JP6995113B2 - 防振装置 - Google Patents

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    • F16F13/107Passage design between working chambers

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
本願は、2017年4月27日に日本に出願された特願2017-88247号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
この種の防振装置として、従来から、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、これらの両取付部材を連結する弾性体と、液体が封入された第1取付部材内の液室を主液室と副液室とに区画する仕切部材と、を備える構成が知られている。仕切部材には、主液室と副液室とを連通する制限通路が形成されている。この防振装置では、振動入力時に、両取付部材が弾性体を弾性変形させながら相対的に変位し、主液室の液圧を変動させて制限通路に液体を流通させることで、振動を吸収および減衰している。
ところで、この防振装置では、例えば路面の凹凸等から大きな荷重(振動)が入力され、主液室の液圧が急激に上昇した後、弾性体のリバウンド等によって逆方向に荷重が入力されたときに、主液室が急激に負圧化されることがある。すると、この急激な負圧化により液中に多数の気泡が生成されるキャビテーションが発生し、さらに生成した気泡が崩壊するキャビテーション崩壊に起因して、異音が生じることがある。
そこで、例えば下記特許文献1に示される防振装置のように、制限通路内に弁体を設けることで、大きな振幅の振動が入力されたときであっても、主液室の負圧化を抑制する構成が知られている。
日本国特開2012-172832号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、弁体が設けられることで構造が複雑になり、弁体のチューニングも必要となるため、製造コストが増加するといった課題がある。また、弁体を設けることで設計自由度が低下し、結果として防振特性が低下する可能性もある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構造で防振特性を低下させることなく、キャビテーション崩壊に起因する異音の発生を抑えることができる防振装置を提供することを目的とする。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、これら両取付部材を弾性的に連結する弾性体と、液体が封入された前記第1取付部材内の液室を第1液室と第2液室とに区画する仕切部材と、を備えるとともに、前記仕切部材に、前記第1液室と前記第2液室とを連通する制限通路が形成された液体封入型の防振装置であって、前記制限通路は、前記第1液室に開口する第1連通部、前記第2液室に開口する第2連通部、および前記第1連通部と前記第2連通部とを連通する本体流路を備え、前記本体流路は、前記第1連通部および前記第2連通部のうちの他方側からの液体の流速に応じて液体の旋回流を生じさせる渦室を備え、前記渦室は、前記第1連通部および前記第2連通部のうちの一方から離間して配置されている。
本発明によれば、簡易な構造で防振特性を低下させることなく、キャビテーション崩壊に起因する異音の発生を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置を構成する仕切部材のA-A線矢視断面図である。 図1に示す防振装置を構成する仕切部材の斜視図である。
以下、本発明に係る防振装置の実施の形態について、図1から図3に基づいて説明する。
図1に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材11と、振動発生部および振動受部のいずれか他方に連結される第2取付部材12と、第1取付部材11および第2取付部材12を互いに弾性的に連結する弾性体13と、第1取付部材11内の液室19を後述する主液室(第1液室)14と副液室(第2液室)15とに区画する仕切部材16と、を備える液体封入型の防振装置である。
