JP7001418B2 - 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造 - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造 Download PDF

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Description

本発明は、屋根上に設置する太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造に関し、特に、四角形状の太陽電池モジュール本体の周縁部の内、水流れ方向に沿う二辺に取りつけられた枠片の構造に係る。
従来より、太陽電池モジュールに屋根瓦の機能を持たせ、通常の屋根瓦と混在させて並べるようにした瓦一体型の太陽電池モジュールが知られている。このような瓦一体型の太陽電池モジュールは四角形状の太陽電池モジュール本体の四辺の内、軒側の一辺が、反対の棟側の一辺よりも低くなるように屋根の野地板の上に設置され、通常の屋根瓦と同様に屋根の棟側から軒側に向かう水流れ方向へ太陽電池モジュールの上面を雨が流れるようになっている。
そのように太陽電池モジュールを設置するために例えば特許文献1には、太陽電池モジュール本体の周縁部を長尺状の4つの枠片で保持するとともに、周方向に隣り合う枠片の端部同士を突き合わせて、締結する構造が開示されている。そして、太陽電池モジュール本体の短辺側の一方の縁部を保持する第1枠片には、その下端部から太陽電池モジュール本体の外方に向かって延び、排水路として機能する下側重なり片が設けられている。
すなわち、横並びに隣り合う別の太陽電池モジュールや屋根瓦との間には隙間が形成され、ここから雨水が滴下することを考慮して、この雨水が前記下側重なり片の上を水流れ方向へ流れるようにしている。また、その下側重なり片の上方を離間して覆うように、横並びに隣り合う別の太陽電池モジュールの枠片、即ち太陽電池モジュール本体の短辺側の他方の縁部を保持する第2枠片には、その上端部から太陽電池モジュール本体の外方に向かって延びる延設片が設けられている。
特開2014-30013号公報
ところが、前記従来例の構造において、第2枠片に設けられた第2延設片は、隣り合う別の太陽電池モジュールの第1枠片に設けられた下側重なり片を上方から覆い、ごみなどが溜まらないようにするだけである。この第2延設片の上には太陽電池モジュール本体が載置されていないので、その面積の分だけ太陽電池モジュール本体の受光面が狭くなってしまい、屋根上における太陽電池モジュールの設置面積当たりの発電量が低下することは避けられない。
本発明は、このような実状を考慮してなされたものであり、その目的は、横並びに隣り合う太陽電池モジュールの間に排水路を設けた構造において、太陽電池モジュールの設置面積が従来と同じ場合に、従来よりも受光面が広くなるようにすることにある。
前記の目的を達成するために本発明に係る太陽電池モジュールは、屋根上の設置面に設置されるものであって、受光面および裏面を有する四角形状の太陽電池モジュール本体と、前記太陽電池モジュール本体における屋根の水流れ方向に沿う二辺の縁部に取りつけられた第1の枠片および第2の枠片とを備えている。
そして、前記第1の枠片は、前記太陽電池モジュール本体の裏面に対して下方向に延びる第1の縦壁部と、前記第1の縦壁部の下端から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるアンダーラップ部とを有し、前記第2の枠片は、前記太陽電池モジュール本体の裏面に対して下方向に延びる第2の縦壁部と、前記第2の縦壁部の上部から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるオーバーラップ部とを有し、前記太陽電池モジュール本体の受光面の一部が前記第2の縦壁部上を跨いで前記オーバーラップ部の上に位置しており、前記オーバーラップ部の上に位置する前記太陽電池モジュール本体の裏面にはバスバー部があり、前記オーバーラップ部の前記太陽電池モジュール本体の裏面に対向する面に前記バスバー部を包含する凹部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記のような一の太陽電池モジュールが、前記のような他の太陽電池モジュールまたは屋根材と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造であって、前記他の太陽電池モジュールまたは前記屋根材の一部分が、前記一の太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部の上に配置され、前記他の太陽電池モジュールまたは前記屋根材の端部が、前記一の太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部と離間して設置されることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記のような一の太陽電池モジュールが、前記のような他の太陽電池モジュールまたは雨樋部を有する屋根材と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造であって、前記他の太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部または前記屋根材の雨樋部が、前記一の太陽電池モジュールの前記第2の枠片の前記オーバーラップ部の下に配置され、前記他の太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部または前記屋根材の端部が、前記一の太陽電池モジュールの前記オーバーラップ部の端部と離間して設置されることを特徴とする。
本発明における、太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造によれば、従来と同等の寸法で太陽電池モジュールの受光面積を大きくすることができ、それによって屋根上の太陽電池モジュールの設置面積当たりの発電量を向上させることができる。
実施形態1に係る太陽電池モジュールの全体構成を示す受光面側から見た斜視図である。 図1のA-A線断面図である。 横並びに配置された太陽電池モジュール間の排水路を示す断面図である。 太陽電池モジュールの隣に屋根瓦が配置された場合の図3A相当図である。 図1におけるC部分を矢符c1方向から見た分解斜視図である。 図1におけるD部分を矢符d1方向から見た分解斜視図である。 図1におけるE部分を矢符e1方向から見た分解斜視図である。 図1におけるF部分を矢符f1方向から見た分解斜視図である。 敷設した太陽電池モジュールを右側から見た図1のB-B線断面図である。 上側横壁部に浅溝部を設けない実施形態2に係る図2相当図である。 第2の枠片の第2の縦壁部上に支持片を設けない実施形態3に係る図2相当図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールについて図面を参照し説明する。なお、図1は、受光面側から見て太陽電池モジュールの全体構成を示す斜視図であり、この図1のA-A線における断面を拡大して図2に示す。
本実施形態の太陽電池モジュール1は、それ自体に屋根瓦の機能を持たせ、屋根の上に通常の屋根瓦と混在させて並べるようにした瓦一体型のものであり、図1に表れているように四角形状の太陽電池モジュール本体2と、その周縁部全体を保持する枠体3とを備えている。太陽電池モジュール本体2は受光面側の透光性基板、太陽電池および裏面側を絶縁保護するバックシートとを積層したものであって(図示せず)、封止材によってそれらが互いに接着されている。そして、太陽電池モジュール本体2の受光面から入射した太陽光が太陽電池に当たることで発電が行われる。本実施形態では太陽電池モジュール本体2に用いられる太陽電池の種類は特に限定されず、例えば、単結晶、多結晶、薄膜等のシリコン系太陽電池、GaAs,CdTe,CdS等の化合物系太陽電池、色素増感、有機薄膜等の有機系太陽電池等が挙げられる。
枠体3は、太陽電池モジュール本体2の周縁部に取りつけられた長尺状の4つの枠片10,20,30,40で構成され、それらの周方向に隣り合う端部同士を突き合わせてねじ部材などで締結して固定されているものである。これらの各枠片10,20,30,40は、例えば、アルミニウム合金の押出成形によって形成されたもので、第1の枠片10および第2の枠片20は、太陽電池モジュール本体2の左右両側の二辺の縁部(短辺側の縁部)にそれぞれ取りつけられている。太陽電池モジュール1が屋根上に設置される際に、これら左右の二辺は屋根の水流れ方向に沿って配置される。
