JP6953707B2 - 液体義歯洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、義歯のステイン汚れ除去効果が優れた液体義歯洗浄剤組成物に関する。
義歯に付着する汚れには、デンチャープラーク、食物残渣、ステイン(着色沈着物)、歯石等があり、これらを洗浄するために、義歯のブラッシングや義歯洗浄剤による洗浄が行われ、これらの両方を行うこともある。義歯は、歯のみならず口蓋粘膜や歯肉の部分が樹脂や金属で造られているため、汚れの対象となる面積が広く、汚れも目立ち易い。特に、義歯へのステインの付着は、衛生的・美的観点からも好ましくなく、ステイン汚れの除去は義歯洗浄剤の大きなターゲットとなっているが、唾液タンパク質に加えて食物等の外来性物質による修飾を受けて強固に付着したステイン汚れを満足に除去することは難しかった。
従来、義歯の洗浄に用いられる義歯洗浄剤は、過酸化物を主成分とする固体の洗浄剤を水に溶解し、溶解時に発泡するような発泡錠タイプのものが、保管性が良く作業も簡便であることから主流であり、例えば酸塩基反応により発泡する有機酸及び炭酸塩と、界面活性剤とを含有する固体の義歯洗浄剤が提案されている(特許文献1:特開平11−181500号公報)。
しかし、上記のような従来の固体タイプの洗浄剤は、一般的に1回分単位で個装されており、部分義歯のように義歯の大きさが個人で大きく異なる場合に使用量の調節ができないため、使用者の不満となることが多い。また、設定されている濃度範囲でかつ浸漬による化学洗浄だけでは、洗浄力が不十分であり、特に短時間でステイン汚れを除去する効果は低く、また、過酸化物による義歯劣化の心配があるだけでなく、仮に高濃度で浸漬洗浄した場合には義歯金属が変色する可能性もあった。
一方、部分義歯装着者の義歯装着パターンは多様化しつつある。日中外出など必要時のみ義歯を装着する者や、就寝中も義歯を装着し続ける24時間装着者も増えつつあり、これらのユーザーは、装着前や自分の歯を磨いている間など、従来から一般的であった一晩かけた洗浄ではなく、比較的短時間に義歯洗浄を行う場合がある。しかし、主流である固体タイプの従来の義歯洗浄剤は、水で希釈して長時間に亘って義歯を洗浄液に浸漬しなければならず、改善が望まれていた。即ち、短時間でも高いステイン洗浄力を発揮し、幅広く使用できる義歯洗浄剤が望まれていた。
このような点から、過酸化物や漂白剤を含まず義歯への適用が容易で、長時間の洗浄時間を必要としない、泡状の形態で提供される義歯洗浄剤が提案されている(特許文献2:特開2007−254471号公報)。しかし、この技術は、約50〜99%w/wの水相と約1〜50%w/wの水非混和性油相を含むエマルジョンであり、使用前に振り混ぜないと分離しているため、保存中の外観安定性が低く、効果を均一に持続させることも難しい。また、この義歯洗浄剤は、油相が多いために義歯に適用してブラッシングしている間にヌルつき等の不具合を感じる可能性がある。更に、漂白剤成分を含まず、洗浄液のpHも低いために、ブラッシングを併用してもステイン汚れに対する除去力は低い。
特開平11−181500号公報 特開2007−254471号公報 特開平6−183942号公報
従って、これらの課題を解決し、義歯洗浄剤組成物の汚れ除去効果を向上し、ステイン汚れをも除去する優れた除去効果を与える製剤の開発が望まれた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、義歯のステイン汚れ除去効果が優れた液体義歯洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、キレート剤であるヒドロキシエタンジホスホン酸と界面活性剤、特に特定のアニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤とを組み合わせると、特定のpH領域の液体義歯洗浄剤組成物において、義歯に付着したステイン汚れに対する洗浄力が向上し、ステイン汚れ除去効果が格段に優れることを見出した。即ち、本発明によれば、(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸と(B)界面活性剤とを含有し、20℃におけるpHが5〜9であることによって、義歯のステイン汚れ除去効果が優れる液体義歯洗浄剤組成物を提供できることを知見し、本発明をなすに至った。
キレート剤によるステイン汚れ除去力は十分ではなく、また、界面活性剤によるステイン汚れ除去力も十分ではないが、本発明では、(A)及び(B)成分を組み合わせると、pH5以上の特定領域の液体製剤において、意外にも、両成分が特異的かつ相乗的に作用し、義歯のステイン汚れを化学的に洗浄して除去する作用が増強し、格段に優れたステイン汚れ除去効果を奏する。更に、経時における製剤の均一性の低下や、香料成分の分離などによる層分離、濁り及び変色が抑制されて保存安定性が優れ、かつ、比較的短時間のすすぎによって義歯のぬるつきや苦味を抑制できる良好なすすぎ性を与え、洗浄後の義歯の変形といった劣化も防止される。
