JP6988191B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
近年、オフィス等に置かれた画像形成装置の既存の機能を利用して利便性が高い健康管理の環境をユーザに提供する健康管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された健康管理システムは、所定の組織の敷地内に配置された複数の画像形成装置と、認証に成功した時点で複数の画像形成装置のうち負荷が最も少ない画像形成装置を特定し、特定された画像形成装置を用いて組織の構成員に対して健康管理データを提供するものである。
特開2013−218561号公報
本発明の課題の一つは、生体情報に対して二次的な分析結果が得られる前に一次的な分析結果が得られるようにした画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
[1]像形成装置を利用する利用者について測定された生体情報を測定装置から取得する取得手段と、
第1の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報について、前記生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する一次的な分析結果を出力する出力手段と、
前記第1の期間よりも長い第2の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報を外部装置に転送する転送手段と、
前記第2の期間に取得された前記生体情報に基づく二次的な分析結果を前記外部装置から受信する受信手段と、を備えた画像形成装置。
]前記出力手段は、取得された前記生体情報が前記基準の範囲から外れた場合にその旨を外部に通知する通知手段を備えた、前記[]に記載の画像形成装置。
]前記測定装置は、前記利用者に装着され又は携帯された端末装置であり、
前記通知手段は、前記その旨を前記端末装置に通知する、前記[]に記載の画像形成装置。
]前記通知手段は、前記その旨を前記外部に通知することが許可されている場合に前記その旨を前記外部に通知する、前記[]又は[]に記載の画像形成装置。
]前記通知手段は、前記その旨とともに対処方法を前記外部に通知する、前記[]又は[]に記載の画像形成装置。
]前記基準の範囲を変更する変更手段を、さらに備えた、前記[1]に記載の画像形成装置。
]前記変更手段は、操作者に指示に基づいて前記基準の範囲を変更する、前記[]に記載の画像形成装置。
]前記変更手段は、前記外部装置からの指示に基づいて前記基準の範囲を変更する、前記[]に記載の画像形成装置。
]前記通知手段は、前記生体情報が前記基準の範囲よりも広い第2の基準の範囲から外れている場合に、前記外部に通知することが許可されていなくても前記その旨を前記外部に通知する、前記[]から[]のいずれかに記載の画像形成装置。
10]画像形成装置のコンピュータを、当該画像形成装置を利用する利用者について測定された生体情報を測定装置から取得する取得手段と、
第1の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報について、前記生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する一次的な分析結果を出力する出力手段と、
前記第1の期間よりも長い第2の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報を外部装置に転送する転送手段と、
前記第2の期間に取得された前記生体情報に基づく二次的な分析結果を前記外部装置から受信する受信手段として、機能させるためのプログラム。
請求項1、10に係る発明によれば、生体情報に対して二次的な分析結果が出る前に一次的な分析結果を得ることができる。
請求項2、に係る発明によれば、利用者は生体情報が基準の範囲から外れたことを知ることができる。
請求項に係る発明によれば、分析結果が第三者に漏れるのを抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、緊急を要する場合の対処が可能になる。
請求項に係る発明によれば、利用者ごとに異なる基準の範囲を設定することができる。
請求項に係る発明によれば、緊急を要する場合の析結果を知ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、クラウドサーバを除く情報処理システムの制御系を示すブロック図である。 図3は、分析項目テーブルの一例を示す図である。 図4は、ユーザテーブルの一例を示す図である。 図5は、通知方法としての電子メールの一例を示す図である。 図6は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態の要約]
