JP6980415B2 - 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ - Google Patents

電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP6980415B2
JP6980415B2 JP2017108913A JP2017108913A JP6980415B2 JP 6980415 B2 JP6980415 B2 JP 6980415B2 JP 2017108913 A JP2017108913 A JP 2017108913A JP 2017108913 A JP2017108913 A JP 2017108913A JP 6980415 B2 JP6980415 B2 JP 6980415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
region
electronic component
plating layer
metal frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017108913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018206879A (ja
Inventor
匡史 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
NGK Electronics Devices Inc
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
NGK Electronics Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, NGK Electronics Devices Inc filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2017108913A priority Critical patent/JP6980415B2/ja
Publication of JP2018206879A publication Critical patent/JP2018206879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6980415B2 publication Critical patent/JP6980415B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージに関するものである。
電子部品収納用パッケージは、半導体素子などの電子部品を収納するものである。例えば高出力半導体素子のように大きな発熱を有する電子部品が搭載される場合には、正常動作を維持するために、電子部品収納用パッケージは、熱を効率的に放散させる能力を有する必要がある。その目的で電子部品収納用パッケージには、優れた熱伝導性を有する放熱用基板が設けられる。代表的な放熱用基板として、タングステン(W)および銅(Cu)からなるCu−W基板、および、Wの代わりにモリブデン(Mo)を用いたCu−Mo基板がある(例えば、特許文献1参照)。Cu−W基板は、Wの多孔質構造体に溶融Cuを含浸させることによって製造され得る(例えば、特許文献2参照)。
Cu−W基板を有する電子部品収納用パッケージは、典型的には、上記放熱用基板に加えて、金属枠体と、リードフレームと、シールリングと、セラミック入出力端子部とを有している。例えば、Cu−W基板は、重量比Cu:W=20:80および熱膨張係数8.217×10−6/Kを有している。また金属枠体は、Fe−Ni−Co系合金からなり、熱膨張係数5.395×10−6/Kを有している。セラミック入出力端子部の絶縁体部はアルミナ系セラミックスからなり、熱膨張係数6.557×10−6/Kを有している。電子部品収納用パッケージの製造においては、上記複数の部材がろう付けによって互いに接合される。ろう付けには、典型的には銀(Ag)ろう材が用いられる。また必要に応じて、ニッケル(Ni)、ニッケル/金(Ni/Au)などのめっき層を形成するめっき処理が行われる。
特開2016−162836号公報 特開平9−143756号公報
ろう付け工程は加熱工程であるため、互いに接合される部材間での熱膨張係数の差異に起因して、接合後の構成に、望ましくない反りが生じ得る。特に、放熱用基板の熱膨張係数が金属枠体の熱膨張係数よりも大きいことに起因して、放熱用基板の、金属枠体が接合された面とは反対の面に、凹状の反りが生じやすい。この反りの存在は、放熱用基板とヒートシンクなどの支持部材とが互いに取り付けられた際に、両者の間の密着性を低下させる。その結果、放熱用基板を介しての電子部品から支持部材への熱伝導経路の熱抵抗が増大する。このため、電子部品から熱を効率的に放散することができなくなる。
そこで本発明者は、放熱用基板の反りを低減する方法として、反りを有する表面を研磨によって平滑化することを検討した。Cu−W基板の表面が研磨されると、副次的な作用として、Cuに覆われていたWの結晶粒が表面上に露出された。その結果、表面のうちWからなる部分の割合が高くなった。Wには表面酸化膜が形成されやすいので、Wからなる部分の割合が高くなると、Cu−W基板の表面上にめっき層、典型的にはNiめっき層、を高い密着性で形成することが困難となる。密着性が低いと、Cu−W基板とめっき層との間に膨れが生じやすく、信頼性の低下が懸念される。
