JP6400931B2 - 義歯洗浄剤 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄後の義歯に香りを付与でき、しかも優れた保存安定性を備える錠剤状の義歯洗浄剤に関する。より具体的には、本発明は、洗浄後の義歯に香りを付与でき、しかも、優れた保存安定性を備え、経時的な香りの変質や錠剤表面のシミの発生を抑制できる錠剤状の義歯洗浄剤に関する。
義歯は、歯が欠損した際に用いられ、歯の欠損の状態に応じて総義歯、部分床義歯等の様々な形態のものが利用されている。義歯には細菌、バイオフィルム、その他沈着物等が付着し易く、洗浄せずに放置しておくと、口臭の原因になるだけでなく、齲蝕、歯周病等の口腔内疾患を誘発する一因になることがある。そのため、口腔ケアの一環として、義歯を洗浄し清潔に保つことが不可欠である。義歯に付着した細菌や汚れは、ブラシによる清掃では個人の技能によっては十分に除去できず、また義歯を傷つけてしまうことがあるため、義歯洗浄剤が使用されている。
従来の義歯洗浄剤は、漂白剤、発泡剤等を配合した錠剤が主流であり、義歯の洗浄は、通常、義歯洗浄剤を水又はお湯に投入し、そこに義歯を浸漬させる方法によって行われている。しかしながら、従来の義歯洗浄剤では、洗浄後の義歯を目視で確認しても、漂白剤による洗浄効果を実感し難いため、使用者にとって十分な満足感が得られないという欠点があった。
特表平9−505297号公報
本発明者等は、義歯の洗浄後に洗浄効果を実感し易く、高い満足感が得られる義歯洗浄剤について種々の検討を行ったところ、従来の錠剤状の義歯洗浄剤に、ミントノートを有する香料を配合することによって洗浄後の義歯に香りを付与すると、高い洗浄効果を実感でき、使用者にとって満足感が高まることを見出した。
近年、消費者の嗜好性の多様化に伴って、香調に対するニーズも多様化している。そのため、洗浄後の義歯に、ミントノート以外の香調の香りを付与できる義歯洗浄剤の開発も求められる。しかしながら、従来の錠剤状の義歯洗浄剤にミントノート以外の香調を有する香料を配合すると、香料が漂白剤の影響を受けて、経時的に香りの変質や減退が生じ、更には錠剤表面にシミが生じるという新たな課題に直面した。
従来、漂白剤と香料を義歯洗浄剤に安定に配合する場合には、漂白剤と香料を別々の層に別けて多層形態の錠剤として成形する手法が知られているが(特許文献1参照)、このような手法では、製造工程が煩雑になるという問題点がある。また、錠剤状の義歯洗浄剤中の香料の含有量を単純に増加させるだけでは、経時的な香料の変質や減退を抑制することはできず、錠剤表面のシミ発生の問題がより一層顕在化する結果を招くことになる。
そこで、本発明の目的は、洗浄後の義歯にミントノート以外の香調の香りを付与でき、しかも優れた保存安定性を備え、経時的な香りの変質や錠剤表面のシミの発生を抑制できる錠剤状の義歯洗浄剤を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、(A)シリカ、(B-1)過硫酸水素塩、(B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩、並びに(C)ミントノート以外の香調の香料0.9重量%以上を含有させた錠剤状の義歯洗浄剤は、洗浄後の義歯にミントノート以外の香調の香りを付与でき、しかも優れた保存安定性を備え、経時的な香りの変質や錠剤表面のシミの発生を抑制できることを見出した。更に、前記錠剤状の義歯洗浄剤において、(C)ミントノート以外の香調の香料を(A)シリカに含浸させた状態で含有させることにより、経時的な香りの変質や減退をより一層効果的に抑制でき、格段に優れた保存安定性を備え得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の義歯洗浄剤を提供する。
項1. (A)シリカ、(B-1)過硫酸水素塩、(B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩、並びに(C)ミントノート以外の香調の香料0.9重量%以上を含有し、錠剤状であることを特徴とする、義歯洗浄剤。
項2. 前記(A)成分100重量部に対して、前記(C)成分が45〜200重量部含まれる、項1に記載の義歯洗浄剤。
項3. 前記(A)成分100重量部に対して、前記(B-1)成分及び(B-2)成分の合計量が1000〜11111重量部である、項1又は2に記載の義歯洗浄剤。
項4. 前記(C)成分が、フローラルノート、フルーティーノート、ハーバルノート、グリーンノート、又はウッディノートの香調の香料である、項1〜3のいずれかに記載の義歯洗浄剤。
項5. 前記(C)成分が前記(A)成分に含浸された状態で含まれる、項1〜4のいずれかに記載の義歯洗浄剤。
項6. 前記(C)成分が0.9〜2.0重量%含まれる、項1〜5のいずれかに記載の義歯洗浄剤。