この場合、後述の比較例に示すように、(A)成分又は(B)成分の単独使用、あるいは(A)成分以外のキレート剤と(B)成分との併用では、いずれもステイン除去率が低いが、これに対して、後述の実施例に示すように、本発明においては、(A)及び(B)成分を併用すると、強固に付着したステインを高率で除去する優れたステイン汚れ除去効果を与える。また、本発明では、義歯洗浄剤に一般に使用されている過酸化物等を配合しなくても、義歯に対する十分なステイン汚れ除去力が得られ、汚れ除去効果が優れ、この場合は、過酸化物による義歯の劣化を心配することなく洗浄することもできる。
本発明の除去対象であるステインは、主に唾液タンパク質によって義歯面に形成されたペリクルと呼ばれる薄膜が口腔内環境で唾液あるいは食物、飲料、タバコヤニなど外来性の物質により修飾を受け、義歯面に強固に付着した着色性の汚れであり、物理的なブラッシングだけでは除去しにくい。本発明によれば、このようなステイン汚れに対する除去効果が優れる。
なお、特許文献3(特開平6−183942号公報)に開示された過酸化水素及びヒドロキシエタンジホスホン酸を含有する液体義歯洗浄剤は、pHが低く、これは過酸化水素及びヒドロキシエタンジホスホン酸によるタバコヤニ洗浄力の改善である。特許文献3から、pH5以上の領域で(A)及び(B)成分の併用によって、強固なステイン汚れをも除去する優れた汚れ除去効果を与えることは想起できない。
従って、本発明は、下記の液体義歯洗浄剤組成物を提供する。
〔1〕
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸、及び
(B)界面活性剤
を含有し、20℃におけるpHが5〜9であることを特徴とする液体義歯洗浄剤組成物。
〔2〕
(B)界面活性剤が、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上である〔1〕記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔3〕
(B)界面活性剤が、アルキルアミンオキシド及びアシルアミノ酸塩から選ばれる1種又は2種以上である〔2〕記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔4〕
アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数が12〜18であり、アシルアミノ酸塩のアシル基の炭素数が8〜18である〔3〕記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔5〕
アシルアミノ酸塩が、アシル基の炭素数が8〜18であるアシルグルタミン酸塩及びアシルアスパラギン酸塩から選ばれる〔3〕又は〔4〕記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔6〕
(A)成分を0.05〜5質量%、(B)成分を0.1〜10質量%含有する〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔7〕
(B)/(A)が、質量比として0.06〜50である〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔8〕
過酸化物を含有しない〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の液体義歯洗浄剤組成物。
〔9〕
超音波洗浄用である〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の液体義歯洗浄剤組成物。
本発明によれば、義歯のステイン汚れ除去効果が優れる液体義歯洗浄剤組成物を提供できる。この液体義歯洗浄剤組成物は、義歯のステイン汚れをも除去する、優れた汚れ除去効果を奏する。また、義歯を浸漬させることで、簡単かつ容易に比較的短時間で、しかも、義歯金属を痛めることなく、義歯に付着したステイン汚れを除去して満足に洗浄できる。更に、液体であるため、義歯の大きさに応じて使用量を調整し、経済的に有利に使用することも可能である。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の液体義歯洗浄剤組成物は、(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸及び(B)界面活性剤を含有し、20℃におけるpHが5〜9の領域であることを特徴とする。この液体義歯洗浄剤組成物は、液体形態(泡状形態ではない)で義歯に適用される。
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP)の配合量は、ステイン汚れ除去効果の点から、組成物全体の0.05〜5%(質量%、以下同様)が好ましく、より好ましくは0.1〜2%、更に好ましくは0.2〜2%である。配合量が多いほどステイン汚れ除去効果は高まるが、多く配合し過ぎないほうが製剤安定性の点からは好適である。5%を超えると、義歯洗浄剤の保存安定性が悪化する場合がある。
(B)界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤を使用できるが、好ましくはアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤である。より好ましい界面活性剤は後述の通りであり、ステイン汚れ除去効果の点から、アニオン性界面活性剤としてはアシルアミノ酸塩、両性界面活性剤としてはアルキルアミンオキシドが、特に好ましく、中でも、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミンオキシドが、好ましい。
