JP6957287B2 - 真空射出成形金型 - Google Patents

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本発明は、真空排気装置により真空状態にされたキャビティに溶融樹脂を射出して成形品を成形する真空射出成形金型に関するものである。
上記した真空射出成形金型は、真空排気装置によりキャビティ内を真空にすることで、キャビティを形成する型の成形面に対する成形品の密着性を高めることで、当該成形面に対する成形品の転写精度を高めて、高品質の成形品を得るのに使用され、種々の構造のものがあるが、最も一般的な金型として、特許文献1に開示のものがあり、図6を参照して、当該金型の基本構造について説明する。
従来の真空射出成形金型M’は、固定型Aと可動型B’とから成る。固定型Aを構成する型ブロック1には、当該固定型Aと可動型B’の本体型ブロック11’とで形成されるキャビティCに溶融樹脂を射出状態で供給するためのスプルーブッシュ2が埋め込まれ、当該固定型Aの型ブロック1には、当該固定型Aを型取付け体41に取付けるための固定型取付け板3が一体に設けられている。なお、図6において、42は、固定型Aの型ブロック1に押圧されて、キャビティC内に溶融樹脂を射出する成形機のノズルを示す。
一方、可動型B’は、本体型ブロック11’と、気密シール材配置ブロック12と、一対のスペーサブロック13と、可動型取付け板14とが、一体化された構成である。一対のスペーサブロック13の間に形成されたプレート移動空間15に、エジェクタプレート16が配置され、当該エジェクタプレート16には、本体型ブロック11’の型合せ面11'aに対して垂直に移動する1又は複数本(実施例では2本)の直動エジェクタロッド17の基端部が一体に取付けられていると共に、当該型合せ面11'aに対して傾斜して移動する1又は複数本(実施例では2本)の傾動エジェクタロッド18の基端部が矢印Qの方向に移動可能に取付けられている。直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18は、前記気密シール材配置ブロック12及び本体型ブロック11’を貫通して、先端部が前記キャビティCに臨んで配置されている。傾動エジェクタロッド18の先端部には、成形品Kのアンダーカット部に挿入されるアンダーカット形成部18aが鋭角状となって形成されている。
前記エジェクタプレート16は、可動型取付け板14に挿入された突出しロッド19により、前記プレート移動空間15内において押し出されることで、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18が、気密シール材配置ブロック12及び本体型ブロック11’に形成されたロッド貫通配置孔27,28を摺動することで、可動型B’のキャビティC内から成形品を押し出す作用を果す。傾動エジェクタロッド18は、前進により、先端部のアンダーカット形成部18aが成形品Kのアンダーカット部から抜け出ることで、可動型B’のキャビティC内からの成形品Kの取出しが可能となる。
固定型Aの型ブロック1と可動型B’の本体型ブロック11’とが形成されるキャビティCを真空排気させるための真空排気装置は、可動型B’の本体型ブロック11’のキャビティCに臨んで配置されて、空気のみを吸引して、設定サイズを超える粒体等の吸引を阻止する吸引ユニット21と、型外に固定配置された真空ポンプPと、前記吸引ユニット21と当該真空ポンプPとを連結する吸引管22と、当該吸引管22における型外の部分に組み込まれたバルブ23とで構成されている。なお、本体型ブロック11’の内部には、吸引ユニット21と接続される吸引孔24が穿孔され、当該吸引孔24は、前記吸引管22に連結されている。型締め時において、真空ポンプPとバルブ23とを作動させて、キャビティC内の空気を吸引排気させ、この状態で、成形機のノズル42からキャビティC内に溶融樹脂を射出して、真空射出成形を行う。なお、真空ポンプPにより発生した吸引気流により、キャビティC内の空気は吸引されて、バルブ23に接続された排気管25から外部に排気される。
そして、従来の真空射出成形金型M’では、キャビティCを真空排気する際に、当該キャビティC内に空気が吸引されるのを防止するために、各型ブロック類の合せ面は気密シール材でシールされている。具体的には、固定型Aの型ブロック1の型合せ面1aと、可動型B’の本体型ブロック11’の型合せ面11'aは、気密シール材S1 でシールされ、スプルーブッシュ2と型ブロック1との各合せ面は、気密シール材S2 でシールされている。
また、可動型B’においては、本体型ブロック11’と気密シール材配置ブロック12との各合せ面、気密シール材配置ブロック12と各スペーサブロック13との各合せ面、及び各スペーサブロック13と可動型取付け板14との合せ面は、それぞれ各気密シール材S3 〜S5 でシールされている。突出しロッド19と可動型取付け板14との摺動面は、気密シール材S6 でシールされている。
