JP2022051322A - 流動体注出容器 - Google Patents

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佳彦 小橋
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Abstract

Figure 2022051322000001
【課題】収容している流動体を一定量ずつ注出可能な流動体注出容器を得る。
【解決手段】低粘度の流動体Lを収容し、先端が流動体Lを注出させる注出口とされた内筒11aを有する容器本体2および、注出口を開閉する弁機構を備えてなる流動体注出容器において、弁機構を、注出口から容器本体2の内部に至る流路に弁体13を配設する。弁体13は弁操作体14に操作されて、容器内部に近い流路である固定弁部12と該弁体13との間を開閉し、注出口に近い流路である内筒の張り出し部11fと該弁体13との間を開閉するように流路内を移動可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は流動体注出容器、すなわち液体等の流動体を収容し、その流動体を少量ずつ注出するようにした流動体注出容器に関するものである。
従来、例えば特許文献1、2に示されているように、液体等の流動体を収容し、その流動体を少量ずつ注出できるようにした流動体注出容器が知られている。特に特許文献1には、流動体を注出させるために押し操作される押圧部を備え、この押圧部の押圧操作を停止すると注出が停止するように構成された流動体注出容器が示されている。この流動体注出容器によれば、押圧操作を停止させるタイミング次第で、流動体の注出量を任意に設定可能であるされている。また特許文献2には、流動体の注出量を一定に設定可能とした流動体注出容器が示されている。この流動体注出容器は、流動体の注出に先行して容器全体を正立状態から倒立状態に変える操作を行うことにより、流動体の計量および注出を可能にしたものである。
実用新案第3197054公報 特開2020-83369号公報
しかし特許文献1に示された流動体注出容器には、押圧操作を停止させるタイミングが狂えば、流動体の注出量が所望量にならないという問題が認められる。また特許文献2に示された流動体注出容器には、流動体を一定量注出させるために、容器全体を正立状態から倒立状態に変える煩わしい操作が必要であるという問題が認められる。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、収容している流動体を、煩わしい操作を行わなくても、正確に一定量ずつ注出することができる流動体注出容器を提供することを目的とする。
本発明による一つの流動体注出容器は、
低粘度の流動体を収容し、一端に前記流動体を注出させる注出口が設けられた容器本体および、前記注出口を開閉する弁機構を備えてなる流動体注出容器において、
前記弁機構が、
前記注出口から前記容器本体の内部に至る流路において、該流路の前記容器内部に近い一部を開状態に維持するとともに該流路の前記注出口に近い一部を閉状態に維持する第1の位置と、該流路の容器内部に近い一部を閉状態にするとともに該流路の前記注出口に近い一部を開状態にする第2の位置との間を移動可能とされた弁体と、
常時、前記弁体を前記注出の向きと同じ向きに付勢して前記第1の位置に保持する付勢手段と、
弁操作時に、前記弁体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる弁操作体と、
から構成され、
前記注出口を下にして容器本体内の流動体を、前記流路の容器内部に近い一部から前記流路の前記注出口に近い一部に向けて、前記流路の中に一定量流入させ、その後前記弁操作体を前記付勢手段の付勢力に抗して押し込んで前記第2の位置に移動させることにより、前記流入した流動体を開状態にされた流路の前記注出口に近い一部から流出させて、前記注出口から注出させる、
構成とされたものである。
