JP6951473B2 - 運転制御システム及び乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、運転制御システム及び乗客コンベアに関し、特に乗客の状況に合わせて乗客コンベアの移動速度を制御する運転制御システム及びこの運転制御システムを備える乗客コンベアに関する。
乗客コンベアの運転を制御する運転制御システムとして、例えば特許文献1には、エスカレータの上階側の降り場の天井付近に設置されたテレビカメラの撮像データに基づいて、エスカレータの降り場付近やその周囲での乗客の滞留を検知するエスカレータシステムが開示されている。このエスカレータシステムでは、検知した乗客の状況に応じて、エスカレータの運転を減速あるいは停止する。
特許第4850258号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、エスカレータ(乗客コンベア)の降り場付近やその周囲での乗客の滞留しか検知ができない。このため、混雑状況に応じた適切な運転制御ができない可能性がある。
本発明の目的は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、混雑状況に応じて適切に乗客コンベアの運転を制御できる運転制御システム及びこの運転制御システムを備えた乗客コンベアを提供することにある。
本発明の一態様の運転制御システムは、複数の踏段と、複数の踏段を循環移動させるための駆動装置と、を備えた乗客コンベアの運転を制御する運転制御システムにおいて、駆動装置を制御する制御部を備える。制御部は、乗客コンベアの降り口及びその近傍を撮像した第1撮像データを受信する撮像データ受信部と、第1撮像データに基づいて、乗客の移動速度を検出する速度検出部と、第1撮像データに基づいて、乗客密度を検出する密度検出部と、乗客の乗り込み率を検出する乗り込み率検出部と、を有する。また、制御部は、速度検出部が検出した移動速度、密度検出部が検出した乗客密度、及び、乗り込み率検出部が検出した前記乗り込み率のそれぞれを、それぞれに対応する閾値と比較する。そして、制御部は、比較結果に応じて、駆動装置を制御し、複数の踏段の移動速度を制御する。
本発明の少なくとも一態様によれば、まだ降り口及びその近傍に到着していない乗客コンベアの利用客(乗客)の情報も利用して混雑状況を検知し、検知した混雑状況に応じて乗客コンベアの運転を制御する。このため混雑状況に応じて適切に乗客コンベアの運転を制御できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアを示す図である。 本発明の一実施形態に係る制御部のハードウェア構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る運転制御システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮像データを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る判定表を示す図である。 本発明の一実施形態に係る運転制御システムによる乗客密度、乗客速度及び乗り込み率の検出例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る運転制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
[乗客コンベアの構成]
まず、本発明の一実施形態の乗客コンベア1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベア1を示す図である。
図1に示すように、乗客コンベア1は、上階床2と下階床3との間に架設されるフレーム4と、このフレーム4内に配置され、図示しないステップチェーンによって無端状に連結されて乗降口間を循環移動する複数の踏段5と、を備えている。本実施形態において、乗客コンベア1の乗客は、図1における白抜き矢印が示す方向に移動する。以下の説明において、上階床2側に配置された乗降口を乗り口6と称し、また、下階床3側に配置された乗降口を降り口7と称する。
また、乗客コンベア1は、これらの踏段5の進行方向に沿って立設される欄干8と、この欄干8により支持され、踏段5と同期して循環移動する移動手摺り9と、踏段5を循環移動させるための駆動装置(モーター)10と、を備えている。