そこで本発明者は、熱処理を用いて、上記研磨面上におけるCuの拡散またはWの還元を行うことを検討した。これによりCu−W基板の表面とめっき層との密着性は向上すると考えられる。しかしながら、本発明者の検討によれば、この熱処理自体が新たな反りを発生させてしまった。すなわち、研磨によって低減された反りが再び大きくなってしまうことが見出された。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、支持部材に取り付けられることになる面の反りを抑制しつつ、信頼性確保のために基板とめっき層との間の高い密着性を確保することができる電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージを提供することである。
本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法は、以下の工程を有している。第1の面と、第1の面と反対の第2の面と、を有し、WおよびMoの少なくともいずれかの材料からなり多孔質構造を有する第1の領域と、Cuからなり多孔質構造を充填する第2の領域と、を含む基板が準備される。基板の第1の面に金属枠体が接合される。金属枠体が接合された後に、基板の第2の面が平滑化される。基板の第2の面を平滑化する工程の後に、Cuのエッチング速度に比して速い前記材料のエッチング速度を有するエッチング条件を用いて基板の第2の面がエッチングされる。基板の第2の面がエッチングされた後に、基板の第2の面上にめっき層が形成される。
本発明の電子部品収納用パッケージは、金属枠体と、基板と、めっき層とを有している。基板は、金属枠体が接合された第1の面と、第1の面と反対の第2の面と、を有している。基板は、WおよびMoの少なくともいずれかの材料からなり多孔質構造を有する第1の領域と、Cuからなり多孔質構造を充填する第2の領域と、を含む。めっき層は、基板の第2の面上に設けられている。基板の第2の面には、第1の領域の結晶粒の大きさに対応した大きさを有する複数の凹部形状が設けられている。基板は全体として、第1の領域および第2の領域のうち第2の領域からなる部分の重量比Xを有しており、基板の第2の面は、第1の領域および第2の領域のうち第2の領域からなる部分の重量比Yを有しており、重量比Yは重量比Xよりも大きい。
本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法によれば、基板の第2の面が平滑化された後に、Cuのエッチング速度に比して速い上記材料のエッチング速度を有するエッチング条件を用いて、基板の第2の面がエッチングされる。このエッチング処理は、基板の巨視的な形状である反りには大きな影響を及ぼすことなく、第2の面のうちWまたはMoからなる部分を選択的に除去する。これにより、基板の第2の面の反りを抑制しつつ、基板の第2の面のうちCuではなくWまたはMoからなる部分の割合を低減させることができる。よって、支持部材に取り付けられることになる第2の面の反りを抑制しつつ、信頼性確保のために基板の第2の面とめっき層との間の高い密着性を確保することができる。
本発明の電子部品収納用パッケージによれば、基板の第2の面には、第1の領域の結晶粒の大きさに対応した大きさを有する複数の凹部形状が設けられている。このような形状は、第2の領域をより残存させつつ第1の領域をより除去する選択性を有する表面処理を用いて第2の面を処理することによって、容易に形成することができる。またこの表面処理によって、基板の第2の面において、第2の領域が占める重量比Yを増大させることができる。すなわち、基板の第2の面において、Cuからなる部分の割合が高められる。これにより、第2の面上での還元またはCu拡散を意図した熱処理を行わなくても、第2の面とめっき層との十分な密着性が確保される。よって、この熱処理に起因して基板の第2の面が反ることが避けられる。以上から、支持部材に取り付けられることになる基板の第2の面の反りを抑制しつつ、信頼性確保のために基板の第2の面とめっき層との間の高い密着性を確保することができる。
本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの構成を概略的に示す図であり、図2の線I−Iに沿う断面図である。 図1の概略上面図である。 図1の電子部品収納用パッケージが有する基板の内部微細構造を概略的に示す部分断面図である。 図1の電子部品収納用パッケージが有する基板の第2の面の表面形状を概略的に示す部分断面図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法を概略的に示すフロー図である。 図5のフロー図の一部を他の観点で概略的に示すフロー図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法の第1の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法の第2の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法の第3の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法の第4の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における電子部品収納用パッケージの製造方法の第5の工程を概略的に示す断面図である。 