項7. 項1〜6のいずれかに記載の義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する、義歯洗浄方法。
本発明の義歯洗浄剤は、洗浄後の義歯に香りを付与できるので、使用者に洗浄効果を実感させて、満足感を高めることができる。また、本発明の義歯洗浄剤は、優れた保存安定性を備えており、経時的な香りの変質や錠剤表面のシミの発生を抑制することができる。
本発明の義歯洗浄剤は、(A)シリカ、(B-1)過硫酸水素塩、(B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩、及び(C)ミントノート以外の香調の香料0.9重量%以上を含有し、錠剤状であることを特徴とする。以下、本発明の義歯洗浄剤について詳述する。
[含有成分]
(A)シリカ
本発明の義歯洗浄剤は、シリカ(以下、(A)成分と表記することもある)を含有する。本発明の義歯洗浄剤において、シリカは保存安定性の向上に寄与する成分である。シリカとは、二酸化ケイ素、又は二酸化ケイ素によって構成される物質の総称である。
本発明の義歯洗浄剤における(A)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.1〜3.0重量%、好ましくは0.45〜2.0重量%、より好ましくは1.0〜2.0重量%が挙げられる。(A)成分の含有量が前記範囲を充足することによって、製造時の打錠性等に悪影響を及ぼすことなく、保存安定性を効果的に向上させることができる。
(B)酸素系漂白剤
本発明の義歯洗浄剤は、漂白剤として、過硫酸水素塩(以下、(B-1)成分と表記することもある)と、過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩(以下、(B-2)成分と表記することもある)を含有する。本発明の義歯洗浄剤において、過硫酸水素塩と、過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩は、酸素系漂白剤として義歯の洗浄に寄与すると共に、保存安定性の向上にも寄与する。
((B-1)過硫酸水素塩)
過硫酸水素塩としては、義歯洗浄剤の成分として使用可能なものである限り特に制限されないが、例えば、過硫酸水素ナトリウム、過硫酸水素カリウム、過硫酸水素リチウム等の過硫酸水素のアルカリ金属塩;過硫酸水素アンモニウム、過硫酸水素バリウム等が挙げられる。また、これらの過硫酸水素塩は水和物であってもよい。これらの過硫酸水素塩の中でも、好ましくは過硫酸水素のアルカリ金属塩、更に好ましくは過硫酸水素ナトリウムが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤において、過硫酸水素塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の義歯洗浄剤における(B-1)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、10〜40重量%、好ましくは11〜36重量%が挙げられる。
((B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩)
過ホウ酸塩としては、義歯洗浄剤の成分として使用可能なものである限り特に制限されないが、例えば、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム等の過ホウ酸のアルカリ金属塩;過ホウ酸アンモニウム等が挙げられる。また、これらの過ホウ酸塩は水和物であってもよい。これらの過ホウ酸塩の中でも、好ましくは過ホウ酸のアルカリ金属塩、更に好ましくは過ホウ酸ナトリウムが挙げられる。これらの過ホウ酸塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、過炭酸塩としては、義歯洗浄剤の成分として使用可能なものである限り特に制限されないが、例えば、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等の過炭酸のアルカリ金属塩、過炭酸アンモニウム等が挙げられる。また、これらの過炭酸塩は水和物であってもよい。これらの過炭酸塩の中でも、好ましくは過炭酸のアルカリ金属塩、更に好ましくは過炭酸ナトリウムが挙げられる。これらの過炭酸塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の義歯洗浄剤は、(B-2)成分として、過ホウ酸塩又は過炭酸塩のいずれか一方を単独で使用してもよく、またこれらの双方を組わせて使用してもよい。(B-2)成分の中でも、保存安定性をより一層向上させるという観点から、好ましくは過ホウ酸塩、より好ましくは過ホウ酸のアルカリ金属塩、更に好ましくは過ホウ酸ナトリウムが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤における(B-2)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、5〜25重量%、好ましくは9〜25重量%、より好ましくは9〜20重量%、更に好ましくは9〜14重量%が挙げられる。
