JP6951085B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
一方、上述した特許文献2に記載の空調システムのように、各空調用熱交換器において個別に設置したポンプの出力調整を行う形態で熱負荷に基づいて熱媒体の通流量を制御するものでは、低熱負荷域においてポンプの出力を最低出力に設定しても熱媒体の通流量が熱負荷に適した通流量よりも過大となる場合があり、空調用熱交換器による空調の快適性が損なわれる。また、このような低負荷域での熱媒体の通流量を実現するべく、広い範囲で出力調整可能な高機能ポンプを採用することが考えられるが、このような高機能ポンプは高価且つ大型であることから、かかるポンプを各空調用熱交換器に対して設置すれば、システム全体の大型化且つ高コスト化が問題となる。
前記複数の個別分配管路の夫々に配置され、熱媒体と空調用空気との熱交換を行う複数の空調用熱交換器と、
前記複数の空調用熱交換器の夫々において、熱媒体の通流量を熱負荷に基づいて制御する個別通流量制御を実行する空調制御手段と、を備えた空調システムであって、
前記複数の空調用熱交換器の夫々に対して、熱媒体を送液する個別ポンプと、熱媒体の通流量を調整可能な個別通流量調整弁と、を備え、
前記空調制御手段が、前記個別通流量制御として、熱負荷が高負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力調整により前記空調用熱交換器での熱媒体の通流量を制御するポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記高負荷域よりも低い低負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度調整により前記空調用熱交換器での熱媒体の通流量を制御する弁開度制御を実行し、
前記空調制御手段が、前記弁開度制御の実行時において熱負荷が急増した場合には、前記個別通流量調整弁の開度を一気に最大通流量用開度に変化させた上で、当該個別通流量調整弁の開度を所定の最大通流量用開度に達することを待たずに前記ポンプ出力制御に移行して前記個別ポンプの出力を増加させる強制移行処理を実行する点にある。
そして、高負荷域において、上記ポンプ出力制御を実行することで、複数の空調用熱交換器の夫々に対して配置された複数の個別ポンプの夫々の出力を、対応する空調用熱交換器の熱負荷に対して要求される通流量を実現するのに最適な出力に制限することができ、それによりシステム全体の省エネルギ化を図ることができる。
一方、低負荷域では、上記弁開度制御を実行することで、対応する空調用熱交換器での熱媒体の通流量を上記ポンプ出力制御では実現できないほど小さな通流量に設定することができ、それにより空調用熱交換器による空調の快適性を向上させることができる。
従って、本発明により、複数の空調用熱交換器に対して熱源機で冷却又は加熱された熱媒体を分配供給するにあたり、空調の快適性及びエネルギ効率を向上しながら、合理的な構成により広い熱負荷範囲に対応可能な空調システムを提供することができる。
更に、本構成によれば、弁開度制御を実行する低負荷時において、熱負荷が急増した場合には、強制移行処理を実行して、個別通流量調整弁の開度を、熱負荷の増加に合わせて段階的又は漸次拡大するのではなく一気に最大通流量用開度に変化させた上で、ポンプ出力制御に移行し、熱負荷の増加に合わせてポンプの出力を増加させることができる。このことで、熱負荷の急増に対して空調用熱交換器での熱媒体の通流量を良好に追従させて増加させることができ、熱負荷の急増に伴う快適性の悪化を抑制することができる。
一方、弁開度制御を実行する低負荷域において、個別ポンプの出力が最小出力に設定されるので、個別ポンプの消費エネルギを最小限に抑制しながら、空調用熱交換器での熱媒体の通流量をポンプ出力制御による調整範囲よりも小さい範囲で調整することができる。よって、空調用熱交換器での熱媒体の通流量を極めて小さい熱負荷に対応する通流量に設定して、低負荷域での空調の快適性を一層向上することができる。
前記空調制御手段が、熱負荷が前記高負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度を所定の最小開度に設定した状態で前記ポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記低負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力を所定の最小出力に設定した状態で前記弁開度制御を実行する点にある。
前記空調制御手段が、熱負荷が前記高負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度を所定の最小開度に設定した状態で前記ポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記低負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力を所定の最小出力に設定した状態で前記弁開度制御を実行する点にある。
本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。
