JP6956676B2 - 収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行しながら圃場の作物を収穫する収穫機に関する。
収穫機の一例である稲用のコンバインでは、特許文献1に開示されているように、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する刈取部(収穫部に相当)が、機体の前部に昇降自在に支持され、刈取部の下部にソリ状の接地部が設けられたものがある。
これにより、接地部が圃場に接地することによって、刈取部が圃場から設定高さに支持されるのであり、機体の前進に伴って、刈取部が圃場に沿うように機体に対して昇降する状態となる。
特開2005−34051号公報 特開2015−23852号公報
特許文献1のように、収穫部が接地部により圃場に支持された状態であると、例えば圃場に小さな凹部が存在したり、部分的に軟らかい箇所が存在すると、圃場の凹部や軟らかい箇所により、接地部が圃場に沈み込むことがある。
接地部が圃場に沈み込むと、これに伴って、収穫部も下降して圃場に突入する状態となり、収穫部が破損する可能性がある。
本発明は、収穫機において、収穫部に設けられた接地部により収穫部が圃場から設定高さに支持され、機体の前進に伴って収穫部が圃場に沿うように機体に対して昇降するように構成した場合、収穫部の破損を防止することを目的としている。
本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられている。
本発明によると、収穫部に設けられた接地部により収穫部が圃場から設定高さに支持され、機体の前進に伴って収穫部が圃場に沿うように機体に対して昇降する状態において、接地部が圃場に沈み込むと、接地部が圃場に沈み込んだことが沈み込みセンサーにより検出されて、収穫部が上昇操作される。
これにより、収穫部が圃場に突入する状態を避けることができるのであり、収穫部の破損を防止することができる。
特許文献1のような稲用のコンバインに対して、特許文献2に開示されているように、圃場の作物(玉ねぎやジャガイモ等)を拾い上げて収穫する収穫機がある。
特許文献2のような収穫機では、機体の前部の収穫部に、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、圃場の上側から作物に接触して作物を拾い上げ装置側に扱き込む掻き込み装置とを有したものがある。
本発明によると、拾い上げ装置と掻き込み装置とが設けられた収穫部において、掻き込み装置が拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、接地部が掻き込み装置の前部に設けられて、掻き込み装置が圃場から設定高さに支持されている。
接地部が圃場に沈み込んだことが沈み込みセンサーにより検出されると、掻き込み装置が上昇操作されて、掻き込み装置が圃場に突入する状態が避けられる。拾い上げ装置は機体に支持されているので、拾い上げ装置が圃場に突入する状態は生じない。
本発明によると、収穫部の全ての重量が接地体を介して圃場に支持されるのではなく、収穫部の拾い上げ装置が機体に支持され、収穫部の掻き込み装置が接地部を介して圃場に支持されており、接地部に掛かる重量が大きなものにならないので、接地部が圃場に沈み込む頻度を少なくすることができる。
接地部が圃場に沈み込んだことが沈み込みセンサーにより検出された場合、収穫部の全てを上昇操作するのではなく、収穫部の掻き込み装置が上昇操作されるので、収穫部の掻き込み装置の上昇操作の為に大きな動力を使用する必要はなく、収穫部の掻き込み装置の上昇操作が遅れることなく行われる。
前述のように、拾い上げ装置と掻き込み装置とが設けられた収穫部において、本発明によると、接地部が掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられているので、掻き込み装置が右及び左の接地部により安定して支持されるのであり、右及び左の接地部が、掻き込み装置による作物の掻き込みの妨げになることはない。
本発明によると、沈み込みセンサーが、接地部に対して平面視で掻き込み装置の作物導入部の反対側の横外側に設けられているので、沈み込みセンサーが掻き込み装置による作物の掻き込みの妨げになることはない。これに加えて、沈み込みセンサーと作物とによって、沈み込みセンサーが誤検出をするような状態も避けることができる。
本発明において、
前記上昇操作部は、
前記沈み込みセンサーの検出に基づいて前記収穫部を上昇操作してから、事前に設定された設定時間が経過すると、前記接地部が前記収穫部を圃場から設定高さに支持する状態に復帰させると好適である。
圃場の小さな凹部や部分的に軟らかい箇所によって、接地部が圃場に沈み込む状態は、一時的なものが多い。
この状態において、本発明によれば、接地部が圃場に沈み込むことにより収穫部が上昇操作された場合、設定時間が経過すると、元の状態(接地部が収穫部を圃場から設定高さに支持する状態)に復帰する。
これにより、接地部が圃場に沈み込むことにより収穫部が上昇操作された後、収穫部が必要以上に長く上昇操作された状態に維持されることはなく、収穫部が上昇操作されたことによる収穫不良を小さなものに抑えることができる。
別の本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する
沈み込みセンサーを圃場に接触したことを検出する接触型式に構成した場合、本発明によると、沈み込みセンサーを側面視で接地部の下端部よりも上側に配置することにより、接地部が圃場に沈み込むことによって沈み込みセンサーが圃場に接触するのであり、接地部が圃場に沈み込んだことを的確に検出することができる。
接地部が圃場に接地して進行する場合、接地部により圃場の土が掻き分けられ、跳ね上げられることがあるので、沈み込みセンサーが接地部の下端部付近の低い位置に配置されていると、圃場から跳ね上げられた土が沈み込みセンサーに接触して、接地部が圃場に沈み込んだ状態が生じたと、沈み込みセンサーが誤検出する可能性がある。
本発明によると、沈み込みセンサーが側面視で接地部の下端部よりも上側に配置されているので、圃場から跳ね上げられた土が沈み込みセンサーに接触する可能性が小さくなって、沈み込みセンサーの誤検出が少なくなる。
別の本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されている
本発明によると、接地部を接地輪とした場合、沈み込みセンサーを側面視で接地輪の下端部よりも上側に配置することにより、接地輪が圃場に沈み込むことによって沈み込みセンサーが圃場に接触するのであり、接地輪が圃場に沈み込んだことを的確に検出することができる。
さらに本発明によると、沈み込みセンサーを側面視で接地輪の上端部よりも下側に配置することにより、接地輪が圃場に大きく沈み込む前に沈み込みセンサーが圃場に接触するので、収穫部(掻き込み装置)の上昇操作が遅れることなく行われる。
別の本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
前記沈み込みセンサーが前記カバーに設けられている
本発明において、
前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
前記沈み込みセンサーが前記カバーに設けられていると好適である。
