JP6979868B2 - 柵 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の通行を規制する柵に関するものである。
路面へ設置させた柵によって車線分離などを行う方法は従来から利用されている。
例えば、特許文献1には、ベースブロック(5)に垂直に立設されるポール(1)と、該ポール(1)に着脱自在に連結される所定長さのパイプ(2)とからなり、前記ポール(2)の周面の少なくとも一側に、上下方向に所定の間隔をあけて複数のフック部(3)…が形成され、前記パイプ(2)の両端に前記フック部(3)に着脱自在に嵌合する係合部(4)が設けられている組立フェンスの構成が示されている。
特開平10−18249号公報
特許文献1の組立フェンスは、ポール(1)間に架設させるパイプ(2)の端部を、ポール(1)に設けたフック部(3)へ係合させて取り付けているが、このパイプ(2)へ車両などが接触した場合に、パイプ(2)がポール(1)から容易に脱落する可能性が懸念される。
本発明は、車両などが接触しても支柱からビームが容易に外れない柵を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る柵は、長手方向に間隔をあけて設置面に立設される複数の支柱と、該各支柱間に架設される筒状のビームとを備え、
前記支柱には挿入部材が長手方向へ貫通し、該挿入部材の両端がそれぞれ別のビームの内側に挿入されて該各ビームが互いに連結されており、
前記支柱は、設置面に固定される基材へ係合されて着脱自在に立設されており、
前記基材と支柱との係合と解除は、長手方向に対して垂直な幅方向への支柱の移動によってなされるように設けられており、前記基材との係合によって幅方向に対して垂直な縦方向及び長手方向への前記支柱の移動が規制されると共に、該支柱と前記ビームの端部との当接によって該ビームの長手方向への移動が規制されており、
並設される2個の各支柱に前記挿入部材が長手方向へ貫通すると共に、前記各支柱間の位置で前記挿入部材へ係止部材が着脱可能に取り付けられ、該係止部材と前記支柱との当接によって前記挿入部材の長手方向への移動が規制されていることを特徴とするものである。
本願発明に係る柵によれば、長手方向に間隔をあけて設置面に立設させる複数の支柱と、この各支柱間に架設させる筒状のビームとを備え、前記支柱に挿入部材を長手方向へ貫通させ、この挿入部材の両端をそれぞれ別のビームの内側へそれぞれ挿入させて各ビームを互いに連結させるので、車両が接触するなどしてビームが外力を受けたときに、支柱を貫通する挿入部材の外面がビームの内側面に当接して長手方向に対して垂直な縦方向及び幅方向への移動が規制され、支柱からのビームの脱離を抑制できる。
また、前記支柱を、設置面へ固定させる基材へ係合させて着脱自在に立設させ、
前記基材と支柱との係合と解除を、長手方向に対して垂直な幅方向への支柱の移動によって行うように設けるので、支柱の長手方向にビームを配置した状態で支柱と基材との係合や解除を行うことができ、柵の組み立てや分解をより容易に行うことができ
また、前記基材との係合によって前記支柱の縦方向及び長手方向への移動を規制させると共に、この支柱と前記ビームの端部との当接によってこのビームの長手方向への移動を規制させるので、ビームが外力を受けたときにその移動を規制でき
また、並設させた2個の支柱に前記挿入部材を長手方向へ貫通させると共に、前記各支柱間の位置で前記挿入部材へ係止部材を取り付け、この係止部材と前記支柱との当接によって前記挿入部材の長手方向への移動を規制するので、前記挿入部材が長手方向へ移動してその端部がビームから抜け出すような問題が生じないので、支柱からのビームの脱離を抑制でき
また、前記係止部材を挿入部材へ着脱可能に取り付けるので、係止部材を取り外した挿入部材を長手方向へ移動させ、その端部をビームや支柱から外して、この支柱やビームを設置場所から取り外し可能とすることができ、柵の組み立てや分解をより容易に行うことができ
また、前記基材を長手方向に並設させた2個の支柱へ係合させれば、前記各支柱の間で前記基材を設置面へ強固に固定できるので、車両が接触するなどしてビームや柱部が外力を受けたときに、基材が設置面から外れて柱部が脱離するような問題が生じにくくなされるので、好ましい。
本発明の柵によれば、車両などが接触しても支柱からビームが容易に外れない。
本発明に係る柵の実施の一形態を示す斜視図である。 図1の側面図である。 図1の基材を示す斜視図である。 図1の支柱を示す斜視図である。 図4の支柱を示す、(イ)は正面図であり、(ロ)は側面図である。 図1のビームを示す斜視図である。 ビームの縦断面を示す図6のA−A断面図である。 図4の支柱へ取り付ける挿入部材を示す斜視図である。 図3の基材を設置面へ設置させた状態を示す斜視図である。 図9の側面図である。 図10の基材へ係合させて図4の支柱を設置させた状態を示す図である。 図11の支柱へ図8の挿入部材を取り付けた状態を示す図である。 図12の挿入部材へ図6のビームを取り付けた状態を示す図である。 図1の支柱を示す斜視図である。 図14の支柱へ取り付ける挿入部材を示す斜視図である。 図14の支柱を取り付ける基材を設置させた状態を示す図である。 図16の基材へ係合させて図14の支柱を取り付けた状態を示す図である。 図17の支柱へ図15の挿入部材を取り付けた状態を示す図である。 図18の挿入部材へビームを取り付けた状態を示す図である。 図1の係止部材を示す斜視図である。 図19の挿入部材へ図20の係止部材を取り付けた状態を示す図である。 本発明に係る柵の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図22の側面図である。 図22のブロック体を示す斜視図である。 図24のブロック体を示す、(イ)は正面図であり、(ロ)は側面図である。 ブロック体の縦断面を示す図25のA−A断面図である。 ブロック体の縦断面を示す図25のB−B断面図である。 図22の柵を構成する支柱へビームを取り付けた状態を示す図である。 図28のビームへ図24のブロック体を取り付けた状態を示す図である。 図29のビームへ更にブロック体を取り付けた状態を示す図である。 図30のブロック体の近傍に他の支柱を設置させた状態を示す図である。 図31の支柱とブロック体の間に他のブロック体を取り付けた状態を示す図である。 図32の支柱とビームへ挿入部材を取り付けた状態を示す図である。 図22の端部ブロック体を示す斜視図である。 図34の端部ブロック体を示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は側面図である。 ビームへブロック体を取り付けた状態を示す図である。 図36のブロック体の近傍に支柱を設置させた状態を示す図である。 図37の支柱へ図34の端部ブロック体を取り付けた状態を示す図である。 図38の支柱とビームへ挿入部材を取り付けた状態を示す図である。 図39の挿入部材へ係止部材を取り付けた状態を示す図である。 本発明に係る柵の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図41の側面図である。 他の形態の基材を利用して支柱を立設させた状態を示す図である。 本発明に係る柵のビームに取り付けるブロック体の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図44のブロック体をビームへ取り付けた状態を示す図である。 本発明に係る柵の基材の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図46の平面図である。 図46の側面図である。 図46の基材を設置面へ設置させた状態を示す側面図である。 図49の基材へ係合させて支柱を取り付けた状態を示す図である。 図50の支柱へビームを取り付けて柵を形成した状態を示す図である。 図51の斜視図である。 図46の基材へ係合させて支柱を立設し柵を形成した状態を示す斜視図である。 本発明に係る柵の台材の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図54の正面図である。 図54の台材を設置面へ設置させる前の状態を示す図である。 図56の台材を設置面へ設置させた状態を示す図である。 図57の台材の上に基材を設置させた状態を示す図である。 図58の斜視図である。 本発明に係る柵の基材を設置させる埋設部材の実施の一形態を示す斜視図である。 図60の正面図である。 図60の埋設部材を設置面の埋設孔に収納させた状態を示す図である。 図62の埋設部材を埋設固定した状態を示す図である。 図63の埋設部材を利用して基材を設置させた状態を示す図である。 本発明に係る柵の基材を設置させる埋設部材の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図65の正面図である。 本発明に係る柵のビームに取り付けるブロック体の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図67のブロック体の正面図である。 図67のA−A断面図である。 図67のブロック体を柵のビームへ取り付けた状態を示す縦断面図である。 本発明に係る柵のビームに取り付けるブロック体の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図71のブロック体の正面図である。 図71のA−A断面図である。 本発明に係る柵のビームに取り付けるブロック体の実施の他の一形態を示す斜視図である。 図74のブロック体の正面図である。 図74のブロック体の側面図である。 図74のA−A断面図である。
