JP6956399B2 - 海苔網の酸処理装置及び酸処理船 - Google Patents
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Description
海苔網を収容し、収容した前記海苔網を酸液で酸処理する海苔網収容槽と、
前記海苔網収容槽の長手方向における一方の端部の上端及び他方の端部の上端にそれぞれ前記長手方向に直交して回転自在に配備されていて、前記海苔網が含んでいる水分を前記海苔網から吸い取る第一吸液ローラ及び第二吸液ローラと、
前記第一吸液ローラ及び第二吸液ローラの下側で、周面をそれぞれ前記第一吸液ローラ及び第二吸液ローラの周面に当接させて回転自在に配備されている第一絞りローラ及び第二絞りローラと、
前記海苔網収容槽内の下側で、前記長手方向において前記一方の端部に近い側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第一海苔網巻取ローラと、
前記海苔網収容槽内の下側で、前記長手方向において前記他方の端部に近い側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第二海苔網巻取ローラと、
前記海苔網収容槽の前記長手方向における前記第一海苔網巻取ローラが配備されている位置と前記第二海苔網巻取ローラが配備されている位置との中間で、前記海苔網収容槽の上部側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第三吸液ローラと
を備える海苔網の酸処理装置。
前記第一吸液ローラ、前記第二吸液ローラ、前記第三吸液ローラは、多孔質素材からなる[1]の海苔網の酸処理装置。
海苔網が海中に展張されている海を移動しながら前記海苔網を掬い上げ、掬い上げた前記海苔網を船上に配備されている酸処理装置で酸処理する海苔網の酸処理船であって、
前記酸処理装置が[1]又は[2]の海苔網の酸処理装置である
海苔網酸処理船。
海中に展張されている海苔網の長手方向に進行し、前記海苔網を掬い上げ、前記掬い上げた海苔網を船上に配備されている酸処理装置で酸処理する海苔網の酸処理船であって、
前記酸処理装置は、前記海苔網を収容し、収容した前記海苔網を酸液で酸処理する海苔網収容槽を備えており、
前記酸処理船が進行する方向において前記海苔網収容槽の前方側に配備されている、前記海苔網から前記海苔網が含んでいる水分を除去する第一水分除去手段と、
前記酸処理船が進行する方向において前記海苔網収容槽の後方側に配備されている、前記海苔網から前記海苔網が含んでいる水分を除去する第二水分除去手段と
の中のいずれか一方または双方を備えている
海苔網酸処理船。
前記第一水分除去手段と、前記第二水分除去手段とは、
前記酸処理船が進行する方向に直交して前記酸処理船の上部に回転自在に配備されていて、前記海苔網が含んでいる水分を前記海苔網から吸い取る吸液ローラと、当該吸液ローラの下側で、周面を当該吸液ローラの周面に当接させて回転自在に配備されている絞りローラとを備えている水分除去手段、または、
前記酸処理船の上部に配備されていて前記海苔網に向けて空気を吹き付けて前記海苔網が含んでいる水分を除去する空気噴出装置からなる水分除去手段、
のいずれか、あるいは、これらの中のいずれかの組み合わせからなる
[4]の海苔網酸処理船。
前記吸液ローラは多孔質素材からなる[5]の海苔網酸処理船。
海苔網を収容し、収容した海苔網を酸液で酸処理する海苔網収容槽の一方の側の上部に、前記海苔網収容槽内に向かって移動している前記海苔網から前記海苔網が含んでいる水分(海水)を除去し、除去した前記水分(海水)が前記海苔網収容槽内に入らないようにする水分除去手段が配備されている、あるいは、
海苔網を収容し、収容した海苔網を酸液で酸処理する海苔網収容槽の他方の側の上部に、前記海苔網収容槽から出てきた前記酸処理を受けた前記海苔網から前記海苔網が含んでいる水分(酸液)を除去し、除去した前記水分(酸液)を前記海苔網収容槽内に戻すようにする水分除去手段が配備されている、あるいは、
これら双方の水分除去手段が配備されている構成からなり、これによって、海苔網を酸処理する際の活性処理剤の使用量が増加することを抑制するものである。
本発明の海苔網酸処理装置の実施形態の一例を図1〜図3を参照して説明する。
海苔網酸処理船の一実施形態は、海苔網が海中に展張されている海を移動しながら前記海苔網を掬い上げ、掬い上げた前記海苔網を船上に配備されている酸処理装置で酸処理する海苔網の酸処理船である。
