JP6956588B2 - 塗布栓 - Google Patents
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Description
従って、この塗布容器によれば、塗布体を被塗布部に対して押し付けて容器本体の内側に向けて移動させることで、容器本体内の内容液を塗布体側に移動させることができ、塗布体を介して被塗布部に内容液を塗布することができる。
特に、揮発性が高い内容液の場合には、例えば容器本体の内圧が上昇したときに、内圧上昇に起因して内容液が勢いよく吹き出てしまうおそれがあった。そのため、被塗布部に対してより一層適量の内容液を塗布することが難しくなってしまう。
また、揮発性が高い内容液を利用した場合において、例えば容器本体の内圧が上昇したとしても、内容液の塗布時に第1切換弁が容器本体内から液室内への内容液の移動を抑制するので、容器本体の内圧上昇に起因して内容液が液室内に勢いよく流入してしまうことを防止することができる。従って、従来のように内容液が吐出孔から勢いよく吹き出てしまうといった不都合が生じ難い。
さらに、塗布部材が待機位置に位置している場合には、第2切換弁が液室内から吐出孔への内容液の移動を停止しているので、例えば商品流通時や未使用時等、意図せずに吐出孔から内容液が漏出してしまうことを効果的に抑制することができる。
特に、塗布部材が吐出位置に位置しているときに、第2塗布部の全周に亘って第1弁体を均等且つ密に接触させることができるので、高いシール性で連通孔を通じた容器本体内と液室内との連通を遮断できる。また、塗布部材に伴って第1流通溝が移動することで、連通孔を通じた容器本体内と液室内との連通及びその遮断をスムーズに切換えることができるので、塗布部材の押し付け動作に対応して、反応良く内容液を吐出孔から吐出させ易い。
特に、塗布部材が待機位置に位置しているときに、第2塗布部の全周に亘って第2弁体を均等且つ密に接触させることができるので、高いシール性で液室内と吐出孔との連通を遮断できる。また、塗布部材に伴って第2流通溝が移動することで、第2流通溝を通じた液室内と吐出孔との連通及びその遮断をスムーズに切換えることができるので、塗布部材の押し付け動作に対応して、反応良く内容液を吐出孔から吐出させ易い。
従って、被塗布部に対して適量の内容液をより確実に塗布することができ、さらに使用性の優れた塗布栓とすることができる。
図1に示すように、本実施形態の塗布容器1は、被塗布部S(図4及び図5参照)に塗布する内容液が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部3に装着された塗布栓4と、容器本体2の口部3に離脱可能に装着され、塗布栓4を覆う有頂筒状のオーバーキャップ5と、を備えている。
なお、内容液としては特に限定されるものではないが、例えば人体の頭皮、皮膚、爪等に塗布する育毛剤、水虫薬等の薬剤、化粧料等の液体が挙げられる。また、内容液は、人体用に限定されるものではなく、人体以外に塗布する液体でも構わない。
第1中栓部材20は、例えば第1シール筒部21、フランジ部22、収容筒部23、ストッパ壁24及び弁筒部25が一体成形された合成樹脂製とされ、容器軸Oと同軸に配設されている。
ただし、収容筒部23の形状は、この場合に限定されるものではなく、例えば収容筒部23の全長に亘って、下方から上方に向かうに従って外径が漸次縮径する形状でも構わないし、収容筒部23の全長に亘って外径が変化しないストレート形状でも構わない。
直筒部23bは、その外径及び内径が全長に亘って変化しないストレート状に形成され、その内径はテーパ筒部23aの内径と同径とされていると共に、その内周面はテーパ筒部23aの内周面と段差なく上下方向に連なっている。直筒部23bにおける上端開口部が吐出孔11とされている。