なお、界面活性剤は、1種単独で、又は、効果発現の点で2種以上を組み合わせて使用し得る。
アニオン性界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アシルアミノ酸塩、アルキルリン酸塩を使用できる。中でも、ステイン汚れ除去力の点から、炭素数8〜18のアルキル硫酸塩、炭素数8〜18のα−オレフィンスルホン酸塩、アシル基の炭素数が8〜18であるアシルアミノ酸塩が好ましく、より好ましくは上記アシルアミノ酸塩である。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩が特に好ましい。
炭素数8〜18のアルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸塩、ミリストイル硫酸塩等が挙げられ、特にラウリル硫酸塩が好ましい。具体的には、東邦化学工業(株)製やBASF社製のラウリル硫酸ナトリウム等の市販品を用いることができる。
α−オレフィンスルホン酸塩の好ましい炭素数は8〜18、特に14〜16である。中でも、炭素数14のα−オレフィンスルホン酸塩、特にナトリウム塩(一般名;テトラデセンスルホン酸ナトリウム)が好ましい。具体的には、口腔用製剤に使用可能な市販品、例えばライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の商品名「KリポランPJ−400CJ(粉体)」や「リポランLB−440(液体)」を使用し得る。
アシルアミノ酸塩は、アシル基の炭素数が好ましくは8〜18、特に12〜16であり、かかる炭素数のアシル基を有するアシルグルタミン酸塩、アシルアスパラギン酸塩、アシルサルコシン塩、アシルタウリン塩等が挙げられる。具体的には、ラウロイルグルタミン酸塩、ミリストイルグルタミン酸塩、ラウロイルアスパラギン酸塩、ラウロイルサルコシン塩、ラウロイルメチルタウリン塩等が挙げられる。中でも、酸性アシルアミノ酸塩であるアシルグルタミン酸塩、アシルアスパラギン酸塩、特にアシルグルタミン酸塩が好ましく、とりわけラウロイルグルタミン酸塩が好ましい。塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩が特に好ましい。具体的には、旭化成ケミカルズ(株)製等の市販品を使用できる。
両性界面活性剤としては、アルキルアミンオキシド、ベタイン型両性界面活性剤が挙げられ、特にアルキルアミンオキシドが好ましい。
アルキルアミンオキシドとしては、好ましくはアルキル基の炭素数が12〜18、特に12〜16である、アルキルジメチルアミンオキシドを使用することができ、例えばラウリルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。具体的に、ラウリルジメチルアミンオキシドとして、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の商品名「カデナックスDM12D−W」等の市販品を使用し得る。
ベタイン型両性界面活性剤としては、例えば2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインや、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられ、中でも、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインとしては、商品名エナジコールC−40Hとしてライオン(株)より販売されている2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム水溶液、脂肪酸アミドプロピルベタインとしては、Degussa社製のヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインであるTEGO BETAIN CK、三洋化成工業(株)製のレボン2000等を用いることができる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリエチレングリコール型、とりわけポリオキシエチレンアルキルエーテル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。より好ましくは、アルキル基の炭素数が12〜20で、エチレンオキサイドの平均付加モル数(以下、E.O.付加モル数と略記する。)が10〜20モルのポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はE.O.