本発明によると、接地輪への圃場の土や屑等の付着を少なくすることができて、接地輪の安定した回転を確保することができる。
本発明によると、沈み込みセンサーをカバーに支持させることにより、カバーを沈み込みセンサーの支持部材に兼用することができて、沈み込みセンサーの支持構造の簡素化を図ることができる。
別の本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の回転軸よりも前側で、且つ前記接地輪の前端部よりも後側に配置されている。
本発明によると、機体の前進に伴って接地輪が圃場に沈み込む場合、沈み込みセンサーが、早すぎることなく遅すぎることなく圃場に接触するので、収穫部(掻き込み装置)の上昇操作が適切に行われる。
別の本発明の収穫機は、
機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備えており、
前記収穫部は、
機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の回転軸よりも前側で、且つ前記カバーの前端部よりも後側に配置されている
本発明によると、接地輪への圃場の土や屑等の付着を少なくすることができて、接地輪の安定した回転を確保することができる。
本発明によると、沈み込みセンサーをカバーに支持させることにより、カバーを沈み込みセンサーの支持部材に兼用することができて、沈み込みセンサーの支持構造の簡素化を図ることができる。
本発明によると、機体の前進に伴って接地輪が圃場に沈み込む場合、沈み込みセンサーが、早すぎることなく遅すぎることなく圃場に接触するので、収穫部(掻き込み装置)の上昇操作が適切に行われる。
収穫機の右側面図である。 収穫機の平面図である。 収穫部の右側面図である。 制御装置と収穫部との連係状態を示す図である。 右の接地輪及び沈み込みセンサーの付近の平面図である。 右の接地輪及び沈み込みセンサーの付近の右側面図である。 右の接地輪及び沈み込みセンサーの付近の正面図である。 右の接地輪及び沈み込みセンサーの付近の背面図である。 制御装置と分散部及び回収部との連係状態を示す図である。 収穫作業での掻き込み装置のフローティング状態での流を示す図である。 フローティング状態での掻き込み装置の上昇操作の流れを示す図である。 収穫作業の開始時の作業の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 収穫作業の開始時の作業の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 収穫作業の前半の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 収穫作業の中半の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 収穫作業の後半の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 収穫作業の終了の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 回収容器の入れ換え作業の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 回収容器の入れ換え作業の流れを示す回収部の付近の右側面図である。 回収容器の入れ換え作業の流れを示す回収部の付近の右側面図である。
図1〜図20に、収穫機の一例である玉ねぎ用の収穫機が示されている。
玉ねぎA(作物に相当)の収穫においては、掘り取り機(図示せず)により、圃場Gに埋まっている玉ねぎAを掘り出して、玉ねぎAを掘り出した位置に置き、この後、玉ねぎAを圃場Gに数日間置いて乾燥させる。本発明の収穫機は、乾燥の終了後、圃場Gに置かれた玉ねぎAを拾い上げて収穫するものである。
図1〜図20において、Fは「前方向」を示し、Bは「後方向」を示し、Uは「上方向」を示し、Dは「下方向」を示している。Rは「右方向」を示し、Lは「左方向」を示している。
(収穫機の全体構成)
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置1により、機体10が支持されており、機体10の前部に収穫部2が支持され、収穫部2の後側に搬送部3及び分散部4が機体10に支持されて、機体10の後部に回収部5が支持されている。
機体10の右の前部に、運転部6が備えられており、搬送部3の右及び左の横側に、作業デッキ7が備えられている。
機体10の前進に伴って、圃場Gの玉ねぎAが収穫部2により拾い上げられ、玉ねぎAが収穫部2により上側に持ち上げられて、搬送部3に受け渡される。玉ねぎAは、搬送部3により後側に搬送されて、搬送部3の終端部3aから分散部4を介して、回収部5に投入されて回収される。
(収穫部における拾い上げ装置の構成)
図1,2,3に示すように、収穫部2において、拾い上げ装置8と、掻き込み装置9とが備えられている。
機体10の前部の上部の左右方向の軸芯P6周りに、支持アーム29が上下に揺動自在に支持され、機体10の前部の下部の左右方向の軸芯P7周りに、支持アーム30が揺動自在に支持されている。
拾い上げ装置8の上部が、支持アーム29の前端部に揺動自在に接続されている。支持アーム31が、支持アーム30に連結されて前側に延出されており、拾い上げ装置8の下部が、支持アーム31の前端部に揺動自在に接続されている。機体10の前部の下部と支持アーム30とに亘って、油圧シリンダ32が接続されている。
拾い上げ装置8は、機体10の前部に上下方向に沿って配置されており、拾い上げ装置8の下端部は圃場Gに略接する位置に配置され、拾い上げ装置8の上端部は搬送部3の始端部の上側に配置されている。
油圧シリンダ32を伸長作動させると、支持アーム29,30,31により、拾い上げ装置8が上昇操作される。油圧シリンダ32を収縮作動させると、支持アーム29,30,31により、拾い上げ装置8が下降操作される。
拾い上げ装置8において、機体10の左右幅に近い左右幅を備えた幅広の無端の回転体11が、拾い上げ装置8の下端部と上端部とに亘って架設されており、多数の拾い上げ部材12が回転体11に連結されている。
回転体11が図1の反時計方向に回転駆動されることにより、拾い上げ装置8の下端部において、圃場Gの玉ねぎAが、拾い上げ部材12により拾い上げられ、回転体11に沿って上側に持ち上げられて、拾い上げ装置8の上端部から搬送部3の始端部に受け渡される。
(収穫部における掻き込み装置の構成)
図1,2,3に示すように、掻き込み装置9は、拾い上げ装置8の下端部の左右方向の軸芯P1周りに上下に揺動自在に支持されており、掻き込み装置9を揺動操作する油圧シリンダ13が、拾い上げ装置8と掻き込み装置9とに亘って接続されている。
掻き込み装置9において、拾い上げ装置8の左右幅と略同じ左右間隔を置いて右及び左の回転チェーン14が配置され、ゴム板製の多数の掻き込み部材15が右及び左の回転チェーン14に亘って接続されている。掻き込み装置9の前部の作物導入部9aの右及び左の外側部に、右及び左の接地輪16(接地部に相当)が支持されている。
圃場Gにおいて、玉ねぎAが置かれている部分(畝)の右側及び左側に接地輪16を位置させた状態で、機体10を前進させるのであり、接地輪16により掻き込み装置9(作物導入部9a)が圃場Gから設定高さに支持された状態で、回転チェーン14が図1の時計方向に回転駆動される。