ここで、上記の「低粘度の流動体」とは液体を含むものであり、そして「低粘度」とは、具体的に2000cps(センチポアズ)以下の粘度を意味するものである。
なお、上記の流動体注出容器において、より具体的には、
前記流路の容器内部に近い一部が、容器本体の上端の開口部に固着された前記流路を構成する中空の固定部材の下端に固定された第1の弁座であり、
前記流路の前記注出口に近い一部が、前記中空の固定部材の内周面の一部に設けられた第2の弁座であり、
前記弁体が、前記第1の弁座と第2の弁座との間を移動可能とされており、
前記弁操作体が、前記中空の固定部材の中に該固定部材の長さ方向に延び、一端が前記弁体に固定され他端が前記容器本体の前記開口部外に露出され、該固定部材の長さ方向に移動可能に設けられた部材であり、
前記付勢部材が、該弁操作体を、前記弁体が前記第2の弁座を閉じる向きに付勢するものである、
ことが望ましい。
また、上記注出口は、弁操作体の上端の周囲に円環状に形成されていることが望ましい。
さらに上記の流動体注出容器において、より具体的には、
前記容器本体の上端の開口部に前記弁機構が設けられ、
該弁機構の前記弁操作体が、該弁操作体を操作する際に押下される前記開口部の上端を閉じた操作部を構成する蓋体と、該蓋体の中央において上方に突出して設けられた前記注出口を構成する注出孔を有する突起とを備え、
操作時には該突起に触れることなく前記操作部を押下可能に形成されていることが望ましい。
一方、本発明による別の流動体注出容器は、
低粘度の流動体を収容し、一端に前記流動体を注出させる注出口が設けられた容器本体および、前記注出口を開閉する弁機構を備えてなる流動体注出容器において、
前記弁機構が、
前記注出口から前記容器本体の内部に至る流路において、前記流路の一部を閉じる閉位置と、開く開位置との間を移動可能とされた弁体と、
常時、該弁体を前記閉位置に保持する付勢手段と、
弁操作時に、該弁体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記開位置に移動させる弁操作体と、
から構成され、
前記注出口を下にして弁操作体を操作することにより弁体を前記開位置に移動させて容器本体内の流動体を、前記注出口から注出させる、
構成とされたものである。
本発明による流動体注出容器においては、
弁機構が、
前記注出口から前記容器本体の内部に至る流路において、該流路の前記容器内部に近い一部を開状態に維持するとともに該流路の前記注出口に近い一部を閉状態に維持する第1の位置と、該流路の容器内部に近い一部を閉状態にするとともに該流路の前記注出口に近い一部を開状態にする第2の位置との間を移動可能とされた弁体と、
常時、前記弁体を前記注出の向きと同じ向きに付勢して前記第1の位置に保持する付勢手段と、
弁操作時に、前記弁体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる弁操作体と、
から構成され、
前記注出口を下にして容器本体内の流動体を、前記流路の容器内部に近い一部から前記流路の前記注出口に近い一部に向けて、前記流路の中に一定量流入させ、その後前記弁操作体を前記付勢手段の付勢力に抗して押し込んで前記第2の位置に移動させることにより、前記流入した流動体を開状態にされた流路の前記注出口に近い一部から流出させて、前記注出口から注出させる、
構成とされているので、弁体を上記第1の位置から第2の位置に移動させると、それら両位置の間の流路に保持されていた流動体が注出口側に送られて、注出口から注出する。そして、弁体が上記第2の位置に移動した時点で、この第2の位置において流路が閉じられるから、それ以降、容器本体内の流動体が該第2の位置から注出口側に流れることがない。そこで、上述の通りにして注出口から注出する流動体の量が常に一定の量となる。
また、上述のように弁体を第1の位置から第2の位置に移動させるには、普通に弁体を流路に沿って移動させればよく、特に容器本体の姿勢を変えたりする煩わしい操作は不要であるので、この流動体注出容器によれば、流動体を簡単に一定量ずつ注出することが可能になる。