本実施形態の空調システム100は、図1に示すように、ヒートポンプシステムやコージェネレーションシステムなどの熱源機Bに対して並列状態で接続されて当該熱源機Bで冷却又は加熱された水等の熱媒体Wが分配供給される複数の個別分配管路Laと、複数の個別分配管路Laの夫々に配置され、熱媒体Wと空調用空気との熱交換を行う複数の空調用熱交換器Aと、を備えて構成されている。
この空調装置1は、給気ファン5が設置され、当該給気ファン5の送風力により取り込んだ外気OAを給気SAとして屋内に供給する給気風路2と、排気ファン6が設置され、当該排気ファン6の送風力により屋内から取り込んだ還気RAを排気EAとして屋外へ排出する排気風路3とを備える。そして、給気風路2には、冷房運転時において低温の冷熱媒体CW(熱媒体の一例)との熱交換により空調用空気である給気SAを冷却する冷却器10と、暖房運転時において高温の温熱媒体HW(熱媒体の一例)との熱交換により空調用空気である給気SAを加熱する加熱器11とが、上記空調用熱交換器Aとして設置されている。
また、空調装置1には、給気SAとして屋内に供給される外気OAと排気EAとして屋外に排出される還気RAとの全熱交換を行って省エネルギを実現するための全熱交換器7などの各種構成部が適宜設置されている。
尚、図1では、熱媒体Wの供給経路を一つしか示していないが、実際には、同構成の供給経路として冷熱媒体CW用の供給経路と温熱媒体HW用の供給経路とが存在している。
図1に示すように、空調システム100には、複数の空調用熱交換器Aの夫々に対して、熱媒体Wを送液する個別ポンプP1が設けられている。即ち、複数の個別分配管路Laの夫々に個別ポンプP1が設置されており、この個別ポンプP1を作動させることにより、当該個別ポンプP1と同じ個別分配管路Laに設置された空調用熱交換器Aに対して熱媒体Wを送液することができる。また、個別ポンプP1は、後述する制御装置20によりインバータ式の回転駆動用モータ(図示省略)の回転数を変化させる形態で、出力調整可能に構成されており、個別ポンプP1の出力調整を行うことで個別ポンプP1による熱媒体Wの吐出量が調整される。
この構成により、個別ポンプP1の出力を一定に維持した状態では、個別通流量調整弁V1の開度に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化する。つまり、個別通流量調整弁V1の開度を増加させるほど空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が増加することになり、個別通流量調整弁V1の最大開度(全開時の開度)が、空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を最大とする最大通流量用開度となる。
一方、個別通流量調整弁V1の開度を一定に維持した状態では、個別ポンプP1の出力に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化する。つまり、個別ポンプP1の出力を増加させるほど空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が増加することになる。
尚、上記熱負荷の閾値については、後述するポンプ出力制御(ステップ#10)において処理可能な熱負荷の下限値を基準に決定された熱負荷とされている。
そして、このポンプ出力制御(ステップ#10)の実行時において、逐次算出される温湿度偏差が閾値以上であるか否かが判定され(ステップ#12)、また、個別ポンプP1の出力(図3では「ポンプ出力」と表記する。)が最小出力を基準に設定される所定の閾値以下に設定されているか否かが判定される(ステップ#13)。そして、温湿度偏差が閾値以上であり(ステップ#12のyes)、且つ、個別ポンプP1の出力が閾値以下に設定されている場合(ステップ#13のyes)には、ポンプ出力制御(ステップ#10)では空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量がそれ以下の減少側に調整できない状態となることから、熱負荷が低負荷域に移行したと判断されて、上記個別通流量制御としての上述した弁開度制御(ステップ#20)に移行される。
そして、この弁開度制御(ステップ#20)の実行時において、逐次算出される温湿度偏差から認識される熱負荷が所定の増加率よりも大きく急増したか否かが判定される(ステップ#21)。そして、熱負荷が急増した場合(ステップ#21のyes)には、熱負荷の急増に対して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を良好に追従させて増加させるために、個別通流量調整弁V1の開度を最大通流量用開度に変化させるのと同時に、後述するポンプ出力制御(ステップ#10)に移行して個別ポンプP1の出力を増加させる強制移行処理(ステップ#24)が実行される。即ち、この強制移行処理(ステップ#24)では、個別通流量調整弁V1の開度を最大通流量用開度に変化させるにあたり、個別通流量調整弁V1に対して開度増加のための信号を発信した時点で、当該開度が最大通流量用開度に達することを待たずに、ポンプ出力制御(ステップ#10)に移行される。
