JP6999093B2 - センサ - Google Patents

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Description

本発明は、センサに関する。
センサ等の電子機器は、薬品等の液体が使用される環境下で用いられる場合がある。例えば特許文献1に開示された光電センサは、主に工場の生産ラインや設備等に取り付けられるため、洗浄工程等においてセンサ本体に洗浄剤や流水等がかかる環境下で使用される。
このような環境下で使用される電子機器においては、内部への液体の浸入を阻止するために耐水性能が求められ、その構造には高い密閉性が要求される。
例えば光電センサにおいては、内部への液体の侵入を阻止するために、スイッチの封止構造が採用されている。図9に示す例では、光電センサの設定(例えば動作モード等)を切り替えるためのスイッチ218が筐体212に設けられている。同図に示すスイッチ218は、押しボタン式のスイッチで構成され、その先端側の頂部218aをユーザが操作することにより例えば2段階の動作モードに光電センサの設定を切り替える等の調整を行うことができる。このスイッチ218の周囲には、筐体212とスイッチ218の軸部218bとの間の隙間を埋めるように環状のシール材260(例えば、図9に示すように、断面視略円形のOリング)が配設され、これにより、筐体212の内部の電子部品が収容されている空間が、外部空間から封止される。
特開2007-073417号公報
上記のように筐体212とスイッチ218との間に環状のシール材260を設けた封止構造が知られているが、例えば、図10に示すように、ユーザがスイッチ218を操作した際に、スイッチ218の軸部218bに接するシール材260が、摩擦により過剰な回転(例えば、図10に示す軸H(断面視においてシール材260の軸方向(図10では上下方向)の中央を通り、当該軸方向に直交する軸)が軸H´に回転する捻じれ)が生じてしまうことがある。このような場合、シール性が低下し、電子機器内部への液体の浸入を十分に阻止することができないおそれがある。
そこで、本発明は、シール材の封止性能が低下することを抑制することができるセンサを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るセンサは、光を出す投光部及び光を受ける受光部の少なくとも一方を筐体内に収容するセンサであって、外部からの入力操作を受けてセンサ本体の設定を変更し、筐体内に挿入される軸部を有する設定部と、軸部を取り囲むように設けられ、軸部と筐体との隙間を封止する環状の封止リングと、を備え、封止リングは、断面視において凸状に湾曲した曲面部と、封止リングの軸方向における曲面部の両側に、曲面部とは異なる形状を有すると共に封止リングの軸方向に沿って延びる一対の端部と、を有する。
この態様によれば、封止リングに一対の端部が設けられ、当該一対の端部は、曲面部とは異なる形状を有すると共に封止リングの軸方向に沿って延びているので、設定部が操作され、封止リングが摩擦により回転した際に、一対の端部のうちの少なくとも一方を、筐体又は設定部の軸部に当接させることができる。このように当接させることにより、設定部が操作された際に、設定部の軸部に接する封止リングの過剰な回転が抑えられる。その結果、封止リングの封止性能が低下することを抑制することができる。
上記態様において、外部からの入力操作を受けて設定部における軸部が軸方向に移動したときに、一対の端部のうちの一方が軸部の外周面に当接され、一対の端部のうちの他方が筐体の一部に当接されていてもよい。
この態様によれば、一対の端部の一方が軸部の外周面に当接され、一対の端部の他方が筐体の一部に当接されるので、設定部が例えばユーザにより操作された際に、設定部の軸部の外周面に接する封止リングの過剰な回転を抑えることができる。
上記態様において、一対の端部の内周面は、断面視において曲面部の内周面よりも径方向外側に位置し、一対の端部の外周面は、断面視において曲面部の外周面よりも径方向内側に位置していてもよい。
この態様によれば、軸部と筐体との間に配置される封止リングのうち一対の端部は、設定部が操作されないときには軸部と筐体のいずれにも当接しない位置に設けられるので、設定部の操作性を妨げることなく封止リングの過剰な回転が生じることを抑制することができる。
上記態様において、一対の端部の一方は、曲面部における軸方向一端側から第一方向に沿って延びる断面視平面形状を呈し、一対の端部の他方は、曲面部における軸方向他端側から第一方向に対向する方向に沿って延びる断面視平面形状を呈していてもよい。