また、乗客コンベア1は、駆動装置10を制御する制御部11と、スピーカー装置12と、乗り口側カメラ(乗り口側撮像部)13と、降り口側カメラ(降り口側撮像部)14と、を備えている。スピーカー装置12は、制御部11の制御に応じて音声、例えば後述するように乗客コンベア1が混雑している旨を示す音声、を出力する。
乗り口側カメラ13は、乗り口6及びその近傍を連続して撮像し、撮像データ(第2撮像データ)を制御部11に送信する。降り口側カメラ14は、降り口7及びその近傍を連続して撮像し、撮像データ(第1撮像データ)を制御部11に送信する。乗り口側カメラ13及び降り口側カメラ14のそれぞれは、固定部材15を介して、欄干8に固定されている。
[制御部のハードウェア構成]
次に、制御部11のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る制御部11のハードウェア構成を説明するための図である。
図2に示すように、制御部11は、バスライン25にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)21、ROM(Read Only Memory)22、及びRAM(Random Access Memory)23と、入出力インターフェース24を備える。
CPU21は、乗客コンベア1を制御するためのソフトウェアのプログラムコードをROM22から読み出して実行する。RAM23には、演算処理の途中に発生した変数やパラメーター等が一時的に書き込まれる。入出力インターフェース24には、駆動装置10、スピーカー装置12、乗り口側カメラ13及び降り口側カメラ14が接続される。なお、制御部11は、CPU21の代わりに、MPU(Micro-Processing Unit)等の処理装置を備えるようにしてもよい。
[運転制御システムの構成]
次に、本実施形態の運転制御システム100の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る運転制御システム100を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態における運転制御システム100は、駆動装置10、スピーカー装置12、乗り口側カメラ13及び降り口側カメラ14が接続された制御部11で構成される。
制御部11のCPU21(図2参照)が、ROM22に記憶されているプログラムを実行することで、信号部31、演算部32、検出部34として機能する。また、図3に示す記憶部33は、制御部11のROM22及びRAM23で構成される。記憶部33のROM22には、信号部31、演算部32、検出部34が実行する各種処理で用いるデータやパラメーターなどが記憶されている。また、記憶部33のRAM23は、信号部31、演算部32、検出部34が各種処理を実行する際の作業領域として機能する。
信号部31は、乗り口側カメラ13及び降り口側カメラ14から送信された撮像データを受信する撮像データ受信部として機能する。
演算部32は、所定の周期で、本実施形態では40msec毎に、運転制御処理を実行する。演算部32は、運転制御処理において、信号部31に乗客密度検出処理と、乗客速度検出処理を実行させる。信号部31は、乗客密度検出処理において、受信した撮像データから乗客密度を検出する。すなわち、信号部31は、撮像データに基づいて、乗客密度を検出する密度検出部として機能する。
ここで、降り口側カメラ14から送信される撮像データについて、図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る撮像データを説明するための図である。
図4に示すように、降り口側カメラ14から送信される撮像データは、降り口7及びその近傍の画像からなり、乗客コンベア1から降りる乗客の画像が含まれる場合がある。
信号部31は、記憶部33に予め記憶された乗客のパターン画像を用いて、パターンマッチングを行い、受信した撮像データから乗客の画像を抽出する。そして、信号部31は、撮像データから乗客の画像が抽出できた場合、所定の基準に基づいて、降り場(降り口7及びその近傍)の乗客密度を検出し、検出した乗客密度を、記憶部33を構成するRAM23に記憶する。ここで、降り場(降り口7及びその近傍)の乗客密度とは、降り場における乗客コンベア1から降りる乗客の密度である。
乗客密度を検出するための所定の基準は、乗客コンベア1の性能、設置場所や求める安全性能などに応じて適宜設定可能である。例えば、本実施形態では、抽出された乗客の画像から連続する踏段5のそれぞれに2人の乗客がいることが推測可能な場合、すなわち図4に示すような撮像データ(の画角)で、4人の乗客の画像が抽出できた場合、乗客密度を100%と検出する。同様に、図4に示すような撮像データ(の画角)で、3人の乗客の画像が抽出できた場合、乗客密度を75%と検出し、2人では50%、1人では25%と検出する。
また、信号部31は、乗客速度検出処理において、受信した撮像データから降り場(降り口7及びその近傍)における乗客コンベア1から降りる乗客の移動速度を検出する。具体的には、信号部31は、連続して受信した撮像データのそれぞれについて、記憶部33に予め記憶された乗客のパターン画像を用いて、パターンマッチングを行い、受信した撮像データから乗客の画像を抽出する。そして、連続して受信した撮像データにおける乗客の画像の変化から乗客の移動距離を算出し、算出した移動距離と撮像データのフレームレートに基づいて、乗客の移動速度、すなわち乗客速度を検出する。したがって、信号部31は、撮像データに基づいて、乗客の移動速度(乗客速度)を検出する速度検出部として機能する。
ここで、連続して受信した撮像データのそれぞれについて複数人、例えば4人の乗客の画像が抽出できた場合、4つの乗客速度が検出される場合があるが、この場合は、それらの平均値を乗客速度とする。そして、信号部31は、検出した乗客速度を、記憶部33を構成するRAM23に記憶する。
また、演算部32は、運転制御処理において、検出部34に、乗客コンベア1の乗客の乗り込み率(いわゆる「乗客負荷」)を検出させる。本実施形態における乗り込み率は、駆動装置10に電力を供給するインバータ装置17からのインバータ負荷情報(例えば、供給電力の大きさを示す供給電力情報)に基づいて検出されるものである。具体的には、測定時のインバータ装置17から駆動装置10に送られる供給電力情報を、設計上の最大積載量における供給電力情報で除した値に100[%]を乗じた値によって表されるものである。検出部34は、検出した乗り込み率を、記憶部33を構成するRAM23に記憶する。すなわち、検出部34は、乗客の乗り込み率を検出する乗り込み率検出部として機能する。
演算部32は、運転制御処理において、検出された乗客密度、乗客速度、及び、乗り込み率のそれぞれを、それぞれに対応する閾値と比較する。また、演算部32は、記憶部33に記憶されている判定表を参照し、比較結果に応じて混雑の状況を判別する。そして、演算部32は、判別した混雑の状況に応じて駆動装置10を制御し、複数の踏段5の移動速度を制御する。
次に、図5を参照して、運転制御処理において演算部32が参照する判定表について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る判定表を示す図である。
図5に示すように、乗客密度、乗客速度、及び、乗り込み率のそれぞれに対応する閾値として、混雑度に応じた2種類の閾値が設定されている。
具体的には、乗客密度に対応する閾値としては、閾値Aと、閾値Bが設定されている。本実施形態において、閾値Aは25(%)、閾値Bは75(%)に設定されている。検出された乗客密度が閾値A未満の場合、乗客密度は低いと判別できる。また、検出された乗客密度が閾値A以上閾値B未満の場合、乗客密度は中程度と判別できる。また、検出された乗客密度が閾値B以上の場合、乗客密度は高いと判別できる。一般的に、混雑時には、乗客密度が高まる傾向がある。
乗客速度に対応する閾値としては、閾値Cと、閾値Dが設定されている。本実施形態において、閾値Cは2(km/時)、閾値Dは4(km/時)に設定されている。検出された乗客速度が閾値C未満の場合、乗客速度は遅いと判別できる。また、検出された乗客速度が閾値C以上閾値D未満の場合、乗客速度は普通と判別できる。また、検出された乗客速度が閾値D以上の場合、乗客速度は早いと判別できる。一般的に、混雑時には、乗客速度が遅くなる傾向がある。
乗り込み率に対応する閾値としては、閾値Eと、閾値Fが設定されている。本実施形態において、閾値Eは25(%)、閾値Fは75(%)に設定されている。検出された乗り込み率が閾値E未満の場合、乗り込み率は低いと判別できる。また、検出された乗り込み率が閾値E以上閾値F未満の場合、乗り込み率は中程度と判別できる。また、検出された乗り込み率が閾値F以上の場合、乗り込み率は高いと判別できる。一般的に、混雑時には、乗り込み率が高くなる傾向がある。