一方、第3の枠片30および第4の枠片40は、太陽電池モジュール本体2の長辺側の縁部を保持しており、図8を参照して後述するが、長辺側の一方である軒側の辺の縁部に取りつけられた第3の枠片30は、それとは反対の辺である棟側の辺の縁部に取りつけられた第4の枠片40に比べて低くなるように、屋根の傾斜に沿って設置される。すなわち第3の枠片30が屋根の水流れ方向下側、第4の枠片40が屋根の水流れ方向上側となるように太陽電池モジュール10が屋根上に設置される。そして、第3の枠片30の左右両端部にそれぞれ第1の枠片10および第2の枠片20の軒側の端部が連結固定され、これら第1の枠片10および第2の枠片20の棟側の端部は、それぞれ第4の枠片40の左右両端部に連結固定される。
次に、第1の枠片10および第2の枠片20の構造について、図3~7も参照して詳細に説明する。図3は、横並びの太陽電池モジュール間の構造を示す断面図であり、図4は、図1におけるC部分を矢符c1方向から見た分解斜視図、図5は、図1におけるD部分を矢符d1方向から見た分解斜視図、図6は、図1におけるE部分を矢符e1方向から見た分解斜視図、図7は、図1におけるF部分を矢符f1方向から見た分解斜視図である。
-第1の枠片-
図2の左側に示すように第1の枠片10は、横断面(長手方向に直交する断面)において上下方向に延びる第1の縦壁部11を備えている。すなわち第1の縦壁部11は太陽電池モジュール本体2の裏面に対して下方向に延び、その上端部には一側(第1の枠片から見た太陽電池モジュール本体の内側方向であって以下、右側ともいう)に向かって延びる上下一対の第1の保持片12a,12bが設けられている。これらの第1の縦壁部11および第1の保持片12a,12bは、第1の枠片10の長手方向(図2の紙面に垂直方向)の全長に亘って設けられており、保持片12a,12bの間に太陽電池モジュール本体2の左側縁部(短辺側の一方の縁部)が嵌め込まれて保持される。
また、上下一対の第1の保持片12a,12bのうち、下側の第1の保持片12bの下面から第1の縦壁部11の側面にかけて断面C字状のねじ溝部13が設けられている。このねじ溝部13も第1の枠片10の長手方向の全長に亘って設けられており、後述するように周方向に隣り合う第3および第4の枠片30,40と第1の枠片10とをそれぞれ連結固定する際に、その両端部にねじ部材60がねじ込まれて締結される。
一方、前記縦壁部11の下端部には、下端部から他側(第1の枠片から見た太陽電池モジュール本体の外側方向であって以下、左側ともいう)に延びて掲載され、太陽電池モジュール10上に降った雨水の排水路として機能する下側横壁部14(アンダーラップ部)が設けられている。また、第1の縦壁部11の下端部から右側に向かって延びる下側延設片15も設けられていて、その延出する長さが前記第1の保持片12a,12bよりも長くなっている。これらの下側横壁部14および下側延設片15も、第1の枠片10の長手方向の全長に亘って設けられている。
なお、本実施形態では下側延設片15の内側端部が上方に突出した形状となっており、太陽電池モジュール本体2の縁部と第1の保持片12a,12bとの隙間から侵入してきた雨水の排水路が形成されている。
そして、図4に示すように第1の枠片10の一方の端部(棟側の端部)では、上下一対の第1の保持片12a,12bが所定長さだけ切り欠かれており、この切り欠かれた部分に第4の枠片40の一方の端部(図4では手前側になる左側の端部)が嵌め合わされて、ねじ部材60により締結される。そのために第4の枠片40には、2つの第4の縦壁部41の間に挟まれるようにして2つのねじ溝部42が設けられており、これに対応して第1の枠片10の第1の縦壁部11にも、2つのねじ穴11aが設けられている。
また、図5に示すように、第1の枠片10の他方の端部(軒側の端部)は、上下一対の第1の保持片12a,12bが若干、切り欠かれており、ここに第3の枠片30の端部が嵌め合わされて、ねじ部材60により締結される。そのために第3の枠片30の第3の縦壁部31には、第1の枠片10のねじ溝部13に対応して、ねじ穴31aが設けられ、これらが合わされてねじ部材60がねじ込まれ、第1の枠片10と第3の枠片30とが連結固定される。
-第2の枠片-
