JP7000149B2 - 帯状部材の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば老朽化した埋設管にライニングされる螺旋管となるべき帯状部材を形成する帯状部材製造装置に関し、特に、合成樹脂製の主帯材と金属製の補強帯材を含む帯状部材を形成する帯状部材製造装置に関する。
老朽化した下水道管等の埋設管の内周面に帯状部材を螺旋状にライニングして更生する方法は公知である(例えば特許文献1等参照)。前記帯状部材としては、合成樹脂製の主帯材に加えて、強度を増すための鋼製の補強帯材を含むものが知られている。主帯材は、押出成形された後、長尺であるため巻取ドラムに巻き取られる。その後、巻取ドラムから繰り出されて、別のドラムからの補強帯材と合流される。そして、主帯材の複数条のリブ間に補強帯材が嵌め込まれ、帯状部材となる。
特開2012-250414号公報
前記主帯材は、巻取ドラムに巻き取られたとき巻き癖が付与され、断面形状が塑性的に変形され得る。特に、幅方向の外側のリブその他の突片部が外側へ倒れるように塑性変形される傾向がある。このため、繰り出し後の主帯材に補強帯材を安定的に嵌め込むことができない。
本発明は、かかる事情に鑑み、主帯材の断面形状が不安定であっても補強帯材を安定的に嵌め込むことができるようにすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明装置は、合成樹脂製の主帯材と金属製の補強帯材から螺旋管となるべき帯状部材を形成する帯状部材製造装置であって、
前記主帯材を巻かれた状態から繰り出す第1繰り出し手段と、
前記補強帯材を繰り出す第2繰り出し手段と、
前記主帯材に形成された被嵌め込み部に前記補強帯材を嵌め込んで前記帯状部材を形成する嵌め込み手段と、
前記嵌め込み手段又はその前後に設けられ、前記主帯材の断面形状を矯正する矯正手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記主帯材が塑性的に断面変形を来していた場合、補強帯材を嵌め込む前後に矯正手段によって主帯材の断面形状を矯正する。これによって、主帯材の断面形状が不安定であっても補強帯材を安定的に嵌め込むことができる。
前記矯正手段が、前記被嵌め込み部の幅を狭めるように前記主帯材を押圧する押圧部を含むことが好ましい。
これによって、被嵌め込み部が拡幅するように変形されていた場合、押圧部の押圧によって前記断面変形を確実に矯正できる。
前記嵌め込み手段が、前記主帯材と前記補強帯材とを重ねて挟み付ける一対の挟付部を含み、前記押圧部が、前記挟付部と協働して前記主帯材を押圧することが好ましい。
これによって、補強帯材の嵌め込みと同時併行して、主帯材の断面を矯正できる。しかも、一対の挟付部による挟み付けによって主帯材が幅方向に拘束され、押圧部による押圧の反力を取ることができる。つまり、嵌め込み手段が矯正手段の反力受けの機能を担うから、矯正手段が押圧部に対する反力受け部材を要さず、構成を簡素化できる。
前記押圧部が、自軸まわりに回転可能な矯正ローラを含むことが好ましい。
矯正ローラが回転しながら主帯材を押圧する。これによって、主帯材を順次送りながら断面を矯正できる。
前記矯正ローラの回転軸が、前記主帯材の送り方向と直交する幅方向へ向けられ、かつ前記矯正ローラの外周面が、前記幅方向の外側へ向かって拡径するテーパ状であることが好ましい。
主帯材の断面が撓み変形されている場合、テーパ状の矯正ローラにより主帯材の幅方向の端部を斜めに押圧することによって、前記撓み変形を矯正できる。
前記矯正ローラの回転軸が、前記主帯材の送り方向と直交する幅方向に対して斜めであってもよい。
前記矯正ローラの回転軸が、前記主帯材の送り方向と直交する幅方向及び前記送り方向に対して直交していてもよい。
本発明方法は、合成樹脂製の主帯材と金属製の補強帯材から螺旋管となるべき帯状部材を製造する方法であって、
前記主帯材を巻かれた状態から繰り出す工程と、
前記補強帯材を繰り出す工程と、
前記主帯材に形成された被嵌め込み部に前記補強帯材を嵌め込んで前記帯状部材を形成する工程と、
前記嵌め込み時又はその前後の主帯材の断面形状を矯正する工程と、
を備えたことを特徴とする。
前記矯正工程において、前記被嵌め込み部の幅を狭めるように前記主帯材を押圧することが好ましい。
本発明によれば、主帯材の断面形状が不安定であっても補強帯材を安定的に嵌め込むことができ、螺旋管となるべき帯状部材を安定的に製造できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る帯状部材製造装置の概略構成を示す側面図である。 図2(a)は、帯状部材における、押出成形後一次巻取ドラムに巻き取る前の主帯材の断面図である。図2(b)は、図1のIIb-IIb線に沿う、前記主帯材の断面図である。 図3は、図1のIII-III線に沿う、補強帯材の断面図である。 図4は、帯状部材製造装置の嵌め込み手段及び矯正手段を解説的に示す、図1のIV-IV線に沿う正面断面図である。 図5は、図1のV-V線に沿う帯状部材の断面図である。 図6(a)は、前記帯状部材からなる更生管によって更生された埋設管の断面図である。図6(b)は、同図(a)の円部VIbの拡大断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る帯状部材製造装置の嵌め込み手段及び矯正手段を解説的に示す正面断面図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係る帯状部材製造装置の嵌め込み手段及び矯正手段を解説的に示す正面断面図である。 図9は、本発明の第4実施形態に係る帯状部材製造装置の嵌め込み手段及び矯正手段を解説的に示す正面断面図である。 図10は、本発明の第5実施形態に係る帯状部材製造装置の嵌め込み手段及び矯正手段を解説的に示す正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図1~図6は、本発明の第1実施形態を示したものである。本発明形態の製造対象は、老朽化した既設の埋設管3を更生するための帯状部材2である。図6(a)に示すように、埋設管3としては、下水道管の他、上水道管、農業用水管、ガス管などが挙げられる。帯状部材2が埋設管3の内周に沿って螺旋状にライニングされることによって螺旋管状の更生管4となる。
図5に示すように、帯状部材2は、主帯材20と、補強帯材30を含む。主帯材20の材質は、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂である。補強帯材30の材質は、鋼鉄(スチール)等の金属である。
図2(a)に示すように、主帯材20は、前記合成樹脂の押出成形によって一定断面に形成され、かつ図2(a)の紙面と直交する方向へ長尺状に延びている。主帯材20の平坦な平帯部21の裏面(同図において上)に2つ(複数)のリブ22,24(突条)が幅方向(図2(a)において左右)に離れて設けられている。これらリブ22,24の間に凹状の被嵌め込み部23が形成されている。平帯部21の両端部には雌雄の嵌合部26,25が設けられている。雌嵌合部26から1のリブ24が突出されている。雌嵌合部26の幅方向の外側にはサブロック突片27が斜めに突出するように形成されている。
図3に示すように、補強帯材30は、U字断面の胴部31と、その両端から斜めに折り返された一対の腕部32,34を含み、概略W字形状の一定断面に形成され、かつ図3の紙面と直交する方向へ長尺状に延びている。胴部31の両壁と各腕部32,34との間に凹溝35が形成されている。
図5に示すように、帯状部材2において、補強帯材30が被嵌め込み部23に嵌め込まれている。一方の腕部32の先端部が、リブ22の中間の突起22bとリブ22とで作るコーナー部22cに係止されている。他方の腕部34の先端部が、リブ24の中間の突起24bとリブ24とで作るコーナー部24cに係止されている。補強帯材30によって帯状部材2の強度が高められている。
図6(b)に示すように、帯状部材2からなる螺旋管状の更生管4において、一周違いに隣接する嵌合部25,26どうしが凹凸嵌合されている。かつ、サブロック突片27の先端部が、一周違いに隣接するリブ22の先端のL字状の係止部22aに係止されている。
図1に示すように、帯状部材2は、帯状部材製造装置1によって製造される。帯状部材製造装置1は、第1繰り出し手段10と、巻き取り手段12と、第2繰り出し手段13と、嵌め込み手段14を備えている。
