JP6975285B2 - 静電容量型近接センサ - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象の接近を静電容量に基づいて検出する静電容量型近接センサに関するものである。
従来から、検出対象の接近を電気的な手段によって検出する近接センサが知られている。また、近接センサは、検出原理の異なる複数種類が検討されており、例えば、特開2003−202383号公報(特許文献1)に記載された物体検出装置のように、静電容量に基づいて検出する静電容量型近接センサも知られている。静電容量型近接センサは、導電体である人体などの検出対象がセンサ電極に接近する場合に、検出対象とセンサ電極の間の静電容量の変化に基づいて検出対象の接近を検出する。
特開2003−202383号公報
ところで、静電容量型近接センサは、検出精度の向上を図るために、センサ電極の電気的な遮蔽として設けられるグラウンド電極、センサ電極とグラウンド電極の間の静電容量を低減するガード電極等を備える場合がある。この場合に、検出装置は、グラウンド電極に対してセンサ電極と反対側に配置され、検出装置からセンサ電極へのノイズがグラウンド電極によって遮断される。また、検出装置からセンサ電極への電圧の印加,センサ電極から検出装置への検知信号の送信などを実行するために、センサ電極と検出装置はセンサ配線によって接続されている。それゆえ、センサ電極から延び出したセンサ配線は、グラウンド電極を迂回するように側方を回り込んで、検出装置に接続されていた。
ところが、グラウンド電極の側方を回り込むようにセンサ配線を設けると、センサ配線の長さが長くなって、センサ配線に入力されるノイズが大きくなり、検出精度に悪影響を及ぼすおそれがあった。
本発明の解決課題は、センサ配線におけるノイズを低減して、検出対象の接近をより高精度に検出することができる、新規な構造の静電容量型近接センサを提供することにある。
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
第一の態様は、検出対象の接近を該検出対象とセンサ電極の間の静電容量に基づいて検出する静電容量型近接センサであって、前記センサ電極に対して前記検出対象と反対側に配されて接地されるグラウンド電極と、該センサ電極と該グラウンド電極の間に配されて該センサ電極と同電位とされるガード電極と、該グラウンド電極に対して該センサ電極と反対側に配される検出装置と、該センサ電極と該検出装置をつなぐセンサ配線と、該グラウンド電極を貫通する第一配線挿通孔とを、備え、該センサ配線が該第一配線挿通孔を貫通しており、該センサ配線と該グラウンド電極における該第一配線挿通孔の内周面との距離が、該グラウンド電極と該ガード電極との対向面間距離よりも大きくされているものである。
本態様に従う構造とされた静電容量型近接センサによれば、センサ配線がグラウンド電極を貫通する第一配線挿通孔に挿通されていることにより、センサ配線がグラウンド電極の側方を回り込むように延びる場合よりも、センサ配線の長さを短くすることができる。それゆえ、センサ配線を一方の電極とする静電容量が低減されると共に、センサ配線の移動等によるノイズの発生が抑制される。また、センサ配線がグラウンド電極の側方を回り込むように配される場合に比して、静電容量型近接センサ全体の小型化も実現可能となる。
ところで、センサ配線はセンサ電極と導通されていることから、センサ配線がグラウンド電極に対して接近し過ぎると、センサ配線とグラウンド電極の間の静電容量が検出対象の接近の検出精度に影響するおそれがある。そこで、センサ配線の第一配線挿通孔への挿通部分におけるセンサ配線とグラウンド電極の距離が、グラウンド電極とガード電極との対向面間距離よりも大きくされている。これにより、センサ配線とグラウンド電極の間の静電容量が低減されており、センサ配線とグラウンド電極の間の静電容量が検出対象の接近の検出精度に対して影響し難く、検出対象のセンサ電極への接近を高精度に検出することができる。特に、センサ電極に導通されたセンサ配線が、グラウンド電極に対してガード電極よりも近い位置に配されると、センサ電極の静電容量に基づく検出対象の接近検出に対して、グラウンド電極の影響が大きくなる。それゆえ、センサ配線とグラウンド電極の距離がグラウンド電極とガード電極との対向面間距離よりも大きくされることにより、目的とする検出対象の接近検出に対してグラウンド電極の影響を十分に低減することができる。
第二の態様は、第一の態様に記載された静電容量型近接センサにおいて、前記ガード電極を貫通する第二配線挿通孔が設けられて、前記センサ配線が該第二配線挿通孔を貫通しており、該第二配線挿通孔と前記第一配線挿通孔が前記グラウンド電極と該ガード電極の対向方向において相互に重なる位置に配されているものである。
