JP6975181B2 - 重縮合ポリマーの調製のための添加剤組成物の使用 - Google Patents

重縮合ポリマーの調製のための添加剤組成物の使用 Download PDF

Info

Publication number
JP6975181B2
JP6975181B2 JP2018567207A JP2018567207A JP6975181B2 JP 6975181 B2 JP6975181 B2 JP 6975181B2 JP 2018567207 A JP2018567207 A JP 2018567207A JP 2018567207 A JP2018567207 A JP 2018567207A JP 6975181 B2 JP6975181 B2 JP 6975181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
branched
linear
compound
combination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018567207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019518856A (ja
Inventor
ステファヌ・パスカル
シドキ・モアメド
ドンジョバンニ・エルネスト
アブラーミ・ジェローム
Original Assignee
クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド filed Critical クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド
Publication of JP2019518856A publication Critical patent/JP2019518856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6975181B2 publication Critical patent/JP6975181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/08Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from amino-carboxylic acids
    • C08G69/14Lactams
    • C08G69/16Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
    • C08K5/52Phosphorus bound to oxygen only
    • C08K5/524Esters of phosphorous acids, e.g. of H3PO3
    • C08K5/526Esters of phosphorous acids, e.g. of H3PO3 with hydroxyaryl compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
    • C08K5/53Phosphorus bound to oxygen bound to oxygen and to carbon only
    • C08K5/5393Phosphonous compounds, e.g. R—P(OR')2
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Description

本発明は、重縮合ポリマー、特にポリアミドの調製のための添加剤組成物の使用に関する。
ポリアミド(PA)は、アミド単位を含有する高分子量材料であり、アミド基間の炭化水素セグメントは、脂肪族、部分的芳香族、又は全芳香族とすることができる。使用される炭化水素セグメントの種類が、鎖の柔軟性と構造の規則性に影響を与え、これは、結晶相の形成にとって重要である。ポリアミドは、ポリペプチドと同様にアミド基を含有し、DuPontによって与えられた商品名であるナイロンと呼ばれることが多い。
ポリアミドは、AA−BB型ポリマーと呼ばれる、ジアミンと二塩基酸から合成されたポリマーと、AB型ポリマーと呼ばれる、アミノ酸をベースとするポリマーとに分類することができる。ポリマーは更に、含有する炭素原子の数に基づき定義される。したがって、1,6−ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸をベースとするPAは、PA−6,6と命名され、カプロラクタムをベースとするポリマーは、PA−6と命名される。PAは最初に繊維の用途に用いられ、そこでは、繊維が溶融紡糸により生産されていた。これらの材料は、高強度と良好な耐摩耗性を有し、容易に染色することができる。PA溶融物の引張硬化作用により、均一な太さを有する繊維の生産が可能である。
射出成形機の開発を受けて、エンジニアリングプラスチックとしてのポリアミドが市場に出るようになり、エンジニアリングプラスチックとしてのほとんどのPAは、この方法により加工される。エンジニアリングプラスチックとしてのポリアミドの大部分は、強化グレード又はゴム変性グレードのいずれかである。ガラス繊維充填ポリアミドは、その溶融温度まで、高弾性率、高強度、及び良好な寸法安定性を有する。これらのPAは、「ボンネット下」の輸送部門、電気設備用ハウジング、及びスポーツ用品などの要求の厳しい用途に使用される。
