JP6794966B2 - 車両用センターコンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、車両用センターコンソールボックスに関し、特に、コイル状コードを引き込み易い車両用センターコンソールボックスに関する。
従来、車両の運転席と助手席との間に設けられるセンターコンソールボックスが知られている。センターコンソールボックスは、物を収納することができ、上側面に開口部を有するボックス本体と、ボックス本体の開口部を塞ぐ開閉可能な蓋部とを有しているのが一般的である。
最近では、車室内に種々の外部機器が持ち込まれることがあり、例えばその外部機器への電源供給や外部機器とのインターフェースのために、ボックス本体の内部に種々の電気部品(例えば充電口やUSB端子など)が設けられることが多くなっている。
これに鑑み、従来、ボックス本体内部の電気部品に接続されるコードを通すべく、ボックス本体の上側面と蓋部の下側面との間に形成されるコード挿通用の隙間(連通路)を有するセンターコンソールボックスが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2016−49823公報
ボックス本体内部の電気部品に接続されるコードとして、コードがコイル形状となっているコイル状コードが用いられる場合がある。コイル状コードは、その径方向から力を加えた場合において高い剛性を示すことから、連通路の高さをコイル状コードの直径未満とした場合、連通路にコイル状コードを挿通させたときに、蓋部が閉まらない又は閉め難くなる場合があるという問題が生じる。そこで、連通路の高さを想定されるコイル状コードの直径以上とすることが考えられるが、そうすると、連通路の開口サイズが大きくなり、センターコンソールボックスの見栄えが悪化するという問題が生じる。
本発明の目的は、車両用センターコンソールボックスの見栄えの悪化を抑制しながら、ボックス本体と蓋部との間に設けられた連通路にコイル状コードを挿通させた場合に蓋部をより閉め易くすることにある。
本発明は、上側面に開口部を有するボックス本体と、前記開口部を塞ぐ開閉可能な蓋部と、前記ボックス本体の内部と外部を連通する連通路であって、コイル状コードが挿通される連通路と、を備え、前記連通路の上壁面は、前記蓋部の下側面により形成され、前記連通路の下壁面は、前記ボックス本体の上側面により形成され、前記上壁面が前記下壁面に対して、前記連通路の方向に沿って傾斜している、ことを特徴とする車両用センターコンソールボックスである。
コイル状コードを2つの平行な面で挟んだ場合は、コイル状コードに加わる力の方向が一方向(例えば垂直方向)となり、それがコイル状コードの径方向に一致した場合、コイル状コードは比較的大きい剛性を示す。しかし、コイル状コードが2つの非平行な面で挟まれた場合には、コイル状コードには複数方向(例えば垂直方向と水平方向)の力が働くことから、コイル状コードの径方向以外の方向からの力も加わることになり、コイル状コードに倒れが生じ、その剛性は比較的小さくなる。本発明の構成においては、連通路の上壁面が下壁面に対して傾斜しているから、上壁面と下壁面との間にコイル状コードを挟んだ場合には、コイル状コードが倒れ、その剛性がより小さくなる。したがって、連通路の高さがコイル状コードの直径よりも小さかったとしても、連通路にコイル状コードを挿通させた状態において蓋部がより閉まり易くなる。これにより、連通路の高さを最小限に抑えることができるために、センターコンソールボックスの見栄えの悪化が抑制される。
本発明によれば、車両用センターコンソールボックスの見栄えの悪化を抑制しながら、ボックス本体と蓋部との間に設けられた連通路にコイル状コードを挿通させた場合に蓋部をより閉め易くすることができる。
本実施形態に係るセンターコンソールボックスの外観斜視図である。 本実施形態に係るセンターコンソールボックスのA−A方向から見た断面図である。 本実施形態に係るセンターコンソールボックスのB−B方向から見た断面図である。 平行な2つの面と非平行な2つの面によりカールコードが挟まれた場合におけるカールコードの剛性の違いを示す図である。 連通路にカールコードが挿通された状態を示すB−B方向から見た断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係るセンターコンソールボックス10の外観斜視図が示されている。センターコンソールボックス10は、自動車の運転席と助手席の間に設けられるものである。なお、本明細書の図面においては、車体の幅方向をX軸とし、車体の前後方向をY軸(前方向がY軸負の方向)とし、高さ方向をZ軸としている。
センターコンソールボックス10は、ボックス本体12と蓋部14とを含んで構成されている。
ボックス本体12は、上側面に開口部を有しており、その内部が中空となっている。これにより、ボックス本体12の内部に物などを収納することができるようになっている。また、図1には不図示であるが、ボックス本体12内には、車室内に持ち込まれた外部機器から伸びるコードを接続するための電気部品が設けられる。本実施形態では、外部機器を充電するための充電口が設けられている。