発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において1は柵である。
柵1は、長手方向に間隔をあけて設置面Gに立設させた複数の支柱2と、各支柱2の間に架設させたビーム4とを備えている。
尚、図面において、長手方向に対して垂直な図中上下方向を縦方向とし、長手方向および縦方向に対して垂直な方向を幅方向としている。
前記ビーム4は筒状の長尺体で形成しており、支柱2へ長手方向に貫通させて取り付けた挿入部材5の端をビーム4の内側へ挿入させて、支柱2へ取り付けている。
また、前記柵1の支柱2は、その下部を設置面Gへ固定させた基材3へ係合させて設置面Gへ設置させている。
尚、前記柵1は支柱2として、挿入部材5(5a)やビーム4の着脱を長手方向の一方の端から順番に行うように設けた支柱2aと、ビーム4を設置場所から取り外さずに挿入部材5(5b)を着脱可能に設けた支柱2bとを備えており、その詳細は後述する。
図3は図1の基材3を示す斜視図である。
前記基材3は、縦方向へ貫通する貫通孔31を備えており、この貫通孔31へ挿通させたアンカーボルトB1を介して設置面Gへ固定されるように設けている。
前記基材3は溝の開口部分を下方へ向けた断面コの字形状の金属の長尺体で形成しており、具体的には所謂溝形鋼で形成している。
即ち、前記基材3は、平板状のウェブと、その幅方向の両縁から縦方向下方へそれぞれ延設されるフランジとを備え、前記貫通孔31は前記ウェブに形成している。
また、前記貫通孔31は、基材3の長手方向の両側の端から間隔をあけた位置にそれぞれ1個づつ合計2個形成している。
図4は図1の支柱2aを示す斜視図であり、図5は図4の支柱2aを示す、(イ)は正面図であり、(ロ)は側面図である。
支柱2aは、下端に平板状の鍔部22を備え、この鍔部22の上面から縦方向へ突出させる柱部21を形成している。
前記柱部21は断面矩形の筒状体で形成しており、具体的には金属製の角パイプで形成している。
また、前記柱部21は前記鍔部22の長手方向中央付近に配置させて形成させており、鍔部22の幅方向中央付近に配置して形成させている。
前記支柱2aの柱部21には、その筒壁を長手方向へ貫通する貫通孔23を上下に間隔をあけて2個形成している。
前記各貫通孔23は、それぞれ略矩形形状に形成しており、前記挿入部材5を挿入可能な形状に形成すると共に、前記ビーム4を挿入不能な形状に形成している。
具体的には、前記各貫通孔23は、前記挿入部材5の外形よりも若干大きな矩形形状に形成しており、前記ビーム4の外形よりも小さな矩形形状に形成している。
前記支柱2aは、挿入部材5を貫通孔23に挿入させて、柱部21に長手方向へ貫通可能に設けている。
図6は図1のビーム4を示す斜視図であり、図7はビーム4の縦断面を示す図6のA−A断面図である。
前記ビーム4は断面矩形の筒状体で形成しており、具体的には金属製の角パイプで形成している。
前記ビーム4の長手方向両端は開口させており、前記挿入部材5を内側へ挿入可能に形成している。
前記ビーム4には、長手方向の端から間隔をあけた位置に当接部41を形成している。
前記当接部41は、断面円形の鋼材をビーム4に縦方向へ貫通させて設けており、図7に示すように、当接部41がビーム4の筒壁の内側面から内方へ突出するように形成させている。
前記当接部41は、ビーム4の開口から内側へ挿入させた前記挿入部材5の端が当接し、当接部41を形成した位置からさらに内側への挿入部材5の移動を防止するように設けている。
図8は図4の支柱2aへ取り付ける挿入部材5aを示す斜視図である。
前記挿入部材5aは断面矩形の筒状の長尺体で形成しており、具体的には金属製の角パイプで形成している。
前記挿入部材5aは、前記ビーム4の筒壁の内側形状よりも若干小さな外形に形成しており、ビーム4の開口から内側へ挿入可能に設けている。
図9は図3の基材3を設置面Gへ設置させた状態を示す斜視図であり、図10は図9の側面図である。
図9、10に示す基材3は長手方向へ間隔をあけて複数配置させており、各基材3の間の隙間s1の長手方向の大きさを前記支柱2aの柱部21の長手方向の大きさよりも若干大きく形成している。
前記各基材3は、縦方向上方から貫通孔31へ挿通させたアンカーボルトB1を設置面Gへ埋設固定したアンカーナットNへ螺結させて設置面Gへ固定させている。
前記各基材3と設置面Gとの間には台材bpを配置している。
前記台材bpは、矩形板状に形成して前記貫通孔31の下方にそれぞれ1個づつ配置させており、前記基材3の長手方向の端から間隔をあけて配置させている。
前記各台材bpは、その上面に基材3を載置させ、前記アンカーボルトB1を台材bpへ貫通させて設置させている。
即ち、前記各基材3と設置面Gとの間には、前記台材bpの大きさに該当する隙間s2を縦方向に形成させている。
図11は図10の基材3へ係合させて図4の支柱2aを設置させた状態を示す図である。
図11の支柱2aは、その柱部21を前記各基材3の間に配置させると共に、その鍔部22を基材3と設置面Gとの間に配置させて設置させている。
即ち前記支柱2aは、柱部21を前記隙間s1へ位置させると共に、鍔部22を前記隙間s2に位置させて設置させている。
前記鍔部22を隙間s2へ位置させることで、鍔部22と基材3の端部とが係合状態となされ、支柱2aの縦方向への移動が規制される。
また、柱部21と基材3との当接や、鍔部22と台材bpとの当接によって、前記支柱2aの長手方向への移動が規制される。
図11に示す支柱2aは、幅方向へ移動させることによって基材3との係合と解除を行うことができる。具体的には、図11の支柱2aを幅方向へ移動させることで、前記鍔部22を隙間s2から抜き出し、鍔部22と基材3との係合を解いて支柱2を設置面Gから取り外すことができる。また、上記と逆の操作を行うことで、基材3へ支柱2aを係合させることができる。
図12は図11の支柱2aへ図8の挿入部材5aを取り付けた状態を示す図である。
前記挿入部材5aは、支柱2aの貫通孔23へ挿通させ、柱部21を長手方向へ貫通させて取り付けている。
前記挿入部材5aは、上下に間隔をあけて形成された前記貫通孔23にそれぞれ1個づつ挿通させており、前記支柱2aに合計2個の挿入部材5aを取り付けている。
図13は図12の挿入部材5aへ図6のビーム4を取り付けた状態を示す図である。
図13のビーム4は、支柱2aを貫通し柱部21から長手方向へ突出させた挿入部材5aの端部をその内側へ挿入させて、支柱2aへ取り付けている。
前記ビーム4は支柱2aの貫通孔23よりも大きな外形に形成しているので、支柱2aへ取り付けたビーム4は、その端が柱部21へ当接することにより長手方向への移動が規制される。
また、図13に示すように、支柱2aへビーム4を取り付けた状態において、支柱2aへ取り付けた挿入部材5aは、その端がビーム4の当接部41へ当接することにより長手方向への移動が規制される。
また、柱部21を貫通する前記挿入部材5aへビーム4が取り付けられることにより、支柱2aの幅方向への移動がビーム4によって規制される。即ち、支柱2aの鍔部22と基部3との係合が解除不能となされ、支柱2aが設置場所から脱離不能な状態となされる。
図13に示すビーム4や挿入部材5aは、上記と逆の手順で支柱2から容易に取り外すことができる。
即ち、前記ビーム4は長手方向へ移動させることで挿入部材5aから取り外すことができ、ビーム4を取り外した状態で挿入部材5aを長手方向へ移動させれば、貫通孔23から抜き取り、支柱2aから取り外すことができる。
図14は図1の支柱2bを示す斜視図である。
前記支柱2bは、下端に設けた鍔部22の形状のみが図4、5に示す前記支柱2aと異なる事項である。
即ち、図14に示す支柱2bは、前記支柱2aと同様に、下端に平板状の鍔部22を備えると共に、その上面から上方へ断面矩形の筒状体からなる柱部21を突出させており、この柱部21の筒壁に長手方向へ貫通する矩形の貫通孔23を形成している。
前記支柱2bは、柱部21からの鍔部22の長手方向へ突出する大きさが、前記支柱2aと異なっている。具体的には、支柱2bは図14において、柱部21の下端から図中右奥側の長手方向へ突出する鍔部22の大きさを、図中左手前側の長手方向へ突出する大きさよりも小さく形成させており、図4の支柱2aの鍔部22の図中右奥側の長手方向へ突出する大きさよりも小さく形成させている。
