JP6999161B2 - 情報ラベル付き包装用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、箱の表面に各種の情報を表示された情報ラベルが着脱可能に貼り付けられ、情報ラベルを各種の用途に使用する情報ラベル付き包装用箱に関する。
この種の情報ラベル付き包装箱として、医薬品に関する情報が印刷された情報ラベルが箱の一側面に貼着され、この情報ラベルを医薬品の管理に使用するようにした医薬品情報ラベル付き包装用箱が知られている。
このような医薬品情報ラベル付き包装用箱が、例えば特許文献1に記載されている。
医薬品の包装には、医薬品が個包装され、更に、複数の個包装体を梱包箱等の外箱に収容する、いわゆる二重包装形態にすることがあり、印刷などによる個別の個包装体への事前の情報付与が困難な場合がある。この場合、外箱にラベルシートを張ることになる。このラベルシートは、医薬品に関する情報が印刷された複数(通常は外箱内に収容する個包装体の数分)のラベルで構成されており、薬剤師等が必要な段階でラベルシートからラベルを剥離して、個包装体に粘着することにより貼着する。
この包装用箱では、医薬品情報付与ラベルシートが、離型シート上に、裏面側に第3粘着層が形成される第2離型シートが配置され、第2離型シート上に、表面側に医薬品に関する情報が付され裏面側に第1粘着層が形成されるラベル基材が配置され、ラベル基材上に、裏面側に第2粘着層が形成される透明表面保護フィルムが配置されてなる。
そして、ラベル基材は、情報が付されたラベル部と、その外周部と、が第1切離線で区画され、離型シートが、平面視で医薬品情報付与ラベルシートの中央部と両端部を区画する位置であって、かつ、第1切離線と平面視で重ならない位置に、少なくとも2本の第2切離線が形成され、ラベル基材から離型シートまでを積層状態のまま切断可能な第3切離線が、平面視でラベル部と第2切離線との間に形成される。
このようにして医薬品情報付与ラベルシートのうち、離型シートの両端部を、第2切離線を起点にして剥離し、中間部を残すことによって、両端部に相当する第3粘着層が両端に露出するので、医薬品が梱包された外箱に貼着することができる。そして、この医薬品情報付与ラベルシートの最表面には、透明表面保護フィルムが配置されているので、仮に外箱に医薬品情報付与ラベルシートが貼着される状態においても、外箱の輸送中においても、医薬品情報付与ラベルシートの汚れ又は剥がれに起因する、医薬品に関する情報の消失を防止することができる。なお、その後、透明表面保護フィルム及び第3粘着層は剥離される。そして、第3切離線を切断して、切り取り部を切り取る。このとき、中間部の離型シートが残っており、両端部があった位置は露出した第3粘着層によって外箱に固着される。このため、切り取り部側のラベルシートの端部が外箱から浮き、この浮きによって、医薬品情報付与ラベルシートに自由端が生じて、手で簡単に反らせたり曲げたりすることができるので、医薬品情報付与ラベルシートからラベルを容易に剥がすことができ、医薬品個包装体上に確実に貼ることができる。
実用新案登録第3200357号公報
しかしながら、上記従来(特許文献1)の包装用箱では、箱に貼り付けられた医薬品情報ラベルから個々のラベルを容易に剥がすようにするために、医薬品情報ラベルに複数の切離線が必要で、医薬品情報ラベルの加工が煩雑となる、という問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種の情報ラベル付き包装用箱において、箱の表面に貼り付けた各種の情報ラベルを簡易に剥がすことができるようにすること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
箱表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面に、各種の情報を表示された情報ラベルが着脱可能に貼り付けられる情報ラベル付き包装用箱であって、
前記任意の面の前記2側縁部の間に前記2側縁部と平行でかつその端部が前記2側縁部の端部に向けて延びる折り目が、前記任意の面を前記折り目を凸にして変形可能に付設されて、
前記情報ラベルは前記任意の面に前記折り目を跨いで着脱可能に貼付され、
前記任意の面から前記情報ラベルを剥がす際に、前記任意の面の前記2側縁部を前記折り目に向けて押圧することにより、前記任意の面を前記折り目を凸にして変形させて、前記情報ラベルの前記2側縁部側の端部を前記任意の面から浮かせる、
ことを要旨とする。