以下、第1取付部材11の中心軸線Oに沿う方向を軸方向という。また、軸方向に沿う第2取付部材12側を上側、仕切部材16側を下側という。また、防振装置10を軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O周りに周回する方向を周方向という。
なお、第1取付部材11、第2取付部材12、および弾性体13はそれぞれ、平面視した状態で円形状若しくは円環状に形成されるとともに、中心軸線Oと同軸に配置されている。
この防振装置10が例えば自動車に装着される場合、第2取付部材12が振動発生部としてのエンジンに連結され、第1取付部材11が振動受部としての車体に連結される。これにより、エンジンの振動が車体に伝達することが抑えられる。
第2取付部材12は、軸方向に延在する柱状部材であり、下端部が下方に向けて膨出する半球面状に形成されるとともに、この半球面状の下端部より上方に鍔部12aを有している。第2取付部材12には、その上端面から下方に向かって延びるねじ孔12bが穿設され、このねじ孔12bにエンジン側の取付け具となるボルト(図示せず)が螺合される。第2取付部材12は、弾性体13を介して、第1取付部材11の上端開口部に配置されている。
弾性体13は、第1取付部材11の上端開口部と第2取付部材12の下部の外周面とにそれぞれ加硫接着されて、これらの間に介在させられたゴム体であって、第1取付部材11の上端開口部を上側から閉塞している。弾性体13の上端部には、鍔部12aにおける下面、外周面、および上面を一体に覆う第1ゴム膜13aが一体に形成されている。弾性体13の下端部には、第1取付部材11の内周面を液密に被覆する第2ゴム膜13bが一体に形成されている。なお、弾性体13としては、ゴム以外にも合成樹脂等からなる弾性体を用いることも可能である。
第1取付部材11は、円筒状に形成され、図示されないブラケットを介して振動受部としての車体等に連結される。第1取付部材11の下端開口部は、ダイヤフラム20により閉塞されている。
ダイヤフラム20は、ゴムや軟質樹脂等の弾性材料からなり、有底円筒状に形成されている。ダイヤフラム20の外周面は、ダイヤフラムリング21の内周面に加硫接着されている。ダイヤフラムリング21は、第1取付部材11の下端部内に、第2ゴム膜13bを介して嵌合されている。ダイヤフラムリング21は、第1取付部材11の下端部内に加締められて固定されている。ダイヤフラム20およびダイヤフラムリング21それぞれの上端開口縁は、仕切部材16の下面に液密に当接している。
そして、このように第1取付部材11にダイヤフラム20が取り付けられたことにより、第1取付部材11内が、弾性体13とダイヤフラム20とにより液密に封止された液室19となっている。この液室19に液体Lが封入(充填)されている。
なお図示の例では、ダイヤフラム20の底部が、外周側で深く中央部で浅い形状になっている。ただし、ダイヤフラム20の形状としては、このような形状以外にも、従来公知の種々の形状を採用することができる。
液室19は、仕切部材16によって主液室14と副液室15とに区画されている。主液室14は、弾性体13の下面13cを壁面の一部に有し、弾性体13と第1取付部材11の内周面を液密に覆う第2ゴム膜13bと仕切部材16とによって囲まれた空間であり、弾性体13の変形によって内容積が変化する。副液室15は、ダイヤフラム20と仕切部材16とによって囲まれた空間であり、ダイヤフラム20の変形によって内容積が変化する。このような構成からなる防振装置10は、主液室14が鉛直方向上側に位置し、副液室15が鉛直方向下側に位置するように取り付けられて用いられる、圧縮式の装置である。
仕切部材16には、主液室14と副液室15とを連通する制限通路24が設けられている。制限通路24は、図2および図3に示されるように、主液室14に開口する第1連通部26、副液室15に開口する第2連通部27、および第1連通部26と第2連通部27とを連通する本体流路25を備えている。
本体流路25は、周方向に延びている。本体流路25は、第1連通部26に接続された上側流路(第1本体流路)32と、第2連通部27に接続されるとともに、上側流路32に対して軸方向の位置を異ならせて配置された下側流路(第2本体流路)31と、を備えている。上側流路32は、仕切部材16の上部に配置され、下側流路31は、仕切部材16の下部に配置されている。