一方、太陽電池モジュール本体2の右側縁部(短辺側の他方の縁部)を保持する第2の枠片20は、図2の右側に示すように横断面において上下方向に延びる第2の縦壁部21を備えている。すなわち第2の縦壁部21は太陽電池モジュール本体2の裏面に対して下方向に延びており、その上端部から折れ曲がって右側方向(第2の枠片20から見て、太陽電池モジュール本体の外側)に延びる上側横壁部22(オーバーラップ部)が設けられている。この上側横壁部22の右側先縁部には、上方に立設された立設部23と、その上端部から太陽電池モジュール本体2側である左側に延びる第2の保持片24とが設けられている。
それら第2の縦壁部21、上側横壁部22、立設部23および第2の保持片24も、第2の枠片20の長手方向の全長に亘って設けられており、第2の保持片24とその下面に対向する上側横壁部22の上面との間に、太陽電池モジュール本体2の右側縁部が嵌め入れられる。つまり、立設部23、第2の保持片24および上側横壁部22の縁部によって、太陽電池モジュール本体2の縁部が嵌め入れられる保持部が構成されている。
上側横壁部22は、図3Aに表れているように横並びに隣り合う別の太陽電池モジュール1’が配置されている場合に、その第1の枠片10の下側横壁部14の上方を離間して覆う。すなわち、雨水を棟側から軒側へと流下させる排水路(下側横壁部14)の上方を上側横壁部22で覆うことによって、この排水路へのごみの堆積を抑制し、雨水の流れが妨げられないようにしている。
そうして排水路(下側横壁部14)の上方を覆う上側横壁部22の外側端部と、近接する第1の枠片10の第1の縦壁部11(その上端部の片部)との間は、第1の枠片10および第2の枠片20の熱膨張による変位を吸収するため、所定の隙間dが形成されるように離間されており、この隙間dから下方に雨水が滴下するようになっている(矢印Wとして示す)。隙間dにより第1および第2の枠片が熱膨張しても、隣接する太陽電池モジュールや瓦材に対して負荷がかかることを抑制できる。なお、滴下する雨水の量を少なくするために、隙間dは狭い方が好ましい。
このため、同図に示すように、第1の枠片10の第1の縦壁部11から下側横壁部14が延出する長さL1に比べて、第2の枠片20の第2の縦壁部21から上側横壁部22が延出する長さL2が長く設定されている。こうすれば、第1の枠片10および第2の枠片20の各部の寸法や太陽電池モジュール1の組み付けのばらつきがあっても、隣り合う太陽電池モジュール1,1’を近づけて設置することで、前記の隙間dを十分に狭くすることができる。
また、太陽電池モジュール1の隣りに太陽電池モジュール1’でなく、屋根瓦が配置される場合にも、種々の形状、寸法の屋根瓦に対応することが可能になる。すなわち、一例を図3Bに示すように太陽電池モジュール1の右側に通常の屋根瓦Tが配置される場合に、この屋根瓦Tの左側に一段、低くなるように設けられた雨樋部t1の形状、厚みが多様であっても、上側横壁部22が十分に長ければ、太陽電池モジュール1と屋根瓦Tとを近接させた上で、上側横壁部22の下方に雨樋部t1が収まりやすいからである。
そして、本実施形態の特徴として第2の枠片20においては、図2、3に表れているように第2の縦壁部21上を跨いで、太陽電池が配置された太陽電池モジュール本体2の受光面の一部分が上側横壁部22上に配置されている。すなわち、前述のように上側横壁部22の上面と第2の保持片24の下面との間に、太陽電池モジュール本体2の縁部が嵌め入れられるとともに、この太陽電池モジュール本体2の裏面が上側横壁部22を介して第2の縦壁部21に支持されるようになる。
また、図2、3などに表れているように上側横壁部22の先縁部に設けられた立設部23の側方には、太陽電池モジュール本体2の縁部の外側に位置するねじ溝部23aが設けられている。このねじ溝部23aは、後述するように第3の枠片30の端部と締結するためのものであり、第2の枠片20の長手方向の全長に亘って設けられている。
さらに、前記第2の縦壁部21の下端部には、左側に向かって延びる下側延設片26が設けられていて、その延出する長さは、縦壁部21の上端部に設けられた支持片25の左側(太陽電池モジュール本体の内側)に延出する長さよりも長くなっている。この下側延設片26の先縁部に沿うようにして断面C字状のねじ溝部27が設けられており、これらの下側延設片26およびねじ溝部27も、第2の枠片20の長手方向の全長に亘って設けられている。