比較例の電子部品収納用パッケージの構成を示す断面図である。 比較例の電子部品収納用パッケージにおける基板上でのめっき層の膨れの発生を示す断面図である。 比較例の電子部品収納用パッケージにおけるろう付け部上でのめっき層の膨れの発生を示す電子顕微鏡写真(SEM)である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の反りの測定箇所を説明する底面図である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の正の反りの方向を説明する断面図である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の負の反りの方向を説明する断面図である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の反りの測定結果を示すグラフ図である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の第2の面の重量組成比の測定結果を示すグラフ図である。 電子部品収納用パッケージが有する基板の第2の面とめっき層との界面近傍を示す電子顕微鏡写真(SEM)である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。
(構成)
図1は、本発明の一実施の形態における半導体素子収納用パッケージ70(電子部品収納用パッケージ)の構成を概略的に示す図であり、図2の線I−Iに沿う断面図である。図2は、図1の概略上面図である。
本実施の形態の半導体素子収納用パッケージ70は、半導体素子81(電子部品)を収容するための空間を有している。この空間は、半導体素子収納用パッケージ70に蓋体82が取り付けられることによって封止される。これにより、封止された半導体素子81を有する半導体装置が得られる。より一般的にいえば、封止された電子部品を有する電子装置が得られる。半導体素子収納用パッケージ70は、放熱用基板10(基板)と、金属枠体21と、セラミック入出力端子部22と、リードフレーム23と、シールリング24と、めっき層30とを有している。
放熱用基板10は、内面S1(第1の面)と、内面S1と反対の外面S2(第2の面)とを有している。金属枠体21は、放熱用基板10の内面S1上に配置されている。金属枠体21は、例えば、Fe−Ni合金、または、Fe−Ni−Co合金からなる。金属枠体21は内面S1に、ろう付けによって接合されている。ろう付け工程は、典型的には銀(Ag)ろう材を用いて行われる。後述する他のろう付け工程についても同様である。内面S1のうち金属枠体21に囲まれた部分の上に半導体素子81が搭載されることになる。半導体素子収納用パッケージ70が使用される際には、外面S2は、支持部材(図示せず)に取り付けられることになる。支持部材は、基板10を介しての半導体素子81から熱を受けるものであり、例えばヒートシンクである。
セラミック入出力端子部22は金属枠体21上に配置されている。リードフレーム23はセラミック入出力端子部22に取り付けられている。セラミック入出力端子部22は、半導体素子収納用パッケージ70の内部と外部との間をつなぐ配線部(図示せず)を有している。配線部のうち半導体素子収納用パッケージ70の外部に位置する部分はリードフレーム23に接している。また配線部のうち半導体素子収納用パッケージ70の内部に位置する部分は、半導体素子81に電気的に接続されている。この電気的接続は、例えばボンディングワイヤ(図示せず)によって構成され得る。
シールリング24はセラミック入出力端子部22上に配置されている。シールリング24は、蓋体82を容易に取り付けることができるように設けられている。具体的には、蓋体82がシールリング24にシーム溶接によって接合され得る。シールリング24の材料としては、金属または合金が好ましい。典型的には、Fe−Ni−Co合金であるコバールが用いられ、その場合、シールリングはコバールリングとも称される。
図3は、放熱用基板10の内部微細構造を概略的に示す部分断面図である。放熱用基板10は、W領域11(第1の領域)と、Cu領域12(第2の領域)とを含む。W領域11は、材料(以下、「母材料」ともいう)としてWからなる。W領域11は、Wの多数の結晶粒から構成されている。結晶粒は、焼結されることによって結合されている。Wの結晶粒は3次元的に網目状に結合しており、よってW領域11はその内部に空隙を有している。これによりW領域11は多孔質構造を有している。Cu領域12は、Cuからなり、W領域11の多孔質構造を充填している。
図4は、放熱用基板10の外面S2の表面形状を概略的に示す部分断面図である。外面S2には複数の凹部形状10dが設けられている。凹部形状10dの大きさは、W領域11の結晶粒(図3参照)の大きさに対応している。この理由は、詳しくは後述するように、凹部形状10dが外面S2上でのW領域11の選択的エッチング処理によって形成されたものだからである。具体的な数値でいえば、複数の凹部形状10dが設けられていることによって外面S2は、0.15μm以上0.50μm以下の算術平均粗さRaと、1.0μm以上5.0μm以下の最大高さRzとを有している。