本態様に従う構造とされた静電容量型近接センサによれば、センサ配線がガード電極を貫通する第二配線挿通孔に挿通されていることにより、センサ配線がガード電極の側方を回り込むように延びる場合よりも、センサ配線の長さを短くすることができる。それゆえ、センサ配線を一方の電極とする静電容量が低減されると共に、センサ配線の移動等によるノイズの発生が抑制される。また、センサ配線がガード電極の側方を回り込むように配される場合に比して、静電容量型近接センサ全体の小型化も実現可能となる。
第一配線挿通孔と第二配線挿通孔が相互に重なる位置に配されていることにより、センサ電極とグラウンド電極の第二配線挿通孔を通じた対向面積を低減することができる。それゆえ、ガード電極に第二配線挿通孔を設けたとしても、センサ電極とグラウンド電極がガード電極を外れた位置において対向することによるノイズ等の影響を防ぐことができて、検出対象の接近を精度よく検出することができる。
第三の態様は、第二の態様に記載された静電容量型近接センサにおいて、前記センサ配線と前記ガード電極における前記第二配線挿通孔の内周面との距離が、該センサ配線と前記グラウンド電極における前記第一配線挿通孔の内周面との距離以下とされているものである。
本態様に従う構造とされた静電容量型近接センサによれば、センサ電極とグラウンド電極が、第二配線挿通孔を通じてガード電極を外れた位置において対向するのを回避することができる。それゆえ、ガード電極に第二配線挿通孔を設けたとしても、センサ電極とグラウンド電極の間の静電容量が、検出対象の接近の検出精度に影響するのを回避できる。
第四の態様は、第二または第三の態様に記載された静電容量型近接センサにおいて、前記ガード電極には前記第二配線挿通孔の周縁部から前記グラウンド電極に向けて延び出す筒状部が設けられており、該筒状部が前記第一配線挿通孔を貫通しているものである。
本態様に従う構造とされた静電容量型近接センサによれば、センサ配線の第一配線挿通孔への挿通部分において、センサ配線がガード電極から延び出す筒状部に挿通されていることにより、センサ配線とグラウンド電極の間の静電容量が更に低減される。それゆえ、検出対象の接近検出に対するセンサ配線とグラウンド電極の間の静電容量の影響が一層低減されて、検出対象の接近を精度よく検出することができる。
第五の態様は、第一〜第四の何れか1つの態様に記載された静電容量型近接センサにおいて、前記第一配線挿通孔の孔断面積は、前記グラウンド電極の面積の半分以下とされているものである。
本態様に従う構造とされた静電容量型近接センサによれば、グラウンド電極によるセンサ電極の遮蔽面積が第一配線挿通孔の形成によって過剰に小さくなるのを防ぐことができる。
本発明によれば、静電容量型近接センサにおいて、センサ配線におけるノイズを低減して、検出対象の接近をより高精度に検出することができる。
本発明の第一の実施形態としての静電容量型近接センサを示す断面図であって、図3のI−I断面に相当する図 図1のII−II断面図 図1のIII−III断面図 図1のIV−IV断面図 本発明の第二の実施形態としての静電容量型近接センサの一部を示す断面図 本発明の別の実施形態としての静電容量型近接センサを示す断面図 本発明のまた別の実施形態としての静電容量型近接センサを示す断面図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜4には、本発明の第一の実施形態としての静電容量型近接センサ10が示されている。静電容量型近接センサ10は、検出対象Aの上方からの接近を静電容量に基づいて検出するセンサであって、表層12と裏層14と中間層16とを備えている。以下の説明において、原則として、上下方向とは図1中の上下方向を、左右方向とは図1中の左右方向を、前後方向とは図2中の左右方向を、それぞれ言う。
表層12は、第一支持体18にセンサ電極20が重ね合わされた構造を有している。第一支持体18は、電気絶縁性の合成樹脂などによって形成されており、本実施形態では四角平板形状とされている。第一支持体18は、後述する検出対象Aの検出を有利に実現するために、誘電率の大きな材料によって形成されることが望ましい。センサ電極20は、銅や銀等の導電性金属或いは導電性金属を含む合金、合成樹脂に導電性フィラーを混合した導電性エラストマーなどによって形成されている。センサ電極20は、第一支持体18の下面に対して、略全面を覆うように固着されている。センサ電極20は、板状や薄膜状であってよく、例えば、第一支持体18の下面に対して導電性材料が蒸着、メッキ、塗装等によって固着されることにより形成される。また、金属板、導電布、金属箔等によって形成されたセンサ電極20を第一支持体18の下面に貼り付けることにより、センサ電極20を第一支持体18の下面に設けることもできる。
