JP6986696B2 - コンポジット積層板 - Google Patents

コンポジット積層板 Download PDF

Info

Publication number
JP6986696B2
JP6986696B2 JP2017099368A JP2017099368A JP6986696B2 JP 6986696 B2 JP6986696 B2 JP 6986696B2 JP 2017099368 A JP2017099368 A JP 2017099368A JP 2017099368 A JP2017099368 A JP 2017099368A JP 6986696 B2 JP6986696 B2 JP 6986696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
composite laminated
laminated board
woven fabric
inorganic particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017099368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018192725A (ja
Inventor
広海 清水
信之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017099368A priority Critical patent/JP6986696B2/ja
Publication of JP2018192725A publication Critical patent/JP2018192725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6986696B2 publication Critical patent/JP6986696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、コンポジット積層板に関する。
コンポジット積層板は、一般に不織布を含む芯材層と、織布を含む表材層とを備え、これらが、二つの表材層の間に芯材が介在するように積層している。コンポジット積層板は、電子回路基板材料を作製するために利用されており、電子回路基板材料を備える電子機器の高性能化に応じて様々な特性が要求される。
例えば、特許文献1では、コンポジット積層板の耐熱性、靱性等の特性を向上させるために、芯材層にエポキシ樹脂とラジカル重合性化合物とを含有する熱硬化性樹脂組成物の硬化物を配合することが提案されている。このようなコンポジット積層板では、芯材層中の樹脂組成物にエポキシ樹脂を含有させることにより靱性を確保している。また、ドリル加工時のクラックの発生等を抑制している。
特開2015−101060号公報
コンポジット積層板に、導電用のスルーホール等の孔を形成するには、ドリル加工を施すことで孔を形成する。しかしながら、上記のようなコンポジット積層板にドリル加工を施すと、孔の内壁面が傷つきやすくなり、内壁面の平滑性を維持することが困難となる。それにより、孔の内壁面にホールめっきを施したり、孔に導電性ペーストを充填したりすることによって導体を形成すると、導体に導通不良が生じ易い。
本発明の目的は、高い靱性を有しながら、ドリル加工によって孔が形成される場合の孔の内壁面の傷つきを抑制できるコンポジット積層板を提供することである。
第1の態様に係るコンポジット積層板は、織布と前記織布に含浸した第一の樹脂組成物の硬化物とを各々含む二つの表材層と、不織布と前記不織布に含浸した第二の樹脂組成物の硬化物を含む芯材層と、を備え、前記二つの表材層と前記芯材層とが、前記二つの表材層の間に前記芯材層が介在する状態で積層しているコンポジット積層板であって、前記第二の樹脂組成物の硬化物は、モース硬度が4.5〜8の範囲内である無機粒子を含有する。前記第二の樹脂組成物の硬化物に対する前記無機粒子の含有量は、13〜23重量%の範囲内である。
第2の態様に係るコンポジット積層板では、第1の態様において、前記無機粒子の平均粒子径は、5〜25μmの範囲内である。
第3の態様に係るコンポジット積層板では、第1又は第2の態様において、前記第二の樹脂組成物の硬化物に対する前記無機粒子中における粒径が45μm以上の粒子の含有量は、0.1重量%以下である。
本発明によれば、高い靱性を有しながら、ドリル加工によって孔が形成される場合の孔の内壁面の傷つきを抑制できるコンポジット積層板を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るコンポジット積層板を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るコンポジット積層板の製造工程を示す概略図である。
本発明者らは、鋭意研究の結果、コンポジット積層板にドリル加工を施して孔を形成する場合、ドリル加工によって生じる切粉に含まれる無機粒子が、孔の内壁面と擦れ合うことに起因して、内壁面に傷をつけやすくなることを突き止め、この無機粒子に起因する傷つきを抑制すべく、本発明に想到するに至った。
