JP6992288B2 - 電子時計、時刻修正方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子時計、時刻修正方法及びプログラムに関する。
内部時計(計時手段)が計時する時刻を受信電波(GPS信号等)に基づいて修正する電子時計(時計、カメラ等)が知られている。
例えば、特許文献1には、電源スイッチがオン状態に操作されると、内部時計の計時値と不揮発性メモリ内の日時情報とを比較し、前者の計時値の方が最近値である場合には、その計時値を不揮発性メモリに書き込み、後者の日時情報の方が最近値である場合には、受信電波による日時修正自動処理へと移行する電子時計(カメラ)が開示されている。
このような電子時計によれば、電池交換によって内部時計が計時している時刻が初期化されても、その後の電源オン操作に際し、内部時計が計時する時刻を受信電波に基づいて自動的に修正することができる。
特開2001-228272号公報
ところで、内部時計が計時する時刻を修正する時刻修正モードとしては、様々なものが考えられる。
例えば、一例としては、電子時計に設定されている時差データを変更することなく、受信電波に基づいて、内部時計が計時する時刻を修正する第1時刻修正モードや、受信電波に基づいて、電子時計に設定されている時差データを変更するとともに、内部時計が計時する時刻を修正する第2時刻修正モード等が考えられる。
なお、電子時計に設定されている時差データには、標準時を基準とする時差情報や、所定の日付期間に適用されるサマータイム情報等が含まれる。
上記のような時刻修正モードは、例えば、海外出張や海外旅行に際し、本国時間を表示したいのか、現地時間を表示したいのか、に基づいて選択されることになるが、その時刻修正モードの切換操作は煩雑でなく、簡単な操作で行えることが好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、時刻修正時に、時差データを変更して時刻修正を行うかどうかを決定する操作が簡単に行える電子時計、時刻修正方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の構成により把握される。
本発明の電子時計は、時刻を計時する計時手段と、入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御手段と、外部から取得した時刻修正用データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する第1時刻修正モード及び第2時刻修正モードを有する時刻修正手段と、を備え、前記時刻修正用データは、GPS衛星が送信するGPS信号、もしくは携帯端末が保有する時刻データ及び時差データであり、前記時刻修正手段は、前記第1時刻修正モードのとき、前記自装置に設定されている前記時差データを変更することなく、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、前記第2時刻修正モードのとき、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる位置データもしくは前記携帯端末から取得した時差データに基づいて、前記自装置に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、前記時刻修正手段は、まず、前記携帯端末から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合に前記GPS衛星からGPS信号を受信する、ことを特徴とする

本発明によれば、時刻修正時に、時差データを変更して時刻修正を行うかどうかを決定する操作が簡単に行える電子時計、時刻修正方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電子時計の正面図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のキー処理を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計の時刻修正処理1(第1時刻修正モード)を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計の時刻修正処理2(第2時刻修正モード)を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のBLE時刻修正処理1を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のBLE時刻修正処理2を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のGPS時刻修正処理1を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計のGPS時刻修正処理2を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る電子時計の自動時刻修正処理を示すフロー図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る電子時計1を説明する。
なお、以下の実施形態では、具体的に電子時計1が時計そのものである態様として説明するが、本発明の電子時計1は、電子機器等に設けられる時計等であってもよく、時計そのものに限定されるものではない。
