JP6949189B2

JP6949189B2 - 空気吹出し口アセンブリ

Info

Publication number: JP6949189B2
Application number: JP2020181513A
Authority: JP
Inventors: ツィマーシュテフェン; ランゲトマシュ; ハーダースリヒャルト
Original assignee: Volkswagen AG
Current assignee: Volkswagen AG
Priority date: 2019-10-30
Filing date: 2020-10-29
Publication date: 2021-10-13
Anticipated expiration: 2040-10-29
Also published as: US20210129623A1; JP2021070472A; EP3815942A1; DE102019216772A1; DE102019216772B4; KR20210052272A; EP3815942B1; CN112744054A

Description

本発明は、特に自動車用の空気吹出し口アセンブリであって、空気吹出し口および装飾装置を備えていて、空気吹出し口が、空気通路を有するケーシングと、この空気通路に対応配置された、後縁および前縁を備えた少なくとも１つの空気ガイドプレートとを有していて、空気ガイドプレートの前縁が、後縁に対応配置された回転軸線を中心として旋回可能に支承されており、装飾装置が、空気ガイドプレートの後縁の延長部に延びる可視縁部を備えた少なくとも１つの固定的な装飾板を有していて、空気ガイドプレートが、回転ピンにより装飾板において回転軸線を中心として旋回可能に支承されている、空気吹出し口アセンブリに関する。

上述の種類の空気吹出し口アセンブリは、先行技術から知られている。したがって、たとえば独国特許出願公開第１０２０１５２１７２３０号明細書は、このような種類の空気吹出し口アセンブリを開示している。空気ガイドプレートの旋回可能な支承は、この空気ガイドプレートが一方の端部において回転ピンにより装飾板の円筒状の収容部内に挿入されていて、他方の端部において半径方向で係止収容部内に延びていることにより実現される。この際に、空気通路もしくは空気吹出し口のケーシングの方向での半径方向の挿入が行われる。空気ガイドプレートを組み付けるために、空気ガイドプレートは一方では、長手方向の延在部で回転ピンと一緒に軸方向収容部内に導入されなければならず、他方の端部で半径方向に挿入されなければならない。

独国特許出願公開第１０２０１７２０３７４０号明細書からは、旋回可能な空気ガイドプレートが、流出側で、ケーシングにおいて固定的に配置された装飾板において旋回可能に支承されている、別の空気吹出し口アセンブリが知られている。欧州特許出願公開第２９６２８７９号明細書は、旋回可能な空気ガイドプレートと、この空気ガイドプレートに続く固定的な装飾板とを有する空気吹出し口アセンブリを開示している。

本発明の根底にある課題は、一方では空気吹出し口アセンブリの組付けを簡略化し、他方では廉価な手段で空気吹出し口アセンブリの頑丈性をさらに改善する、改善された空気吹出し口アセンブリを提供することである。

本発明の根底にある課題は、請求項１に記載の特徴を備えた空気吹出し口アセンブリにより解決される。この空気吹出し口アセンブリは、空気ガイドプレートが、大きな力を加えることなしに組付け可能であり、空気ガイドプレートが、組付け後に脱落することなしにケーシングにおいて保持され、かつ容易に回転可能に支承されているという利点を有している。このことは、本発明によれば、装飾板が、空気ガイドプレートに配置された回転ピンのための半径方向に開いた収容部を有していて、ケーシングが、支承突起を有していて、この支承突起は、装飾板がケーシングに組み付けられた状態で、収容部内に突入し、これにより、装飾板と一緒に回転ピンのための回転支承部を形成することにより達成される。したがって、組付け時に、空気ガイドプレートは、まず、回転ピンと一緒に半径方向で装飾板の収容部内に導入され、次いでケーシングが背後から装飾板上に被せ嵌められるか、または装飾板が回転ピンと一緒にケーシング上に被せ嵌められる。ケーシングおよび装飾板は、好適には、支承突起が収容部内に半径方向で突入するもしくは係合するようにのみケーシングと装飾板とが互いに結合可能であるように、形成されている。このためには、好適には装飾板および／またはケーシングは、ガイド手段を有している。このガイド手段は、個別の部材の正しい組み立て、特に装飾板およびケーシングの組立て時における支承収容部内への支承突起の供給を保証する。