なお、これら閾値A〜Fの値は、乗客コンベア1の性能、設置場所や求める安全性能などに応じて適宜設定可能である。
演算部32は、図5に示す判定表を参照することで、検出された乗客密度、乗客速度、及び、乗り込み率に基づいて、混雑の状況を、「G2」で示す異常(混雑:第2の混雑状況)、「G1」で示す軽異常(やや混雑:第1の混雑状況)、「−」で示す混雑していない、のいずれかに判別可能となっている。
判定表では、検出された乗客密度が閾値B以上で、乗客速度が閾値C未満で、且つ、乗り込み率が閾値F以上の場合の混雑の状況を、G2すなわち異常(混雑)と規定している。また、判定表では、検出された乗客密度が閾値B以上で、乗客速度が閾値C未満で、且つ、乗り込み率が閾値E未満又は閾値E以上閾値F未満の場合の混雑の状況を、G1すなわち軽異常(やや混雑)と規定している。
その他、判定表において、混雑の状況を、G1すなわち軽異常(やや混雑)と規定している場合として、検出された乗客密度が閾値B以上で、乗客速度が閾値C以上閾値D未満で、且つ、乗り込み率が閾値E以上閾値F未満又は閾値F以上の場合がある。また、検出された乗客密度が閾値B以上で、乗客速度が閾値D以上で、且つ、乗り込み率が閾値F以上の場合がある。また、検出された乗客密度が閾値A以上閾値B未満で、乗客速度が閾値C以上閾値D未満で、且つ、乗り込み率が閾値F以上の場合がある。また、検出された乗客密度が閾値A以上閾値B未満で、乗客速度が閾値C未満で、且つ、乗り込み率が閾値E以上閾値F未満、又は、閾値F以上の場合がある。また、検出された乗客密度が閾値A未満で、乗客速度が閾値C未満で、且つ、乗り込み率が閾値F以上の場合がある。
なお、検出した乗客密度、乗客速度、及び、乗り込み率が上記のいずれの場合でもない場合、例えば検出された乗客密度が閾値A未満で、乗客速度が閾値C未満で、且つ、乗り込み率が閾値E以上閾値F未満の場合、の混雑の状況は、混雑していない(判定表では「−」と表示)と判別できる。
演算部32は、判別した混雑の状況がG1の軽異常(やや混雑)の場合、スピーカー装置12から混雑している旨及び乗客コンベア1を減速する旨を示す音声、例えば「混雑しています。乗客コンベアを減速します。」という音声を出力させる。また、同場合に、演算部32は、駆動装置10を制御して、例えば通常時は30m/分に設定している踏段5の移動速度を20m/分に減速する。
演算部32は、判別した混雑の状況がG2の異常(混雑)の場合、スピーカー装置12から混雑している旨及び乗客コンベアを停止する旨を示す音声、例えば「混雑しています。乗客コンベアを停止します。」という音声を出力させる。また、同場合に、演算部32は、駆動装置10を制御して、踏段5の移動を停止する。
また、演算部32は、踏段5の移動速度を20m/分に減速しているとき、所定の条件を満たすと、スピーカー装置12に踏段5の移動速度を通常時の速度に復帰させる旨の音声を出力させる。そして、演算部32は、駆動装置10を制御して、踏段5の移動速度を、通常時の30m/分となるように加速させる。本実施形態において、所定の条件とは、踏段5の移動速度を20m/分に減速後に、閾値E未満の乗り込み率が一定時間継続して検出されたことである。本実施形態では、一定時間として1分が設定されている。
なお、この所定の条件は、乗客コンベア1の性能、設置場所や求める安全性能などに応じて適宜設定可能である。
次に、図6を参照して、本実施形態の運転制御システム100による乗客密度、乗客速度及び乗り込み率の検出例について、説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る運転制御システムによる乗客密度、乗客速度及び乗り込み率の検出例を示す図である。
図6Aに正常時に検出された乗客密度、乗客速度、乗り込み率と出力時間の関係を示す。図6Aに示す例では、検出開始から時間が経過しても、検出された乗客密度は、閾値B以上になっていない。また、検出された乗客速度は、閾値C未満になっていない。さらに、検出された乗り込み率は、閾値F以上になっていない。このため、演算部32は、図6Aに示すどの時点においても、混雑の状況を、混雑していないと判別する(図5参照)。このため、演算部32は、通常どおり、踏段5の移動速度を30m/分で、乗客コンベア1の運転を続ける。