また、従来の真空射出成形金型M’では、気密シール材配置ブロック12と可動型取付け板14との間に、一対のスペーサブロック13を対向配置させてプレート移動空間15を形成しているために、対向配置された各スペーサブロック13の両側には、それぞれ各ブロック開口20(図3参照)が形成されて、当該ブロック開口20を通してプレート移動空間15に空気が入り込んでいる。このため、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18と、気密シール材配置ブロック12との摺動面は、それぞれ気密シール材S7 ,S8 でシールされている。なお、上記した各シール材S1 〜S8 は、いずれも方形枠状又は円環状をなしている。
従来の真空射出成形金型M’では、対向配置された各スペーサブロック13の両側には、それぞれ各ブロック開口20が形成されているために、本体型ブロック11’とは別に、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18の摺動面の気密を図るための専用の気密シール材配置ブロック12を設け、当該気密シール材配置ブロック12に、それぞれ各気密シール材S7 ,S8 を配置していた。よって、型ブロックと気密シール材の総数が増加して、型構造が複雑となる問題があった。
このように、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18の摺動面の気密を図るために、気密シール材配置ブロック12に各気密シール材S7 ,S8 を設ける構造であると、各エジェクタロッド17,18は、成形のために、無数回の摺動を行うため、各気密シール材S7 ,S8 が損傷して、空気漏れの原因となって、キャビティC内の真空度が低下してしまう。この結果、キャビティCを形成する型の成形面に対する成形品の転写精度が低下して、成形品の表面品質の低下を招く。
特に、近時では、射出成形品に表面に「ピアノブラック」と称される高い成形精度が求められ、別工程で表面塗装を行うことなく、射出成形のみで、高い転写精度の表面(外面)を有する成形品を成形可能な金型が求められている。
特開平6−850号公報
本発明は、簡単な手段により真空射出成形金型の気密性を高めて、高い転写精度の表面(外面)を有する成形品の成形を可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、固定型と可動型との型合せ面にキャビティが形成され、当該可動型には、エジェクタプレート及び当該エジェクタプレートに一体に取付けられた1又は複数本のエジェクタロッドのプレート移動空間を形成するための一対のスペーサブロックが、型ブロックと可動型取付け板との間に対向配置して一体に取付けられることで、両側面に開口したブロック開口が形成され、
真空排気装置により真空状態にされた前記キャビティに溶融樹脂を射出して成形品を成形し、前記キャビティで成形された成形品を前記エジェクタロッドで押し出して前記キャビティから取り出す構成の真空射出成形金型であって、
前記一対のスペーサブロックと前記型ブロック及び前記可動型取付け板との各密着面は、気密シール材でそれぞれシールされ、
前記一対のスペーサブロックの前記ブロック開口側の各端面、前記型ブロックの前記ブロック開口側の側面、及び前記可動型取付け板の前記ブロック開口側の側端面は、同一平面上に配置されていて、
前記各ブロック開口は、前記同一平面において前記可動型取付け板、前記スペーサブロック及び前記型ブロックを跨いで配置された方形枠状の気密シール材を介して開口閉塞板により気密状態で閉塞されていることを特徴としている。
真空射出成形金型では、前記一対のスペーサブロックの前記ブロック開口側の各端面、前記型ブロックの前記ブロック開口側の側面、及び前記可動型取付け板の前記ブロック開口側の側端面は、同一平面上に配置されていて、請求項1の発明は、真空射出成形金型において必ず成形される当該同一平面を利用して、前記各ブロック開口は、前記同一平面において前記可動型取付け板、前記スペーサブロック及び前記型ブロックを跨いで配置された方形枠状の気密シール材を介して気密状態で閉塞されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記一対のスペーサブロックと前記型ブロック及び前記可動型取付け板との各密着面は、気密シール材でそれぞれシールされているのに加えて、一対のスペーサブロックを対向配置することで形成された各ブロック開口は、開口閉塞板により気密状態で閉塞されているため、一対のスペーサブロックで形成されたプレート移動空間には、空気が流入しない構造となる。このため、可動型のキャビティ内から成形品を押し出すための1ないし複数本のエジェクタロッドと気密型ブロックの摺動面との気密を保持させる気密シール材が全て不用になり、その結果として、型合せ面にキャビティが形成された本体型ブロックとは別体であって、前記エジェクタロッドと、その摺動面との気密を保持する気密シール材を配置するためのみに設けられる気密型ブロックが不用となる。気密型ブロックが不用になることで、可動型の構造が簡単となって、当該可動型の剛性を確保し易くなる。