PA−66は依然として、圧力下での予備重合段階を伴うワンポットバッチプロセスで合成されることが多い。連続プロセスは長い間記載されており、特に予備重合に関しては、功を奏するように思われる。PA−6は、大気圧下、連続プロセスで合成することができるが、開環開始ステップが特に時間がかかるため、反応時間が非常に長い。反応時間は、加圧下、過剰の水の存在下で予備重合を行うことにより大幅に短縮することができるが、これは、連続重合プロセスをより複雑にする。
化学的観点からすると、これらのポリアミドは、2種の異なるモノマーの反応(PA−66)、又は単一のモノマーの重縮合(PA6)のいずれかにより得られる。ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)の場合、主モノマーは、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸である。これらのモノマーを、25mol%以下の他のジアミン若しくは二塩基酸モノマーと、更にはアミノ酸若しくはラクタムモノマーと組み合わせて、最終コポリマーの最終特性を改質してもよい。単一のモノマーから得られるポリアミドの場合、その最も重要なポリアミドは、ポリカプロラクタムである。当然ながら、このポリアミドも、異なるラクタム及び/又はアミノ酸を混合することにより改質することができる。ポリカプロラクタムの最も単純な場合、主モノマーは、カプロラクタムである。
2種の異なるモノマーから得られるポリアミドのクラスは、一般に水などの溶媒中で、二塩基酸を化学量論量のジアミンと混合することにより得られる塩を出発原料として使用することにより一般に製造される。したがって、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)の製造においては、一般に水中で、アジピン酸をヘキサメチレンジアミンと混合して、ナイロン塩又は「N塩」の名称の方がよく知られているヘキサメチレンジアンモニウムアジパートが製造される。N塩の溶液は場合によって、水を部分的又は完全に蒸発させることにより濃縮される。
単一のモノマーから得られるポリアミドのクラスは、出発原料としてのラクタム及び/又はアミノ酸、並びに少量の水を使用することにより一般に生産され、水の重量割合は一般に、1と15%の間である。ポリアミドは、混合物が固化して固体となることを防止するために、あらゆる固相の形成を回避しつつ水を蒸発させるため、モノマーの水溶液(例えば、上記のようなナイロン塩の溶液)、又はモノマーを含む液体を高温高圧で加熱することにより得られる。
WO2007/128715(特許文献1)は、ポリアミド−6繊維の可染性及び染色プロセスを制御し改善するためのプロセスを開示する。
WO97/43335(特許文献2)は、下記の構造
Figure 0006975181
を有するポリアミドポリマー用の加工安定剤を開示する。
前記加工安定剤は、ポリアミドポリマーの熱安定性、光安定性、化学的安定性、及び染料親和性を高めることができる。
EP0903372(特許文献3)は、ポリアミドポリマーのための溶融加工プロセスを開示する。前記プロセスの間に、溶融加工条件下で添加剤組成物をポリアミドポリマーに組み込むことにより、ポリアミドポリマーは、光、熱及び/又は酸化による損傷効果に対して安定化される。
界面活性剤、シリコーン、UV吸収剤、光安定剤、又は酸若しくはアミンのような反応性化合物のような幾つかの添加剤を重合ステップに導入して、対象のポリアミドの最終特性を改質したり、重縮合又は重合プロセスを促進したりしてもよい。アミノ末端基と反応する鎖調節剤として使用される反応性化合物は通常、酢酸、安息香酸、テレフタル酸、又はイソフタル酸である。他方、アミノ系鎖調節剤は、3−(ジアルキルアミノ)−1−プロピルアミン、2−(ジアルキルアミノ)−1−エチルアミン、ピペリジノ−及びピロリジノ−アルキルアミン、並びに芳香族ビス−ヒンダードアミンジアミド(Clariantが提供するNylostab(登録商標)S−EEDとしての)で構成される群からのものである。これらが有する末端ポリマーの機械的及び化学的特性に対するプラスの効果に加えて、これらの連鎖停止基は、反応速度にも悪影響を及ぼし得る。
WO2007/128715 WO97/43335 EP0903372 US−B−4,075,163
したがって、重縮合産業においては、最終製品の全体的品質をなお向上させつつ重縮合時間を更に短縮するという、満たされていない強い必要性が存在する。
本発明の課題は、最終製品の全体的性能品質を向上させるか、少なくとも維持しつつ、重縮合反応の時間を大幅に短縮する添加剤の組み合わせを提供することである。
課題は、重縮合ポリマーの調製のための添加剤の組み合わせの使用であって、添加剤の組み合わせは、重縮合反応中に存在し、添加剤の組み合わせは、1つ又は複数の式(A)
Figure 0006975181
(式中、
11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から独立して選択され、