本実施の形態に係る画像形成装置は、当該画像形成装置を利用する利用者について測定された生体情報を測定装置から取得する取得手段と、取得された前記生体情報について一次的な分析結果を出力する出力手段と、取得された前記生体情報を外部装置に転送する転送手段と、生体情報の二次的な分析結果を受信する受信手段とを備える。
「利用者」とは、画像形成装置を利用する権限を有するものをいう。「一次的な分析」は、利用者に対して速やかな対処を可能とするため、測定値が基準の範囲から外れているか否かというような単純な分析でもよい。「二次的な分析結果」は、「一次的な分析結果」とは質的に異なるものである。例えば、出力手段は、第1の期間に取得された生体情報に基づく一次的な分析結果を出力し、外部装置は第1の期間よりも長い第2の期間に取得された生体情報に基づく二次的な分析結果を出力してもよい。また、例えば、出力手段は、複数の測定項目について測定された生体情報に対して複数の測定項目それぞれについて一次的な分析結果を出力し、外部装置は、複数の測定項目それぞれについて一次的な分析結果を総合的に分析した二次的な分析結果を出力してもよい。
出力手段は、取得された生体情報が基準の範囲から外れた場合にその旨を外部に通知する通知手段を備えてもよい。外部は、例えば、画像形成装置の操作表示部、利用者に装着され又は携帯された端末装置、利用者が操作する端末装置や、管理者、保健師、健康管理センタの職員等の端末装置等が該当する。
「通知」する内容には、分析結果や、測定値が基準の範囲を外れていることが含まれる。「通知」は、分析結果を通知する場合は、文字又は音声によって行い、測定値が基準の範囲から外れていることを通知する場合は、文字や音声によって行ってもよく、音、振動、光等によって行ってもよい。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。この情報処理システム1は、ユーザに装着されてユーザの生体情報を測定するウェアラブル端末装置2と、ユーザが携帯する携帯端末装置3と、文書等に対して画像処理を行う画像形成装置4と、画像形成装置4に対してネットワーク6を介して印刷指示を行うことが可能なユーザ端末装置5とを備える。ユーザは、利用者の一例である。携帯端末装置3は、外部装置の一例である。ユーザ端末装置5は、印刷指示装置又は外部装置の一例である。なお、ウェアラブル端末装置2、携帯端末装置3及びユーザ端末装置5は、図1ではそれぞれ1台のみを図示するが、ユーザの数に応じて複数台設けられていてもよい。
また、情報処理システム1は、画像形成装置4がネットワーク6及びインターネット7を介してクラウドサーバ8に接続されている。クラウドサーバ8は、外部装置又は分析装置の一例である。
ウェアラブル端末装置2と携帯端末装置3とは、第1の無線通信により通信可能に構成されている。携帯端末装置3と画像形成装置4とは、第2の無線通信により通信可能に構成されている。画像形成装置4は、ポータル(portal)サーバとして機能する。すなわち、各ウェアラブル端末装置2で測定された生体情報は、携帯端末装置3の通信機能を利用して画像形成装置4に集められ、画像形成装置4に集められた生体情報は、ネットワーク6及びインターネット7を介してクラウドサーバ8に送信される。
ウェアラブル端末装置2は、生体情報を測定する測定装置の一例である。測定装置としては、ユーザに装着されたものに限られず、ユーザに装着されていない据え置き型や移動型の測定装置でもよい。
携帯端末装置3は、例えば、携帯電話機、多機能携帯電話機(スマートフォン)等の通信装置を用いることができる。
画像形成装置4は、例えば、スキャン、プリント、コピー、ファクシミリ等の複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置4は、プリンタでもよい。
ネットワーク6は、例えば、LAN(Local Area Network)等であり、有線でも無線でもよい。
クラウドサーバ8は、ユーザの生体情報を分析し、分析結果に応じたサービスをユーザに提供する。クラウドサーバ8は、ユーザの生体情報を長期間(例えば数年以上)に渡って管理し、例えば、ユーザの生体情報に対する分析を定期的(例えば3ヶ月、6ヶ月又は1年ごと)に行い、その分析結果をウェアラブル端末装置2、携帯端末装置3又はユーザ端末装置5に送信してユーザに通知してもよい。