本発明の一実施形態に係るコンポジット積層板1は、織布9とこれに含浸した第一の樹脂組成物の硬化物とを含む各々二つの表材層2と、不織布6とこれに含浸した第二の樹脂組成物の硬化物を含む芯材層3と、を備え、これらが、二つの表材層2の間に芯材層3が介在する状態で積層しているコンポジット積層板1であって、第二の樹脂組成物の硬化物が、モース硬度が4.5〜8の範囲内である無機粒子を含有する。第二の樹脂組成物の硬化物に対する無機粒子の含有量は13〜23重量%の範囲内である。無機粒子の含有量が13質量%以上であることで、コンポジット積層板1の高い靱性を維持できる。また、無機粒子の含有量が23重量%以下であることで、ドリル加工時に発生する切粉と孔の内壁面とが擦れ合っても内壁面に傷がつきにくい。このため、コンポジット積層板1は、高い靱性を有しながら、ドリル加工により孔を形成する場合の孔の内壁面の傷つきを抑制できる。このため、孔の内壁面にホールめっきを施したり、孔に導電性ペーストを充填したりすることによって導体を形成しても、導体に導通不良を生じにくくすることができる。
以下、本実施形態に係るコンポジット積層板1について更に詳しく説明する。
まず、芯材層3について具体的に説明する。本実施形態では、芯材層3は、不織布6と、これに含浸した第二の樹脂組成物の硬化物とを含む。第二の樹脂組成物の硬化物は、上述の通り無機粒子を含有する。
無機粒子は、上記の通り、モース硬度が4.5〜8の範囲内である。モース硬度が4.5以上であると、第二の樹脂組成物の硬化物は、より高い靱性を確保することができる。また、モース硬度が8以下であると、ドリル加工によって孔が形成される場合の孔の内壁面の傷つきを、より抑制することができる。モース硬度とは、物質の硬さを示す指標であり、1〜10段階で物質の硬さが規定されるものである。無機粒子としては、例えばシリカ(SiO2)、ホウケイ酸ガラスなどのケイ酸塩ガラス、ウォラストナイト、酸化チタン、及びチタン酸バリウム等が挙げられる。無機粒子は、これらの群からなる少なくとも一種の成分を含有することができる。
第二の樹脂組成物の硬化物が無機粒子を含有すると、第二の樹脂組成物の粘度上昇が抑制され、流動性を確保することで芯材層が容易に作製することができ、その芯材層を備えるコンポジット積層板に剛性を付与することができる。
第二の樹脂組成物の硬化物に対する無機粒子の含有量は、13〜23重量%の範囲内である。このため、芯材層3は、高い靱性を有しながら、ドリル加工により孔を形成する場合の孔の内壁面の傷つきを抑制できる。これにより、コンポジット積層板1は全体として、高い靱性を有しながら、孔の内壁面の傷つきを抑制できる。無機粒子の含有量は、13〜20重量%の範囲内であればより好ましく、15〜20重量%の範囲内であれば更に好ましい。
芯材層3に対する第二の樹脂組成物の硬化物の含有量は、例えば94〜98重量%の範囲内であることが好ましい。
不織布6は、例えばガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維(ナイロン)等の合成樹脂繊維;及び紙からなる群から選択される一種以上の材料から作製される。
不織布6の繊維同士を接着するバインダは、例えば熱的強度に優れるエポキシシランなどのエポキシ化合物を含有することが好ましい。不織布6中の繊維100質量部に対するバインダの量は、例えば5〜22質量部の範囲内とすることができる。不織布6の厚みは、0.20〜1.00mmの範囲内であることが好ましく、0.30〜0.90mmの範囲内であれば更に好ましい。
芯材層3は、不織布6を一枚だけ含んでもよく、不織布6を複数枚含んでもよい。芯材層3が不織布6を複数枚含む場合は、芯材層3内で複数枚の不織布6が積層している。
芯材層3の厚みは、例えば0.25mm〜1.2mmの範囲内である。
第二の樹脂組成物は、例えば熱硬化性のエポキシ樹脂及びラジカル重合性化合物からなる群から選択される一種以上の成分を含有することができる。第二の樹脂組成物がエポキシ樹脂を含有する場合は、芯材層3は、特に高いガラス転移温度と高い靱性を有することができる。このため、コンポジット積層板1は、特に高い靱性を維持することができるとともに耐熱性を有することができる。
エポキシ樹脂は、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、フルオレン型エポキシ樹脂、起算点型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、及びアントラセン型エポキシ樹脂からなる群から選択される一種以上の樹脂を含有することができる。特にエポキシ樹脂が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を含有することが好ましい。
