JP6984318B2 - 充電ケーブル用固定具および充電ケーブル用固定具を備えたスイッチ装置 - Google Patents

充電ケーブル用固定具および充電ケーブル用固定具を備えたスイッチ装置 Download PDF

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Description

本発明は、充電ケーブル用固定具および充電ケーブル用固定具を備えたスイッチ装置に関する。
特開2016−134310号公報(特許文献1)には、コンセント本体と、荷重受部とを有するコンセントが記載されている。当該コンセントにおいては、荷重受部に所定値以上の荷重がかかると荷重受部によるケーブルの保持を解除するように構成されている。
また特開2011−198751号公報(特許文献2)には、突起部を有するプラグと、規制部が設けられたコンセントとが記載されている。プラグがコンセントに挿入されると、突起部が規制部に当接することで、プラグの移動が規制される。
特開2016−134310号公報 特開2011−198751号公報
しかしながら、特開2016−134310号公報および特開2011−198751号公報に記載の技術のおいては、充電ケーブルのプラグが直接コンセントに挿入される。つまり、充電ケーブルとコンセントとの間にスイッチが配置されていない。そのため、スイッチと充電ケーブルとを互いに固定する方法については全く検討されていなかった。
本発明の一態様は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、スイッチと充電ケーブルとを互いに固定するための充電ケーブル用固定具を提供することである。
本発明の一態様に係る充電ケーブル用固定具は、差し込み口を有するスイッチと、差し込み口に挿入される充電ケーブルとを互いに固定するための充電ケーブル用固定具であり、係合部と、取付部と、連結部とを備えている。係合部は、スイッチに固定可能に構成されている。取付部は、充電ケーブルに取付可能に構成されている。連結部は、係合部および取付部の各々に取り付けられ、かつ係合部と取付部との間の距離を調整可能に構成されている。
本発明の一態様によれば、スイッチと充電ケーブルとを互いに固定するための充電ケーブル用固定具を提供することができる。
本実施形態に係るスイッチ装置の構成を示す斜視模式図である。 本実施形態に係るスイッチ装置の構成を示す分解斜視模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の構成を示す斜視模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の構成を示す正面模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の構成を示す上面模式図である。 図5のVI−VI線に沿った断面模式図である。 図5のVII−VII線に沿った断面模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の第1変形例の構成を示す断面模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の第2変形例の構成を示す断面模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の第3変形例の構成を示す断面模式図である。 本実施形態に係る充電ケーブル用固定具の第4変形例の構成を示す断面模式図である。 スイッチと充電ケーブルとを互いに固定するための方法を示す側面模式図である。 スイッチと充電ケーブルとを互いに固定するための方法を示す上面模式図である。
[本発明の実施形態の概要]
まず、本発明の実施形態の概要について説明する。
(1)本発明の一態様に係る充電ケーブル用固定具2は、差し込み口45を有するスイッチ40と、差し込み口45に挿入される充電ケーブル50とを互いに固定するための充電ケーブル用固定具2であり、係合部10と、取付部20と、連結部30とを備えている。係合部10は、スイッチ40に固定可能に構成されている。取付部20は、充電ケーブル50に取付可能に構成されている。連結部30は、係合部10および取付部20の各々に取り付けられ、かつ係合部10と取付部20との間の距離を調整可能に構成されている。
上記(1)に係る充電ケーブル用固定具2によれば、スイッチ40と充電ケーブル50とが互いに固定される。そのため、充電ケーブル50がスイッチ40の差し込み口45から抜けることを抑制することができる。また連結部30は、係合部10と取付部20との間の距離を調整可能に構成されている。そのため、充電ケーブル50用プラグの寸法が異なる充電ケーブル50に対しても、充電ケーブル用固定具2を使用することができる。