そうして第2の枠片20の全長に亘って延びるねじ溝部27は、前述した立設部23の側方のねじ溝部23aと同じく、第3の枠片30の端部と締結するためのものである。すなわち、図6に示すように第3の枠片30の右端部には、ねじ溝部23a、27に対応して第3の縦壁部31に2つのねじ穴31bが設けられ、これらが合わされて、ねじ部材60がねじ込まれて、第2の枠片と第3の枠片とが連結されるようになっている。
また、図7に示すように第2の枠片20の棟側の端部では、第2の縦壁部21、上側横壁部22、下側延設片26などが所定の長さで切り欠かれており、この切り欠かれた部分に第4の枠片40の端部(図7では手前側の右端部)が嵌まり込んで、ねじ部材60が締結されるようになる。そのために第2の枠片20の上側横壁部22の立設部23には、第4の枠片40の2つのねじ溝部42にそれぞれ対応して、2つのねじ穴23bが設けられている。
-太陽電池モジュールの組み立ておよび屋根への敷設-
上述した各枠片10,20,30,40を用いて、太陽電池モジュール1を組み立てるときには、まず、太陽電池モジュール本体2の周縁部にエラストマー樹脂などの端面封止部材(図示せず)を設置する。続いて対向する二つの辺の縁部をそれぞれ、第3の枠片30の保持片32a,32bおよび第4の枠片40の保持片43a,43bと嵌め合わせ、残る二辺の縁部をそれぞれ、第1の枠片10の保持片12a,12bおよび第2の枠片20の保持片24と嵌め合わせる。
そうして太陽電池モジュール本体2の周りに周方向に隣り合う各枠片10,20,30,40の端部同士を突き合わせ、図4~7を参照して上述したように、ねじ部材60によって締結する。これにより、図1に表れているように4つの枠片10,20,30,40が枠体3を構成して、太陽電池モジュール本体2の周縁部に固定される。即ち、太陽電池モジュール1が組み立てられる。
こうして組み立てた太陽電池モジュール1を、本実施形態では家屋の屋根上にその軒側から棟側に向かって順次、敷設していく。すなわち、図8に表れているように屋根の野地板100上への敷設に際して、第3の枠片30を屋根の水流れ方向下側である軒側(図8の左側)に配置し、第4の枠片40を屋根の水流れ方向上側である棟側(図8の右側)に配置して、この第4の枠片40が第3の枠片30よりも高くなるように、概ね屋根の傾斜に沿って設置する。
そして、軒側に敷設された太陽電池モジュール1の第4の枠片40の上に、その棟側に隣り合う太陽電池モジュール1の第3の枠片30を重なり合うように配置して、軒側から棟側に向かって敷設していく。すなわち、野地板100上の瓦桟101には、ねじ部材110によって取付金具102が固定されており、この取付金具102の一端部を、第4の枠片40の下部に設けられた係止片44によって係止させる。
次に、軒側の第3の枠片30に取り付けられた載置片33を、軒側に既に敷設されている別の太陽電池モジュール1の第4の枠片40上に固定する。すなわち、図8に表れているように載置片33は断面L字状とされ、その縦壁部が第3の枠片30の第3の縦壁部31に重ね合わされて締結されているので、この載置片33の横壁部を上方から第4の枠片40に重ね合わせ、その上部に設けられた固定片45に挟み込んで固定する。
こうして太陽電池モジュール1は、棟側の第4の枠片40が取付金具102を介して野地板100上の瓦桟101に固定される一方、軒側の第3の枠片30は、軒側に隣り合う別の太陽電池モジュール1の第4の枠片40を介して、野地板100の瓦桟101に固定される。なお、軒側の最下列の太陽電池モジュール1の第3の枠片30の固定構造、および棟側の最上列の太陽電池モジュール1の第4の枠片40の固定構造については、図示を省略している。
以上、説明したように本実施形態に係る太陽電池モジュール1は、長尺状の4つの枠片10,20,30,40を組み合わせて、太陽電池モジュール本体2の周縁部を保持する枠体3を構成している。第1の枠片10には、排水路として機能する下側横壁部14が設けられ、第2の枠片20には、隣り合う太陽電池モジュール1’の下側横壁部14を覆うように、上側横壁部22が設けられている。そして、その上側横壁部22上にも太陽電池が配置された太陽電池モジュール本体2の受光面の一部分を配置することで、太陽電池モジュール1を従来と同等の外形寸法としつつ、従来よりも受光面を広くすることができる。したがって、太陽電池モジュール1の設置面積当たりの発電量を増加させることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図9に示すように実施形態2では、第2の枠片20の第2の縦壁部21上に設けられた支持片25(支持部)によって、太陽電池モジュール本体2の下面が支持されるようになる。
