JP6969961B2 - 光学ユニットおよび3軸振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents
光学ユニットおよび3軸振れ補正機能付き光学ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6969961B2 JP6969961B2 JP2017194255A JP2017194255A JP6969961B2 JP 6969961 B2 JP6969961 B2 JP 6969961B2 JP 2017194255 A JP2017194255 A JP 2017194255A JP 2017194255 A JP2017194255 A JP 2017194255A JP 6969961 B2 JP6969961 B2 JP 6969961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- fixing member
- rotating member
- substrate
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
軸とを近接させることができ、撮像素子から回転軸までの介在部品が少なくなるので積み上げの公差分も少なくなる為、ローリング補正の回転中心と撮像素子の中心とを一致させやすい。従って、回転中心と撮像素子の中心とのずれに起因する像の欠けを抑制できる。また、ローリング用磁気駆動機構の磁石および磁性部材が磁気バネとして機能するので、回転部材を基準回転位置(原点位置)へ復帰させることができる。磁気バネは、板バネを用いた従来の姿勢復帰機構のように、取り付け時の部材の変形や衝撃による部材の変形のおそれがない。また、回転角度の増大による部材の変形のおそれがないので、回転範囲を大きく設定することができる。
変形のおそれがない。また、回転角度の増大による部材の変形のおそれがないので、回転範囲を大きく設定することができる。
、を有し、前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、前記コイルと前記磁石は、前記光学素子の光軸方向の投影面積の少なくとも一部が前記基板と重なっており、前記回転支持機構は、前記軸受部として、前記回転軸に固定される内輪および前記固定部材に固定される外輪を備えるボールベアリングを有し、更に、前記回転部材に形成された回転部材側環状溝と前記固定部材に形成された固定部材側環状溝の間に複数の転動体を配置した回転支持部を有し、前記複数の転動体は、前記ボールベアリングの外周面より径方向外側に配置されることを特徴とする。あるいは、本発明の光学ユニットは、光学素子と、前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、前記回転部材に設けられた回転軸、および、前記固定部材に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、前記軸受部は前記固定部材を前記光学素子の光軸方向に貫通する保持孔に配置され、前記回転軸は、前記軸受部から前記固定部材の前記反被写体側に露出し、前記回転支持機構は、前記軸受部として、前記回転軸に固定される内輪および前記固定部材に固定される外輪を備えるボールベアリングを有し、更に、前記回転部材に形成された回転部材側環状溝と前記固定部材に形成された固定部材側環状溝の間に複数の転動体を配置した回転支持部を有し、前記複数の転動体は、前記ボールベアリングの外周面より径方向外側に配置されることを特徴とする。このようにすると、回転支持機構を光軸方向に薄型化することができる。従って、光学ユニットを光軸方向に薄型化することができる。
よって支持される可動枠と、を備えるジンバル機構によって支持されることが望ましい。このようにすると、揺動用磁気駆動機構が配置される角度位置(第1方向および第2方向)の間のスペースを利用してジンバル機構の揺動支持部を配置できる。従って、3軸振れ補正機能付き光学ユニットを小型化できる。また、ジンバル機構の一部を構成する光学ユニットのホルダ部材にローリング補正のための回転支持機構が直接固定されているため、光軸と交差する2軸の交点と、ローリング補正の回転軸とを一致させ易い。また、光学ユニットは、ローリング補正の回転軸と撮像素子の中心とを一致させ易い構造である。従って、回転軸と撮像素子の中心とのずれに起因するによる像の欠けを抑制できる。
付けられる。レンズホルダ10は、固定部材20との間に後述する弾性部材90を挟み込んだ状態で、ねじ部材91によって固定部材20にねじ止めされる。
基板41の縁は、レンズホルダ10の切り欠き部14と固定部材20との間に形成される開口部7に面している。第1フレキシブルプリント基板8は、基板41から開口部7を通って径方向外側へ引き出された後、U字状に折り返されて固定部材20の反被写体側L2に引き回される。第1フレキシブルプリント基板8は、開口部7の外側で、U字状に折り返された直後の部分が回転台座50に固定されている。回転台座50には、基板支持部51の開口部7側の縁から反被写体側L2に突出する突出部58が形成されている。突出部58の反被写体側L2の端面は、第1フレキシブルプリント基板8を固定する固定面59となっている。第1フレキシブルプリント基板8の固定構造については後述する。