21及びR22は、水素、メチル、O(C〜Cアシル)、及びO−Rからなる群から独立して選択され、ここで、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から選択される)
の化合物、並びに
立体障害フェニルホスホニット及び立体障害ホスフィットからなる群から選択される1つ又は複数の立体障害有機リン(III)化合物を含み、
添加剤の組み合わせは、85重量%〜99.99重量%、好ましくは、90重量%〜99.9重量%、最も好ましくは92重量%〜98重量%、特に好ましくは95重量%〜98重量%の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と、0.01重量%〜15重量%、好ましくは、0.1重量%〜10重量%、最も好ましくは2重量%〜8重量%、特に好ましくは2重量%〜5重量%の1つ又は複数の立体障害有機リン(III)化合物、好ましくは、式(B)のフェニルホスホニットを含む、使用により解決される。
本発明の添加剤の組み合わせは、重合反応が始まる前、特に反応温度が100℃より高くなる前に重縮合反応混合物中に存在することが好都合である。
1つ又は複数の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と1つ又は複数の立体障害有機リン(III)化合物は、重合反応を行う前に、モノマーに対し、互いに別々に添加することができる、及び/又は反応開始時に添加剤混合物として添加することができる。
本発明は更に、重合反応が始まる前、特に反応温度が100℃より高くなる前に添加剤の組み合わせを重縮合反応混合物に添加することにより重縮合ポリマーを調製するための方法も伴う。
標準的なポリアミド又はポリエステル合成を行うための反応条件は、当業者に公知である。
好適な有機リン(III)化合物は、立体障害フェニルホスホニットである。
特に好適なフェニルホスホニットは、式(B)
Figure 0006975181
(式中、
各R41、R42、R43、R44、R51、R52、R53及びR54は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖若しくは分岐ノニル、及びクミル基からなる群から独立して選択される)
の化合物である。
好ましくは、式(B)の立体障害フェニルホスホニットは、同一のフェニル基を4つ含む。即ち、残基R41、R42、R43、R44は全て同じであり、R51、R52、R53及びR54も全て同じである。最終製品に対する顕著な効果に加え、式(B)の前記化合物は、容易且つ安価な様式で生成できるという利点を有する。
好ましくは、本発明による添加剤組成物中の式(B)の立体障害フェニルホスホニットは、
Figure 0006975181
(式中、
51、R52、R53及びR54は全てtert−ブチル基であり、R41、R42、R43、R44は全てメチル又はtert−ブチル基、好ましくは、tert−ブチル基である)
である。
好ましくは、立体障害フェニルホスホニットは、立体障害アルキルフェノール、例えば2,4−ジ−ターシャリーブチルフェノールの縮合生成物と、ジフェニルとPClのフリーデル・クラフツ反応生成物との混合物を含有する。2,4−ジ−ターシャリーブチルフェノールの縮合生成物が特に好適である。これらは、例えばUS−B−4,075,163(特許文献4)に記載されており、その開示、特にカラム1、第13行〜カラム4、第9行、及び例12が、参照により本明細書に組み込まれる。前記縮合生成物は、とりわけテトラキス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ビフェニレンジホスホニット(式B1の化合物)、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ビフェニレンモノホスホニット、及びトリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフィット、2,4−ジ−tert−ブチルフェノールを含む。
最も好適な立体障害フェニルホスホニットは、式(B1)
Figure 0006975181
の化合物である。
前記式(B1)の化合物は、Clariantが提供する市販品Hostanox(登録商標)P−EPQの主成分である。
立体障害ホスフィットの例は、式(C)、(D)及び(E)
Figure 0006975181
(式中、
101、R102、R103、R104は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基、並びにクミルからなる群から独立して選択される)
の化合物である。
式(D)の化合物は、
Figure 0006975181
(式中、
201、R202、R203、R204は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基、並びにクミルからなる群から独立して選択される)
である。
式(E)の化合物は、
Figure 0006975181
(式中、
301、R302、R303は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基、並びにクミルからなる群から独立して選択される)