これにより、掻き込み装置9の作物導入部9aに導入された玉ねぎAに対して、掻き込み部材15が圃場Gの上側から接触しながら、玉ねぎAを後側(拾い上げ装置8側)に掻き込むのであり、拾い上げ装置8(拾い上げ部材12)の下端部からの玉ねぎAの拾い上げが補助される。
(掻き込み装置の接地輪の支持構成)
図1,2,3,4に示すように、掻き込み装置9の右及び左の横側部9bに、右及び左の支持フレーム20が、左右方向の軸芯P2周りに上下に揺動自在に支持されて前側に延出されており、支持フレーム20の前部に亘って左右方向にフレーム25が連結されている。右及び左の支持フレーム20の前端部に、右及び左の接地輪16が支持されている。
右及び左の支持フレーム20の前部に、右及び左の操作アーム26が備えられ、右及び左の操作アーム26に亘って支持軸43が連結されており、支持フレーム20の前部において、支持軸43の左右方向の軸芯P3周りに、右及び左の操作アーム26が一体で揺動するように支持されている。
掻き込み装置9の右及び左の横側部9bと、右及び左の操作アーム26の上部とに亘って、右及び左の連係ロッド27が接続され、右の支持フレーム20と右の操作アーム26の下部とに亘って、油圧シリンダ28が接続されている。
後述するフローティング状態において、接地輪16が圃場Gに接地した状態で、油圧シリンダ28を収縮作動させると、操作アーム26及び連係ロッド27を介して、掻き込み装置9が軸芯P1周りに上昇操作されて、掻き込み装置9の作物導入部9aの位置が高くなる。
後述するフローティング状態において、接地輪16が圃場Gに接地した状態で、油圧シリンダ28を伸長作動させると、操作アーム26及び連係ロッド27を介して、掻き込み装置9が軸芯P1周りに下降操作されて、掻き込み装置9の作物導入部9aの位置が低くなる。
(掻き込み装置の接地輪の構成)
図1,2,3,4に示すように、板材が折り曲げられて形成された箱状のカバー21が備えられている。図5,6,7,8に示すように、カバー21は、前側部21a、右及び左の横側部21b、上側部21cが備えられて、下側及び後側が開放されており、上側部21cに支点軸21dが上向きに連結されている。
図2,3,4に示すように、支持フレーム20の前端部の上下方向の軸芯P4周りに、カバー21の支点軸21dが自由に回転自在に支持されている。
図5,6,7,8に示すように、カバー21の横側部21bの左右方向の軸芯P5(回転軸に相当)周りに、接地輪16が自由に回転自在に支持されており、軸芯P5は、側面視及び平面視で、カバー21の支点軸21d(軸芯P4)の後側に位置している。
ゴム板製等の可撓性を備えたカバー22が、カバー21の前側部21aの前面、右及び左の横側部21bの外面に亘って取り付けられている。
カバー22の外側(掻き込み装置9の作物導入部9aの反対側)の横側部22aの後端部は、平面視及び側面視で、カバー21の外側(掻き込み装置9の作物導入部9aの反対側)の横側部21bの後端部と、略同じ位置に配置されている。
カバー22の内側(掻き込み装置9の作物導入部9a側)の横側部22bの後端部は、平面視及び側面視で、カバー21の内側(掻き込み装置9の作物導入部9a側)の横側部21bの後端部を越えて後側に延出されて、接地輪16の後端部16cよりも後側に配置されている。
カバー21(前側部21a及び横側部21b)の下端部は、側面視で、接地輪16の下端部16a(接地部部分)と軸芯P5との中間位置に配置されている。
カバー22(横側部22a,22b)の下端部は、側面視で、カバー21(前側部21a及び横側部21b)の下端部よりも下側に配置されて、接地輪16の下端部16aと略同じ位置に配置されている。
以上の構成により、カバー21,22によって、接地輪16の前側、右及び左の横側が覆われた状態となっている。
(沈み込みセンサーの構成)
図5,6,7,8に示すように、接地輪16が圃場Gに沈み込んだことを検出する沈み込みセンサー23が、接地輪16に備えられている。
沈み込みセンサー23は、ポテンショメータ等が内装された本体部23aと、本体部23aから下側に延出されて本体部23aに上下揺動自在に支持された接触部23bとを備えている。
沈み込みセンサー23は、カバー24を介してカバー21に設けられている。カバー24は、板材が折り曲げられて箱状に形成されており、前側部24a、横側部24b、上側部24c及び取付部24dが備えられて、下側及び後側が開放されている。
カバー24の横側部24bの内面に、沈み込みセンサー23の本体部23aが取り付けられており、カバー24の取付部24dが、カバー21の横側部21bにボルト連結されている。
図1,2,3,4に示すように、右の接地輪16において、カバー21の右側(掻き込み装置9の作物導入部9aの反対側)の横側部21bに、カバー24(沈み込みセンサー23)が取り付けられている。左の接地輪16において、カバー21の左側(掻き込み装置9の作物導入部9aの反対側)の横側部21bに、カバー24(沈み込みセンサー23)が取り付けられている(沈み込みセンサー23が、接地輪16(接地部)において、平面視で作物導入部9aの反対側の横外側に設けられている状態に相当)。
(沈み込みセンサーと各部との位置関係)
図5,6,7,8に示すように、沈み込みセンサー23の接触部23bが、側面視でカバー24(横側部24b)の下端部から下側に出ている。沈み込みセンサー23(接触部23b)が、側面視で接地輪16の下端部16aよりも上側に配置されている。
カバー24の取付部24dに上下方向に沿った長孔24eが開口されており、カバー24の取付部24dが、長孔24eを介してカバー21の横側部21bにボルト連結されている。これにより、カバー24の長孔24eに沿って、カバー24(沈み込みセンサー23)の連結位置を上下に調節することができる。
図6,7,8に示す状態は、カバー24(沈み込みセンサー23)の連結位置を最高位置としている状態であり、この状態において、沈み込みセンサー23の接触部23bの下端部が、側面視で軸芯P5(接地輪16の回転軸)と略同じ位置(又は少し上側)に位置する。
図6,7,8に示す状態から、カバー24(沈み込みセンサー23)の連結位置を下側に変更することによって、沈み込みセンサー23の接触部23bの下端部を、側面視で軸芯P5(接地輪16の回転軸)と接地輪16の下端部16aとの間に配置することができる。
沈み込みセンサー23(接触部23b)が、側面視で接地輪16の軸芯P5(接地輪16の回転軸)よりも前側に配置され、接地輪16の前端部16dよりも後側に配置されている。
沈み込みセンサー23(接触部23b)が、側面視で軸芯P5(接地輪16の回転軸)よりも前側に配置され、カバー21(前側部21a)の前端部よりも後側に配置されている。
(搬送部の構成)
図1及び図2に示すように、搬送部3に、前側の第1搬送装置17と、後側の第2搬送装置18とが備えられている。
第1搬送装置17は、拾い上げ装置8の左右幅と略同じ左右幅を備えて、拾い上げ装置8の上端部の下側に配置されており、側面視で斜め前上向きに配置されている。
第2搬送装置18は、第1搬送装置17及び拾い上げ装置8の左右幅と略同じ左右幅を備えて、第1搬送装置17の後側に配置されており、側面視で斜め後上向きに配置されている。
正面視でアーチ状(チャンネル状)のフレーム19が備えられており、第2搬送装置18の右の横側部にフレーム19の右脚部が連結され、第2搬送装置18の左の横側部にフレーム19の左脚部が連結されている。