第1繰り出し手段10には、一次巻取ドラム11と、該ドラム11を回転可能に支持する一次巻取ドラム支持部(図示省略)が設けられている。一次巻取ドラム11には前記押出成形された後の主帯材20が巻回されている。
巻き取り手段12には、二次巻取ドラム12aと、該ドラム12aを回転可能に支持する二次巻取ドラム支持部(図示省略)が設けられている。二次巻取ドラム12aには、製造済の帯状部材2が巻き取られている。
第2繰り出し手段13には、別の巻取ドラム13aと、該ドラム13aを回転可能に支持する巻取ドラム支持部(図示省略)が設けられている。巻取ドラム13aには補強帯材30が巻回されている。
図1に示すように、第1繰り出し手段10と巻き取り手段12との間に嵌め込み手段14が設けられている。嵌め込み手段14は、一対の挟付ローラ41,42(挟付部)を含む。図4に示すように、第1挟付ローラ41(主帯材側の挟付部)は円柱状になっている。第1挟付ローラ41の軸線L41は、主帯材20の送り方向MDと直交する幅方向TD(帯状部材2の平帯部21の幅方向が向けられる方向、図4の左右方向)へ向けられている。
図4に示すように、第1挟付ローラ41の上方には、2つの第2挟付ローラ42が互いに幅方向TDに離れて配置されている。各第2挟付ローラ42は、軸線を幅方向TDへ向けた円板状になっている。
第1、第2の挟付ローラ41,42どうしが、送り方向MD及び幅方向TDと直交する対向方向HD(図4において上下)に対向している。
図4に示すように、嵌め込み手段14には矯正手段50が組み込まれている。矯正手段50は、自軸まわりに回転可能な矯正ローラ51(押圧部)を含む。矯正ローラ51の回転軸線L51は幅方向TDへ向けられている。該矯正ローラ51が、第1挟付ローラ41の幅方向TDの外側における第1挟付ローラ41と同一軸線上に配置されている。矯正ローラ51の外周面は、幅方向TDの外側(図4において右側)へ向かって拡径するテーパ状になっている。矯正ローラ51の軸線L51に対する外周面の傾斜角度α51は、α51=40°~45°程度が好ましい。
矯正ローラ51は、第1挟付ローラ41と一体に回転されてもよく、第1挟付ローラ41とは独立して回転可能であってもよい。
帯状部材2は、次のようにして製造される。
<押出成形工程>
主帯材20は、押出成形機(図示せず)によって一定断面(図2(a))の長尺帯状に押出成形される。
<一次巻き取り工程>
押出成形された主帯材20は、長尺であるため一旦、一次巻取ドラム11に巻き取られる。
図2(b)に示すように、一次巻取ドラム11における主帯材20は、巻回によって撓んで巻き癖が付与され、塑性的に変形され得る。このため主帯材20の断面形状が不安定である。例えばリブ24及びサブロック突片27が幅方向TDの外側へ倒れるように変形されたり、被嵌め込み部23が拡幅するように変形されたりする傾向がある。
<主帯材繰り出し工程>
図1に示すように、前記変形状態の主帯材20が、一次巻取ドラム11から繰り出されて、嵌め込み手段14へ送られる。
<補強帯材繰り出し工程>
併行して、補強帯材30が、二次巻取ドラム12aから繰り出されて、嵌め込み手段14へ送られる。
<嵌め込み工程>
嵌め込み手段14においては、主帯材20と補強帯材30とが、互いに合流して重ねられるとともに一対の挟付ローラ41,42の間に導入され、これら挟付ローラ41,42によって挟み付けられる。
詳しくは図4に示すように、第1挟付ローラ41が、主帯部20の平帯部21の表側面(同図において下面)に宛がわれる。2つの第2挟付ローラ42が、補強帯材30の2つの凹溝35にそれぞれ挿し入れられる。これら挟付ローラ41,42の挟み付けによって、主帯材20の被嵌め込み部23に補強帯材30が嵌め込まれる。これによって、帯状部材2が形成される。
<矯正工程>
前記嵌め込みと同時併行して、矯正ローラ51が、主帯材20の被嵌め込み部23よりも幅方向の外側部分に押し当てられる。具体的には、矯正ローラ51のテーパ状の外周面が、サブロック突片27の基端の角部27cに斜めに押し当てられる。これによって、矯正ローラ51から角部27cに押圧力が加えられる。
この押圧力によって、幅方向TDの外側へ倒れるように変形されていたリブ24及びサブロック突片27が起こされる。押圧力の方向を斜めにすることによって、リブ24及びサブロック突片27の倒れを確実に矯正することができる。したがって、拡幅変形されていた被嵌め込み部23の幅が狭められる。