なお、成形前においてプレート移動空間に存在していた空気は、エジェクタロッドと、当該エジェクタロッドが挿通されているロッド貫通配置孔との間の隙間を通して、真空排気装置によりキャビティに作用する吸引気流により、吸引されて真空排気されることで、当該プレート移動空間も真空状態となる。
このように、請求項1の発明によれば、キャビティ内の真空度が高められた状態で成形品を成形できるので、固定型及び可動型の各型ブロックに形成されたキャビティ内面に対する成形品の転写精度が高められて、型成形のみにより、「ピアノブラック」と称される高い成形精度の表面(外面)を有する成形品の成形が可能となる。
本発明は、真空射出成形金型では、一対のスペーサブロックのブロック開口側の各端面、型ブロックの当該ブロック開口側の側面、及び可動型取付け板の当該ブロック開口側の側端面は、同一平面上に配置されている構造を利用して、前記各ブロック開口は、前記同一平面において前記可動型取付け板、前記スペーサブロック及び前記型ブロックを跨いで配置された方形枠状の気密シール材を介して気密状態で閉塞するという簡単な閉塞構造により、可動型のキャビティ内から成形品を押し出すための1ないし複数本のエジェクタロッドと気密型ブロックの摺動面との気密を保持させる全ての気密シール材、及び当該気密型ブロックが不用となり、可動型の構造が簡単となって、当該可動型の剛性を確保し易くなる。
また、本発明によれば、キャビティ内の真空度が高められた状態で成形品を成形できるので、固定型及び可動型の各型ブロックに形成されたキャビティ内面に対する成形品の転写精度が高められて、型成形のみにより、「ピアノブラック」と称される高い成形精度の表面(外面)を有する成形品の成形が可能となる。
本発明に係る真空射出成形金型Mの「型閉状態」の断面図である。 同じく「型開状態」の断面図である。 本発明に係る真空射出成形金型Mのブロック開口20が開口閉塞板31により閉塞される状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明に係る真空射出成形金型Mの正面図であり、(b)は、(a)のX−X線断面図である。 本発明に係る真空射出成形金型Mによる成形工程図である。 従来の真空射出成形金型M’の「型閉状態」の断面図である。
以下、図1〜図5に示される実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。本発明に係る真空射出成形金型Mは、上記した従来の金型M’に対して、一対のスペーサブロック13の両側に形成された各ブロック開口20を開口閉塞板31で閉塞して、プレート移動空間15を外部に対して密閉した構造にすることで、従来の金型M’の本体型ブロック11’と気密シール材配置ブロック12とを一体化させて、可動型Bの型ブロック11にして、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18と、当該各エジェクタロッド17,18のロッド貫通配置孔27,28の内周面とをシールする各気密シール材S7 ,S8 及び気密シール材配置ブロック12に設けられていた気密シール材S3 を不用にした点に特徴がある。よって、本発明に係る上記した改良構造を除く部分は、従来の金型M’と同一であるので、重複説明を避けるため、同一符号を付して、図示のみ行う。
即ち、図1〜図4、特に図3及び図4に示されるように、対向配置された一対のスペーサブロック13と型ブロック11と可動型取付け板14とにより、当該一対のスペーサブロック13の両端部に形成された方形状の各ブロック開口20は、同じく方形状をした金属製の開口閉塞板31により気密を保持して閉塞されている。即ち、方形状の開口閉塞板31の裏面の周縁部に形成された方形状のリング溝に、方形状の気密シール材S11が挿入されて、当該開口閉塞板31を複数本の固定ボルト32を介して型ブロック11及び可動型取付け板14に固定することで、前記気密シール材S11が圧縮変形されて、各スペーサブロック13の端面、型ブロック11及び可動型取付け板14の各外面に密着されることで、各ブロック開口20は、気密を保持して閉塞される。このため、プレート移動空間15は、外部に対して密閉状態で遮断され、キャビティCに真空ポンプPの排気吸引力が及ぶと、当該排気吸引力は、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18のロッド貫通配置孔27,28の内周面と、各エジェクタロッド17,18の外周面との間の隙間を通って、プレート移動空間15に及んで、当該プレート移動空間15は、真空状態となる。
このように、開口閉塞板31の面積は大きく、しかも成形品Kの射出成形時には、プレート移動空間15は、真空状態となるため、大気圧との圧力差により、開口閉塞板31には、大きな曲げ力が作用するために、当該曲げ力に対応した板厚が必要となる。
よって、図1に示されるように、固定型Aの型ブロック1と可動型Bの型ブロック11の各型合せ面1a,11aを密着させて、固定型Aの型ブロック1に対して可動型Bの型ブロック11を所定圧で押し付けると、「型閉完了」となる。なお、この状態では、エジェクタプレート16は、プレート移動空間15において後退端に達していて、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18の先端面は、キャビティCに臨んで配置されている。この状態で、真空ポンプPを作動させると、吸引ユニット21を通してキャビティC内の空気が吸引排気されることで、真空状態になると共に、上述したように、プレート移動空間15も真空状態となり、キャビティC内の真空度が設定値に達すると、溶融樹脂の射出が可能な「射出スタート」の状態となって、成形機のノズル42から溶融樹脂がキャビティC内に射出されて、充填が完了すると「射出完了」となる。その後に、真空ポンプPを停止させて、「真空開放」の状態にする。
キャビティC内に射出充填された溶融樹脂の温度が低下することで、当該溶融樹脂が硬化すると、「型開スタート」の状態となって、図2に示されるように,固定型Aに対して可動型Bが離間移動すると共に、突出しロッド19により、直動及び傾動の各エジェクタロッド17,18の先端部がキャビティの成形面から突出して、可動型Bの型ブロック11のキャビティC内から成形品Kが突き出されて、下方(図2の図面の記載面に対して垂直な方向)に落下されることで、成形品Kが取り出される。
上記により、成形の一工程が終了し、以後、同様の工程を繰り返して、成形品Kを連続して成形する。
このように、可動型BのキャビティC内から成形品Kを押し出すための1ないし複数本のエジェクタロッド17,18の外周面と、当該各エジェクタロッド17,18が貫通配置されている各ロッド貫通配置孔27,28の内周面とを気密シールする気密シール材S7 ,S8 及び気密シール材配置ブロック12が不用となる。即に、気密シール材S7 ,S8 は、各エジェクタロッド17,18の無数回の摺動により損耗し易く、損耗により空気漏れが生ずるので、当該各気密シール材S7 ,S8 を不用にできる効果は大きい。また、気密シール材配置ブロック12を独立して設ける必要がなくなることで、可動型Bの型ブロック11は、従来の金型M’の本体型ブロック11’と気密シール材配置ブロック12とを一体化させた構造にでき、可動型Bの構造が簡単となって、その剛性を高めることができる。
また、キャビティC内の真空度を高く保持できるため、キャビティCの内面に対する成形品Kの転写精度が高められて、型成形のみにより、「ピアノブラック」と称される高い成形精度の表面(外面)を有する成形品Kの成形が可能となる。
A:固定型
B:可動型
C:キャビティ
K:成形品
M:真空射出成形金型
P:真空ポンプ(真空排気装置)
11:気密シール材
13:スペーサブロック
15:プレート移動空間
16:エジェクタプレート
17:直動エジェクタロッド
18:傾動エジェクタロッド
20:ブロック開口
21:吸引ユニット(真空排気装置)
31:開口閉塞板

Claims (1)

  1. 固定型と可動型との型合せ面にキャビティが形成され、当該可動型には、エジェクタプレート及び当該エジェクタプレートに一体に取付けられた1又は複数本のエジェクタロッドのプレート移動空間を形成するための一対のスペーサブロックが、型ブロックと可動型取付け板との間に対向配置して一体に取付けられることで、両側面に開口したブロック開口が形成され、
    真空排気装置により真空状態にされた前記キャビティに溶融樹脂を射出して成形品を成形し、前記キャビティで成形された成形品を前記エジェクタロッドで押し出して前記キャビティから取り出す構成の真空射出成形金型であって、
    前記一対のスペーサブロックと前記型ブロック及び前記可動型取付け板との各密着面は、気密シール材でそれぞれシールされ、
    前記一対のスペーサブロックの前記ブロック開口側の各端面、前記型ブロックの前記ブロック開口側の側面、及び前記可動型取付け板の前記ブロック開口側の側端面は、同一平面上に配置されていて、
    前記各ブロック開口は、前記同一平面において前記可動型取付け板、前記スペーサブロック及び前記型ブロックを跨いで配置された方形枠状の気密シール材を介して開口閉塞板により気密状態で閉塞されていることを特徴とする真空射出成形金型。
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