図1は本発明の一実施形態に係る電子時計1の正面図であり、図2は本発明の一実施形態に係る電子時計1のブロック図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電子時計1は、腕時計であり、時刻を計時する計時手段として機能する計時回路20と、GPS衛星2から送信されるGPS電波を受信するGPS受信部30と、スマートフォン3等の携帯端末と通信する近距離無線通信部40と、日付及び時刻を表示する日付時刻表示部50と、音を出力する音出力部60と、ユーザの入力操作を受け付ける入力手段として機能する複数のキースイッチS1~S4と、電子時計1全体を制御する制御部70と、これらを接続するバス80と、を備える。
計時回路20は、例えば、時刻を1/256秒単位で計時し、計時結果である秒、分、時、日を出力する。
GPS受信部30は、複数機のGPS衛星2からGPS電波を受信するGPSモジュール31と、該GPSモジュール31とバス80との間でシリアル信号とパラレル信号の変換を行うUART32と、を備える。
GPS電波には、標準時(例えば、協定世界時UTC)を示す時刻データや、各GPS衛星2の位置を示す位置データが含まれる。
GPSモジュール31は、GPS電波の到達時間に基づいてGPS衛星2と電子時計1との距離を計測可能であり、3機以上のGPS衛星2からGPS電波を受信することで、電子時計1の地球上における位置(緯度及び経度)を特定できる。
近距離無線通信部40は、近距離無線通信規格であるブルートゥース(登録商標)で、例えば、スマートフォン3と通信するブルートゥースモジュール41と、該ブルートゥースモジュール41とバス80との間でシリアル信号とパラレル信号の変換を行うUART42と、を備える。
本実施形態のブルートゥースモジュール41は、従来のブルートゥース(クラッシック)に比べて省電力で通信が可能なBLE(Bluetooth Low Energy)に対応しており、以下、スマートフォン3との通信を適宜BLEという。
スマートフォン3は、電子時計1と同等の計時回路を有するとともに、標準時(UTC)を基準とする時差情報(以下、適宜時差という。)や、所定の日付期間に適用されるサマータイム情報(以下、適宜DSTという。)を含む時差データが設定される。
また、スマートフォン3は、インターネット経由で時報サーバから時刻修正用データを取得したり、GPS衛星2からGPS電波を受信する機能を有し、通常は、インターネット経由で取得した時刻修正用データや、GPS衛星2から受信したGPS電波に基づいて、計時回路20が計時する時刻を自動的に修正している。
日付時刻表示部50は、秒を表示する秒針51と、分を表示する分針52と、時を表示する時針53と、日を表示する日車54と、秒針51、分針52、時針53及び日車54に連結される輪列55と、輪列55を介して秒針51、分針52、時針53及び日車54を動作させるモータ56と、モータ56を駆動させるドライバ57と、を備える。
本実施形態の日付時刻表示部50は、計時回路20が計時した日付時刻を表示するだけでなく、制御部70が行う処理が成功したか否かを表示する処理結果表示部としても機能する。
例えば、秒針51で指し示すことが可能な位置に、処理の成功を示す文字「Y」と、処理の失敗を意味する文字「N」と、を設け、秒針51の動作制御でいずれかの文字を指し示すことにより、制御部70の処理結果を表示できる。
音出力部60は、音発生デバイスであるピエゾ61と、ピエゾ61を駆動させるドライバ62と、を備える。
音出力部60は、例えば、アラーム音を出力する際に動作される。
キースイッチS1~S4は、電子時計1の各種機能を使用したり、各種の設定を行う際に操作される。
例えば、本実施形態では、後述する受信結果表示、時刻修正処理1、時刻修正処理2、自動時刻修正のモード切換等を行うための操作具としてキースイッチS1を使用する。
制御部70は、制御手段として機能し、CPU71と、読み取り専用の不揮発性メモリであるROM72と、読み書きが可能な揮発性メモリであるRAM73と、読み書きが可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ等の記憶部74と、を備える。
ROM72には、電子時計1の全般的な制御を行うための制御プログラムだけでなく、位置情報と時差データ(時差情報及びサマータイム情報)を関連付けるテーブルデータ等が記憶され、RAM73には、CPU71が制御プログラムに従って制御を行う過程で生成するデータ等が記憶され、記憶部74には、各種設定データ等が記憶される。
例えば、標準時(UTC)を基準とする時差情報(タイムゾーン)や、所定の日付期間に適用されるサマータイム情報(DST)を含む時差データが記憶部74に記憶される。
制御部70は、CPU71がROM72に記憶された制御プログラムに従って動作することにより、計時回路20と協業することで計測手段として機能する。
また、制御部70は、CPU71がROM72に記憶された制御プログラムに従って動作することにより、時刻修正手段として機能する。
詳細については後述するが、計測手段は、キースイッチS1の操作時間を計測し、時刻修正手段は、計測手段の計測結果に応じて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
このような計測手段、制御手段及び時刻修正手段によれば、キースイッチS1を所定時間操作するだけで、計時回路20が計時する時刻を修正できるので、複数のキースイッチ操作を要求する場合に比べ、時刻修正時の操作を簡略化できる。