詳しくは、第2の縦壁部21の上端部に設けられた支持片25の上面には、太陽電池モジュール本体2の下面と面接触する平坦な支持面が形成されているが、この支持片25から上側横壁部22の右側先縁部付近まで、具体的には第2の保持片24の左側先縁部に対応する部位まで、上側横壁部22の上面には第2の枠片20の長手方向の全長に亘って延びる浅溝部22aが形成されている。
図9に表れているように浅溝部22aの上方には、太陽電池モジュール本体2の下面に設けられているバスバー部2aが位置している。そして、一般的にバスバー部2aには、インターコネクタとのハンダ付けによって突起などが形成されることがあり、これが下方に突出して上側横壁部22の上面に接触すると、短絡などの不具合を生じるおそれがある。すなわち、本実施形態のように長尺状の4つの枠片10,20,30,40を組み合わせて枠体3を構成すると、例えば積雪などの重みによって撓みが大きくなりやすいからである。
これに対して本実施形態では、バスバー部2aを包含するように上側横壁部22の上面に浅溝部22aを設けるとともに、これを挟むように上側横壁部22の先縁部には保持片24を、また、縦壁部21上には支持片25を設けて、太陽電池モジュール本体2を支持するようにしている。これにより太陽電池モジュール本体2の撓みを抑制し、バスバー部2aの突起が上側横壁部22と接触することを回避することができる。
〔実施形態3〕
図10には実施形態3に係る上側横壁部22の構造を示す。この図3に表れているように実施形態3では、第2の枠片20の第2の縦壁部21上に支持片25を設けておらず、言い換えると浅溝部22aが、バスバー部2aが設けられている部位よりも太陽電池モジュール本体2の内方まで形成されている。このような構造としても、太陽電池モジュール本体2が撓んだときに、バスバー部2aの突起が上側横壁部22と接触することは抑制できる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る太陽電池モジュール(1)は、屋根上の設置面に設置されるものであって、受光面および裏面を有する四角形状の太陽電池モジュール本体(2)と、前記太陽電池モジュール本体における屋根の水流れ方向に沿う二辺の縁部に取りつけられた第1の枠片(10)および第2の枠片(20)とを備えている。そして、前記第1の枠片は、前記太陽電池モジュールの裏面に対して下方向に延びる第1の縦壁部(11)と、前記第1の縦壁部の下端から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるアンダーラップ部(14)とを有している。
また、前記第2の枠片は、前記太陽電池モジュールの裏面に対して下方向に延びる第2の縦壁部(21)と、前記第2の縦壁部の上部から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるオーバーラップ部(22)とを有し、前記太陽電池モジュール本体の受光面の一部が前記第2の縦壁部上を跨いで前記オーバーラップ部の上に位置している。こうしてオーバーラップ部にも配置することで、太陽電池の受光面を拡大することができる。
また、そのように横方向に隣り合う太陽電池モジュール同士の間では、排水路として機能するアンダーラップ部の上方を離間してオーバーラップ部が覆うようになるが、本発明の態様2に係る太陽電池モジュールでは、前記オーバーラップ部を前記アンダーラップ部よりも長くすることで、オーバーラップ部の先縁部と近接する別の太陽電池モジュールとの隙間を狭くすることができる。
本発明の態様3に係る太陽電池モジュールは、前記第2の枠片のオーバーラップ部の上に位置する太陽電池モジュール本体の裏面にバスバー部(2a)がある場合に、このバスバー部(2a)を包含するように開口する凹部(22a)を、前記オーバーラップ部の前記太陽電池モジュール本体の裏面に対向する面に形成したものである。こうすれば、バスバー部にハンダ付けによる突起などが形成されていても、この突起などがオーバーラップ部の上面と接触することを回避しやすい。