図15は図14の支柱2bへ取り付ける挿入部材5bを示す斜視図である。
図15に示す挿入部材5bは、図8に示す挿入部材5aよりも長手方向の大きさを大きく形成している点と、長手方向の中央に雌ねじ孔51を1個形成している点とが、前記挿入部材5aと異なる事項である。
図16は図14の支柱2bを取り付ける基材3を設置させた状態を示す図である。
図16に示す基材3は、長手方向へ間隔をあけて複数設置させており、各基材3の間の隙間s1の長手方向の大きさのみが、図9、10に示す各基材3と異なる事項である。
即ち、図16に示す各基材3は、図3に示す基材3と同一であり、図9、10に示す各基材3と同様に、縦方向上方から貫通孔31へ挿通させたアンカーボルトB1を設置面Gへ埋設固定したアンカーナットNへ螺結させて設置面Gへ固定させている。
また、前記各基材3と設置面Gとの間には台材bpを配置しており、前記各基材3と設置面Gとの間に前記台材bpの大きさに該当する隙間s2を縦方向に形成させている。
そして、図16に示す各基材3間の隙間s1の長手方向の大きさは、図9、10に示す隙間s1よりも大きく形成させている。
図17は図16の基材3へ係合させて図14の支柱2bを取り付けた状態を示す図である。
図17は2個の基材3の間に支柱2bを2個1組で長手方向へ並設させた状態を示しており、前記各基材3間の隙間s1に2個の柱体21を位置させて設置させている。
前記各支柱2bは、鍔部22の長手方向への突出の大きさが小さな部分を互いに相対させると共に、長手方向への突出の大きさが大きな部分をそれぞれ基材3と設置面Gとの間に設けられた隙間s2に位置させて設置させている。
前記鍔部22を隙間s2へ位置させることで、鍔部22と基材3の端部とが係合状態となされ、前記支柱2aと同様に、各支柱2bの縦方向への移動が規制される。
また、柱部21と基材3との当接や、鍔部22と台材bpとの当接によって、前記各支柱2bの長手方向の基材3側への移動が規制される。
また、図11に示す支柱2aと同様に、図17に示す各支柱2bは、幅方向へ移動させることによって基材3との係合と解除を行うことができる。
図18は図17の支柱2bへ図15の挿入部材5bを取り付けた状態を示す図である。
挿入部材5bは、支柱2bの貫通孔23に挿通させて柱部21を貫通させており、並設させた2個の支柱2bを1個の挿入部材5bが貫くように取り付けている。
前記挿入部材5bは、上下に間隔をあけて2個形成した柱部21の貫通孔23にそれぞれ1個づつ挿通させており、各支柱2bへ合計2個の挿入部材5bを取り付けている。
また、前記挿入部材5bは、長手方向中央に形成した雌ねじ孔51が各柱部21の間に配置されるように各支柱2bへ取り付けている。
図19は図18の挿入部材5bへビーム4を取り付けた状態を示す図である。
図19のビーム4は、各支柱2bの柱部21から長手方向へ突出させた挿入部材5bの端部をその内側へ挿入させて、それぞれ支柱2bへ取り付けている。
柱部21を貫通する前記挿入部材5bへビーム4が取り付けられることにより、支柱2bの幅方向への移動がビーム4によって規制される。即ち、支柱2bの鍔部22と基部3との係合が解除不能となされ、支柱2bが設置場所から脱離不能な状態となされる。
尚、支柱2bへ取り付けるビーム4の端部には当接部41を設けておらず、内側に挿入させた挿入部材5bを長手方向へ移動させて更にビーム4の内側へ挿入可能に設けている。
図20は図1の係止部材6を示す斜視図である。
係止部材6は、面を縦方向へ向けた基板62と、この基板62の幅方向両縁から縦方向下方へ延設させた板状の延設部63とを備える断面コの字形状に形成しており、具体的には、溝形鋼で形成している。
前記基板62は、長手方向の大きさを図19に示す各支柱2bの柱部21の間隔より若干小さく形成すると共に、各延設部63の間隔を前記挿入部材5bの幅の大きさより若干大きく形成している。
また、前記係止部材6には、縦方向へ貫通する貫通孔61を1個形成しており、長手方向及び幅方向の中央に配置して設けている。
図21は図19の挿入部材5bへ図20の係止部材6を取り付けた状態を示す図である。
前記係止部材6は、基板62の下面を挿入部材5の上面へ当接させ、貫通孔61に挿通させたねじB2を挿入部材5bの雌ねじ孔51へ螺結させて、挿入部材5bへ取り付けている。
挿入部材5bに取り付けた係止部材6の端が支柱2bへ当接することにより、挿入部材5bの長手方向への移動が規制されるので、挿入部材5bが一方のビーム4の内側へ入り込み他方のビーム4から抜け外れることがない。
尚、前記係止部材6を挿入部材5bへ取り付ける前記ねじB2は、工具を用いずに螺結と解除を行える所謂蝶ボルトを利用しており、係止部材6の取り付けや、取り外しを容易に行えるように設けている。
図21において、前記係止部材6は、各支柱2bに取り付けた2個の挿入部材5bのうち、下方に配置した挿入部材5bへ取り付けている。
上方に配置して各支柱2bへ取り付けた挿入部材5bの雌ねじ孔51には、係止部材6bではなく、標識柱Pを取り付けている。
前記標識柱Pは、その下面から下方へ雄ねじを突出させており、この雄ねじを雌ねじ孔51へ螺結させて前記挿入部材5bへ取り付けている。
前記挿入部材5bは、取り付けた標識柱Pの端が支柱2bへ当接することにより、係止部材6を取り付けた挿入部材5bと同様に、長手方向への移動が規制される。換言すると、前記標識柱Pは、取り付けた挿入部材5bの長手方向への移動を規制する係止部材として機能する。
前記標識柱Pを取り付けることにより、柵1の視認性が向上する。
また、標識柱Pを支柱2bへ取り付けた挿入部材5bへのみ取り付ければ、標識柱Pを探すことで、支柱2bを設置させた位置を容易に見つけることができる。
尚、図21において挿入部材5bの一つに標識柱Pを取り付けているが、これに限るものではなく、支柱2bへ取り付けた挿入部材5bの全部に標識柱Pではなく係止部材6を取り付けてもよい。
図21に示す各挿入部材5bは、雌ねじ孔51へ螺結させて取り付けた係止部材6や標識柱Pによって長手方向への移動が規制されているので、前記係止部材6や標識柱Pを取り外すことによって、その規制が解除される。
即ち、前記係止部材6や標識柱Pを取り外した挿入部材5bを長手方向へ移動させ、その端部を挿入させた一方のビーム4の更に内側へ挿入させることで、他方の端部をビーム4と支柱2bから抜き外すことができる。挿入部材5bを貫通孔23から抜き外すことで、支柱2bの幅方向への移動が可能となり、支柱2bを設置場所から取り外すことができる。
換言すると、図21の柵1は、上記のように挿入部材5bを長手方向へ移動させて支柱2bから抜き外すことで、ビーム4を設置場所に設置させた状態で支柱2bのみを取り外すことができる。
また、支柱2bを設置場所から取り外せば、支柱2bへ取り付けていた挿入部材5bやビーム4を長手方向へ移動させて設置場所から容易に取り外すことができる。
図22は本発明に係る柵1の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図23は図22の側面図である。
図22、23に示す柵1は、ビーム4にブロック体7を取り付けている点が図1〜21に示す柵1と異なる主な事項である。
図22、23に示す柵1は、図示されたブロック体7の内側において、図1〜21に示す柵1と同様に、設置面Gへ固定させた基材3へ下部を係合させて支柱2を立設させ、この支柱2へ貫通させた挿入部材5の端を内側に挿入させてビーム4を支柱2へ取り付けている。
尚、図22、23に示す柵1は、ブロック体7として、ブロック体7aと、支柱2bの近傍のみに配置して取り付ける端部ブロック体7bとを有しており、詳細については後述する。
図24は図22のブロック体7aを示す斜視図であり、図25は図24のブロック体7aを示す、(イ)は正面図であり、(ロ)は側面図であり、図26はブロック体7aの縦断面を示す図25のA−A断面図であり、図27はブロック体7aの縦断面を示す図25のB−B断面図である。
図24〜27に示すブロック体7aは、上面71と、その幅方向の両縁から下方へそれぞれ延設される側面72とを備える矩形状に形成しており、前記各側面72の下部の間隔が上部よりも大きな略台形形状に形成している。
前記上面71及び各側面72は、ブロック体7aの外周を形成する外壁70の外側面で構成されており、この外壁70は全体に亘って長手方向の大きさを同一に設けている。
前記ブロック体7aには、前記外壁70の内側に取付部73を設けている。
取付部73は、両面を長手方向へ向けると共に縁部分が外壁70の内側面に接続するように設けた平板状に形成しており、外壁70の長手方向中央に配置させている。
また、取付部73の板面部分には長手方向へ突出するリブ部73aを形成している。
前記リブ部73aの一部はその端部が外壁70の内側面に接続しており、ブロック体7aの強度を向上させている。
前記取付部73には、前記ビーム4を長手方向へ挿通可能な挿通部74を形成している。