((B-1)過硫酸水素塩と(B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩の比率等)
本発明の義歯洗浄剤において、前記(B-1)成分と(B-2)成分の比率については、特に制限されないが、保存安定性をより一層向上させるという観点から、前記(B-1)成分100重量部に対して、前記(B-2)成分が、通常12.5〜250重量部、好ましくは22.5〜166重量部、より好ましくは22.5〜100重量部、更に好ましくは38〜82重量部が挙げられる。
また、前記(A)成分に対する前記(B-1)成分と(B-2)成分の総量の比率についても、特に制限されないが、保存安定性をより一層向上させるという観点から、前記(A)成分100重量部に対して、前記(B-1)成分と(B-2)成分の合計量が、通常1000〜11111重量部、好ましくは1000〜4444重量部が挙げられる。
(C)ミントノート以外の香調の香料
本発明の義歯洗浄剤は、ミントノート以外の香調の香料(以下、(C)成分と表記することもある)を含有する。
ミントノートの香調の香料とは、いわゆるハッカの香りであって、爽快感のある香調を呈する香料であり、ペパーミントオイル、スペアミントオイル等のハッカ属植物の精油、メントール、カルボン、メチルアセテート等から構成される。即ち、本発明の義歯洗浄剤に含有される香料は、当該ミントノートの香調の香料以外であればよい。
本発明の義歯洗浄剤に使用される香料としては、具体的には、フローラルノート、フルーティーノート、ハーバルノート、グリーンノート、ウッディノート、アニマルノート、バルサムノート、ハニーノート、マリンノート等の香調の香料が挙げられる。これらの香料の中でも、好ましくは、フローラルノート、フルーティーノート、ハーバルノート、グリーンノート、及びウッディノートの香調の香料が挙げられる。香調の違いにより香料に含有される成分や組成は異なっており、香調毎の香料の成分や組成については公知である(例えば、香りの手帖(1)−香調について− Perfumery Notebook(1) 広山 均,季刊香料 No.180 平成5年(1993年)12月 p39-48;香りの手帖(2)−香調について− Perfumery Notebook(2) 広山 均,季刊香料 No.181 平成6年(1994年)3月 p47-52等参照)。これらの香調の香料は、天然香料、合成香料、又はこれらの組み合わせのいずれであってもよく、また単品香料又は調合香料のいずれであってもよい。
フローラルノートの香調の香料とは、いわゆる花の香りの香調を呈する香料であり、例えば、花精油(ラベンダーオイル等)、ヒドロキシシトロネラール、ターピネオール、ヘリオトロピン、スチアリルアセテート等を少なくとも1種含有させることにより構成される。
フルーティーノートの香調の香料とは、いわゆる果物の香りの香調を呈する香料であり、例えば、柑橘系フルーツの果皮を圧搾して得られた精油、シトラール、ヌークケトン、γ−ウンデカラクトン、γ−デカラクトン、アルデヒドC16、ヒドロキシフェニルブタノン、イソアミルアセテート、アリルイオノン、アリルカプロエート、メチルアンスラニレート、トランス−2−ヘキサノール、ガンマ−ノナラクトン、ジヒドロミルセノール等を少なくとも1種含有させることにより構成される。
ハーバルノートの香調の香料とは、草のような小さな植物で芳香を持った植物の香りの香調を呈する香料であり、例えば、ローズマリー、バジル、ラベンダー、マリーゴールド等の植物の精油等を少なくとも1種含有させることにより構成される。
グリーンノートの香調の香料とは、木々の葉の緑の葉を揉みつぶした時の香りを呈する香料であり、例えば、植物精油、フェニルプロピルアルコール、メチルヘプチンカーボネート等を少なくとも1種含有させることにより構成される。
ウッディノートの香調の香料とは、森や朝露のおりた牧場の朝を想起させる香りを呈する香料であり、例えば、サンダルウッド、パチュリ、シダーウッド、ベチバー、モス類等の植物精油、イオノン類、メチルイオノン類等を少なくとも1種含有させることにより構成される。
これらの香料の中でも、洗浄後の義歯に香りをより一層効果的に付与しつつ、より一層優れた保存安定性を備えさせるという観点から、特に好ましくはフルーティーノート、フローラルノート、及びハーバルノートの香調の香料が挙げられる。