本発明の好適な１つの変化形によれば、支承突起は、回転ピンが収容部内において半径方向であそびなしに、または少なくともほぼ半径方向であそびなしに保持されているように、形成されている。半径方向であそびのない、またはほぼあそびのない支承により、空気ガイドプレートの旋回時にフラップ騒音を阻止し、この機構の優れた外観が保証されている。好適には、支承部は、支承突起および支承収容部によって形成された支承部内で回転ピンが低摩擦で回転することができ、これにより空気ガイドプレートの容易な旋回を可能にすることができるように、形成されている。

特に好適には、回転ピンは空気ガイドプレートに固定的に配置されていて、これにより回転ピンは空気ガイドプレートと一緒に移動する。これにより、空気ガイドプレートの回転運動もしくは旋回運動を保証するために、支承部内で、回転ピンと支承突起との間ならびに回転ピンと支承収容部との間の相対運動が可能にされていなければならない。代替の実施形態によれば、回転ピンが、支承突起と支承収容部との間で固定的に保持され、空気ガイドプレート内に回転可能に支承されていることが規定されている。この場合、空気ガイドプレートの旋回時の相対運動は、空気ガイドプレートと回転ピンとの間に位置している。このことは、回転ピンを支承部内で支承突起により支承収容部に向けて緊締することができる場合に製造公差および組付け公差を大きくすることができるので、支承部の構造を簡略化する。

本発明の好適な１つの実施形態によれば、回転ピンは、空気ガイドプレートに一体的に形成されている。これは、全体的に空気ガイドプレートおよび空気吹出し口アセンブリの廉価な実現を引き起こす。さらに、組付けが簡略化される。この場合、当然ながら、空気ガイドプレートの旋回時の相対運動は半径方向支承部内に位置しているので、支承部内の回転ピンの少なくともほぼあそびのない支承が有利である。

さらに好適には、支承突起が、回転ピンを回転支承するために湾曲された当付け面を有していることが規定されている。このためには、支承突起は、その自由端において特に凹状の凹設部を有している。この凹設部は、支承収容部内での回転ピンの部分的な収容のために働く。

上述のように、本発明の代替的な１つの実施形態によれば、回転ピンは、好適には、空気ガイドプレート内に、または空気ガイドプレートにおいて支承されているので、支承収容部内での回転可能な支承を省略することができる。

本発明の好適な１つの変化形によれば、空気ガイドプレートの、装飾板とは反対側の端部に、別の装飾板が、空気ガイドプレートの長手方向の延在部においてケーシングに配置されている。これにより、空気ガイドプレートは、２つの装飾板の間に配置されていて、これにより、特に装飾板、空気ガイドプレートおよび別の装飾板により形成される一貫したディスクの外観が生じる。

好適には、空気ガイドプレートは、別の装飾板に面した端部において、別の回転ピンを有している。この別の回転ピンは、特に、上述のような回転ピンと同様に形成されかつ支承されている。これにより別の装飾板における空気ガイドプレートの簡単に旋回可能な支承が同様に保証されている。したがって、好適には、空気ガイドプレートは、両方の回転ピンを有している。これにより、装飾板における空気ガイドプレートの簡単な組付けが生じる。

