JP6976195B2 - 操舵角センサの組み立て方法 - Google Patents
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Description
前記治具には第1治具当接部と第2治具当接部を有し、前記第1治具当接部と前記第2治具当接部を前記第1傾斜部と前記第2傾斜部の夫々に当接させる治具係合工程と、前記係合凸部が前記操舵軸の前記凹部に挿入される位置まで前記第1歯車を移動させる回転規制部係合工程とを有する。
操舵軸5およびピニオン軸6を覆うようにセンサハウジング30が設けられている。センサハウジング30内には、運転者の操舵操作によるステアリングホイール2の操舵角を検出する操舵角センサ31と、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ32が収容されている。操舵角センサ31および操舵トルクセンサ32は、ケーブル33を介してモータコントローラ34と接続している。モータコントローラ34は、操舵角センサ31が検出した操舵角と、操舵トルクセンサ32が検出した操舵トルクに基づき電動モータ20の制御信号を出力している。
回転する操舵軸5を包囲するように設けられたセンサハウジング30と、
メインギヤ40(第1歯車)であって、メインギヤ本体部40a(第1歯車本体部)と、複数の歯を有する歯部40b(第1の歯)と、回転規制部40cと、治具係合用傾斜部45を備え、センサハウジング30の中に回転可能に設けられ、
メインギヤ本体部40a(第1歯車本体部)は、操舵軸5を包囲する環形状を有しており、
複数の歯部40bは、メインギヤ本体部40aの外周側に設けられており、
回転規制部40cは、延設部40c1と、係合凸部40c2を有し、
延設部40c1は、操舵軸5の回転軸線の方向に沿った第1の方向に向かってメインギヤ本体部40aから延びる形状を有しており、
係合凸部40c2は、操舵軸5の外周側に設けられた凹部5bに挿入可能な凸形状を有しており、
治具係合用傾斜部45は、メインギヤ本体部40aに設けられ、操舵軸5の回転軸線の周方向において延設部40c1の一方側に設けられた第1傾斜部45aと他方側に設けられた第2傾斜部45bを備え、
第1傾斜部45aは、操舵軸5の回転軸線の周方向における延設部40c1との距離がメインギヤ本体部40aから前記第1の方向に進むほど大きくなるように操舵軸5の回転軸線に対し傾斜した第1傾斜面45a1を有し、
第2傾斜部45bは、操舵軸5の回転軸線の周方向における延設部40c1との距離がメインギヤ本体部40aから前記第1の方向に進むほど大きくなるように操舵軸5の回転軸線に対し傾斜した第2傾斜面45b1を有する、
メインギヤ40と、
プライマリディテクションギヤ41(第2歯車)であって、歯部40bと噛合う複数の歯部41b(第2の歯)を備え、メインギヤ40の回転に伴い回転可能にセンサハウジング30に設けられるプライマリディテクションギヤ41と、
セカンダリディテクションギヤ42(第3歯車)であって、歯部40bまたは歯部41bと噛合う複数の歯部42b(第3の歯)を備え、メインギヤ40の回転に伴い回転可能にセンサハウジング30に設けられ、
セカンダリディテクションギヤ42は、歯部41bの数と互いに割り切れない数設けられている、
セカンダリディテクションギヤ42と、
プライマリディテクションギヤ41に設けられ、プライマリディテクションギヤ41の回転軸線の周りにN極とS極が並ぶように設けられた磁性部材41a(第2歯車用磁性部材)と、
セカンダリディテクションギヤ42に設けられ、セカンダリディテクションギヤ42の回転軸の周りにN極とS極が並ぶように設けられた磁性部材42a(第3歯車用磁性部材)と、
磁性部材41aの磁界の変化に基づきプライマリディテクションギヤ41の回転角を検出する磁気抵抗効果素子41c(第2歯車用検出部材)と、
磁性部材42aの磁界の変化に基づきセカンダリディテクションギヤ42の回転角を検出する磁気抵抗効果素子42c(第3歯車用検出部材)と、
を備えており、
メインギヤ本体部40aに操舵軸5を挿入する挿入工程と、
治具係合工程であって、治具50は、第1傾斜部45aと当接する第1治具当接部55aと第2傾斜部45bと当接する第2治具当接部55bを有し、第1治具当接部55aと第2治具当接部55bを第1傾斜部45aと第2傾斜部45bの夫々に当接させ、メインギヤ40に対し治具50を係合させる治具係合工程と、
回転規制部係合工程であって、治具50を介してメインギヤ40を付勢し、係合凸部40c2が操舵軸5の凹部5bに挿入される位置まで操舵軸5に対しメインギヤ40を移動させる回転規制部係合工程と、
を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。
治具係合用傾斜部45は、回転規制部40cよりも前記第1の方向に突出する形状を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。
メインギヤ40は、第1底面46aと、第2底面46bを有し、
第1底面46aは、操舵軸5の回転軸線の周方向において、第1傾斜面45a1と回転規制部40cの間に設けられ、操舵軸5の回転軸線に対し直角な面であって、
第2底面46bは、操舵軸5の回転軸線の周方向において、第2傾斜面45b1と回転規制部40cの間に設けられ、操舵軸5の回転軸線に対し直角な面であることを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。