(2)上記(1)に係る充電ケーブル用固定具2において、連結部30の形状は、帯状であってもよい。これにより、連結部30が巻き付けられる取付部20の突起部26の高さを低くすることができる。そのため、連結部30によって突起部26が引っ張られた際、コード52の著しい変形を抑制することができる。
(3)上記(1)または(2)に係る充電ケーブル用固定具2において、取付部20には、連結部30が挿入される挿入孔21が設けられていてもよい。挿入孔21は、取付部20の外表面に設けられた凹部28に繋がっていてもよい。これにより、挿入孔21の位置を取付部20の外表面よりも低くすることができる。そのため、連結部30が巻き付けられる取付部20の突起部26の高さをさらに低くすることができる。そのため、連結部30によって突起部26が引っ張られた際、コード52の著しい変形をさらに抑制することができる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに係る充電ケーブル用固定具2において、充電ケーブル50は、差し込み口45に挿入されるプラグ51と、プラグ51に連なるコード52とを含んでいてもよい。取付部20には、コード52が挿入される貫通孔22が設けられていてもよい。貫通孔22は、貫通孔22の延在方向に垂直な方向における幅がプラグ51に向かうに従って広がる部分を有していてもよい。これにより、プラグ51の根本に拡径する蛇腹51bが設けられている場合であっても、貫通孔22の径がプラグ51の蛇腹51bの形状に沿って広がっているため、取付部20を充電ケーブル50に取り付けることができる。
(5)上記(4)に係る充電ケーブル用固定具2において、取付部20は、貫通孔22に設けられ、かつコード52を取り囲むクッション材3を含んでいてもよい。これにより、取付部20がコード52を滑って移動することを抑制することができる。
(6)本発明の一態様に係るスイッチ装置1は、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の充電ケーブル用固定具2を備えていてもよい。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
まず、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置1の構成について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るスイッチ装置1は、たとえばEV(Electric Vehicle)またはPHEV(Plug−in Hybrid Electric Vehicle)などの車両に対する電力の供給の切り替えを行うための装置であり、スイッチ40と、充電ケーブル用固定具2とを主に有している。スイッチ40は、スイッチ本体43と、スイッチ用プラグ41と、スイッチ用コード42と、固定部44と、差し込み口45と、ゴムカバー46とを主に有している。スイッチ本体43は、略円筒状の形状を有している。スイッチ本体43の一方側には、スイッチ用コード42が設けられている。スイッチ用コード42は、スイッチ本体43に繋がっている。スイッチ用プラグ41は、スイッチ用コード42に繋がっている。スイッチ用コード42は、スイッチ用プラグ41とスイッチ本体43との間にある。スイッチ本体43の他方側には、差し込み口45と、固定部44と、ゴムカバー46とが設けられている。
図1および図2に示されるように、スイッチ用プラグ41は、コンセント4に挿入される。コンセント4は、たとえば建物の壁などに取り付けられている。充電ケーブル50は、充電ケーブル用プラグ51と、充電ケーブル用コード52とを有している。充電ケーブル用コード52は、充電ケーブル用プラグ51に連なる。充電ケーブル50の一端は、スイッチ40の差し込み口45に挿入される。具体的には、充電ケーブル用プラグ51は、スイッチ40の差し込み口45に挿入される。ゴムカバー46は、スイッチ本体43に取り付けられている。充電ケーブル用プラグ51が、スイッチ40の差し込み口45に挿入されていないときには、ゴムカバー46は、差し込み口45を覆っている。
充電ケーブル用固定具2は、スイッチ40と、充電ケーブル50とを互いに固定するためものである。充電ケーブル用固定具2は、スイッチ40および充電ケーブル50の各々に取り付けられる。充電ケーブル用固定具2は、係合部10と、取付部20と、連結部30とを主に有している。具体的には、充電ケーブル用固定具2の係合部10が、スイッチ40の固定部44に固定される。スイッチ40の固定部44は、たとえば係合部10と係合可能な有底孔である。充電ケーブル用固定具2の取付部20は、充電ケーブル50に取付可能に構成されている。具体的には、取付部20は、充電ケーブル用コード52に取り付けられる。
図2に示されるように、取付部20は、たとえば第1部材23と、第2部材24とを有している。たとえば第1部材23および第2部材24が、それぞれ充電ケーブル用コード52の上側および下側に配置される。充電ケーブル用コード52は、第1部材23と第2部材24とによって挟み込まれる。第1部材23と第2部材24とは、たとえばボルト(図示せず)およびナット(図示せず)によって固定される。これにより、取付部20は、充電ケーブル用コード52に取り付けられる。