蓋部14は、ボックス本体12の開口部を塞ぐものである。蓋部14は、水平軸Sを中心にYZ平面において回動可能なようにボックス本体12に取り付けられている。これにより、蓋部14は開閉可能となっている。図1には閉状態の蓋部14が示されている。
センターコンソールボックス10は、ボックス本体12の内部と外部を連通する連通路16を有している。連通路16には、ボックス本体12内の充電口に接続されたコードが挿通される。連通路16により、蓋部14を閉めた状態においても、当該コードをボックス本体12の内部から外部へ引き出すことが可能となっている。特に、本実施形態に係る連通路16は、コイル形コードとしてのカールコード(スプリングコード)が挿通されることが想定されたものとなっている。なお、図1には左右2つの連通路16が示されているが、以後1つの連通路16に着目して説明する。
図2は、図1のA−A方向から見た断面図(XZ面断面図)である。図2に示されるように、本実施形態においては、連通路16はXZ断面において略矩形となっている。連通路16の上壁面20は蓋部14の下側面により形成され、連通路16の下壁面22はボックス本体12の上側面により形成されている。より詳しくは、本実施形態においては、ボックス本体12の前側壁の上端に、XZ断面コの字形状の溝が設けられ、当該溝の底面が連通路16の下壁面22を形成している。
なお、XZ断面コの字形状の溝が蓋部14に設けられることによって連通路16が形成されるようにしてもよい。その場合であっても、連通路16の上壁面20は蓋部14の下側面(この場合は当該溝の上底面)により形成され、連通路の16の下壁面22はボックス本体12の上側面により形成される。
図3は、図1のB−B方向から見た断面図である。図3に示される通り、連通路16の上壁面20は、連通路16の下壁面22に対して、連通路16の方向に沿って傾斜している。すなわち、上壁面20と下壁面22は非平行となっている。図3に示されるように、本実施形態においては、下壁面22が水平面であり、上壁面20が非水平面となっている。具体的には、車体の前方に行く程連通路16の高さが大きくなるように、上壁面20の向きが設定されている。なお、本実施形態では、下壁面22が水平面であり上壁面20が傾斜面(非水平面)となっているが、上壁面20を水平面とし下壁面22を傾斜面とするようにしてもよい。あるいは、上壁面20と下壁面22とが非平行である限りにおいて、上壁面20及び下壁面22が共に傾斜面であってもよい。
また、図3には、ボックス本体12の内部に設けられた充電口24が示されている。
図4には、カールコードを平行な2つの面で挟んだ場合と、カールコードを非平行な2つの面で挟んだ場合におけるカールコードの剛性の違いが示されている。カールコードは、その径方向に加えられた力に対しては比較的大きな剛性を示す。平行な2つの面で挟んだ場合(図4(a)参照)、カールコードに対しては垂直方向の力のみが加わることになり、当該垂直方向の力がカールコードの径方向と一致する場合、カールコードは比較的大きな剛性を示すことになる。一方、非平行な2つの面で挟んだ場合(図4(b)参照)、カールコードには、垂直方向の力のみならず水平方向の力が加わる。この水平方向の力によりカールコードは水平方向に倒れるように変形し、それにより垂直方向の力が径方向とは一致しなくなる(すなわちカールコードの剛性の高い方向以外の方向から力を加えることとなる)ため、その剛性は比較的小さくなる。
図5は、充電口24に接続されたカールコード30が連通路16に挿通された状態のB−B方向から見た断面図が示されている。本実施形態によれば、連通路16の上壁面20が下壁面22に対して傾斜しているために、上壁面20と下壁面22との間にカールコード30を挟んだ場合に、カールコード30が倒れ、その剛性が比較的小さくなる。したがって、連通路16の高さがカールコード30の直径よりも小さかったとしても、連通路16にカールコード30を挿通させた状態において、蓋部14がより閉まり易くなっている。
このように、蓋部14がより閉まり易くなっていることから、連通路16の高さを最小限に設定することができる。具体的には、連通路16に挿通されることが想定されるカールコード30の直径よりも、連通路16の高さを小さく設定することが可能になる。これにより、センターコンソールボックス10の見栄えの悪化が抑制される。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 センターコンソールボックス、12 ボックス本体、14 蓋部、16 連通路、20 上壁面、22 下壁面、24 充電口、30 カールコード。

Claims (1)

  1. 上側面に開口部を有するボックス本体と、
    前記開口部を塞ぐ開閉可能な蓋部と、
    前記ボックス本体の内部と外部を連通する連通路であって、コイル状コードが挿通される連通路と、
    を備え、
    前記連通路の上壁面は、前記蓋部の下側面により形成され、
    前記連通路の下壁面は、前記ボックス本体の上側面により形成され、
    前記上壁面が前記下壁面に対して、前記連通路の方向に沿って傾斜している、
    ことを特徴とする車両用センターコンソールボックス。
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