特に、別の装飾板は、回転ピンのための半径方向に開いた別の支承収容部もしくは半径方向収容部を有していて、ケーシングが、別の支承突起を有していて、この別の支承突起は、ケーシングに別の装飾板が組み付けられた状態で、別の支承収容部内に突入し、別の装飾板と一緒に、別の回転ピンのための支承収容部若しくは半径方向支承部、特に回転支承部を形成する。したがって、空気吹出し口アセンブリは、特に、空気ガイドプレートが２つの装飾板に同一の形式で結合されていることにより優れている。これにより、簡単な組立て順序ならびに装飾板における空気ガイドプレートのより確実に旋回可能な支承部が生じる。代替的には、ケーシングまたは別の装飾板は、別の回転ピンのために、別の回転ピンを収容するための円筒状の凹設部または切欠きを有している。上述の実施形態とは異なり、これにより空気ガイドプレートの端部は、ケーシングもしくはそれぞれの装飾板に互いに異なって取り付けられている。これは、コスト上の理由から有利になり得る。空気吹出し口アセンブリの構成およびその周辺条件に応じて、空気ガイドプレートの異なる支承も、存在する構造スペースの使用時に利点を有することがある。

請求項１０に記載の特徴を備えた、空気吹出し口アセンブリを製造する本発明に係る方法は、空気ガイドプレートを、回転ピンと一緒に半径方向に開いた支承収容部内に導入し、次いで、ケーシングの支承突起が支承収容部内に突入し、装飾板と一緒に回転ピンのための支承収容部、特に回転支承部を形成するように、装飾板と空気ガイドプレートとをケーシングに配置することにより優れている。これにより上述の利点が生じる。

請求項１１に記載の特徴を備えた、空気吹出し口アセンブリを製造する本発明に係る方法は、空気ガイドプレートを回転ピンと一緒にケーシングの支承突起上に位置決めし、次いで、ケーシングの支承突起を、回転ピンと一緒に、装飾板の支承収容部内に導入し、支承収容部と一緒に回転ピンのための半径方向支承部を形成するように、装飾板をケーシングに配置することにより優れている。これにより、組付け順序が変更されるが、結果として同一の空気吹出し口アセンブリが製造される。最後に挙げられた組付け順序を容易にするために、ケーシングの支承突起は、好適には、回転ピンに適合した凹設部、特に回転ピンに適合された湾曲部をその当付け面において有している。この当付け面は、空気ガイドプレートの回転ピンを支承突起上で位置調整し、組付け時に保持する。このためには、好適には、支承突起の当付け面の湾曲部は、回転ピンの円周の少なくとも４分の１、特に少なくとも３分の１にわたって延びている。

別の利点および好適な特徴および特徴の組み合わせは、特に先の説明ならびに特許請求の範囲から明らかである。以下に本発明を図面につき詳しく説明する。

有利な空気吹出し口アセンブリを上から見た斜視図である。図１に示した有利な空気吹出し口アセンブリの背面図である。空気吹出し口アセンブリの組付け工程の１つのステップを示す横断面図である。空気吹出し口アセンブリの組付け工程の１つのステップを示す横断面図である。空気吹出し口アセンブリの組付け工程の１つのステップを示す横断面図である。

図１は、自動車（詳細に図示せず）用の有利な空気吹出し口アセンブリ１を上から見た斜視図で示している。空気吹出し口アセンブリ１は、ケーシング２を有している。ケーシング２は、たとえば自動車のダッシュボード３に取り付けられている。ケーシング２は、このケーシング２を通って延びる空気通路４を形成する。空気通路４は、ケーシングの背面側５で自動車のエアコンディショニングシステムおよび／または換気システムに接続されているか、または接続可能であるので、空気通路４を通って、特に空気調整された外気が自動車の車両内室に流入することができる。空気通路４には、本実施例では、さらに３つの空気ガイドプレート６が対応配置されている。空気ガイドプレートは互いに対して平行に、空気通路４を通って横方向に延びている。空気ガイドプレート６は、空気通路４の、内室に面した端部に配置されている。空気ガイドプレート６はそれぞれ、その内室に面した端部において後縁（Abstroemkante）７を有していて、内室とは反対側の、特に空気通路４に面した端部において前縁（Anstroemkante）８を有している。空気ガイドプレート６は、特に翼形の横断面形状を有しており、空気通路４から流出する空気の流れに影響を与えるために、その各前縁８が、後縁７に対応配置された回転軸線９を中心として旋回可能であるように支承されている。空気ガイドプレートの旋回により、特に空気流の流出方向に影響を与えることができる。空気ガイドプレート６は、本実施例では、規定通りに取り付けられた場合に、少なくともほぼ水平方向に延びているように位置調整されているので、回転軸線９を中心として空気ガイドプレート６を旋回させることにより、流出する空気流の流出角度を高さ方向において調節可能であるので、空気ガイドプレート６の旋回により、空気流を、たとえば任意に、車両乗員の頭部領域または胴体領域に供給することができる。

