JP7012594B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description
前記収穫部で収穫された作物を前記機体の後側に搬送する搬送部と、
前記搬送部の後端位置から排出された作物を前記機体の後部位置において回収する回収部とを備え、
前記機体の前部に運転部を備え、前記運転部の後側で前記搬送部の右外側と左外側との2箇所に補助作業部を備えると共に、
前記機体に備えたアクチュエータを制御する主スイッチを前記運転部に備え、前記アクチュエータを制御する副スイッチを2箇所の前記補助作業部に備え、
前記主スイッチと前記副スイッチとが同時に操作された場合には、前記副スイッチの操作に基づく作動を、前記主スイッチの操作に基づく作動に優先して行わせ、
2箇所の前記補助作業部の前記副スイッチが同時に異なる位置に操作された場合に、2箇所の前記副スイッチのうち、優先関係で優先する前記副スイッチの操作に基づいて前記アクチュエータの作動を行わせるように前記アクチュエータを制御する制御装置を備えている点にある。
また、副スイッチが操作される状況は、収穫作業に限られるため、搬送部の状態を補助作業者が視覚により確認して最良の制御が行える。
従って、機体に運転部と補助作業部とを備え、運転部での操作と補助作業部での操作が異なる場合でも、常に必要とする作動が行われる収穫機が構成された。
図1、図2に収穫機の一例である玉ねぎ用の収穫機が示されている。
収穫機は、圃場Gで掘り出され、圃場Gに置かれる状態で乾燥された玉ねぎA(作物に相当)を拾い上げて収穫するものである。従って、玉ねぎA(作物)の収穫は、掘り取り機(図示せず)により、圃場Gに埋まっている玉ねぎA(作物の一例)を掘り出し、掘り出し位置に数日間置いて乾燥させた後に行われる。
図1、図2に示すように、機体10の左および右のクローラ型の走行装置1を備え、機体10の前部に収穫部2を備え、この収穫部2の後側に搬送部3と分散部4と回収部5とを備えて収穫機が構成されている。
図1、図2に示すように、収穫部2は、拾上装置8と掻込装置9とを備えている。
図1及び図2に示すように、搬送部3が、コンベアとして構成される前側の第1搬送装置17と、コンベアとして構成される後側の第2搬送装置18とを備えている。
図3~図6に示すように、左および右の走行装置1を支持する左および右のトラックフレーム30が備えられている。この左および右のトラックフレーム30の後部に横向き姿勢の後部フレーム31が連結され、この後部フレーム31に連結する構造で後方上方に向けて左および右の傾斜フレーム32を備えている。
図2、図6に示すように、分散部4は、左右方向での中央部が緩やかに後方に傾斜し、この中央部から左右両方向にも緩やかに傾斜するように形状が設定されたゴム板材等が用いられると共に、上面にゴムやスポンジ材等の柔軟で断面が半円となる棒状の複数の材料を案内部材4aとして形成している。
図4、図5に示すように回収容器50は、平面視で矩形となる底部フレーム51と、格子状となる4つの側壁52とを備え、側壁52を構成する格子状のフレームに網体を張設することにより、平面視において矩形で上方に開放するように構成されている。
図7、図8に示すように第1搬送装置17は、左および右の搬送フレーム55に挟まれる位置に配置され、この搬送フレーム55の前部位置に第2搬送装置18が支持されている。
この収穫機では、図11に示すように、マイクロプロセッサやDSP等の処理部を有する制御装置70を備えており、この制御装置70は、昇降シリンダ35と、チルトシリンダ43と、出退シリンダ24とを各々に対応する昇降制御バルブ35Vと、チルト制御バルブ43Vと、出退制御バルブ24Vとに制御信号を出力する。また、ローリングシリンダ65には駆動信号が出力される。
この収穫機で収穫作業を行う際には、機体10の走行を停止した状態で容器支持部Kを下限位置に設定し、支持アーム44を支持位置C1に設定し、分散部4を格納位置Sに設定し、開閉枠体47を図1に示す待避姿勢に設定する。この状態で別の作業車(図示せず)により、空の回収容器50を、容器支持部K(支持アーム44)に載せ付けるように後側からセットする。
収穫作業において、左右の走行装置1の一方が圃場Gの土塊に乗り上げた場合や、圃場Gの凹部に落ち込んだ場合には、機体10がローリングする。制御装置70は、ローリングモードスイッチ84がON位置にある状況において、機体10がローリングした場合には傾斜センサ89が傾斜方向と傾斜角とを検知し、ローリング制御部74がローリングシリンダ65(アクチュエータ)を作動することにより搬送部3(第1搬送装置17と第2搬送装置18)を水平姿勢に維持する制御を行う。