放熱用基板10は全体として、W領域11およびCu領域12のうち、Cu領域12からなる部分の重量比Xを有している。ここで「全体として」の重量比とは、放熱用基板10の全体での平均的な重量比のことを意味する。例えば、放熱用基板10は、80wt%(重量パーセント)のW領域11と、20wt%のCu領域12とからなり、その場合、重量比Xはwt20%である。放熱用基板10の外面S2は、W領域11およびCu領域12のうち、Cu領域12からなる部分の重量比Yを有している。ここで、外面S2の重量比とは、外面S2の表面近傍での重量比のことを意味する。ここで「表面近傍」とは、典型的な表面分析法であるエネルギー分散X線分光(EDX)による測定に反映される程度の深さに対応し、例えば、おおよそ5μm以上10μm以下程度の深さである。上記重量比Yは、上記重量比Xよりも大きい。すなわち、放熱用基板10におけるCu組成の量は、外面S2近傍において、平均的な量よりも大きい。例えば、重量比Xが20wt%の場合に、重量比Yは40wt%以上であり得る。この理由は、詳しくは後述するように、外面S2上でW領域11の選択的エッチング処理が行われているからである。なお、本実施の形態と異なりこのようなエッチング処理が行われなかったとすると、重量比Yは、通常、重量比Xよりも小さくなりやすく、例えば5wt%以下であり得る。
めっき層30は、放熱用基板10の外面S2上に設けられている。めっき層30は凹部形状10d(図4)を埋めている。めっき層30は下層31および上層32を有している。下層31はNiめっき層である。上層32はAuめっき層である。
(製造方法)
図5は、本実施の形態における半導体素子収納用パッケージ70の製造方法を概略的に示すフロー図である。図6は、図5のフロー図の一部を他の観点で概略的に示すフロー図である。図7〜図11のそれぞれは、半導体素子収納用パッケージ70の製造方法の第1〜第5の工程を概略的に示す断面図である。これらの図を参照しつつ、半導体素子収納用パッケージ70の製造方法について、以下に具体的に説明する。
図7に示すように、ステップS10(図5)として、半導体素子収納用パッケージ70の製造のための部材が準備される。すなわち、放熱用基板10が準備され(図6:ステップS11)、また金属枠体21と、セラミック入出力端子部22と、リードフレーム23と、シールリング24とが準備される。放熱用基板10は、溶融したCuをW焼結体に含浸させることによって製造され得る。セラミック入出力端子部22は、セラミックグリーンシートの準備工程と、メタライズ印刷工程と、積層工程と、焼成工程とを含む通常のセラミックプロセスによって製造され得る。セラミック入出力端子部22には、後述するろう付けを容易とするためにNiめっき処理が施される。
図8に示すように、ステップS20(図5)として、上述した部材を互いに接合するろう付けが行われる。これにより、放熱用基板10の内面S1に金属枠体21が接合される(図6:ステップ21)。また金属枠体21上にセラミック入出力端子部22が接合される。またセラミック入出力端子部22にリードフレーム23が接合される。またセラミック入出力端子部22上にシールリング24が形成される。ろう付けは、ろう材を加熱しながら行われる。このため、部材の熱膨張係数の差異、特に放熱用基板10および金属枠体21の熱膨張係数の差異、に起因して、熱応力が生じる。その結果、放熱用基板10に反りが生じる。前述したように典型的には、放熱用基板10の熱膨張係数は金属枠体21の熱膨張係数よりも大きく、その結果、外面S2が凹状となる反りが生じる。なお、図8においては、放熱用基板10と金属枠体21との間を接合するろう付け部41のみが示されているが、図示されていない他のろう付け部が形成され得る。
次に、ステップS30として、図8で示されている構造に対して、めっき処理が行われる。具体的には、電解Niめっき処理が行われ、これにより、当該構造のうち金属部分の表面上に、Niめっき層(図示せず)が形成される。よって、基板10の内面S1および外面S2の両方の上にNiめっき層が形成される。また、ろう付け部41などのろう付け部の上にもNiめっき層が形成される。
図9に示すように、ステップS40(図5)として、放熱用基板10の外面S2が研磨される。これにより、外面S2の上述した反りが取り除かれ、外面S2が平滑化される(図6:ステップS41)。
図10に示すように、ステップS50(図5)として、放熱用基板10の外面S2にエッチング処理が施される。このエッチング処理においては、Cuのエッチング速度に比して速い母材料(本実施の形態においてはW)のエッチング速度を有するエッチング条件が用いられる。これにより、外面S2上において、Cu領域12(図3)が残存させられつつ、W領域11(図3)が除去される。その結果、凹部形状10d(図4参照)が形成される(図6:ステップS51)。
次に、ステップS60(図5)として、図10で示されている構造に対して、電解Niめっき処理が施される。これにより形成されたNiめっき層の耐熱性を向上させるために、ステップS70(図5)として、熱処理が行われる。次に、ステップS80(図5)として、このNiめっき層の上にさらに、電解Ni/Auめっき処理が施される。
