JPH04243184A - 印刷回路用積層板 - Google Patents

印刷回路用積層板

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Publication number
JPH04243184A
JPH04243184A JP7024791A JP7024791A JPH04243184A JP H04243184 A JPH04243184 A JP H04243184A JP 7024791 A JP7024791 A JP 7024791A JP 7024791 A JP7024791 A JP 7024791A JP H04243184 A JPH04243184 A JP H04243184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle size
inorganic filler
varnish
filler
prepreg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7024791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Kurihara
栗原 繁之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication of JPH04243184A publication Critical patent/JPH04243184A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形性及び耐熱性に優れ
た印刷回路用積層板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷回路用銅張積層板として、ガ
ラス不織布を中間層基材とし、ガラス織布を表面層基材
とした構成で、エポキシ樹脂を含浸させ結合剤とした積
層板(以下、コンポジット積層板と略称する)が多量に
使用されるようになった。この一般のコンポジット積層
板の構成に無機フィラーを大量に配合することにより、
単一組成では得られない特徴あるコンポジット積層板が
得られる(特開昭60−7796号公報)。
【0003】ここで、コンポジット積層板に用いる無機
フィラーの中心粒子径が過大であったり過小であると、
無機フィラーの分布が不均一になり、成形性や耐熱性が
低下するという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、コンポジット積層板の電気的特性及び他の諸特
性を劣化させることなく、成形性、耐熱性に優れたコン
ポジット積層板を製造するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面積層はエ
ポキシ樹脂を含浸したガラス織布からなり、中間層はエ
ポキシ樹脂に無機フィラーを配合して含浸したガラス不
織布からなる積層板において、配合する無機フィラーと
して、その中心粒子径が5〜20μmの範囲にあり、粒
子径分布幅が中心粒子径の±5μmの範囲内に存在して
いることを特徴とした印刷回路用銅張積層板である。
【0006】
【作用】コンポジット積層板の中間層のガラス不織布に
は、無機フィラーを配合したエポキシ樹脂を含浸させる
が、この無機フィラーは、積層板の成形性と耐熱性を向
上させるため、エポキシ樹脂に配合したあと樹脂中で均
一に分散していることが重要である。このためには無機
フィラーの中心粒子径が5〜20μmであり、その粒子
径分布幅が狭いことが好ましい。フィラーの最大粒子径
が20μmより大きい場合には、無機フィラー含有エポ
キシ樹脂をガラス不織布に含浸させた時に、不織布によ
る濾過作用のため積層板のガラス不織布中でフィラーの
分布が不均一になる。一方、フィラーの粒子の多くが、
粒子径5μmより小さい場合には、微粉末が固まりいわ
ゆるままこの状態になりやすく、やはり無機フィラーの
分布が不均一になる。また、フィラー粒子の熱分解の起
こりやすさはその粒子径の大きさと相関がある。粒子径
分布幅が広い場合、特に大きい粒子は熱分解を起こし易
く、耐熱性向上の阻害要因となる。このことから粒子径
分布幅は中心粒子径の±5μm以内が好ましい。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例及び比較例を示す。
【0008】     〔実施例〕   エポキシ樹脂配合ワニスの組成は次の通りである。 (1)臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂    
100部(2)ジシアンジアミド          
                  4部(3)2−
エチル−4−メチルイミダゾール    0.15部(
4)メチルセロソルブ               
           36部(5)アセトン    
                         
     60部
【0009】上記材料を混合して均一
なワニスを作製した。次に表面層用として上記ワニスを
ガラス織布(日東紡製WE−18K−RB84)に樹脂
含有量が42〜45%になるように含浸乾燥し、ガラス
織布プリプレグを得た。
【0010】続いて、中間層用として同様に上記ワニス
に樹脂分100部に対し次の配合の無機フィラーを添加
し、撹拌混合し無機フィラー含有ワニスを作製した。 (1)シリカ(龍森製クリスタライトVX−3)   
   30部(2)水酸化アルミニウム(Al2O3・
3H2O)  70部シリカ及び水酸化アルミニウムは
、中心粒子径10μm、粒子径分布幅±5.0μm内の
ものを使用した。
【0011】この無機フィラー含有ワニスをガラス不織
布基材(日本バイリーン製)に樹脂及び無機フィラーの
含有量がプリプレグ全体の90%になるように、含浸乾
燥してプリプレグを得た。
【0012】ガラス不織布基材プリプレグを中間層とし
、上下表面層に前記ガラス織布プリプレグを配置し、さ
らにその上に金属箔を重ね、成形温度(65℃、圧力7
0kg/cm2で90分間積層成形して、厚さ1.6m
mの銅張積層板を得た。
【0013】〔比較例〕前記実施例において、ワニスに
配合させる無機フィラーの水酸化アルミニウム(Al2
O3・3H2O)として、中心粒子径10μm、粒子径
分布幅±40μmであるものを用い、他は実施例と同様
にして厚さ1.6mmの銅張積層板を得た。
【0014】得られた銅張積層板について成形性を確認
し、リフロー半田耐熱性、半田耐熱性の測定を行った。 その結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1からも明らかなように、中心粒子径が
5〜20μmの範囲にあり、その粒子径分布幅を中心粒
子径の±5μm内に有している無機フィラーを用いて製
造した銅張積層板は成形性と耐熱性に優れていることが
わかる。
【0017】
【発明の効果】本発明に従うと、成形性と耐熱性に優れ
た印刷回路用積層板を得ることができるので、工業的な
印刷回路用積層板として好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面層はエポキシ樹脂を含浸したガラ
    ス織布からなり、中間層は無機フィラーを配合したエポ
    キシ樹脂を含浸したガラス不織布からなる積層板におい
    て、配合する無機フィラーは、中心粒子径が5〜20μ
    mの範囲にあり、その粒子径分布幅が中心粒子径の±5
    μm内であることを特徴とする印刷回路用積層板。
JP7024791A 1991-01-16 1991-01-16 印刷回路用積層板 Pending JPH04243184A (ja)

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JP7024791A JPH04243184A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 印刷回路用積層板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064272A (ja) * 2000-08-16 2002-02-28 Ibiden Co Ltd 多層プリント配線板及びその製造方法
JP2018192725A (ja) * 2017-05-18 2018-12-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンポジット積層板

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