弁筒部25の内周面には、径方向内側に向けて僅かに突出すると共に、第2塗布部41の上軸部45の外周面に対して、その全周に亘って上下方向に相対移動可能に密に接触する環状のシール突起(第2弁体)26が形成されている。なお、弁筒部25のうちシール突起26よりも下方に位置する部分の内周面は、下方に向かうにしたがって漸次径方向外側に向けて傾斜する傾斜面25aとされている。
図示の例では、ガイドリブ27の上端部は収容筒部23の上端開口縁よりも下方に位置し、ガイドリブ27の下端部はストッパ壁24に対して一体に形成されている。
なお、上述したストッパ壁24の上面には、塗布部材13における第1塗布部40が上方から接触可能とされている(図4参照)。これにより、ストッパ壁24は、塗布部材13のそれ以上の下方移動を規制することが可能とされ、塗布部材13の最下降位置を規定する役割を果たしている。
弁筒部34の内周面には、径方向内側に向けて僅かに突出すると共に、第2塗布部41における下軸部46の外周面に対して、その全周に亘って上下方向に相対移動可能に密に接触する環状のシール突起(第1弁体)35が形成されている。
なお、弁筒部34のうちシール突起35よりも上方に位置する部分の内周面は、上方に向かうにしたがって漸次径方向外側に向けて傾斜する傾斜面34aとされている。
なお、待機位置P1とは、図2に示すように後述する規制片47が規制リブ29に対して下方から接触した塗布部材13の最上昇位置に相当し、吐出位置P2とは、図4に示すように第1塗布部40の下端面がストッパ壁24に対して上方から接触した塗布部材13の最下降位置に相当する。さらに、停止位置P3とは、第1塗布部40の上端部40aが待機位置P1よりも下方に位置し、且つ吐出位置P2よりも上方に位置する塗布部材13の位置であって、図3に示すように、連通孔10を通じた液室6内と容器本体2内との連通、及び液室6内と吐出孔11との連通の両方が遮断された状態にある塗布部材13の位置である。
ただし、第1塗布部40の上端部40aの形状は、この場合に限定されるものではなく、被塗布部Sや用途等に応じて適宜変更して構わない。さらに、第1塗布部40全体の形状を円柱状としたが、その形状は円柱状に限定されるものではなく、被塗布部Sや用途等に応じて適宜変更して構わない。
ただし、この場合に限定されるものではなく、例えば第1塗布部40の内側に第2塗布部41を下方から差し込むように連結することで、第1塗布部40と第2塗布部41とを一体に組み合わせても良い。
流通溝50は、下方に向けて開口したスリット状に形成され、下軸部46の下端部から第2中栓部材30における弁筒部34よりも上方に位置する部分に亘って形成されている。これにより、流通溝50は、塗布部材13が待機位置P1に位置しているときに、容器本体2内と液室6内とを弁筒部34のシール突起35を跨いで連通させている。
なお、流通溝50は、塗布部材13の押込みに応じて下方移動し、図3に示すように、塗布部材13が停止位置P3に位置したときに弁筒部34のシール突起35よりも僅かに下方に位置し、その後、図4に示すように、塗布部材13が吐出位置P2に位置したときに弁筒部34のシール突起35よりもさらに下方に位置する。
つまり、第1切換弁51は、塗布部材13が、図2に示す待機位置P1に位置しているときに連通孔10を通じた容器本体2内から液室6内への内容液の移動を許容し、且つ塗布部材13が、図3に示す停止位置P3及び図4に示す吐出位置P2に位置しているときに連通孔10を通じた容器本体2内から液室6内への内容液の移動を停止する。
流通溝55は、上軸部45の上端面に開口したスリット状に形成され、上軸部45の上端面から第1中栓部材20における弁筒部25よりも上方に位置する部分に亘って形成されている。これにより、流通溝55は、図2に示すように塗布部材13が待機位置P1に位置しているときに、弁筒部25のシール突起26よりも上方に位置している。