そして、特に上記注出口が、弁操作体の上端の周囲に円環状に形成されている場合は、流動体が常に円環状の注出口から注出するので、この注出の向きに注意を払う必要がなくなる。よって、この流動体注出容器は、注出口の位置を確認することなく流動体を注出でき、例えば視覚に難のある人等も容易に使用できるものとなる。
本発明の第1実施形態による流動体注出容器の全体形状を示す側面図 図1の流動体注出容器を上部から見て示す平面図 図1の流動体注出容器を示す縦断面図 図1の流動体注出容器が図3とは別の状態にあるところを示す縦断面図 図3のA-A線に沿った部分の断面形状を示す横断面図 図4のB-B線に沿った部分の断面形状を示す横断面図 本発明の第2実施形態による流動体注出容器を示す縦断面図 図7の流動体注出容器が図7とは別の状態にあるところを示す縦断面図 本発明の第3実施形態による流動体注出容器を示す縦断面図 図9の流動体注出容器が図9とは別の状態にあるところを示す縦断面図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態による流動体注出容器1(以下、単に注出容器1という)を示す側面図であり、また図2はこの注出容器1を上方から見た場合の形状を示す平面図である。注出容器1は、例えば合成樹脂から形成された概略有底円筒状の容器本体2と、この容器本体2の上部に取り付けられた注出部3とを有する。なお有底円筒状の容器本体2は、底2aを有して内部に流動体である液状化粧料Lを貯えるものであり、図1に示すように底2aの上方(斜め上方も含む)に液状化粧料Lが載っている容器本体2の姿勢を「上向き」といい、その反対の姿勢を「下向き」ということにする。ここで、液状化粧料Lとしては例えば化粧水、乳液等が挙げられる。液状化粧料Lは低粘度の流動体の一例であるが、本発明で言うところの「低粘度の流動体」とは液体を含むものであり、そして「低粘度」とは、具体的に2000cps(センチポアズ)以下の粘度を意味する。
容器本体2は、そこから液状化粧料Lを注出させる際には、通常、下向きにして使用される。図3および図4は、このように下向きにされた容器本体2を、その長軸を通る面で切断して示す縦断面図であり、図3は注出部3から液状化粧料Lが注出しない状態を、図4は注出部3から液状化粧料Lが注出可能な状態をそれぞれ示している。以下、これらの図3および図4を参照して注出容器1の詳細構造を説明する。容器本体2は一端に、つまり図3および図4における下端に、液状化粧料Lを注出させるための例えば概略円筒状の首部2bを有する。この首部2bの外周面には雄ねじが形成されている。
一方注出部3は、被着部11、固定弁部12、弁体13および弁操作体14から構成されている。これらの要素11~14も、例えば合成樹脂から形成されている。被着部11は概略円筒状の中筒11aと、その外側に該中筒11aと同心状に一体成型された外筒11bとを有している。外筒11bの内周面には雌ねじが形成されており、この雌ねじを上記首部2bの雄ねじに螺合させることにより、被着部11が容器本体2の首部2bに被着、一体化されている。
中筒11aの内端部、つまり被着部11が容器本体2の首部2bに被着された状態において容器本体2側に位置する端部は、その他の部分よりも内径がやや大とされ、この内端部の中に、中央に円孔を有する概略円環状の固定弁部12が例えば嵌合等により固定されている。固定弁部12の円孔円孔周囲部分12aは、厚さが径外方から径内方に向かって次第に小さくなる形状とされている。つまりこの円孔円孔周囲部分12aの図中下面12bに沿った空間は、テーパ状となっている。
上記円孔周囲部分12aの図中下方の位置において中筒11aの内部には、弁体13が配設されている。この弁体13は、共に概略円板状の弁座部13aおよび連結部13bと、該弁座部13aと連結部13bとの間に有ってそれらよりも小径とされた中央部13cとを有する。これらの弁座部13a、連結部13bおよび中央部13cも、例えば合成樹脂から一体的に形成されている。弁体13は、中筒11aの中で該中筒11aの筒軸方向に、つまり図中で上下方向に移動自在とされている。