これによって、主帯材20の撓みが矯正され、押出成形時の断面形状に近づく。したがって、腕部34の先端部をコーナー部24cに確実に係止できる。この結果、主帯材20の断面形状が不安定であっても補強帯材30を被嵌め込み部23に安定的に嵌め込むことができる。ひいては、帯状部材2を安定的に製造できる。
矯正手段50を嵌め込み手段14に組み込むことによって、補強帯材30の嵌め込みと同時に主帯材20の断面を矯正できる。しかも、矯正手段50は、嵌め込み手段14の挟付ローラ41,42と協働して主帯材20を押圧する。すなわち、挟付ローラ41,42による挟み付けによって主帯材20が幅方向に拘束される。これによって、矯正ローラ51による押圧の反力を取ることができる。したがって、矯正手段50が別途の反力受け部材を有している必要がなく、矯正手段50の構成を簡素化できる。
ローラ41,42,51の回転によって、前記嵌め込み及び矯正後の帯状部材2が嵌め込み手段14から送り出される。帯状部材2は二次巻取ドラム12aに巻き取られる。
帯状部材2は二次巻取ドラム12aに巻かれた状態で更生施工現場に搬送されて、埋設管にライニングされる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態を示したものである。
第2実施形態においては、矯正手段が嵌め込み手段14の第1挟付ローラ41B(主帯材側の挟付部)と一体になっている。詳しくは、第1挟付ローラ41Bは、中央の円筒状のストレート部43と、両端のテーパ部44,45を含む。これらストレート部43及びテーパ部44,45が互いに同一の軸線L41B上に配置されている。テーパ部44,45は、それぞれ幅方向TDの外側へ向かって拡径されている。サブロック突片27側のテーパ部45が矯正ローラとなっている。テーパ部45すなわち矯正ローラ45が、角部27cに当たることによって、リブ24及びサブロック突片27を起こす向きに押圧する。また、主帯材20の幅方向の中央部はストレート部43へ向かって押し下げ可能である。これによって、被嵌め込み部23の幅を確実に狭めて元の大きさに戻すことができ、補強帯材30を安定的に嵌め込むことができる。
第2実施形態は、主帯材20の断面が全体的に反るように撓み変形しているのを矯正するのに効果的である。
<第3実施形態>
図8は、本発明の第3実施形態を示したものである。
第3実施形態においては、矯正手段の矯正ローラ53が、ストレートな円筒形状になっている。該矯正ローラ53が、主帯材20のサブロック突片27の先端部と対向するように配置されている。矯正ローラ53の回転軸L53は、対向方向HD(図8において上下)と平行に向けられている。
矯正ローラ53によってサブロック突片27が被嵌め込み部23側へ押圧される。これによって、主帯材20の断面変形を矯正でき、補強帯材30を安定的に嵌め込むことができる。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態を示したものである。
第4実施形態においては、円筒形状の矯正ローラ54が、主帯材20のサブロック突片27の表側面と対向するように配置されている。矯正ローラ54の回転軸L54は、サブロック突片27の本来の角度に合わせて、幅方向TD及び対向方向HDに対して斜めになっている。
該矯正ローラ54にサブロック突片27が押し当てられることによって、サブロック突片27が矯正ローラ54と平行になるように起こされる。したがって、サブロック突片27を本来の角度に確実に戻すことができる。これによって、主帯材20の断面変形を矯正でき、補強帯材30を安定的に嵌め込むことができる。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態を示したものである。
第5実施形態においては、円筒形状の矯正ローラ55が、主帯材20のリブ24とサブロック突片27との間に配置されている。矯正ローラ55の回転軸L55は、対向方向HDに対して少し斜めになっているが、真っ直ぐ対向方向HDに沿っていてもよい。該矯正ローラ55がリブ24に押し当てられ、リブ24を被嵌め込み部23側へ押圧している。これによって、リブ24が直接的に起立され、これに伴ってサブロック突片27が起こされる。これによって、主帯材20の断面変形を矯正でき、補強帯材30を安定的に嵌め込むことができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、矯正手段の押圧部は、円錐状(テーパ状)又は円筒形状のローラに限られず、板状又はブロック状などであってもよい。