第二の樹脂組成物がエポキシ樹脂を含有する場合、第二の樹脂組成物は、エポキシ樹脂の硬化剤を含有することが好ましい。硬化剤は、例えばアミン系硬化剤、フェノール系硬化剤、酸無水物系硬化剤、及びイミダゾール系硬化剤からなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。特に硬化剤が、イミダゾール系硬化剤を含有することが好ましい。硬化剤がイミダゾール系硬化剤を含有すると、第二の樹脂組成物が加熱される場合の硬化速度が速くなると共に、常温では第二の樹脂組成物の安定性が高くなる。イミダゾール系硬化剤は、例えば2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウム・トリメリテート及びエポキシ−イミダゾールアダクトからなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。特に、第二の樹脂組成物が、イミダゾール系硬化剤を含有し、イミダゾール系硬化剤のエポキシ樹脂に対する割合が、0.1〜1.0質量%の範囲内であることが好ましい。この割合が0.1質量%以上であることで、第二の樹脂組成物の熱硬化が特に効率良く進行する。また、この割合が1.0質量%以下であることで、第二の樹脂組成物の常温下でのゲル化が特に抑制され、これにより第二の樹脂組成物の保存安定性が良好となる。このイミダゾール系硬化剤の割合は0.2〜0.8質量%の範囲内であればより好ましく、0.2〜0.6質量%の範囲内であれば更に好ましい。
ラジカル重合性化合物は、例えば不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシビニルエステル樹脂、及びラジカル重合性不飽和単量体からなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。特にラジカル重合性化合物は、エポキシビニルエステル樹脂及びラジカル重合性不飽和単量体を含有することが好ましい。エポキシビニルエステル樹脂は、エポキシ樹脂とエチレン性不飽和一塩基酸とを反応させることで合成される。
エポキシビニルエステル樹脂の原料であるエポキシ樹脂は、特に限定されないが、例えばビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエステル類、グリシジルアミン類、複素環式エポキシ樹脂、及び臭素化エポキシ樹脂からなる群から選択される一種以上の樹脂を含有することができる。ビスフェノール型エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂等が挙げられる。ノボラック型エポキシ樹脂としては、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。脂環式エポキシ樹脂としては、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレ−ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、1−エポキシエチル−3,4−エポキシシクロヘキサン等が挙げられる。グリシジルエステル類としては、フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ダイマー酸グリシジルエステル等が挙げられる。グリシジルアミン類としては、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、トリグリシジルP−アミノフェノール、N,N−ジグリシジルアニリン等が挙げられる。複素環式エポキシ樹脂としては、1,3−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイン、トリグリシジルイソシアヌレート等が挙げられる。臭素化エポキシ樹脂としては、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールF型エポキシ樹脂、ブロム化クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ブロム化フェノールノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。コンポジット積層板1の難燃性向上のためには、エポキシビニルエステル樹脂の原料であるエポキシ樹脂が、臭素化エポキシ樹脂を含有することが好ましい。
エポキシビニルエステル樹脂の原料であるエポキシ樹脂が、カルボキシル基含有ゴム状重合体で変性されてもよい。すなわち、エポキシ樹脂におけるエポキシ基の一部がカルボキシル基含有ゴム状重合体と反応することで、変性されてもよい。エポキシ樹脂がカルボキシル基含有ゴム状重合体で変性されると、コンポジット積層板1の耐衝撃性、パンチング加工性、層間密着性等が向上する。
カルボキシル基含有ゴム状重合体は、例えばカルボキシル基含有単量体、共役ジエン系単量体、及びこれら以外の任意の単量体を共重合させて得られる。また、カルボキシル基含有ゴム状重合体は、共役ジエン系単量体とそれ以外の任意の単量体とを共重合させ、その生成物にカルボキシル基を導入することで得られてもよい。カルボキシル基は、生成物の分子の末端、側鎖のいずれの位置に導入してもよい。生成物に導入されるカルボキシル基の数は、生成物の1分子あたり1〜5個であることが好ましく、1.5〜3個であればより好ましい。共役ジエン系単量体は、例えばブタジエン、イソプレン及びクロロプレンからなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。任意の単量体は、例えばアクリロニトリル、スチレン、メチルスチレン、及びハロゲン化スチレンからなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。