図11に示すように、上記ステップS60〜S80によって、放熱用基板10の外面S2上にめっき層30が形成される。具体的には、Niからなる下層31と、Auからなる上層32とが形成される。これにより、図1でも説明した半導体素子収納用パッケージ70が得られる。
なお上述した構成および製造方法においては、第1の領域がW領域11である場合について詳しく説明したが、第1の領域は、WおよびMoの少なくともいずれかの材料からなり多孔質構造を有するものであればよい。言い換えれば、母材料は、Wに限定されるものではなく、WおよびMoの少なくともいずれかの材料であればよい。
(比較例)
図12は、比較例の半導体素子収納用パッケージ70Vの構成を示す断面図である。半導体素子収納用パッケージ70Vの製造方法は、ステップS50(図5)の選択的エッチング処理が省略されている点で、上記本実施の形態の製造方法と相違している。ステップS40(図5)によって本比較例の放熱用基板10Vの外面S2が研磨された直後は、外面S2の比較的大きな割合が、外面S2に露出されたW結晶粒によって占められており、本比較例においてはそのような状態の外面S2上にめっき層30が形成される。Wには表面酸化膜が形成されやすく、よってめっき層との密着性が低くなりやすい。その結果、図13に示すように、外面S2上においてめっき層30に、膨れBL1が生じやすい。
上記問題を避けるためには、めっき層30が形成される時点で、外面S2に露出されたW結晶粒が少なくされるか、または、W表面が還元されればよい。この点だけを考慮すれば、ステップS50(図5)の選択的エッチング処理に代わり、熱処理によって外面S2上でCuの拡散またはWの還元を行うことが考えられる。これにより、外面S2とめっき層30との密着性が高められる。しかしながら、この熱処理は、外面S2に再度反りを発生させてしまう原因となり得る。本実施の形態によれば、このような熱処理は不要であり、よって上記再度の反りの発生を避けることができる。
さらに、上記の熱処理は、再度の反りの原因となるだけでなく、めっき層の膨れの原因ともなり得る。このことについて、以下に説明する。図14は、上記熱処理工程を有する製造方法によって製造された比較例の半導体素子収納用パッケージ70Wにおける、ろう付け部42上でのめっき層の膨れBL2の発生を示す電子顕微鏡写真(SEM)である。この写真においては、セラミック入出力端子部22とシールリング24との間を接合するためにステップS20(図5)で形成されたろう付け部42上において、上記熱処理に起因して、ステップS30(図5)で形成されたNiめっき層に、膨れBL2が生じていた。本実施の形態によれば、上記熱処理は不要であり、よって、この熱処理に起因してのめっき層の膨れの発生を避けることができる。
(効果)
本実施の形態の半導体素子収納用パッケージ70の製造方法によれば、放熱用基板10の外面S2が平滑化された後に、Cuのエッチング速度に比して速い母材料のエッチング速度を有するエッチング条件を用いて、放熱用基板10の外面S2がエッチングされる。このエッチング処理は、放熱用基板10の巨視的な形状である反りには大きな影響を及ぼすことなく、外面S2のうちWからなる部分を選択的に除去する。これにより、放熱用基板10の外面S2の反りを抑制しつつ、放熱用基板10の外面S2のうちCuではなくWからなる部分の割合を低減させることができる。よって、支持部材に取り付けられることになる外面S2の反りを抑制しつつ、信頼性確保のために放熱用基板10の外面S2とめっき層30との間の高い密着性を確保することができる。
また金属枠体21が接合された後かつ放熱用基板10の外面S2が平滑化される前に、めっき処理(図5:ステップS30)が行われる。この場合、仮に研磨直後に放熱用基板10の外面S2上で、Cuの拡散またはWの還元を意図した熱処理が行われたとすると、このめっき処理によって形成されためっき層に膨れ(図14:膨れBL2)が生じやすい。本実施の形態によれば、上記熱処理が不要であることから、このような膨れの発生を抑制することができる。
本実施の形態の半導体素子収納用パッケージ70によれば、放熱用基板10の外面S2には、W領域11の結晶粒の大きさに対応した大きさを有する複数の凹部形状10dが設けられている。このような形状は、Cu領域12をより残存させつつW領域11をより除去する選択性を有する表面処理である選択的エッチング処理を用いて外面S2を処理することによって、容易に形成することができる。またこの選択的エッチング処理によって、放熱用基板10の外面S2において、Cu領域12が占める重量比Yを増大させることができる。すなわち、放熱用基板10の外面S2において、Cuからなる部分の割合が高められる。これにより、外面S2上でのCuの拡散またはWの還元を意図した熱処理を行わなくても、外面S2とめっき層30との十分な密着性が確保される。よって、この熱処理に起因して放熱用基板10の外面S2が反ることが避けられる。以上から、支持部材に取り付けられることになる放熱用基板10の外面S2の反りを抑制しつつ、信頼性確保のために放熱用基板10の外面S2とめっき層30との間の高い密着性を確保することができる。
また放熱用基板10の外面S2に凹部形状10dが設けられることによって、めっき層30に対してアンカー効果が生じる。これにより、めっき層30の密着性をより高めることができる。