弁体13の図中下方には、弁操作体14が配設されている。弁操作体14は、操作部14aと、この操作部14aから弁体13の方に延びた2本のアーム14bと、付勢手段としての樹脂バネ14cとを有する。上記操作部14aは、例えば先端部がテーパ状とされた概略薄い円板状に形成されている。2本のアーム14bは操作部14aと一体的にして、該操作部14aの中心軸の周りに互いに180°(度)の角度間隔を置いた状態に形成されている。これらのアーム14bの先端部は、弁体13の連結部13bに係合、連結されている。樹脂バネ14cは、例えば円筒状の部材の中に、アーム14bを通過させる開口を有するバネ要素が複数並設されてなるものである。弁操作体14は上記中筒11aの内部に配されている。樹脂バネ14cの図中上部はこの中筒11a側に固定され、また樹脂バネ14cの図中下部は操作部14aに連結あるいは圧接されている。
なお図5には、上記被着部11の外筒11bおよびその内側の部分を、図3中のA-A線で切断した横断面形状を示している。同図には、弁操作体14の樹脂バネ14c(より詳しくは上記筒状の部材)およびアーム14bが示されている。また被着部11の中筒11aの内周面は、樹脂バネ14cの外径よりもやや大径とされている。それにより中筒11aは、その中で樹脂バネ14cを筒軸方向に移動可能に保持している。また中筒11aには、その内周面に沿った部分に筒軸方向に延びる複数の流路11cが形成されている。図3および図4において中筒11aは、この流路11cが見える状態に示されている。
また図6には、容器本体2の首部2bおよびその内側の部分を、図4中のB-B線で切断した横断面形状を示している。この位置において上記中筒11aは中心側に突出した例えば4つの凸部11dを有し、該凸部11dの内側で弁体13の連結部13bを筒軸方向に移動可能に保持している。凸部11d同士の間の部分は、中筒11aの筒軸方向に延びる複数の流路11eとされている。図3および図4において中筒11aは、上記凸部11dが見える状態に示されている。
以下、上記構成を有する注出容器1において、容器本体2から液状化粧料Lを注出させる操作について説明する。まず図3を参照して、この注出がなされない状態について説明する。なおここでは、注出がなされない場合もなされる場合も、注出容器1は下向きになっているものとして説明する。図3中の上部が中筒11a側に固定されている樹脂バネ14cは、いわゆる圧縮バネの状態となっており、その図中下部に連結あるいは圧接している操作部14aを図中で下方に付勢している。そこで、この操作部14aにアーム14bを介して連結している連結部13bも、つまりは弁体13も図3中で下方に付勢されている。この付勢の向きは、中筒11aの中から注出する液状化粧料Lの注出の向きと同じである。付勢されている連結部13bの図3中の下面は、中筒11aに形成された張り出し部11fに当接し、常時はこの状態が保たれる。
この図3に示す状態において、容器本体2に貯えられている液状化粧料Lは図中の矢印線Dで示すように、固定弁部12の中央円孔内を経て、弁体13の小径の中央部13cの周囲部分まで流入する。この液状化粧料Lは、図6に示した流路11e内にも満たされる。しかし、張り出し部11fは中筒11aの内周全部に亘って形成されているので、図3の状態のとき、液状化粧料Lが張り出し部11fから操作部14a側に通過することはない。
容器本体2から液状化粧料Lを注出させる際には、図4中の矢印線Uで示すように、弁操作体14の操作部14aが図中上方に、つまり容器本体2の方に、樹脂バネ14cの付勢力に抗して押し込まれる。この押し込み操作は、操作部14aを指先で押して行ってもよいし、あるいは掌等の皮膚の上に液状化粧料Lを注出させたい場合等は、その皮膚の上に容器本体2ごと操作部14aを押し付けて行ってもよい。