裏層14は、第二支持体22にグラウンド電極24が重ね合わされた構造を有している。第二支持体22は、電気絶縁性の合成樹脂などによって形成されており、本実施形態では四角平板形状とされている。グラウンド電極24は、センサ電極20と同様の導電性材料によって形成されている。グラウンド電極24は、第二支持体22の上面に対して、略全面を覆うように固着されている。グラウンド電極24は、板状や薄膜状であってよく、例えば、センサ電極20と同様に、第二支持体22への蒸着、メッキ、塗装等によって、形成と同時に第二支持体22の上面に固着することができる。また、予め形成された金属板、導電布、金属箔等のグラウンド電極24が、第二支持体22の上面に貼り付けられるようにしてもよい。
中間層16は、第三支持体26にガード電極28が重ね合わされた構造を有している。第三支持体26は、電気絶縁性の合成樹脂などによって形成されており、本実施形態では四角平板形状とされている。第三支持体26は、ガード電極28とグラウンド電極24の間の寄生容量を小さくするために、誘電率の小さな材料によって形成されることが望ましい。ガード電極28は、センサ電極20と同様の導電性材料によって形成されている。ガード電極28は、第三支持体26の上面に対して、略全面を覆うように固着されている。ガード電極28は、板状や薄膜状であってよく、例えば、センサ電極20と同様に、第三支持体26への蒸着、メッキ、塗装等によって、形成と同時に第三支持体26の上面に固着することができる。また、予め形成された金属板、導電布、金属箔等のガード電極28が、第三支持体26の上面に貼り付けられるようにしてもよい。
表層12と裏層14と中間層16は、上下方向において相互に所定の距離を隔てて略平行に配されている。また、表層12が裏層14よりも検出対象A側となる上側に配置されていると共に、中間層16が表層12と裏層14の対向面間に配置されている。表層12と裏層14と中間層16は、左右方向の端部が筐体30によって支持されている。筐体30は、合成樹脂等の電気絶縁性の材料によって形成されており、全体として上方へ開口して前後方向に延びる溝形状とされている。より具体的には、本実施形態の筐体30は、溝形状の底部材32と、底部材32の左右両端部の上面に重ね合わされる一対の側壁部材34,34とによって構成されている。一対の側壁部材34,34は、それぞれ板状とされており、左右方向において相互に対向して配置されている。各側壁部材34は、左右方向の内側へ向けて突出する2つの凸部36,36を備えている。2つの凸部36,36は、上下方向に所定の距離だけ離れた位置に設けられており、それぞれ前後方向の全長にわたって連続して延びている。底部材32と側壁部材34,34は、例えば、接着,溶着,機械的な係合等の手段によって相互に固定されている。
そして、表層12の左右方向の端部が上側の凸部36の上面に重ね合わされて位置決めされ、裏層14の左右方向の端部が下側の凸部36の下面に重ね合わされて位置決めされ、中間層16の左右方向の端部が上下の凸部36,36の間に差し入れられて位置決めされる。これにより、表層12と裏層14と中間層16が筐体30によって支持されている。そして、表層12と裏層14と中間層16は、筐体30によって相互に位置決めされており、対向方向である上下方向において所定の距離を隔てて配置されている。なお、表層12と裏層14と中間層16は、少なくとも1つが筐体30に対して接着等の手段によって固定され得る。
表層12と中間層16の間および中間層16と裏層14の間は、それぞれ空間とされている。そして、センサ電極20とガード電極28の間が、空気を誘電体とする第一誘電層38とされていると共に、ガード電極28とグラウンド電極24の間が、空気と第三支持体26を誘電体とする第二誘電層40とされている。
第一誘電層38の厚さであるセンサ電極20とガード電極28の上下方向の対向面間距離T1は、第二誘電層40の厚さであるガード電極28とグラウンド電極24の上下方向の対向面間距離T2よりも小さくされている。また、表層12と中間層16の上下方向の対向面間距離は、中間層16と裏層14の上下方向の対向面間距離と略同じとされている。なお、図中において、表層12、裏層14、中間層16、第一誘電層38、第二誘電層40、後述する各配線44,50,54等は、見易さのために厚さや太さが大きく示されている。