カルボキシル基含有ゴム状重合体の合成に供される全単量体中のアクリロニトリルの割合は、10〜40質量%の範囲内であることが好ましく、15〜30質量%の範囲内であれば更に好ましい。
エポキシビニルエステル樹脂の原料であるエチレン性不飽和一塩基酸は、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、アクリル酸ダイマー、モノメチルマレート、モノブチルマレート、及びソルビン酸からなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。特に、エチレン性不飽和一塩基酸が、(メタ)アクリル酸を含有することが好ましい。
エポキシビニルエステル樹脂を合成するにあたっては、エポキシ樹脂、カルボキシル基含有ゴム状重合体及びエチレン性不飽和一塩基酸を同時に反応させてもよい。また、エポキシビニルエステル樹脂を合成するにあたっては、エポキシ樹脂とカルボキシル基含有ゴム状重合体とを反応させた後、エチレン性不飽和一塩基酸を反応させてもよい。
エポキシ樹脂、カルボキシル基含有ゴム状重合体及びエチレン性不飽和一塩基酸の比率は、特に制限されないが、エポキシ樹脂のエポキシ基1当量当たり、カルボキシル基含有ゴム状重合体とエチレン性不飽和一塩基酸の総カルボキシル基が0.8〜1.1当量の範囲内であることが好ましく、0.9〜1.0当量の範囲内であれば更に好ましい。
エポキシ樹脂、カルボキシル基含有ゴム状重合体及びエチレン性不飽和一塩基酸の比率は、特に制限されないが、エポキシ樹脂のエポキシ基1当量当たり、カルボキシル基含有ゴム状重合体とエチレン性不飽和一塩基酸の総カルボキシル基が0.8〜1.1当量の範囲内であることが好ましく、0.9〜1.0当量の範囲内であれば更に好ましい。
ラジカル重合性不飽和単量体は、1分子中に少なくとも1個のラジカル重合性不飽和基を有する。ラジカル重合性不飽和単量体は、例えば、ジアリルフタレート、スチレン、メチルスチレン、ハロゲン化スチレン、(メタ)アクリル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、及びペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートからなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。特にラジカル重合性不飽和単量体が、スチレンを含有することが好ましい。
第二の樹脂組成物中のラジカル重合性化合物100質量部に対する、ラジカル重合性不飽和単量体の量は、25〜45質量部の範囲内であることが好ましい。ラジカル重合性不飽和単量体の量が25質量部以上であれば、第二の樹脂組成物の不織布6への含浸性が高くなる。また、この量が45質量部以下であれば、コンポジット積層板1の寸法安定性及び耐熱性が高くなる。ラジカル重合性不飽和単量体の量が、25〜40質量部の範囲内であれば、更に好ましい。
第二の樹脂組成物がラジカル重合性化合物を含有する場合、第二の樹脂組成物は、ラジカル重合開始剤を含有することが好ましい。ラジカル重合開始剤は、適宜の有機過酸化物を含有することができる。この有機過酸化物は、例えばメチルエチルケトンパーキシド、メチルイソブチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド等のケトンパーオキシド類;ベンゾイルパーオキシド、イソブチルパーオキシド等のジアシルパーオキシド類;クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイドロオキシド等のハイドロパーオキシド類;1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ‐3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、2,2−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ブタンなどのパーオキシケタール類;t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等のアルキルパーエステル類;及びビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシイソブチルカーボネート等のパーカーボネート類からなる群から選択される一種以上の化合物を含有することができる。
第二の樹脂組成物中のラジカル重合性化合物100質量部に対する、ラジカル重合開始剤の量は、0.5〜5.0質量部の範囲内であることが好ましく、0.9〜2.0質量部の割合の範囲内であれば更に好ましい。
第二の樹脂組成物がエポキシ樹脂とラジカル重合性化合物とを含有する場合、エポキシ樹脂とラジカル重合性化合物との質量比は、特に制限されず、適宜設定することができる。
第二の樹脂組成物は、無機粒子を含有する。これにより、第二の樹脂組成物の硬化物も無機粒子を含有する。無機粒子の例は、上記の通りである。
第二の樹脂組成物は、上記無機粒子以外の無機充填材を更に含有してもよい。無機粒子以外の無機充填材は、例えばタルク、カーボンブラック、マイカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、クレー、及びカオリナイトからなる群から選択される一種以上の材料を含有することができる。