ケーシング２は、空気ガイドプレート６と一緒に空気吹出し口１０を形成している。従来の空気吹出し口１０では、空気ガイドプレートは、ケーシング２に直接に旋回可能に支承されていて、ケーシングと一緒にダッシュボード３に組み付けられている。

本実施例によれば、空気吹出し口アセンブリ１には、装飾板１１が補われている。装飾板１１はケーシングに固定的に配置されており、したがって不動である。それぞれの装飾板１１の可視縁部１２は、それぞれの装飾板に対応配置された空気ガイドプレート６の後縁７に対応して形成されており、この後縁７と面一に配置されているので、空気吹出し口アセンブリの視覚的に一貫したプレート構造が生じる。空気ガイドプレート６が旋回させられると、このことは全体像においては、ほんの僅かにしか確認できない。これは、特に、空気ガイドプレート６と装飾板１１とが、それぞれ後縁７もしくは可視縁部１２において、横断面で見て同一の湾曲部または同じ曲率半径を有する湾曲部を有していることによって達成される。

図２は、ケーシング２が取り外された空気吹出し口アセンブリ１の簡略化された背面図を示している。装飾板１１は、車両内室に面していて、ダッシュボードの領域を覆う装飾エレメント１３に一体的に形成されている。装飾板１１は、その空気通路４もしくはケーシング２に面した側に、半径方向に開いたそれぞれ１つの支承収容部１４を有している。この支承収容部１４は、この支承収容部１４にそれぞれ対応配置された空気ガイドプレート６を旋回可能に支承するために働く。

図３Ａ、図３Ｂ、図３Ｃはそれぞれ、空気吹出し口アセンブリ１の簡略化された横断面図であって、空気吹出し口アセンブリ１を製造するための組付けステップを示している。図３Ａは、装飾板１１のうちの１つの装飾板１１の半径方向に開いた支承収容部１４を示している。半径方向に開いた収容部１４は、その底面または基底部に円形の支承輪郭を有していて、全体的にＵ字形またはＶ字形に形成されている。各空気ガイドプレート６の、各装飾板１１に面した端部は、それぞれ１つの回転ピン１５を有している。この回転ピン１５は、各空気ガイドプレート６と一体的に形成されている。回転ピンの外径は、支承収容部１４の円形の底面の内径よりも僅かにだけ小さいか、最大でも同一の大きさである。