なお、流通溝55は、図3に示すように、塗布部材13が停止位置P3に位置している場合には、弁筒部25のシール突起26よりも上方に位置している。
つまり、第2切換弁56は、塗布部材13が、図2に示す待機位置P1及び図3に示す停止位置P3に位置しているときに液室6内から吐出孔11への内容液の移動を停止し、且つ塗布部材13が、図4に示す吐出位置P2に位置しているときに液室6内から吐出孔11への内容液の移動を許容する。
ただし、オーバーキャップ5の装着方法は、螺着に限定されるものではなく、例えば容器本体2の口部3に対するアンダーカット嵌合によって装着しても構わない。
なお、サポート筒部64が容器軸O回りに回転可能に嵌合されているので、容器本体2の口部3に対するオーバーキャップ5の装着及び取り外し操作を安定して行うことが可能とされている。
次に、上述のように構成された塗布栓4を具備する塗布容器1を利用して、被塗布部Sに内容液を塗布する場合について説明する。
なお、図5では指先の爪を被塗布部Sとしている場合を例に挙げている。この場合の内容液としては、爪水虫用の水虫薬を利用できる。
つまり、流通溝50が、連通孔10を通じた容器本体2内と液室6内との連通を許容しているので、容器本体2内から液室6内への内容液の移動を許容することができる。また、流通溝55がシール突起26よりも吐出孔11側に位置しているので、シール突起26が流通溝55を通じた液室6内と吐出孔11との連通を遮断し、液室6内から吐出孔11への内容液の移動を停止することができる。従って、容器本体2内の内容液を、連通孔10及び流通溝50を通じて液室6内に流入させることができる。
これにより、吐出孔11から吐出した内容液を、塗布部材13の上端部40aを介して被塗布部Sに塗布することができる。
なお、容器本体2の内圧が上昇する場合とは、例えば容器本体2を把持したときに手の温度が容器本体2に伝わることで容器本体2の温度が上昇し、それによって内圧が上昇することが考えられる。また、冷蔵庫等の冷暗所で保管されている容器本体2を取り出すことで容器本体2の温度が上昇し、それによって内圧が上昇することも考えられる。
特に、内容液を塗布する際に、塗布部材13を待機位置P1から図6に示す停止位置P3に移動させた後に吐出位置P2に移動させるので、図6に示すように、第2切換弁56を開弁させる前に、第1切換弁51及び第2切換弁56の両方を閉弁させることができる。従って、塗布部材13が待機位置P1から吐出位置P2に移動する過程で、例えば瞬間的に液室6内が吐出孔11及び容器本体2内の両方に連通してしまうといったことを確実に防止することができる。
従って、待機位置P1において液室6内に流入した内容液を、塗布部材13が停止位置P3に位置することで液室6内に一時的に確実にストックすることができ、その後に塗布部材13が吐出位置P2に位置することで、ストックした液室6内の内容液を吐出孔11から吐出することができる。その結果、被塗布部Sに対して適量の内容液をより確実に塗布することができ、さらに使用性の優れた塗布栓4とすることができる。
従って、吐出孔11から新たな内容液が吐出されることがないので、被塗布部Sに一度吐出した内容液を、第1塗布部40の上端部40aを利用して例えばさらに塗り広げるように塗布することも可能である。
従って、内容液を安定して塗布することができるうえ、例えば被塗布部Sに対して塗布部材13を強く押し付けながら塗布を行うことができる。そのため、例えば被塗布部Sに対して刺激を与えながら内容液を塗布することができ、快適で心地よい塗布を行うことも可能である。