この収穫機では、昇降スイッチ81の操作による容器支持部Kの昇降制御と、離脱スイッチ83の操作による支持アーム44の姿勢の設定と、ローリング作動スイッチ85の操作によるローリング作動と、出退スイッチ86の操作による分散部4の位置設定とは、運転部6の主操作ユニットU6と、作業デッキ7の副操作ユニットU7との何れからも操作可能である。
このように、ローリングモードスイッチ84をON位置に設定して収穫作業を行うことにより、機体10が左右方向に傾斜してもローリングシリンダ65が作動することで搬送部3を自動的に水平姿勢に維持し、玉ねぎAを偏りなく回収容器50に収容することが可能となる。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
3 搬送部
3a 終端部(後端位置)
4 分散部
5 回収部
6 運転部
7 作業デッキ(補助作業部)
10 機体
24 出退シリンダ
35 昇降シリンダ
50 回収容器
65 ローリングシリンダ
A 玉ねぎ(作物)
S 格納位置
T 作用位置
Claims (5)
- 圃場の作物を収穫するため機体の前部に配置された収穫部と、
前記収穫部で収穫された作物を前記機体の後側に搬送する搬送部と、
前記搬送部の後端位置から排出された作物を前記機体の後部位置において回収する回収部とを備え、
前記機体の前部に運転部を備え、前記運転部の後側で前記搬送部の右外側と左外側との2箇所に補助作業部を備えると共に、
前記機体に備えたアクチュエータを制御する主スイッチを前記運転部に備え、前記アクチュエータを制御する副スイッチを2箇所の前記補助作業部に備え、
前記主スイッチと前記副スイッチとが同時に操作された場合には、前記副スイッチの操作に基づく作動を、前記主スイッチの操作に基づく作動に優先して行わせ、
2箇所の前記補助作業部の前記副スイッチが同時に異なる位置に操作された場合に、2箇所の前記副スイッチのうち、優先関係で優先する前記副スイッチの操作に基づいて前記アクチュエータの作動を行わせるように前記アクチュエータを制御する制御装置を備えている収穫機。 - 2箇所の前記補助作業部の前記副スイッチの優先関係を設定する切換スイッチを備えている請求項1に記載の収穫機。
- 前記回収部が、作物を収容するように上方に開放する構造の回収容器を備え、前記アクチュエータが、横向き姿勢の軸芯を中心にした前記回収容器の揺動を行わせる昇降シリンダとして構成されている請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記搬送部が、前記機体に対しローリング自在に支持され、前記アクチュエータが、前記搬送部をローリング作動させるローリングシリンダとして構成されている請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記搬送部から送り出される作物を、前記回収部に対し左右方向に分散して排出する分散部が、平面視において前記搬送部の下方に格納される格納位置と、前記搬送部の後端から後方に突出する作用位置とに切換自在に備えられ、前記アクチュエータが前記分散部を前記格納位置と前記作用位置との間で作動させる出退シリンダとして構成されている請求項1又は2に記載の収穫機。
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Family Cites Families (2)
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US6443234B1 (en) * | 2000-02-04 | 2002-09-03 | Robert Raymond | Bulbous onion harvester and trimmer |
-
2018
- 2018-04-24 JP JP2018083389A patent/JP7012594B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002136207A (ja) | 2000-11-01 | 2002-05-14 | Seirei Ind Co Ltd | 玉葱収獲機 |
JP2007174921A (ja) | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
Also Published As
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JP2019187299A (ja) | 2019-10-31 |
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