空気ガイドプレート６の組付け時に、図３Ａにおいて矢印１６により示され、図２において確認可能であるように、これらの空気ガイドプレート６は、それぞれの回転ピン１５と一緒に、対応配置された装飾板１１の支承収容部１４に半径方向に沿って導入される。次いで、図３Ｂに示されているように、ケーシング２が装着される。ケーシング２は、装飾エレメント１３に面した側に、各支承収容部１４のために、それぞれ１つの支承突起１７を有している。この支承突起１７は、それぞれの支承収容部１４内に部分的に挿入されるように、形成されている。このためには、それぞれの支承突起１７は、長手方向の断面で見てＶ字形またはＵ字形の外側輪郭を備えている。この外側輪郭は、支承収容部１４の内側輪郭に少なくともほぼ対応している。それぞれの支承突起１７は、その自由端において、好適には凹状の当付け面１８を有している。当付け面１８の曲率半径は、支承収容部１４内の回転ピン１５の曲率半径に少なくともほぼ一致する。それぞれの支承突起１７は、装飾エレメント１３にケーシング２が取り付けられた状態で、回転ピン１５が一方では支承突起１７によって、他方では支承収容部１４もしくは対応配置された装飾板１１によって、半径方向のギャップがほとんどないか、または全くない状態で回転可能に支承されているように、ケーシング２から前方に向かって延びている。したがって、支承突起１７は、図３Ｃに示すように、支承収容部１４と一緒に、それぞれの空気ガイドプレート６のための半径方向支承部１９を形成する。したがって、装飾エレメント１３におけるケーシング２の組付けにより、空気ガイドプレート６の旋回支承が達成され、支承突起１７と支承収容部１４とは、それぞれの空気ガイドプレート６と一体的に形成されている回転ピン１５が、その長手方向中心軸線を中心としてそれぞれの半径方向支承部１９内で回転可能に保持されているように、形成されている。したがって、長手方向中心軸線は、各空気ガイドプレート６のために前述のそれぞれの回転軸線９を形成し、この回転軸線９を中心として、空気ガイドプレート６のそれぞれの前縁８が旋回可能である。

上で説明した実施例によれば、それぞれの空気ガイドプレート６は、回転ピン１５と一緒に、まず支承収容部１４内に配置されるが、別の実施例によれば、それぞれの空気ガイドプレート６は、回転ピン１５と一緒に、まずケーシング２の支承突起１７に位置決めされることになっている。このためには、支承突起１７は、上述したように、特に回転ピン１５の円形状に適合された当付け面１８または適合して湾曲された当付け面１８を有していて、この当付け面１８は、好適には、回転ピン１５の円周の少なくとも４分の１にわたって、特に好適には回転ピン１５の円周の少なくとも３分の１にわたって延びており、これにより、回転ピン１５は支承突起１７上で確実に予備組付けのために位置決め可能である。この場合、次いでようやく装飾エレメント１３がケーシング２に配置され、回転ピン１５および支承突起１７は、回転ピン１５のための半径方向支承部１９を形成するために、装飾エレメント１３の対応する支承収容部１４に挿入される。

図示していない代替的な実施例によれば、それぞれの空気ガイドプレート６の回転ピン１５は、支承突起１７と支承収容部もしくはそれぞれの装飾板１１との間に緊締またはクランプされていて、それぞれの空気ガイドプレート６内または空気ガイドプレート６において回転可能に支承保持されているので、回転運動は空気ガイドプレート６での回転ピンの回転可能な支承により可能となる。

示された実施例は、一方では、空気吹出し口アセンブリ１が簡単かつ少ないステップで組立て可能であり、他方では、空気ガイドプレート６を脱落防止してケーシング２および装飾エレメント１３において保持し、簡単な手段で製造し、かつ組み付けることができるという利点を有している。

１空気吹出し口アセンブリ
２ケーシング
３ダッシュボード
４空気通路
５背面側
６空気ガイドプレート
７後縁
８前縁
９回転軸線
１０空気吹出し口
１１装飾板
１２可視縁部
１３装飾エレメント
１４支承収容部
１５回転ピン
１６矢印
１７支承突起
１８当付け面
１９半径方向支承部