本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。
尚、本実施形態の空調システム200は、上述した第1実施形態に対して、各個別分配管路Laにおける個別ポンプP2と個別通流量調整弁V2の配置等に関して相違する。よって、その相違する構成のみ図4に示すと共に、他の同様の構成については、同じ符号を付すと共に、詳細な説明は割愛する場合がある。
この構成により、上記第1実施形態と同様に、個別ポンプP2の出力を一定に維持した状態では、個別通流量調整弁V2の開度に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化することになり、個別通流量調整弁V2の最大開度(全開時の開度)が、空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を最大とする最大通流量用開度となる。
一方、上記第1実施形態と同様に、個別通流量調整弁V2の開度を一定に維持した状態では、個別ポンプP2の出力に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化することになる。
即ち、熱負荷が低負荷域にある場合には、個別ポンプP2の出力が最小出力に設定された上で、個別通流量制御として弁開度制御(ステップ#20)が実行され、一方、熱負荷が高負荷域にある場合には、個別通流量調整弁V2の開度が最大通流量用開度(本実施形態では最大開度)に設定された上で、上記個別通流量制御としてポンプ出力制御(ステップ#10)が実行される。
本発明の第3実施形態について図5に基づいて説明する。
尚、本実施形態の空調システム300は、上述した第1及び第2実施形態に対して、各個別分配管路Laにおける個別ポンプP3と個別通流量調整弁V3の配置等に関して相違する。よって、その相違する構成のみ図5に示すと共に、他の同様の構成については、同じ符号を付すと共に、詳細な説明は割愛する場合がある。
この構成により、個別ポンプP3の出力を一定に維持した状態では、個別通流量調整弁V3の開度に略反比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化する。つまり、個別通流量調整弁V3の開度を減少させるほど空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が増加することになり、個別通流量調整弁V3の最小開度(全閉時の開度)が、空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を最大とする最大通流量用開度となる。
一方、上記第1実施形態と同様に、個別通流量調整弁V3の開度を一定に維持した状態では、個別ポンプP3の出力に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化することになる。
即ち、熱負荷が低負荷域にある場合には、個別ポンプP3の出力が最小出力に設定された上で、個別通流量制御として弁開度制御(ステップ#20)が実行され、一方、熱負荷が高負荷域にある場合には、個別通流量調整弁V3の開度が最大通流量用開度(本実施形態では最小開度)に設定された上で、上記個別通流量制御としてポンプ出力制御(図3のステップ#10)が実行される。
また、低負荷域において実行される弁開度制御(図3のステップ#20)では、逐次算出された熱負荷が大きいほど個別通流量調整弁V1の開度を段階的又は漸次最大通流量用開度側に調整(本実施形態では最小開度側へ縮小)して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を増加側に調整する形態で、個別通流量調整弁V1の開度が制御されることになる。
本発明の第4実施形態について図6に基づいて説明する。
尚、本実施形態の空調システム400は、上述した第1〜第3実施形態に対して、各個別分配管路Laにおける個別ポンプP4と個別通流量調整弁V4の配置等に関して相違する。よって、その相違する構成のみ図6に示すと共に、他の同様の構成については、同じ符号を付すと共に、詳細な説明は割愛する場合がある。
この構成により、個別ポンプP4の出力を一定に維持した状態では、個別通流量調整弁V4の開度に略反比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化する。つまり、個別通流量調整弁V4の開度を減少させるほど空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が増加することになり、個別通流量調整弁V4の最小開度(全閉時の開度)が、空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を最大とする最大通流量用開度となる。
一方、上記第1実施形態と同様に、個別通流量調整弁V4の開度を一定に維持した状態では、個別ポンプP4の出力に略比例して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量が変化することになる。