である。
好適なのは、式(C1)、(D1)及び(E1)
Figure 0006975181
の化合物である。
前記2種類の成分、即ち、1つ又は複数の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と1つ又は複数の立体障害有機リン(III)化合物との組み合わせは、重縮合反応におけるそれらの相乗的な連鎖調節特性及び触媒的特性のために、ポリマー調製の反応時間を大幅に短縮することを示すことができた。本発明による添加剤の組み合わせは、低い有効濃度であっても、重縮合ステップにおいて、有意な技術的及び経済的利点を呈する。実際、本発明による添加剤の組み合わせは、良好な染料親和性をもたらすアミノ末端基(AEG)とカルボキシル末端基(CEG)との適切なバランスを同時に有しながら、反応時間を20〜30%短縮可能である。加えて、本発明による添加剤組成物は、良好な機械的、色、熱的及び光安定性を有するポリアミドを提供する。
好ましくは、本発明による添加剤の組み合わせは、1種の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と、1種の式(B)の立体障害フェニルホスホニットを含む。こうした添加剤の組み合わせは、反応速度に対して相乗的に作用する。1種の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と、2種以上、好ましくは2又は3種、最も好ましくは2種の式(B)の立体障害フェニルホスホニットを含む本発明による添加剤の組み合わせによっても、良好な結果を得ることができる。
好ましくは、式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物は、同一のピペリジン基を2つ含む。即ち、R21とR22は同じであり、R11はR15に対応し、R12はR16に対応し、R13はR17に対応し、R14はR18に対応する。最終製品に対する顕著な効果に加え、式(A)の前記化合物は、容易且つ安価な様式で生成できるという利点を有する。
好ましくは、本発明による添加剤組成物中の式(A)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物は、
Figure 0006975181
(式中、
21及びR22はどちらも水素であり、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は全てメチル又はエチル、好ましくは、メチルである)
である。
好ましくは、芳香族ジカルボニル(エステル)アミドは、式(A1)
Figure 0006975181
の化合物である。
式(A1)の前記化合物(N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−1,3−ベンゼンジカルボキサミド)は、ClariantからNYLOSTAB(登録商標)S−EEDとして市販されている。芳香族ジカルボニル(エステル)アミドとして式A1の化合物を含む本発明による添加剤組成物は、射出成形プロセスの場合に特に高い生産性及びサイクルタイムの短縮を示す。加えて、長期間の熱及びUV/光安定性を観察することができた。
最も好ましくは、本発明による添加剤の組み合わせは、式(A1)
Figure 0006975181
の化合物と、式(B1)
Figure 0006975181
の化合物を含む。
特に、添加剤の組み合わせは、92〜98重量%の式(A1)の芳香族ジカルボニル(エステル)アミド化合物と、好ましくは2〜8重量%の式(B1)の立体障害フェニルホスホニットを含み、優れた重縮合速度と良好な機械的安定性をもたらす。
本発明による添加剤の組み合わせは、重縮合ポリマー、例えばポリアミド又はポリエステルの生産に使用される。ポリアミドという用語は、脂肪族、半芳香族又は芳香族ポリアミドの生産を含み、ポリエステルという用語は、脂肪族、半芳香族又は芳香族ポリエステルの生産を含む。可能なポリエステルは、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリブチレンテレフタラート(PBT)、ポリカルボナート(PC)、ポリ乳酸(PLA)、ポリトリメチレンテレフタラート(PTT)、ポリエチレンナフタラート(PEN)、Vectran(4−ヒドロキシ安息香酸と6−ヒドロキシナフタレン−2−カルボン酸の重縮合物)、ポリブチレンスクシナート(PBS)、及びポリグリコリド又はポリグリコール酸(PGA)である。
好ましくは、添加剤の組み合わせは、ポリアミド6、ポリアミド−6.6、ポリアミド−6.10、ポリアミド6.11、ポリアミド−6.12、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド−6.6/6コポリマー、ポリアミド−6.6/6.10コポリマー、6/11コポリマー、6/12コポリマー、ポリエーテル−ポリアミドブロックコポリマー、ポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)、及びポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)からなる群から選択されるポリアミドの生産に使用される。最も好ましくは、ポリアミド6及び/又はポリアミド6.6の生産に使用される。