拾い上げ装置8により圃場Gの玉ねぎAが拾い上げられ上側に持ち上げられて、玉ねぎAが拾い上げ装置8の上端部から第1搬送装置17(搬送部3の始端部)に受け渡されるのであり、玉ねぎAは第1搬送装置17によって後側に搬送され、第2搬送装置18に受け渡されて、第2搬送装置18により後側に搬送される。
運転部6の運転者に加えて、右及び左の作業デッキ7に補助作業者が立っている。補助作業者は、第2搬送装置18(搬送部3)を搬送される玉ねぎAから不良の玉ねぎAを取り出したり、第2搬送装置18(搬送部3)において玉ねぎAの滞留等が発生したりすると、玉ねぎAの滞留等に対処する。この場合、補助作業者はフレーム19を持つことにより、身体を安定させることができる。
玉ねぎAは、第2搬送装置18によって後側に搬送され、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から落下して分散部4に当たり、分散部4から回収部5に投入されて回収される。
(分散部の構成)
図1,2,9に示すように、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側に、分散部4が備えられている。分散部4は、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側の作用位置B1(図2参照)、及び、作用位置B1から離れた非作用位置B2(図1参照)に亘って移動操作される。
図2及び図9に示すように、分散部4は、作用位置B1において、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から出た玉ねぎAを分散させて、玉ねぎAが回収部5の各部に均等に投入されるようにする。
図9に示すように、機体10の後部の左右方向の軸芯P10,P11周りに、操作アーム39及び支持アーム41が揺動自在に支持されており、分散部4に支持部材38が連結されている。
操作アーム39の上端部が支持部材38の後端部に接続され、支持アーム41の上端部が支持部材38の前後中間部に接続されて、操作アーム39を揺動操作する復動型の油圧シリンダ40が備えられている。分散部4の後端部に、作物センサー37が取り付けられている。
図9の鎖線に示す状態は、油圧シリンダ40が収縮作動して、分散部4が、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側の作用位置B1に位置している状態である。
図9の鎖線に示す状態から、油圧シリンダ40を伸長作動させると、図9の実線に示すように、分散部4が、第2搬送装置18(搬送部3)の下側に沿って前側に移動して、非作用位置B2に移動操作される。
(回収部の構成)
図1,2,9に示すように、回収部5は、支持フレーム44、支持アーム52、フレーム59及び案内カバー61(図13〜図17参照)等が備えられており、回収容器42が回収部5に設置される。
機体10の後部の左右方向の軸芯P8周りに、支持フレーム44が上下に揺動自在に支持されて、支持フレーム44を揺動操作する油圧シリンダ64が、機体10の後部と支持フレーム44とに亘って接続されている。油圧シリンダ64を伸縮作動させることによって、支持フレーム44を、上昇位置E1及び下降位置E6に亘って昇降操作することができる。
軸芯P8の付近に、ポテンショメータ型式の位置センサー65が取り付けられており、上昇位置E1と下降位置E6との間において、位置センサー65により支持フレーム44の位置が検出される。
支持フレーム44の下部の左右方向の軸芯P9周りに、フォーク状の支持アーム52が上下に揺動自在に支持されて後側に延出されており、支持アーム52を揺動操作する油圧シリンダ51が、支持フレーム44と支持アーム52とに亘って接続されている。油圧シリンダ51を伸縮作動させることにより、支持アーム52を支持位置C1及び離脱位置C2に揺動操作することができる。
図12及び図13に示すように、正面視でアーチ状(チャンネル状)のフレーム59が備えられている。フレーム59の右の横側部が、支持フレーム44の上端部の右端部に、左右方向の軸芯周りに揺動自在に支持され、フレーム59の左の横側部が、支持フレーム44の上端部の左端部に、左右方向の軸芯周りに揺動自在に支持されている。
フレーム59の上側部、右及び左の横側部に、案内カバー61が取り付けられており、案内カバー61の中央部に開口部が形成されている。案内カバー61は、合成繊維の布や合成樹脂のビニールシート等のように、可撓性を備えたシート状である。
(回収容器の構成)
図1及び図12に示すように、回収容器42が用意されている。回収容器42は、金属製のフレームにより箱状の枠組みが構成されて、枠組みの底部42bや横側部42cに板材や金網が取り付けられており、上部42aが開放されている。
回収容器42を、支持フレーム44及び支持アーム52に後側から設置することができるのであり、支持フレーム44及び支持アーム52から後側に抜き出すことができる。回収容器42を支持フレーム44及び支持アーム52に設置した状態において、後述するように、玉ねぎAが回収容器42の上部42aから投入される。
(収穫部における油圧系の構成)
図4に示すように、機体10に制御装置36が備えられている。油圧シリンダ13,28,32に作動油を給排操作する電磁操作型式の制御弁33,34,35が備えられている。
制御弁33は、中立位置33N、上昇位置33U及び下降位置33Dを備えている。
制御弁33が中立位置33Nに操作されると、油圧シリンダ13のピストンロッド側の油室からの作動油の排出が遮断されて、油圧シリンダ13の伸長作動が停止する(掻き込み装置9の下降が停止する)。
制御弁33が上昇位置33Uに操作されると、油圧シリンダ13のピストンロッド側の油室に作動油が供給され、油圧シリンダ13の底部側の油圧の作動油が排出されて、油圧シリンダ13が収縮作動(掻き込み装置9が上昇)する。
制御弁33が下降位置33Dに操作されると、油圧シリンダ13のピストンロッド側及び底部側の油室の作動油が排出されて、掻き込み装置9の重量により油圧シリンダ13が伸長作動(掻き込み装置9が下降)する。
制御弁34は、中立位置34N、上昇位置34U及び下降位置34Dを備えている。
制御弁34が中立位置34Nに操作されると、油圧シリンダ28と制御弁34との間のパイロット操作型式の逆止弁45により、油圧シリンダ28のピストンロッド側及び底部側の油室からの作動油の排出が遮断されて、油圧シリンダ28の伸縮作動が停止する。
制御弁34が上昇位置34Uに操作されると、油圧シリンダ28が収縮作動し、掻き込み装置9が上昇操作されて、掻き込み装置9の作物導入部9aの位置が高くなる。
制御弁34が下降位置34Dに操作されると、油圧シリンダ28が伸長作動し、掻き込み装置9が下降操作されて、掻き込み装置9の作物導入部9aの位置が低くなる。
制御弁35は、油圧シリンダ32を停止させる中立位置35N、油圧シリンダ32を伸長作動させて拾い上げ装置8を上昇操作する上昇位置35U、油圧シリンダ32を収縮作動させて拾い上げ装置8を下降操作する下降位置35Dを備えている。
(収穫部における制御系の構成)
図4に示すように、昇降レバー46、昇降ボタン47,48、フローティングボタン49及び上昇ボタン50が、運転部6に備えられており、昇降レバー46、昇降ボタン47,48、フローティングボタン49及び上昇ボタン50の操作信号が制御装置36に入力されている。