図6Bに混雑の状況が軽異常(やや混雑)のときに検出された乗客密度、乗客速度、乗り込み率と出力時間の関係を示す。図6Bに示す例では、T1時点において、検出された乗客密度は、閾値B以上であり、また、検出された乗り込み率は、閾値E以上閾値F未満となっている。また、T1時点で、検出された乗客速度は、閾値C以上閾値D未満となる。このため、演算部32は、T1時点において、混雑の状況を、軽異常(やや混雑)と判別する(図5参照)。そして、演算部32は、スピーカー装置12から混雑している旨及び乗客コンベア1を減速する旨を示す音声を出力させ、且つ、駆動装置10を制御して、踏段5の移動速度を20m/分に減速する。なお、図6Bに示す例では、演算部32は、T1時点以降に実行する運転制御処理において、混雑の状況を、軽異常(やや混雑)と判別し続ける。
図6Cに混雑の状況が異常(混雑)のときに検出された乗客密度、乗客速度、乗り込み率と出力時間の関係を示す。図6Cに示す例では、T2時点において、検出された乗客密度は、閾値B以上であり、検出された乗客速度は、閾値C未満となっている。また、T2時点で、検出された乗客密度は、閾値F以上となる。このため、演算部32は、T2時点において、混雑の状況を、異常(混雑)と判別する(図5参照)。そして、演算部32は、スピーカー装置12から混雑している旨及び乗客コンベア1を停止する旨を示す音声を出力させ、且つ、駆動装置10を制御して、踏段5の移動を停止する。なお、図6Cに示す例では、演算部32は、T2時点以降に実行する運転制御処理において、混雑の状況を、異常(混雑)と判別し続ける。
[運転制御処理の手順]
次に、演算部32が実行する運転制御処理の手順について、図7を参照して、説明する。図7は、本発明の一実施形態に係る運転制御処理を示すフローチャートである。なお、上述したように、演算部32は、所定の周期で、本実施形態では40msec毎に運転制御処理を実行する。
まず、演算部32は、乗客コンベア1が運転中であるか否かを判別する(S1)。乗客コンベア1が運転中でないと判別する場合(S1がNO判定の場合)、演算部32は、運転制御処理を終了する。一方、乗客コンベア1が運転中であると判別する場合(S1がYES判定の場合)、演算部32は、検出部34に乗り込み率を検出させ、検出部34が検出した乗り込み量と、閾値E及び閾値Fと、を演算(比較)する(S2)。
次いで、演算部32は、信号部31に乗客密度及び乗客速度を検出させ、それぞれに対応する閾値と演算(比較)する(S3)。具体的には、信号部31が検出した乗客密度と閾値A及び閾値Bとを比較する。また、信号部31が検出した乗客速度と閾値C及び閾値Dとを比較する。
次いで、演算部32は、ステップS2及びステップS3の比較の結果と、図5に示す判定表に基づいて、混雑の状況はG1か、すなわち軽異常(やや混雑)であるか否かを判別する(S4)。混雑の状況はG1の軽異常(やや混雑)であると判別する場合(S4がYES判定の場合)、演算部32は、乗客コンベアの混雑をアナウンスする(S5)。具体的には、演算部32は、スピーカー装置12に、混雑している旨及び乗客コンベア1を減速する旨を示す音声を出力させる。
次いで、演算部32は、駆動装置10を制御して、踏段5の移動速度を減速する(S6)。具体的には、演算部32は、踏段5の移動速度を20m/分に減速する。そして、ステップS6の処理の後、演算部32は、運転制御処理を終了する。なお、ステップS6への移行時に、既に、踏段5の移動速度が減速している状態であった場合は、演算部32は、ステップS6の処理を省略し、運転制御処理を終了する(この場合、踏段5の移動速度は、減速されたまま、すなわち20m/分のままとなる)。
ステップS4において、混雑の状況はG1の軽異常(やや混雑)でないと判別する場合(S4がNO判定の場合)、演算部32は、ステップS2及びステップS3の比較の結果と、図5に示す判定表に基づいて、混雑の状況はG2か、すなわち異常(混雑)であるか否かを判別する(S7)。混雑の状況はG2の異常(混雑)であると判別する場合(S7がYES判定の場合)、演算部32は、乗客コンベアの混雑をアナウンスする(S8)。具体的には、演算部32は、スピーカー装置12に、混雑している旨及び乗客コンベア1を停止する旨を示す音声を出力させる。
次いで、演算部32は、乗客コンベア1を停止する(S9)。具体的には、演算部32は、駆動装置10を制御して、踏段5の移動を停止する。そして、ステップS9の処理の後、演算部32は、運転制御処理を終了する。なお、ステップS9への移行時に、既に、踏段5が停止している状態であった場合は、演算部32は、ステップS9の処理を省略し、運転制御処理を終了する(この場合、踏段5は停止されたままとなる)。