付加モル数が5〜60モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を使用できる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、EMALEX HC−60、EMALEX HC−100(日本エマルジョン(株)製)、BLAUNON SR−705、707(青木油脂産業(株)製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、例えば、NIKKOL HCO−5、HCO−10、HCO−20、HCO−30(日光ケミカルズ(株)製)、ブラウノンRCW−20 OR(青木油脂産業(株)製)などが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキル(炭素数6〜20)トリメチルアンモニウム塩、ジアルキル(炭素数6〜20)ジメチルアンモニウム塩、及びアルキル(炭素数6〜20)ジメチルベンジルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩、アルキル(炭素数6〜20)アミン塩、アルキル(炭素数6〜20)アミンエチレンオキサイド付加物、アルキルピリジニウム塩等が例示される。
(B)界面活性剤の配合量は、組成物全体の0.1〜10%が好ましく、より好ましくは0.2〜6%である。0.1%以上であると、ステイン汚れ除去効果が十分に優れ、10%以下であると、十分かつ適度なすすぎ性が得られる。10%を超えると、義歯を洗浄後に水ですすいでも、ぬるつきが取れ難かったり、義歯装着時に苦味を感じる場合がある。
なお、上記(B)成分の配合量の範囲内において、上記した界面活性剤のそれぞれの配合量は、好ましくは上記(B)成分の配合量の範囲と同様である。
本発明において、(A)成分と(B)成分との配合割合を示す(B)/(A)は、質量比として0.06〜50が好ましく、より好ましくは0.15〜25である。この範囲内であると、ステイン汚れ除去効果がより優れ、更に製剤の保存安定性も優れる。(B)/(A)が0.06未満であったり、50を超える場合は、義歯洗浄剤の保存安定性が劣る場合がある。
本発明の液体義歯洗浄剤組成物には、上記成分に加えてその他の公知成分を必要に応じて配合できる。例えば、香料、溶剤、着色剤、殺菌剤等が挙げられる。
香料としては、スペアミント油、ペパーミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、シンナモンバーク油等の天然香料、及び、メントール、メントン、カルボン、エチルブチレート、バニリン、エチルマルトール、アネトール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、シネオール、オイゲノール、エチルバニリン、マルトール、リモネン、シトロネロール、リナロール、リナリールアセテート、メンチルアセテート、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、ジンジャーオレオレジン、クレオソール、dl−カンファー等の単品香料、更に、エチルアセテート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、ウンデカラクトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール等の単品香料及び/又は天然香料も含む各種調合香料等、口腔用製剤に用いられる公知の香料を通常量で使用することができる。
溶剤としては、通常、水(イオン交換水)が用いられるが、多価アルコールなどを5〜20%程度、添加することもできる。
着色剤としては、赤色2号、赤色3号、赤色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、緑色3号等の法定色素、カラメル色素、ベニバナ色素、クチナシ色素、コチニール色素、アナトー色素、雲母チタン、酸化チタン等が挙げられる。
殺菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール等の非イオン性殺菌剤が挙げられる。配合量は本発明の効果を妨げない範囲で有効量である。
なお、本発明では、義歯洗浄剤成分として一般に使用されている過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム等の過酸化物、次亜塩素酸又はその塩、亜硫酸塩などの酸化剤や漂白剤は、特に義歯の劣化防止の点から、配合しない(配合量0%)ほうがよい。配合する場合は、それぞれの配合量が0.03%以下、特に0.01%以下が好ましい。
本発明の液体義歯洗浄剤組成物は、20℃におけるpHが5〜9であり、好ましくは5.3〜8である。pHが5未満であると、ステイン汚れ除去効果が劣り、また、洗浄により義歯が変形するなどの悪影響を受ける。pHが9以上であると、製剤の保存安定性が悪化する。
pHはなりゆきでもよいが、pH調整剤を添加して調整してもよい。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩酸、リン酸又はその塩、クエン酸又はその塩、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ホウ酸又はその塩等が挙げられる。