第2連通部27は、下側流路31における周方向の一方側の端部に開口している。
下側流路31および上側流路32は、仕切部材16の外周面に形成されている。下側流路31および上側流路32はそれぞれ、仕切部材16に、中心軸線Oを中心とする360°未満の角度範囲に配置されている。図示の例では、下側流路31および上側流路32はそれぞれ、仕切部材16に、中心軸線Oを中心とする180°を超える角度範囲に配置されている。下側流路31における周方向の他方側の端部、および上側流路32における周方向の一方側の端部それぞれの周方向に沿う位置が、互いに同等になっている。
下側流路31および上側流路32は、中心軸線Oと同軸に配置され、表裏面が軸方向を向く環状の第1障壁36により軸方向に仕切られている。
下側流路31は、中心軸線Oと同軸に配置され、下側に位置して表裏面が軸方向を向く環状の第2障壁37と、上側に位置する前述の第1障壁36と、第1障壁36および第2障壁37それぞれの内周縁同士を連結し、径方向の外側を向く下溝底面38と、により画成されている。第2障壁37は副液室15に面しており、第2連通部27は、第2障壁37を軸方向に貫く1つの開口により構成されている。
上側流路32は、下側に位置する前述の第1障壁36と、中心軸線Oと同軸に配置され、上側に位置して表裏面が軸方向を向く環状の第3障壁39と、第1障壁36および第3障壁39それぞれの内周縁同士を連結した筒状の上溝底壁40と、により画成されている。
第3障壁39は主液室14に面している。上溝底壁40の外周面は、下溝底面38より径方向の内側に位置している。
上側流路32のうち、周方向の他方側の端部は、他の部分より径方向の内側に向けて張り出している。上溝底壁40のうち、上側流路32における周方向の他方側の端部を画成する部分(以下、窪み部という)40aは、他の部分より径方向の内側に位置している。
窪み部40aにおける周方向の他方側の端部に、上側流路32を画成する内面のうち、周方向の他方側の端縁に位置して、周方向の一方側を向く周方向の他方側の端面32aが接続されている。
第1連通部26は、第3障壁39のうち、上側流路32における周方向の他方側の端部を画成する部分に形成されている。第1連通部26は、第3障壁39を軸方向に貫通した複数の細孔26aを備えていてもよい。第3障壁39の下面は平坦面となっている。
細孔26aを備える場合、複数の細孔26aはいずれも、下側流路31および上側流路32の各流路断面積より小さく、軸方向から見た平面視において上側流路32の内側に配置されていてもよい。細孔26aを備える場合、細孔26aの内径は、後述する接続路33の内径より小さくなっていてもよい。複数の細孔26aの開口面積の総和は、下側流路31および上側流路32それぞれにおける流路断面積の最小値の例えば1.5倍以上4.0倍以下としてもよい。図示の例では、下側流路31および上側流路32の各流路断面積は、全長にわたって同等となっている。細孔26aの開口面積は、例えば25mm以下、好ましくは0.7mm以上17mm以下としてもよい。
細孔26aを備える場合、複数の細孔26aは、周方向に間隔をあけて配置されていてもよい。図示の例では、複数の細孔26aは、径方向にも間隔をあけて配置されている。複数の細孔26aの軸方向の長さは、互いに同等になっていてもよい。複数の細孔26aは、本体流路25内を第2連通部27側から第1連通部26側に向かう流路方向Tにおいて、第2連通部27から離間して位置するものほど、液体Lの流通抵抗が大きくなるように形成されていてもよい。径方向で互いに隣り合う細孔26a同士では、液体Lの流通抵抗が互いに同等になっていてもよい。
図示の例では、複数の細孔26aは、第2連通部27から前記流路方向Tに離間して位置するものほど、各細孔26aの中心軸方向の全域の内径が小さくなるように形成されている。なお、複数の細孔26aは、第2連通部27から前記流路方向Tに離間して位置するものほど、内径の最小値が小さくなるように形成されていればよい。これに代えて例えば、複数の細孔26aを、第2連通部27から前記流路方向Tに離間して位置するものほど、各細孔26aの中心軸方向の長さが長くなるように形成する等してもよい。