ステップS7において、混雑の状況はG2の異常(混雑)でないと判別する場合(S7がNO判定の場合)、演算部32は、乗客コンベア1が減速中であるか、すなわち踏段5の移動速度が減速されたままであるか否か判別する(S10)。乗客コンベア1が減速中でないと判別する場合(S10がNO判定の場合)、演算部32は、運転制御処理を終了する。一方、乗客コンベア1が減速中であると判別する場合(S10がYES判定の場合)、演算部32は、処理をステップS11へ移行させる。
ステップS11において、演算部32は、乗り込み率が閾値E未満の状態が一定時間経過したか否かを判別する(S11)。具体的には、演算部32は、踏段5の移動速度を減速後に、閾値E未満の乗り込み率が一定時間継続して検出されたか否かを、判別する。なお、本処理を実現するために、減速後に乗り込み率が閾値E未満の状態となり、その状態を維持したまま一定時間経過したか否かの判別に用いるタイマー回路を制御部11に設ける。また、これに代えて、減速後に乗り込み率が閾値E未満に初めてなったときの時刻を記憶部33に記憶させ、当該時刻と現在時刻とから経過時間を算出してもよい。
乗り込み率が閾値E未満の状態が一定時間経過していないと判別する場合(S11がNO判定の場合)、演算部32は、運転制御処理を終了する。一方、乗り込み率が閾値E未満の状態が一定時間経過したと判別する場合(S11がYES判定の場合)、演算部32は、乗客コンベア1の速度復帰をアナウンスする(S12)。具体的には、演算部32は、スピーカー装置12に、踏段5の移動速度を通常時の速度に復帰させる旨の音声を出力させる。
次いで、演算部32は、乗客コンベア1を加速させる(S13)。具体的には、演算部32は、駆動装置10を制御して、踏段5の移動速度を、通常時の30m/分となるように、加速させる。そして、演算部32は、運転制御処理を終了する。
[作用]
本実施形態の乗客コンベア1及び運転制御システム100では、降り口カメラ14の撮像データに基づいて検出した乗客密度及び乗客速度と、検出部34がインバータ負荷情報に基づいて検出した乗り込み率と、を用いて混雑状況を判別する。これによって、まだ降り場周辺に到着していない乗客コンベアの利用客の情報も利用して混雑状況を検知し、検知した混雑状況に応じて乗客コンベア1の運転を適切に制御できる。
また、固定部材15を介して欄干8に取り付けられた降り口側カメラ14の撮像データに基づいて、混雑の状況を判別し、混雑の状況に応じて、適切に、乗客コンベア1の運転を制御する。したがって、建物に撮像装置を直接設置することなく、撮像データに基づいて乗客コンベアの運転を適切に制御できる。
なお、本実施形態では、欄干8にカメラを取り付けた態様を説明したが、カメラを取り付ける乗客コンベア1の構成部材は任意に選択可能である。例えば、上階床2と下階床3にポールを立て、このポールにカメラを設置してもよい。なお、図1に示す乗客コンベア1が設置された領域S内にカメラを設置すれば、カメラが建屋の他の設備と干渉することを抑制できて、好適である。
ここで、降り口7及びその近傍の撮像データに基づいて混雑の状況を判別する場合、降り口7及び降り口7からより遠い範囲まで撮像できた方が、乗客コンベア1を降りた乗客の動向や降り口7付近の状況をより正確に確認できる。乗客コンベア1が設置された領域S(図1参照)内で、乗客コンベア1の構成部材に取り付ける場合、建物に直接カメラを取り付ける場合よりも、降り口7及びその近傍の撮影範囲が限られてしまう、すなわち降り口からより遠い範囲が撮影できない可能性がある。そこで、この欠点を補うべく、本実施形態の乗客コンベア1及び運転制御システム100の演算部32は、上述のとおり、降り口側カメラ14の撮像データに基づいて検出した乗客密度及び乗客速度と、検出部34がインバータ負荷情報に基づいて検出した乗り込み率と、を用いて混雑の状況を判別する。これによって、カメラを建物に直接設置しなくても混雑の状況を正確に判別することができる。
また、本実施形態では、乗客密度、乗客速度、及び、乗り込み率のそれぞれに対応する閾値として、混雑度に応じた2種類の閾値が設定され、制御部11は、混雑の状況として、異常(混雑)又は軽異常(やや混雑)を判別可能となっている。さらに、制御部11は、混雑の状況が異常(混雑)と判別する場合は乗客コンベア1を停止し、混雑の状況が軽異常(やや混雑)と判別する場合は乗客コンベア1を減速する。以上のように、制御部11は、乗客コンベア1の運転を、混雑の状況に応じて適切に制御できる。