本発明の液体義歯洗浄剤組成物は、通常の方法で使用することができ、液体義歯洗浄剤組成物を希釈することなくそのまま使用できるが、必要に応じて、液体義歯洗浄剤組成物を水で希釈した希釈液に義歯を浸漬し、使用してもよい。浸漬して洗浄した後は、必要に応じて水ですすいで使用することができる。なお、この場合、義歯を浸漬時には、(A)成分、(B)成分の使用濃度がそれぞれ上記した配合量範囲と同様の範囲内であることが望ましく、pHが上記範囲内であることが好ましく、これらを満たす希釈液が好適である。
即ち、本発明組成物は、希釈せずにそのまま使用するタイプでも、あるいは使用時に水で希釈し、義歯に適用する濃縮タイプでもよく、これらのタイプの製剤に調製し得る。
濃縮タイプとする場合は、水による希釈倍率が、使用性及び溶解性の点から、組成物の10〜100倍希釈、特に10〜50倍希釈したときに、(A)成分、(B)成分の濃度がそれぞれ上記使用濃度範囲内となるよう、製剤濃度を設計することが好ましい。また、希釈した時のpHが上記範囲内となるように設計することが好ましい。例えば、製剤中の(A)成分の濃度が5%以下、特に2%以下、(B)成分の濃度が10%以下、特に5%以下の濃縮タイプ製剤に調製し、使用する際には希釈後の水溶液中の(A)成分の濃度が0.05%以上、特に0.1%以上、(B)成分の濃度が0.1%以上、特に0.2%以上になるように設計できる。
義歯の浸漬時間は5分間以上とすることが好ましく、10分間以上がより好ましく、浸漬時間の上限は特に限定されないが、通常、8時間以内、特に6時間以内が好ましい。なお、歯ブラシなどで軽く汚れを落とした後に、本発明の液体義歯洗浄剤組成物を使用して義歯を浸漬すると更に効果的である。また、本発明組成物は、液体状で分散性が高いことから、希釈させた洗浄剤希釈液を用いて公知の超音波洗浄器を併用して洗浄しても良く、この場合、義歯の浸漬時間は15分間以内、特に5分間程度が好ましい。歯ブラシや超音波洗浄等を採用すると、より効率良く義歯汚れを除去できる。
以下、実施例及び比較例、処方例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量百分率を示す。
[実施例、比較例]
表1〜5に示す組成の液体義歯洗浄剤組成物を常法によって調製し、義歯洗浄液を得た。得られた義歯洗浄液をサンプルとして用い、下記の実験1−1、1−2に示す方法で評価を行った。結果を表に併記した。
なお、pHは水酸化ナトリウム(NaOH)で調整し、20℃で測定した。
使用した主原料を下記に示す。
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP):
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製(商品名:フェリオックス115−A)
(B)ラウリルジメチルアミンオキシド:
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製(商品名:カデナックスDM12D−W)
(B)ラウロイルグルタミン酸ナトリウム:
旭化成ケミカルズ(株)製(商品名:アミノサーファクトALMS−P1)
(B)ミリストイルグルタミン酸ナトリウム:
旭化成ケミカルズ(株)製(商品名:アミノサーファクトAMMS−P1)
(B)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム:
旭化成ケミカルズ(株)製(商品名:アミノファーマーFLMS−P1)
(B)ラウリル硫酸ナトリウム:東邦化学工業(株)製
(B)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液):
三洋化成工業(株)製(商品名:レボン2000)
(B)ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油
日光ケミカルズ(株)製(商品名:NIKKOL HCO−20)
エチレンジアミン四酢酸(比較品)
和光純薬工業(株)製
クエン酸(比較品)
和光純薬工業(株)製
実験1−1:ステイン汚れ除去効果〈1−1〉の評価
(1)タンニン鉄ステイン付着アクリル板1の作製方法
アクリル板表面((株)クラレ製、縦10mm×横10mm×厚さ5mm)をサンドブラストにて処理後、中性洗剤を入れた超音波洗浄器(商品名:超音波洗浄器AU−80C、アイワ医科工業(株)製)に5分間かけ、水ですすいで洗浄した。前記超音波洗浄を3回繰り返した後、自然乾燥し、タンニン鉄ステイン付着前のアクリル板のLab値(L0)を測定した。上記のアクリル板に対し、0.5%アルブミン水溶液→タンニン抽出液→0.6%クエン酸鉄(III)アンモニウム水溶液という順番で、これらに30分間ずつ繰り返し浸漬する操作を3回繰り返し、常温で1日風乾した後、流水で洗浄し、再び風乾して着色アクリル板1を作製した。なお、タンニン抽出液は、沸騰させたイオン交換水1,200mL中に、日本茶((株)伊藤園製)50g、紅茶(リプトン社製、ブリスクティーバック)5袋、インスタントコーヒー(ネスレ社製、ネスカフェ)12gを入れて一晩放置し、日本茶及び紅茶をろ過にて取り除き作製した。
作製した着色アクリル板1の表面の色を測定し、その値をLab値(L1)とした。
(2)タンニン鉄ステイン除去効果〈1−1〉の評価方法