上記操作部14aの押し込み操作がなされると、この操作部14aとアーム14bを介して連結している弁体13も図中上方に、つまり容器本体2の方に移動する。すると、樹脂バネ14cの付勢力を受けている弁体13の弁座部13aが、固定弁部12の中央円孔の円孔周囲部分12aに弾力的に圧接する。より詳しくは、円孔周囲部分12aの下面12bの形状に合わせてテーパ状とされた弁座部13aの図中上面が、この下面12bに圧接する。これにより、固定弁部12と弁体13との間の隙間が遮断されるので、その後は上記隙間から液状化粧料Lが流出することはない。こうして上記遮断の時点で、弁座部13aよりも図中下方に、つまり中筒11aの先端側に存在する液状化粧料Lが一定量に保たれる。この一定量は具体的には、弁体13の弁座部13aおよび中央部13cの各外周面と固定弁部12との間の空間、並びに前述した中筒11aの内部の流路11e(図6参照)に存在する液状化粧料Lの合計量である。
この一定量の液状化粧料Lは、弁体13の連結部13bが中筒11aの張り出し部11fから離れたことにより、図4中の矢印線Dで示すように、この張り出し部11fの径内方の隙間を通って中筒11aの内部に流入し、そして中筒11aの先端から注出する。このように本実施形態では、中筒11aの先端が液状化粧料Lの注出口となっている。その後操作部14aの押し込みを止めれば、弁体13は樹脂バネ14cの付勢力によって、図3に示す位置に戻る。そこで容器本体2内の液状化粧料Lが、弁体13の弁座部13aと固定弁部12との間の隙間を通って容器本体2から流出し、次回の注出前に前述と同様にして一定量が保持されるようになる。
なお、図3に示されている弁体13の位置、図3に示されている弁体13の位置がそれぞれ、本開示で言うところの「第1の位置」、「第2の位置」である。つまり本実施形態では、液状化粧料Lの注出口である中筒11aの先端から容器本体2に至る液状化粧料Lの流路を考えたとき、この流路は、弁体13の弁座部13aと固定弁部12との間(該流路の容器本体2に近い一部)で開閉されると共に、弁体13の連結部13bと中筒11aの張り出し部11fとの間(該流路の注出口に近い一部)で開閉される。そして弁体13が図3に示されている位置にあるとき、弁体13の弁座部13aと固定弁部12との間が開状態にされると共に、弁体13の連結部13bと中筒11aの張り出し部11fとの間が閉状態にされる。一方、弁体13が図4に示されている位置にあるとき、弁体13の弁座部13aと固定弁部12との間が閉状態にされると共に、弁体13の連結部13bと中筒11aの張り出し部11fとの間が開状態にされる。また、上記の説明から明らかな通り、固定弁部12が本開示で言うところの「第1の弁座」であり、中筒11aの張り出し部11fが「第2の弁座」である。
本実施形態の注出容器1から液状化粧料Lを注出させる場合、操作部14aを押し込む操作は、先に述べたように操作部14aを指先で押して行ってもよいし、あるいは皮膚等の上に容器本体2ごと操作部14aを押し付けて行ってもよいが、後者の操作は、スタンプを押すように簡便かつ手早くできるので、より好ましいと言える。また本実施形態の注出容器1においては、常に操作部14aを押し込む向きと反対の向きに液状化粧料Lが注出される。そこで、この注出容器1を用いる場合は、注出の向きがスプレーノズルの向きに応じて変わるようなスプレー機構付き注出容器等を用いる場合とは異なって、注出の向きに細心の注意を払う必要がない。以上述べた効果は、後述する第2実施形態および第3実施形態の注出容器においても同様に得られるものである。
次に図7および図8を参照して、本発明の第2実施形態による注出容器20について説明する。なおこれらの図において、先に説明したものと同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する(以下、同様)。また、本実施形態の注出容器20は、第1実施形態の注出容器1と比べると、液状化粧料Lを注出させる注出口周りの構造の衛生性が改善された点に特徴があるので、図7および図8はこの注出口周りの構造を示している。