この情報ラベル付き包装用箱において、任意の面に折り目は2本、前記任意の面の2側縁部間における前記2側縁部と平行の中心線を線対称中心として線対称に付設されて、前記情報ラベルは前記任意の面に前記各折り目を跨いで着脱可能に貼付されることが好ましい。
また、任意の面に折り目は1本、前記任意の面の2側縁部間の中央に付設されて、前記情報ラベルは前記任意の面に前記折り目を跨いで着脱可能に貼付されるようにしてもよい。
このようにして、情報ラベルは、表面を剥離加工され、裏面に粘着剤を塗布される剥離シートと、表面に各種の情報を表示され、裏面に粘着剤を塗布されて、前記剥離シートの表面に着脱可能に貼付される情報表示ラベルとからなり、前記情報ラベルは任意の面に前記剥離シートを介して前記剥離シート裏面の粘着剤により貼付されて、前記情報表示ラベルが前記任意の面に着脱可能に貼り付けられることが好ましい。
この場合、情報ラベルは情報表示ラベルが複数の小ラベルからなり、前記複数の小ラベルはそれぞれ、前記剥離シート上に、任意の面の2側縁部の延びる方向に並列に相互間に切り取り線を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付されることが好ましい。
また、この場合、情報ラベルは情報表示ラベルが複数の小ラベルからなり、前記複数の小ラベルはそれぞれ、前記剥離シート上に、任意の面の2側縁部の延びる方向に並列に、かつ各列がさらに前記2側縁部間の中央で分割可能に、相互間に切り取り線を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付されることが好ましい。
本発明の情報ラベル付き包装用箱によれば、箱表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面の2側縁部の間に2側縁部と平行でかつその端部が2側縁部の端部に向けて延びる折り目が、任意の面を折り目を凸にして変形可能に付設されて、情報ラベルは任意の面に折り目を跨いで着脱可能に貼り付けられ、任意の面から情報ラベルを剥がす際に、任意の面の2側縁部を折り目に向けて押圧することにより、任意の面を折り目を凸にして変形させて、情報ラベルの2側縁部側の端部を任意の面から浮かせるようにしたので、箱の表面に貼り付けた各種の情報ラベルの端部を指先で摘みやすくして、箱の表面から各種の情報ラベルを簡易に剥がすことができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
本発明の一実施の形態における情報ラベル付き包装用箱の外部構成を示す図((a)は蓋が閉じられた状態の左側面側からみた斜視図(b)は蓋が開けられた状態の左側面側からみた斜視図) 同箱を展開した状態を示す図(展開図) 同箱の正面、背面の構成を示す図((a)は正面図(b)は背面図) 同箱の平面、底面の構成を示す図((a)は平面図(b)は底面図) 同箱の右側面、左側面の構成を示す図((a)は右側面図(b)は左側面図) 同箱の情報ラベルの剥がし方を示す図 同箱が各種の形状、構造を持つ箱に適用できることを説明するための図((a)は正面図(b)は背面図) 同箱が各種の形状、構造を持つ箱に適用できることを説明するための図((a)は平面図(b)は底面図) 同箱が各種の形状、構造を持つ箱に適用できることを説明するための図((a)は右側面図(b)は左側面図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1乃至図6に情報ラベル付き包装用箱を示している。
図1に示すように、情報ラベル付き包装用箱C(以下、包装用箱C又は箱Cという場合がある。)は、所謂板紙と呼ばれる比較的厚さがあり直立性のある紙材により形成され、箱Cの正面、背面及び左右両側面をなす4側面板11-14と、箱Cの底面をなす底面板15と、箱Cの天面をなす天蓋16とにより構成され、箱C表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面に、各種の情報を表示された情報ラベル3が着脱可能に貼り付けられる。
この箱Cの場合、全体が、縦に少し長い直方体状に構成され、背面板11、正面板13はそれぞれ、同じ大きさの少し縦長の長方形で、左側面板14、右側面板12はそれぞれ、背面板11、正面板13よりも幅が狭い同じ大きさの縦長の長方形になっている。なお、この場合、正面板13の左側面板14とは反対側の側縁部(右側縁部)に接続片111が形成され、この接続片111が右側面板12の内面で正面側の側部に糊を介して接続される。