本実施形態の時刻修正手段は、計時回路20が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する時刻修正処理1と時刻修正処理2とを備え、計測手段の計測結果を複数の閾値(例えば、1.5秒と3.0秒)と比較し、該比較結果に基づいて、時刻修正処理1、2のいずれかを選択する。
このような時刻修正手段によれば、キースイッチS1の操作時間に基づいて、いずれかの時刻修正処理1、2を選択し、計時回路20が計時する時刻を修正できる。
本実施形態の時刻修正手段は、時刻修正処理1の場合、電子時計1の記憶部74に記憶されている時差データ(時差情報及びサマータイム情報)を変更することなく、外部(GPS衛星2又はスマートフォン3)から取得した時刻修正用データに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
一方、時刻修正処理2の場合、外部から取得した時刻修正用データに基づいて、電子時計1の記憶部74に記憶されている時差データを変更するとともに、計時回路20が計時する時刻を修正する。
このような時刻修正手段によれば、海外出張や海外旅行に際し、本国時間を表示したいのか、現地時間を表示したいのか、に基づいて、時刻修正処理1と時刻修正処理2とを選択的に実行することができる。
時刻修正用データには、GPS衛星2が送信するGPS電波が含まれる。
時刻修正手段は、時刻修正処理1の場合、電子時計1に設定されている時差データを変更することなく、GPS衛星2から受信したGPS電波に含まれる時刻データに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
一方、時刻修正処理2の場合、GPS衛星2から受信したGPS電波に含まれる位置データに基づいて、電子時計1に設定されている時差データを変更するとともに、GPS衛星2から受信したGPS電波に含まれる時刻データに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
このような時刻修正手段によれば、GPS電波を利用して、計時回路20が計時する時刻の修正や、電子時計1に設定されている時差データの変更を行うことができる。
なお、GPS電波に基づく時差データの変更は、3機以上のGPS衛星2からGPS電波を受信し、各GPS電波の到達時間に基づいて3機以上のGPS衛星2と電子時計1との距離を計測するステップと、該計測距離に基づいて電子時計1の地球上における位置(緯度及び経度)を特定するステップと、特定した位置に対応する時差データを前述したテーブルデータを参照して抽出するステップと、を経て実行される。
また、時刻修正用データには、スマートフォン3が保有する時刻データ及び時差データが含まれる。
時刻修正手段は、時刻修正処理1の場合、電子時計1に設定されている時差データを変更することなく、スマートフォン3から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
一方、時刻修正処理2の場合、スマートフォン3から取得した時差データに基づいて、電子時計1に設定されている時差データを変更するとともに、スマートフォン3から取得した時刻データに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
このような時刻修正手段によれば、スマートフォン3が保有する時刻データ及び時差データを利用して、計時回路20が計時する時刻の修正や、電子時計1に設定されている時差データの変更を行うことができる。
本実施形態の時刻修正手段は、GPS電波や、スマートフォン3が保有する時刻データ及び時差データを利用して、計時回路20が計時する時刻の修正や、電子時計1に設定されている時差データの変更を行うにあたり、まず、スマートフォン3から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合にGPS衛星2からGPS電波を受信する。
このような時刻修正手段によれば、GPS電波の受信に比べて省電力なBLEを優先するので、電子時計1の消費電力を抑えることができる。
次に、上記のような時刻修正手段を実現する制御部70の具体的な処理手順について、図3から図10を参照して説明する。
図3は本発明の一実施形態に係る電子時計1のキー処理を示すフロー図である。
図4は本発明の一実施形態に係る電子時計1の時刻修正処理1(第1時刻修正モード)を示すフロー図であり、図5は本発明の一実施形態に係る電子時計1の時刻修正処理2(第2時刻修正モード)を示すフロー図である。
図6は本発明の一実施形態に係る電子時計1のBLE時刻修正処理1を示すフロー図であり、図7は本発明の一実施形態に係る電子時計1のBLE時刻修正処理2を示すフロー図である。
図8は本発明の一実施形態に係る電子時計1のGPS時刻修正処理1を示すフロー図であり、図9は本発明の一実施形態に係る電子時計1のGPS時刻修正処理2を示すフロー図である。
図10は本発明の一実施形態に係る電子時計1の自動時刻修正処理を示すフロー図である。
図3に示すように、制御部70は、受信結果表示、時刻修正処理1、時刻修正処理2及び自動時刻修正のモード切換を含むキー処理を実行する。
キー処理がスタートすると、制御部70は、まず、キースイッチS1のON/OFFを判断し(ステップS11)、該判断結果がOFFの場合は、他のキー処理を実行し(ステップS12)、ステップS11に戻る。
一方、ステップS11の判断結果がONである場合、制御部70は、キースイッチS1のON/OFFを再度判断するとともに(ステップS13)、キースイッチS1のONから1.5秒経過したか否かを判断する(ステップS14)。