図7および図8は、下向きにされた注出容器20を、容器本体2の長軸を通る面で切断して示す縦断面図であり、図7は注出部3から液状化粧料Lが注出しない状態を、図8は注出部3から液状化粧料Lが注出可能な状態をそれぞれ示している。注出部3は、被着部21、固定弁部12、弁体23および弁操作体24を有している。これらの要素21、12、23、24も、例えば合成樹脂から形成されている。被着部21は概略円筒状の中筒21aと、その外側に該中筒21aと同心状に一体成型された外筒21bとを有している。外筒21bの内周面には雌ねじが形成されており、この雌ねじを容器本体2の首部2bの雄ねじに螺合させることにより、被着部21が首部2bに被着、一体化されている。なお中筒21aには、第1実施形態の中筒11aにおける張り出し部11fと同様の張り出し部21fが形成されている。
固定弁部12の形状は、基本的に第1実施形態におけるものと同様である。弁体23は、第1実施形態における弁体13の弁座部13aと同様の形状とされており、その図中の下面は平坦な面とされている。弁体23は、中筒21a内を筒軸方向つまり図中の上下方向に移動自在に保持されている。弁体23の図7に示されている位置、図8に示されている位置がそれぞれ、前述した第1の位置、第2の位置である。弁体23が第1の位置にあるとき、弁体23と固定弁部12との間が開状態にされると共に、弁体23と中筒21aの張り出し部21fとの間が閉状態にされる。一方、弁体23が第2の位置にあるとき、弁体23と固定弁部12との間が閉状態にされると共に、弁体23と中筒21aの張り出し部21fとの間が開状態にされる。
上述の通り、弁体23と固定弁部12とによって、また弁体23と中筒21aの張り出し部21fとによって弁機構が構成されている。そしてこの弁機構は、第1実施形態におけるのと同様に、容器本体2の開口部である中筒21aの上端に設けられている。なお、上記の「上端」とは、容器本体2を上向きにした場合の上端であり、以下、本実施形態の説明における上、下を、図示の状態ではなく、容器本体2を上向きにした状態について言う場合はその旨を明記する。
弁操作体24は、中筒21aの上端(容器本体2を上向きにした場合の上端)を閉じた蓋体24aと、この蓋体24aの中央において上方(容器本体2を上向きにした場合の上方)に突出して設けられた突起24bとを有する。蓋体24aは、突起24bが形成された部分以外は円環状に形成され、その外周部は円環の軸方向に起立した形状とされている。この起立した部分は、外筒21bに形成された環状溝内に収容されており、それにより蓋体24aは上記環状溝に沿って摺動して、図中の上下方向に移動自在とされている。蓋体24aは、外筒21aに圧縮状態で収容されたコイルバネ24cにより、図中下方に付勢されている。
突起24bは概略円筒状に形成されており、その図中下端部の内部空間24dは、液状化粧料Lの注出口を構成する注出孔とされている。この突起24bの図中上端部は、例えば180°(度)の角度間隔をおいて相対向する2つの凸部とされ、それらの凸部は弁体23に連結されている。したがって弁体23は、コイルバネ24cにより付勢された蓋体と共に図中下方に付勢されている。後述するように、液状化粧料Lは突起24bの内部空間24dから、図中で下向きに注出する。この注出の向きは、上記コイルバネ24cによる弁体23の付勢の向きと同じである。
上記構成を有する注出容器20において、弁体23が図7に示す第1の位置にある場合、液状化粧料Lは注出しない。この状態から、蓋体24aをコイルバネ24cによる付勢力に抗しつつ例えば指によって押し込むと、蓋体24aに連結している弁体23が図8に示す第2の位置に設定される。それにより、弁体23と固定弁部12との間に保持されていた一定量の液状化粧料Lが、弁体23と張り出し部21fとの間、および上記2つの凸部の間の空間を通って突起24bの内部空間24dに流入し、そして突起24bから外に注出する。