制御装置36に、昇降操作部71、フローティング操作部72、上昇操作部73が、ソフトウェアとして備えられている。掻き込み装置9が上昇操作された際の上限位置を検出する上限位置センサー63が、拾い上げ装置8に備えられており、上限位置センサー63の検出信号が制御装置36に入力されている。
昇降レバー46は、人為的に操作されることにより、制御弁33(油圧シリンダ13)を操作するものであり、中立位置、上昇位置及び下降位置が備えられている。昇降レバー46の操作に基づいて、制御装置36(昇降操作部71)により、制御弁33が以下のように操作される。
昇降レバー46が中立位置に操作されると、制御弁33が中立位置33Nに操作され、昇降レバー46が上昇位置に操作されると、制御弁33が上昇位置33Uに操作され、昇降レバー46が下降位置に操作されると、制御弁33が下降位置33Dに操作される。
昇降レバー46は、中立位置に付勢されており、手で昇降レバー46を上昇位置(下降位置)に操作した状態から、手を離すと、昇降レバー46は中立位置に戻る。制御弁33が上昇位置33Uに操作された状態において、掻き込み装置9が上限位置に達したことが上限位置センサー63により検出されると、制御弁33が自動的に中立位置33Nに操作される。
昇降ボタン47は、人為的に操作されることにより、制御弁34(油圧シリンダ28)を操作するものであり、上昇ボタン(図示せず)及び下降ボタン(図示せず)が備えられている。昇降ボタン48は、人為的に操作されることにより、制御弁35(油圧シリンダ32)を操作するものであり、上昇ボタン(図示せず)及び下降ボタン(図示せず)が備えられている。
昇降ボタン47,48(上昇ボタン及び下降ボタン)の操作に基づいて、制御装置36(昇降操作部71)により、制御弁34,35が以下のように操作される。
昇降ボタン47,48の上昇ボタンが押し操作されると、制御弁34,35が上昇位置34U,35Uに操作され、昇降ボタン47,48の下降ボタンが押し操作されると、制御弁34,35が下降位置34D,35Dに操作される。
昇降ボタン47,48の上昇ボタン及び下降ボタンは復帰型式に構成されており、昇降ボタン47,48の上昇ボタン(下降ボタン)の押し操作を止めると、制御弁34,35が中立位置34N,35Nに操作される。
拾い上げ装置8を昇降操作することにより、圃場Gにおける玉ねぎAが置かれた部分の高さに、拾い上げ装置8の下端部の位置を合わせることができる。
路上での移動時等に、拾い上げ装置8を上限位置に上昇操作しておくことにより、拾い上げ装置8の下端部と地面との接触を避けることができる。拾い上げ装置8のメンテナンス作業を行う場合、拾い上げ装置8を上限位置に上昇操作しておくことにより、メンテナンス作業が行い易くなる。
フローティングボタン49及び上昇ボタン50は、人為的に操作されるものであり、復帰型式に構成されている。フローティングボタン49及び上昇ボタン50が押し操作されると、制御装置36(フローティング操作部72、上昇操作部73)により、後述する(収穫作業での掻き込み装置のフローティング状態)(フローティング状態での掻き込み装置の上昇操作)に記載のような操作が行われる。
(回収部における油圧系及び制御系の構成)
図9に示すように、作物センサー37の検出信号が制御装置36に入力され、位置センサー65の検出値が制御装置36に入力されている。
油圧シリンダ40,51,64に作動油を給排操作して、油圧シリンダ40,51,64を伸縮作動させる電磁操作型式の制御弁53,54,55が備えられている。
制御弁55を操作する回収部昇降操作部74、制御弁54を操作する離脱操作部75、制御弁53を操作する移動操作部76及び満杯検出部77が、ソフトウェアとして、制御装置36に備えられている。
手動レバー型式の昇降スイッチ56が、運転部6の後部(右の作業デッキ7の前部)に備えられており、昇降スイッチ56の操作信号が制御装置36に入力されている。
昇降スイッチ56は停止位置、上昇位置及び下降位置に操作自在で、停止位置に付勢されており、昇降スイッチ56を上昇位置(下降位置)に操作すると、制御装置36(回収部昇降操作部74)により制御弁55が操作されて、油圧シリンダ64が伸縮作動する。
離脱スイッチ57及び自動降下スイッチ58が、運転部6の後部(右の作業デッキ7の前部)に備えられており、離脱スイッチ57及び自動降下スイッチ58の操作信号が制御装置36に入力されている。
運転部6の運転者及び右の作業デッキ7の補助作業者の両者が、昇降スイッチ56、離脱スイッチ57及び自動降下スイッチ58を操作することができる。
警報ブザー60が運転部6及び作業デッキ7の両方に備えられており、警報ランプ62が運転部6のメータパネル(図示せず)に備えられている。
(収穫作業での掻き込み装置のフローティング状態)
掻き込み装置9のフローティング状態について、図4及び図10に基づいて説明する。
フローティングボタン49を押し操作することによって、フローティング操作部72により、フローティング状態及びフローティング解除状態を設定することができる。
フローティング解除状態でフローティングボタン49を押し操作すると(ステップS1,S2)、フローティング状態が設定される(ステップS4)。フローティング状態でフローティングボタン49を押し操作すると(ステップS1,S3)、フローティング解除状態が設定される(ステップS5)。
フローティング状態において、フローティング操作部72及び上昇操作部73により、以下のような操作が行われる。
フローティング状態が設定されると、制御弁33が下降位置33Dに操作されて保持される(ステップS6)。
これにより、油圧シリンダ13が自由に伸縮作動する自由作動状態となり、接地輪16が圃場Gに接地することによって、掻き込み装置9(作物導入部9a)が圃場Gから設定高さに支持された状態となるのであり、機体10の前進に伴って掻き込み装置9が圃場Gに沿うように昇降する。
フローティング状態において、昇降ボタン47の上昇ボタン及び下降ボタンを押し操作することにより、油圧シリンダ28を伸縮作動させて、掻き込み装置9の作物導入部9aの位置を高低に変更することができる。
フローティング状態において、右又は左の少なくとも一方の沈み込みセンサー23の接触部23bが圃場Gに接触して、この沈み込みセンサー23がON状態になると(ステップS7)、接地輪16が圃場Gに沈み込んだと判断される。
これにより、上昇操作部73が作動状態となり(ステップS8)、フローティング操作部72(フローティング状態)に優先して、制御弁33が上昇位置33Uに操作されて(ステップS9)、油圧シリンダ13が収縮作動して、掻き込み装置9が上昇操作される。
掻き込み装置9が上昇操作されることにより、沈み込みセンサー23の接触部23bが圃場Gから上側に離れて、沈み込みセンサー23がOFF状態になると(ステップS10)、制御弁33が中立位置33Nに操作されて(ステップS11)、掻き込み装置9の上昇操作が停止する。
制御弁33が中立位置33Nに操作されると、タイマー(図示せず)により時間の経過がカウントされて、事前に設定された設定時間T1が経過すると(ステップS12)、上昇操作部73が解除状態となり(ステップS13)、フローティング操作部72により制御弁33が下降位置33Dに操作され保持されて(ステップS14)、フローティング状態に復帰する。
掻き込み装置9が上昇操作された状態でフローティング状態に復帰すると、掻き込み装置9が自重で下降するのであり、接地輪16が圃場Gに接地することにより、掻き込み装置9の下降が停止して、掻き込み装置9が圃場Gから設定高さに支持される。
(フローティング状態での掻き込み装置の上昇操作)