ここで、キースイッチS1のONから1.5秒経過する前にキースイッチS1がOFFになった場合、制御部70は、受信結果表示を実行し(ステップS15)、ステップS11に戻る。
受信結果表示は、直近の時刻修正処理が成功したか否かを表示する処理であり、例えば、秒針51で文字「Y」を指し示すことで「成功」を表示し、秒針51で文字「N」を指し示すことで「失敗」を表示する。
一方、キースイッチS1のONから1.5秒経過した場合、制御部70は、キースイッチS1のON/OFFを再度判断するとともに(ステップS16)、キースイッチS1のONから3.0秒経過したか否かを判断する(ステップS17)。
ここで、キースイッチS1のONから3.0秒経過する前にキースイッチS1がOFFになった場合、制御部70は、後述する時刻修正処理1を実行し(ステップS18)、ステップS11に戻る。
一方、キースイッチS1のONから3.0秒経過した場合、制御部70は、キースイッチS1のON/OFFを再度判断するとともに(ステップS19)、キースイッチS1のONから4.5秒経過したか否かを判断する(ステップS20)。
ここで、キースイッチS1のONから4.5秒経過する前にキースイッチS1がOFFになった場合、制御部70は、後述する時刻修正処理2を実行し(ステップS21)、ステップS11に戻る。
一方、キースイッチS1のONから4.5秒経過した場合、制御部70は、後述する自動時刻修正のモードが自動(時差データ自動変更モード)であるか否かを判断し(ステップS22)、この判断結果がYESの場合は、自動時刻修正のモードを自動から固定(時差データ固定モード)に切り換え(ステップS23)、判断結果がNOの場合は、自動時刻修正のモードを固定から自動に切り換える(ステップS24)。
その後、制御部70は、キースイッチS1のON/OFFを再度判断するとともに(ステップS25)、キースイッチS1がOFFになったらステップS11に戻る。
次に、図3のフローにおける各処理について順に説明を行う。
図3のステップS18に進むと、図4に示す時刻修正処理1がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、電子時計1とスマートフォン3とのBLEによるペアリングが完了しているか否かを判断し(ステップS31)、この判断結果がYESの場合は、後述するBLE時刻修正処理1を優先的に実行するが(ステップS32)、判断結果がNOの場合は、後述するGPS時刻修正処理1を実行する(ステップS33)。
また、制御部70は、BLE時刻修正処理1を実行した後、受信結果(時刻修正結果)を判断し(ステップS34)、該判断結果が成功の場合は、時刻修正処理1を終了するが、判断結果が失敗の場合は、GPS時刻修正処理1を実行する(ステップS33)。
一方、図3のステップS21に進むと、図5に示す時刻修正処理2がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、電子時計1とスマートフォン3とのBLEによるペアリングが完了しているか否かを判断し(ステップS41)、この判断結果がYESの場合は、後述するBLE時刻修正処理2を優先的に実行するが(ステップS42)、判断結果がNOの場合は、後述するGPS時刻修正処理2を実行する(ステップS43)。
また、制御部70は、BLE時刻修正処理2を実行した後、受信結果(時刻修正結果)を判断し(ステップS44)、該判断結果が成功の場合は、時刻修正処理1を終了するが、判断結果が失敗の場合は、GPS時刻修正処理2を実行する(ステップS43)。
次に、図4及び図5における各処理について順に説明を行う。
なお、図4と図5の違いは、図4のステップS32がBLE時刻修正処理1を実行することになるのに対して図5のステップS42がBLE時刻修正処理2を実行することになる点と、図4のステップS33がGPS時刻修正処理1を実行することになるのに対して図5のステップS43がGPS時刻修正処理2を実行することになる点であり、内容の違いがわかりやすいように、BLE時刻修正処理1、BLE時刻修正処理2、GPS時刻修正処理1、GPS時刻修正処理2の順で説明する。
図4のステップS32に進んだ場合、図6に示すBLE時刻修正処理1がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、スマートフォン3との接続手続きを実行した後(ステップS51)、スマートフォン3に時差及びDSTの送信を要求するとともに、スマートフォン3から送信された時差及びDSTを受信する(ステップS52)。
続いて、制御部70は、スマートフォン3に日付時刻及び1/256秒の送信を要求するとともに、スマートフォン3から送信された日付時刻及び1/256秒を受信する(ステップS53)。
なお、スマートフォン3が1/256秒に対応していない場合には、例えば、スマートフォン3が送信する時刻(例えば、秒)をもとに、秒間から制御部70が1/256秒を求める処理を行う(以降においても同様である)。
次に、制御部70は、スマートフォン3からの時刻修正処理に必要なデータの受信に成功したか否かを判断し(ステップS54)、この判断結果がYESの場合は、スマートフォン3から受信した1/256秒に基づいて、計時回路20が計時する時刻の1/256秒を修正するとともに、スマートフォン3から受信した日付時刻、時差及びDSTと、電子時計1に設定されている時差及びDSTに基づいて、計時回路20が計時する日付時刻(秒、分、時、日)を修正する(ステップS55)。