好都合には、本発明に従い使用される添加剤の組み合わせの総量は、調製される重縮合物、例えばポリアミド又はポリエステルの重量に対して0.01〜10重量パーセント、好ましくは0.05〜5重量パーセント、より好ましくは0.1〜1.0重量パーセント、最も好ましくは0.1〜0.5重量パーセントである。
好ましくは、本発明による添加剤の組み合わせは、酸の存在下で使用される。酸の存在が、連鎖停止系及び熱的安定性によい影響を与えることが見出されている。前記酸は、芳香族又は非芳香族酸であってもよく、それは一塩基酸又は二塩基酸であってもよい。好適な酸は、酢酸、アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸及び安息香酸、又はそれらの混合物からなる群から選択される。好都合には、酸の総量は、調製される重縮合物、例えばポリアミド又はポリエステルの重量に対して0.01〜5重量パーセント、好ましくは0.01〜3重量パーセント、より好ましくは0.01〜1重量パーセント、最も好ましくは0.01〜0.5重量パーセントである。
例えば、一次熱安定剤、光安定剤、滑沢剤、顔料、補強用及び/又は非補強用フィラーのような、重合又は重縮合ステップにおいて組み込まれる可能性のあることが知られている従来の添加剤が、場合によって加工時に存在してもよい。
重合速度(RT/分)を、市場基準(テレフタル酸に基づく)として採用されている最新技術の既存の連鎖停止系と比較して測定した。
ポリアミドチップは、色、相対粘度(RV)、アミノ末端基(AEG)及びカルボキシル末端基(CEG)に関して特性評価されている。アミノ末端基(AEG)とカルボキシル末端基(CEG)は、酸/塩基滴定を用いて判定した。
RVは、フェノール/オルトジクロロベンゼンの50/50重量混合物を使用した毛細管粘度分析を用いて25℃で測定した。
カプロラクタムの重合の典型例:
バッチ式プロセスにおいて、カプロラクタムを少量の水(2wt.%未満)に約80〜85℃の開始温度で溶融させた。次いで、連鎖停止及び触媒調合物1〜6(表2)を混合物に添加する(0.28%の酸、0.1%の組成物、0.05%〜0.1%のアミン)。80〜85℃で8時間撹拌した後、所望の分子量が達成されるまでそれよりも高い温度(250〜260℃)で溶液を加熱する。次いで、完成したポリマーを粒状化し、ペレットをSoxlhetで24時間抽出する。
その後、ペレットを真空下80℃で24時間乾燥させ、得られた材料のサンプルを分析する。ポリマーは、表2に示すように、従来の分析方法により分析する。
添加剤組成物1、2、及び3:表1に記載する通りの異なる相対比率の式(A1)の化合物+式(B1)の化合物
Figure 0006975181
組成物1が、最適な反応時間を示す。
Figure 0006975181
Figure 0006975181
試験を行った標本は、以下のように準備した。異なるポリアミドペレットを摂氏280〜300度の温度で射出成形し、続いて試験サンプルを35mm×40mmに打ち抜くことにより、又は引張試験片標本を直接射出成形することにより、厚さ1mmのパネルに形成した。
色判定は、ASTM E−313黄色度試験に従い判定した黄色度指数(YI)に関して報告する。値が大きいほど色品質は低い。
加えて、CIE(国際照明委員会)の規定に従い、且つISO7724/3及びDIN 6174規格に準拠して色を測定する。bの正の値が大きいほど黄変がより顕著である。
本願は特許請求の範囲に記載の発明に係るものであるが、本願の開示は以下も包含する:
1. 重縮合ポリマーの調製のための添加剤の組み合わせの使用であって、
添加剤の組み合わせが、重縮合反応中に存在し、
添加剤の組み合わせが、
一種または複数種の式(A)の化合物、
Figure 0006975181
(式中、
11 、R 12 、R 13 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 及びR 18 は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から独立して選択され、
21 及びR 22 は、水素、メチル、O(C 〜C アシル)、及びO−R からなる群から独立して選択され、ここで、R は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から選択される)
並びに
立体障害フェニルホスホニット及び立体障害ホスフィットからなる群から選択される一種または複数種の立体障害有機リン(III)化合物、
を含み、
添加剤の組み合わせが、85重量%〜99.99重量%の式(A)の化合物と、0.01重量%〜15重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用される、使用。
2. 添加剤の組み合わせが、重合反応が始まる前に重縮合反応混合物中に存在する、上記1に記載の使用。
3. 添加剤の組み合わせが、反応温度が100℃より高くなる前に重縮合反応混合物中に存在する、上記1又は2に記載の使用。