[その他]
さらに、本発明は上述した各実施形態例に限られるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることは可能である。また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
また、本実施形態では、乗客コンベア1が図1における白抜き矢印が示す方向に乗客を移動させる態様、すなわち乗客を上階から下階に移動させる態様で説明した。しかしながら、本発明は、乗客を下階から上階に移動させる乗客コンベア及びこの乗客コンベアの運転制御システムにも採用可能である。この場合、図1に示す例では、信号部31は、乗り口側カメラ13の撮像データに基づいて乗客密度及び乗客速度を検出する。
また、本実施形態では、検出部34がインバータ負荷情報に基づいて乗り込み率を検出する態様を説明した。しかしながら、これに代えて、乗客コンベア1の枠体の下に設けた荷重計によって測定される負荷(荷重)と予め設定した、乗客コンベア1が許容する負荷に基づいて乗り込み率を検出してもよい。また、乗り口6及び降り口7(図1参照)に設けた赤外線センサによって乗客の数と、予め設定した最大乗客数に基づいて乗り込み率を検出してもよい。
また、乗り口側カメラ13の撮像データと、降り口側カメラ14の撮像データから、同一の乗客が乗客コンベア1の乗り口6から降り口7に移動するまでの間に乗客コンベア1に乗り込んだ乗客数を特定し、特定した乗客数と、予め設定した、最大乗客数に基づいて乗り込み率を検出してもよい。この場合、乗り口側カメラ13の撮像データと、降り口側カメラ14の撮像データから乗客の画像を抽出し、抽出した画像の類似度から同一の乗客であるかを判別する。そして、同一の乗客と判別できた場合は、乗り口側カメラ13の撮像データが取得された時点から降り口側カメラ14の撮像データが取得された時点までの、乗り口側カメラ13の撮像データから乗客の画像を抽出し、同一の乗客が乗客コンベア1の乗り口6から降り口7に移動するまでの間に乗客コンベア1に乗り込んだ乗客数を特定する。このようにすることで、インバータを設けていない乗客コンベアについても、適切な運転制御を行うことができる。
また、本実施形態では、制御部11のCPU21が、ROM22の記憶されているプログラムを実行することで、信号部31、演算部32、検出部34として機能する態様を説明した。しかしながら、これに代えて、信号部31、演算部32、検出部34のそれぞれについて、それぞれの機能を有する回路、例えばASIC(application specific integrated circuit)を用いてもよい。
また、本実施形態では、乗り口側カメラ13と降り口側カメラ14を、乗客コンベア1の構成部材に取り付ける態様を説明した。しかしながら、これらカメラの両方又はいずれか一方が建屋に設けられていてもよい。
1…乗客コンベア、 2…上階床、 3…下階床、 4…フレーム、 5…踏段、 6…乗り口、 7…降り口、 8…欄干、 9…移動手摺り、 10…駆動装置、 11…制御部、 12…スピーカー装置、 13…乗り口側カメラ、 14…降り口側カメラ、 15…固定部材、 17…インバータ装置、 21…CPU、 22…ROM、 23…RAM、 24…入出力インターフェース、 25…バスライン、 31…信号部、 32…演算部、 33…記憶部、 34…検出部、 100…運転制御システム

Claims (6)

  1. 複数の踏段と、前記複数の踏段を循環移動させるための駆動装置と、を備えた乗客コンベアの運転を制御する運転制御システムにおいて、
    前記駆動装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記乗客コンベアの降り口及びその近傍を撮像した第1撮像データを受信する撮像データ受信部と、
    第1撮像データに基づいて、乗客の移動速度を検出する速度検出部と、
    第1撮像データに基づいて、乗客密度を検出する密度検出部と、
    乗客の乗り込み率を検出する乗り込み率検出部と、を有し、
    前記速度検出部が検出した前記乗客の移動速度、前記密度検出部が検出した前記乗客密度、及び、前記乗り込み率検出部が検出した前記乗り込み率のそれぞれを、それぞれに対応する閾値と比較し、