つまり、BLE時刻修正処理1では、電子時計1に設定されている時差及びDSTを変更することなく、スマートフォン3から受信した日付時刻、時差及びDSTに基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正するため、スマートフォン3から受信した日付時刻から、スマートフォン3から受信した時差及びDSTを減算して標準時(UTC)を求め、ここに電子時計1に設定されている時差及びDSTを加算して求められる日付時刻に基づいて、計時回路20が計時する時刻を修正する。
そして、ステップS55の時刻修正処理を実行したら、スマートフォン3との切断手続きを実行し(ステップS56)、BLE時刻修正処理1を終了する。
また、ステップS54の判断結果がNOの場合は、ステップS55の時刻修正処理を行うことなく、スマートフォン3との切断手続きを実行し(ステップS56)、BLE時刻修正処理1を終了する。
なお、ステップS54の判定結果は記録されており、図4のステップS34の判定にも用いられる。
また、ステップS54の判断結果がYESであった場合には、図3のステップS15に進んだときに図1の「Y」を表示するための記録も行われる。
一方、図5のステップS42に進んだ場合、図7に示すBLE時刻修正処理2がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、スマートフォン3との接続手続きを実行した後(ステップS61)、スマートフォン3に時差及びDSTの送信を要求するとともに、スマートフォン3から送信された時差及びDSTを受信する(ステップS62)。
続いて、制御部70は、スマートフォン3に日付時刻及び1/256秒の送信を要求するとともに、スマートフォン3から送信された日付時刻及び1/256秒を受信する(ステップS63)。
次に、制御部70は、スマートフォン3からの時刻修正処理に必要なデータの受信に成功したか否かを判断し(ステップS64)、この判断結果がYESの場合は、スマートフォン3から受信した1/256秒に基づいて、計時回路20が計時する時刻の1/256秒を修正するとともに、スマートフォン3から受信した日付時刻に基づいて、計時回路20が計時する日付時刻(秒、分、時、日)を修正し、さらに、スマートフォン3から受信した時差及びDSTに基づいて、電子時計1に設定されている時差及びDSTを変更する(ステップS65)。
そして、ステップS65の時刻修正処理を実行したら、スマートフォン3との切断手続きを実行し(ステップS66)、BLE時刻修正処理2を終了する。
また、ステップS64の判断結果がNOの場合は、ステップS65の時刻修正処理を行うことなく、スマートフォン3との切断手続きを実行し(ステップS66)、BLE時刻修正処理2を終了する。
なお、ステップS64の判定結果は記録されており、図5のステップS44の判定にも用いられる。
また、ステップS64の判断結果がYESであった場合には、図3のステップS15に進んだときに図1の「Y」を表示するための記録も行われる。
図4のステップS33に進んだ場合、図8に示すGPS時刻修正処理1がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、GPS衛星2の補足数(GPS電波を受信可能なGPS衛星数)を判断し(ステップS71)、該補足数が0機である場合は、GPS時刻修正処理1を終了する。
なお、この場合には、図3のステップS15に進んだときに、図1の「N」を表示するための記録が行われる。
一方、GPS衛星2の補足数が1機以上である場合、制御部70は、GPS電波から時刻修正用データを取得するとともに、該取得データに基づいて日付時刻及び1/256秒を生成した後(ステップS72)、計時回路20が計時する時刻の1/256秒や日付時刻(秒、分、時、日)を修正し(ステップS73)、GPS時刻修正処理1を終了する。
なお、GPS衛星2の場合、時刻修正用データは1/256秒に対応していないため、先に、スマートフォン3の場合で触れたように、制御部70が該取得データに基づいて1/256秒を求める処理を行って1/256秒を生成することになる。
また、ステップS73の処理が実行されると、図3のステップS15に進んだときに、図1の「Y」を表示するための記録も行われる。
図5のステップS43に進んだ場合、図9に示すGPS時刻修正処理2がスタートする。
この場合、制御部70は、まず、GPS衛星2の補足数(GPS電波を受信可能なGPS衛星数)を判断し(ステップS81)、該補足数が0機から2機(つまり、2機以下)である場合には、GPS時刻修正処理2を終了する。
これは、電子時計1の地球上での位置を正しく求めることができないため、時差及びDSTを含む時刻修正ができないためである。
なお、この場合には、図3のステップS15に進んだときに、図1の「N」を表示するための記録が行われる。
一方、GPS衛星2の補足数が3機以上である場合は、GPS電波に含まれる時刻データや位置データに基づいて、日付時刻、1/256秒、時差及びDSTを特定し(ステップS82)、該特定した1/256秒及び日付時刻に基づいて、計時回路20が計時する1/256秒及び日付時刻を修正するとともに、特定した時差及びDSTに基づいて、電子時計1に設定されている時差及びDSTを変更する(ステップS83)。
そして、ステップS83が実行されると、図3のステップS15に進んだときに、図1の「Y」を表示するための記録が行われる。
なお、GPS電波に含まれる位置データに基づいた時差及びDSTの特定は、前述したように、3機以上のGPS衛星2から受信したGPS電波の到達時間に基づいて各GPS衛星2と電子時計1との距離を計測し、該計測距離に基づいて電子時計1の地球上における位置を特定した後、特定した位置に対応する時差及びDSTをテーブルデータを参照して抽出することにより行われる。