一つの収穫行程を終了すると、掻き込み装置9を上昇操作して、機体10の旋回等を行い、掻き込み装置9を下降操作して、次の収穫行程に入る。以下に、旋回等を行う為の掻き込み装置9の上昇操作及び下降操作について、図4及び図11に基づいて説明する。
前項の(収穫作業での掻き込み装置のフローティング状態)に記載のように、フローティング状態において、上昇ボタン50を押し操作すると(ステップS21)、上昇操作部73が作動状態となる(ステップS22)。
これによって、上昇操作部73(作動状態)により、フローティング操作部72の作動が解除されて、フローティング解除状態が設定され(ステップS23)、制御弁33が上昇位置33Uに操作されて(ステップS24)、油圧シリンダ13が収縮作動して、掻き込み装置9が上昇操作される。
掻き込み装置9が上限位置に達したことが上限位置センサー63により検出されると(ステップS25)(図3の鎖線の状態を参照)、制御弁33が中立位置33Nに操作されて(ステップS26)、掻き込み装置9の上昇が停止する。
掻き込み装置9が上限位置に操作された状態で、機体10の旋回等を行うのであり、機体10が次の収穫行程を開始する位置に達した場合、フローティングボタン49を押し操作すればよい(ステップS27)。
フローティングボタン49を押し操作すると、上昇操作部73が解除状態となり(ステップS28)、フローティング状態が設定されて(ステップS29)、図10のステップS1に移行する。
掻き込み装置9が上限位置に位置した状態で、フローティング状態が設定されると、掻き込み装置9が自重で下降するのであり、接地輪16が圃場Gに接地することにより、掻き込み装置9の下降が停止して、掻き込み装置9が圃場Gから設定高さに支持される。
前述のフローティングボタン49の押し操作に代えて、昇降レバー46を下降位置に操作してもよい(ステップS30)。
昇降レバー46を下降位置に操作すると、上昇操作部73が解除状態となり(ステップS31)、フローティング解除状態が維持された状態で、制御弁33が下降位置33Dに操作されて(ステップS32)、掻き込み装置9が下降操作されるのであり、図10のステップS1に移行する。
昇降レバー46を操作することにより、掻き込み装置9を任意の高さに昇降操作することができるのであり、この後、フローティングボタン49を押し操作することにより(図10のステップS1,S2),フローティング状態を設定することができる。
(回収部における収穫作業の開始時の作業の流れ)
前項の(収穫作業での掻き込み装置のフローティング状態)(フローティング状態での掻き込み装置の上昇操作)に記載のようにして、収穫作業が行われた場合、回収部5での収穫作業の流れについて、以下の(回収部における収穫作業の開始時の作業の流れ)〜(回収容器の入れ換え作業の流れ)に記載のように説明する。
図9に示すように、昇降スイッチ56、離脱スイッチ57及び自動降下スイッチ58の操作信号、位置センサー65及び作物センサー37の検出信号に基づいて、制御装置36(回収部昇降操作部74、離脱操作部75、移動操作部76及び満杯検出部77)によって、制御弁53,54,55が操作される。
図12に示すように、機体10の停止状態において、別の作業車(図示せず)により、空の回収容器42を、支持フレーム44及び支持アーム52に後側から設置する。
この場合、支持フレーム44が下降位置E6に位置し、支持アーム52が支持位置C1に位置し、分散部4が非作用位置B2に位置し、案内カバー61及びフレーム59が起立している。
第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)が、側面視で軸芯P8よりも後側に突出して、案内カバー61の開口部に入り込んでおり、回収容器42の上部42aの上側に位置している。
図12に示す状態で、昇降スイッチ56を上昇位置に操作して、図13に示すように、油圧シリンダ64を伸長作動させて、支持フレーム44を上昇操作する。これと同時に油圧シリンダ40が収縮作動して、分散部4が非作用位置B2から案内カバー61の開口部を通って、作用位置B1に自動的に移動操作される。
図13に示すように、支持フレーム44が上昇位置E1に達すると、昇降スイッチ56を停止位置に操作して油圧シリンダ64を停止させる。分散部4が作用位置B1に達すると、油圧シリンダ40が自動的に停止する。
支持フレーム44が下降位置E6から上昇操作されると、これに伴って案内カバー61及びフレーム59が前側に倒れようとするのであるが、案内カバー61及びフレーム59がフレーム19に当たることにより、案内カバー61及びフレーム59が回収容器42の上部42aに沿う状態となる。
支持フレーム44が上昇位置E1に位置した状態で、回収容器42は、回収容器42の上部42aが前(横)に向いた横倒れ姿勢となるのであり、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4が、回収容器42の上部42aに入り込み、回収容器42の内部に入り込んでいる。
(回収部における収穫作業の前半の流れ)
図13に示すように、支持フレーム44が上昇位置E1に位置した状態で、自動降下スイッチ58をON位置に操作しておいて、収穫作業を開始する。
図14に示すように、支持フレーム44が上昇位置E1に位置した状態において、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4の下側に、回収容器42の底部42bではなく横側部42cが位置しており、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4と、回収容器42の横側部42cとの落差は小さなものとなっている。
これにより、玉ねぎAが第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から回収容器42に投入されると、玉ねぎAは回収容器42の横側部42cに落下するのであり、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4と、回収容器42の横側部42cとの落差が小さいことによって、玉ねぎAが第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から回収容器42に投入された際の玉ねぎAの損傷を抑えることができる。
第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から出た玉ねぎAが、分散部4に当たることによって、分散部4により分散されながら回収容器42に投入されるので、玉ねぎAが回収容器42の一部分に偏ることなく、回収容器42の各部に均等に投入され易くなるのであり、玉ねぎAが回収容器42の隅々に無理なく入り込んでいく。
玉ねぎAが回収容器42の横側部42cに落下すると、玉ねぎAは回収容器42の横側部42cから回収容器42の底部42b側に転がっていくことが多いので、玉ねぎAが第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の下側に滞留することなく回収容器42に投入されていく。
(回収部における収穫作業の中半の流れ)
収穫作業の進行に伴って、回収容器42に玉ねぎAが積み上げられていくのであり、玉ねぎAは作物センサー37の位置に達する。作物センサー37により回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが検出されると、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)の近傍(分散部4の近傍)に、玉ねぎAが存在すると判断される。