サンプルの義歯洗浄液約50gをビーカーに入れ、上記(1)にて作製したタンニン鉄ステイン付着アクリル板1を5分間浸漬し、流水下ですすいで洗浄し、乾燥した後のアクリル板1のLab値(L2)を測定した。以下の式より、タンニン鉄ステイン除去率を求めた。
タンニン鉄ステイン除去率(%)=〔(L1−L2)/(L1−L0)〕×100
(3)洗浄力の評価基準
タンニン鉄ステイン除去率から以下の評価基準に従い、ステイン汚れ除去効果を評価した。
評価基準
A:タンニン鉄ステイン除去率70%以上
B:タンニン鉄ステイン除去率60%以上70%未満
C:タンニン鉄ステイン除去率50%以上60%未満
D:タンニン鉄ステイン除去率30%以上50%未満
E:タンニン鉄ステイン除去率30%未満
実験1−2:ステイン汚れ除去効果〈1−2〉の評価
(1)タンニン鉄ステイン付着アクリル板2(濃いステイン汚れ)の作製方法
アクリル板表面((株)クラレ製、縦10mm×横10mm×厚さ5mm)をサンドブラストにて処理後、中性洗剤を入れた超音波洗浄器(商品名:超音波洗浄器AU−80C、アイワ医科工業(株)製)に5分間かけ、水ですすいで洗浄した。前記超音波洗浄を3回繰り返した後、自然乾燥し、タンニン鉄ステイン付着前のアクリル板のLab値(L0)を測定した。上記のアクリル板に対し、0.5%アルブミン水溶液→タンニン抽出液→0.6%クエン酸鉄(III)アンモニウム水溶液という順番で、これらに30分間ずつ繰り返し浸漬する操作を10回繰り返し、常温で1日風乾した後、流水で洗浄し、再び風乾して着色アクリル板2を作製した。なお、タンニン抽出液の作製方法は実験1−1と同様である。
作製した着色アクリル板2の表面の色を測定し、その値をLab値(L1)とした。
(2)タンニン鉄ステイン除去効果〈1−2〉の評価方法
サンプルの義歯洗浄液約130mLを超音波洗浄器の洗浄槽に注ぎ入れた後、上記方法にて作製したタンニン鉄ステイン付着アクリル板2を浸漬し、5分間の超音波洗浄処理(周波数:42kHz、出力:17W)を行った。超音波洗浄処理後、流水下ですすいで洗浄し、乾燥した後のアクリル板2のLab値(L2)を測定した。以下の式より、タンニン鉄ステイン除去率を求めた。
タンニン鉄ステイン除去率(%)=〔(L1−L2)/(L1−L0)〕×100
(3)洗浄力の評価基準
タンニン鉄ステイン除去率から以下の評価基準に従い、アクリル板のステイン汚れ除去効果を評価した。
評価基準
A:タンニン鉄ステイン除去率70%以上
B:タンニン鉄ステイン除去率50%以上70%未満
C:タンニン鉄ステイン除去率30%以上50%未満
D:タンニン鉄ステイン除去率30%未満
更に、表1〜4に示す組成の液体義歯洗浄剤組成物については、下記の実験2〜5に示す方法でも評価した。結果を各表の下欄に別表として併記した。
実験2:義歯洗浄剤の保存安定性の評価
サンプルの義歯洗浄液約78gをフタつきの80mL透明PET容器に充填し、低温(−5℃)条件下にて1ヶ月間静置して保存後に室温に戻したときの外観安定性(均一性の変化・沈殿物の有無・層分離の有無・変色の有無)を、下記の評価基準で評価した。
評価基準
A:均一性・層分離・濁り・変色の全ての項目で変化が認められなかった
B:均一性・層分離・濁り・変色のいずれかの項目で品質上問題にならないレベル
の変化が認められた
C:均一性・層分離・濁り・変色のいずれかの項目で品質上僅かな問題となる変化
が認められた
D:均一性・層分離・濁り・変色のいずれかの項目で品質上大きな問題となるレベ
ルの変化が認められた
実験3:義歯の変形の評価
サンプルの義歯洗浄液48gをフタ付きの透明ガラス容器に充填し、その中に義歯材料であるアクリルレジン(商品名:アクロン、ジーシー製)にて作製したブロック(縦20mm×横30mm×厚さ5mm)を浸漬し、40℃条件下にて1ヶ月間静置した。その後、ブロックを取り出し、水洗して乾燥後、質量を測定した。浸漬前の初期質量及び浸漬処理後の質量をそれぞれM1、M2とし、下記式に従って義歯の変形率を求めた。
義歯の変形率(%)=(M1−M2)/M1×100
評価基準
A:義歯の変形率が3%未満
B:義歯の変形率が3%以上5%未満
C:義歯の変形率が5%以上7%未満
D:義歯の変形率が7%以上
実験4:すすぎ後のぬるつきの評価
サンプルの義歯洗浄剤約200mLを300mLガラスビーカーに入れ、その中に部分義歯模型(型番:#D007磁性アタッチメント(上顎フル)、(株)クエスト製)を室温にて5分間浸漬した。その後、部分義歯模型を取り出し、流水下ですすいだときのぬるつきについて、下記の評価基準で官能評価を行った。
評価基準
A:義歯のぬるつきが5秒未満のすすぎで感じられなくなる
B:義歯のぬるつきが5秒以上10秒未満のすすぎで感じられなくなる
C:義歯のぬるつきが10秒以上15秒未満のすすぎで感じられなくなる
D:義歯のぬるつきが15秒以上30秒以下すすいだ後に感じられなくなる
実験5:装着時の苦味の評価
サンプルの義歯洗浄剤約100mLを150mLガラスビーカーに入れ、その中に透明アクリル板((株)クラレ、縦20mm×横30mm×厚さ2mm)を室温にて5分間浸漬した。その後、透明アクリル板を取り出し、流水下で10秒間すすいだ後、口腔内に入れ、その際に感じた苦味について下記の評価基準に基づき官能評価した。
評価基準
A:苦味が全く感じられない
B:苦味がほとんど感じられない
C:苦味がやや感じられて気になる