充電ケーブル50の他端は、EVまたはPHEVなどの車両に接続される。これにより、建物のコンセント4から車両のバッテリーに電力が供給され、車両のバッテリーが充電される。スイッチ40は、建物のコンセント4から車両のバッテリーに供給される電力量を切り替え可能に構成されている。具体的には、スイッチ40は、バッテリーへの給電の開始および停止を切り替えることができる。別の観点から言えば、スイッチ40は、バッテリーへの給電のオン状態およびオフ状態を制御することができる。たとえば建物で使用されている電力が多い場合には、建物から車両に対して電力を供給する余裕が十分ではない。この場合、たとえば建物の電力の使用状況を把握している管理装置(図示せず)によって、スイッチ40内部の電力供給ラインが遮断されるようにスイッチ40が制御される。これにより、車両のバッテリーに対する電力の供給が停止される。一方、建物で使用されている電力が少ない場合には、建物から車両に対して電力を供給する余裕がある。この場合、たとえば管理装置によって、スイッチ40内部の電力供給ラインが導通されるようにスイッチ40が制御される。これにより、車両のバッテリーに対する電力の供給が開始される。スイッチ40は、管理装置と無線で通信できるように構成されていてもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の構成について説明する。
図3に示されるように、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2は、係合部10と、取付部20と、連結部30とを有している。係合部10は、スイッチ40に固定可能に構成されている。図3および図4に示されるように、係合部10は、前方突出部11と、中央部12と、側方突出部13と、つまみ部14と、後方部17とを有する。前方突出部11は、中央部12と連なる。前方突出部11は、中央部12よりも前方に位置している。側方突出部13は、前方突出部11と連なっている。側方突出部13は、前方突出部11よりも後方に位置している。側方突出部13は、中央部12から離間している。側方突出部13は、中央部12の両側に位置する。つまみ部14は、側方突出部13に連なっている。つまみ部14は、側方突出部13よりも後方に位置している。つまみ部14は、中央部12の両側に位置する。
図4に示されるように、後方部17は、中央部12に連なっている。後方部17は、中央部12よりも後方に位置している。後方部17には、第1孔15と、第2孔16とが設けられている。第2孔16は、第1孔15よりも後方に位置する。なお図4において、後方とは、連結部30が配置されている方向である。前方とは、連結部30が配置されている方向と反対側の方向である。別の観点から言えば、前方とは、スイッチ40の固定部44に向かう方向である。後方とは、スイッチ40の固定部44に向かう方向と反対側の方向である。
図3および図4に示されるように、連結部30の形状は、たとえば帯状である。連結部30は、たとえばベルトである。図4に示されるように、取付部20から係合部10に向かう方向(図4の上下方向)における連結部30の長さは、取付部20から係合部10に向かう方向に対して垂直な方向(図4の左右方向)における連結部の幅よりも大きくてもよい。連結部30の主表面に対して垂直な方向(図4の平面に対して垂直な方向)における連結部30の厚みは、連結部30の幅よりも小さくてもよい。
図5に示されるように、取付部20には、貫通孔22と、挿入孔21とが設けられている。貫通孔22には、充電ケーブル用コード52が挿入される。挿入孔21には、連結部30が挿入される。具体的には、取付部20は、たとえば第1部材23と、第2部材24とを有している。第1部材23には、連結部30が挿入される挿入孔21と、凹部28とが設けられている。凹部28は、第1部材23の外表面に設けられている。図6に示されるように、挿入孔21は、たとえば凹部28に繋がっている。第1部材23には、たとえば突起部26が設けられている。
図5に示されるように、突起部26は、たとえば第1部材23と第2部材24との境界面27と平行な方向に延在している棒状の部分を有している。突起部26は、挿入孔21を構成する壁面の一部をなしている。貫通孔22は、第1部材23の側壁面と、第2部材24の側壁面とにより形成される。境界面27と平行な方向において、貫通孔22の幅は、挿入孔21の幅よりも小さくてもよい。境界面27と平行な方向において、突起部26の幅は、凹部28の幅よりも大きくてもよい。突起部26は、第1部材23の外周面70よりも外側に突出していてもよい。