4. 重縮合ポリマーが、ポリアミド又はポリエステルである、上記1〜3のいずれか一つに記載の使用。
5. 立体障害有機リン(III)化合物が、立体障害フェニルホスホニットである、上記1〜4のいずれか一つに記載の使用。
6. 立体障害有機リン(III)化合物が、式(B)の化合物である、上記1〜5のいずれか一つに記載の使用。
Figure 0006975181
(式中、
各R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 51 、R 52 、R 53 及びR 54 は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖若しくは分岐ノニル、及びクミル基からなる群から独立して選択される)
7. 立体障害有機リン(III)化合物が、式(B1)の化合物である、上記6に記載の使用。
Figure 0006975181
8. 式(A)の化合物が、式(A1)に対応する、上記1〜7のいずれか一つに記載の使用。
Figure 0006975181
9. 添加剤の組み合わせが、90重量%〜99.9重量%の式(A)の化合物と、0.1重量%〜10重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用される、上記1〜8のいずれか一つに記載の使用。
10. 添加剤の組み合わせが、95重量%〜98重量%の式(A)の化合物と、2重量%〜5重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用される、上記1〜9のいずれか一つに記載の使用。
11. 添加剤の組み合わせが、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.01〜10重量パーセントの量で使用される、上記1〜10のいずれか一つに記載の使用。
12. 添加剤の組み合わせが、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.1〜0.5重量パーセントの量で使用される、上記1〜11のいずれか一つに記載の使用。
13. 添加剤の組み合わせが、酸の存在下で使用される、上記1〜12のいずれか一つに記載の使用。
14. 酸が、酢酸、アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸及び安息香酸、又はそれらの混合物からなる群から選択される、上記13に記載の使用。
15. 酸の総量が、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.01〜5重量パーセントである、上記13又は14に記載の使用。

Claims (14)

  1. 重縮合ポリマーの調製のための添加剤の組み合わせの使用であって、
    添加剤の組み合わせが、重縮合反応中に存在し、
    添加剤の組み合わせが、
    一種または複数種の式(A)の化合物、
    Figure 0006975181
    (式中、
    11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から独立して選択され、
    21及びR22は、水素、メチル、O(C〜Cアシル)、及びO−Rからなる群から独立して選択され、ここで、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖及び分岐ノニル基からなる群から選択される)
    並びに
    立体障害フェニルホスホニット及び立体障害ホスフィットからなる群から選択される一種または複数種の立体障害有機リン(III)化合物、
    を含み、
    添加剤の組み合わせが、95重量%〜99.99重量%の式(A)の化合物と、0.01重量%〜重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用され、及び
    重縮合ポリマーが、ポリアミド又はポリエステルである、使用。
  2. 添加剤の組み合わせが、重合反応が始まる前に重縮合反応混合物中に存在する、請求項1に記載の使用。
  3. 添加剤の組み合わせが、反応温度が100℃より高くなる前に重縮合反応混合物中に存在する、請求項1又は2に記載の使用。
  4. 立体障害有機リン(III)化合物が、立体障害フェニルホスホニットである、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
  5. 立体障害有機リン(III)化合物が、式(B)の化合物である、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
    Figure 0006975181
    (式中、
    各R41、R42、R43、R44、R51、R52、R53及びR54は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖若しくは分岐ペンチル、直鎖若しくは分岐ヘキシル、直鎖若しくは分岐ヘプチル、直鎖若しくは分岐オクチル、又は直鎖若しくは分岐ノニル、及びクミル基からなる群から独立して選択される)
  6. 立体障害有機リン(III)化合物が、式(B1)の化合物である、請求項に記載の使用。