そして、本実施形態では、本体流路25が、第1連通部26および第2連通部27のうちの他方側からの液体Lの流速に応じて液体Lの旋回流を生じさせる渦室34を備えている。渦室34は、第1連通部26および第2連通部27のうちの一方から離間して配置されている。渦室34内に流入する液体Lの流速が低いときには、渦室34内での液体Lの旋回が抑制されるものの、液体Lの流速が高いときには、渦室34内で液体Lの旋回流が形成される。旋回流は、渦室34の中心軸線回りに旋回する。
渦室34は、第1連通部26から中心軸線Oを中心に前記流路方向Tの逆向きに180°を超えて離れている。図示の例では、渦室34は、第1連通部26および第2連通部27の双方から前記流路方向Tに離間している。渦室34は、第2連通部27から第1連通部26に向けた液体Lの流速に応じて液体Lの旋回流を生じさせる。
なお、渦室34は、下側流路31と第2連通部27との接続部分に配設してもよい。渦室34は、第1連通部26から第2連通部27に向けた液体Lの流速に応じて液体Lの旋回流を生じさせてもよい。この場合、第2連通部27に複数の細孔を備えさせ、また、渦室34は、上側流路32と第1連通部26との接続部分に配設してもよい。
渦室34は、下側流路31から径方向の内側に向けて突出している。渦室34は、上側流路32より下方に位置している。細孔26aを備える場合、複数の細孔26aを備える第1連通部26は、渦室34が接続されていない上側流路32に接続されていてもよい。渦室34は、下側流路31における周方向の他方側の端部に接続されている。渦室34の内部は、整流路35を通して下側流路31の内部に連通している。渦室34は、整流路35から流入する液体Lの流速に応じて液体Lの旋回流を形成する。
渦室34は、軸方向から見た平面視で円形状を呈し、渦室34の中心軸線は、軸方向に延びている。渦室34は、下溝底面38より径方向の内側に位置している。渦室34を画成する壁面のうち、上側に位置して下方を向く上壁面、および下側に位置して上方を向く下壁面はそれぞれ、軸方向に直交する方向に延びる平坦面となっている。
整流路35は、前記平面視で直線状に延びている。整流路35は、前記平面視で渦室34の内周面の接線方向に延びている。整流路35の周方向の大きさは、渦室34の内径より小さくなっている。整流路35および渦室34それぞれの軸方向の大きさは、互いに同等になっている。整流路35から渦室34に流入する液体Lは、整流路35を流通して前記接線方向に整流された後、渦室34の内周面に沿って流動することで旋回する。
下側流路31および上側流路32のうちの他方には、渦室34に接続路33を通して軸方向に連なる拡散室43が配設されている。
拡散室43は、上側流路32から径方向の内側に向けて突出している。拡散室43は、下側流路31より上方に位置している。拡散室43は、上側流路32における周方向の一方側の端部に接続されている。拡散室43の内部は、その径方向の外側から開口46を通して上側流路32の内部に連通している。開口46の周長は、拡散室43の径方向の外端部における周長と同等となっている。開口46は、拡散室43の径方向の外端部における全域にわたって配設されている。
拡散室43は、軸方向から見た平面視で、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、周方向の長さが短くなる矩形状を呈する。拡散室43を画成する壁面のうち、周方向で互いに対向する一対の側壁面は、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、互いに接近する向きに延び、上側に位置して下方を向く上壁面(対向面)43aは、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、下方に向けて延び、下側に位置して上方を向く下壁面は、軸方向に直交する方向に延びる平坦面となっている。
ここで、拡散室43および渦室34は、軸方向に隣接しており、表裏面が軸方向を向く第4障壁47により軸方向に仕切られている。第4障壁47のうち、下面が渦室34の上壁面とされ、上面が拡散室43の下壁面となっている。第4障壁47は、第1障壁36の内周縁から径方向の内側に突出している。第4障壁47および第1障壁36それぞれの表裏面は、段差なく連なっている。