前記挿通部74は、ビーム4の外形よりも若干大きな貫通孔状に形成しており、前記支柱2a、2bへ取り付けた各ビーム4をそれぞれ挿通できるように、柱部21に設けた貫通孔23に対応する配置で形成している。
また、前記取付部73の下端には上方へ窪む凹部75を形成しており、ブロック体7aをビーム4へ取り付けたときに設置面Gへ設置させた基材3が取付部73へ接触せずに、凹部75の内側に配置されるように設けている。
図28は図22の柵1を構成する支柱2aへビーム4を取り付けた状態を示す図である。
図28は、図中左側に配置したビーム4の一方の端部を立設させた支柱2aへ取り付け、他方の端部が取り付け前となされている状態を示している。
図28の柵1は、支柱2aへ取り付けた挿入部材5a及びビーム4の長手方向の大きさのみが、図13に示す柵1と異なる事項である。
即ち、図28に示す基材3は図13と同一であり、隙間s1を設けて長手方向へ配置させた各基材3を、設置面G上の台材bpの上に配置し、設置面Gとの間に隙間s2を設けた状態でアンカーボルトB1を介して設置面Gへ固定させている。
そして、図28に示す支柱2aは図13と同一であり、その柱部21を前記隙間s1へ位置させ、鍔部22を隙間s2へ位置させて設置面Gへ立設させている。鍔部22を基材3の下方に設けた隙間s2へ配置させることで、前記支柱2aは基材3と係合状態となされて、縦方向への移動が規制されている。また、柱部22と基材3との当接や、鍔部22と台材bpとの当接によって、支柱2aの長手方向への移動が規制されている。
図28に示す挿入部材5aは、長手方向の大きさがより大きなこと以外は、図13に示す挿入部材5aと同一である。
即ち、図28に示す挿入部材5aは、支柱2aの貫通孔23よりも若干小さな外形の長尺体であり、柱部2aを長手方向に貫通してその両側の端部を支柱2aから突出させている。
そして図28に示すビーム4は、長手方向の大きさがより小さなこと以外は、図13と同一である。即ち、図28に示すビーム4は、前記挿入部材5aを長手方向の端から内側へ挿入させて、支柱2aへ取り付けており、ビーム4の端部には当接部41が形成され、挿入部材5aは当接部41よりもビーム4の内側方向への移動が規制されている。
図28の柵1は、挿入部材5aの長手方向の大きさが大きく形成されると共にビーム4の長手方向の大きさが小さく形成されているので、ビーム4の端と支柱2aとの間隔が図22の柵1よりも大きく設けられている。
図29は図28のビーム4へ図23のブロック体7aを取り付けた状態を示す図である。
図29及び後述する図30〜33においては、ブロック体7aを単純な矩形に描き、図面を簡略化している。
前記ブロック体7aは、その取付部73の挿通部74へビーム4を挿通させてビーム4へ取り付けられている。
図29においては、支柱2aの長手方向両側へそれぞれ取り付けたビーム4の端からブロック体7aを1個づつ取り付け、合計2個取り付けた状態を示している。
支柱2aの両側から前記ブロック体7aを取り付けたとき、前記支柱2aの柱部21は、各ブロック体7aの各取付部73の間に配置されて、各外壁70の内側に収納されるように設けている。
即ち、長手方向両側にそれぞれブロック体7aを取り付けられた支柱2aは、図29に示すように、その柱部21がブロック体7aに囲われて覆い隠される。
図30は図29のビーム4へ更にブロック体7aを取り付けた状態を示す図である。
図30は、ビーム4の端からブロック体7aを取り付けて、基部3の端の近傍まで並設させた状態を示している。
ブロック体7aを取り付けられたビーム4は、並設させた各ブロック体7aに覆い隠される。
図31は図30のブロック体7aの近傍に他の支柱2aを設置させた状態を示す図である。
支柱2aの設置方法は上記と同様であり、支柱2aを幅方向へ移動させることによって、その柱部21を各基材3間の隙間s1へ位置させると共に、鍔部22を基材3と設置面Gとの間に設けた隙間s2に位置させて支柱2aと基材3とを係合状態とする。
図32は図31の支柱2aとブロック体7aの間に他のブロック体7aを取り付けた状態を示す図である。
図31において、並設させたブロック体7aと支柱2aとの間には他のブロック体7aを1個取り付ける隙間を設けており、この隙間へブロック体7aを上方から差し入れて取り付ける。
前記ブロック体7aを上方から差し入れることで、その外壁70へ柱部21や基材3が引っかかることなく、取り付けることができる。
図33は図32の支柱2aとビーム4へ挿入部材5aを取り付けた状態を示す図である。
図33に示す挿入部材5aは、支柱2aのブロック体7aを取り付けた方の逆側から貫通孔23へ挿入させ、ブロック体7aの挿通部74を貫通させると共に、ビーム4の内側へ挿入させている。
図33のビーム4は、図28、29に示すように、その端部に当接部41を設けているので、挿入させた挿入部材5aがこの当接部41より内側へ移動することを防止している。
図33の挿入部材5aは、ビーム4へ挿入させた方と逆側の端部を支柱2aから突出させているので、この突出部分に他のビーム4を取り付けることで図28と同様の構造を形成することができる。即ち、図28〜33の手順を繰り返すことで、柵1を延設させることができる。
図34は図22の端部ブロック体7bを示す斜視図であり、図35は図34の端部ブロック体7bを示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は側面図である。
端部ブロック体7bは、両面を長手方向へ向けた平板状の取付部73と、この取付部73の幅方向両縁から長手方向へ延設させた外壁70を備え、この外壁70の外面が側面72を構成している。
端部ブロック体7bは、正面視の形状が前記ブロック体7aと同様の略台形形状に設け、平面視の形状が前記取付部73と各外壁70とが略コの字形状を構成する外形に設けている。
前記取付部73には、ブロック体7aの取付部73と同様に、前記ビーム4を長手方向へ挿通可能な貫通孔状の挿通部74を形成しており、前記支柱2a、2bへ取り付けた各ビーム4をそれぞれ挿通できるように、柱部21に設けた貫通孔23に対応する配置で形成している。
図36はビーム4へブロック体7aを取り付けた状態を示す図である。
図36は、隙間s1を挟むように長手方向へ配置して2個の基材3を設置させ、一方の基材3の上方に設置させたビーム4へブロック体7aを取り付けて並設させた状態を示しており、前記隙間s1の長手方向の大きさがより大きいことのみが図30と異なる事項である。
具体的には、図36の各基材3間の隙間s1は、図16に示す隙間s1と同じ大きさに設けており、2個1組の前記支柱2bを取り付け可能な配置に設けている。
また、図36に示すビーム4の端部には、当接部41を形成していない。
図37は図36のブロック体7aの近傍に支柱2bを設置させた状態を示す図である。
図37に示す支柱2bは、図14の支柱2bと同一であり、図17と同様の方法で基材3へ係合させて設置させている。
即ち、図37に示す支柱2bは、図17の支柱2bと同様に、2個1組の支柱2bの各柱体21を前記隙間s1に位置させて設置させており、各鍔部22の長手方向への突出の大きさが小さな部分を互いに相対させると共に、長手方向への突出の大きさが大きな部分をそれぞれ基材3と設置面Gとの間に設けられた隙間s2に位置させて設置させている。
また、鍔部22を隙間s2に位置させて基材3へ係合状態となされた支柱2bを幅方向へ移動させることによって、基材3の係合を容易に解除できる点も同様である。
図38は図37の支柱2bへ図34の端部ブロック体7bを取り付けた状態を示す図である。
図38は、図37に示す2個の支柱2bへそれぞれ1個づつ端部ブロック体7bを取り付けた状態を示している。
図38に示す端部ブロック体7bは、その側面72の間に支柱2bの柱部21を配置させ、取付部73を基材3側へ向けて取り付けている。また、図中右側の端部ブロック体7bは、ビーム4及び基材3と支柱2bとの間の隙間へ上方から差し入れることで、その外壁70や取付部73へ支柱2bや基材3が引っかかることなく、取り付けることができる。
図39は図38の支柱2bとビーム4へ挿入部材5bを取り付けた状態を示す図である。
図39に示す挿入部材5bは、長手方向の大きさがより大きなこと以外は図15の挿入部材5bと同一であり、図18と同様の方法で各支柱2bへ取り付けている。
即ち、図39に示す挿入部材5bは、支柱2bの貫通孔23に挿通させて柱部21を貫通させ、並設させた2個の支柱2bを1個の挿入部材5bが貫くように取り付けている。
また、前記挿入部材5bは、長手方向中央に形成した雌ねじ孔51が各柱部21の間に配置されるように各支柱2bへ取り付けている。
図40は図39の挿入部材5bへ係止部材6を取り付けた状態を示す図である。
図40に示す係止部材6は、図20の係止部材6と同一であり、図40に示す標識柱Pは図21に示すものと同一である。