図6に示されるように、連結部30は、取付部20に設けられた挿入孔21に挿入されている。連結部30は、たとえば挿入孔21の外側から入り、内側から出ている。連結部30は、突起部26を取り囲む。連結部30の先端は、たとえば接着剤で連結部30の表面31に固着されている。以上のように、連結部30が、取付部20に取り付けられる。図6に示されるように、凹部28は、第1凹部28aと、第2凹部28bとを有していてもよい。第1凹部28aの深さは、第2凹部28bの深さよりも大きい。第1凹部28aは、第2凹部28bよりも外側にある。第1凹部28aは、第2凹部28bに連なっている。第1凹部28aは、挿入孔21に連なっている。第2凹部28bは、貫通孔22に連なっている。貫通孔21の径方向(図6の左右方向)において、突起部26の内側面25は、第1部材23の外周面70とほぼ同じ位置にあってもよいし、外周面70よりも貫通孔22側に位置していてもよい。
図6に示されるように、連結部30は、係合部10および取付部20の各々に取り付けられる。係合部10の第1孔15には、連結部30が挿入されている。係合部10の第2孔16には、第1孔15から出てきた連結部30が挿入されている。連結部30は、第2孔16から出て、取付部20の方に向かって延在している。第1孔15と第2孔16とに挟まれた後方部17は、連結部30に取り囲まれている。このようにして、連結部30が、係合部10に取り付けられる。後方部17の厚みは、中央部12の厚みよりも大きくてもよい。係合部10の第1孔15および第2孔16に挿入される連結部30の位置を変更することにより、係合部10と取付部20との間の距離を調整することができる。つまり、連結部30は、係合部10と取付部20との間の距離を調整可能に構成されている。
図7に示されるように、貫通孔22は、たとえば第1部分22aと、第2部分22bとを有していてもよい。第1部分22aは、貫通孔22の延在方向に垂直な方向(図7の左右方向)における幅が一定の部分である。第2部分22bは、貫通孔22の延在方向に垂直な方向における幅が下側に向かうに従って広がる部分である。第2部分22bは、第1部分22aに連なる。第2部分22bは、第1部分22aの下側にある。なお、図7において下側とは、取付部20が充電ケーブル50に取り付けられた状態において、充電ケーブル用プラグ51から離れる方向である。図7および図3に示されるように、取付部20には、ボルト挿入孔29が設けられていてもよい。ボルト挿入孔29にボルト(図示せず)が挿入されることで、第1部材23と第2部材24とが組み合わされてもよい。
次に、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の第1変形例の構成について説明する。図8は、VII−VII線に沿って見た第1変形例の断面模式図である。
図8に示されるように、貫通孔22は、たとえば第1部分22aおよび第2部分22bに加え、さらに第3部分22cを有していてもよい。第3部分22cは、貫通孔22の延在方向に垂直な方向における幅が充電ケーブル用プラグ51に向かうに従って広がる部分である。別の観点から言えば、貫通孔22の延在方向に垂直な方向における幅とは、貫通孔22の径である。第3部分22cは、第1部分22aに連なる。第1部分22aは、第3部分22cと第2部分22bとの間に位置する。取付部20が充電ケーブル50に取り付けられた状態において、第3部分22cは、第1部分22aと、充電ケーブル用プラグ51との間に位置する。
充電ケーブル用プラグ51は、たとえばプラグ本体51aと、蛇腹51bとを有していてもよい。蛇腹51bは、充電ケーブル用コード52とプラグ本体51aとの間にある。蛇腹51bの幅は、充電ケーブル用コード52からプラグ本体51aに向かう従って広がっている。これにより、充電ケーブル用プラグ51に蛇腹51bが設けられている場合であっても、第3部分22cが蛇腹51bの形状に沿って広がっているため、取付部20を充電ケーブル50に取り付けることができる。
次に、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の第2変形例の構成について説明する。図9は、VII−VII線に沿って見た第2変形例の断面模式図である。
図9に示されるように、取付部20は、クッション材3を含んでいてもよい。クッション材3は、たとえばスポンジなどの樹脂である。クッション材3は、充電ケーブル用コード52を取り囲むように配置されている。クッション材3は、貫通孔22に設けられる。クッション材3は、たとえば貫通孔22の第1部分22aおよび第2部分22bの双方に設けられていてもよい。代替的に、クッション材3は、たとえば貫通孔22の第1部分22aおよび第2部分22bのいずれか一方のみに設けられていてもよい。
次に、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の第3変形例の構成について説明する。図10においては、連結部30および係合部10は省略されており、取付部20のみが記載されている。