底板15は、図2及び図4(b)に示すように、4側面板11-14の各端縁部、この場合、左右の各側面板14、12の下端縁部から罫線L9、L12(なお、罫線L9、L12はミシン目線でもよい。)を介して連接される左右一対のフラップ153、154と、背面板11の下端縁部から罫線L5を介して連接される内蓋155と、正面板13の下端縁部から罫線L11を介して連接される外蓋156とからなる。
天蓋16は、図2及び図4(a)に示すように、4側面板11-14のうちの3側面板14、12、11の各端縁部、この場合、左側面板14、右側面板12の上端縁部から罫線L10、L13(なお、罫線L10、L13はミシン目線でもよい。)を介して連接される左右一対のフラップ163、164と、背面板11の上端縁部から罫線L7を介して連接される蓋161及びこの蓋161の先端から突出される差し込み片162とからなる。
この包装用箱Cは、底面開口が各フラップ153、154を介して内蓋155、外蓋156により閉じられ、外蓋156が内蓋155に糊付けされて封止され、天面開口が各フラップ163、164を介して蓋161により閉じられ、蓋161先端の差し込み片162が正面板13内面の天面側の端部に糊付けされて封止される。なお、蓋161は糊付けに代えて封緘テープで封止されることもある。
そして、この包装用箱Cでは、図2及び図5(b)に示すように、箱C表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面として左側面板14が選定され、この左側面板14の正面側及び背面側の2側縁部141、142の間にこれら2側縁部141、142と平行に折り目2が、この左側面板14を折り目2を凸にして変形可能に付設され、図5(b)に示すように、情報ラベル3がこの左側面板14に折り目2の上から折り目2を跨いで着脱可能に貼付される。
この場合、左側面板14に折り目2は2本、左側面板14の2両側縁部141、142間の中心を対称中心として対称的に付設される。また、この場合、正面側の折り目2の天面側端部21は左側面板14の上縁部143の正面側の一端(図5(b)中、右端)に向けて斜めに正面側の一端まで延ばされ、底面側端部22は左側面板14の下縁部144の正面側の一端(図5(b)中、右端)に向けて斜めに正面側の一端まで延ばされる。また、背面側の折り目2の天面側端部23は左側面板14の上縁部143の背面側の他端(図5(b)中、左端)に向けて斜めに背面側の他端まで延ばされ、底面側端部24は左側面板14の下縁部144の背面側の他端(図5(b)中、左端)に向けて斜めに背面側の他端まで延ばされる。さらに、この場合、2本の折り目2は2側縁部141、142と平行な部分がミシン線(ミシン目)により、天面側、底面側の各端部21、23、22、24が罫線により、各折り目2が外側に向けて凸となるように形成される。なお、これら2本の折り目2は全体がミシン線又は罫線で形成されてもよく、各折り目2が外側に向けて凸となれば、折り目2の付け方は任意である。このようにして左側面板14の2側縁部141、142を各折り目2の方向に押圧することにより、左側面板14を2本の折り目2を凸にして略台形状に変形可能に構成される。
この場合、情報ラベル3は、図5(b)に示すように、表面を剥離加工され、裏面に粘着剤を塗布される剥離シート31と、表面に各種の情報を表示され、裏面に粘着剤を塗布され、剥離シート31の表面に着脱可能に貼付される紙製のシートからなる情報表示ラベル32とからなり、情報ラベル3は左側面板14に剥離シート31を介して剥離シート31裏面の粘着剤により貼付されて、情報表示ラベル32が左側面板14に着脱可能に貼り付けられる。なお、ここでは、剥離シート31は無色透明のフィルムシートからなり、情報表示ラベル32は紙製又は合成樹脂製のシートからなる。また、この場合、情報ラベル3は情報表示ラベル32が複数の小ラベル321からなり、複数の小ラベル321はそれぞれ、剥離シート31上に、左側面板14の2側縁部141、142の延びる方向に並列に、かつ各列がさらに2側縁部141、142の中央で分割可能に、相互間に切り取り線33を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付される。なお、ここでは、複数の小ラベル321が2側縁部141、142の中央でさらに分割されるように形成されているが、小ラベル321の各列が2両側縁部141、142の中央で分割されていなくてもよい。すなわち、複数の小ラベル321はそれぞれ、剥離シート31上に、左側面板14の2側縁部141、142の延びる方向に並列に相互間に切り取り線33を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付されるものとしてもよい。さらに、この場合、各小ラベル321は浮かせる端部(つまり、各折り目2から外側にはみ出される端部)が当該端部の端縁に向けて漸次幅狭に、ここでは略半円形に形成される。なお、この端部は略半円形に代えて、略台形、略三角形などであってもよい。このようにして情報ラベル3は左側面板14に各折り目2を跨いで着脱可能に貼付される。