この態様によれば、一対の端部は、曲面部における軸方向一端側又は軸方向他端側から互いに対向する方向に延びる平面形状を有しているため、例えばユーザが設定部を操作した際に、一対の端部の少なくとも一方を、設定部の軸部又は筐体の一部に当接させやすくすることができる。
上記態様において、曲面部及び一対の端部は、それぞれ同一の弾性材料で形成されていてもよい。
この態様によれば、封止リングを構成する曲面部及び一対の端部が同一の弾性材料で形成されているため、曲面部と一対の端部が異なる材料で形成されている構成と比較して、コストの低減を図ることができる。
本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、筐体に収容され、制御回路が搭載された基板と、を備えた電子機器であって、外部からの入力操作を受けて電子機器本体の設定を変更し、筐体内に挿入される軸部を有する設定部と、軸部を取り囲むように設けられ、軸部と筐体との隙間を封止する環状の封止リングと、を備え、封止リングは、断面視において凸状に湾曲した曲面部と、封止リングの軸方向における曲面部の両側に、曲面部とは異なる形状を有すると共に封止リングの軸方向に沿って延びる一対の端部と、を有する。
この態様によれば、一対の端部が、曲面部とは異なる形状を有すると共に封止リングの軸方向に沿って延びているので、設定部が操作され、当該設定部の軸部と封止リングとの間の摩擦で封止リングが回転した際に、当該一対の端部のうちの少なくとも一方を、筐体又は設定部の軸部に当接させることができる。これにより、設定部が操作された際に、設定部の軸部に接する封止リングの過剰な回転が抑えられる。その結果、封止リングの封止性能が低下することを抑制することができる。
本発明によれば、シール材の封止性能が低下することを抑制することができるセンサ及び電子機器を提供することができる。
実施形態に係る光電センサを一方向から見た斜視図である。 図1の光電センサを別の方向から見た斜視図である。 図1のV-V線に沿った断面図である。 センサの設定部周辺の構成を示す拡大断面図である。 Oリングの構成を示す斜視図である。 Oリングの構成を示す平面図である。 Oリングの構成を示す側面図である。 設定部を操作した際のOリングの様子を説明するための図である。 従来のOリングの構成を説明するための図である。 従来のOリングの構成を説明するための図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。説明の便宜上、前後左右及び上下に関しては、図1及び2に示すものを基準にしている。各図において、同一の符号を付したものは、同一の又は同様の構成を有する。
なお、以下では、電子機器の一例として光電センサ10の例を説明するが、この光電センサ10に限定されず、光電センサ10以外のセンサを含む、他の電子機器に適用することができる。
図1及び2に示すように、光電センサ10は、筐体12を備えている。筐体12の内部には、投光部14及び受光部16が収容されている。また、筐体12の外面には、例えば、ティーチボタン18、調整ボタン20、インジケータ22及び表示部24が設けられている。以下では、筐体12内に投光部14及び受光部16を収容した例を前提として説明するが、図示の例に限定されずに、本実施形態では、筐体12内に投光部14及び受光部16の少なくとも一方を収容していればよい。すなわち、投光部14及び受光部16それぞれを別個の筐体に収容した形態も本実施形態のセンサに含まれる。
投光部14は、被検出物に対して光を投射するものであり、発光素子及び投光レンズを有している。発光素子は、例えばレーザダイオードであり、その光軸Xは前後方向に平行になっている。受光部16は、被検出物に対して投射された光の反射光を受けるものであり、受光素子及び受光レンズを有している。受光素子は、例えば、2分割フォトダイオード又は位置検出素子である。被検出物までの距離を求める測距の検出原理としては、例えば、TOF(Time of Flight)や三角測距の原理を用いることができる。例えば、上記構成において三角測距の原理を用いた場合、発光素子から出射された光が投光レンズを通って被検出物に投射され、被検出物によって反射した光が受光レンズを通って受光素子上で結像する。受光素子は、この結像位置に応じた2つの受光信号を出力し、アンプを介して制御回路へと送信する。アンプ及び制御回路は光電センサ10に内蔵されており、制御回路において、受信した2つの受光信号から演算した位置信号値がしきい値と比較され、被検出物までの距離が求められる。
ティーチボタン18は、センサ本体の設定を変更する設定部として機能するものであり、例えば、外部からの入力操作を受けてしきい値を設定する機能を有する。ここで、しきい値とは、光電センサ10において被検出物の検出の有無又は被検出物までの距離を判断するための基準値をいい、感度を調整するための感度パラメータの一つである。感度パラメータとしては、このしきい値のほかに、投光部14から出る光のパワー、すなわち投光強度や、受光部16で受ける光の量の増幅率、すなわちゲインなどが挙げられる。例えば、反射率が低い透明な被検出物の場合には、高い投光強度に設定される。ユーザがティーチボタン18を押すと、少なくともしきい値を含む感度パラメータを設定するティーチング処理が行われ、少なくともしきい値を含む感度パラメータが自動的にある程度の値に自動設定される。ティーチング処理としては、例えば1点ティーチング処理及び2点ティーチング処理があり、その内容については、本出願人による過去の特許文献(例えば特開2008-298614号公報)などに詳述されているため、ここでは説明を省略する。
調整ボタン20は、外部からの入力操作を受けて、ティーチボタン18によって設定されたしきい値を微調整するための調整部として機能するものである。調整ボタン20は、例えば、プッシュ式のUPボタン20a及びDOWNボタン20bを有している。UPボタン20a及びDOWNボタン20bは、左右方向に並んで配置されている。ユーザがUPボタン20aを押すと、ティーチボタン18によって設定されたしきい値が1つずつ増加方向に変化する一方、ユーザがDOWNボタン20bを押すと、このしきい値が1つずつ減少方向に変化する。このような外部からの入力操作に伴って、ティーチボタン18によって設定されたしきい値が上げ下げされ、光電センサ10において使用するしきい値が更新される。なお、調整ボタン20を使って、しきい値以外の他の調整可能な値についても微調整することが可能である。例えば、表示部24の明るさを微調整することも可能である。
インジケータ22は、光電センサ10の電源状況や検出状況に応じて点灯するものである。例えば、インジケータ22は、電源がONされているときに点灯する電源灯と、被検出物を検出したときに点灯する動作表示灯と、を有している。電源灯及び動作表示灯は、それぞれ、例えばLEDからなり、互いに異なる表示色で点灯する。表示部24は、各種の情報を表示する。例えば、表示部24は、ティーチボタン18によって設定されたしきい値、調整ボタン20によって微調整されているときのしきい値、光電センサ10によって求められた被検出物までの距離値などを表示する。
筐体12は、例えば樹脂又は金属により形成され、略直方体形状を有している。筐体12は、直方体を構成する六面に関して、前面31、背面32、頂面33、底面34、側面35及び側面36を有している。前面31及び背面32は、筐体12の内部を挟んで対向している。同様に、頂面33及び底面34は筐体12の内部を挟んで互いに対向し、また、側面35及び側面36は筐体12の内部を挟んで互いに対向している。前面31及び背面32は、上下方向が左右方向よりも長く形成されている。同様に、頂面33及び底面34は前後方向が左右方向よりも長く、また、側面35及び36は上下方向が前後方向よりも長く形成されている。前面31は、投光部14からの光及び受光部16への光を通過させる投受光面31aを有している。前面31と反対側に位置する背面32には、表示部24が設けられている。頂面33は、前面31に隣接し、前面31及び背面32に直交する方向に延在している。頂面33には、前面31側から順番に、インジケータ22及びティーチボタン18が設けられている。
筐体12は、上記の六面に加えて、直方体の二つの角のそれぞれに相当する位置に斜面37及び斜面38を有している。斜面37には、調整ボタン20が設けられている。具体的には、調整ボタン20のUPボタン20a及びDOWNボタン20bが左右方向に所定の間隙を存して斜面37に配置されている。斜面38にはケーブル40が設けられている。ケーブル40は、例えば、光電センサ10による検出結果を示す検出信号を光電センサ10の外部に送信するために使用される。斜面37は、背面32及び頂面33に対して傾斜して、背面32と頂面33とをつないでいる。同様に、斜面38は、背面32及び底面34に対して傾斜して、この2つの面をつないでいる。
なお、筐体12内には、光電センサとして通常設けられる構成(例えば、投光素子、受光素子、投光素子を駆動する図示しない投光回路、受光素子の受光信号を電気処理する図示しない受光回路が搭載された基板等)が収容されている。前述のケーブル40は、その内部にケーブル芯線(不図示)を有し、当該ケーブル芯線が筐体12内部を通り、筐体12内に配置された上記基板に接続されている。なお、筐体12に関する上記の「略直方体形状」とは、内角が全て90度となる直方体ということではなく、少なくとも、そのような直方体の一つの角を斜面37のように面取りしたことを含むものをいう。
上記ティーチボタン18周辺の構成について説明する。図4は、ティーチボタン18周辺の構成を示す拡大断面図である。本明細書では、ティーチボタン18周辺の構成を説明するが、光電センサ10の設定を調整するための他の設定部(例えば、調整ボタン20を含むその他の設定部)にも、以下で説明する構成と同様の構成を適用することができる。
筐体12には、ティーチボタン18の下部を収容するための溝部121が形成されている。溝部121は、その周囲よりも陥没しており、ティーチボタン18の頂部18aを外部に露出させるように、ティーチボタン18の下部を収容している。溝部121は、ティーチボタン18の外形に対応して形成されており、溝部121の内壁121aは、ティーチボタン18の上下方向の動きをガイド可能に構成されている。また、溝部121の底部には、ティーチボタン18の軸部18bが挿通する貫通孔121cが形成されており、筐体12とティーチボタン18の軸部18bとの間には環状のOリング60(封止リング)が設けられている。
図4に示すOリング60は、軸部18bを取り囲むように筐体12に設けられ、軸部18bと筐体12との間を封止している。本実施形態におけるOリング60の構成を図5~7に示す。図5は、Oリング60の構成を示す斜視図である。図6は、Oリング60の構成を示す平面図である。図7は、Oリング60の構成を示す側面図である。
図4~7に示すように、環状のOリング60は、断面視において凸状に湾曲した形状を呈する曲面部61と、曲面部61に接続される一対の平面部62a、62b(一対の端部)とを有する。
曲面部61は、Oリング60の軸AX1に直交すると共にOリング60の中心Oを通過する平面を中間面M(図7参照)と定めた場合に、中間面Mを基準として対称に形成されている。
曲面部61の外周面612は、断面視において、曲面部61の一端(図4において曲面部61の上端)から中間面M(図7参照)に漸次近づくにつれて径方向外側に湾曲する円弧形状を呈し、また、曲面部61の他端(図4において曲面部61の下端)から中間面Mに漸次近づくにつれて径方向外側に湾曲する円弧形状を呈している。
曲面部61の内周面611は、断面視において、曲面部61の一端(図4において曲面部61の上端)から中間面Mに漸次近づくにつれて径方向内側に湾曲する円弧形状を呈し、また、曲面部61の他端(図4において曲面部61の下端)から中間面Mに漸次近づくにつれて径方向内側に湾曲する円弧形状を呈している。
曲面部61の軸方向一端側(図7において曲面部61の上端側)及び軸方向他端側(図7において曲面部61の下端側)には、それぞれ一対の平面部62a、62bが接続される。本実施形態では、曲面部61及び一対の平面部62a、62bが同一の弾性材料で構成されている。以下、一対の平面部62a、62bのうち、図7において上方側に位置する部分を、上方側平面部62aと称し、一対の平面部62a、62bのうち、図7において下方側に位置する部分を、下方側平面部62bと称する。また、一対の平面部62a、62bを総称して本明細書では平面部62とも称する。
曲面部61の軸方向一端側(図4では曲面部61の上側)には上方側平面部62aが接続されている。上方側平面部62aは、曲面部61の軸方向一端側から上方側(図4において上方向(第一方向))に延びている。上方側平面部62aの内周面621a及び外周面622aは、断面視平面形状を呈している。上方側平面部62aの内周面621aは、図4に示すように、断面視において曲面部61の内周面611よりも径方向外側に位置している。上方側平面部62aの外周面622aは、断面視において曲面部61の外周面612よりも径方向内側に位置している。
曲面部61の軸方向他端側(図4では曲面部61の下側)には下方側平面部62bが接続されている。下方側平面部62bは、曲面部61の軸方向他端側から下方側(図4において下方向(第一方向に対向する方向))に延びている。下方側平面部62bの内周面621a及び外周面622aは、断面視平面形状を呈している。下方側平面部62bの内周面621bは、図4に示すように、断面視において曲面部61の内周面611よりも径方向外側に位置している。下方側平面部62bの外周面622bは、断面視において曲面部61の外周面612よりも径方向内側に位置している。
なお、一対の平面部62a、62bは、図7に示すOリング60の軸AX1方向に平行に延びた例が示されているがこの例に限定されない。すなわち、本明細書における、一対の平面部62a、62bがOリング60の軸AX1方向に沿って延びるとは、軸AX1方向に平行に延びる態様だけでなく軸AX1方向に対して所定角度傾斜して延びる態様も含まれる。
また、図示の例では、一対の平面部62a、62bは、断面視において平面形状を呈しているが、以下で説明するように、設定部が操作された際に、一対の平面部62a、62bの少なくとも一方が設定部の軸部又は筐体の一部に当接する機能を有していれば、平面形状以外の他の形状に変形することも可能である。
以上の構成を備える光電センサ10を用いて、外部からの入力操作を受けてティーチボタン18(設定部)が操作された際のOリング60の様子を以下で説明する。図8は、ティーチボタン18が操作された際のOリング60の様子を説明するための図である。図8(A)は、ティーチボタン18の軸部18bが上方向に移動したときの、Oリング60の一例を示し、図8(B)は、ティーチボタン18の軸部18bが下方向に移動したときの、Oリング60の一例を示す。
本実施形態では、外部からの入力操作を受けてティーチボタン18の軸部18bが軸方向に移動したときに、Oリング60における平面部62の一方が軸部18bの外周面に当接され、他方が筐体12の一部に当接される。具体的には、図8(A)に示すように、ティーチボタン18の軸部18bが上方側に移動して、軸部18bの外周面に接するOリング60が摩擦により回転が生じる際に(縦断面視において、曲面部61及び平面部62の左右方向中央を通り軸AX1(図7参照)に平行な軸AX2を定義したときに、当該軸AX2に直交する軸が、軸N´に回転するOリング60の捻じれが生じる際に)、上方側平面部62aの外周面622aの上端が、筐体12の一部に当接され、下方側平面部62bの内周面621bの下端が、ティーチボタン18の軸部18bの外周面に当接される。一方、図8(B)に示すように、ティーチボタン18の軸部18bが下方側に移動して、軸部18bの外周面に接するOリング60が摩擦により回転が生じる際に(縦断面視において、曲面部61及び平面部62の左右方向中央を通り軸AX1(図7参照)に平行な軸AX2を定義したときに、当該軸AX2に直交する軸が、軸N´に回転するOリング60の捻じれが生じる際に)、上方側平面部62aの内周面621aの上端が、ティーチボタン18の軸部18bの外周面に当接され、下方側平面部62bの外周面622bの下端が、筐体12の一部に当接される。このように本実施形態では、外部からの入力操作を受けてティーチボタン18における軸部18bが軸方向に移動したときに、一対の平面部62a、62bのうちの一方が軸部18bの外周面に当接され、一対の平面部62a、62bのうちの他方が筐体12の一部に当接される。これにより、筐体12と軸部18bとの間に配置されるOリング60が摩擦により過剰な回転が生じることを抑えることができる。
以上説明したように本実施形態では、Oリング60は、断面視において径方向に凸状に湾曲した曲面部61と、曲面部61における軸方向一端側及び軸方向他端側にそれぞれ接続され、曲面部61とは異なる形状を呈する平面部62と、を有し、平面部62は、曲面部61における軸方向一端部及び軸方向他端部からそれぞれOリング60の軸AX1に沿う方向に延びている。これにより、例えばユーザがティーチボタン18を操作して、ティーチボタン18の軸部18bと筐体12との間の隙間を封止するOリング60が摩擦によりその形状が変化した際に、平面部62のうちの少なくとも一方が、ティーチボタン18の軸部18b又は筐体12の一部に当接する。このように当接することにより、軸部18bと筐体12との間を封止するOリング60に過剰な回転が生じることを抑えることができ、封止性能を向上させることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。例えば、光電センサ10以外の、筐体及び基板(制御回路が搭載された基板)を備えた電子機器に、以上説明したように、外部からの入力操作を受けてセンサ本体の設定を変更する設定部と、設定部の軸部を取り囲むように設けられ、軸部と筐体との隙間を封止する封止リングとを採用し、当該封止リングを、断面視において凸状に湾曲した曲面部と、封止リングの軸方向における曲面部の両側に、曲面部とは異なる形状を有すると共に封止リングの軸方向に沿って延びる一対の端部とを有する構成としてもよい。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
(附記)
1. 光を出す投光部14及び光を受ける受光部16の少なくとも一方を収容する筐体12と、を備えたセンサ10であって、
外部からの入力操作を受けてセンサ本体の設定を変更し、筐体12内に挿入される軸部18bを有する設定部18と、
軸部18bを取り囲むように設けられ、軸部18bと筐体12との隙間を封止する環状の封止リング60と、を備え、
封止リング60は、断面視において凸状に湾曲した曲面部61と、封止リング60の軸方向における曲面部61の両側に、曲面部61とは異なる形状を有すると共に封止リング60の軸方向に沿って延びる一対の端部62a、62bと、を有する、
センサ10。
6. 筐体と、筐体に収容され、制御回路が搭載された基板と、を備えた電子機器であって、
外部からの入力操作を受けてセンサ本体の設定を変更し、筐体内に挿入される軸部18bを有する設定部18と、
軸部18bを取り囲むように設けられ、軸部18bと筐体との隙間を封止する環状の封止リング60と、を備え、
封止リング60は、断面視において凸状に湾曲した曲面部61と、封止リング60の軸方向における曲面部61の両側に、曲面部61とは異なる形状を有すると共に封止リング60の軸方向に沿って延びる一対の端部62a、62bと、を有する、
電子機器。
10…光電センサ、12…筐体、14…投光部、16…受光部、18…ティーチボタン(設定部)、18b…軸部、40…ケーブル、60…Oリング(封止リング)、61…曲面部、62a、62b…平面部(端部)

Claims (5)

  1. 光を出す投光部及び光を受ける受光部の少なくとも一方を筐体内に収容するセンサであって、
    外部からの入力操作を受けてセンサ本体の設定を変更し、前記筐体内に挿入される軸部を有する設定部と、
    前記軸部を取り囲むように設けられ、前記軸部と前記筐体との隙間を封止する環状の封止リングと、を備え、
    前記封止リングは、
    断面視において凸状に湾曲した曲面部と、
    前記封止リングの軸方向における前記曲面部の両側に、前記曲面部とは異なる形状を有すると共に前記封止リングの軸方向に沿って延びる一対の端部と、を有し、
    外部からの入力操作を受けて前記設定部における前記軸部が軸方向に移動したときに、前記一対の端部のうちの一方が前記軸部の外周面に当接され、前記一対の端部のうちの他方が前記筐体の一部に当接される、
    センサ。
  2. 前記一対の端部の内周面は、断面視において前記曲面部の内周面よりも径方向外側に位置し、
    前記一対の端部の外周面は、断面視において前記曲面部の外周面よりも径方向内側に位置している、
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記一対の端部の一方は、前記曲面部における軸方向一端側から第一方向に沿って延びる断面視平面形状を呈し、
    前記一対の端部の他方は、前記曲面部における軸方向他端側から第一方向に対向する方向に沿って延びる断面視平面形状を呈している、
    請求項1又は2に記載のセンサ。
  4. 前記曲面部及び前記一対の端部は、それぞれ同一の弾性材料で形成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のセンサ。
  5. 筐体と、
    前記筐体に収容され、制御回路が搭載された基板と、を備えた電子機器であって、
    外部からの入力操作を受けて電子機器本体の設定を変更し、前記筐体内に挿入される軸部を有する設定部と、
    前記軸部を取り囲むように設けられ、前記軸部と前記筐体との隙間を封止する環状の封止リングと、を備え、
    前記封止リングは、
    断面視において凸状に湾曲した曲面部と、
    前記封止リングの軸方向における前記曲面部の両側に、前記曲面部とは異なる形状を有すると共に前記封止リングの軸方向に沿って延びる一対の端部と、を有し、
    外部からの入力操作を受けて前記設定部における前記軸部が軸方向に移動したときに、前記一対の端部のうちの一方が前記軸部の外周面に当接され、前記一対の端部のうちの他方が前記筐体の一部に当接される、
    電子機器。
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