そのため、図2及び図3に示すように、塗布部材13が待機位置P1及び停止位置P3に位置しているときに、第2塗布部41における上軸部45の外周面の全周に亘って弁筒部25のシール突起26を均等且つ密に接触させることができ、高いシール性で液室6内と吐出孔11との連通を遮断して、液室6内から吐出孔11への内容液の移動を停止することができる。同様に、図3及び図4に示すように塗布部材13が停止位置P3及び吐出位置P2に位置しているときに、第2塗布部41における下軸部46の外周面の全周に亘って弁筒部34のシール突起35を均等且つ密に接触させることができ、高いシール性で連通孔10を通じた容器本体2内と液室6内との連通を遮断して、容器本体2内から液室6内への内容液の移動を停止することができる。
特に、含浸材で形成された第1塗布部40ではなく、合成樹脂製の第2塗布部41における上軸部45及び下軸部46の外周面にシール突起26、35をそれぞれ密に接触させるので、高いシール性を発揮させ易い。
例えば、塗布部材13が待機位置P1に位置しているときに下軸部46が弁筒部34の上方に待機し、且つ塗布部材13が停止位置P3及び吐出位置P2に位置したときに下軸部46が弁筒部34内に移動して、シール突起35が下軸部46の外周面に密に接触するように、第1切換弁を構成しても構わない。
この場合には、塗布部材13が待機位置P1に位置しているときに、連通孔10を開放できるので、連通孔10を通じて容器本体2内と液室6内とを連通させて、容器本体2内から液室6内への内容液の移動を許容することができる。また、塗布部材13が停止位置P3及び吐出位置P2に位置しているときに、シール突起35が下軸部46の外周面に密に接触するので、連通孔10を通じた容器本体2内と液室6内との連通を遮断して、容器本体2内から液室6内への内容液の移動を停止することができる。
従って、このように第1切換弁を構成した場合であっても、上記実施形態と同様の作用効果を奏効することができると共に、流通溝50が不要になるので第1切換弁をより簡便に構成することができる。
さらに、本実施形態のように第1塗布部40が含浸材で形成されている場合には、使用時に内容液を第1塗布部40に積極的に含浸させるように、内容液の流れをコントロールすることができる。従って、内容液の全てを第1塗布部40から染み出すようにすることができる。これにより、塗布容器1を長期に亘って使用することが可能になるうえ、被塗布部Sの所望する領域に、確実且つ所望の塗布量で塗布を行い易くなる。
塗布部材13が吐出位置P2に位置しているときに、第1切換弁51が容器本体2内から液室6内に向けて移動する内容液の流量(流入量)を待機位置P1のときよりも抑制し、液室6内に内容液が僅かに流れたとしても、液室6内に溜まった量以上の内容液を吐出し難くすることができる。従って、被塗布部Sに対して適量の内容液を塗布することができ、上記実施形態と同様の作用効果を奏効することができる。
また、別の構成としては、例えば下軸部46の外周面に、流通溝55よりも浅い浅溝を流通溝55の上端からさらに上方に向けて延びるように形成し、塗布部材13が吐出位置P2に位置しているときに流通溝55と液室6内とが浅溝を通じて連通するように第1切換弁51を構成しても構わない。この場合には、塗布部材13が吐出位置P2に位置しているときに、流通溝55及び浅溝を通じて、容器本体2内から液室6内に内容液を僅かに移動させることが可能となる。
さらに別の構成としては、例えばシール突起35の内周面のうち流通溝55に対して径方向に対向する部分又はその他の部分に、該シール突起35を上下に貫くようにスリット状の浅溝を形成し、塗布部材13が吐出位置P2に位置しているときに流通溝55と液室6内とが浅溝を通じて連通する又は連通孔10と液室6内とが浅溝を通じて連通するように第1切換弁51を構成しても構わない。
この場合には、塗布部材13が吐出位置P2に位置しているときに、浅溝を通じて容器本体2内から液室6内に内容液を僅かに移動させることが可能となる。
P2…吐出位置
P3…停止位置
2…容器本体
3…容器本体の口部
4…塗布栓
6…液室
10…連通孔
11…吐出孔
12…中栓部材
13…塗布部材
14…コイルばね(付勢部材)
26…シール突起(第2弁体)