図9及び図14に示すように、自動降下スイッチ58がON位置に操作されていると、上昇位置E1と下降位置E6との間に、複数個の中間位置E2,E3,E4,E5が設定されている。
前述のように回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが作物センサー37により検出されると、図15に示すように、油圧シリンダ64が収縮作動して、支持フレーム44が上昇位置E1から下降操作され、支持フレーム44が中間位置E2に達すると、位置センサー65の検出値に基づいて油圧シリンダ64が停止する。
支持フレーム44が中間位置E2に下降操作されることにより、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが、作物センサー37から下側に離れる。
支持フレーム44が中間位置E2に位置した状態において、収穫作業の進行に伴って、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが作物センサー37により検出されると、油圧シリンダ64が収縮作動して、支持フレーム44が中間位置E2から下降操作され、支持フレーム44が中間位置E3に達すると、位置センサー65の検出値に基づいて油圧シリンダ64が停止する。
支持フレーム44が中間位置E3に下降操作されることにより、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが、作物センサー37から下側に離れる。
(回収部における収穫作業の後半の流れ)
前項の(回収部における収穫作業の中半の流れ)に記載の操作が繰り返されることにより、支持フレーム44は、上昇位置E1から中間位置E2、中間位置E2から中間位置E3、中間位置E3から中間位置E4、中間位置E4から中間位置E5、中間位置E5から下降位置E6に段階的に自動的に下降操作される。
自動降下スイッチ58がON位置に操作されていると、前述のような支持フレーム44の自動的な下降操作が行われるのであり、自動降下スイッチ58がOFF位置に操作されていると、前述のような支持フレーム44の自動的な下降操作は行われない。
自動降下スイッチ58がOFF位置に操作されている場合、運転者又は補助作業者が昇降スイッチ56を下降位置及び停止位置に操作することにより、上昇位置E1から下降位置E6までにおいて、支持フレーム44を任意の位置に下降させて停止させることができる。
支持フレーム44が上昇位置E1から、中間位置E2〜E5を通って下降位置E6に下降操作されることにより、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4が、回収容器42の上部42aから次第に引き抜かれる状態となる。
これに伴って回収容器42が上昇位置E1での横倒れ姿勢から、回収容器42の上部42aが上側に向く起立した姿勢となっていくのであり、この間の回収容器42の姿勢の変化によって、玉ねぎAが回収容器42の隅々に入り込んでいく。
案内カバー61及びフレーム59が、支持フレーム44と一緒に下降操作されていくのであり、案内カバー61が回収容器42の上部42aの周囲に位置している。これによって、回収容器42の上部42aからの玉ねぎAのこぼれ落ちが、案内カバー61によって防止される。
図16に示すように、支持フレーム44が下降位置E6に位置した状態において、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)及び分散部4の下側に、回収容器42の上部42aが位置し、回収容器42の底部42bが回収容器42の上部42aの下側に位置するように、回収容器42が起立する状態となる。
これにより、玉ねぎAが第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から、こぼれ落ちることなく回収容器42に投入されるのであり、回収容器42を無理なく満杯にすることができる。
(回収部における収穫作業の終了の流れ)
位置センサー65により支持フレーム44が下降位置E6に位置することが検出された状態において、回収容器42に積み上げられた玉ねぎAが作物センサー37により検出されると、満杯検出部77により回収容器42が充分に満杯であると判断されるのであり、警報ブザー60が作動して、警報ランプ62が点灯する。
警報ブザー60が作動し、警報ランプ62が点灯してから、所定時間(例えば数秒)が経過すると、警報ブザー60が停止し、警報ランプ62が消灯する。警報ブザー60が停止し、警報ランプ62が消灯すると、図17に示すように、油圧シリンダ40が伸長作動し、分散部4が作用位置B1から案内カバー61の開口部を通って、非作用位置B2に自動的に移動操作される。
図17に示す状態の後、収穫作業を少しだけ続行することにより、分散部4が非作用位置B2に位置した状態で、第2搬送装置18の終端部(搬送部3の終端部3a)から、玉ねぎAを回収容器42の隅々に入れることができる。
この場合、前項の(回収部における収穫作業の後半の流れ)に記載のように、機体10を前進させながら収穫作業を続行する状態とは別に、機体10を停止させた状態で、収穫部2や搬送部3を作動させて、拾い上げ装置8、第1搬送装置17及び第2搬送装置18に残る玉ねぎAを回収容器42に投入する作業を行うこともできる。
(回収容器の入れ換え作業の流れ)
前項の(回収部における収穫作業の終了の流れ)に記載のように、回収容器42が満杯になると、収穫作業を中断して、回収容器42の入れ換え作業を行う。
図18に示すように、機体10を少し後進させて停止させるのであり、補助作業者は案内カバー61及びフレーム59を起立状態に操作する。
回収容器42の底部42bの前後長が、支持アーム52の前後長よりも少し長いものに設定されて、回収容器42の底部42bの後端部が、支持アーム52の後端部よりも後側に突出している。
図18に示す状態で離脱スイッチ57が操作されると、油圧シリンダ51が収縮作動して、支持アーム52が離脱位置C2に操作される。これにより、図19に示すように、回収容器42が後傾姿勢となり、回収容器42の底部42bの後端部が圃場Gに接地する。
図19に示す状態で機体10を前進させると、図20に示すように、回収容器42の底部42bの後端部と圃場との接地による抵抗により、支持アーム52が回収容器42の底部42bから前側に引き抜かれる状態(回収容器42が支持アーム52から後側に抜き出される状態)となるのであり、満杯の回収容器42が支持フレーム44及び支持アーム52から取り外されて圃場Gに置かれる。
図20に示すように、満杯の回収容器42が支持フレーム44及び支持アーム52から取り外されると、油圧シリンダ51が自動的に伸長作動し、支持アーム52が支持位置C1に操作されて、図12に示す状態に戻る。
図12に示すように、別の作業車(図示せず)により、空の回収容器42を支持フレーム44及び支持アーム52に後側から設置して、圃場Gに置かれた満杯の回収容器42を回収するのであり、前項の(回収部における収穫作業の開始時の作業の流れ)に記載のように、図12に示す状態から収穫作業を再開する。
(発明の実施の第1別形態)
右の接地輪16において、カバー21の左側(掻き込み装置9の作物導入部9a側)の横側部21bに、カバー24(沈み込みセンサー23)を取り付けてもよい。