また、本発明の義歯洗浄剤において、(C)成分は、前記(A)、(B-1)、及び(B-2)成分と混合された状態で存在してもよいが、前記(A)成分に含浸させた状態で存在させると、保存安定性をより一層向上させることができるので好ましい。
発明の義歯洗浄剤において、(C)成分の含有量は0.9重量%以上に設定される。このように香料を高含有量に設定することにより、洗浄後の義歯に香りを付与することが可能になる。洗浄後の義歯に香りをより一層効果的に付与しつつ、より一層優れた保存安定性を備えさせるという観点から、発明の義歯洗浄剤における(C)成分の含有量として、好ましくは0.9〜2.0重量%、より好ましくは0.9〜1.5重量%、更に好ましくは1.0〜1.5重量%が挙げられる。
また、前記(A)成分に対する前記(C)成分の比率についても、特に制限されないが、保存安定性をより一層向上させるという観点から、前記(A)成分100重量部に対して、前記(C)成分が、通常45〜200重量部、好ましくは90〜150重量部、より好ましくは100〜150重量部が挙げられる。
また、前記(B-1)成分と(B-2)成分の総量に対する前記(C)成分の比率についても、特に制限されないが、保存安定性をより一層向上させるという観点から、前記(B-1)成分と(B-2)成分の合計量100重量部に対して、前記(C)成分が、通常1〜10重量部、好ましくは1.8〜6.25重量部、より好ましくは2.8125〜6.25重量部、更に好ましくは3.125〜6.25重量部が挙げられる。
発泡剤
本発明の義歯洗浄剤は、義歯に対する物理的な洗浄効果を与えるために、発泡剤が含まれていることが好ましい。
本発明の義歯洗浄剤に使用される発泡剤としては、特に制限されず、義歯洗浄剤で通常使用されるもの(即ち、水中で二酸化炭素を発生できるもの)を広く用いることができる。
発泡剤として、具体的には、炭酸塩、炭酸水素塩、及びこれらの複塩の少なくとも1種(以下、炭酸化合物と表記することもある)と、酸との組み合わせが例示される。炭酸塩としては、特に制限されないが、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸のアルカリ金属塩が挙げられる。炭酸水素塩としては、特に制限されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素のアルカリ金属塩が挙げられる。炭酸塩と炭酸水素塩の複塩としては、特に制限されないが、例えば、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられる。これらの炭酸化合物は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、酸としては、特に制限されないが、例えば、クエン酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルコン酸、コハク酸、サリチル酸、シュウ酸等の有機酸;リン酸、スルファミン酸等の無機酸等が挙げられる。これらの酸は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
発泡剤を構成する炭酸化合物として、好ましくは炭酸水素のアルカリ金属塩、更に好ましくは炭酸水素ナトリウムが挙げられる。また、発泡剤を構成する酸として、好ましくは有機酸、更に好ましくはクエン酸及びリンゴ酸が挙げられる。
発泡剤において、炭酸化合物と酸の比率については、水中で両者が反応して二酸化炭素を発生できることを限度として特に制限されないが、例えば、炭酸化合物100重量部当たり、酸が通常20〜120重量部、好ましくは25〜100重量部、更に好ましくは25〜90重量部が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤において発泡剤を配合する場合、発泡剤の含有量(炭酸化合物と酸の合計量)については、特に制限されないが、例えば10〜70重量%、好ましくは20〜60重量%、より好ましくは20〜50重量%が挙げられる。
界面活性剤
本発明の義歯洗浄剤は、義歯洗浄剤に一般的に使用される界面活性剤を含んでいてもよい。
本発明の義歯洗浄剤に配合される界面活性剤としては、義歯洗浄剤の成分として使用可能なものであれば特に制限されず、カチオン性、アニオン性、非イオン性及び両性界面活性剤の別を問わず広く任意のものを用いることができる。