図40に示す係止部材6や標識柱Pは、図21に示す構成と同様の方法で取り付けており、係止部材6は貫通孔61へ挿通させたねじB2を挿入部材5bの雌ねじ孔51へ螺結させて取り付け、標識柱Pは下方へ突出させた雄ねじを挿入部材5bの雌ねじ孔51へ螺結させて取り付けている。
そして、取り付けた係止部材6や標識柱Pが支柱2bへ当接することによって、挿入部材5bの長手方向への移動を規制させている点も同様である。
また、係止部材6や標識柱Pを挿入部材5bから取り外すことにより、挿入部材5bを長手方向へ移動させてビーム4と支柱2bから抜き外し、ビーム4を設置させた状態で支柱2bを幅方向へ移動させて取り外し可能とする点も同様である。
図40に示す挿入部材5bは、図中左側の端部を支柱2bから突出させているので、ここへビーム4を取り付け、更にそのビーム4へブロック体7aを取り付ければ、図30や図36と同様の構成を形成できる。即ち、上記と同じ方法繰り返すことで、柵1を容易に延設させることができる。
図22、23に示す柵1は、ビーム4や挿入部材5bへブロック体7aや端部ブロック体7bを取り付けているので、柵1へ車両などが接触したときに、その車両はブロック体7aや端部ブロック体7bへ接触することで、支柱2a、2bやビーム4へ直接接触しにくくなされる。このため、柵1の破損が抑制される。
また、前記ブロック体7aや端部ブロック体7bを支柱2a、2bやビーム4よりも変形しやすい柔らかい材料で形成することで、柵1へ接触した車両の損傷を抑制できる。
また、図22、23に示す柵1は、ビーム4へ取り付けたブロック体7aの凹部75の内側に基材3が収納されるように設けている。このため、柵1へ車両が接触するなどして、ブロック体7aが幅方向へ向かう外力を受けたときに、前記凹部75の縁と基材3とが当接してブロック体7aの変形を抑制し、損傷を低減する。
図41は本発明に係る柵の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図42は図41の側面図である。
図41、42に示す柵1は、設置面Gへ固定する基材3を幅方向へ間隔をあけて2個並設させている点と、基材3の端部にねじB3を取り付けている点と、上方に配置した挿入部材5Bの雌ねじ孔51へ標識柱Pではなく係止部材6を取り付けた点のみが、図1、2に示す柵1と異なる事項である。
具体的には、前記基材3は、図41に示すように、幅方向に並設させて2個1組で設置させており、前記隙間s1を設けて長手方向へ配置させた複数組の基材3を前記隙間s2を設けて設置させている。前記支柱2aや支柱2bは、その鍔部22を幅方向に並設させた2個の基材3の下方の各隙間s2へそれぞれ位置させて、各基材3と係合するように設置させている。
また、図41、42に示す柵1は、各基材3の端部に縦方向へ貫通する雌ねじ孔を形成しており、この雌ねじ孔に前記ねじB3を上方から螺結させている。
詳細には、前記ねじB3は、その先端を基材3に係合する支柱2aや支柱2bの各鍔部22の上面へ圧着させており、鍔部22の移動を縦方向及び長手方向だけではなく、幅方向への移動も規制している。
尚、本発明に係る柵1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、各2個1組で並設させる前記支柱2bに取り付けるビーム4の端部は、図19や、図39、図42に示すように、いずれも当接部41を備えず、各挿入部材5bを長手方向のいずれの方向へも移動可能に設けているが、これに限るものではない。前記挿入部材5bは、係止部材6や係止部材として機能する前記標識柱6を取り外した状態で、一方のビーム4の内側へ移動させて他方のビーム4と支柱4bから脱抜できればよいので、並設させた2個1組の支柱2bへ取り付ける各ビーム4のうち、一方側のビーム4に当接部41を設けなければ、他方のビーム4に当接部4を設けてもよい。
また、前記柵1の基材3は、その両端付近に貫通孔31を1個づつ形成してアンカーボルトB1で固定するように設けているが、これに限るものではない。例えば、前記2個の貫通孔31の間に他の貫通孔31を形成してアンカーボルトB1で固定するように設けてもよい。基材3を固定するアンカーボルトB1を増やすことで、基材3をより強固に固定することができるので、支柱2やこれに取り付けられるビーム4などの安定性が向上する。
また、前記柵1は、基材3を長尺体で形成し、両側の端部にそれぞれ別の支柱2の鍔部22を係合させているが、これに限るものではない。
例えば、基材3の両端ではなく、一方の端部にのみ支柱2を係合させてもよい。
図43は他の形態の基材3を利用して支柱2aを立設させた状態を示す図である。
図43に示す基材3は、図11に示す基材3よりも短く形成して、その一方の端部にのみ支柱2aを係合させている。
このように、支柱2aや支柱2bを係合させて立設できれば、基材3の形状を変化させてもよい。
しかしながら、図22、23に示すように、支柱2に取り付けたビーム4にブロック体7を取り付けるとき、基材3をブロック体7の凹部75の内側へ位置させるなどしてブロック体7と基材3とを係合させることで、ブロック体7をより強固に設置できる。このため、基材3を長尺に設け、その両端を並設させる2個の支柱2へそれぞれ係合させるように設ければ、前記各支柱2の間に取り付けるブロック体7を強固に設置できるので好ましい。
また、前記各基材3と設置面Gとの間には台材bpを配置して、基材3の下方に支柱2を係合させるための隙間s2を形成しているが、これに限るものではない。
例えば、基材3と台材bpとを一体的に形成してもよく、台材bpに該当する部材を利用せずに基材3の端部を研削加工して隙間s2を形成してもよく、基材3の鍔部22を係合可能な他の形状に形成してもよい。
また、前記各柵1において、図41、42に示す柵1では、基材3に螺結させたねじB3の先端を支柱2の鍔部22へ圧着させ、図1、2に示す柵1や図22、23に示す柵1では前記ねじB3を設けていないがこれに限るものではない。図41、42の柵1の基材3に前記ねじB3を取り付けなくてもよく、図1、2に示す柵1や図22、23に示す柵1の基材3に前記ねじB3を螺結させて、支柱2の鍔部22を強固に係合させてもよい。
また、前記各柵1は、基材3の貫通孔31へ上方から挿入させたアンカーボルトB1を設置面Gへ埋設固定したアンカーナットNへ螺結させて前記基材3を設置しているが、これに限るものではない。
例えば、設置面Gへアンカーナットではなくアンカーボルトを埋設固定し、設置面Gから上方へ突出させた雄ねじ部分を前記基材3の貫通孔31へ下方から挿入させ、ナットを螺結させて前記基材3を設置させてもよい。
このとき、設置面Gへ埋設固定するアンカーボルトは、埋設部分の下部が上部より拡幅して抜け止め効果を高められた形状のものを好適に利用できる。具体的には、アンカーボルトの下部に両面を縦方向へ向けた平板を溶接やねじ止めなどの方法で固定したものを利用すれば、埋設させた前記平板部分によって高い抜け止め効果を奏するので、基材3をより強固に設置できる。
また、図22、23に示す柵1において、図24〜27に示すブロック体7aや、図34、35に示すブロック体7bをビーム4や挿入部材5へ取り付けているが、ブロック体7の形態はこれに限るものではなく、柵1の支柱2やビーム4への車両の接触を抑制できる他の形態に設けてもよい。
図44は本発明に係る柵1のビーム4に取り付けるブロック体7の実施の他の一形態を示す斜視図である。図44に示すブロック体7は、その長手方向の一方の端部を拡大して示している。図44に示すブロック体7は、断面矩形の筒状の長尺体に形成しており、略角パイプ形状に設けている。
前記ブロック体7は、その筒壁の内側面に内側へ突出する突条76を形成している。前記突条76は、半円形の断面形状で長手方向へ向けて形成しており、間隔をあけて4個の突条76を設けている。
図44のブロック体7は、弾性変形可能な材料で形成しており、例えば、天然ゴムや合成ゴム、ウレタンや塩化ビニルなどの合成樹脂エラストマーなどを好適に用いることができる。
図44のブロック体7は、長手方向の大きさを前記ビーム4と同じ大きさに形成し、その筒壁の内側に前記ビーム4を挿入してビーム4へ取り付けるように設けている。
図45は図44のブロック体7をビーム4へ取り付けた状態を示す図である。
ビーム4へ取り付けたブロック体7は、その突条76の先端をビーム4の外面へ当接させるように設けている。突条76を設けることで、ビーム4の外側面とブロック体7の内側面との接触面積が小さくなり、摩擦が低減するので、ビーム4へのブロック体7の取り付けや取り外しの作業が容易となる。
図44のブロック体7は、図45に示すように取り付けたビーム4の外側全体を覆うように配置されるので、ビーム4への車両の接触を抑制できる。
尚、図44、45に示すブロック体7や、図22、23に示すブロック体7aは、ビーム4の全体を覆うように取り付けられているが、これに限るものではなく、ビーム4の一部がブロック体7に覆われていなくてもよい。
図46は本発明に係る柵1の基材8の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図47は図46の平面図であり、図48は図46の側面図である。