クラウドサーバ8が行う分析及び分析結果に基づくサービスとしては、以下のものが考えられる。クラウドサーバ8は、複数の測定項目についての測定結果を総合的に分析した結果を出力してもよい。例えば、心拍数、体温、血圧の測定結果を総合的に分析した結果を出力してもよい。心拍数、体温、血圧が基準の範囲を外れた時間帯や問診票を加味して健康診断等の分析を行ってもよい。また、クラウドサーバ8が歩数、消費カロリー等の活動量を生体情報として取得し、心拍数、体温、血圧のバイタル情報を考慮して分析を行ってもよい。
図2は、クラウドサーバ8を除く情報処理システム1の制御系を示すブロック図である。
(ウェアラブル端末装置の構成)
図2は、ウェアラブル端末装置2の制御系の一例を示すブロック図である。ウェアラブル端末装置2は、ウェアラブル端末装置2の各部を制御する制御部20と、各種の情報を記憶する記憶部21と、ユーザの生体情報を測定する生体情報測定部22と、携帯端末装置3と無線通信を行う無線通信部23とを備える。なお、ウェアラブル端末装置2は、画像形成装置4からの通知を受けるために、ブザー音を発生するブザー音発生部や振動を発生する振動発生部を備えていてもよい。
ウェアラブル端末装置2には、腕に装着するリストバンド型、腰に装着するベルト型、左右の腕、肩、胸、背中等に接触するシャツ型、頭部に装着するメガネ型あるいはゴーグル型、耳に装着するイヤホン型等がある。本実施の形態では、リストバンド型を用いるが、他のタイプのものを用いてもよく、複数のタイプのものを併用してよい。疲労度の推定に眼電位を用いる場合には、例えば、眼電位センサを備えたメガネ型のウェアラブル端末装置を用いてもよい。
生体情報測定部22は、例えば、心拍数を測定する心拍計と、体温を測定する体温計と、血圧を測定する血圧計とを備える。生体情報測定部22は、心拍数、体温及び血圧を定期的(例えば、毎日)に予め定められた時刻(例えば、8:00)に測定する。測定された心拍数、体温及び血圧は、測定日時、ユーザを識別するユーザIDとともに、制御部20の制御により、記憶部21に記憶される。なお、生体情報測定部22は、心拍数、体温及び血圧以外に他の生体情報を測定してもよい。心拍数、体温及び血圧は、測定項目の一例である。
制御部20は、毎日予め定められた時刻(例えば、8:30)に生体情報の測定値、測定日時、ユーザIDを記憶部21から読み出し、読み出した生体情報の測定値、測定日時、ユーザIDを測定結果情報24として無線通信部23により携帯端末装置3に送信する。
無線通信部23は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を用いる。
(携帯端末装置の構成)
携帯端末装置3は、携帯端末装置3の各部を制御する制御部30と、各種の情報を記憶する記憶部31と、タッチパネルディスプレイ等により実現される操作表示部32と、ウェアラブル端末装置2と無線通信を行う第1の無線通信部33と、画像形成装置4と無線通信を行う第2の無線通信部34とを備える。なお、携帯端末装置3は、画像形成装置4からの通知を受けるために、ブザー音を発生するブザー音発生部や振動を発生する振動発生部を備えていてもよい。
制御部30は、ウェアラブル端末装置2から送信される測定結果情報24をユーザIDとともに画像形成装置4に転送する。
第1の無線通信部33は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を用いる。第2の無線通信部34は、例えば、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)等の無線LANを用いる。なお、第2の無線通信部34は、3G回線やLTE(Long Term Evolution)回線等の無線通信回線を用いてもよい。
(画像形成装置の構成)
画像形成装置4は、画像形成装置4の各部を制御する制御部40と、各種の情報を記憶する記憶部41と、ユーザからの操作を受け付けるとともに情報を表示する操作表示部42と、原稿から画像データを読み取るスキャナ部43と、印刷データを用紙に印刷するプリンタ部44と、例えばNIC(Network Interface Card)等によって実現され、ネットワーク6を介してユーザ端末装置5と通信するとともに、インターネット7を介してクラウドサーバ8と通信するネットワーク通信部45と、携帯端末装置3と無線通信を行う無線通信部46とを備える。