無機粒子の平均粒子径は、5〜25μmの範囲内であることが好ましい。この場合、第二の樹脂組成物の高い流動性を維持することができるとともに、その芯材層を備えるコンポジット積層板はより高い剛性を有することができ、ドリル加工時に孔の内壁面の傷つきを更に抑制することができる。無機粒子の平均粒子径は、5〜20μmの範囲内であればより好ましく、5〜15μmの範囲内であれば更に好ましい。
なお、無機粒子の平均粒子径は、レーザ回折・散乱法で測定される粒度分布から算出される、体積基準の算術平均径である。
第二の樹脂組成物の硬化物に対する、無機粒子中の粒径45μm以上の粒子の含有量は、0.1重量%以下であることが好ましい。この場合、ドリル加工時の孔の内壁面の傷つきを更に抑制することができる。
第二の樹脂組成物は、必要に応じて硬化触媒、溶剤、減粘剤、カップリング剤等の添加剤を更に含有してもよい。
第二の樹脂組成物は、溶剤を含有しないことが好ましい。すなわち、第二の樹脂組成物が、いわゆる無溶剤型の組成物であることが好ましい。この場合、第二の樹脂組成物を不織布6に含浸してから硬化する過程で、第二の樹脂組成物から溶剤を除去する必要がなくなる。
第二の樹脂組成物が無溶剤型の組成物であるためには、常温で液状のラジカル重合性不飽和単量体を含有することが好ましい。この場合、液状のラジカル重合性不飽和単量体中に、第二の樹脂組成物のラジカル重合性不飽和単量体以外の成分を溶解又は分散させることで、液状又はスラリー状の第二の樹脂組成物が容易に得られる。
第二の樹脂組成物は、適宜の方法で調整される。例えば、第二の樹脂組成物の成分を、ディスパー、ボールミル、ロール等を用いて混合することで、第二の樹脂組成物を調製することができる。
次に、表材層2について、説明する。本実施形態では、表材層2は、織布9と、これに含浸させた第一の樹脂組成物の硬化物とを含む。二つの表材層2の各々の厚みは、例えば0.12〜0.30mmの範囲内である。
織布9は、例えばガラスクロス及び合成樹脂クロスから選択される。合成樹脂クロスは、例えばアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維(ナイロン)等の合成樹脂繊維から作製される。織布9の厚みは、例えば50〜500μmの範囲内である。
表材層2に対する第一の樹脂組成物の硬化物の含有量は、例えば30〜55重量%の範囲内であることが好ましい。
第一の樹脂組成物は、エポキシ樹脂及びラジカル重合性化合物からなる群から選択される一種以上の成分を含有することができる。エポキシ樹脂及びラジカル重合性化合物の詳細は、上記の第二の樹脂組成物の場合と同様である。第一の樹脂組成物は、第二の樹脂組成物と同一の成分を含有してもよく、あるいは第二の樹脂組成物とは異なる成分を含有してもよい。
本発明の効果を阻害しない範囲において、第一の樹脂組成物は、無機充填材を含有してもよい。無機充填材は、例えばタルク、シリカ、カーボンブラック、マイカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、クレー、酸化チタン、チタン酸バリウム、及びウォラストナイトからなる群から選択される一種以上の材料を含む。
第一の樹脂組成物は、必要に応じて硬化触媒、溶剤、減粘剤、カップリング剤等の添加剤を更に含有してもよい。
第一の樹脂組成物は、溶剤を含有しないことが好ましい。すなわち、第一の樹脂組成物が、いわゆる無溶剤型の組成物であることが好ましい。この場合、第一の樹脂組成物を不織布9に含浸してから硬化する過程で、第一の樹脂組成物から溶剤を除去する必要がなくなる。
第一の樹脂組成物が無溶剤型の組成物であるためには常温で液状のラジカル重合性不飽和単量体を含有することが好ましい。この場合、液状のラジカル重合性不飽和単量体中に、第一の樹脂組成物のラジカル重合性不飽和単量体以外の成分を溶解又は分散させることで、液状又はスラリー状の第一の樹脂組成物が容易に得られる。
第一の樹脂組成物は、適宜の方法で調整される。例えば、第一の樹脂組成物を、ディスパー、ボールミル、ロール等を用いて混合することで、第一の樹脂組成物を調製することができる。
コンポジット積層板1は、更に一又は二の導体層を備えていてもよい。導体層4は、例えば銅箔、ニッケル箔等の金属箔から形成される。導体層4は、表材層2の、芯材層3とは反対側の面上に重なって配置されている。コンポジット積層板1が一つの導体層4、二つの表材層2及び一つの芯材層3を備える場合は、コンポジット積層板1は導体層4、表材層2、芯材層3、及び表材層2がこの順に積層した構造を有する。コンポジット積層板1が二つの導体層4、二つの表材層2及び一つの芯材層3を備える場合は、コンポジット積層板1は導体層4、表材層2、芯材層3、表材層2、及び導体層4が、この順に積層した構造を有する。導体層4の厚みは、例えば0.012〜0.07mmの範囲内である。
本実施形態に係るコンポジット積層板1は、第一の樹脂組成物を各々含浸させた二つの織布9の間に、第二の樹脂組成物を含浸させた不織布6が介在するようにして織布9及び不織布6を積層し、第二の樹脂組成物及び第一の樹脂組成物を熱硬化させることで、製造される。