35…シール突起(第1弁体)
40…第1塗布部
41…第2塗布部
50…第1流通溝
51…第1切換弁
55…第2流通溝
56…第2切換弁
Claims (4)
- 内容液が収容される容器本体の口部に装着されると共に、前記容器本体内に連通する連通孔、及び前記連通孔に連通し、且つ内容液を吐出する吐出孔が形成された筒状の中栓部材と、
前記中栓部材の内側に前記連通孔側に向けて移動可能に配設された塗布部材と、
前記中栓部材に対して前記塗布部材を前記吐出孔側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記塗布部材は、先端部が前記吐出孔から外部に突出した待機位置から、前記先端部が前記待機位置よりも前記連通孔側に移動した吐出位置に向けて移動可能とされ、
前記中栓部材内には、前記連通孔と前記吐出孔との間に配置されると共に、前記連通孔及び前記吐出孔に連通する液室が形成され、
前記液室と前記連通孔との間には、前記塗布部材が前記待機位置に位置しているときに前記連通孔を通じた前記容器本体内から前記液室内への内容液の移動を許容し、且つ前記塗布部材が前記吐出位置に位置しているときに前記連通孔を通じた前記容器本体内から前記液室内への内容液の移動を前記待機位置のときよりも抑制する第1切換弁が配設され、
前記液室と前記吐出孔との間には、前記塗布部材が前記待機位置に位置しているときに前記液室内から前記吐出孔への内容液の移動を停止し、且つ前記塗布部材が前記吐出位置に位置しているときに前記液室内から前記吐出孔への内容液の移動を許容する第2切換弁が配設され、
前記塗布部材は、その先端部が前記吐出孔から外部に突出した第1塗布部と、前記第1塗布部よりも前記連通孔側に配設されると共にその一部が前記待機位置において前記連通孔の内側に配設される第2塗布部と、を備え、
前記付勢部材は、前記中栓部材に対して前記第2塗布部を前記吐出孔側に向けて付勢し、
前記第1切換弁は、前記第2塗布部を外側から囲むように前記中栓部材に形成され、前記第2塗布部の外周面の全周に亘って相対移動可能に密に接触する第1弁体と、前記第2塗布部の外周面に形成された第1流通溝と、を備え、
前記第1流通溝は、前記塗布部材が前記待機位置に位置しているときに前記容器本体内と前記液室内とを前記第1弁体を跨いで連通すると共に、前記塗布部材が前記吐出位置に位置しているときに前記第1弁体よりも前記連通孔側に配設される、塗布栓。 - 請求項1に記載の塗布栓において、
前記第2切換弁は、前記第2塗布部を外側から囲むように前記中栓部材に形成され、前記第2塗布部の外周面の全周に亘って相対移動可能に密に接触する第2弁体と、前記第2塗布部の外周面に形成された第2流通溝と、を備え、
前記第2流通溝は、前記塗布部材が前記吐出位置に位置しているときに前記液室内と前記吐出孔とを前記第2弁体を跨いで連通すると共に、前記塗布部材が前記待機位置に位置しているときに前記第2弁体よりも前記吐出孔側に配設される、塗布栓。 - 請求項1又は2に記載の塗布栓において、
前記塗布部材は、前記待機位置から、前記先端部が前記待機位置よりも前記連通孔側で、且つ前記吐出位置よりも前記吐出孔側に移動した停止位置を経由して、前記吐出位置に向けて移動可能とされ、
前記第1切換弁は、前記塗布部材が前記停止位置に位置しているときに前記連通孔を通じた前記容器本体内から前記液室内への内容液の移動を停止し、
前記第2切換弁は、前記塗布部材が前記停止位置に位置しているときに前記液室内から前記吐出孔への内容液の移動を停止する、塗布栓。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の塗布栓において、
前記塗布部材は、少なくとも前記先端部が内容液を含浸可能な含浸材で形成されている、塗布栓。
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