図3から図9を参照して説明した処理は、キースイッチS1をユーザが操作して時刻修正を開始する場合であるが、電子時計1は自動で定められた時刻に時刻修正を行う機能を有しており、以下、図10を参照しながら、その自動時刻修正処理について説明する。
図10に示すように、自動時刻修正処理では、制御部70は、常時、分キャリー(59秒から00秒への移行)の有無を判断している(ステップS101)。
そして、分キャリーが有りと判断した場合、制御部70は、自動時刻修正モードが自動(時差データ自動変更モード)又は、固定(時差データ固定モード)のいずれであるかを判断する(ステップS102)。
ここで、自動時刻修正モードが自動であると判断した場合、制御部70は、現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻(例えば、5:02,11:02,17:02,23:02)であるか否かを判断し(ステップS103)、該判断結果がNOの場合は、処理を終了する。
一方、現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻であると判断した場合、制御部70は、先に説明した図7に示すBLE時刻修正処理2を実行した後(ステップS104)、受信結果(時刻修正結果)を判断し(ステップS105)、該判断結果が成功の場合は、処理を終了する。
受信結果が失敗である場合、制御部70は、先に説明した図9に示すGPS時刻修正処理2を実行するが(ステップS108)、電子時計1が室内にあるときは、GPS電波を受信できない可能性が高いため、電子時計1が室内にある可能性が高い設定時刻(例えば、23:02)を除外して、再び現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻(例えば、5:02,11:02,17:02)であるか否かを判断するとともに(ステップS106)、さらに、明暗判定(電源用太陽電池の発電電圧検出等)を行い(ステップS107)、ステップS106の判断結果がYESで、且つステップS107の判断結果が明るい場合にのみGPS時刻修正処理2を実行し、それ以外の場合は、処理を終了する。
これにより、GPS時刻修正処理2の無駄な実行を回避し、消費電力が抑制される。
一方、ステップS102において自動時刻修正モードが固定であると判断した場合、制御部70は、現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻(例えば、5:02,11:02,17:02,23:02)であるか否かを判断し(ステップS109)、該判断結果がNOの場合は、処理を終了する。
現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻であると判断した場合、制御部70は、今日の受信結果(時刻修正結果)を判断し(ステップS110)、該判断結果が成功の場合は、処理を終了する。
つまり、時差データの変更を伴う自動モードでは、時差が生じる場所への移動時刻が不明であるため、1日に複数回の時刻修正処理を実行するが、時差データの変更を伴わない固定モードでは、1日に1回の時刻修正処理で十分であるため、1日における複数回の時刻修正処理を回避し、消費電力を抑制している。
一方、ステップS110の判断結果が失敗の場合、制御部70は、先に説明した図6に示すBLE時刻修正処理1を実行した後(ステップS111)、受信結果を判断し(ステップS112)、該判断結果が成功の場合は、処理を終了する。
受信結果が失敗である場合、制御部70は、先に説明した図8に示すGPS時刻修正処理1を実行するが(ステップS115)、ここでも先ほどと同様に、電子時計1が室内にあるときは、GPS電波を受信できない可能性が高いため、電子時計1が室内にある可能性が高い設定時刻(例えば、23:02)を除外して、再び現在の時刻が自動時刻修正を行う設定時刻(例えば、5:02,11:02,17:02)であるか否かを判断するとともに(ステップS113)、明暗判定(電源用太陽電池の発電電圧検出等)を行い(ステップS114)、ステップS113の判断結果がYESで、且つステップS114の判断結果が明るい場合にのみGPS時刻修正処理1を実行し、それ以外の場合は、処理を終了する。
これにより、先ほどと同様に、GPS時刻修正処理1の無駄な実行を回避し、消費電力が抑制される。
以上、具体的な実施形態に基づき、本発明の電子時計1について説明してきたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲には、本発明の目的が達成される範囲での様々な変形や改良などが含まれるものであり、そのことは当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
<請求項1>
時刻を計時する計時手段と、
入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測手段と、
前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御手段と、
前記時差データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を修正する時刻修正手段と、を備えることを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記時刻修正手段は、前記計時手段が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する複数の時刻修正モードを備え、