カチオン性界面活性剤としては、具体的には、アルキル(C6〜C20)トリメチルアンモニウム塩,ジアルキル(C6〜C20)ジメチルアンモニウム塩、及びアルキル(C6〜C20)ジメチルベンジルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩、アルキル(C6〜C20)アミン塩、アルキル(C6〜C20)アミンエチレンオキサイド付加物、アルキルピリジニウム塩等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、具体的には、平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数10〜20のアルキル基を有する直鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均10〜20のアルキル基を有するラウリル硫酸塩、平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、具体的には、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物及びポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール型界面活性剤、並びにグリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル及びアルカノールアミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性剤等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、具体的には、平均炭素数10〜16のアルキル基を有するアルキルアミノプロピオン酸塩(例えばラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム)等のアミノ酸型界面活性剤、平均炭素数10〜16のアルキル基を有するアルキルジメチルベタイン(ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン等)、ラウリルヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型界面活性剤等が挙げられる。
上記各種の界面活性剤において、塩としては、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウムやカルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、及び塩酸塩等の酸付加塩等を例示することができる。これらの界面活性剤は、1種単独で配合することもでき、2種以上を任意に組み合わせて用いることもできる。
本発明の義歯洗浄剤において界面活性剤を配合する場合、界面活性剤の含有量については、特に制限されないが、例えば0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5.0重量%、より好ましくは0.25〜2.5重量%が挙げられる。
その他の添加剤
本発明の義歯洗浄剤には、前記成分の他に、本発明の効果を妨げないことを限度として、必要に応じて、キレート剤、酵素、着色料、甘味料、消臭剤、発泡安定化剤、保存剤、漂白剤(前記(B-1)及び(B-2)成分以外)、抗菌剤、殺菌剤、防腐剤、結合剤、滑沢剤、賦形剤、崩壊剤、流動化剤等の添加剤を含んでいてもよい。これらの添加剤は、1種単独で配合してもよく、2種以上を任意に組み合わせて配合してもよい。
[形状]
本発明の義歯洗浄剤は、錠剤状に成型される。錠剤1個当たりの重量は、特に制限されず、使用簡便性を踏まえて適宜設定すればよいが、錠剤1個当たりの重量を1回の義歯洗浄に必要な量に設定しておくことが望ましい。
錠剤状の義歯洗浄剤の製造は、公知の方法に従って行えばよい。例えば、前記(A)、(B-1)、(B-2)、(C)成分、及び必要に応じて添加される他の成分の混合物を、打錠等の錠剤の成型工程に供することによって、本発明の義歯洗浄剤が製造される。保存安定性をより一層向上させるという観点から、錠剤の成型工程に供する混合物として、前記(A)成分に前記(C)成分を含浸させた含浸物と、前記(B-1)成分と、前記(B-2)成分と、必要に応じて添加される他の成分との混合物を使用することが好ましい。
[使用方法]
本発明の義歯洗浄剤を水又はお湯に投入し、これに洗浄対象となる義歯を入れると、前記(B-1)及び(B-2)成分の洗浄作用によって義歯が洗浄される。また、本発明の義歯洗浄剤に含まれる前記(C)成分によって、義歯が付香され、使用者が洗浄効果を実感し、高い満足感を得ることができる。更に、本発明の義歯洗浄剤に発泡剤を配合している場合には、二酸化炭素の気泡が生じ、この気泡が義歯に接触することによる物理的な刺激が加えられて義歯の洗浄効果が高められ、更には義歯洗浄時の(C)成分の香り立ちが向上する。
本発明の義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する際に使用される水としては、特に制限されないが、水道水、精製水、蒸留水、生理食塩水等が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する際には、水に義歯を浸漬した後に本発明の義歯洗浄剤を加えてもよく、また水に本発明の義歯洗浄剤を加えた後に義歯を浸漬させてもよい。