また、筐体30の底部材32には、検出装置としての検出基板42が取り付けられている。検出基板42は、合成樹脂などの電気絶縁性の基板上に、後述するセンサ電極20と検出対象Aとの接近に伴う静電容量を検出する検出回路が設けられた構造を有している。検出回路は、例えば、センサ電極20およびガード電極28への電圧の印加、センサ電極20と検出対象Aとの接近によって生じる静電容量に応じた出力信号の受信等を実行する回路とされる。検出基板42は、グラウンド電極24を有する裏層14に対して、センサ電極20を有する表層12と反対側である下方に配されており、グラウンド電極24に対して下方に離れた位置において底部材32によって支持されている。検出基板42とセンサ電極20とグラウンド電極24は、上下方向の投影において重なっており、センサ電極20がグラウンド電極24によって検出基板42から遮蔽されている。
センサ電極20は、検出基板42の検出回路に対して、センサ配線44を介して接続されている。センサ配線44は、導電性材料によって形成されており、一方の端部においてセンサ電極20に導通されていると共に、他方の端部において検出基板42の検出回路に導通されている。センサ配線44は、センサ電極20からグラウンド電極24およびガード電極28へ向けて下向きに延び出している。センサ配線44は、長さを短くするために直線的に延びていることが望ましいが、必要に応じて屈曲していてもよい。センサ配線44は、センサ電極20と一体形成されていてもよいが、例えば、センサ電極20とは別体のバスバーによって構成することも可能である。この場合には、例えば、バスバーの上端部分が、第一支持体18によって支持されると共に、センサ電極20に接触して導通される。
センサ配線44によって検出基板42の検出回路に接続されたセンサ電極20には、検出回路から所定の検出用電圧が印加される。
センサ配線44は、グラウンド電極24を貫通している。即ち、グラウンド電極24には、厚さ方向である上下方向に貫通する第一配線挿通孔46が形成されており、センサ配線44が第一配線挿通孔46を貫通して配されている。第一配線挿通孔46は、円形孔であって、センサ配線44よりも大径とされている。これにより、センサ配線44は、第一配線挿通孔46への挿通部分において、グラウンド電極24から離隔している。センサ配線44は、第一配線挿通孔46の略中央を貫通しており、センサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離が全周にわたって略一定とされている。要するに、センサ配線44は、第一配線挿通孔46の内周面に対して、周方向の一部において局所的に接近することなく配されている。なお、グラウンド電極24を支持する第二支持体22には、第一配線挿通孔46と同じ位置に第一配線挿通孔46と同一断面を有する孔が形成されている。
センサ配線44の第一配線挿通孔46への挿通部分におけるセンサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離D1、換言すれば、センサ配線44とグラウンド電極24との距離D1は、ガード電極28とグラウンド電極24との上下方向の対向面間の距離T2よりも大きくされている。なお、センサ電極20とガード電極28との上下方向の対向面間の距離T1がT2よりも大きい場合には、D1はT1よりも大きいことが望ましい。
また、第一配線挿通孔46の面積s1は、グラウンド電極24の面積S1の1/2倍以下とされている。これにより、グラウンド電極24の面積が第一配線挿通孔46の形成によって過剰に小さくなるのが防止されて、グラウンド電極24によるセンサ電極20の遮蔽が十分に確保される。第一配線挿通孔46の直径は、グラウンド電極24によるセンサ電極20の遮蔽を有利に確保するために、上述のD1>T2を実現可能な範囲において、できるだけ小さくされていることが望ましい。
センサ配線44は、ガード電極28を貫通している。即ち、ガード電極28には、厚さ方向である上下方向に貫通する第二配線挿通孔48が形成されており、センサ配線44が第二配線挿通孔48を貫通して配されている。第二配線挿通孔48は、円形孔であって、センサ配線44よりも大径とされている。これにより、センサ配線44は、第二配線挿通孔48への挿通部分において、ガード電極28から離隔している。センサ配線44は、第二配線挿通孔48の略中央を貫通しており、センサ配線44と第二配線挿通孔48の内周面との距離が全周にわたって略一定とされている。要するに、センサ配線44は、第二配線挿通孔48の内周面に対して、周方向の一部において局所的に接近することなく配されている。ガード電極28を支持する第三支持体26には、第二配線挿通孔48と同じ位置に第二配線挿通孔48と同一断面を有する孔が形成されている。