固定部材20の径方向の中央には、軸受保持部22が形成されている。軸受保持部22は、固定部材20を光軸L方向に貫通する保持孔23を備える。固定部材20の反被写体側L2の面には、保持孔23を囲んで反被写体側L2に立ち上がる環状突出部24が形成されている。回転支持機構60は、軸受保持部22に保持される軸受部61と、軸受部61の径方向外側で固定部材20と回転台座50との間に構成される回転支持部65を備える。すなわち、回転支持機構60は、軸受部61および回転支持部65の2組の回転支持部によって構成されている。
図4はローリング用磁気駆動機構70および姿勢復帰機構80と、回転支持機構60の一部を示す平面図および断面図である。図4(a)は光軸L方向の被写体側L1から見た平面図であり、回転台座50が基準回転位置にある場合の平面図である。また、図4(b)は図4(a)のC−C断面図である。図3に示すように、回転台座50の回転軸52が軸受保持部22に取り付けられた軸受部61を介して回転可能に保持されると、回転台座50の基板支持部51と固定部材20との間にローリング用磁気駆動機構70が構成される。ローリング用磁気駆動機構70は、回転台座50の回転軸52を間に挟んで径方向の両側に配置された一対のコイル71と、固定部材20の軸受保持部22を間に挟んで径方向の両側に配置された一対の磁石72を備える。コイル71と磁石72は、光軸L方向で所定のギャップを空けて対向する。
る面の磁極が径方向に延びる着磁分極線73を境にして異なるように着磁されている。コイル71は空芯コイルであり、径方向に延びる長辺部分が有効辺として利用される。一方のコイル71の内側にはホール素子74が配置される。ホール素子74は、コイル71への給電用の第2フレキシブルプリント基板9に固定される。ホール素子74は、回転台座50が予め定めた基準回転位置にあるときに、磁石72の着磁分極線73と対向する。ローリング用磁気駆動機構70は、ホール素子74の信号に基づいて検出されたローリング方向の原点位置に基づいて制御され、回転台座50に撮像素子40および基板41を固定した回転体1Aを光軸L回りに回転させてローリング補正を行う。つまり、光学ユニット1は、レンズユニット2およびレンズホルダ10を含まない小型の回転体1Aを回転させることによってローリング補正を行う。
光学ユニット1は、回転台座50を予め定めた基準回転位置に復帰させるための姿勢復帰機構80を備える。姿勢復帰機構80は、回転台座50に固定された2個の磁性部材81と、ローリング用磁気駆動機構70を構成する2個の磁石72によって構成される2組の磁気バネである。上述したように、各磁性部材81は、基板支持部51の被写体側L1の面に形成された凹部57に固定されており、コイル71を間に挟んで磁石72と光軸L方向に対向する。図4(a)に示すように、磁性部材81は周方向の寸法が径方向の寸法より大きい長方形である。回転台座50が基準回転位置に位置するとき、磁性部材81の周方向の中心82は、磁石72の着磁分極線73と光軸L方向から見て重なる位置にある。
図3に示すように、回転台座50には、ローリング用磁気駆動機構70用の第2フレキシブルプリント基板9が固定される。第2フレキシブルプリント基板9は、基板支持部51の反被写体側L2の面に形成された固定溝513に配置されて、コイル71の位置へ引き回される。第2フレキシブルプリント基板9および固定溝513は、回転軸52を中心として一方のコイル71から他方のコイル71までの角度範囲で周方向に延在する。第2フレキシブルプリント基板9は、一対のコイル71と他方のコイル71の間の角度位置から径方向外側へ引き出される。この角度位置には、レンズホルダ10の切り欠き部14と固定部材20との間に形成される開口部7が設けられている。従って、ローリング用磁気駆動機構70用の第2フレキシブルプリント基板9は、撮像素子40用の第1フレキシブルプリント基板8と共に、開口部7から光学ユニット1の外部へ引き出される(図1、図2、図3参照)。
図6は3軸振れ補正機能付き光学ユニット100の斜視図である。また、図7は図6の3軸振れ補正機能付き光学ユニット100の分解斜視図である。図6、図7に示すXYZの3方向は互いに直交する方向であり、X方向の一方側を+X、他方側を−Xで示し、Y方向の一方側を+Y、他方側を−Yで示し、Z方向の一方側を+Z、他方側を−Zで示す。Z方向は、光学ユニット1の光軸L方向と一致する。被写体側L1は+Z方向と一致し、反被写体側L2は−Z方向と一致する。
421に形成されている。可動枠503は、光軸回りの4か所に設けられた支点部504と、光軸回りで隣り合う支点部504を繋ぐ連結部505を備える板状ばねである。
よびY軸回りの振れ補正を行う振れ補正部である揺動用磁気駆動機構600を備えており、光学ユニット1は、揺動用磁気駆動機構600によるX軸回りおよびY軸回りの振れ補正を行っていない基準状態であるとき、光学ユニット1の光軸L方向が図6、図7のZ方向と一致する姿勢となるように、3軸振れ補正機能付き光学ユニット100に組み込まれている。