図10に示されるように、取付部20は、結合部材61をさらに有していてもよい。結合部材61は、境界面27を跨ぐように、第1部材23および第2部材24に取り付けられている。具体的には、結合部材61は、第1部材23の外周部と、第2部材24の外周部とに取り付けられていてもよい。結合部材61は、たとえば円弧状の形状を有している。これにより、第1部材23と第2部材24とが一緒に取り扱われるため、第1部材23および第2部材24を取付部20に取り付けることが容易になる。
次に、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の第4変形例の構成について説明する。図11においては、連結部30および係合部10は省略されており、取付部20のみが記載されている。
図11に示されるように、取付部20は、扉部材62をさらに有していてもよい。貫通孔22は、第2部材24の外周面に開口していてもよい。扉部材62は、貫通孔22と第2部材24の外周面との境界付近に設けられていてもよい。この場合、第1部材23と第2部材24とは一体となっていてもよい。取付部20を充電ケーブル50に取り付ける際は、まず充電ケーブル用コード52が扉部材62に押し当てられる。これにより、扉部材62が図11の破線に示すように貫通孔22の壁面に平行な方向に移動して、扉部材62が開く。このまま充電ケーブル用コード52が貫通孔22の内部に入れられる。充電ケーブル用コード52が貫通孔22の中心付近に配置されると、扉部材62が復元力で元の位置(実線の位置)に戻って、扉部材62が閉まる。これにより、充電ケーブル用コード52が取付部20から外れることが防止される。この構造の取付部20によれば、取付部20を充電ケーブル50に容易に取り付けることができる。
次に、充電ケーブル用固定具2をスイッチ40と充電ケーブル50とに取り付ける方法について説明する。
図1に示されるように、取付部20は、充電ケーブル50に取り付けられる。具体的には、第1部材23および第2部材24によって、充電ケーブル用コード52を挟み込むように、取付部20が充電ケーブル50に取り付けられる。第1部材23と、第2部材24とは、たとえばボルト(図示せず)およびナット(図示せず)によって固定される。
図12に示されるように、スイッチ40には、固定部44が設けられている。固定部44は、たとえば有底孔である。固定部44には、たとえば第1凹部44aと、第2凹部44bとが設けられている。第2凹部44bは、第1凹部44aよりも内側に位置する。第1凹部44aは、第2凹部44bの側壁に設けられている。固定部44には、係合部10が挿入される。係合部10は、前方突出部11と、中央部12と、側方突出部13と、つまみ部14と、後方部17とを有する。
係合部10をスイッチ40に取り付けるときは、一対のつまみ部14を2つの指で挟み込んだ状態で、前方突出部11と中央部12と側方突出部13とが、有底孔の内部に配置される。つまみ部14と後方部17とは、有底孔の外部に配置される。前方突出部11は、第2凹部44bに配置される。つまみ部14から指を離すと、側方突出部13は両側に広がる。これにより、側方突出部13が、第1凹部44aに配置され、係合部10が固定部44に固定される。
係合部10をスイッチ40から取り外すときは、2つの指でつまみ部14を挟んで、つまみ部14を中央部12に近づける。これにより、側方突出部13が、第1凹部44aから外れる。この状態で、前方突出部11と側方突出部13とが、有底孔から引き抜かれる。上記においては、固定部44が凹部であり、かつ係合部10が凸部である場合について説明したが、固定部44が凸部であり、かつ係合部10が凹部であってもよい。
連結部30は、係合部10および取付部20の各々に取り付けられている連結部30は、たとえばバンドである。連結部30は、係合部10と取付部20との間の距離を調整可能に構成されている(図13参照)。具体的には、係合部10の第1孔15および第2孔16に挿入される連結部30の位置を変更することにより、係合部10と取付部20との間の距離を調整することができる。これにより、スイッチ40と充電ケーブル50とが互いに固定される。連結部30の長さは、取付部20が充電ケーブル用プラグ51の側面に当接するように調整されてもよい。
次に、本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2の作用効果について説明する。
本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2によれば、スイッチ40と充電ケーブル50とが互いに固定される。そのため、充電ケーブル50がスイッチ40の差し込み口45から抜けることを抑制することができる。また連結部30は、係合部10と取付部20との間の距離を調整可能に構成されている。そのため、充電ケーブル用プラグ51の寸法が異なる充電ケーブル50に対しても、充電ケーブル用固定具2を使用することができる。
また本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2において、連結部30の形状は、帯状であってもよい。これにより、連結部30が巻き付けられる取付部20の突起部26の高さを低くすることができる。そのため、連結部30によって突起部26が引っ張られた際、コード52の著しい変形を抑制することができる。
さらに本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2において、取付部20には、連結部30が挿入される挿入孔21が設けられていてもよい。挿入孔21は、取付部20の外表面に設けられた凹部28に繋がっていてもよい。これにより、挿入孔21の位置を取付部20の外表面よりも低くすることができる。そのため、連結部30が巻き付けられる取付部20の突起部26の高さをさらに低くすることができる。そのため、連結部30によって突起部26が引っ張られた際、コード52の著しい変形をさらに抑制することができる。
さらに本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2において、充電ケーブル50は、差し込み口45に挿入されるプラグ51と、プラグ51に連なるコード52とを含んでいてもよい。取付部20には、コード52が挿入される貫通孔22が設けられていてもよい。貫通孔22は、貫通孔22の延在方向に垂直な方向における幅がプラグ51に向かうに従って広がる部分を有していてもよい。これにより、プラグ51の根本に拡径する蛇腹51bが設けられている場合であっても、貫通孔22の径がプラグ51の蛇腹51bの形状に沿って広がっているため、取付部20を充電ケーブル50に取り付けることができる。
さらに本実施形態に係る充電ケーブル用固定具2において、取付部20は、貫通孔22に設けられ、かつコード52を取り囲むクッション材3を含んでいてもよい。これにより、取付部20がコード52を滑って移動することを抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スイッチ装置
2 充電ケーブル用固定具
3 クッション材
4 コンセント
10 係合部
11 前方突出部
12 中央部
13 側方突出部
14 つまみ部
15 第1孔
16 第2孔
17 後方部
20 取付部
21 挿入孔
22 貫通孔
22a 第1部分
22b 第2部分
22c 第3部分
23 第1部材
24 第2部材
25 内側面
26 突起部
27 境界面
28 凹部
29 ボルト挿入孔
30 連結部
31 表面
40 スイッチ
41 スイッチ用プラグ
42 スイッチ用コード
43 スイッチ本体
44 固定部
44a 第1凹部
44b 第2凹部
45 差し込み口
46 ゴムカバー
50 充電ケーブル
51 充電ケーブル用プラグ(プラグ)
51a プラグ本体
51b 蛇腹
52 充電ケーブル用コード(コード)
61 結合部材
62 扉部材
70 外周面

Claims (5)

  1. 差し込み口を有するスイッチと、前記差し込み口に挿入される充電ケーブルとを互いに固定するための充電ケーブル用固定具であって、
    前記スイッチに固定可能に構成され、前記スイッチに対して着脱自在な係合部と、
    前記充電ケーブルに取付可能に構成された取付部と、
    前記係合部および前記取付部の各々に取り付けられる連結部とを備え、
    前記連結部の形状は、帯状であり、
    前記連結部は、前記係合部と前記取付部との間の距離を調整可能に構成されている、充電ケーブル用固定具。
  2. 差し込み口を有するスイッチと、前記差し込み口に挿入される充電ケーブルとを互いに固定するための充電ケーブル用固定具であって、
    前記スイッチに固定可能に構成され、前記スイッチに対して着脱自在な係合部と、
    前記充電ケーブルに取付可能に構成された取付部と、
    前記係合部および前記取付部の各々に取り付けられる連結部とを備え、
    前記取付部には、前記連結部が挿入される挿入孔が設けられており、
    前記挿入孔は、前記取付部の外表面に設けられた凹部に繋がっている、充電ケーブル用固定具。
  3. 前記充電ケーブルは、前記差し込み口に挿入されるプラグと、前記プラグに連なるコードとを含み、
    前記取付部には、前記コードが挿入される貫通孔が設けられており、
    前記貫通孔は、前記貫通孔の延在方向に垂直な方向における幅が前記プラグに向かうに従って広がる部分を有する、請求項1または請求項に記載の充電ケーブル用固定具。
  4. 前記取付部は、前記貫通孔に設けられ、かつ前記コードを取り囲むクッション材を含む、請求項に記載の充電ケーブル用固定具。
  5. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の充電ケーブル用固定具を備えた、スイッチ装置。
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