前記計測手段の計測結果を複数の閾値と比較し、該比較結果に基づいて、前記複数の時刻修正モードの中から適用する時刻修正モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
<請求項3>
前記複数の時刻修正モードは、少なくとも第1時刻修正モード及び第2時刻修正モードを含み、
前記時刻修正手段は、
前記第1時刻修正モードのとき、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更することなく、外部から取得した時刻修正用データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
前記第2時刻修正モードのとき、外部から取得した時刻修正用データに基づいて、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記計時手段が計時する時刻を修正することを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
<請求項4>
前記電子時計に設定されている前記時差データには、
標準時を基準とする時差情報と、
所定の日付期間に適用されるサマータイム情報と、が含まれることを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
<請求項5>
前記時刻修正用データは、GPS衛星が送信するGPS信号であり、
前記時刻修正手段は、
前記第1時刻修正モードのとき、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更することなく、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
前記第2時刻修正モードのとき、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる位置データに基づいて、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子時計。
<請求項6>
前記時刻修正用データは、携帯端末が保有する時刻データ及び時差データであり、
前記時刻修正手段は、
前記第1時刻修正モードのとき、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更することなく、前記携帯端末から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
前記第2時刻修正モードのとき、前記携帯端末から取得した時差データに基づいて、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記携帯端末から取得した時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の電子時計。
<請求項7>
前記時刻修正手段は、まず、前記携帯端末から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合に前記GPS衛星からGPS信号を受信することを特徴とする請求項6に記載の電子時計。
<請求項8>
電子時計における時刻修正方法であって、
時刻を計時する計時工程と、
入力を受け付ける入力工程と、
前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測工程と、
前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御工程と、
前記時差データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を修正する時刻修正工程と、を含む時刻修正方法。
<請求項9>
時刻を計時する計時手段と、入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測手段とを備えたコンピュータを、
前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御手段、
前記時差データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を修正する時刻修正手段、として機能させるためのプログラム。
1 電子時計
2 GPS衛星
3 スマートフォン
20 計時回路
30 GPS受信部
31 GPSモジュール
32 UART
40 近距離無線通信部
41 ブルートゥースモジュール
42 UART
50 日付時刻表示部
51 秒針
52 分針
53 時針
54 日車
55 輪列
56 モータ
57 ドライバ
60 音出力部
61 ピエゾ
62 ドライバ
70 制御部
71 CPU
72 ROM
73 RAM
74 記憶部
80 バス
S1~S4 キースイッチ

Claims (5)

  1. 時刻を計時する計時手段と、
    入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御手段と、
    外部から取得した時刻修正用データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する第1時刻修正モード及び第2時刻修正モードを有する時刻修正手段と、を備え、