無線通信部46は、例えば、Wi−Fi等の無線LANを用いる。なお、無線通信部46は、3G回線やLTE(Long Term Evolution)回線等の無線通信回線を用いてもよい。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、インターフェース等から構成されている。CPUは、記憶部41に格納されたプログラム410に従って動作することにより、ジョブ受付手段400、生体情報取得手段401、分析手段402、通知手段403、生体情報転送手段404等として機能する。各手段400〜404の詳細については後述する。生体情報取得手段401は、取得手段の一例である。分析手段402及び通知手段403は、出力手段の一例である。生体情報転送手段404は、転送手段の一例である。制御部40は、受信手段の一例である。
記憶部41は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム410、分析項目テーブル411(図3参照)、ユーザテーブル412(図4参照)等が記憶される。
図3は、画像形成装置4の記憶部41に記憶されている分析項目テーブル411の一例を示す図である。分析項目テーブル411には、分析項目が登録される「分析項目」欄と、分析結果の通知方法が登録される「通知方法」欄とが設けられている。
「分析項目」欄には、図3に示すように、例えば、「心拍数が基準の範囲(50〜100回/分)を外れたか否か。」、「体温が基準の範囲(33〜37℃)を外れたか否か。」、「血圧が基準の範囲(上の血圧が120〜129mmHg、下の血圧が85〜89mmHg)を外れたか否か。」が登録されている。
「通知方法」欄には、図3に示すように、ユーザに対して選択可能な通知方法として、例えば、メール通知、電話による自動緊急メッセージ配信、ブザー出力、振動出力が登録されている。図3に示す場合は、通知方法が各分析項目に対して同一であるが、分析項目ごとに異なっていてもよい。「メール通知」とは、電子メールを携帯端末装置3又はユーザ端末装置5に送信することである。「電話による自動緊急メッセージ配信」とは、定形のメッセージを音声により携帯端末装置3等に通知することである。「ブザー出力」とは、ウェアラブル端末装置2又は携帯端末装置3のブザー音発生部からブザー音を発生させて通知することである。「振動出力」とは、ウェアラブル端末装置2又は携帯端末装置3の振動発生部を振動させて通知することである。
図4は、ユーザテーブル412の一例を示す図である。ユーザテーブル412は、ユーザIDごと及び測定項目ごとに設けられている。また、ユーザテーブル412は、測定項目ごとに通知方法が登録できるようになっている。同図に示す場合は、ユーザID「user001」、測定項目が体温、登録された通知方法が電子メールの場合を示している。ユーザテーブル412には、測定日時が登録される「測定日時」欄と、測定結果が登録される「測定結果」欄と、分析結果が登録される「分析結果」欄とが設けられている。「分析結果」欄には、分析結果として、例えば、基準の範囲に入っていることを示す「○」、基準の範囲からやや外れていることを示す「△」、基準の範囲から大きく外れていることを示す「×」が登録される。なお、分析結果は、評価値でもよい。
ジョブ受付手段400は、ユーザ端末装置5から送信された印刷ジョブを受け付ける。印刷ジョブは、印刷指示情報の一例である。受け付けられた印刷ジョブは、制御部40の制御により実行され、印刷ジョブで指定された印刷データ(文書データ511がPDLで記述されたデータ)がプリンタ部44から印刷出力される。また、ジョブ受付手段400は、操作表示部42の操作に基づくジョブ、例えばスキャンジョブを受け付ける。受け付けられたスキャンジョブは、制御部40の制御により実行され、スキャナ部43により原稿から画像データが読み取られる。読み取られた画像データは、制御部40の制御により、例えばユーザ端末装置5に送信される。
生体情報取得手段401は、当該画像形成装置4を利用するユーザについて測定された生体情報の測定結果情報24をウェアラブル端末装置2から携帯端末装置3を経由して取得する。
分析手段402は、生体情報取得手段401により取得された測定結果情報24に含まれる生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する。分析手段402による分析結果は、一次的な分析結果の一例である。
分析手段402は、例えば、第1の期間(例えば、毎日、1週間又は1ヶ月)に取得された生体情報に基づく分析結果を出力し、クラウドサーバ8は、例えば、第1の期間よりも長い第2の期間(例えば、3〜6ヶ月又は1年)に取得された生体情報に基づく分析結果を出力してもよい。