Claims

特に自動車用の空気吹出し口アセンブリ（１）であって、空気吹出し口（１０）および装飾装置を備えていて、前記空気吹出し口（１０）が、空気通路（４）を有するケーシング（２）と、前記空気通路（４）に対応配置された、後縁（７）および前縁（８）を備えた少なくとも１つの空気ガイドプレート（６）とを有していて、前記空気ガイドプレート（６）の前記前縁（８）が、前記後縁（７）に対応配置された回転軸線（９）を中心として旋回可能に支承されており、前記装飾装置が、前記空気ガイドプレートの前記後縁（７）の延長部に延びる可視縁部（１２）を備えた少なくとも１つの固定的な装飾板（１１）を有していて、前記空気ガイドプレート（６）が、回転ピン（１５）により前記装飾板（１１）において前記回転軸線（９）を中心として旋回可能に支承されている、空気吹出し口アセンブリ（１）において、
前記装飾板（１１）が、前記回転ピン（１５）のための半径方向に開いた支承収容部（１４）を有していて、前記ケーシング（２）が、支承突起（１７）を有していて、該支承突起（１７）は、前記装飾板（１１）が前記ケーシング（２）に組み付けられた状態で、前記支承収容部（１４）内に突入し、これにより、前記支承収容部（１４）と一緒に前記回転ピン（１５）のための半径方向支承部（１９）、特に回転支承部を形成することができることを特徴とする、空気吹出し口アセンブリ（１）。
前記支承突起（１７）は、前記回転ピン（１５）が前記半径方向支承部（１９）内において半径方向であそびなしに、または少なくともほぼ半径方向であそびなしに保持されているように、形成されている、請求項１記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記回転ピン（１５）が、前記空気ガイドプレート（６）に固定的に配置されている、請求項１または２記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記回転ピン（１５）が、前記空気ガイドプレート（６）に一体的に形成されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記回転ピン（１５）が、前記回転軸線（９）を中心として回転可能に前記空気ガイドプレート（６）において支承されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記支承突起（１７）が、前記回転ピン（１５）を回転支承するために湾曲された当付け面（１８）を有している、請求項１から５までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記空気ガイドプレート（６）の、前記装飾板（１１）とは反対側の端部に、別の装飾板（１１）が、前記空気ガイドプレート（６）の長手方向の延在部において前記ケーシング（２）に配置されている、請求項１から６までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記空気ガイドプレート（６）が、前記別の装飾板（１１）に面した端部において、別の回転ピン（１５）を有している、請求項１から７までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
前記別の装飾板（１１）が、前記別の回転ピン（１５）のための半径方向に開いた別の支承収容部（１４）を有していて、前記ケーシング（２）が、別の支承突起（１７）を有していて、該別の支承突起（１７）は、前記ケーシング（２）に前記別の装飾板（１１）が組み付けられた状態で、前記別の支承収容部（１４）内に突入し、前記別の装飾板（１１）と一緒に、前記別の回転ピン（１５）のための別の半径方向支承部（１９）、特に回転支承部を形成する、請求項１から８までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリ。
請求項１から９までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリを製造する方法であって、空気ガイドプレート（６）を、回転ピン（１５）と一緒に装飾板（１１）の半径方向収容部（１４）内に半径方向で導入し、次いで、ケーシング（２）の支承突起（１７）が前記装飾板（１１）の前記支承収容部（１４）内に突入して、前記支承収容部（１４）と一緒に前記回転ピン（１５）のための半径方向支承部（１９）を形成するように、前記装飾板（１１）を前記空気ガイドプレート（６）と共に前記ケーシング（２）に配置することを特徴とする、空気吹出し口アセンブリを製造する方法。
請求項１から９までのいずれか１項記載の空気吹出し口アセンブリを製造する方法であって、空気ガイドプレート（６）を回転ピン（１５）と一緒にケーシング（２）の支承突起（１７）上に位置決めし、次いで、前記ケーシング（２）の前記支承突起（１７）を、該支承突起（１７）上に位置決めされた前記回転ピン（１５）と一緒に、装飾板（１１）の支承収容部（１４）内に導入し、該支承収容部（１４）内で前記支承収容部（１４）と一緒に前記回転ピン（１５）のための半径方向支承部（１９）を形成するように、前記装飾板を前記ケーシング（２）に配置することを特徴とする、空気吹出し口アセンブリを製造する方法。