    Figure 0006975181
  7. 式(A)の化合物が、式(A1)に対応する、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
    Figure 0006975181
  8. 添加剤の組み合わせが、95重量%〜99.9重量%の式(A)の化合物と、0.1重量%〜重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用される、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
  9. 添加剤の組み合わせが、95重量%〜98重量%の式(A)の化合物と、2重量%〜5重量%の立体障害有機リン(III)化合物の割合で使用される、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
  10. 添加剤の組み合わせが、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.01〜10重量パーセントの量で使用される、請求項1〜のいずれか一つに記載の使用。
  11. 添加剤の組み合わせが、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.1〜0.5重量パーセントの量で使用される、請求項1〜10のいずれか一つに記載の使用。
  12. 添加剤の組み合わせが、酸の存在下で使用される、請求項1〜11のいずれか一つに記載の使用。
  13. 酸が、酢酸、アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸及び安息香酸、又はそれらの混合物からなる群から選択される、請求項12に記載の使用。
  14. 酸の総量が、調製される重縮合ポリマーの重量に対して0.01〜5重量パーセントである、請求項12又は13に記載の使用。
JP2018567207A 2016-06-27 2017-06-12 重縮合ポリマーの調製のための添加剤組成物の使用 Active JP6975181B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16176384.2 2016-06-27
EP16176384.2A EP3263639A1 (en) 2016-06-27 2016-06-27 Use of an additive composition for the preparation of polycondensation polymers
PCT/EP2017/064214 WO2018001704A1 (en) 2016-06-27 2017-06-12 Use of an additive composition for the preparation of polycondensation polymers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019518856A JP2019518856A (ja) 2019-07-04
JP6975181B2 true JP6975181B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=56289316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018567207A Active JP6975181B2 (ja) 2016-06-27 2017-06-12 重縮合ポリマーの調製のための添加剤組成物の使用

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10920069B2 (ja)
EP (2) EP3263639A1 (ja)
JP (1) JP6975181B2 (ja)
KR (1) KR102414291B1 (ja)
CN (1) CN109415538B (ja)
DK (1) DK3475360T3 (ja)
WO (1) WO2018001704A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018220616B3 (de) 2018-11-20 2019-05-29 Thyssenkrupp Ag Verfahren zur Herstellung von Polyamid 6

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4075163A (en) 1970-10-22 1978-02-21 Sandoz Ltd. Benzene phosphonous acid compounds, their production and use as stabilizers for organic materials
BE1003675A3 (fr) * 1990-02-23 1992-05-19 Solvay Compositions stabilisees a base de polyamides et objets faconnes a partir de ces compositions.