    前記時刻修正用データは、GPS衛星が送信するGPS信号、もしくは携帯端末が保有する時刻データ及び時差データであり、
    前記時刻修正手段は、
    前記第1時刻修正モードのとき、前記自装置に設定されている前記時差データを変更することなく、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
    前記第2時刻修正モードのとき、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる位置データもしくは前記携帯端末から取得した時差データに基づいて、前記自装置に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
    前記時刻修正手段は、まず、前記携帯端末から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合に前記GPS衛星からGPS信号を受信する、
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 記計測手段の計測結果を複数の閾値と比較し、該比較の結果に基づいて、前記第1時刻修正モードもしくは前記第2時刻修正モードのいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記自装置に設定されている前記時差データには、
    標準時を基準とする時差情報と、
    所定の日付期間に適用されるサマータイム情報と、が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
  4. 電子時計における時刻修正方法であって、
    時刻を計時する計時工程と、
    入力を受け付ける入力工程と、
    前記入力工程が入力を受け付けている時間を計測する計測工程と、
    前記計測工程の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御工程と、
    外部から取得した時刻修正用データに基づいて前記計時工程が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する第1時刻修正モード及び第2時刻修正モードを有する時刻修正工程と、を含み、
    前記時刻修正用データは、GPS衛星が送信するGPS信号、もしくは携帯端末が保有する時刻データ及び時差データであり、
    前記時刻修正工程は、
    前記第1時刻修正モードのとき、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更することなく、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、前記計時工程が計時する時刻を修正し、
    前記第2時刻修正モードのとき、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる位置データもしくは前記携帯端末から取得した時差データに基づいて、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データに基づいて、前記計時工程が計時する時刻を修正し、
    前記時刻修正工程は、まず、前記携帯端末から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合に前記GPS衛星からGPS信号を受信する、ことを特徴とする時刻修正方法。
  5. 時刻を計時する計時手段と、入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段が入力を受け付けている時間を計測する計測手段とを備えた電子時計のコンピュータを、
    前記計測手段の計測結果に基づいて自装置に設定されている時差データを変更するか否かを決定する制御手段、
    外部から取得した時刻修正用データに基づいて前記計時手段が計時する時刻を異なる処理手順を用いて修正する第1時刻修正モード及び第2時刻修正モードを有する時刻修正手段、として機能させ、
    前記時刻修正用データは、GPS衛星が送信するGPS信号、もしくは携帯端末が保有する時刻データ及び時差データであり、
    前記時刻修正手段は、
    前記第1時刻修正モードのとき、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更することなく、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データ及び時差データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
    前記第2時刻修正モードのとき、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる位置データもしくは前記携帯端末から取得した時差データに基づいて、前記電子時計に設定されている前記時差データを変更するとともに、前記GPS衛星から受信したGPS信号に含まれる時刻データもしくは前記携帯端末から取得した時刻データに基づいて、前記計時手段が計時する時刻を修正し、
    前記時刻修正手段は、まず、前記携帯端末から時刻データ及び時差データの取得を試み、該取得に失敗した場合に前記GPS衛星からGPS信号を受信する、ことを特徴とするプログラム。
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