情報ラベル付き包装用箱Cは、かかる構成を備え、左側面板14から情報ラベル3を剥がす際に、左側面板14の2側縁部141、142を各折り目2の方向に押圧することにより、左側面板14を各折り目2を凸にして変形させて、情報ラベル3の2側縁部141、142側の端部を左側面板14の2側縁部141、142側から浮かせるようになっている。すなわち、図6に示すように、この箱Cの左側面板14の2側縁部141、142を各折り目2の方向に押圧すると、左側面板14は各折り目2を凸にして略台形状に変形され、このときに、剥離シート31は裏面の粘着剤により左側面板14に接着されているので、左側面板14と一体に略台形に変形して、剥離シート31の両端が斜めに突き出される。一方、各情報表示ラベル32は剥離シート31の剥離加工された面に剥離可能に接着されているので、各情報表示ラベル32の端部が剥離シート31から剥がされて、略台形状に変形された左側面板14の両側で浮いた状態となる。しかも、各情報表示ラベル32の端部は略半円形に形成されて端縁に向けて漸次幅狭になっているので、各情報表示ラベル32の端部は個別に分かれている。したがって、各情報表示ラベル32(各小ラベル321)の端部は指先で摘みやすく、各情報表示ラベル32(各小ラベル321)を剥離シート31から簡単に剥がすことができる。
この情報ラベル付き包装用箱Cは、例えば小児用ワクチンの包装に使用され、各情報表示ラベル32(各小ラベル321)に例えば小児用ワクチン名が印刷により表示されることで、医療機関において、この箱Cから小児用ワクチンが取り出されて使用された際に、箱Cから情報表示ラベル32(各小ラベル321)を剥がして、カルテや母子手帳などに貼り付けることにより、小児用ワクチンの履歴管理に利用することができる。
この箱Cから情報表示ラベル32を剥がすときは、既述のとおり、左側面板14の2側縁部141,142を各折り目2の方向に押圧することにより、左側面板14を各折り目2を凸にして略台形に変形させて、情報ラベル3(各小ラベル321)の2側縁部141、142側の端部を左側面板14から浮かせることで、箱Cから各情報表示ラベル32(各小ラベル321)を容易に剥がし取ることができる。
なお、この情報ラベル付き包装用箱Cは背景技術の欄で説明した従来の医薬品情報ラベル付き包装用箱にも同様に適用することができ、従来の医薬品情報ラベル付き包装用箱の任意の面の2側縁部の間に2側縁部と平行に折り目が、任意の面を折り目を凸にして変形可能に付設され、情報ラベルが任意の面に折り目を跨いで着脱可能に貼付されることで、外箱から各情報表示ラベルを容易に剥がし取ることができる。
以上説明したように、この情報ラベル付き包装用箱Cによれば、箱Cの任意の面とした左側面板14の2側縁部141、142の間に2側縁部141、142と平行に2本の折り目2が、左側面板14を各折り目2を凸にして略台形に変形可能に付設されて、情報ラベル3は左側面板14に折り目2を跨いで着脱可能に貼り付けられ、この左側面板14から情報ラベル3を剥がす際に、左側面板14の2側縁部141、142を各折り目2の方向に押圧することにより、左側面板14を各折り目2を凸にして変形させて、情報ラベル3の2側縁部141、142側の端部を左側面板14から浮かせるようにしたので、箱Cの表面に貼り付けた各種の情報ラベル3(各小ラベル321)の端部を指先で摘みやすくして、箱Cの表面から各種の情報ラベル3(各小ラベル321)を簡易に剥がすことができる。
なお、この実施の形態では、箱Cの任意の面に折り目2が2本付けられているが、任意の面の2側縁部141、142間中央に折り目2が1本付けられて、任意の面が折り目2を凸にして略三角形状に変形可能としてもよい。このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、この実施の形態では、情報ラベル3の情報表示ラベル32が複数の小ラベル321からなるものとして例示したが、情報表示ラベルは単一の比較的大きなラベルであってもよく、箱の任意の面の2側縁部の間に2側縁部と平行に折り目が、任意の面を折り目を凸にして変形可能に付設されて、情報ラベル(単一の情報表示ラベル)が任意の面に折り目を跨いで着脱可能に貼付されることで、上記と同様に作用効果を奏することができる。