また、本発明の態様4に係る太陽電池モジュールは、前記オーバーラップ部の外側先縁部に、上方に延びる立設部(23)と、前記立設部の上端から前記太陽電池モジュール本体側に向かう方向に延びる保持片(24)とを設け、前記太陽電池モジュール本体の縁部を、前記立設部と前記保持片と前記オーバーラップ部から構成される保持部に嵌合させるとともに、前記太陽電池モジュール本体の裏面に当接する支持片(25)を前記第2の縦壁部または前記オーバーラップ部に連接して前記凹部よりも内側の位置に設けたものである。こうすれば、前記保持部および支持部によってモジュール本体を、凹部を挟む2カ所で支持し、その撓みを抑制することができる。
さらに、本発明の態様5に係る太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュール本体における屋根の水流れ方向に交差する辺の縁部に固定される、前記第2の枠片に隣接する第3の枠片(30)を備え、前記太陽電池モジュール本体の端部よりも外側の前記立設部側方にねじ溝部(23a)を設けて、このねじ溝部に締結されるねじ部材(60)によって前記第2の枠片と前記第3の枠片とを連結したものである。これにより2つの枠片の端部を締結するねじ部材が太陽電池モジュール本体の厚みの範囲内において、それらの枠片を締結することになり、これらの枠片の捩れを抑えて、しっかりと保持することができる。
見方を変えると本発明の態様6は、前記態様1に係る太陽電池モジュール(1)が、他の太陽電池モジュール(1’)または屋根材(T)と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造である。そして、前記他の太陽電池モジュールの前記第2の枠片のオーバーラップ部または前記屋根材の一部分(t1)が、前記太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部の上に配置され、前記第2の枠片のオーバーラップ部の外側端部または前記屋根材の端部が、前記太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部と離間して設置されるものである。
また、見方を変えると本発明の態様7は、前記態様1に係る太陽電池モジュール(1)が、他の太陽電池モジュール(1’)または雨樋部(t1)を有する屋根材(T)と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造である。そして、前記他の太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部または前記屋根材の雨樋部が、前記太陽電池モジュールの前記第2の枠片の前記オーバーラップ部の下に配置され、前記他の太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部または前記屋根材の上面端部が、前記太陽電池モジュールの前記オーバーラップ部の端部と離間して設置されるものである。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
例えば、前記各実施形態では、排水路となる第1の枠片10の下側横壁部14の上方を覆うように、第2の枠片20の上側横壁部22を設けており、図3を参照して説明したようにその上側横壁部22が第2の縦壁部21から延出する長さL2を、下側横壁部14が第1の縦壁部11から延出する長さL1よりも長くしている。しかし、これに限定されることなく、上側横壁部22の延出長さL2は下側横壁部14の延出長さL1と同じにしてもよいし、それよりも短くしてもよい。
また、前記各実施形態では、第2の枠片20のねじ溝部23aを、上側横壁部22の立設部23の側方に設けているが、これにも限定されず、ねじ溝部23aを別の部位に設けてもよい。さらに、本実施形態では、太陽電池モジュールとして瓦一体型の太陽電池モジュール1を例示しているが、瓦一体型ではない太陽電池モジュールにも本発明を適用可能である。
1,1’ 太陽電池モジュール
2 太陽電池モジュール本体
2a バスバー部
3 枠体
10 第1の枠片
11 第1の縦壁部