分析手段402は、複数の測定項目について測定された生体情報に対して複数の測定項目それぞれについて一次的な分析結果を出力し、クラウドサーバ8は、複数の測定項目それぞれについて一次的な分析結果を総合的に分析した二次的な分析結果を出力してもよい。この場合、クラウドサーバ8は、分析手段402による一次的な分析結果を利用してもよいし、自ら一次的な分析結果を出力し、その一次的な分析結果に基づいて二次的な分析結果を出力してもよい。
通知手段403は、分析手段402による分析結果を、予め登録されたユーザや管理者、保健師、健康管理センタの職員等の通知先に、予め登録された通知方法で通知する。なお、通知手段403は、生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かの分析結果を通知してもよく、基準の範囲に外れている場合にのみ分析結果を通知してもよい。
通知手段403は、例えば、ユーザに通知する場合は、ユーザに装着されたウェアラブル端末装置2、又はユーザが携帯する携帯端末装置3を通知先としてもよく、ユーザを管理する管理者に通知する場合は、管理者、保健師、健康管理センタの職員等に装着されたウェアラブル端末装置2、又は管理者、保健師、健康管理センタの職員等が携帯する携帯端末装置3を通知先としてもよい。なお、通知先として、ユーザや他の者が使用するユーザ端末装置5でもよく、画像形成装置4の操作表示部42でもよい。
通知手段403は、生体情報の測定値が基準の範囲から外れている旨(以下「その旨」ともいう。)を登録された通知先に登録された通知方法で通知することが許可されている場合に、その旨を外部に通知してもよい。例えば、通知先が画像形成装置4の操作表示部42の場合、他のユーザに見られる可能性があるため、通知先を操作表示部42とする場合は、当該ユーザの許可を必要とするのが好ましい。
通知手段403は、生体情報の測定値が基準の範囲よりも広い第2の基準の範囲から外れている場合に、外部に出力することが許可されていなくてもその旨を外部に出力してもよい。
生体情報転送手段404は、ウェアラブル端末装置2から携帯端末装置3を経由して送信された測定結果情報24をネットワーク通信部45、ネットワーク6及びインターネット7を介してクラウドサーバ8に転送する。
受信手段は、クラウドサーバ8から二次的な分析結果を受信する。なお、二次的な分析結果は、クラウドサーバ8以外の外部から受信してもよい。
(ユーザ端末装置の構成)
ユーザ端末装置5は、本装置5の各部を制御する制御部50と、各種の情報を記憶する記憶部51と、キーボード、マウス等により実現される入力部52と、液晶ディスプレイ等により実現される表示部53と、NIC(Network Interface Card)等によって実現され、画像形成装置4とネットワーク6を介して通信するネットワーク通信部54とを備える。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、インターフェース等から構成されている。CPUは、記憶部51のプログラム510に従って動作することにより、印刷ジョブ生成手段等として機能する。印刷ジョブ生成手段は、入力部52に操作に基づいてユーザID、文書データ511及び印刷条件を画像形成装置4で解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述した印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ生成手段は、生成した印刷ジョブをネットワーク通信部54及びネットワーク6を介して画像形成装置4に送信して印刷を実行させる。
記憶部51は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プリンタドライバ等のプログラム510、文書データ511等を記憶する。なお、文書データには、写真、図表、イラスト等のデータが含まれていてもよい。
(実施の形態の動作)
次に、本実施の形態に係る情報処理システム1の動作の一例について図5を参照し、図6のフローチャートに従って説明する。図6は、画像形成装置4の動作の一例を示すフローチャートである。
(1)通知先及び通知方法の登録
ユーザ又は管理者は、画像形成装置4の操作表示部42を操作して、ユーザについて測定された生体情報の測定値が基準の範囲から外れている場合の通知先及び通知方法を登録する。
通知先を登録する場合は、ユーザ又は管理者は、ユーザ、管理者、保健師、又は健康管理センタの職員が使用するウェアラブル端末装置2の識別情報、携帯端末装置3の識別情報、又はユーザ端末装置5の識別情報を操作表示部42に入力する。入力された通知先の情報は、制御部40により記憶部41に記憶される。