実施例1〜5および比較例の半導体素子収納用パッケージの作製および評価を行った。実施例1〜5においては、上記選択的エッチング処理のエッチング時間が相違させられた。比較例においては、選択的エッチング処理の代わりに熱処理が行われた。
(作製)
まず半導体素子収納用パッケージを製造するための部材が準備された(図7)。放熱用基板の材料としては、80wt%のWと、20wt%のCuとを有するものが用いられた。放熱用基板の平面視(図2に対応する視野)での大きさは30mm×12.7mmとされた。放熱用基板の厚み(図1における縦方向の寸法)は0.5mmとされた。セラミック入出力端子部の表面には、予めNiめっき処理が施された。シールリングとしてはコバールリングが準備された。
上記部材が、還元雰囲気下でAgろう材を用いたろう付けによって接合された(図8)。これによって得られた構造に対して、電解Niめっき処理が施された。次に、放熱用基板の外面が、研磨されることによって研磨面とされた。すなわち放熱用基板の外面が平滑化された。
次に、放熱用基板の外面に対して、Wに対する選択的なエッチング処理が施された。エッチャントとしては、温度40℃の赤血塩(K[Fe(CN)])が用いられた。エッチング時間は、実施例1で20秒、実施例2で30秒、実施例3で40秒、実施例4で60秒、実施例5で10秒とされた。実施例2における各試料についてエッチング量を測定したところ、1.4mg/cm〜2.3mg/cmであった。また比較例においては、エッチング処理に代わり、還元雰囲気下での750℃での熱処理が行われた。これ以外については、比較例の工程は、実施例の工程と同じとされた。
次に、上記工程によって得られた構造に対して、電解Niめっき処理が施された。これにより当該構造の金属部分の表面上にNiめっき層が形成された。次に、還元雰囲気下での750℃での熱処理が行われた。次に、電解Ni/Auめっき処理が施された。これにより、Niめっき層の厚みが増やされ、さらにそれを覆うAuめっき層が形成された。これにより、実施例1〜5および比較例の半導体素子収納用パッケージが得られた。
(半導体素子収納用パッケージの検査)
実施例1〜5および比較例の各々について、放熱用基板の外面上でのめっき層の膨れ発生率が検査された。また、放熱用基板の外面の反りが測定された。反り測定は、図15の矢印MSに示す方向に沿って、測定長26mmで行われた。ここで、図16に示す反りを「正の反り」と定義し、図17に示す反りを「負の反り」と定義する。また、異常な変色の有無が検査された。これらの結果を、以下の表1にまとめる。
Figure 0006980415
上記結果から、比較例の膨れ発生率よりも実施例1〜5の膨れ発生率は低かった。この結果から、比較例に比して、実施例1〜5によれば、めっき層の膨れの発生を抑制することができることがわかった。特に実施例1〜4の膨れ発生率はゼロであった。膨れ発生率の低下は、放熱用基板の外面上において露出されたW結晶粒が選択的エッチング処理によって少なくされたためと考えられる。また実施例1〜5のうち実施例5の膨れ発生率が相対的に高かったのは、Wのエッチング処理が実施例1〜4に比して十分には進行していなかったためと考えられる。
また比較例の平均反り量よりも実施例1〜5の平均反り量は、絶対値として小さかった。この結果から、比較例に比して実施例1〜5によれば放熱用基板の反りの大きさを抑制することができることがわかった。実施例1〜5において反りが小さかったのは、研磨直後の熱処理が行われなかったためと考えられる。
なお本発明者の検討によれば、研磨処理とその後の熱処理との間にめっき処理が行われていれば、当該熱処理は、大きな反りの原因とはならなかった。よって、エッチング処理(図5:ステップS50)および電解Niめっき処理(図5:ステップS60)の後に行われる熱処理(図5:S70)は、大きな反りの原因とはならなかった。この理由の詳細は不明であるが、熱処理時に放熱用基板の内面だけでなく研磨された外面もNiめっき層によって被覆されていることが関係している可能性があると考えられる。
また実施例1〜3および5については、異常な変色は認められなかった。一方、エッチング時間が最長であった実施例4においては変色が認められた。よって、変色が許容されない場合は、エッチング時間が過度とならないようにする必要がある。
図18は、比較例および実施例2における反りの測定結果を示すグラフ図である。特に実施例2については、5つの試料A〜Eについての結果が示されている。比較例では大きな絶対値を有する負の反りが認められたが、実施例2の試料A〜Eでは、いずれも、ゼロに近い小さな絶対値を有する反りが認められた。よってこの実施例によれば、量産においても反りを安定的に低減することができると推測される。また、試料A〜Eのいずれもが正の反りを有していた。よってこの実施例によれば、半導体素子収納用パッケージの使用に際して、負の反りに起因しての問題を考慮する必要性が低くなると考えられる。
(放熱用基板の組成の評価)
図19は、半導体素子収納用パッケージが有する放熱用基板の外面の重量比の測定結果を示すグラフ図である。図中、左側が研磨直後の測定結果であり、右側が30秒のエッチング処理後(実施例2に対応)の測定結果である。放熱用基板としては全体として20wt%のCu重量比を有するものが準備されたが、その研磨面のCu重量比は、より小さい4.62wt%であった。この原因は、放熱用基板の表面近傍ではその内部に比べてCu量が小さくなりやすいため、または、研磨においてCuに比してWが削れにくいためと推測される。