接続路33は、第4障壁47を軸方向に貫き、渦室34と拡散室43とを軸方向に連通している。接続路33は、渦室34の下壁面、および拡散室43の上壁面43aに、軸方向に対向している。接続路33は、軸方向から見て円形状を呈し、渦室34の中心軸線と同軸に配置されている。接続路33は、前記平面視で、渦室34および拡散室43それぞれの内側に位置している。接続路33の中心は、拡散室43における径方向の中央部より、径方向の内側に位置している。
以上の構成において、下側流路31内を第2連通部27側から第1連通部26側に向けて流れ、整流路35を通して渦室34に流入した液体Lは、その流速が高いときには、渦室34内で液体Lの旋回流が形成される。その後、接続路33を通して拡散室43に流入した液体Lは、上壁面43aに衝突することで、拡散室43内で拡散した後に、開口46を通して上側流路32内に流入し第1連通部26に向けて流れる。
ここで、仕切部材16は、上側部材44と下側部材45とが軸方向に重ねられて構成されている。上側部材44は偏平な有底筒状に形成され、下側部材45は板状に形成されている。なお、仕切部材16は、全体が一体に形成されてもよい。
上側部材44において、周壁の外周面に上側流路32が形成され、底壁に、上側流路32より径方向の内側に位置する接続路33が形成されている。つまり、第4障壁47は、上側部材44の底壁の一部となっている。上側部材44の底壁の下面は、全域にわたって軸方向に直交する方向に延びる平坦面となっている。第1障壁36は、上側部材44の周壁の一部とされ、上側流路32を画成する内面のうち、下方に位置して上方を向く面を有する環状の壁面となっている。開口46は、上側部材44の周壁を径方向に貫き、拡散室43を画成する一対の側壁面、および上壁面43aは、上側部材44の周壁の内周面における開口46の周縁部から径方向の内側に向けて突出している。
下側部材45の外周面が下溝底面38となっている。下側部材45の上面に、上側部材44の底壁の下面との間で渦室34および整流路35を画成する凹部が形成されている。この凹部のうち、整流路35を画成する部分は、下側部材45の外周面に開口している。
下側部材45の下端部の外周面に、径方向の外側に向けて突出し、第1障壁36と軸方向で対向する環状の第2障壁37が形成されている。
このような構成からなる防振装置10では、振動入力時に、両取付部材11、12が弾性体13を弾性変形させながら相対的に変位する。すると、主液室14の液圧が変動し、主液室14内の液体Lが制限通路24を通って副液室15に流入し、また、副液室15内の液体Lが制限通路24を通って主液室14に流入する。
本実施形態に係る防振装置10によれば、大きな荷重(振動)が入力された場合であって、渦室34に、第2連通部27側から液体Lが流入されたときに、その液体Lの流速が十分に高く、渦室34内で液体Lの旋回流が形成されると、例えば、この旋回流を形成することによるエネルギー損失や、液体Lと渦室34の内面との間の摩擦によるエネルギー損失などを起因として、液体Lの圧力損失を高めることができる。
さらに細孔26aを備える場合、液体Lが、複数の細孔26aを通して制限通路24から主液室14に流出する際に、これらの細孔26aが形成された第3障壁39により圧力損失させられながら各細孔26aを流通するため、主液室14に流入する液体Lの流速を抑えることができる。しかも、液体Lが、単一の細孔26aではなく複数の細孔26aを流通するので、液体Lを複数に分岐させて流通させることが可能になり、個々の細孔26aを通過した液体Lの流速を低減させることができる。これにより、仮に防振装置10に大きな荷重(振動)が入力されたとしても、細孔26aを通過して主液室14に流入した液体Lと、主液室14内の液体Lと、の間で生じる流速差を小さく抑えることが可能になり、流速差に起因する渦の発生、およびこの渦に起因する気泡の発生を抑えることができる。また、仮に気泡が主液室14ではなく制限通路24で発生しても、液体Lを、複数の細孔26aを通過させることで、発生した気泡同士を、主液室14内で離間させることが可能になり、気泡が合流して成長するのを抑えて気泡を細かく分散させた状態に維持し易くすることができる。