第二配線挿通孔48は、第一配線挿通孔46に対して、上下方向において対応する位置に設けられており、上下方向において重なって配置されている。また、センサ配線44の第二配線挿通孔48への挿通部分におけるセンサ配線44と第二配線挿通孔48の内周面との距離D2、換言すれば、センサ配線44とガード電極28との距離D2は、センサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離D1以下とされている。本実施形態において、D2はD1と略同じとされており、第一配線挿通孔46と第二配線挿通孔48が互いに略同じ大きさおよび形状とされている。そして、第一配線挿通孔46と第二配線挿通孔48は、相互に略全体が重なり合っている。もっとも、第二配線挿通孔48が第一配線挿通孔46よりも小さくされていてもよい。その場合には、例えば、上下方向投影において、第二配線挿通孔48の全体が第一配線挿通孔46に重なると共に、第一配線挿通孔46の外周部分が第二配線挿通孔48よりも外周に位置する。
センサ配線44とガード電極28との距離D2は、好適には、センサ電極20とガード電極28の上下方向における対向面間距離T1以上とされている。また、D2は、ガード電極28とグラウンド電極24の上下方向における対向面間距離T2以下とされていることが望ましい。
また、第二配線挿通孔48の面積s2は、ガード電極28の面積S2の1/2倍以下とされている。これにより、ガード電極28によるセンサ電極20の遮蔽が十分に確保される。第二配線挿通孔48の直径は、ガード電極28によるセンサ電極20の遮蔽を有利に確保するために、上述のD1>D2を実現可能な範囲において、できるだけ小さくされていることが望ましい。
ガード電極28は、図2に示すように、検出基板42の検出回路に対して、ガード配線50を介して接続されている。ガード配線50は、導電性材料によって形成されており、一方の端部においてガード電極28に導通されていると共に、他方の端部において検出基板42の検出回路に導通されている。ガード配線50は、ガード電極28からグラウンド電極24へ向けて下向きに延び出している。ガード配線50は、ガード電極28と一体形成されていてもよいが、センサ配線44と同様に、ガード電極28とは別体のバスバー等によって構成されていてもよい。ガード配線50は、長さを短くするために直線的に延びていることが望ましいが、必要に応じて屈曲していてもよい。
ガード配線50によって検出基板42の検出回路に接続されたガード電極28は、検出回路から電圧が印加されて、センサ電極20と同電位に保たれるアクティブガード電極とされる。なお、センサ電極20とガード電極28は、実質的に同電位とされて、浮遊容量等による検知精度の低下を抑え得る電位が与えられるものであればよく、多少の電位の違いがあってもよい。
ガード配線50は、センサ配線44とは異なる位置において、グラウンド電極24を貫通している。即ち、グラウンド電極24には、厚さ方向である上下方向に貫通する第三配線挿通孔52が第一配線挿通孔46とは異なる位置に形成されており、ガード配線50が第三配線挿通孔52を貫通して配されている。第三配線挿通孔52は、円形孔であって、ガード配線50よりも大径とされている。これにより、ガード配線50は、第三配線挿通孔52への挿通部分において、グラウンド電極24から離隔している。なお、ガード配線50は、第三配線挿通孔52の略中央を貫通しており、ガード配線50と第三配線挿通孔52の内周面との距離が全周にわたって略一定とされている。要するに、ガード配線50は、第三配線挿通孔52の内周面に対して、周方向の一部において局所的に接近することなく配されている。なお、グラウンド電極24を支持する第二支持体22には、第三配線挿通孔52と同じ位置に第三配線挿通孔52と同一断面の孔が形成されている。
ガード配線50の第三配線挿通孔52への挿通部分におけるガード配線50と第三配線挿通孔52の内周面との距離D3、換言すれば、ガード配線50とグラウンド電極24との距離D3は、ガード電極28とグラウンド電極24との上下方向の対向面間距離T2よりも大きくされていることが望ましい。これにより、検出対象Aの接近検出に際して、ガード配線50とグラウンド電極24が相互に近い位置に配されることによる悪影響が防止される。
また、第三配線挿通孔52の面積s3は、グラウンド電極24の面積S1の1/2倍以下となるように設定されている。これにより、グラウンド電極24によるセンサ電極20の遮蔽が十分に確保される。第一配線挿通孔46の直径は、グラウンド電極24によるセンサ電極20の遮蔽を有利に確保するために、D3>T2を実現可能な範囲において、できるだけ小さくされていることが望ましい。