    比較結果に応じて、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動速度を制御する運転制御システムであって、
    前記乗客の移動速度、前記乗客密度、及び、前記乗り込み率のそれぞれに対応する閾値として、少なくとも第1の混雑状況に応じた第1の閾値と、前記第1の混雑状況よりも混雑度の高い第2の混雑状況に応じた第2の閾値が設定され、
    前記制御部は、
    前記第1の閾値と前記第2の閾値を用いて、混雑の状況が、前記第1の混雑状況か、前記第2の混雑状況かを判別し、
    混雑の状況が前記第2の混雑状況と判別する場合は、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動を停止させ、
    混雑の状況が前記第1の混雑状況と判別する場合は、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動を減速させる
    ことを特徴とする運転制御システム。
  2. 前記撮像データ受信部は、前記乗客コンベアの乗り口及びその近傍を撮像した第2撮像データを受信し、
    前記乗り込み率検出部は、前記第1撮像データと前記第2撮像データに基づいて、前記乗客コンベアの乗客数を検出し、検出した乗客数に応じて前記乗り込み率を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載の運転制御システム。
  3. 前記駆動装置に電力を供給するインバータ装置を備え、
    前記乗り込み率検出部は、前記インバータ装置から前記駆動装置に送られる供給電力の大きさに基づいて、前記乗り込み率を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載の運転制御システム。
  4. 前記乗客コンベアの降り口及びその近傍を撮像し、第1撮像データを生成する降り口撮像部を備え、
    前記降り口撮像部は、前記乗客コンベアの構成部材に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の運転制御システム。
  5. 前記乗客コンベアの乗り口及びその近傍を撮像し、第2撮像データを生成する乗り口撮像部を備え、
    前記乗り口撮像部は、前記乗客コンベアの構成部材に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の運転制御システム。
  6. 複数の踏段と、
    前記複数の踏段を循環移動させるための駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御部と、を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記制御部は、
    前記乗客コンベアの降り口及びその近傍を撮像した第1撮像データを受信する撮像データ受信部と、
    第1撮像データに基づいて、乗客の移動速度を検出する速度検出部と、
    第1撮像データに基づいて、乗客密度を検出する密度検出部と、
    乗客の乗り込み率を検出する乗り込み率検出部と、を有し、
    前記速度検出部が検出した前記乗客の移動速度、前記密度検出部が検出した前記乗客密度、及び、前記乗り込み率検出部が検出した前記乗り込み率のそれぞれを、それぞれに対応する閾値と比較し、
    比較結果に応じて、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動速度を制御し、
    前記乗客の移動速度、前記乗客密度、及び、前記乗り込み率のそれぞれに対応する閾値として、少なくとも第1の混雑状況に応じた第1の閾値と、前記第1の混雑状況よりも混雑度の高い第2の混雑状況に応じた第2の閾値が設定され、
    前記制御部は、
    前記第1の閾値と前記第2の閾値を用いて、混雑の状況が、前記第1の混雑状況か、前記第2の混雑状況かを判別し、
    混雑の状況が前記第2の混雑状況と判別する場合は、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動を停止させ、
    混雑の状況が前記第1の混雑状況と判別する場合は、前記駆動装置を制御し、前記複数の踏段の移動を減速させる
    ことを特徴とする乗客コンベア。
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