以上のように、気泡の発生そのものを抑えることができる上、たとえ気泡が発生したとしても、気泡を細かく分散させた状態に維持し易くすることができるので、気泡が崩壊するキャビテーション崩壊が生じても、発生する異音を小さく抑えることができる。
特に、渦室34が、本体流路25において第1連通部26から離間した部分に配置されているので、液体Lを、本体流路25から第1連通部26に到達させる前に、渦室34を通過させることで液体Lの流速を低減することができる。また、細孔26aを備える場合、各細孔26aから主液室14に流入する液体Lの流速を確実に抑えることができるとともに、液体Lを、第1連通部26における全域にわたって行き渡らせやすくなり、第1連通部26を通過する液体Lの流速を確実に低減することができる。
また、細孔26aを備える場合、複数の細孔26aが、本体流路25内を第2連通部27側から第1連通部26側に向かう流路方向Tにおいて、第2連通部27から離間して位置するものほど、液体Lの流通抵抗が大きくなるように形成されているので、本体流路25内を流れる液体Lが、第1連通部26に到達したときに、複数の細孔26aのうち、第2連通部27側に位置する細孔26aを慣性力によって通過するのを抑制することができる。これにより、第2連通部27側に位置する細孔26aにも液体Lを本体流路25から流入させやすくなり、各細孔26aから主液室14に流入する液体Lの流速を均等にして局所的に速くなるのを抑制することができる。したがって、気泡の発生およびキャビテーション崩壊に起因する異音の発生をより効果的に抑えることができる。
また、渦室34が、下側流路31に接続されていて、下側流路31および上側流路32の双方に接続されていないので、仕切部材16において、上側流路32より径方向の内側に位置する部分のスペースを確保することができる。
また、細孔26aを備える場合、複数の細孔26aを備える第1連通部26が、渦室34の接続されていない上側流路32に接続されているので、渦室34から細孔26aに至るまでの前記流路方向Tの距離を長く確保することが可能になり、第1連通部26を通過する液体Lの流速をより一層確実に低減することができる。
また、渦室34の接続されていない上側流路32に、渦室34に接続路33を通して軸方向に連なる拡散室43が配設されているので、渦室34内を旋回した液体Lが、接続路33を通して拡散室43に流入したときに、拡散室43の対向面43aに衝突することで、この拡散室43内で拡散することとなり、液体Lの圧力損失を確実に高めることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、細孔26aを備える場合、第2連通部27のみが複数の細孔を備えてもよいし、第1連通部26および第2連通部27の双方が複数の細孔を備えてもよい。
また、細孔26aを備える場合、複数の細孔26aが、第2連通部27から前記流路方向Tに離間して位置するものほど、液体Lの流通抵抗が大きくなるように形成された構成を示したが、これに限らず例えば、全ての細孔26aの流通抵抗を同等にする等適宜変更してもよい。
また、細孔26aを備える場合、複数の細孔26aを備える第1連通部26、および渦室34の双方を、上側流路32および下側流路31のうちのいずれか一方に配設してもよい。
また、拡散室43の形状および大きさは適宜変更してもよく、拡散室43を有しない本体流路25を採用してもよい。
また、渦室34および拡散室43を、上側流路32または下側流路31における周方向の中間位置に配設してもよい。
また、本体流路25として、上側流路32および下側流路31を備え、仕切部材16を約2周する構成を示したが、仕切部材16を1周、若しくは3周以上周回する構成を採用してもよい。
また、本体流路25は、例えば軸方向に延びる等適宜変更してもよい。
また、前記実施形態では、支持荷重が作用することで主液室14に正圧が作用する圧縮式の防振装置10について説明したが、主液室14が鉛直方向下側に位置し、かつ副液室15が鉛直方向上側に位置するように取り付けられ、支持荷重が作用することで主液室14に負圧が作用する吊り下げ式の防振装置にも適用可能である。