通知方法を登録する場合は、図3の分析項目テーブル411の「通知方法」欄から選択した通知方法を分析項目ごとに操作表示部42に入力する。入力された通知方法の情報は、制御部40により記憶部41に記憶される。
(2)生体情報の測定、送信
ウェアラブル端末装置2の生体情報測定部22は、毎日予め定められた時刻(例えば、8:00)に心拍数、体温及び血圧を測定する。制御部20は、生体情報測定部22による生体情報の測定が終わると、記憶部21に、心拍数、体温及び血圧の測定結果を測定日時とともにユーザIDに対応付けて記憶する。
ウェアラブル端末装置2の制御部20は、毎日予め定められた時刻(例えば、8:30)に生体情報の測定値、測定日時、ユーザIDを記憶部21から読み出し、読み出した生体情報の測定値、測定日時、ユーザIDを測定結果情報24として無線通信部23により携帯端末装置3に送信する。
携帯端末装置3は、ウェアラブル端末装置2から送信された測定結果情報24を第1の無線通信部33により受信し、受信した測定結果情報24を第2の無線通信部34により画像形成装置4に送信する。
画像形成装置4は、携帯端末装置3から送信された測定結果情報24を無線通信部46により受信する。画像形成装置4の生体情報取得手段401は、ウェアラブル端末装置2から携帯端末装置3を経由して送信された測定結果情報24を取得し、生体情報の測定結果をユーザID及び測定項目ごとにユーザテーブル412に記憶する。
(3)一次的な分析
分析手段402は、ユーザテーブル412に本日測定された生体情報が存在するか否かを判断し(S1)、存在する場合は(S1:Yes)、生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する(S2)。
(4)通知
通知手段403は、分析手段402による分析結果により生体情報の測定値が基準の範囲から外れている場合は(S2:No)、その旨を記憶部41に記憶された通知先に記憶部41に記憶された通知方法で通知する(S3)。
図5は、通知方法としての電子メールの一例を示す図である。同図に示す電子メール10は、ヘッダ情報が記載されるヘッダ部11と、メール本文が記載されるメールコンテンツ部12と、通知理由が記載される通知理由部13と、対処方法の一例としての指導内容が記載される指導内容部14とを含む。ヘッダ部11は、送信元(From)のメールアドレス11a、送信先(To、Cc)のメールアドレス11b、件名11cを含む。図5に示す場合、メールコンテンツ部12には、「FX Helth System で山田花子さんの体調不良を検出しました。」のように記載され、通知理由部13には、「心拍数が基準の範囲(1分間に60〜100回)を外れました。」のように測定値が基準の範囲から外れた旨が記載され、指導内容部14には、「自覚症状を確認の上、安静を確保して下さい。状況に応じ、適切な診断が可能な医療機関で受診して下さい。」のように対処方法が記載されている。このような電子メール10を受け取ったユーザは、測定された生体情報が基準の範囲から外れたことと、どのように対処したらよいかを直ちに知ることができる。
分析手段402は、分析結果をユーザテーブル412に登録する(S4)。
生体情報転送手段404は、分析手段402が分析した生体情報に係る測定結果情報24をクラウドサーバ8に転送する(S5)。
クラウドサーバ8は、転送された測定結果情報24に基づいて分析した二次的な分析結果を、登録されたユーザ、管理者等のウェアラブル端末装置2、携帯端末装置3、ユーザ端末装置5等の端末装置に通知する。
例えば、画像形成装置4を備えた職場において、脈拍が40回/分以下になったなどのように緊急に対処しなければならない場合に、クラウドサーバ8の分析結果を待たずに、画像形成装置4側で迅速に対処することが可能になる。
(変形例1)
画像形成装置4が分析手段402が分析する際に使用する基準の範囲を変更する変更手段を、さらに備えてもよい。変更手段は、操作者の操作表示部42に対する操作に基づいて基準の範囲を変更してもよい。また、変更手段は、クラウドサーバ8からの二次的な分析結果に基づく指示により基準の範囲を変更してもよい。この構成によれば、ユーザごとに異なる基準の範囲を設定することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変形、実施が可能である。
制御部20、30、40、50の各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。また、上記実施の形態で用いたプログラムをクラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することができる。