左の接地輪16において、カバー21の右側(掻き込み装置9の作物導入部9a側)の横側部21bに、カバー24(沈み込みセンサー23)を取り付けてもよい。
沈み込みセンサー23の接触部23bの下端部が、側面視で軸芯P5(接地輪16の回転軸)と略同じ位置(又は少し下側)に位置する状態を、沈み込みセンサー23の最低位置としてもよい。
この構成において、沈み込みセンサー23の位置を上側に変更し、沈み込みセンサー23の接触部23bの下端部を、側面視で軸芯P5(接地輪16の回転軸)と接地輪16の上端部16bとの間に配置することができるように構成してもよい。
沈み込みセンサー23(接触部23b)が、側面視で接地輪16の軸芯P5(接地輪16の回転軸)よりも後側に配置され、接地輪16の後端部16cよりも前側に配置されるように構成してもよい。
(発明の実施の第2別形態)
接地輪16に代えて、ソリ状の接地部を使用してもよい。
右及び左の接地輪16(接地部)の両方に沈み込みセンサー23を設けるのではなく、右の接地輪16(接地部)に沈み込みセンサー23を設け、左の接地輪16(接地部)に沈み込みセンサー23を設けないようにしてもよい。
逆に、左の接地輪16(接地部)に沈み込みセンサー23を設け、右の接地輪16(接地部)に沈み込みセンサー23を設けないようにしてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
カバー21,22を廃止してもよい。
この構成によると、接地輪16(接地部)を支持フレーム20に支持する支持部材に、沈み込みセンサー23を設けたり、支持フレーム20に沈み込みセンサー23を設けたりすればよい。
(発明の実施の第4別形態)
収穫部2(拾い上げ装置8及び掻き込み装置9)を機体10に昇降自在に支持して、収穫部2(拾い上げ装置8及び掻き込み装置9)を接地輪16(接地部)により、圃場Gから設定高さに支持するように構成すればよい。
収穫部2において、掻き込み装置9を廃止してもよい。
この構成によると、収穫部2(拾い上げ装置8)を、機体10に昇降自在に支持して、収穫部2を接地輪16(接地部)により、圃場Gから設定高さに支持するように構成すればよい。
本発明は、玉ねぎAの収穫機ばかりではなく、圃場Gのジャガイモ、人参や大根等の作物を、走行しながら収穫して機体の回収部に貯留していく収穫機にも適用できる。
本発明は、圃場Gから掘り出されて圃場Gに数日間置かれた作物を回収する収穫機ばかりではなく、圃場Gから作物を掘り出して、作物を圃場Gに置かずに、そのまま回収部に貯留していく収穫機や、圃場Gに埋まっている作物を掘り出して、作物を掘り出した位置に置いていく収穫機にも適用できる。
2 収穫部
8 拾い上げ装置
9 掻き込み装置
9a 作物導入部
10 機体
16 接地輪(接地部)
16a 接地輪(接地部)の下端部
16b 接地輪の上端部
16d 接地輪の前端部
21 カバー
23 沈み込みセンサー
73 上昇操作部
A 玉ねぎ(作物)
G 圃場
P5 軸芯
T1 設定時間

Claims (8)

  1. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられている収穫機。
  2. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する収穫機。
  3. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
    前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されている収穫機。
  4. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
    前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
    前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
    前記沈み込みセンサーが前記カバーに設けられている収穫機。
  5. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備え、
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
    前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の回転軸よりも前側で、且つ前記接地輪の前端部よりも後側に配置されている収穫機。
  6. 機体に昇降自在に支持されて、機体の前進に伴って圃場の作物を収穫する収穫部と、
    前記収穫部に設けられ、圃場に接地して前記収穫部を圃場から設定高さに支持する接地部と、
    前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出する沈み込みセンサーと、
    前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記収穫部を上昇操作する上昇操作部とを備えており、
    前記収穫部は、
    機体の前部に設けられて、機体の前進に伴って圃場の作物を拾い上げて収穫する拾い上げ装置と、
    前記拾い上げ装置の前部に上下揺動自在に支持されて前側に延出され、圃場の上側から作物に接触して作物を前記拾い上げ装置側に掻き込む掻き込み装置とを有し、
    前記接地部は、前記掻き込み装置の前部に設けられて、前記掻き込み装置を圃場から設定高さに支持し、
    前記上昇操作部は、前記沈み込みセンサーにより前記接地部が圃場に沈み込んだことが検出されると、前記掻き込み装置を上昇操作し、
    前記接地部が、前記掻き込み装置の前部の作物導入部の右及び左の外側部に設けられ、
    前記沈み込みセンサーが、右及び左の前記接地部のうちの少なくも一方の前記接地部において、平面視で前記作物導入部の反対側の横外側に設けられており、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地部の下端部よりも上側に配置されて、圃場に接触することにより前記接地部が圃場に沈み込んだことを検出し、
    前記接地部が、左右方向の軸芯周りに回転自在な接地輪であり、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の下端部よりも上側で且つ前記接地輪の上端部よりも下側に配置されており、
    前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
    前記沈み込みセンサーが、側面視で前記接地輪の回転軸よりも前側で、且つ前記カバーの前端部よりも後側に配置されている収穫機。
  7. 前記上昇操作部は、
    前記沈み込みセンサーの検出に基づいて前記収穫部を上昇操作してから、事前に設定された設定時間が経過すると、前記接地部が前記収穫部を圃場から設定高さに支持する状態に復帰させる請求項1から6のいずれか一項に記載の収穫機。
  8. 前記接地輪の前側を覆うカバーが設けられて、
    前記沈み込みセンサーが前記カバーに設けられている請求項4又は6に記載の収穫機。
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