なお本実施形態において、内筒21aの張り出し部21fより図中上の部分は通常の円筒状とされているが、この円筒状の部分に、第1実施形態における流路11c(図5参照)と同様に筒軸方向に延びる複数の流路を設けて、一定量保持される液状化粧料Lの保持量をより多くしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の注出容器20においては、液状化粧料Lが注出することはない蓋体24aを押し込む操作により、液状化粧料Lを注出させることが可能である。つまり、液状化粧料Lが注出する突起24bには触れることなく、液状化粧料Lを注出させることが可能である。したがって、液状化粧料Lを注出させる際に指等が触れた液状化粧料Lが、注出容器20側に残って次回の注出時に注出されることが無くなり、液状化粧料Lを扱う上での衛生性が改善される。
次に図9および図10を参照して、本発明の第3実施形態による注出容器30について説明する。本実施形態の注出容器30は、第1実施形態の注出容器1および第2実施形態の注出容器20と比べると、弁機構が異なるものであるので、図9および図10はこの弁機構周りの構造を示している。
図9および図10は、下向きにされた注出容器30を、容器本体2の長軸を通る面で切断して示す縦断面図であり、図9は注出部3から液状化粧料Lが注出しない状態を、図10は注出部3から液状化粧料Lが注出可能な状態をそれぞれ示している。注出部3は、被着部31、弁体33および弁操作体34を有している。これらの要素31、33、34も、例えば合成樹脂から形成されている。被着部31は概略円筒状の中筒31aと、その外側に該中筒31aと同心状に一体成型された外筒31bとを有している。中筒31aと外筒21bとの間には環状溝が形成されており、この環状溝内に容器本体2の首部2bを嵌合させることにより、被着部31が上記首部2bに被着、一体化されている。
弁体33は、概略薄い円柱状に形成されており、その図中の下面は平坦な面とされている。弁操作体34は、概略薄い円柱状に形成された操作部34aと、この操作部34aから図中上方に延びるように形成されて、上端部が弁体33に連結された例えば2本のアーム34bと、図中の上端側が中筒31aに固定されて操作部34aを図中下向きに付勢する樹脂バネ34cとから構成されている。アーム34bは、外側から中筒31aによって囲まれており、中筒31a内においてその筒軸方向に移動自在となっている。アーム34bを介して操作部34aと連結されている弁体33は、操作部34aと同様に図中下向きに付勢されている。後述するように、液状化粧料Lは中筒31a内を、図中で下向きに注出する。この注出の向きは、上記樹脂バネ34cによる弁体33の付勢の向きと同じである。
上記構成を有する注出容器30において、常時は図9に示すように、付勢された弁体33の下面が、内筒31aの上端面31dに圧接するので、弁体33と内筒31aとの間が閉じられて、そこを液状化粧料Lが流れることはない。一方、操作部34aが樹脂バネ34cの付勢力に抗しつつ図中上方に押し込まれると、図10に示す状態となる。この状態では、弁体33の下面が内筒31aの上端面31dから離れるので、その離れた隙間を通って液状化粧料Lが図中下方に流れ、外筒31bから注出する。
この注出は、操作部34aが押し込まれている間は継続されるので、例えば掌やコットンなど塗布対象物の上に液状化粧料Lを注出するためにその掌で操作部34aが押し込んでいるような場合は、その押し込みを止めるタイミングを適宜調節することにより、液状化粧料Lの注出量を所望の適切な量とすることができる。
以上、流動体として液状化粧料Lを容器本体2に収容し、そこから注出させる場合について説明したが、本発明による流動体注出容器は液状化粧料以外の流動体、例えば養毛剤や薬品、飲料等を収容し、注出させる場合にも適用可能である。
1、20、30 流動体注出容器
2 容器本体
2a 容器本体の底
2b 容器本体の首部
3 注出部
11 被着部
11a 内筒
11b 外筒
11c、11e 内筒の流路
11d 内筒の凸部
11f 内筒の張り出し部
12 固定弁部
12a 固定弁部の内孔周囲部分
12b 固定弁部の下面
13 弁体
13a 弁体の弁座部
13b 弁体の連結部
13c 弁体の中央部
14 弁操作体
14a 弁操作体の操作部
14b 弁操作体のアーム