1…情報処理システム、2…ウェアラブル端末装置、3…携帯端末装置、
4…画像形成装置、5…ユーザ端末装置、6…ネットワーク、7…インターネット、
8…クラウドサーバ、10…電子メール、11…ヘッダ部、
11a…メールアドレス、11b…メールアドレス、11c…件名、
12…メールコンテンツ部、13…通知理由部、14…指導内容部、20…制御部、
21…記憶部、22…生体情報測定部、23…無線通信部、24…測定結果情報、
30…制御部、31…記憶部、32…操作表示部、33…第1の無線通信部、
34…第2の無線通信部、35…ネットワーク通信部、40…制御部、
41…記憶部、42…操作表示部、43…スキャナ部、44…プリンタ部、
45…ネットワーク通信部、46…無線通信部、50…制御部、51…記憶部、
52…入力部、53…表示部、54…ネットワーク通信部、
400…ジョブ受付手段、401…生体情報取得手段、402…分析手段、
403…通知手段、404…生体情報転送手段、410…プログラム、
411…分析項目テーブル、412…ユーザテーブル、510…プログラム、
511…文書データ

Claims (10)

  1. 像形成装置を利用する利用者について測定された生体情報を測定装置から取得する取得手段と、
    第1の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報について、前記生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する一次的な分析結果を出力する出力手段と、
    前記第1の期間よりも長い第2の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報を外部装置に転送する転送手段と、
    前記第2の期間に取得された前記生体情報に基づく二次的な分析結果を前記外部装置から受信する受信手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記出力手段は、取得された前記生体情報が前記基準の範囲から外れた場合にその旨を外部に通知する通知手段を備えた、
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記測定装置は、前記利用者に装着され又は携帯された端末装置であり、
    前記通知手段は、前記その旨を前記外部としての前記端末装置に通知する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記通知手段は、前記その旨を前記外部に通知することが許可されている場合に前記その旨を前記外部に通知する、
    請求項又はに記載の画像形成装置。
  5. 前記通知手段は、前記その旨とともに対処方法を前記外部に通知する、
    請求項又はに記載の画像形成装置。
  6. 前記基準の範囲を変更する変更手段を、さらに備えた、
    請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記変更手段は、操作者に指示に基づいて前記基準の範囲を変更する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記変更手段は、前記外部装置からの指示に基づいて前記基準の範囲を変更する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記通知手段は、前記生体情報が前記基準の範囲よりも広い第2の基準の範囲から外れている場合に、前記外部に通知することが許可されていなくても前記その旨を前記外部に通知する、
    請求項からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置のコンピュータを、
    当該画像形成装置を利用する利用者について測定された生体情報を測定装置から取得する取得手段と、
    第1の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報について、前記生体情報の測定値が基準の範囲から外れているか否かを分析する一次的な分析結果を出力する出力手段と、
    前記第1の期間よりも長い第2の期間に前記取得手段により取得された前記生体情報を外部装置に転送する転送手段と、
    前記第2の期間に取得された前記生体情報に基づく二次的な分析結果を前記外部装置から受信する受信手段として、
    機能させるためのプログラム。
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