コンポジット積層板1の製造方法の具体的な一形態を、図2を参照して説明する。なお、本方法では、二つの導体層4、二つの表材層2及び一つの芯材層3を備えるコンポジット積層板1が製造される。
本方法では、長尺な不織布6、長尺な織布9及び長尺な金属箔12を連続的に搬送しながら、不織布6に第二の樹脂組成物を含浸させると共に、織布9に第一の樹脂組成物を含浸させ、更に不織布6、織布9及び金属箔12を積層してから加熱することで、第二の樹脂組成物及び第一の樹脂組成物を熱硬化する。これにより、コンポジット積層板1が製造される。得られたコンポジット積層板1を、必要に応じて所定寸法にカットする。
製造方法について、より具体的に説明する。
長尺な不織布6のロール5を用意し、このロール5から不織布6を引き出して搬送する。不織布6の搬送経路上に供給装置7を配置し、この供給装置7で不織布6に第二の樹脂組成物を供給する。これにより、不織布6に第二の樹脂組成物が含浸する。図2における供給装置7は、ロールコータであるが、供給装置7は、不織布6に第二の樹脂組成物を供給することで不織布6に第二の樹脂組成物を含浸させるように構成されているものであれば、これに限定されない。
なお、本方法では、一つの不織布6を含む芯材層3を形成するために、不織布6のロール5を一つだけ用いるが、複数の不織布6を含む芯材層3を形成する場合には、それに応じて不織布6のロールを複数用いる。
また、長尺な織布9のロール8を二つ用意し、各ロール8から織布9を引き出して搬送する。各織布9の搬送経路上に供給装置10を配置し、この供給装置10で織布9に第二の樹脂組成物を塗布する。図2における供給装置10は、ロールコータであるが、供給装置10は、織布9に第一の樹脂組成物を供給することで織布9に第一の樹脂組成物を含浸させるように構成されているものであれば、これに限定されない。
また、長尺な金属箔12のロール11を二つ用意し、各ロール11から金属箔12を搬送する。
上記の第一の樹脂組成物が含浸した不織布6、第二の樹脂組成物が含浸した二つの織布9及び二つの金属箔12を、搬送しながら、金属箔12、織布9、不織布6、織布9、金属箔12の順に積層することで、積層物16を作製し、この積層物16を二つのロール13,13間に導入する。これにより、積層物16の厚み調整及び積層物16内の樹脂量の調整をおこなう。
この積層物16を、加熱炉14内に連続的に搬送することで加熱する。これにより、第二の樹脂組成物と第一の樹脂組成物とを熱硬化させる。加熱温度及び加熱時間は、第二の樹脂組成物及び第一の樹脂組成物の組成等に応じて適宜設定されるが、例えば加熱温度(最高到達温度)は、140〜190℃の範囲内、加熱時間は40〜80分の範囲内である。
加熱炉14から引き出されたコンポジット積層板1を、カッター15で所定の寸法にカットする。これにより、所定寸法のコンポジット積層板1が得られる。この積層板を更に加熱することで後硬化(アフターキュア)させてもよい。
なお、コンポジット積層板1の製造方法は、上記連続工法に限られない。例えば第一の樹脂組成物を各々含浸させた二つの織布9の間に、第二の樹脂組成物を含浸させた不織布6が介在するようにして積層物を作製し、この積層物を加熱プレスすることで、コンポジット積層板1を製造してもよい。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
[コンポジット積層板の作製]
後掲の表1に示す成分を配合して無溶剤型の第二の樹脂組成物を調製した。この第二の樹脂組成物を不織布(厚み0.6mmのガラス不織布、バイリーン株式会社製、バインダはエポキシシランを含有し、バインダの割合は、ガラス繊維100質量部に対して5〜25質量部)に含浸させた。
また、後掲の表に示す成分を配合して無溶剤型の第一の樹脂組成物を調製した。この第一の樹脂組成物を、織布(厚み0.18mm、のガラスクロス、日東紡株式会社製 品番 7628)に含浸させた。
続いて、第一の樹脂組成物を各々含浸させた1枚の織布、第二の樹脂組成物を含浸させた1枚の不織布、及び第一の樹脂組成物を各々含浸させた1枚の織布を、この順番に積層し、更に両側の最外層に銅箔を配置することで積層物を得た。
この積層物を、最高加熱温度180℃、加熱時間40分間加熱することで樹脂組成物を硬化させ、これによりコンポジット積層板を得た。
なお、表1に掲げる樹脂組成物の組成における各成分の詳細は以下の通りである。
(第二の樹脂組成物)
・ビスフェノールA型エポキシ樹脂:DIC株式会社製 品番 850S
・ビニルエステル樹脂:DIC株式会社製 品番UE−5101−L
・無機粒子:旭硝子株式会社製 品名 HHR0704(主成分 SiO2・B23・BaO)
(第一の樹脂組成物)
・ビニルエステル樹脂:DIC株式会社製 品番UE−5101−L
[コンポジット積層板の評価]
(1)ワニス粘度
第二の樹脂組成物の粘度を、B型粘度計(東機産業株式会社製、VISCOMETER TVB−10)を用いて、粘度を測定した。その結果を以下の表1に示す。
(2)ドリル加工時の内壁面の評価
コンポジット積層板を4枚重ね、これらのコンポジット積層板に、直径0.4mmのドリル刃でドリル加工を施した。これにより、形成された孔の内壁面をMitutoyo Corporation製のMeasuring Microscopeで観察し、以下のように評価した。その結果を以下の表1に示す。