図46に示す基材8は、前面、後面や、側面が上方に至るほど内側へ向かう傾斜状に設けた略台形状の外形に形成している。
前記基材8は、図3に示す基材3と同様に金属製であり、具体的にはアルミニウム鋳物で形成している。
前記基材8は、長手方向の一方の端部に縦方向の厚みの大きさが小さな薄肉部82を形成している。前記薄肉部82は、基材8の上面が下方へ矩形形状に窪むように形成しており、幅方向両側の各端部にそれぞれ1個づつ合計2個の薄肉部82を間隔をあけて形成している。
また、前記基材8には、縦方向に貫通する円形の貫通孔81を形成しており、貫通孔81は各薄肉部82にそれぞれ1個づつ合計2個形成している。
前記各貫通孔81は、図3に示す基材3の貫通孔31と同様に、設置面Gへ基材8を固定するアンカーボルトB1を挿通させるために形成している。
前記基材8は、前記各薄肉部82及び各貫通孔81を形成した端部とは逆側の長手方向の端部に、段部84を形成している。
前記段部84は、その下面84aが前記各薄肉部82の下面82aよりも縦方向上方に位置するように形成しており、前記下面84aは基材8の長手方向の端に至るまで形成している。
前記段部84には、幅方向の中央にねじ孔83を1個形成している。
ねじ孔83は、内側の周面に雌ねじを形成した雌ねじ孔であり、前記段部84の下面84aへ至るように前記段部83を縦方向に貫通させて形成している。
また、前記ねじ孔83の上部には、前記雌ねじ部分よりも拡径させた収納部83aを形成しており、収容部83aはねじ孔83へ螺結可能なねじB3の頭部を内側に収納可能な大きさに形成している。
図49は図46の基材8を設置面Gへ設置させた状態を示す側面図である。
図49に示す基材8は、長手方向に間隔をあけて2個並設させており、各基材8は互いの段部84を相対させて設置させている。
具体的には、前記各基材8は、各段部84間の隙間s1の長手方向の大きさを、図9〜10に示す各基材3間の隙間s1や図43に示す各基材3間の隙間s1と同様に、図4〜5に示す前記支柱2aの柱部21の長手方向の大きさよりも若干大きく形成している。
図49に示す各基材8は、前記薄肉部82の下面82aを設置面Gへ当接させ、前記薄肉部82を貫通する前記貫通孔81へ上方から挿入させたアンカーボルトB1を設置面Gへ埋設固定したアンカーナットNへ螺結させて、設置面Gへ設置させている。
即ち、前記各基材8は、図3に示す前記基材3や、図43に示す前記基材3とは異なり、基材8と設置面Gとの間に台材bpを配置することなく、設置面Gへ設置させている。
前記各基材8は、前記下面82aより上方に位置させた前記段部84の下面84aと設置面Gとの間に、隙間s2が生じるようにそれぞれ設置させている。
基材8の下面84aと設置面Gとの間に設けた前記隙間s2は、図10、図16、図42及び図43に示す各基材3の下方に生じさせた前記隙間s2と同様に、図4に示す支柱2aの鍔部22や図14に示す支柱2bの鍔部22を挿入可能な大きさに形成している。
図50は図49の基材8へ係合させて支柱2aを取り付けた状態を示す図である。
図50に示す支柱2aは、図4に示す前記支柱2aと同一である。
図50に示す支柱2aは、柱部21を前記隙間s1へ位置させると共に、鍔部22を各基材8の下面84aの下方にそれぞれ生じさせた前記各隙間s2へ位置させて取り付けている。
前記支柱2aは、鍔部22を各隙間s2へ位置させることで、鍔部22と各基材8の段部84とが係合状態となされ、図11に示す支柱2aや、図43に示す支柱2aと同様に、支柱2aの縦方向への移動が規制される。
また、柱部21や鍔部22と各基材8との当接によって、図11に示す支柱2aや、図43に示す支柱2aと同様に、前記支柱2aの長手方向への移動が規制される。
また、図50に示す支柱2aは、幅方向へ移動させることによって基材8との係合と解除を行うことができる点も、基材3を利用して形成した前記各柵1と同様である。
図51は図50の支柱2aへビーム4を取り付けて柵1を形成した状態を示す図であり、図52は図51の斜視図である。
図51に示すビーム4は、図6に示すビーム4と同一であり、図11〜13に示す方法と同様の手順で支柱2aへ取り付けている。
即ち、図51に示す柵1は、図50に示す支柱2aの貫通孔23へ図8に示す挿入部材5aを挿入させており、柱部21から長手方向へ突出させた前記挿入部材5aの端部をビーム4の内側へ挿入させてビーム4を支柱2aへ取り付けている。
図51に示す各基材8は、前記ねじ孔83へ螺挿したねじB3の雄ねじの先端を基材8の段部84に係合する支柱2aの鍔部22の上面へ圧着させ、前記ねじB3を前記ねじ孔83へ螺結させている。鍔部22の上面に圧着する前記ねじB3により、基材8へ係合している支柱2aは、図41〜42に示す支柱2a、2bと同様に、鍔部22の移動を縦方向及び長手方向だけでなく、幅方向への移動も規制している。
図46に示す基材8は、台材bpを介さずに設置面Gへ直接設置させる点で前記各基材3と異なっているが、長手方向へ間隔を開けて配置させた2個の基材間の隙間s1へ支柱2の柱部21を位置させると共に、基材の下端と設置面Gとの間に設けた隙間s2へ支柱2の鍔部22を位置させて、支柱2と基材とを係合状態とする点で、前記各基材3と共通している。
また、長手方向の両端ではなく一方の端部のみへ支柱2の鍔部22を係合させている点で図43に示す各基材3と共通している。
このため、前記基材8を利用して形成した柵1は、前記基材3を利用して形成した柵1と同様の手順で、基材8への支柱2の係合と解除や、基材8へ係合させて立設させた支柱2への挿入部材5やビーム4の取り付けと取り外しなどを行うことができる。
図53は図46の基材8へ係合させて支柱2bを立設し柵1を形成した状態を示す斜視図である。
図53に示す柵1は、図49に示す各基材8間の隙間s1を、図16に示す各基材3間に設けた隙間s1と同じ大きさに設けて設置させた後、図17〜19及び図21に示す方法と同様の手順で、支柱2bや挿入部材5b、ビーム4、係止部材6、標識柱Pを取り付けて形成している。
図54は本発明に係る柵の台材bpの実施の他の一形態を示す斜視図であり、図55は図54の正面図である。
図54に示す台材bpは、縦方向に貫通させたアンカーボルトB1を設置面Gへ埋設固定させたアンカーナットNへ螺結させて設置するのではなく、下方へ突出するように設けた埋設部p2を設置面Gへ埋設固定させて設置するように設けている点と、基材3を取り付けるための雌ねじ部p3を備えている点とが、図1〜43に示す各柵1に用いられる前記台材bpと異なる主な事項である。
図54に示す台材bpは、両面を縦方向へ向けた平板状の台部p1と、この台部p1の幅方向両縁から縦方向下方へそれぞれ延設させた板状の前記埋設部p2とを備える断面コの字形状に形成しており、具体的には、溝形鋼で形成している。
前記台部p1は、幅方向の大きさを、図3に示す基材3の幅方向の大きさよりも大きく形成しており、台部p1の上面に前記基材3を載置可能な大きさに形成している。
また、前記台部p1の上部には、幅方向及び長手方向の中央の位置に、前記基材3を取り付けるための前記雌ねじ部p3を形成しており、雌ねじ部p3は台部p1の上面に溶接して取り付けたナットで形成している
図54に示す台材bpは、上記したように、下方へ突出させて設けた各埋設部p2を設置面Gへ埋設させて設置するように設けている。
図56は図54の台材bpを設置面Gへ設置させる前の状態を示す図である。
図56に示す設置面Gには、前記台材bpの各埋設部p2を収納可能な埋設孔hを形成している。各埋設孔hは前記埋設部p2を収納可能な幅及び長さを備える溝状にそれぞれ形成しており、各埋設部p2に対応する配置で幅方向に2個並設させている。
図57は図56の台材bpを設置面Gへ設置させた状態を示す図である。
図57に示す台材bpは、各埋設部p2を前記埋設孔hへそれぞれ収納し、台部p1の下面を設置面Gへ当接させた状態で、埋設孔h中へ充填させた接着剤やモルタルなどからなる充填剤Fによって前記各埋設部p2を埋設孔h内に固定し、台材bpを設置面G上に設置させている。
前記台材bpは、設置面Gに設置させた状態において、前記基材3を台部p1の上面へ載置させて設置させるように設けている。
具体的には、図57に示す台材bpの台部p1の上面に基材3を載置させると共に、基材3を縦方向に貫通するアンカーボルトB1を前記雌ねじ部p3へ螺結させれば、前記基材3を台材bpの上に設置できる。
上記の方法で基材3を設置させたとき、図58に示すような状態となされる。
図58は図57の台材bpの上に基材3を設置させた状態を示す図であり、図59は図58の斜視図である。
図58〜59に示す基材3は図3に示す基材3と同一であり、アンカーボルトB1は基材3の貫通孔31を挿通させて台材bpの雌ねじ部p3へ螺結させている。
図58〜59に示す基材3は、その端部が前記台材bpの台部p1の上から長手方向へ突出するように設置させている。