D:苦味が強く感じられて気になる
Figure 0006953707
Figure 0006953707
Figure 0006953707
Figure 0006953707


Figure 0006953707

*;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインの純分量。
**;参考例。
Figure 0006953707
以下、処方例を示す。使用原料は上記と同様である。
[処方例1]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 3%
(B)ラウリルジメチルアミンオキシド 6
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0、(B)/(A)=2.0
[処方例2]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 2%
(B)ラウリルジメチルアミンオキシド 3
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0
(B)/(A)=1.5
[処方例3]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 2%
(B)ラウリルジメチルアミンオキシド 1
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0、(B)/(A)=0.5
[処方例4]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 3%
(B)ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 6
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0、(B)/(A)=2.0
[処方例5]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 2%
(B)ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 3
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0、(B)/(A)=1.5
[処方例6]義歯洗浄剤
(A)ヒドロキシエタンジホスホン酸 2%
(B)ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 1
安息香酸ナトリウム 0.5
水酸化ナトリウム 適量
水 残
合計 100%
pH=6.0、(B)/(A)=0.5

Claims (10)

  1. (A)ヒドロキシエタンジホスホン酸、及び
    (B)シルアミノ酸塩、アルキルアミンオキシド、脂肪酸アミドプロピルベタイン及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤
    を含有し、20℃におけるpHが5〜9であることを特徴とする液体義歯洗浄剤組成物。
  2. (B)界面活性剤が、シルアミノ酸塩、アルキルアミンオキシド及び脂肪酸アミドプロピルベタインから選ばれるものである請求項1記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  3. (B)界面活性剤が、アルキルアミンオキシド及びアシルアミノ酸塩から選ばれるものである請求項2記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  4. アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数が12〜18であり、アシルアミノ酸塩のアシル基の炭素数が8〜18である請求項1〜3のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  5. アシルアミノ酸塩が、アシル基の炭素数が8〜18であるアシルグルタミン酸塩及びアシルアスパラギン酸塩から選ばれる請求項1〜4のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  6. (A)成分を0.05〜5質量%、(B)成分を0.1〜10質量%含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  7. (B)/(A)が、質量比として0.06〜50である請求項1〜6のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  8. 義歯のステイン汚れ除去用である請求項1〜7のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  9. 過酸化物を含有しない請求項1〜8のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
  10. 超音波洗浄用である請求項1〜9のいずれか1項記載の液体義歯洗浄剤組成物。
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