◎:内壁面の粉残りが無く、かつ内壁面が平滑であった
○:内壁面の粉残りが無かった
△:内壁面の一部に小さな粉残りが、見られた
×:内壁面に多くの粉残りが見られた
(3)基板の熱時剛性
上記作製したコンポジット積層板の両面の最外層の銅箔を取り除いたアンクラッド板を準備し、このアンクラッド板を短冊状に切断することで、寸法50mm×5mm×1.6mmの試験片を用意した。この試験片を、SII Nano Technology Inc.製の測定機「EXSTAR6000」を用いて、周波数10Hzの条件で昇温させながら動的粘弾性測定を行い、130℃における貯蔵弾性率(E’)を得た。その結果を以下の表1に示す。
(4)スルーホール平均抵抗値変化
(2)と同様にして、コンポジット積層板に直径0.4mmのドリル刃でドリル加工を施し、スルーホールの孔を形成した。
続いて、このコンポジット積層板の孔に銅ペースト(ハリマ化成株式会社製 CP−700)を充填することにより、14個のスルーホールを形成させたコンポジット積層板の試験片を作製した。この試験片のスルーホール間の抵抗値を三和電機計器製のテスターにより測定し、これらの測定値から平均抵抗値変化を算出した。平均抵抗値変化とは、スルーホール間の抵抗値の合計から平均値を算出した、スルーホール1個当たりの抵抗値である。その結果を以下の表1に示す。
(5)スルーホール断線率
(2)と同様にして、コンポジット積層板に直径0.4mmのドリル刃でドリル加工を施し、スルーホールの孔を形成した。
続いて、このコンポジット積層板の孔に銅ペーストを充填することにより、スルーホールを形成させたコンポジット積層板の試験片を作製した。そして、試験片に形成されたスルーホールの両端部のそれぞれの抵抗値を、三和電機計器製のテスターを用いて測定した。その抵抗値により、スルーホールの断線の有無を確認し、896個のスルーホールのうち、断線が確認された個数の割合をスルーホール断線率として算出した。その結果を以下の表1に示す。
Figure 0006986696
1 コンポジット積層板
2 表材層
3 芯材層
6 不織布
9 織布

Claims (4)

  1. 織布と前記織布に含浸した第一の樹脂組成物の硬化物とを各々含む二つの表材層と、不織布と前記不織布に含浸した第二の樹脂組成物の硬化物を含む芯材層と、を備え、前記二つの表材層と前記芯材層とが、前記二つの表材層の間に前記芯材層が介在する状態で積層しているコンポジット積層板であって、
    前記第二の樹脂組成物の硬化物は、モース硬度が4.5〜8の範囲内である無機粒子と、前記無機粒子以外の無機充填材と、を含有し、
    前記第二の樹脂組成物の硬化物に対する前記無機粒子の含有量は、20〜23重量%の範囲内であり、
    前記第一の樹脂組成物の硬化物は、前記無機粒子以外の無機充填材を含有する、
    コンポジット積層板。
  2. 前記無機粒子の平均粒子径は、5〜25μmの範囲内である、
    請求項1に記載のコンポジット積層板。
  3. 前記第二の樹脂組成物の硬化物に対する、前記無機粒子中における粒径45μm以上の粒子の含有量は、0.1重量%以下である、
    請求項1又は2に記載のコンポジット積層板。
  4. 前記不織布は、前記不織布の繊維同士を接着するバインダを含有し、
    前記バインダは、エポキシシランを含有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のコンポジット積層板。
JP2017099368A 2017-05-18 2017-05-18 コンポジット積層板 Active JP6986696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099368A JP6986696B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 コンポジット積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099368A JP6986696B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 コンポジット積層板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018192725A JP2018192725A (ja) 2018-12-06
JP6986696B2 true JP6986696B2 (ja) 2021-12-22

Family

ID=64568833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017099368A Active JP6986696B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 コンポジット積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6986696B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04243184A (ja) * 1991-01-16 1992-08-31 Sumitomo Bakelite Co Ltd 印刷回路用積層板