14c 弁操作体の樹脂バネ
21 被着部
21a 内筒
21b 外筒
21f 内筒の張り出し部
23 弁体
24 弁操作体
24a 弁操作体の蓋体
24b 弁操作体の突起
24c 弁操作体のコイルバネ
31 被着部
31a 内筒
31b 外筒
31d 内筒の上端面
34 弁操作体
34a 弁操作体の操作部
34b 弁操作体のアーム
34c 弁操作体の樹脂バネ

Claims (5)

  1. 低粘度の流動体を収容し、一端に前記流動体を注出させる注出口が設けられた容器本体および、前記注出口を開閉する弁機構を備えてなる流動体注出容器において、
    前記弁機構が、
    前記注出口から前記容器本体の内部に至る流路において、前記流路の前記容器内部に近い一部を開状態に維持するとともに前記流路の前記注出口に近い一部を閉状態に維持する第1の位置と、前記流路の前記容器内部に近い一部を閉状態にするとともに前記流路の前記注出口に近い一部を開状態にする第2の位置との間を移動可能とされた弁体と、
    常時、該弁体を前記注出の向きと同じ向きに付勢して前記第1の位置に保持する付勢手段と、
    弁操作時に、該弁体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる弁操作体と、
    から構成され、
    前記注出口を下にして前記容器本体内の前記流動体を、前記流路の前記容器内部に近い一部から前記流路の前記注出口に近い一部に向けて、前記流路の中に一定量流入させ、その後前記弁操作体を前記付勢手段の付勢力に抗して押し込んで前記第2の位置に移動させることにより、前記流入した流動体を開状態にされた前記流路の前記注出口に近い一部から流出させて、前記注出口から注出させる流動体注出容器。
  2. 前記流路の前記容器内部に近い一部が、前記容器本体の上端の開口部に固着された前記流路を構成する中空の固定部材の下端に固定された第1の弁座であり、
    前記流路の前記注出口に近い一部が、前記中空の固定部材の内周面の一部に設けられた第2の弁座であり、
    前記弁体が、前記第1の弁座と第2の弁座との間を移動可能とされており、
    前記弁操作体が、前記中空の固定部材の中に該固定部材の長さ方向に延び、一端が前記弁体に固定され他端が前記容器本体の前記開口部外に露出され、該固定部材の長さ方向に移動可能に設けられた部材であり、
    前記付勢部材が、該弁操作体を、前記弁体が前記第2の弁座を閉じる向きに付勢するものである請求項1に記載の流動体注出容器。
  3. 前記容器本体の上端の開口部に前記弁機構が設けられ、
    該弁機構の前記弁操作体が、該弁操作体を操作する際に押下される前記開口部の上端を閉じた操作部を構成する蓋体と、該蓋体の中央において上方に突出して設けられた前記注出口を構成する注出孔を有する突起とを備え、
    操作時には該突起に触れることなく前記操作部を押下可能に形成されている請求項1に記載の流動体注出容器。
  4. 低粘度の流動体を収容し、一端に前記流動体を注出させる注出口が設けられた容器本体および、前記注出口を開閉する弁機構を備えてなる流動体注出容器において、
    前記弁機構が、
    前記注出口から前記容器本体の内部に至る流路において、前記流路の一部を閉じる閉位置と、開く開位置との間を移動可能とされた弁体と、
    常時、該弁体を前記閉位置に保持する付勢手段と、
    弁操作時に、該弁体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記開位置に移動させる弁操作体と、
    から構成され、
    前記注出口を下にして前記弁操作体を操作することにより前記弁体を前記開位置に移動させて前記容器本体内の前記流動体を、前記注出口から注出させる流動体注出容器。
  5. 前記注出口が、前記弁操作体の上端の周囲に円環状に形成されている請求項1、2または4に記載の流動体注出容器。
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