上記のように研磨面のCu重量比は、全体的なCu重量比20wt%よりも小さな4.62wt%であった。この研磨面に対して選択的エッチング処理が施されると、Cu重量比は、全体的なCu重量比20wt%よりも大きな42.84wt%へと増大した。このように、選択的エッチング処理が施されることによって、放熱用基板の外面のCu重量比が、全体的なCu重量比に対して相対的に小さい値から相対的に大きい値へと変化した。またその増加は、4.62wt%から42.84wt%への、顕著なものであった。
(放熱用基板の外面の微細構造の評価)
図20は、放熱用基板(Cu−W基板)の外面と、めっき層(Ni/Au層)との界面近傍を示す電子顕微鏡写真(SEM)である。Wの結晶粒の大きさ程度の寸法変化による表面形状について観察すると、放熱用基板の外面は、比較例においては比較的平坦であったが、実施例2においてはWの結晶粒の大きさに対応した凹部形状が認められた。すなわち、熱処理によって形成された外面は比較的平坦であったが、エッチング処理によって形成された外面にはWの結晶粒の大きさに対応した凹部形状が認められた。
また、めっき層(Ni/Au層)の形成前に行われた放熱用基板の外面の表面粗さ測定によれば、比較例においては、算術平均粗さRaが0.118μmであり、最大高さRzが0.844μmであった。実施例2においては、算術平均粗さRaが0.169μmであり、最大高さRzが1.310μmであった。エッチング処理が行われる場合において算術平均粗さRaおよび最大高さRzの値はエッチング条件に依存すると考えられるが、本発明者の検討によれば、算術平均粗さRaが0.15μm以上0.50μm以下程度、かつ最大高さRzが1.0μm以上5.0μm以下程度であれば、表面形状は、Wの結晶粒の大きさに対応した凹部形状を有すると考えられる。
S1 内面(第1の面)
S2 外面(第2の面)
30 めっき層
10 放熱用基板(基板)
10d 凹部形状
11 W領域(第1の領域)
12 Cu領域(第2の領域)
21 金属枠体
22 セラミック入出力端子部
23 リードフレーム
24 シールリング
31 下層
32 上層
41,42 ろう付け部
70 半導体素子収納用パッケージ
81 半導体素子
82 蓋体

Claims (7)

  1. 第1の面と、前記第1の面と反対の第2の面と、を有し、タングステンおよびモリブデンの少なくともいずれかの材料からなり多孔質構造を有する第1の領域と、銅からなり前記多孔質構造を充填する第2の領域と、を含む基板を準備する工程と、
    前記基板の前記第1の面に金属枠体を接合する工程と、
    前記金属枠体を接合する工程の後に、前記基板の前記第2の面を平滑化する工程と、
    前記基板の前記第2の面を平滑化する工程の後に、銅のエッチング速度に比して速い前記材料のエッチング速度を有するエッチング条件を用いて前記基板の前記第2の面をエッチングする工程と、
    前記基板の前記第2の面をエッチングする工程の後に、前記基板の前記第2の面上にめっき層を形成する工程と、
    を備える、電子部品収納用パッケージの製造方法。
  2. 前記金属枠体を接合する工程は、ろう付けによって行われる、請求項1に記載の電子部品収納用パッケージの製造方法。
  3. 前記金属枠体を接合する工程の後かつ前記基板の前記第2の面を平滑化する工程の前に、めっき処理を行う工程をさらに備える、請求項1または2に記載の電子部品収納用パッケージの製造方法。
  4. 前記金属枠体上にセラミック入出力端子部を接合する工程と、前記セラミック入出力端子部にリードフレームを接合する工程と、前記セラミック入出力端子部上にシールリングを形成する工程と、をさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の電子部品収納用パッケージの製造方法。
  5. 金属枠体と、
    前記金属枠体が接合された第1の面と、前記第1の面と反対の第2の面と、を有し、タングステンおよびモリブデンの少なくともいずれかの材料からなり多孔質構造を有する第1の領域と、銅からなり前記多孔質構造を充填する第2の領域と、を含む基板と、
    前記基板の前記第2の面上に設けられためっき層と、
    を備え、
    前記基板の前記第2の面には、前記第1の領域の結晶粒の大きさに対応した大きさを有する複数の凹部形状が設けられており、
    前記基板は全体として、前記第1の領域および前記第2の領域のうち前記第2の領域からなる部分の重量比Xを有しており、前記基板の前記第2の面は、前記第1の領域および前記第2の領域のうち前記第2の領域からなる部分の重量比Yを有しており、前記重量比Yは前記重量比Xよりも大きい、電子部品収納用パッケージ。
  6. 前記複数の凹部形状が設けられていることによって、前記基板の前記第2の面は、0.15μm以上0.50μm以下の算術平均粗さRaと、1.0μm以上5.0μm以下の最大高さRzとを有している、請求項5に記載の電子部品収納用パッケージ。
  7. 前記金属枠体上に配置されたセラミック入出力端子部と、前記セラミック入出力端子部に取り付けられたリードフレームと、前記セラミック入出力端子部上に配置されたシールリングと、をさらに備える、請求項5または6に記載の電子部品収納用パッケージ。