本形態の光学ユニットは、撮像素子40が搭載された基板41をレンズユニット2およびレンズホルダ10から分離して回転させて光軸L回りの回転補正(ローリング補正)を行う。従って、回転する部分(回転体1A)を軽量にすることができるため、ローリング用磁気駆動機構70を小型化でき、消費電力を少なくすることができる。また、ローリング用磁気駆動機構70から加えられる駆動力に対する回転体1Aの応答性が良いので、精度良くローリング補正を行うことができる。更に、回転する部分の軽量化により回転支持機構60を小型化し簡略化することもできる。加えて、本形態は、ローリング用磁気駆動機構70の径方向のサイズ、および、回転支持機構60の光軸L方向のサイズを小型化できるため、光学ユニット1の小型化および軽量化が可能である。
ング用磁気駆動機構70の磁石72と、コイル71が搭載された回転台座50に搭載される磁性部材81を備えた磁気バネを用いている。このような姿勢復帰機構80は、従来用いていた板バネのように取り付け時の部材の変形や、衝撃による部材の変形のおそれがない。また、回転角度の増大による部材の変形のおそれがないので、回転範囲を大きく設定することができる。
付き光学ユニット100の小型化を図ることができる。
(1)上記形態は、回転台座50に回転軸52が設けられ、固定部材20に軸受部61が設けられていたが、回転台座50に軸受部が設けられ、固定部材20に回転軸が設けられていてもよい。また、軸受部61としてボールベアリングでなくすべり軸受を用いても良い。
ができる。なお、図9の例では、電磁波吸収シート9Eは放熱部材54と同一形状であり、撮像素子40全体を包含する範囲に設けられているが、電磁波吸収シート9Eが撮像素子40より小さく、一部が撮像素子40と重なる構成であってもよい。また、電磁波吸収シート9Eとシールド部9Dの配置は逆であってもよい。
Claims (21)
- 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材と固定部材の一方に設けられた回転軸、および、他方に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記コイルと前記磁石は、前記光学素子の光軸方向の投影面積の少なくとも一部が前記基板と重なっており、
前記回転部材を基準回転位置に復帰させる姿勢復帰機構を備え、
前記姿勢復帰機構は、前記磁石と、前記回転部材および前記固定部材のうちで前記コイルが搭載された側の部材に固定される磁性部材と、を備え、
前記磁石は、前記光軸を中心とする周方向で2つに分極着磁され、
前記磁性部材は、前記回転部材が前記基準回転位置にあるとき、前記磁性部材の前記周方向の中心は、前記光軸方向から見て前記磁石の着磁分極線と重なることを特徴とする光学ユニット。 - 前記固定部材に前記軸受部が設けられ、前記軸受部は前記固定部材を前記光軸方向に貫通する保持孔に配置され、
前記回転軸は前記回転部材に設けられ、前記軸受部から前記固定部材の前記反被写体側に露出することを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。 - 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材に設けられた回転軸、および、前記固定部材に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記軸受部は前記固定部材を前記光学素子の光軸方向に貫通する保持孔に配置され、
前記回転軸は、前記軸受部から前記固定部材の前記反被写体側に露出し、
前記回転部材を基準回転位置に復帰させる姿勢復帰機構を備え、
前記姿勢復帰機構は、前記磁石と、前記回転部材および前記固定部材のうちで前記コイルが搭載された側の部材に固定される磁性部材と、を備え、
前記磁石は、前記光軸を中心とする周方向で2つに分極着磁され、
前記磁性部材は、前記回転部材が前記基準回転位置にあるとき、前記磁性部材の前記周方向の中心は、前記光軸方向から見て前記磁石の着磁分極線と重なることを特徴とする光学ユニット。 - 前記コイルと前記磁石は、前記光軸方向の投影面積の少なくとも一部が前記基板と重なることを特徴とする請求項3に記載の光学ユニット。
- 前記基板からの熱が伝達される放熱部材が前記回転部材に固定されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の光学ユニット。
- 前記回転部材はフィラー入りの樹脂部材であり、
前記基板は、前記放熱部材の表面に設けられた熱伝導層と接触することを特徴とする請求項5に記載の光学ユニット。 - 前記放熱部材は、前記基板の前記反被写体側に配置され、
前記回転部材は、前記放熱部材の前記反被写体側に形成された前記回転軸を備えることを特徴とする請求項5または6に記載の光学ユニット。 - 前記基板に接続される第1フレキシブルプリント基板、および、前記コイルと接続される第2フレキシブルプリント基板のいずれか一方に設けられたパターンを介してグランド電位と接続されるシールド部を備え、
前記撮像素子と前記回転部材との間に前記シールド部が配置され、且つ、前記光軸方向から見た場合に前記撮像素子と前記シールド部とが重なっていることを特徴とする請求項5から7の何れか一項に記載の光学ユニット。 - 前記シールド部は、前記第1フレキシブルプリント基板または前記第2フレキシブルプリント基板の一部を構成しており、