さらに、この実施の形態では、箱Cが既述のとおりに構成され、左側面板14に正面側及び背面側の2側縁部141、142間にこの2側縁部141、142と平行に折り目2が形成されるものとしたが、図7-図9の6面図に示すように、この情報ラベル付き包装用箱Cの箱本体の形状や構造、さらに情報ラベル3の形状は任意であり、図7-図9中破線で示す箱本体及び情報ラベル3がどのような形状、構造であれ、箱C表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面C1の2側縁部の間に2側縁部と平行に折り目2が、任意の面C1を折り目2を凸にして変形可能に付設されて、情報ラベル3が任意の面C1に折り目2の上から折り目2を跨いで着脱可能に貼り付けられていればよく、このようにすることにより、箱本体や情報ラベルがどのような形状、構造であっても上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
C 情報ラベル付き包装用箱
11 背面板
111 接続片
12 右側面板
13 正面板
14 左側面板
141 側縁部
142 側縁部
143 上縁部
144 下縁部
15 底面板
153 左のフラップ
154 右のフラップ
155 内蓋
156 外蓋
16 天蓋
161 蓋
162 差し込み片
163 左のフラップ
164 右のフラップ
2 折り目
21 天面側端部
22 底面側端部
23 天面側端部
24 底面側端部
3 情報ラベル
31 剥離シート
32 情報表示ラベル
321 小ラベル
33 切り取り線

Claims (6)

  1. 箱表面の角をなす平行な2側縁部の間に形成される任意の面に、各種の情報を表示された情報ラベルが着脱可能に貼り付けられる情報ラベル付き包装用箱であって、
    前記任意の面の前記2側縁部の間に前記2側縁部と平行でかつその端部が前記2側縁部の端部に向けて延びる折り目が、前記任意の面を前記折り目を凸にして変形可能に付設されて、
    前記情報ラベルは前記任意の面に前記折り目を跨いで着脱可能に貼付され、
    前記任意の面から前記情報ラベルを剥がす際に、前記任意の面の前記2側縁部を前記折り目に向けて押圧することにより、前記任意の面を前記折り目を凸にして変形させて、前記情報ラベルの前記2側縁部側の端部を前記任意の面から浮かせる、
    ことを特徴とする情報ラベル付き包装用箱。
  2. 任意の面に折り目は2本、前記任意の面の2側縁部間における前記2側縁部と平行の中心線を線対称中心として線対称に付設されて、前記情報ラベルは前記任意の面に前記各折り目を跨いで着脱可能に貼付される請求項1に記載の情報ラベル付き包装用箱。
  3. 任意の面に折り目は1本、前記任意の面の2側縁部間の中央に付設されて、前記情報ラベルは前記任意の面に前記折り目を跨いで着脱可能に貼付される請求項1に記載の情報ラベル付き包装用箱。
  4. 情報ラベルは、表面を剥離加工され、裏面に粘着剤を塗布される剥離シートと、表面に各種の情報を表示され、裏面に粘着剤を塗布されて、前記剥離シートの表面に着脱可能に貼付される情報表示ラベルとからなり、前記情報ラベルは任意の面に前記剥離シートを介して前記剥離シート裏面の粘着剤により貼付されて、前記情報表示ラベルが前記任意の面に着脱可能に貼り付けられる請求項1乃至のいずれかに記載の情報ラベル付き包装用箱。
  5. 情報ラベルは情報表示ラベルが複数の小ラベルからなり、前記複数の小ラベルはそれぞれ、前記剥離シート上に、任意の面の2側縁部の延びる方向に並列に相互間に切り取り線を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付される請求項に記載の情報ラベル付き包装用箱。
  6. 情報ラベルは情報表示ラベルが複数の小ラベルからなり、前記複数の小ラベルはそれぞれ、前記剥離シート上に、任意の面の2側縁部の延びる方向に並列に、かつ各列がさらに前記2側縁部間の中央で分割可能に、相互間に切り取り線を介して連接され、個々に切り離し可能に貼付される請求項4に記載の情報ラベル付き包装用箱。
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