本実施形態において、ガード配線50は、センサ配線44と略同じ断面形状を有している。また、第三配線挿通孔52は、第一配線挿通孔46と略同じ孔断面形状を有しており、第一配線挿通孔46と同じ断面積で形成されている。したがって、ガード配線50と第三配線挿通孔52の内周面との距離D3は、センサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離D1と等しい。
グラウンド電極24は、図2に示すように、検出基板42の検出回路に対して、グラウンド配線54を介して接続されている。グラウンド配線54は、導電性材料によって形成されており、一方の端部においてグラウンド電極24に導通されていると共に、他方の端部において検出基板42の検出回路の接地端子に導通されている。これにより、グラウンド電極24は、基準電位に保たれている。グラウンド電極24が接地されて基準電極に保たれることにより、後述する検出対象Aの接近検知に際して、検出基板42や周辺環境からセンサ電極20に対して及ぼされるノイズが、グラウンド電極24によって遮断されて低減される。グラウンド配線54は、グラウンド電極24から検出基板42へ向けて下向きに延び出している。グラウンド配線54は、長さを短くするために直線的に延びていることが望ましいが、必要に応じて屈曲していてもよい。グラウンド配線54は、グラウンド電極24と一体形成されていてもよいが、例えば、センサ配線44やガード配線50と同様に、グラウンド電極24とは別体のバスバー等によって構成されていてもよい。
このような本実施形態に従う構造とされた静電容量型近接センサ10は、例えば、筐体30が図示しない装着対象に固定されることにより、装着対象に対して取り付けられる。装着対象は、特に限定されないが、検出対象Aの接近や衝突を防ぐべき対象であって、例えば、産業用のロボットアーム、ロボット車両などとされ得る。
図1に二点鎖線で仮想的に示した人体等の検出対象Aが上方から静電容量型近接センサ10に接近すると、導電体である検出対象Aとセンサ電極20との間にコンデンサが構成される。そして、静電容量型近接センサ10は、検出対象Aとセンサ電極20の間の静電容量に基づいて、検出対象Aのセンサ電極20に対する接近を検出する。
この際、検出による電気信号がセンサ電極20から検出基板42の検出回路へセンサ配線44を通じて送信されるが、センサ配線44は、中間層16と裏層14を貫通して上下方向に直線的に延びており、長さが短くされている。それゆえ、センサ配線44において外乱によるノイズが低減されて、検出信号が検出基板42の検出回路によって精度よく検出され、検出対象Aのセンサ電極20への接近が高精度に検出される。また、センサ配線44が中間層16と裏層14の側方を回り込むように延びる場合に比して、静電容量型近接センサ10の小型化も図られる。
センサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離D1は、グラウンド電極24とガード電極28の対向面間距離T2よりも大きくされている。これにより、センサ配線44とグラウンド電極24の干渉によるノイズが低減されて、検出対象Aの接近を精度よく検出することができる。
なお、実験の結果、ガード電極28とグラウンド電極24の対向面間距離T2が大きくなるほど、検出対象Aの検出によるセンサ電極20の検出信号レベルが小さくなり、T2が小さくなるほど、検出対象Aの検出によるセンサ電極20の検出信号レベルが大きくなることが分かった。したがって、センサ配線44とグラウンド電極24の距離D1が小さいと、グラウンド電極24の影響によるノイズが大きくなること考えられるが、その場合には、D1>T2の関係に基づいてT2が小さくなることから、センサ電極20からの検出信号レベルが大きく得られて、ノイズを抑えることができる。一方、T2が大きくされてセンサ電極20からの検出信号レベルが小さい場合には、D1>T2の関係に基づいてD1が大きくなることから、グラウンド電極24によるノイズが低減される。このように、センサ配線44とグラウンド電極24の距離D1が、ガード電極28とグラウンド電極24の対向面間距離T2よりも大きくされることによって、優れた検出精度を安定して実現することができる。
センサ配線44と第二配線挿通孔48の内周面との距離D2は、センサ配線44と第一配線挿通孔46の内周面との距離D1以下とされている。これにより、センサ電極20とグラウンド電極24が第二配線挿通孔48を通じてガード電極28を外れた位置において対向するのを防ぐことができる。それゆえ、ガード電極28に第二配線挿通孔48が設けられていても、センサ電極20とグラウンド電極24の間の静電容量によって検出対象Aの接近の検出精度が低下するのを防ぐことができる。