前記シールド部には、前記グランド電位と接続されたグランドパターンが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の光学ユニット。 - 前記放熱部材は金属製の板材であり、前記シールド部を介して前記グランド電位と接続されることを特徴とする請求項8または9に記載の光学ユニット。
- 前記放熱部材は、前記光軸方向から見た面積が前記撮像素子より大きく、前記光軸方向
から見た場合に前記撮像素子全体を包含する範囲に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の光学ユニット。 - 前記放熱部材と前記回転部材との間に配置される電磁波吸収シートを備えることを特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の光学ユニット。
- 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材と固定部材の一方に設けられた回転軸、および、他方に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記コイルと前記磁石は、前記光学素子の光軸方向の投影面積の少なくとも一部が前記基板と重なっており、
前記基板に接続される第1フレキシブルプリント基板を備え、
前記回転部材は、前記第1フレキシブルプリント基板が固定される固定面を備え、
前記固定面は、前記回転部材の基板支持部から前記反被写体側に突出する突出部の前記反被写体側の端面であることを特徴とする光学ユニット。 - 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材に設けられた回転軸、および、前記固定部材に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記軸受部は前記固定部材を前記光学素子の光軸方向に貫通する保持孔に配置され、
前記回転軸は、前記軸受部から前記固定部材の前記反被写体側に露出し、
前記基板に接続される第1フレキシブルプリント基板を備え、
前記回転部材は、前記第1フレキシブルプリント基板が固定される固定面を備え、
前記固定面は、前記回転部材の基板支持部から前記反被写体側に突出する突出部の前記反被写体側の端面であることを特徴とする光学ユニット。 - 前記固定面に凸部が形成され、
前記第1フレキシブルプリント基板は、前記凸部が嵌る係合穴を備えることを特徴とする請求項13または14に記載の光学ユニット。 - 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材と固定部材の一方に設けられた回転軸、および、他方に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記コイルと前記磁石は、前記光学素子の光軸方向の投影面積の少なくとも一部が前記基板と重なっており、
前記回転支持機構は、
前記軸受部として、前記回転軸に固定される内輪および前記固定部材に固定される外輪を備えるボールベアリングを有し、
更に、前記回転部材に形成された回転部材側環状溝と前記固定部材に形成された固定部材側環状溝の間に複数の転動体を配置した回転支持部を有し、
前記複数の転動体は、前記ボールベアリングの外周面より径方向外側に配置されることを特徴とする光学ユニット。 - 光学素子と、
前記光学素子の反被写体側に配置された撮像素子と、
前記撮像素子が搭載された基板が固定された回転部材と、
前記回転部材の前記反被写体側に配置される固定部材と、
前記回転部材に設けられた回転軸、および、前記固定部材に設けられた軸受部を備える回転支持機構と、
前記回転部材を前記光学素子の光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
前記光学素子は、前記光学素子を保持するホルダ部材を介して前記固定部材に固定され、
前記ローリング用磁気駆動機構は、前記回転部材と前記固定部材の一方に設けられた磁石と、他方に設けられたコイルとを備え、
前記軸受部は前記固定部材を前記光学素子の光軸方向に貫通する保持孔に配置され、
前記回転軸は、前記軸受部から前記固定部材の前記反被写体側に露出し、
前記回転支持機構は、
前記軸受部として、前記回転軸に固定される内輪および前記固定部材に固定される外輪を備えるボールベアリングを有し、
更に、前記回転部材に形成された回転部材側環状溝と前記固定部材に形成された固定部材側環状溝の間に複数の転動体を配置した回転支持部を有し、
前記複数の転動体は、前記ボールベアリングの外周面より径方向外側に配置されることを特徴とする光学ユニット。 - 前記ホルダ部材と前記固定部材とが前記光軸方向に対向する部位に挟まれる弾性部材と、
前記弾性部材の径方向外側で前記ホルダ部材と前記固定部材の一方を他方に対して前記光軸方向にねじ止めするねじ部材と、を備えることを特徴とする請求項1から17の何れか一項に記載の光学ユニット。 - 前記撮像素子への光入射領域を規定するアパーチャが形成され、前記アパーチャを除いて前記撮像素子の被写体側を覆うカバー部材を有し、