JPH0782370A (ja) * 1992-09-18 1995-03-28 Ind Technol Res Inst ポリアミド系ポリマー製造用触媒およびポリアミド系ポリマーの製法
GB9609742D0 (en) 1996-05-10 1996-07-17 Clariant Int Ltd Improvements in or relating to organic compounds
US5851238A (en) * 1996-07-31 1998-12-22 Basf Corporation Photochemically stabilized polyamide compositions
US6136433A (en) * 1997-05-01 2000-10-24 Basf Corporation Spinning and stability of solution-dyed nylon fibers
US5969014A (en) 1997-09-23 1999-10-19 Clariant Finance (Bvi) Limited Synergistic polyamide stabilization method
JP4179703B2 (ja) * 1998-07-30 2008-11-12 株式会社クラレ ポリアミドの製造方法
CZ20033396A3 (cs) * 2001-06-14 2004-08-18 Basfácorporation Polymery obsahující složky stabilizující proti působení světlaŹ výrobky z nich vyrobené a způsob jejich výroby
DE10226732A1 (de) * 2002-06-14 2004-01-08 Clariant Gmbh Mischungen aus einem Phosphonit und anderen Komponenten
WO2004000921A1 (en) * 2002-06-19 2003-12-31 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Stabilized polyamide compositions
DE60320035T2 (de) * 2003-03-05 2009-05-14 Eastman Chemical Co., Kingsport Polymerblends
WO2007128715A1 (en) 2006-05-04 2007-11-15 Clariant International Ltd Process for improved and controlled dyeability of polyamide-6 fibers
CN101230196B (zh) * 2008-02-26 2010-06-02 东南大学 原位聚合pi改性尼龙复合材料
EP2464679B1 (en) * 2009-08-10 2018-04-04 INVISTA Textiles (U.K.) Limited Improved nylon resins and process
EP2634211B1 (en) * 2011-12-16 2015-07-15 Solvay Specialty Polymers USA, LLC. Heat and light resistant polymer composition
DE102013004046A1 (de) * 2013-03-08 2014-09-11 Clariant International Ltd. Flammhemmende Polyamidzusammensetzung
JP6841221B2 (ja) * 2016-03-30 2021-03-10 東レ株式会社 繊維強化ポリアミド樹脂基材、その製造方法、それを含む成形品および複合成形品

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018001704A1 (en) 2018-01-04
CN109415538A (zh) 2019-03-01
KR102414291B1 (ko) 2022-06-29
DK3475360T3 (da) 2024-06-03
US20190161609A1 (en) 2019-05-30
KR20190022760A (ko) 2019-03-06
CN109415538B (zh) 2022-03-01
JP2019518856A (ja) 2019-07-04
EP3263639A1 (en) 2018-01-03
EP3475360B1 (en) 2024-05-22
EP3475360A1 (en) 2019-05-01
US10920069B2 (en) 2021-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2415156C2 (ru) Полукристаллический полуароматический полиамид
JP5475777B2 (ja) 補助安定剤を含む耐熱性熱可塑性物品
US5763561A (en) Polyamide compositions having improved thermal stability
EP1943291B1 (en) Hydrolysis resistant polyamide compositions, and articles formed therefrom
US8501900B2 (en) Nylon resins and process
JP6130400B2 (ja) ハロゲンフリーの難燃性ポリアミド組成物の調整方法
US20180194896A1 (en) Production of a polyamide that contains 2,5-bis(aminomethyl)furan
US20160280883A1 (en) Polyamide Composition
JP6975181B2 (ja) 重縮合ポリマーの調製のための添加剤組成物の使用
CN101987915A (zh) 包含多元醇和共稳定剂的聚合物组合物
TWI723159B (zh) 樹脂組合物
EP1950238A2 (en) Flame resistant polymer composition with improved color stability
KR20040024560A (ko) 광안정화 잔기를 포함하는 광안정화 중합체, 그로부터제조된 물품 및 그의 제조방법
DE102020206281A1 (de) Polyamidzusammensetzung, verfahren zu deren herstellung und formgegenstand
US5726278A (en) Process for the manufacture of polyamide resin composition
KR20150125645A (ko) 폴리아미드 성형 재료용 첨가제로서의 4-n-(이치환된)-아미노피페리딘 유도체 및 이의 용도
CN110527289B (zh) 聚酰胺树脂颗粒及其制造方法以及聚酰胺组合物的制造方法
JP2023050575A (ja) ポリアミド組成物、成形品、及びポリアミド組成物の製造方法
JP2017149969A (ja) ハロゲンフリーの難燃性ポリアミド組成物およびその調製方法、並びにその応用
EP0746453A1 (en) Process for the manufacture of polyamide resin composition
KR20150030202A (ko) 난연성 폴리아마이드 조성물
JP2004043567A (ja) 共重合ポリアミド樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210702

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210804

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6975181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150