また、義歯の洗浄において、本発明の義歯洗浄剤と水との比率は、本発明の義歯洗浄剤の組成、洗浄対象となる義歯の汚れの程度等に応じて適宜設定されるが、例えば、水100重量部に対して、義歯洗浄剤を通常1〜10重量部程度、好ましくは1〜5重量部程度とすればよい。より具体的には、1回の義歯の洗浄において、水100〜200mLを準備し、これに本発明の義歯洗浄剤1〜20g、好ましくは1〜10g、より好ましくは1〜5gを加えればよい。
義歯洗浄時の温度は、室温程度とすればよい。また、前記義歯洗浄液に義歯を浸積する時間は、通常5分〜12時間程度、好ましくは30分〜8時間程度である。
また、義歯の洗浄中に、義歯洗浄剤を添加した水を攪拌等する必要はないが、必要に応じて攪拌してもよく、またブラシ等の洗浄具で義歯を擦り洗いしてもよい。
以下の実施例を示し、本発明を具体的に説明する。但し、本発明はこれらに限定されない。
試験例1:保存安定性(香料の変質抑制)の評価
表1〜5に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤(1錠当たり2.65g)を調製した。具体的には、実施例1〜37及び比較例2では、先ず、香料をシリカに含有させて含浸物を調製し、この含浸物と他の配合成分を混合した後に、径25φの金型を用いて7MPaで打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。また、比較例1及び参考例1では、各配合成分を混合した後に、打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。
得られた錠剤状の義歯洗浄剤をアルミ袋に収容して密封し、50℃の温度条件で2週間保存した。保存後の各錠剤状の義歯洗浄剤の香りについて、6名のパネラーによって以下の判定基準に従って評価した。
<香りの判定基準>
◎:パネラー6名の内5名以上が製造直後に比べて香りの変質を感じない。
○:パネラー6名の内4名が製造直後に比べて香りの変質を感じない。
△:パネラー6名の内3名が製造直後に比べて香りの変質を感じない。
×:パネラー6名の内4名以上が製造直後に比べて香りの変質を感じる。
得られた結果を表1〜5に示す。ミントノートの香調の香料を含む義歯洗浄剤では、シリカを含んでいなくても、保存後の香りの変質は認められなかった(参考例1)。また、フルーティーノートの香調の香料を含む義歯洗浄剤では、シリカを含まない場合には、保存後に著しい香りの変質が認められた(比較例1)。更に、フルーティーノートの香調の香料を含む義歯洗浄剤において、シリカを含んでいても、漂白剤として次亜塩素酸ナトリウムが使用されていると、保存後に著しい香りの変質が認められた(比較例2)。これに対して、漂白剤として硫酸水素ナトリウムと過ホウ酸ナトリウムを併用し、且つシリカとフルーティーノート、ハーバルノート又はフローラルノートの香調の香料を含む場合では、保存後でも香りの変質がなく、香料が安定に維持できていた(実施例1〜37)。
試験例2:保存安定性(香料の変質抑制)の評価
表6に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤(1錠当たり2.65g)を調製した。具体的には、各配合成分を混合した後に、径25φの金型を用いて7MPaで打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。即ち、実施例38では、シリカに香料を含浸させずに、錠剤状の義歯洗浄剤の製造を行った。
得られた錠剤状の義歯洗浄剤を前記試験例1と同様の方法で、保存後の香りの評価を行った。
得られた結果を表6に示す。また、参考のため、前記実施例1(シリカに香料を含浸させて製造)についても、表6に合わせて示す。この結果から、実施例38の義歯洗浄剤でも、保存後の香料の変質を抑制できていたが、実施例1に比べると、その効果は劣っていた。即ち、本試験結果から、保存後の香料の変質を抑制する効果は、予めシリカに香料を含浸させることによって、より一層向上することが明らかとなった。
試験例3:義歯に対する付香の評価
表7に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤(1錠当たり2.65g)を調製した。具体的には、先ず、香料をシリカに含有させて含浸物を調製し、この含浸物と他の配合成分を混合した後に、径25φの金型を用いて7MPaで打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。