即ち、図58〜59に示す基材3は、前記端部の下端と設置面Gとの間に、台材bpの台部p1の厚みの大きさに対応する隙間s2が形成されるので、図1〜43に示す台材bpを介して設置させた前記基材3と同様に、この隙間s2へ鍔部22を位置させて、前記支柱2aや支柱2bを係合状態にできる。
図60は本発明に係る柵1の基材を設置させる埋設部材9の実施の一形態を示す斜視図であり、図61は図60の正面図である。
図60に示す埋設部材9は、雄ねじ部B4bを設置面Gから突出させて埋設固定するアンカーボルトB4の、ボルト頭部B4aの設置面Gからの脱抜を防止する目的で利用するものである。
前記埋設部材9は、金属板を曲げ加工して形成しており、具体的には、亜鉛めっき鋼板で形成している。
前記埋設部材9は、下方に開口する溝部91を備えている。この溝部91は、埋設部材9の幅方向中央に配置させて長手方向の全長に亘り形成しており、上方に配置される底板部91aと、底板部91aの幅方向両縁から下方へそれぞれ延設させた側板部91bとを備えている。また、前記底板部91aの長手方向中央には、底板部91aを縦方向へ貫通する長孔形状の貫通孔93を形成している。
前記埋設部材9には、前記各側板部91bの下端から幅方向外側へ延設させた延設部92を形成している。前記各延設部92は、両面を上下へ向けて前記各側板部91bから幅方向へ延設させた横板部92aと、各横板部92aの側端から上方へ延設させた縦板部92bとをそれぞれ形成させている。
前記各縦板部92bは、その上端の縦方向の位置が前記底板部91aと同じ程度の位置に配置されるように形成している。
前記埋設部材9は、アンカーボルトB4の雄ねじ部B4bを前記貫通孔93へ挿通させ、そのボルト頭部B4aを前記溝部91へ係合させて、アンカーボルトB4を取り付けるように設けている。
具体的には、溝部91は、溝の内側面を構成する前記各側板部91bの板面の間隔を、六角ボルトからなる前記アンカーボルトB4の略六角柱形状に形成されたボルト頭部B4aの平行な二面の間隔と同一又は僅かに小さな大きさに形成させており、前記ボルト頭部B4aの平行な二面をそれぞれ前記各側板部91bへ当接させ、ボルト頭部B4aを溝部91へ嵌め込んで、前記アンカーボルトB4を前記埋設部材9へ取り付けるように設けている。
尚、前記埋設部材9の貫通孔93は、アンカーボルトB4の雄ねじ部B4bが挿通可能であると共に、そのボルト頭部B4aが挿通不能な形状に形成している。
また、前記溝部91は、その内側へ嵌め込んだ前記アンカーボルトB4のボルト頭部B4aが溝部91内で仮止め状態となされて、外力を加えないと溝部91内から外れないように設けている。
図62は図60の埋設部材9を設置面Gの埋設孔h2に収納させた状態を示す図である。
前記埋設孔h2は、その内側に前記埋設部材9の全体を収納可能な大きさの孔形状に形成しており、埋設部材9は埋設孔h2の底に前記各横板部92aの下面を当接させて埋設孔h2内に収納させている。
また、前記埋設部材9へ取り付けたアンカーボルトB4は、その雄ねじ部B4bを設置面Gから上方へ突出させている。
図63は図62の埋設部材9を埋設固定した状態を示す図である。
図63は、図62の埋設孔h2の中へ接着剤やモルタル、アスファルトなどからなる充填材Fを充填し、固化させて、前記埋設部材9を埋設孔h2内に固定させた状態を示している。
前記充填材Fは、その上面が設置面Gに至る高さまで充填させており、前記アンカーボルトB4の雄ねじ部B4bは充填材Fの上面から上方へ突出している。
前記充填材Fは、埋設部材9の底板部91aの板面や、横板部92aの上面に接触した状態で固化しているので、前記埋設部材9及び溝部91へ取り付けたアンカーボルトB4の埋設孔h2からの脱抜が、固化した充填材Fによって効果的に規制される。
図63において、埋設孔h2内に充填させた充填材Fは、前記埋設部材9の各側板部91bの板面に接触した状態で固化しているので、各側板部91bの変形や移動が固化した充填材Fによって効果的に規制される。このため、各側板部91bに側面を当接させたボルト頭部B4aの回転などの移動が防止され、アンカーボルトB4へナットなどを螺結や螺脱させたときに、アンカーボルトB4のボルト頭部B4aの回転が防止できる。
また、前記充填材Fは、前記埋設部材9の縦板部92bの板面に接触した状態で固化しているので、各縦板部92bの移動が固化した充填材Fによって規制される。この各縦板部92bの移動の規制によって、横板部92aを介して縦板部92bと接続する前記側板部91bの移動が効果的に規制され、アンカーボルトB4のボルト頭部B4aの回転が防止できる。
埋設部材9を介して設置面Gへ設置させた前記アンカーボルトB4の雄ねじ部B4bを利用して、図9に示す前記基材3や台材bpや、図43に示す前記基材3や台材bpを設置面Gへ設置させることができる。
具体的には、設置面Gから上方へ突出する前記雄ねじ部B4bを、前記台材bpに貫通させると共に前記基材3の貫通孔31に挿通させ、更にその上方からナットNを雄ねじ部B4bへ螺結させて、前記台材bp及び基材3を設置させることができる。
図64は図63の埋設部材9を利用して基材3を設置させた状態を示す図である。
図65は本発明に係る柵1の基材を設置させる埋設部材9の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図66は図65の正面図である。
図65〜66に示す埋設部材9は、前記各延設部92に縦板部92bが設けられておらず幅方向の大きさと長手方向の大きさとがそれぞれより小さく形成されている点と、貫通孔93が丸穴形状に形成されている点とが、図60〜61に示す前記埋設部材9と異なる主な事項である。
即ち、図65〜66に示す埋設部材9は、図60〜61に示す前記埋設部材9と同様に、
底板部91aと側板部91bとを備えて下方に開口する溝部91を備えると共に、各側板部91aの下端から幅方向へ延設させた横板部92aからなる延設部92を備え、前記底板部91aに貫通孔93を設けている。
また、前記溝部91の内側へアンカーボルトB4のボルト頭部B4aを嵌め込むと共に、雄ねじ部分B4bを貫通孔93へ挿通させて上方へ突出させるように設けている。
図65〜66に示す埋設部材9は、図62〜64に示す方法と同様の手順で、設置面Gへ形成した埋設孔h2へ収納させ、充填材Fを利用して埋設孔h2内へ固定することができる。
このとき、図65〜66に示す埋設部材9は、図60〜61に示す埋設部材9よりも、設置面Gへ形成する埋設孔h2をより小さく設けて埋設部材9を収納させることができるという長所があり、埋設部材9を設置面Gへより容易に設置できる。
図60に示す埋設部材9や図65に示す埋設部材9は、図62〜64に示す方法で設置面Gへ埋設して設置させることができるが、これに限るものではない。
例えば、図62〜64に示す埋設部材9の設置方法では、設置面Gに設ける埋設孔h2を埋設部材9を収納できる大きさの孔形状に形成しているが、前記埋設孔h2を溝形状に形成してもよい。具体的には、埋設孔h2を長手方向に沿って形成する溝形状に設け、埋設孔h2中に複数の埋設部材9を埋設固定してもよい。即ち、1個の埋設孔h2に埋設固定させた複数の埋設部材9を利用して、1個の基材3の両端を設置面Gへ固定させてもよく、複数の基材3を設置面Gへ固定させてもよい。
また、図62〜64に示す埋設部材9の設置方法では、設置面Gに埋設固定させた埋設部材9の長手方向に基材3の長手方向を沿わせて配置させているが、これに限るものではなく、設置面Gに埋設固定させた埋設部材9の幅方向に基材3の長手方向を沿わせて配置させてもよい。
また、図62〜64に示す埋設部材9の設置方法では、設置面Gに埋設固定させた埋設部材9を利用して図3に示す基材3を設置させているが、これに限るものではなく、前記埋設部材9を利用して図46に示す基材8を設置させてもよい。即ち、ボルト頭部B4aを埋設部材9の溝部91へ取り付けたアンカーボルトB4の、設置面Gから上方へ突出させた雄ねじ部B4bを、基材8の貫通孔81へ挿通させると共にナットNを螺結させて、前記基材8を設置させてもよい。
このとき、1個の基材8に形成した2個の貫通孔81へそれぞれ挿通させる2個のアンカーボルトB4を、2個の埋設部材9へそれぞれ取り付けてもよく、底板部91aへ2個以上の貫通孔93を形成した埋設部材9の溝部91へ前記2個のアンカーボルトB4を取り付けてもよい。また、1個の埋設部材9へ複数のアンカーボルトB4を取り付ける場合に、1個の溝部91へ複数のアンカーボルトB4を取り付けてもよく、1個の埋設部材9に複数の溝部91を間隔をあけて形成し、各溝部91へそれぞれアンカーボルトB4を取り付けてもよい。
図67は本発明に係る柵1のビーム4に取り付けるブロック体7の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図68は図67のブロック体7の正面図であり、図69は図67のA−A断面図である。
図67に示すブロック体7は内側が中空の略矩形箱状体であり、上面と下面とにそれぞれ溝部77を形成している。