なお、静電容量型近接センサ10において検出対象Aの接近が検出された場合の応答は、特に限定されるものではないが、例えば、装着対象の移動を停止させる停止信号を発するなどして、検出対象Aと装着対象の衝突を回避するようにしてもよい。また、警告音や警告灯の点灯等の手段によって、周囲に接近の検出を報知するようにしてもよい。
図5には、本発明の第二の実施形態としての静電容量型近接センサ60の一部が示されている。以下の説明において、第一の実施形態と実質的に同一の部材および部位については、図中に同一の符号を付して説明を省略する。
静電容量型近接センサ60では、グラウンド電極24に第一配線挿通孔46が形成されていると共に、ガード電極28に第二配線挿通孔48が形成されており、センサ配線44が第一配線挿通孔46と第二配線挿通孔48を貫通している。そして、センサ配線44とグラウンド電極24の第一配線挿通孔46の内周面との距離D1と、センサ配線44とガード電極28の第二配線挿通孔48の内周面との距離D2とが、互いに異なっている。具体的には、D2がD1よりも小さくされており、第二配線挿通孔48が第一配線挿通孔46よりも小径とされている。
また、ガード電極28は、筒状部62を備えている。筒状部62は、円筒形状とされており、ガード電極28における第二配線挿通孔48の周縁部からグラウンド電極24に向けて下向きに延び出して設けられている。筒状部62は、導電体とされており、例えばガード電極28と一体的に設けられていてもよいし、ガード電極28とは別部品とされてガード電極28に導通状態で接続されていてもよい。ガード電極28と筒状部62が導通されていることにより、筒状部62はガード電極28に対して電気的に一体として設けられており、第二配線挿通孔48の内周面が筒状部62の内周面とされている。したがって、本実施形態におけるセンサ配線44と第二配線挿通孔48の内周面との距離D2は、センサ配線44と筒状部62の内周面との距離とされる。
筒状部62は、グラウンド電極24の第一配線挿通孔46に挿通されており、グラウンド電極24を貫通している。筒状部62は、第一配線挿通孔46の内周面から離れた位置に挿通されている。そして、筒状部62は、上端部がガード電極28に導通されていると共に、下端部が検出基板42の検出回路に導通されており、ガード電極28と検出基板42が筒状部62を介して電気的に接続されている。このように、筒状部62は、前記第一の実施形態のガード配線50の機能も有している。
筒状部62には、センサ配線44が挿通されている。センサ配線44は、筒状部62の中央を貫通しており、筒状部62の内周面から離れている。センサ配線44と筒状部62の内周面との距離D2、換言すれば、センサ配線44と第二配線挿通孔48の内周面と距離D2は、筒状部62の外周面と第一配線挿通孔46の内周面との距離D4よりも大きいことが望ましい。また、好適には、D4は、グラウンド電極24とガード電極28の対向面間距離T2以上とされている。
このような本実施形態に従う構造とされた静電容量型近接センサ60によれば、センサ配線44における第一配線挿通孔46への挿通部分が、周囲を筒状部62によって囲まれている。これにより、センサ配線44とグラウンド電極24における第一配線挿通孔46の内周面との間には、ガード電極28に導通された筒状部62が介在している。これにより、センサ配線44は、グラウンド電極24における第一配線挿通孔46の内周面に対して、ガード電極28と同電位の筒状部62によって遮蔽されている。それゆえ、検出対象Aの接近検出において、センサ配線44とグラウンド電極24の間の静電容量が及ぼす影響を低減することができる。
また、センサ配線44と筒状部62の距離D2が、筒状部62とグラウンド電極24の距離D4よりも大きいことにより、センサ配線44に対するグラウンド電極24の影響が、ガード電極28と同電位の筒状部62によって効果的に低減される。
また、筒状部62とグラウンド電極24の距離D4が、グラウンド電極24とガード電極28の対向面間距離T2以上とされていることにより、筒状部62がグラウンド電極24に接近しすぎることによるノイズを防ぐことができる。