得られた義歯洗浄剤1錠を25℃に水150mLに投入し、それと同時にレジンチップ2×2cm1個を加え、2時間静置した。2時間後にレジンチップを取り出して水で濯ぎ、レジンチップの香りについて6名のパネラーによって以下の判定基準に従って評価した。
<付香の判定基準>
◎:パネラー6名の内5名以上が明らかな香りを感じる。
○:パネラー6名の内4名が明らかな香りを感じる。
×:パネラー6名の内4名以上が香りを感じない。
得られた結果を表7に示す。この結果から、香料の含有量が0.9重量%を下回っている場合には、チップが付香されておらず、洗浄後の義歯に香りを付与するには、香料が0.9重量%必要になることが確認された。
試験例4:保存後の錠剤表面のシミの発生の評価
表8に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤(1錠当たり2.65g)を調製した。具体的には、先ず、香料をシリカに含有させて含浸物を調製し、この含浸物と他の配合成分を混合した後に、径25φの金型を用いて7MPaで打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。
得られた錠剤状の義歯洗浄剤をアルミ袋に収容して密封し、50℃の温度条件で1ヶ月間保存した。保存後の各錠剤状の外観性状を確認し、以下の判定基準に従って評価した。
<外観性状の判定基準>
○:直径1mm以上のシミ(緑、黄、又は茶褐色)が認められない。
△:直径1mm以上2mm未満のシミ(緑、黄、又は茶褐色)が認められる。
×:直径2mm以上のシミ(緑、黄、又は茶褐色)が認められる。
得られた結果を表8に示す。表8から明らかなように、フルーティーノートの香調の香料を1重量%含む義歯洗浄剤において、シリカを含んでいなければ、保存後に錠剤表面にシミの発生が認められた(比較例5)。なお、フルーティーノートの香調の香料を0.5重量%含む義歯洗浄剤では、シリカを含んでいなくても、保存後に錠剤表面にシミの発生が認められなかったが(比較例6)、この義歯洗浄剤では、前記試験例3から明らかなように、洗浄後の義歯に香りを付与することはできない。これに対して、フルーティーノートの香調の香料を1重量%以上含む義歯洗浄剤において、シリカを含む場合では、保存後に錠剤表面にシミの発生が認められないか、又は軽微であり、外観性状が安定に保持されていた(実施例42〜44)。
試験例5:洗浄の評価
表9に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤(1錠当たり2.65g)を調製した。具体的には、先ず、香料をシリカに含有させて含浸物を調製し、この含浸物と他の配合成分を混合した後に、径25φの金型を用いて7MPaで打錠成型して、錠剤状の義歯洗浄剤を製造した。
得られた義歯洗浄剤1錠を25℃に水150mLに投入し、それと同時に紅茶汚染布(3×3cm)1枚を加え、6時間静置した。6時間後に紅茶汚染布を取り出して水で濯ぎ、乾燥させた。乾燥後の紅茶汚染布の色差を測定し、未処理の紅茶汚染布の色差の値からの変化量を、以下の式に従って漂白率として算出した。算出された漂白率を以下の判定基準に従って分類した。
<洗浄効果の判定基準>
○:漂白率が59%以上
×:漂白率が59%未満
得られた結果を表9に示す。この結果から、過硫酸水素ナトリウムと過ホウ酸ナトリウムを含む義歯洗浄剤は、優れた洗浄効果を奏することが確認された(実施例45及び46).
製剤例
下表10に示す組成の義歯洗浄剤(錠剤)を、試験例1と同様の方法により調製した。いずれの義歯洗浄剤(錠剤)も、優れた保存安定性を備え、経時的な香りの変質や錠剤表面のシミの発生を抑制できるものであった。

Claims (6)

  1. (A)シリカ、(B-1)過硫酸水素塩、(B-2)過ホウ酸塩及び/又は過炭酸塩、並びに(C)ミントノート以外の香調の香料0.9重量%以上を含有し、前記(A)成分100重量部に対して前記(C)成分が45〜150重量部含まれ、錠剤状であることを特徴とする、義歯洗浄剤。
  2. 前記(A)成分100重量部に対して、前記(B-1)成分及び(B-2)成分の合計量が1000〜11111重量部である、請求項に記載の義歯洗浄剤。
  3. 前記(C)成分が、フローラルノート、フルーティーノート、ハーバルノート、グリーンノート、又はウッディノートの香調の香料である、請求項1又は2に記載の義歯洗浄剤。
  4. 前記(C)成分が前記(A)成分に含浸された状態で含まれる、請求項1〜3のいずれかに記載の義歯洗浄剤。
  5. 前記(C)成分が0.9〜2.0重量%含まれる、請求項1〜4のいずれかに記載の義歯洗浄剤。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する、義歯洗浄方法。
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