前記溝部77は、上面に形成して縦方向上方に開口する上溝部77aと、下面に形成して縦方向下方に開口する下溝部77bとを備え、各溝部77a、77bをブロック体7の長手方向の全長に亘り形成している。
換言すると、前記ブロック体7は、図68に示すように正面視及び背面視の形状を略Hの字形状に形成している。
図67に示すブロック体7は、長手方向の大きさを前記ビーム4と略同じ大きさに形成しており、各溝部77a、77bの内側にそれぞれビーム4を配置させて取り付けるように設けている。
図70は図67のブロック体7を柵1のビーム4へ取り付けた状態を示す縦断面図である。
図70に示すブロック体7は、上方へ窪む下溝部77bの内側に下方に配置したビーム4を収納させると共に、上溝部77aの内側に上方に配置したビーム4を収納させている。
前記ブロック体7のビーム4への取り付け方法は、最初に下方に配置するビーム4の一方の端部を支柱2へ取り付け、次に前記ビーム4の上方からブロック体7を被せるようにしてその下溝部77bの内側へビーム4を収納させ、次にブロック体7の上溝部77aの内側に収納させたビーム4の一方の端部を前記支柱2へ取り付け、最後に前記各ビーム4の他方の端部を他の支柱2へそれぞれ取り付けることで、ブロック体7を各ビーム4へ取り付けることができる。
前記ブロック体7は、上記と逆の手順で各ビーム4から取り外すことができる。
また、前記ブロック体7のビーム4への取り付けは、図24に示す前記ブロック体7と同様に、支柱2へ2個のビーム4を取り付けた後に、ブロック体7を各ビーム4の間へ差し入れるように長手方向へ移動させて取り付けることも可能である。
前記ブロック体7は、上記のような手順で、図1に示す柵1のビーム4や、図41に示す柵1のビーム4へ取り付けることができる。
図70に示すブロック体7は、長手方向に対して垂直な幅方向及び縦方向への移動が各ビーム4によって規制される。また、前記ブロック体7は、前記各ビーム4を取り付けた支柱2によって長手方向への移動が規制される。
前記ブロック体7を取り付けた前記各ビーム4は、図70に示すように、その幅方向側の外面がブロック体7に覆われた状態となされ、柵1へ側方から車両が接触したときに、各ビーム4への接触を抑制し、ビーム4の損傷を低減させる。
また、前記ブロック体7の幅方向側の側面や上面に反射シートや反射体などの照射された光を良好に反射する反射部材を取り付けることで、車両からの柵1の視認性を向上させ、柵1への車両の接触を抑制することができる。
図71は本発明に係る柵1のビーム4に取り付けるブロック体7の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図72は図71のブロック体7の正面図であり、図73は図71のA−A断面図である。
図71に示すブロック体7は、幅方向側の側面に凹部78を形成した構成のみが、図67に示す前記ブロック体7と異なっている。
即ち、図71に示すブロック体7は、図67に示すブロック体7と同様に、長手方向の大きさを前記ビーム4と略同じ大きさに形成した略矩形箱状体であり、上面と下面とにそれぞれ上溝部77a、下溝部77bを長手方向の全長に亘り形成している。
前記ブロック体7は、各溝部77a、77bの内側にそれぞれビーム4を収納させて、ビーム4へ取り付けるように設けており、図67に示す前記ブロック体7と同様の手順でビーム4への取り付けや取り外しが可能である。
図71に示すブロック体7は、幅方向両側の各側面にそれぞれ凹部78を形成している。
前記凹部78は、長手方向に長い溝状に形成しており、ブロック体7の全長に亘り形成している。また、前記凹部78は上下に間隔をあけて3個配置しており、ブロック体7に合計6個の凹部78を形成している。
前記凹部78を形成することで、ブロック体7全体の剛性が高められ、風などの外力を受けたときの変形が抑制される。
また、ブロック体7に取り付ける反射シートや反射体などを備える反射部材を前記凹部78に配置させれば、ブロック体7へ車両などが接触したときに、前記車両が前記反射部材へ接触しにくくなされるので、反射部材の損傷や脱離を抑制できる。
図74は本発明に係る柵1のビーム4に取り付けるブロック体7の実施の他の一形態を示す斜視図であり、図75は図74のブロック体7の正面図であり、図76は図74のブロック体7の側面図であり、図77は図74のA−A断面図である。
図74に示すブロック体7は、幅方向に貫通する穴部79を備える構成のみが、図71に示す前記ブロック体7と異なっている。
即ち、図74に示すブロック体7は、図67や図71に示す前記各ブロック体7と同様に、長手方向の大きさを前記ビーム4と略同じ大きさに形成した略矩形箱状体であり、上面と下面とにそれぞれ上溝部77a、下溝部77bを長手方向の全長に亘り形成しており、各溝部77a、77bの内側にそれぞれビーム4を収納させて、ビーム4へ取り付けるように設けている。
また、図71に示すブロック体7と同様に、幅方向両側の各側面に凹部78を形成し、全体の剛性を向上させている。
図74に示すブロック体7は、幅方向へ貫通する穴部79を上溝部77aと下溝部77bとの間に形成しており、図76に示すように長手方向へ長い長穴形状に形成している。
前記穴部79を形成することで、ブロック体7全体の剛性が高められ、風などの外力を受けたときの変形が抑制される。
また、前記穴部79を形成することで、穴部79の内側を風が通過できるので、ブロック体7が受ける風荷重が低減する。
また、前記穴部79を形成することで、穴部79を通じてブロック体7の反対側の風景などを視認できるようになされ、車両などからの見通しが向上する。
図71や図74に示す前記各ブロック体7は、側面に設けた凹部78を長手方向の全長に亘る溝状に形成しているが、これに限るものではなく、他の形状に形成してもよい。
また、図74に示す前記ブロック体7は、穴部79を長手方向に長い長穴形状に形成しているが、これに限るものではなく、他の形状に形成してもよい。
また、図67、71、74に示す各ブロック体7は、内側に中空部分を備える略中空箱状に形成しているが、これに限るものではない。これらの中空部分の位置にリブなどを形成して強度を向上させてもよく、発泡体や他の材料などを充填させてもよい。
また、図67、71、74に示す各ブロック体7は、長手方向の大きさを前記ビーム4と略同じ大きさに形成して支柱2間に1個のブロック体7を取り付けるように設けているが、これに限るものではない。ブロック体7の長手方向の大きさをビーム4よりも小さく形成し、長手方向に複数個のブロック体7を並設させてそれぞれビーム4へ取り付けるように設けても良い。
1 柵
2 支柱
21 柱部
22 鍔部
23 貫通孔
3 基材
31 貫通孔
4 ビーム
41 当接部
5 挿入部材
51 雌ねじ孔
6 係止部材
61 貫通孔
62 基板
63 延設部
7a ブロック体
7b 端部ブロック体
70 外壁
71 上面
72 側面
73 取付部
74 挿通部
75 凹部
76 突条
77a 上溝部
77b 下溝部
78 凹部
79 穴部
8 基材
81 貫通孔
82 薄肉部
83 ねじ孔
84 段部
9 埋設部材
91 溝部
92 延設部
93 貫通孔
bp 台材

Claims (4)

  1. 長手方向に間隔をあけて設置面に立設される複数の支柱と、該各支柱間に架設される筒状のビームとを備え、
    前記支柱には挿入部材が長手方向へ貫通し、該挿入部材の両端がそれぞれ別のビームの内側に挿入されて該各ビームが互いに連結されており、
    前記支柱は、設置面に固定される基材へ係合されて着脱自在に立設されており、
    前記基材と支柱との係合と解除は、長手方向に対して垂直な幅方向への支柱の移動によってなされるように設けられており、前記基材との係合によって幅方向に対して垂直な縦方向及び長手方向への前記支柱の移動が規制されると共に、該支柱と前記ビームの端部との当接によって該ビームの長手方向への移動が規制されており、
    並設される2個の各支柱に前記挿入部材が長手方向へ貫通すると共に、前記各支柱間の位置で前記挿入部材へ係止部材が着脱可能に取り付けられ、該係止部材と前記支柱との当接によって前記挿入部材の長手方向への移動が規制されていることを特徴とする柵。
  2. 前記基材が長手方向に並設された2個の支柱に係合していることを特徴とする請求項1に記載の柵。
  3. 前記ビームに、該ビームを覆うブロック体が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の柵。
  4. 前記ブロック体は、上方に開口する上溝部と下方に開口する下溝部を上部と下部とにそれぞれ備え、該上溝部の内側及び下溝部の内側にそれぞれ前記ビームを配置して該ビームに取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の柵。
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