US6124220A (en) * 1995-03-28 2000-09-26 Sumitomo Bakelite Company Limited Laminated board and process for production thereof
JP3011871B2 (ja) * 1995-06-27 2000-02-21 住友ベークライト株式会社 積層板の製造方法
JP2006272671A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd コンポジット積層板
JP4645726B2 (ja) * 2008-05-19 2011-03-09 パナソニック電工株式会社 積層板、プリプレグ、金属箔張積層板、回路基板及びled搭載用回路基板
TWI399294B (zh) * 2008-05-19 2013-06-21 Panasonic Corp Laminated boards, metal foil laminated boards, circuit boards, and circuit boards mounted on light emitting diodes

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018192725A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6041069B2 (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂複合シート、及びプリント配線板
KR101865649B1 (ko) 고주파용 열경화성 수지 조성물, 이를 이용한 프리프레그, 적층 시트 및 인쇄회로기판
TWI605078B (zh) 樹脂組成物及使用此樹脂組成物之預浸體與疊層板
JP6421755B2 (ja) プリプレグ、金属箔張積層板及びプリント配線板
JP2018518563A (ja) 半導体パッケージ用熱硬化性樹脂組成物とこれを用いたプリプレグ
JP4893873B1 (ja) 積層板、金属箔張り積層板、プリント配線板及び回路基板並びにledバックライトユニット、led照明装置、積層板の製造方法
JP6981634B2 (ja) 樹脂組成物、これを含むプリプレグ、これを含む積層板、およびこれを含む樹脂付着金属箔
JP2006342238A (ja) 熱硬化性接着シート、銅張積層板及びフレキシブルプリント配線板
JP5914853B2 (ja) 積層板、金属箔張り積層板、プリント配線板及び回路基板並びにledバックライトユニット、led照明装置、積層板の製造方法
JP2010209140A (ja) プリプレグ、金属張り積層板及びプリント配線板
JP2009185170A (ja) プリプレグ、金属張り積層板およびプリント配線板
JP6115225B2 (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、積層板及びプリント配線板
US10371612B2 (en) Prepreg, metal-clad laminated plate, wiring board, and method for measuring thermal stress of wiring board material
JP2017052884A (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板
JP6986696B2 (ja) コンポジット積層板
JP6037275B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、金属張積層板、プリント配線板
WO2018190292A1 (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板
JP7122570B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板及びプリント配線板
JP2004149577A (ja) プリプレグ及び積層板
JP6277543B2 (ja) コンポジット積層板及びその製造方法
JP6379600B2 (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂シート及び金属箔張り積層板
JP6695074B2 (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付き金属箔、金属張積層板及び配線板
JP2006070198A (ja) 熱硬化性接着シート
JP3828117B2 (ja) フレキシブルプリント配線板用熱硬化性接着シート
JP2017114919A (ja) 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211112

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6986696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151