即ち、熱負荷が低負荷域にある場合には、個別ポンプP4の出力が最小出力に設定された上で、個別通流量制御として弁開度制御(ステップ#20)が実行され、一方、熱負荷が高負荷域にある場合には、個別通流量調整弁V4の開度が最大通流量用開度(本実施形態では最小開度)に設定された上で、上記個別通流量制御としてポンプ出力制御(図3のステップ#10)が実行される。
また、低負荷域において実行される弁開度制御(図3のステップ#20)では、逐次算出された熱負荷が大きいほど個別通流量調整弁V4の開度を段階的又は漸次最大通流量用開度側に調整(本実施形態では最小開度側へ縮小)して空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を増加側に調整する形態で、個別通流量調整弁V4の開度が制御されることになる。
(1)上記実施形態では、各個別分配管路Laにおける個別ポンプP1〜V4と個別通流量調整弁V1〜V4の配置に関して、複数のパターンを説明したが、各空調用熱交換器Aにおいて、個別ポンプP1〜P4の出力調整及び個別通流量調整弁V1〜V4の開度調整の夫々を個別に行うことにより、当該空調用熱交換器Aでの熱媒体Wの通流量を調整できる範囲内において、個別ポンプP1〜P4と個別通流量調整弁V1〜V4の配置を適宜改変しても構わない。
11 加熱器(空調用熱交換器)
20 制御装置(空調制御手段)
100、200、300、400 空調システム
A 空調用熱交換器
B 熱源機
W、CW、HW 熱媒体
La 個別分配管路
Lb1 ポンプ側管路
Lb2 熱交換器バイパス管路
P1、P2、P3、P4 個別ポンプ
V1、V2、V3、V4 個別通流量調整弁
Claims (5)
- 熱源機に対して並列状態で接続されて当該熱源機で冷却又は加熱された熱媒体が分配供給される複数の個別分配管路と、
前記複数の個別分配管路の夫々に配置され、熱媒体と空調用空気との熱交換を行う複数の空調用熱交換器と、
前記複数の空調用熱交換器の夫々において、熱媒体の通流量を熱負荷に基づいて制御する個別通流量制御を実行する空調制御手段と、を備えた空調システムであって、
前記複数の空調用熱交換器の夫々に対して、熱媒体を送液する個別ポンプと、熱媒体の通流量を調整可能な個別通流量調整弁と、を備え、
前記空調制御手段が、前記個別通流量制御として、熱負荷が高負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力調整により前記空調用熱交換器での熱媒体の通流量を制御するポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記高負荷域よりも低い低負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度調整により前記空調用熱交換器での熱媒体の通流量を制御する弁開度制御を実行し、
前記空調制御手段が、前記弁開度制御の実行時において熱負荷が急増した場合には、前記個別通流量調整弁の開度を一気に最大通流量用開度に変化させた上で、当該個別通流量調整弁の開度を所定の最大通流量用開度に達することを待たずに前記ポンプ出力制御に移行して前記個別ポンプの出力を増加させる強制移行処理を実行する空調システム。 - 前記空調制御手段が、熱負荷が前記高負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度を前記空調用熱交換器での熱媒体の通流量を最大とする所定の最大通流量用開度に保持した状態で前記ポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記低負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力を所定の最小出力に設定した状態で前記弁開度制御を実行する請求項1に記載の空調システム。
- 前記個別分配管路において、前記個別ポンプと前記個別通流量調整弁とが直列状態で配置されている請求項1又は2に記載の空調システム。
- 前記個別分配管路において、前記個別ポンプの一次側と二次側とを接続するポンプ側管路が設けられていると共に、当該ポンプ側管路に前記個別通流量調整弁が配置されており、
前記空調制御手段が、熱負荷が前記高負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度を所定の最小開度に設定した状態で前記ポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記低負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力を所定の最小出力に設定した状態で前記弁開度制御を実行する請求項1〜3の何れか1項に記載の空調システム。 - 前記個別分配管路において、前記空調用熱交換器をバイパスする熱交換器バイパス管路が設けられていると共に、当該熱交換器バイパス管路に前記個別通流量調整弁が配置されており、
前記空調制御手段が、熱負荷が前記高負荷域にある場合には、前記個別通流量調整弁の開度を所定の最小開度に設定した状態で前記ポンプ出力制御を実行し、熱負荷が前記低負荷域にある場合には、前記個別ポンプの出力を所定の最小出力に設定した状態で前記弁開度制御を実行する請求項1〜3の何れか1項に記載の空調システム。
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