メインギヤ40は、第1治具当接部55aが第1傾斜面45a1と当接するとき、操舵軸5の回転軸線の周方向において、回転規制部40cと第2治具当接部55bの間に隙間βができる形状を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。
Claims (4)
- 操舵角センサの組み立て方法であって、前記操舵角センサは、
回転する操舵軸を包囲するように設けられたセンサハウジングと、
第1歯車であって、第1歯車本体部と、複数の第1の歯と、回転規制部と、治具係合用傾斜部を備え、前記センサハウジングの中に回転可能に設けられ、
前記第1歯車本体部は、前記操舵軸を包囲する環形状を有しており、
複数の前記第1の歯は、前記第1歯車本体部の外周側に設けられており、
前記回転規制部は、延設部と、係合凸部を有し、
前記延設部は、前記操舵軸の回転軸線の方向に沿った第1の方向に向かって前記第1歯車本体部から延びる形状を有しており、
前記係合凸部は、前記操舵軸の外周側に設けられた凹部に挿入可能な凸形状を有しており、
前記治具係合用傾斜部は、前記第1歯車本体部に設けられ、前記操舵軸の回転軸線の周方向において前記延設部の一方側に設けられた第1傾斜部と他方側に設けられた第2傾斜部を備え、
前記第1傾斜部は、前記操舵軸の回転軸線の周方向における前記延設部との距離が前記第1歯車本体部から前記第1の方向に進むほど大きくなるように前記操舵軸の回転軸線に対し傾斜した第1傾斜面を有し、
前記第2傾斜部は、前記操舵軸の回転軸線の周方向における前記延設部との距離が前記第1歯車本体部から前記第1の方向に進むほど大きくなるように前記操舵軸の回転軸線に対し傾斜した第2傾斜面を有する、
前記第1歯車と、
第2歯車であって、前記第1の歯と噛合う複数の第2の歯を備え、前記第1歯車の回転に伴い回転可能に前記センサハウジングに設けられる前記第2歯車と、
第3歯車であって、前記第1の歯または前記第2の歯と噛合う複数の第3の歯を備え、前記第1歯車の回転に伴い回転可能に前記センサハウジングに設けられ、
前記第3の歯は、前記第2の歯の数と互いに割り切れない数設けられている、
前記第3歯車と、
前記第2歯車に設けられ、前記第2歯車の回転軸線の周りにN極とS極が並ぶように設けられた第2歯車用磁性部材と、
前記第3歯車に設けられ、前記第3歯車の回転軸の周りにN極とS極が並ぶように設けられた第3歯車用磁性部材と、
前記第2歯車用磁性部材の磁界の変化に基づき前記第2歯車の回転角を検出する第2歯車用回転検出部材と、
前記第3歯車用磁性部材の磁界の変化に基づき前記第3歯車の回転角を検出する第3歯車用回転検出部材と、
を備えており、
前記第1歯車本体部に前記操舵軸を挿入する挿入工程と、
治具係合工程であって、治具は、前記第1傾斜部と当接する第1治具当接部と前記第2傾斜部と当接する第2治具当接部を有し、前記第1治具当接部と前記第2治具当接部を前記第1傾斜部と前記第2傾斜部の夫々に当接させ、前記第1歯車に対し前記治具を係合させる前記治具係合工程と、
回転規制部係合工程であって、前記治具を介して前記第1歯車を付勢し、前記係合凸部が前記操舵軸の前記凹部に挿入される位置まで前記操舵軸に対し前記第1歯車を移動させる前記回転規制部係合工程と、
を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。 - 請求項1に記載の操舵角センサの組み立て方法において、
前記治具係合用傾斜部は、前記回転規制部よりも前記第1の方向に突出する形状を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。 - 請求項1に記載の操舵角センサの組み立て方法において、
前記第1歯車は、第1底面と、第2底面を有し、
前記第1底面は、前記操舵軸の回転軸線の周方向において、前記第1傾斜面と前記回転規制部の間に設けられ、前記操舵軸の回転軸線に対し直角な面であって、
前記第2底面は、前記操舵軸の回転軸線の周方向において、前記第2傾斜面と前記回転規制部の間に設けられ、前記操舵軸の回転軸線に対し直角な面であることを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。 - 請求項1に記載の操舵角センサの組み立て方法において、
前記第1歯車は、前記第1治具当接部が前記第1傾斜面と当接するとき、前記操舵軸の回転軸線の周方向において、前記回転規制部と前記第2治具当接部の間に隙間ができる形状を有することを特徴とする操舵角センサの組み立て方法。
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JP2018033141A JP6976195B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 操舵角センサの組み立て方法 |
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JP2018033141A JP6976195B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 操舵角センサの組み立て方法 |
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