海苔網酸処理船の他の実施形態は、海中に展張されている海苔網の長手方向に進行し、海苔網を掬い上げ、掬い上げた海苔網を船上に配備されている酸処理装置で酸処理する海苔網の酸処理船である。
図4(a)図示の海苔網酸処理船23aは、海苔網酸処理装置を構成する海苔網収容槽2と、第一水分除去手段25と、海苔網案内部材26と、を備えている。
図5図示の海苔網酸処理船23bは、図4に図示し、上述した海苔網酸処理船の構成に追加して、海苔網酸処理船が進行する方向において海苔網収容槽2の後方側である海苔網収容槽2の後方側の上端に第二水分除去手段29が配備されているものである。
図6図示の海苔網酸処理船23cは、図5の実施形態で説明した、海苔網酸処理船が進行する方向において海苔網収容槽2の後方側である海苔網収容槽2の後方側の上端に第二水分除去手段が配備されているもので、図4図示の実施形態で説明した、海苔網酸処理船が進行する方向において海苔網収容槽2の前方側に配備されていた第一水分除去手段25が配備されていない構成のものである。
図7(a)図示の海苔網酸処理船23dは、海苔網収容槽2と、第一水分除去手段25と、海苔網案内部材26と、第二水分除去手段29を備えている。
図8(a)、(b)図示の海苔網酸処理船23eは、第一水分除去手段25と、第二水分除去手段29のいずれとも、吸液ローラ30と、絞りローラ31とから構成される構造にしたものである。
図9図示の海苔網酸処理船23fは、図8図示の実施形態において、第二水分除去手段29を、図4図示の実施形態における第一水分除去手段25と同じく、圧縮空気を吹き付けて海苔網から水分を除去する機構にしたものである。
図10図示の海苔網酸処理船23gは、図8図示の実施形態において、第二水分除去手段29を採用していない構成にしたものである。
2 海苔網収容槽
3 第一吸液ローラ
4 第二吸液ローラ
5 第一絞りローラ
6 第二絞りローラ
7 第一海苔網巻取ローラ
8 第二海苔網巻取ローラ
9 第三吸液ローラ
10 第一ローラ
11 第二ローラ
12 ベルト
13 酸液
14 海苔網
23a、〜、23g 海苔網の酸処理船
24 船体
25 第一水分除去手段
26 海苔網案内部材
29 第二水分除去手段
30 吸液ローラ
31 絞りローラ
Claims (3)
- 海苔網を収容し、収容した前記海苔網を酸液で酸処理する海苔網収容槽と、
前記海苔網収容槽の長手方向における一方の端部の上端及び他方の端部の上端にそれぞれ前記長手方向に直交して回転自在に配備されていて、前記海苔網が含んでいる水分を前記海苔網から吸い取る第一吸液ローラ及び第二吸液ローラと、
前記第一吸液ローラ及び第二吸液ローラの下側で、周面をそれぞれ前記第一吸液ローラ及び第二吸液ローラの周面に当接させて回転自在に配備されている第一絞りローラ及び第二絞りローラと、
前記海苔網収容槽内の下側で、前記長手方向において前記一方の端部に近い側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第一海苔網巻取ローラと、
前記海苔網収容槽内の下側で、前記長手方向において前記他方の端部に近い側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第二海苔網巻取ローラと、
前記海苔網収容槽の前記長手方向における前記第一海苔網巻取ローラが配備されている位置と前記第二海苔網巻取ローラが配備されている位置との中間で、前記海苔網収容槽の上部側に前記長手方向に直交して回転自在に配備されている第三吸液ローラと
を備える海苔網の酸処理装置。 - 前記第一吸液ローラ、前記第二吸液ローラ、前記第三吸液ローラは、多孔質素材からなる請求項1記載の海苔網の酸処理装置。
- 海苔網が海中に展張されている海を移動しながら前記海苔網を掬い上げ、掬い上げた前記海苔網を船上に配備されている酸処理装置で酸処理する海苔網の酸処理船であって、
前記酸処理装置が請求項1又は2記載の海苔網の酸処理装置である
海苔網酸処理船。
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JP2017114533A JP6956399B2 (ja) | 2017-06-09 | 2017-06-09 | 海苔網の酸処理装置及び酸処理船 |
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