矯正手段が、第1繰り出し手段10と嵌め込み手段14との間に配置されていてもよい。主帯材20が嵌め込み工程前に矯正されるようになっていてもよい。
矯正手段が、嵌め込み手段14よりも巻き取り手段12側に配置されていてもよい。主帯材20が嵌め込み工程後に矯正されることによって補強帯材30の嵌め込み状態が修正されるようになっていてもよい。
主帯材20及び補強帯材30の断面形状は図示したものに限られず種々の断面形状を適用できる。
本発明は、例えば老朽化した下水道管等の埋設管の更生技術に適用できる。
1 帯状部材製造装置
2 帯状部材
3 埋設管
4 更生管
10 第1繰り出し手段
13 第2繰り出し手段
14 嵌め込み手段
20 主帯材
23 被嵌め込み部
30 補強帯材
41,42 一対の挟付部
41B 第1挟付ローラ(主帯材側の挟付部)
50 矯正手段
51 矯正ローラ(押圧部)
53 矯正ローラ(押圧部)
54 矯正ローラ(押圧部)
55 矯正ローラ(押圧部)
43 ストレート部
45 テーパ部(矯正ローラ)
41B,L51,L53,L54,L55, 回転軸
MD 送り方向
TD 幅方向
HD 対向方向

Claims (6)

  1. 平坦な平帯部、及び前記平帯部の幅方向に互いに離れて前記平帯部の裏面から突出された複数のリブを含む合成樹脂製の主帯材と金属製の補強帯材から螺旋管となるべき帯状部材を形成する帯状部材製造装置であって、
    前記主帯材を巻かれた状態から繰り出す第1繰り出し手段と、
    前記補強帯材を繰り出す第2繰り出し手段と、
    前記主帯材の前記複数のリブのうち2つのリブの間に形成された被嵌め込み部に前記補強帯材を嵌め込んで前記帯状部材を形成する嵌め込み手段と、
    前記嵌め込み手段又はその前後に設けられ、前記主帯材の断面形状を矯正する矯正手段と、
    を備え、前記嵌め込み手段が、前記主帯材と前記補強帯材とを重ねて挟み付ける一対の挟付部を含み、
    前記矯正手段が、前記一対の挟付部による挟み付けと協働して、前記2つのリブのうち前記幅方向の一側のリブが他方のリブへ向けて回転して前記被嵌め込み部の幅が狭まるように、前記主帯材を前記幅方向の前記一側の外側から押圧する押圧部を含むことを特徴とする帯状部材製造装置。
  2. 前記押圧部が、自軸まわりに回転可能な矯正ローラを含むことを特徴とする請求項に記載の帯状部材製造装置。
  3. 前記矯正ローラの回転軸が、前記主帯材の送り方向と直交する前記幅方向が向けられる方向へ向けられ、かつ前記矯正ローラの外周面が、前記幅方向が向けられる方向の外側へ向かって拡径するテーパ状であることを特徴とする請求項に記載の帯状部材製造装置。
  4. 前記矯正ローラの回転軸が、前記主帯材の送り方向と直交する前記幅方向が向けられる方向に対して斜めであることを特徴とする請求項に記載の帯状部材製造装置。
  5. 前記矯正ローラの回転軸が、前記幅方向が向けられる方向及び前記主帯材の送り方向に対して直交していることを特徴とする請求項に記載の帯状部材製造装置。
  6. 平坦な平帯部、及び前記平帯部の幅方向に互いに離れて前記平帯部の裏面から突出された複数のリブを含む合成樹脂製の主帯材と金属製の補強帯材から螺旋管となるべき帯状部材を製造する方法であって、
    前記主帯材を巻かれた状態から繰り出す工程と、
    前記補強帯材を繰り出す工程と、
    前記主帯材と前記補強帯材とを重ねて挟み付けることによって、前記主帯材の前記複数のリブのうち2つのリブの間に形成された被嵌め込み部に前記補強帯材を嵌め込んで前記帯状部材を形成する工程と、
    前記嵌め込み時又はその前後の主帯材の断面形状を矯正する工程と、
    を備え、前記矯正工程において、前記挟み付けと協働して、前記2つのリブのうち前記幅方向の一側のリブが他方のリブへ向けて回転して前記被嵌め込み部の幅が狭まるように、前記主帯材を前記幅方向の前記一側の外側から押圧することを特徴とする帯状部材製造方法。
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