前記第1の位置へ移動される場合に前記停止ピンは前記第1の肩部に当接し、前記弁部材が前記第2の位置へ移動される場合に前記停止ピンは前記第2の肩部に当接する;
    請求項2の逆転弁。
  13. 第1の流管、第2の流管、第3の流管および第4の流管を更に備え、前記第1、第2、第3、第4の流管は前記それぞれ第1、第2、第3、第4の連通口へ接合され、前記第1、第2、第3、第4の流管は互いに対してかつ前記軸線に対して略平行である;
    請求項2の逆転弁。
  14. 前記長手の弁部材は前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在する前記チャネルの軸を更に画定し、前記逆転弁は第1の流管、第2の流管、第3の流管および第4の流管を更に備え、前記第1、第2、第3、第4の流管は前記それぞれ第1、第2、第3、第4の連通口へ接合され、前記第1および第2の流管は互いに対してかつ前記軸線に対して略平行に延在し、前記第3の流管は前記弁部材が前記第1の位置に配設された場合に前記長手方向の軸線に配向されて前記流れのチャネルの軸に対して略平行に延在し、前記第4の流管は前記弁部材が前記第2の位置に配設された場合に前記長手方向の軸線に配向されて前記流れチャネルの前記軸に対して略平行に延在する;
    請求項2の逆転弁。
  15. 四方逆転弁において流れを逆転させる方法であって:
    (i) 軸線に沿って延在する弁本体を備えるステップであって、前記弁本体は、前記軸線と同軸である第2の連通口と、前記軸線から軸方向にオフセットされた第1、第3および第4の連通口とを含む、ステップと;
    (ii) 弁部材を第2の連通口へ結合するステップと;
    (iii) 前記弁部材を前記第3の連通口との整列と前記第4の連通口との整列との間で偏心して回転させるステップとを含む;
    方法。
  16. 前記回転させるステップは:
    (iv) 弁管へ接合されて前記軸線に対して同軸の環状の永久磁石を回転させるように、電磁石の極性を反転させるステップを含む;
    請求項15の方法。
  17. 内室を画定する弁本体であって、内部に配設される第1、第2、第3および第4の連通口を含む、弁本体と;
    第2、第3および第4の連通口の内の選択可能な一組の間で流体連通させるためのチャネルを画定する可動の弁部材と;
    前記弁部材を移動させるためのアクチュエータであって、電磁石および前記弁部材へ接合された永久磁石を含むアクチュエータとを備え;
    第1の極性が前記電磁石へ適用された場合、前記弁部材は第1の位置へ移動し、前記チャネルが前記第2および第3の連通口と交差し、前記第2および第3の連通口の間を流体連通させたまま、同時に前記第1および第4の連通口の間の流体連通を前記内室経由で可能にし;
    第2の極性が前記電磁石へ適用された場合、前記弁部材は第2の位置へ移動し、前記チャネルが前記第2および第4の連通口と交差し、前記第2および第4の連通口の間を流体連通させたまま、同時に前記第1および第4の連通口の間の流体連通を前記内室経由で可能にする;
    逆転弁。
  18. 前記永久磁石は前記内室内に配置され、前記電磁石は前記弁本体の少なくとも一部分の周りに延在する;
    請求項17の逆転弁。
  19. 前記弁本体は第1の端部および対向する第2の端部を持つ略円筒状であり、前記円筒状の弁本体は長手方向の軸線を画定し、前記永久磁石は略環状の形状であり前記軸線と同軸に整列される;
    請求項18の逆転弁。
  20. 前記電磁石は第1の脚部および第2の脚部を含み、前記円筒状の弁本体は前記第1および第2の脚部の間に配置される;
    請求項19の逆転弁。
  21. 前記環状の永久磁石は第1の半環状半分に対応するN極と第2の半環状半分に対応するS極とを含み、前記第1の極性が適用される場合に前記第1の脚部は前記N極を引付け前記S極を反発し、前記第2の極性が適用される場合に前記第1の脚部は前記S極を引付け前記N極を反発する;
    請求項20の逆転弁。
  22. 前記第1および第2の連通口は前記第1の端部を通って配設され、前記第3および第4の連通口は前記第2の端部を通って配設される;
    請求項21の逆転弁。
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