また前記実施形態では、仕切部材16が、第1取付部材11内の液室19を、弾性体13を壁面の一部に有する主液室14、および副液室15に仕切るものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ダイヤフラム20を設けるのに代えて、弾性体13を軸方向に一対設けて、副液室15を設けるのに代えて、弾性体13を壁面の一部に有する受圧液室を設けてもよい。例えば、仕切部材16が、液体Lが封入される第1取付部材11内の液室19を、第1液室14および第2液室15に仕切り、第1液室14および第2液室15の両液室のうちの少なくとも1つが、弾性体13を壁面の一部に有する他の構成に適宜変更することが可能である。
また、本発明に係る防振装置10は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明によれば、振動入力時に、両取付部材が弾性体を弾性変形させながら相対的に変位して第1液室および第2液室の液圧が変動し、液体が制限通路を通って第1液室と第2液室との間を流通しようとする。このとき液体は、第1連通部および第2連通部のうちの一方を通して制限通路に流入し、本体流路を通過した後、第1連通部および第2連通部のうちの他方を通して制限通路から流出する。
ここで、防振装置に大きな荷重(振動)が入力された場合であって、渦室に、第1連通部および第2連通部のうちの他方側から液体が流入されたときに、その液体の流速が十分に高く、渦室内で液体の旋回流が形成されると、例えば、この旋回流を形成することによるエネルギー損失や、液体と渦室の内面との間の摩擦によるエネルギー損失などを起因として、液体の圧力損失を高めることができる。さらに細孔を備える場合、液体が、複数の細孔を通して制限通路から第1液室または第2液室に流出する際に、これらの細孔が形成された障壁により圧力損失させられながら各細孔を流通するため、第1液室または第2液室に流入する液体の流速を抑えることができる。しかも、細孔を備える場合、液体が、単一の細孔ではなく複数の細孔を流通するので、液体を複数に分岐させて流通させることが可能になり、個々の細孔を通過した液体の流速を低減させることができる。これにより、仮に防振装置に大きな荷重(振動)が入力されたとしても、細孔を通過して第1液室または第2液室に流入した液体と、第1液室内または第2液室内の液体と、の間で生じる流速差を小さく抑えることが可能になり、流速差に起因する渦の発生、およびこの渦に起因する気泡の発生を抑えることができる。また、仮に気泡が第1液室や第2液室ではなく制限通路で発生しても、液体を、複数の細孔を通過させることで、発生した気泡同士を、第1液室内または第2液室内で離間させることが可能になり、気泡が合流して成長するのを抑えて気泡を細かく分散させた状態に維持し易くすることができる。
以上のように、気泡の発生そのものを抑えることができる上、たとえ気泡が発生したとしても、気泡を細かく分散させた状態に維持し易くすることができるので、気泡が崩壊するキャビテーション崩壊が生じても、発生する異音を小さく抑えることができる。
特に、渦室が、本体流路において第1連通部および第2連通部のうちの一方から離間した部分に配置されているので、液体を、本体流路から第1連通部および第2連通部のうちの一方に到達させる前に、渦室を通過させることで液体の流速を低減することができる。
また、細孔を備える場合、各細孔から第1液室または第2液室に流入する液体の流速を確実に抑えることができるとともに、液体を、第1連通部および第2連通部のうちの一方における全域にわたって行き渡らせやすくなり、この連通部を通過する液体の流速を確実に低減することができる。
また、細孔を備える場合、前記複数の細孔は、前記本体流路の流路方向に間隔をあけて配置されるとともに、前記本体流路内を、前記第1連通部および前記第2連通部のうちの他方側から一方側に向かう流路方向に、前記他方から離間して位置するものほど、液体の流通抵抗が大きくなってもよい。
この場合、本体流路内を流れる液体が、第1連通部および第2連通部のうちの一方に到達したときに、複数の細孔のうち、第1連通部および第2連通部のうちの他方側に位置する細孔を慣性力によって通過するのを抑制することができる。これにより、この他方側に位置する細孔にも液体を本体流路から流入させやすくなり、各細孔から第1液室または第2液室に流入する液体の流速を均等にして局所的に速くなるのを抑制することができる。したがって、気泡の発生およびキャビテーション崩壊に起因する異音の発生をより効果的に抑えることができる。