また、筒状部62が第一の実施形態におけるガード配線50としての機能を兼ねることから、本実施形態では、第一の実施形態のような第三配線挿通孔52が不要になる。その結果、グラウンド電極24による遮蔽をより広い範囲にわたって得ることができて、ノイズの影響を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、センサ配線44が挿通される第一配線挿通孔の具体的な形状は、前記実施形態に例示した円形断面の貫通孔に限定されない。具体的には、例えば、図6に示す静電容量型近接センサ70のように、グラウンド電極24の外周端面において開放された切欠孔によって第一配線挿通孔72を構成することもできる。また、例えば、図7に示す静電容量型近接センサ80のように、四角板状のグラウンド電極24の角部を切り欠くように形成された切欠孔によって、第一配線挿通孔82を構成することもできる。何れの場合にも、センサ配線44は、第一配線挿通孔72(82)を貫通しており、貫通部分において第一配線挿通孔72(82)からはみ出すことなく第一配線挿通孔72(82)に収容されている。なお、図6,7に示すように、ガード配線50は第一配線挿通孔72(82)に挿通されていてもよく、第一の実施形態のようなガード配線50が挿通される第三配線挿通孔52は省略することができる。
第一誘電層38と第二誘電層40は、空気以外の絶縁体によって構成することもできる。具体的には、例えば、第一誘電層38と第二誘電層40は、合成樹脂やゴムなどの固体によって形成されていてもよい。この場合には、第一誘電層38と第二誘電層40にセンサ電極20とグラウンド電極24とガード電極28を固着することにより、それら電極20,24,28を保持する支持体18,22,26や筐体30を省略することもできる。
グラウンド電極24における第一配線挿通孔46の周縁部から延び出す筒状延出部が、グラウンド電極24と導通状態で設けられており、筒状延出部が検出基板42の検出回路に接続されて、筒状延出部がグラウンド配線54の機能を兼ねるようにしてもよい。このような筒状延出部を設けることにより、筒状延出部に挿通されたセンサ配線44が筒状延出部によって遮蔽されて、外乱によるノイズの影響を低減することができる。
10 静電容量型近接センサ(第一の実施形態)
12 表層
14 裏層
16 中間層
18 第一支持体
20 センサ電極
22 第二支持体
24 グラウンド電極
26 第三支持体
28 ガード電極
30 筐体
32 底部材
34 側壁部材
36 凸部
38 第一誘電層
40 第二誘電層
42 検出基板(検出装置)
44 センサ配線
46 第一配線挿通孔
48 第二配線挿通孔
50 ガード配線
52 第三配線挿通孔
54 グラウンド配線
60 静電容量型近接センサ(第二の実施形態)
62 筒状部
70 静電容量型近接センサ(別実施形態)
72 第一配線挿通孔
80 静電容量型近接センサ(別実施形態)
82 第一配線挿通孔
A 検出対象

Claims (5)

  1. 検出対象の接近を該検出対象とセンサ電極の間の静電容量に基づいて検出する静電容量型近接センサであって、
    前記センサ電極に対して前記検出対象と反対側に配されて接地されるグラウンド電極と、
    該センサ電極と該グラウンド電極の間に配されて該センサ電極と同電位とされるガード電極と、
    該グラウンド電極に対して該センサ電極と反対側に配される検出装置と、
    該センサ電極と該検出装置をつなぐセンサ配線と、
    該グラウンド電極を貫通する第一配線挿通孔と
    を、備え、
    該センサ配線が該第一配線挿通孔を貫通しており、
    該センサ配線と該グラウンド電極における該第一配線挿通孔の内周面との距離が、該グラウンド電極と該ガード電極との対向面間距離よりも大きくされている静電容量型近接センサ。
  2. 前記ガード電極を貫通する第二配線挿通孔が設けられて、前記センサ配線が該第二配線挿通孔を貫通しており、
    該第二配線挿通孔と前記第一配線挿通孔が前記グラウンド電極と該ガード電極の対向方向において相互に重なる位置に配されている請求項1に記載の静電容量型近接センサ。
  3. 前記センサ配線と前記ガード電極における前記第二配線挿通孔の内周面との距離が、該センサ配線と前記グラウンド電極における前記第一配線挿通孔の内周面との距離以下とされている請求項2に記載の静電容量型近接センサ。
  4. 前記ガード電極には前記第二配線挿通孔の周縁部から前記グラウンド電極に向けて延び出す筒状部が設けられており、該筒状部が前記第一配線挿通孔を貫通している請求項2又は3に記載の静電容量型近接センサ。
  5. 前記第一配線挿通孔の孔断面積は、前記グラウンド電極の面積の半分以下とされている請求項1〜4の何れか一項に記載の静電容量型近接センサ。
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