JP2017108913A 2017-06-01 2017-06-01 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ Active JP6980415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017108913A JP6980415B2 (ja) 2017-06-01 2017-06-01 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017108913A JP6980415B2 (ja) 2017-06-01 2017-06-01 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018206879A JP2018206879A (ja) 2018-12-27
JP6980415B2 true JP6980415B2 (ja) 2021-12-15

Family

ID=64957404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017108913A Active JP6980415B2 (ja) 2017-06-01 2017-06-01 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6980415B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2804812B2 (ja) * 1990-01-30 1998-09-30 三菱マテリアル株式会社 半導体素子搭載用部材の製造方法
JP2012094627A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Kyocera Corp 素子収納用パッケージ、およびこれを備えた電子装置
JP5982303B2 (ja) * 2013-03-06 2016-08-31 株式会社東芝 半導体装置用パッケージ、およびその製造方法、並びに半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018206879A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6632686B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP3619773B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TWI695778B (zh) 接合體、附散熱器之電力模組用基板、散熱器、接合體之製造方法、附散熱器之電力模組用基板之製造方法、及散熱器之製造方法
JP7451638B2 (ja) セラミックス金属回路基板の製造方法および半導体装置の製造方法
TW201707821A (zh) 接合體、附散熱器電源模組用基板、散熱器、接合體的製造方法、附散熱器電源模組用基板的製造方法、及散熱器的製造方法
EP3196930B1 (en) Bonded body, power module substrate with heat sink, use of the bonded body as a heat sink, method for manufacturing bonded body
JP4049035B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4604641B2 (ja) 半導体装置
JP3336982B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3767585B2 (ja) 半導体装置
JP2007165442A (ja) モールドパッケージ
JP6787662B2 (ja) シールリング、電子部品収納用パッケージ、電子デバイスおよびこれらの製造方法
JP6980415B2 (ja) 電子部品収納用パッケージの製造方法および電子部品収納用パッケージ
JP2005026252A (ja) セラミック回路基板、放熱モジュール、および半導体装置
JP2007096042A (ja) 半導体装置
JPWO2019208577A1 (ja) 放熱基板および電子装置
JP6973674B2 (ja) 絶縁回路基板
WO2020217787A1 (ja) 金属部材およびその製造方法
TWI833739B (zh) 半導體封裝及製造其之方法
JP4653608B2 (ja) 面実装タイプ樹脂製中空パッケージの製造方法
JP2004080060A (ja) 電子部品用パッケージ及びその製造方法
JP2654872B2 (ja) 半導体装置
JP2016178194A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2013165304A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0810197Y2 (ja) 半導体素子収納用パッケージ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6980415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150