14 下側横壁部(アンダーラップ部)
20 第2の枠片
21 第2の縦壁部
22 上側横壁部(オーバーラップ部)
22a 浅溝部(凹部)
23 立設部
23a ねじ溝部
24 第2の保持片
25 支持片(支持部)

Claims (6)

  1. 屋根上の設置面に設置される太陽電池モジュールであって、
    受光面および裏面を有する四角形状の太陽電池モジュール本体と、
    前記太陽電池モジュール本体における屋根の水流れ方向に沿う二辺の縁部に取りつけられた第1の枠片および第2の枠片とを備え、
    前記第1の枠片は、前記太陽電池モジュール本体の裏面に対して下方向に延びる第1の縦壁部と、前記第1の縦壁部の下端から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるアンダーラップ部とを有し、
    前記第2の枠片は、前記太陽電池モジュール本体の裏面に対して下方向に延びる第2の縦壁部と、前記第2の縦壁部の上部から前記太陽電池モジュール本体の外側方向に延設されるオーバーラップ部とを有し、
    前記太陽電池モジュール本体の受光面の一部が前記第2の縦壁部上を跨いで前記オーバーラップ部の上に位置しており、
    前記オーバーラップ部の上に位置する前記太陽電池モジュール本体の裏面にはバスバー部があり、前記オーバーラップ部の前記太陽電池モジュール本体の裏面に対向する面に前記バスバー部を包含する凹部が設けられていることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  2. 前記オーバーラップ部が前記アンダーラップ部よりも長い、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記オーバーラップ部の外側先縁部には、上方に延びる立設部と、前記立設部の上端から前記太陽電池モジュール本体側に向かう方向に延びる保持片とが設けられ、
    前記太陽電池モジュール本体の縁部が前記立設部と前記保持片と前記オーバーラップ部から構成される保持部に嵌合され、
    前記太陽電池モジュール本体の裏面に当接する支持片が前記第2の縦壁部または前記オーバーラップ部に連接して前記凹部よりも内側の位置に設けられている、請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記太陽電池モジュール本体における屋根の水流れ方向に交差する辺の縁部に固定される、前記第2の枠片に隣接する第3の枠片を備え、
    前記太陽電池モジュール本体の端部よりも外側の前記立設部の側方にねじ溝部が設けられ、前記ねじ溝部に締結されるねじ部材によって前記第2の枠片と前記第3の枠片とが連結されている、請求項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 請求項1に記載の一の太陽電池モジュールが、請求項1に記載の他の太陽電池モジュールまたは屋根材と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造であって、
    前記他の太陽電池モジュールまたは前記屋根材の一部分が、前記一の太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部の上に配置され、
    前記他の太陽電池モジュールまたは前記屋根材の端部が、前記一の太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部と離間して設置される、太陽電池モジュールの設置構造。
  6. 請求項1に記載の一の太陽電池モジュールが、請求項1に記載の他の太陽電池モジュールまたは雨樋部を有する屋根材と隣り合って設置される太陽電池モジュールの設置構造であって、
    前記他の太陽電池モジュールの前記第1の枠片の前記アンダーラップ部または前記屋根材の雨樋部が、前記一の太陽電池モジュールの前記第2の枠片の前記オーバーラップ部の下に配置され、
    前記他の太陽電池モジュールの前記第1の縦壁部または前記屋根材の端部が、前記一の太陽電池モジュールの前記オーバーラップ部の端部と離間して設置される、太陽電池モジュールの設置構造。
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