前記カバー部材は、前記アパーチャが形成された端板部と、前記アパーチャの外周側において前記端板部から前記被写体側へ立ち上がる筒部とを備え、
前記ホルダ部材は、前記筒部の外周面と隙間を隔てて対向するホルダ筒部、および、前記筒部の外周側において前記端板部と隙間を隔てて対向する段部を備えることを特徴とする請求項1から18の何れか一項に記載の光学ユニット。 - 請求項1から19の何れか一項に記載の光学ユニットと、
前記光学ユニットの前記光軸と交差する軸回りの振れを補正する振れ補正機構とを有することを特徴とする3軸振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記振れ補正機構は、前記光学ユニットを前記光軸と交差する第1方向回りおよび第2方向回りに揺動させる揺動用磁気駆動機構であり、
前記光学ユニットは、前記第1方向と前記第2方向の間の角度位置に配置される揺動支持部と、前記揺動支持部によって支持される可動枠と、を備えるジンバル機構によって支持されることを特徴とする請求項20に記載の3軸振れ補正機能付き光学ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201810320269.6A CN108693681B (zh) | 2017-04-12 | 2018-04-11 | 光学单元及带3轴抖动修正功能的光学单元 |
TW107112603A TWI667526B (zh) | 2017-04-12 | 2018-04-12 | Optical unit and optical unit with 3-axis shake correction |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017078792 | 2017-04-12 | ||
JP2017078792 | 2017-04-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018180506A JP2018180506A (ja) | 2018-11-15 |
JP6969961B2 true JP6969961B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=64275351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017194255A Active JP6969961B2 (ja) | 2017-04-12 | 2017-10-04 | 光学ユニットおよび3軸振れ補正機能付き光学ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6969961B2 (ja) |
TW (1) | TWI667526B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102522700B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2023-04-18 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 및 이를 포함하는 카메라 장치 |
JP7381241B2 (ja) * | 2019-08-01 | 2023-11-15 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | 光学ユニット |
US11927826B2 (en) * | 2020-06-22 | 2024-03-12 | Nidec Sankyo Corporation | Optical unit |
JP7481918B2 (ja) | 2020-06-22 | 2024-05-13 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP2022040522A (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-11 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP7402288B2 (ja) * | 2021-09-23 | 2023-12-20 | 新思考電機有限公司 | 画像センサ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005117123A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Rohm Co Ltd | イメージセンサモジュール |
JP2008085927A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Citizen Miyota Co Ltd | 固体撮像装置 |
JP2008116836A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Canon Inc | 撮像装置、制御方法、及びプログラム |