また、前記本体流路は、前記第1取付部材の中心軸線回りに沿う周方向に延び、前記本体流路は、前記第1連通部に接続された第1本体流路と、前記第2連通部に接続されるとともに、前記第1本体流路に対して前記中心軸線に沿う軸方向の位置を異ならせて配置された第2本体流路と、を備え、前記渦室は、前記第1本体流路および前記第2本体流路のうちの一方から径方向の内側に向けて突出してもよい。
この場合、渦室が、第1本体流路および第2本体流路のうちの一方に接続されていて、第1本体流路および第2本体流路の双方に接続されていないので、仕切部材において、第1本体流路および第2本体流路のうちの他方より径方向の内側に位置する部分のスペースを確保することができる。
この構成において、前記第1連通部および前記第2連通部のうち、前記複数の細孔を備える一方は、前記第1本体流路および前記第2本体流路のうちの他方に接続されてもよい。
この場合、渦室から細孔に至るまでの前記流路方向の距離を長く確保することが可能になり、第1連通部および第2連通部のうちの一方を通過する液体の流速をより一層確実に低減することができる。
また、前記渦室の中心軸線は前記軸方向に延び、前記第1本体流路および前記第2本体流路のうちの他方には、前記渦室に接続路を通して前記軸方向に連なる拡散室が配設され、前記拡散室は、前記接続路に前記軸方向に対向する対向面を備えてもよい。
この場合、第1本体流路および第2本体流路のうち、渦室の配設されていない他方に、渦室に接続路を通して前記軸方向に連なる拡散室が配設されているので、渦室内を旋回した液体が、接続路を通して拡散室に流入したときに、拡散室の対向面に衝突することで、この拡散室内で拡散することとなり、液体の圧力損失を確実に高めることができる。
本発明によれば、簡易な構造で防振特性を低下させることなく、キャビテーション崩壊に起因する異音の発生を抑えることができる。
10 防振装置
11 第1取付部材
12 第2取付部材
13 弾性体
14 主液室(第1液室)
15 副液室(第2液室)
16 仕切部材
19 液室
24 制限通路
25 本体流路
26 第1連通部
26a 細孔
27 第2連通部
31 下側流路(第2本体流路)
32 上側流路(第1本体流路)
33 接続路
34 渦室
37 第2障壁
39 第3障壁
43 拡散室
43a 上壁面(対向面)
L 液体
O 中心軸線
T 流路方向

Claims (1)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、
    これら両取付部材を弾性的に連結する弾性体と、
    液体が封入された前記第1取付部材内の液室を第1液室と第2液室とに区画する仕切部材と、を備えるとともに、
    前記仕切部材に、前記第1液室と前記第2液室とを連通する制限通路が形成された液体封入型の防振装置であって、
    前記制限通路は、前記第1液室に開口する第1連通部、前記第2液室に開口する第2連通部、および前記第1連通部と前記第2連通部とを連通する本体流路を備え、
    前記本体流路は、前記第1連通部および前記第2連通部のうちの他方側からの液体の流速に応じて液体の旋回流を生じさせる渦室を備え、
    前記渦室は、前記第1連通部および前記第2連通部のうちの一方から離間して配置され
    前記本体流路は、前記第1取付部材の中心軸線回りに沿う周方向に延び、
    前記本体流路は、前記第1連通部に接続された第1本体流路と、前記第2連通部に接続されるとともに、前記第1本体流路に対して前記中心軸線に沿う軸方向の位置を異ならせて配置された第2本体流路と、を備え、
    前記渦室は、前記第1本体流路および前記第2本体流路のうちの一方から径方向の内側に向けて突出し
    前記渦室の中心軸線は前記軸方向に延び、
    前記第1本体流路および前記第2本体流路のうちの他方には、前記渦室に接続路を通して前記軸方向に連なる拡散室が配設され、
    前記拡散室は、前記接続路に前記軸方向に対向する対向面を備える防振装置。
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