JP2009188720A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Panasonic Corp | 固体撮像装置およびその製造方法 |
JP2014071172A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nidec Copal Corp | 光学要素の取付装置 |
JP2014123852A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置 |
JP2015132725A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | オリンパス株式会社 | ぶれ補正装置 |
JP6617633B2 (ja) * | 2015-06-25 | 2019-12-11 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置 |
JP6691001B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2020-04-28 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP2017044795A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
JP2017049343A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 |
-
2017
- 2017-10-04 JP JP2017194255A patent/JP6969961B2/ja active Active
-
2018
- 2018-04-12 TW TW107112603A patent/TWI667526B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI667526B (zh) | 2019-08-01 |
TW201837587A (zh) | 2018-10-16 |
JP2018180506A (ja) | 2018-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6969961B2 (ja) | 光学ユニットおよび3軸振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6959777B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP7046512B2 (ja) | ローリング補正機能付き光学ユニットおよび3軸振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6800706B2 (ja) | 光学ユニット | |
JP6921601B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
US9720252B2 (en) | Optical unit with shake correction function | |
JP7034616B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6883467B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6989254B2 (ja) | 光学モジュールおよび光学ユニット | |
CN112513733B (zh) | 光学单元 | |
JP6942547B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニットの揺動体姿勢調整方法および振れ補正機能付き光学ユニット | |
CN108693681B (zh) | 光学单元及带3轴抖动修正功能的光学单元 | |
JP6934319B2 (ja) | ローリング用磁気駆動ユニットおよび振れ補正機能付き光学ユニット | |
KR20200115172A (ko) | 광학 유닛 | |
KR102136104B1 (ko) | 흔들림 보정 기능을 구비한 광학 유닛 및 흔들림 보정 기능을 구비한 광학 유닛의 제조 방법 | |
KR102137985B1 (ko) | 흔들림 보정 기능을 구비한 광학 유닛 | |
JP6873829B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP7344784B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP7032068B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニットの回転体基準角度位置調整方法 | |
JP2023023131A (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6969961 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |