JP6945770B2 - 誤差検出回路 - Google Patents

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Description

この発明は、誤差検出回路に関するものである。
D/A変換器は、入力されたデジタルコードに対応するアナログ電圧を出力する。D/A変換器は、例えば、マイコン等の処理回路を備えたデジタル信号を出力する制御装置と、アナログ電圧により制御される制御対象との間に配置される。D/A変換器は、制御装置と制御対象との間に配置され、制御装置と制御対象とに接続されることにより、制御装置は、D/A変換器を介して、制御対象を制御することができる。
D/A変換器から出力されるアナログ電圧は、デジタルコードに対応した離散的な電圧値を示す。D/A変換器から出力されるアナログ電圧の離散的な電圧値の間隔は、理想的には一定間隔となる。例えば、D/A変換器の分解能が、3ビットであれる場合、D/A変換器は、2の3乗にあたる8段階の電圧値をアナログ電圧として出力することができる。D/A変換器の分解能が3ビットであり、且つ、D/A変換器に入力される基準電圧が5ボルト(以下「V」と表記する。)である場合、D/A変換器から出力されるアナログ電圧の理想的な電圧値の間隔は、5Vを8で除した0.625V間隔となる。
しかしながら、実際は、D/A変換器から出力されるアナログ電圧の電圧値の間隔は、D/A変換器を構成する抵抗のばらつき等により誤差を生じる。このような誤差は、微分非直線性誤差(以下「DNL(Differential Non−Linearity)」という。)と呼ばれている。D/A変換器から出力されるアナログ電圧は、DNLにより精度が劣化するため、制御対象を精度よく制御することができない。
例えば、特許文献1には、D/A変換器を適用した電圧制御発振器を制御対象として備えたレーダ装置が開示されている。
レーダ装置は、出力する信号の周波数を時間に対して線形に変化させた信号を出力する。レーダ装置は、出力する信号における時間に対して変化させた周波数の線形性が高いほど、距離又は相対速度等を高精度で測定できる。しかしながら、D/A変換器が出力するアナログ電圧にDNLが含まれると、所望の制御電圧に対してDNLの分だけ異なるアナログ電圧が電圧制御発振器に入力される。そのため、レーダ装置が出力する信号における時間に対して変化させた周波数の線形性が劣化し、結果として、レーダ装置が測定する距離又は相対速度等の精度が劣化してしまう。したがって、制御対象を精度よく制御するためには、D/A変換器が出力するアナログ電圧に含まれるDNLを検出する必要がある。
特許文献1に記載されたレーダ装置は、D/A変換器が出力したアナログ電圧の電圧値を、A/D変換器により構成された電圧計により測定し、測定した電圧値と、所望の電圧値とを比較することによりDNLを検出している。
国際公開第2018/025342号
しかしながら、A/D変換器は、入力されたアナログ電圧に対応するデジタルコードを出力する。A/D変換器は連続的なアナログ電圧を離散的なデジタルコードに変換するため、A/D変換器に入力されるアナログ電圧の電圧値が、A/D変換器の分解能により決定される所定の電圧値の範囲内である場合、A/D変換器に入力されるアナログ電圧の電圧値は同一のデジタルコードに変換されてしまう。
したがって、特許文献1に記載されたレーダ装置のように、D/A変換器が出力したアナログ電圧を、直接A/D変換器に入力する場合、D/A変換器が出力したアナログ電圧のDNLを精度良く検出するためには、A/D変換器は、D/A変換器の分解能より高い分解能を有するA/D変換器であることが求められる。しかしながら、A/D変換器の分解能には限界があるため、検出したいDNLの精度を満足する分解能をA/D変換器が有さない場合、DNLを所望の検出精度で得ることができない。
この発明は、上述の問題点を解決するためのもので、高い分解能を有していないA/D変換器であっても、D/A変換器が出力するアナログ電圧の電圧値の間隔に含まれるDNLを高い精度で検出できる誤差検出回路を提供することを目的としている。
この発明に係る誤差検出回路は、出力電圧値を示す第1デジタルコードを出力するコード出力部と、コード出力部が出力した第1デジタルコードを受けて、第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力するD/A変換器と、制御信号を出力する制御出力部と、制御出力部が出力した制御信号を受けて、制御信号に対応する基準電圧を出力する電圧源と、D/A変換器が出力したアナログ電圧と、電圧源が出力した基準電圧とを受けて、アナログ電圧と基準電圧との差電圧を増幅して、増幅後の差電圧を出力する差動増幅器と、差動増幅器が出力した増幅後の差電圧を受けて、増幅後の差電圧に対応する第2デジタルコードを出力するA/D変換器と、A/D変換器が出力した第2デジタルコードを受けて、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器が出力した第1アナログ電圧に対応する第2デジタルコードと、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器が出力した第2アナログ電圧に対応する第2デジタルコードとに基づいて、D/A変換器が出力した第1アナログ電圧と第2アナログ電圧との電圧差を出力電圧差として算出する電圧差算出部と、第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値と、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値との電圧差に基づいて、電圧差算出部が算出した出力電圧差の誤差を算出する誤差算出部と、を備え、制御出力部は、電圧差算出部が、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応する第2デジタルコードと、第2コード値に対応する第2デジタルコードとを受けるまでの期間において、電圧源が出力する基準電圧を一定に保つ制御信号を出力するように構成した。
この発明によれば、高い分解能を有していないA/D変換器であっても、D/A変換器が出力するアナログ電圧の電圧値の間隔に含まれるDNLを高い精度で検出できる。
図1は、実施の形態1に係る誤差検出回路の要部の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係る誤差検出回路におけるD/A変換器が出力するアナログ電圧の電圧値、及び、電圧源が出力する基準電圧の電圧値の時間変化を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る誤差検出回路における差動増幅器が出力する増幅差電圧の電圧値の時間変化の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1から図3を参照して実施の形態1に係る誤差検出回路100について説明する。
図1を参照して、実施の形態1に係る誤差検出回路100の要部の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る誤差検出回路100の要部の構成の一例を示すブロック図である。
誤差検出回路100は、コード出力部110、D/A変換器120、制御出力部130、電圧源140、差動増幅器150、A/D変換器160、電圧差算出部170、誤差算出部180、及び出力端子199を備える。誤差検出回路100は、上述の構成に加えて、ローパスフィルタ190を備えるものであっても良い。図1は、誤差検出回路100が、コード出力部110、D/A変換器120、制御出力部130、電圧源140、差動増幅器150、A/D変換器160、電圧差算出部170、誤差算出部180、及び出力端子199、並びに、ローパスフィルタ190を備えたものを示している。
コード出力部110は、出力電圧値を示す第1デジタルコードを出力する。
D/A変換器120は、コード出力部110が出力した第1デジタルコードを受けて、第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力する。具体的には、D/A変換器120は、複数の離散的な電圧値のうち、第1デジタルコードに対応する電圧値を有するアナログ電圧を出力する。図1に示すように、誤差検出回路100がローパスフィルタ190を備える場合、D/A変換器120は、アナログ電圧を、ローパスフィルタ190を介して、出力端子199及び差動増幅器150に出力する。
出力端子199は、制御対象(不図示)と、D/A変換器120とを接続するための端子である。制御対象は、D/A変換器120が出力したアナログ電圧を受けて、当該アナログ電圧により制御される。
ローパスフィルタ190は、D/A変換器120が出力したアナログ電圧を受けて、当該アナログ電圧のうち、予め定められた遮断周波数より高い周波数成分のアナログ電圧を減衰させ、当該遮断周波数より低い周波数成分のアナログ電圧を通過させる。
制御出力部130は、制御信号を電圧源140に出力する。具体的には、例えば、制御出力部130は、コード出力部110が出力した第1デジタルコードに対応する制御信号を電圧源140に出力する。
電圧源140は、制御出力部130が出力した制御信号を受けて、制御信号に対応する基準電圧を差動増幅器150に出力する。具体的には、例えば、電圧源140は、制御信号に対応する第1デジタルコードが示す出力電圧値に相当する基準電圧を差動増幅器150に出力する。ここで、第1デジタルコードが示す出力電圧値に相当する値は、例えば、第1デジタルコードが示す出力電圧値に略等しい電圧値であり、第1デジタルコードが示す理想的な電圧値に略等しい電圧値である。電圧源140は、例えば、上述の第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力するD/A変換器120とは異なる、第2のD/A変換器により構成される。実施の形態1では、電圧源140は、第2のD/A変換器により構成されるものとして説明するが、電圧源140は、汎用の直流電源により構成されたものであっても良い。
差動増幅器150は、2つの入力端子を有し、一方の入力端子には、D/A変換器120が出力したアナログ電圧が入力され、他方の入力端子には、電圧源140が出力した基準電圧が入力される。差動増幅器150は、D/A変換器120が出力したアナログ電圧と、電圧源140が出力した基準電圧とを受けて、アナログ電圧と基準電圧との差電圧を増幅して、増幅後の差電圧をA/D変換器160に出力する。
A/D変換器160は、差動増幅器150が出力した増幅後の差電圧を受けて、増幅後の差電圧に対応する第2デジタルコードを電圧差算出部170に出力する。実施の形態1に係る誤差検出回路100は、A/D変換器160を備えるものとして説明するが、誤差検出回路100は、A/D変換器160に換えて汎用の電圧計(不図示)を備えたものであっても良い。
電圧差算出部170は、A/D変換器160が出力した第2デジタルコードを受ける。
より具体的には、電圧差算出部170は、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第1アナログ電圧に対応する第2デジタルコードを受ける。また、電圧差算出部170は、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第2アナログ電圧に対応する第2デジタルコードを受ける。
ここで、第1コード値に隣接する値とは、D/A変換器120が第1デジタルコードに対応して出力するアナログ電圧の離散的な電圧値のうち、D/A変換器120が第1コード値を有する第1デジタルコードに対応して出力するアナログ電圧の電圧値に隣接する電圧値のアナログ電圧を、D/A変換器120が出力するための第1デジタルコードの値である。より具体的には、例えば、D/A変換器120が、第1デジタルコードに対応して0.625V間隔の離散的な電圧値を有するアナログ電圧を出力するものであって、D/A変換器120が、第1コード値を有する第1デジタルコードを受けた際に電圧値が2.5Vであるアナログ信号を出力する場合、D/A変換器120は、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードを受けた際に電圧値が3.125V(=2.5V+0.625V)又は1.875V(=2.5−0.625V)であるアナログ信号を出力する。
電圧差算出部170は、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第1アナログ電圧に対応する第2デジタルコードと、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第2アナログ電圧に対応する第2デジタルコードとに基づいて、D/A変換器120が出力した第1アナログ電圧と第2アナログ電圧との電圧差を出力電圧差として算出する。
より具体的には、電圧差算出部170は、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第1アナログ電圧に対応する第2デジタルコードに基づいて、当該第2デジタルコードが示す電圧値を取得する。また、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第2アナログ電圧に対応する第2デジタルコードに基づいて、当該第2デジタルコードが示す電圧値を取得する。電圧差算出部170は、取得した上述の2つの電圧値の差を算出することにより、D/A変換器120が出力した第1アナログ電圧と第2アナログ電圧との電圧差を出力電圧差として算出する。
誤差算出部180は、第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値と、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値との電圧差に基づいて、電圧差算出部170が算出した出力電圧差の誤差を算出する。
具体的には、例えば、誤差算出部180は、コード出力部110から第1デジタルコードを取得し、取得した第1デジタルコードに基づいて、第1デジタルコードが示す出力電圧値を取得する。より具体的には、誤差算出部180は、取得した第1コード値を有する第1デジタルコードに基づいて、第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値を取得する。また、誤差算出部180は、取得した第2コード値を有する第1デジタルコードに基づいて、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値を取得する。誤差算出部180は、取得した上述の2つの電圧値の差を算出することにより、第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値と、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値との電圧差を算出する。誤差算出部180は、算出した第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値と、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値との電圧差と、電圧差算出部170が算出した出力電圧差とを比較することにより、電圧差算出部170が算出した出力電圧差の誤差を算出する。
制御出力部130は、電圧差算出部170が、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応する第2デジタルコードと、第2コード値に対応する第2デジタルコードとを受けるまでの期間において、電圧源140が出力する基準電圧を一定に保つ制御信号を出力する。
なお、コード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ(不図示)により構成される。コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、又はDSP(Digital Signal Processor)等により構成されたプロセッサ(不図示)と、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read―Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、若しくは、SSD(Solid State Drive)等の半導体メモリ、又は、HDD(Hard Disk Drive)等の半導体メモリ等の磁気ディスク等により構成されたメモリ(不図示)とを有する。
メモリには、当該コンピュータをコード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが読み出して実行することにより、コード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180の機能が実現される。
また、コード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、SoC(System−on−a−Chip)、又はシステムLSI(Large−Scale Integrated Circuit)等の処理回路(不図示)により構成されても良い。
また、コード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180は、コード出力部110、制御出力部130、電圧差算出部170、及び誤差算出部180の機能のうちの一部の機能がプロセッサ及びメモリにより実現され、残余の機能が処理回路により実現されるものであっても良い。
図2及び図3を参照して、実施の形態1に係る誤差検出回路100動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る誤差検出回路100におけるD/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値、及び、電圧源140が出力する基準電圧の電圧値の時間変化を示す図である。
図2において、横軸は時間を示し、縦軸は電圧値を示している。
また、図2において、細い実線は、D/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値の時間変化を示し、太い実線は、電圧源140が出力する基準電圧の電圧値の時間変化を示している。なお、図2において、破線は、D/A変換器120が出力するアナログ電圧がDNLを含まない理想的なアナログ電圧を出力する場合の当該アナログ電圧の電圧値の時間変化である。
また、図2において、横軸の下に示す数字は、コード出力部110が出力する第1デジタルコードのコード値を示している。図2は、一例として、コード出力部110から出力される第1デジタルコードが、N(Nは1以上の自然数)ビットにより構成される任意のコード値を有する場合を示している。すなわち、図2は、コード出力部110から出力される第1デジタルコードが、コード値として、0から2−1までの任意の値を有する場合を示すものである。
コード出力部110は、コード値が0から2−1までの第1デジタルコードを順次出力する。以下、図2に示すように、コード出力部110は、第1デジタルコードのコード値が0,1,2,・・・,2−2,2−1の順になるように、第1デジタルコードを出力するものとして説明する。なお、コード出力部110が出力する第1デジタルコードのコード値の順序は、0,1,2,・・・,2−2,2−1に限らず、例えば、2−1,2−2,・・・,2,1,0の順であっても良い。
コード出力部110から第1デジタルコードが出力されると、第1デジタルコードを受けたD/A変換器120は、当該第1デジタルコードに対応する電圧値のアナログ電圧を出力する。
D/A変換器120が出力するアナログ電圧に含まれるDNLは、D/A変換器120が第1コード値を有する第1デジタルコードを受けた際にD/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値と、D/A変換器120が第1コード値に隣接する第2コード値を有する第1デジタルコードを受けた際にD/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値とを用いて求める。
以下、第1コード値がn(nは0以上2−2以下の自然数)であり、第2コード値がn+1である場合について説明する。
まず、コード出力部110は、図2に示す期間aにおいて、コード値がnである第1デジタルコードをD/A変換器120に出力する。具体的には、例えば、コード出力部110は、図2に示す期間aの始期において、コード値がnである第1デジタルコードを出力する。コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードを出力する時点は、期間aの始期より前であっても良い。
D/A変換器120は、コード値がnである第1デジタルコードを受けて、当該第1デジタルコードに対応する電圧値のアナログ電圧、すなわち、上述の第1アナログ電圧を差動増幅器150に出力する。D/A変換器120から出力される第1アナログ電圧は、所望の電圧値、すなわち、理想的な電圧値に対して誤差を含んでいる。
以下、D/A変換器120が、コード値がnである第1デジタルコードを受けた際に出力するアナログ電圧の電圧値をVout[n]と表記し、理想的な電圧値である所望の電圧値をVideal[n]と表記する。
一方、制御出力部130は、図2に示す期間aにおいて、制御信号を電圧源140に出力する。具体的には、例えば、コード出力部110は、図2に示す期間aの始期において、制御信号を出力する。コード出力部110が制御信号を出力する時点は、期間aの始期より前であっても良い。
電圧源140は、制御出力部130が出力した制御信号を受けて、図2に示す期間aにおいて、当該制御信号に対応する電圧値の基準電圧を差動増幅器150に出力する。
制御出力部130が出力する制御信号は、D/A変換器120から出力されるアナログ電圧の電圧値に近い電圧値の基準電圧が電圧源140から出力されるように選択されることが望ましい。例えば、制御出力部130は、コード出力部110が出力する第1デジタルコードを受けて、当該第1デジタルコードに対応する電圧値の基準電圧を出力することにより、基準電圧の電圧値をD/A変換器120から出力されるアナログ電圧の電圧値に近い電圧値にすることができる。以下、電圧源140が、コード値がnである第1デジタルコードを受けた際に出力する基準電圧の電圧値をVref[n]と表記する。
差動増幅器150は、D/A変換器120から出力される電圧値がVout[n]であるアナログ電圧と、電圧源140から出力される電圧値がVref[n]の基準電圧とを受けて、当該アナログ電圧と当該基準電圧との差電圧を増幅し、増幅後の差電圧(以下「増幅差電圧」という。)をA/D変換器160に出力する。差動増幅器150の増幅率をAと表記し、コード値がnである第1デジタルコードに対応する差動増幅器150が出力する増幅差電圧の電圧値をVamp[n]と表記すると、Vamp[n]は、次式(1)で表すことができる。
Vamp[n]=A×(Vout[n]−Vref[n])・・・式(1)
A/D変換器160は、差動増幅器150が出力した電圧値がVamp[n]である増幅差電圧を受けて、電圧値がVamp[n]である増幅差電圧に対応する第2デジタルコードを電圧差算出部170に出力する。
電圧差算出部170は、Vamp[n]に対応する第2デジタルコードを受けて、当該第2デジタルコードに対応する電圧値を取得することにより、Vamp[n]の値を取得する。
次に、コード出力部110は、図2に示す期間bにおいて、コード値がn+1である第1デジタルコードをD/A変換器120に出力する。具体的には、例えば、コード出力部110は、図2に示す期間bの始期において、コード値がn+1である第1デジタルコードを出力する。
D/A変換器120は、コード値がn+1である第1デジタルコードを受けて、当該第1デジタルコードに対応する電圧値のアナログ電圧、すなわち、上述の第2アナログ電圧を差動増幅器150に出力する。D/A変換器120から出力される第2アナログ電圧は、所望の電圧値、すなわち、理想的な電圧値に対して誤差を含んでいる。
以下、D/A変換器120が、コード値がn+1である第1デジタルコードを受けた際に出力するアナログ電圧の電圧値をVout[n+1]と表記し、理想的な電圧値である所望の電圧値をVideal[n+1]と表記する。
電圧源140は、図2に示す期間bにおいて、図2に示す期間aに出力していた電圧値に等しい電圧値の基準電圧を差動増幅器150に出力する。すなわち、電圧源140は、図2に示す期間bにおいて、電圧値をVref[n]である基準電圧を出力する。
差動増幅器150は、D/A変換器120から出力される電圧値がVout[n+1]であるアナログ電圧と、電圧源140から出力される電圧値がVref[n]の基準電圧とを受けて、当該アナログ電圧と当該基準電圧との差電圧を増幅し、増幅差電圧をA/D変換器160に出力する。コード値がn+1である第1デジタルコードに対応する差動増幅器150が出力する増幅差電圧の電圧値をVamp[n+1]と表記すると、Vamp[n+1]は、次式(2)で表すことができる。なお、上述のとおり、差動増幅器150の増幅率は、Aであるものとする。
Vamp[n+1]=A×(Vout[n+1]−Vref[n])・・・式(2)
A/D変換器160は、差動増幅器150が出力した電圧値がVamp[n+1]である増幅差電圧を受けて、Vamp[n+1]に対応する第2デジタルコードを電圧差算出部170に出力する。
電圧差算出部170は、Vamp[n+1]に対応する第2デジタルコードを受けて、当該第2デジタルコードに対応する電圧値を取得することにより、Vamp[n+1]の値を取得する。
次に、電圧差算出部170は、取得したVamp[n]の値と、Vamp[n+1]の値との差を差動増幅器150の増幅率であるAで除することにより、D/A変換器120が出力したコード値がnである第1デジタルコードに対応する電圧値を有するアナログ電圧と、コード値がn+1である第1デジタルコードに対応する電圧値を有するアナログ電圧との電圧差を出力電圧差として取得する。出力電圧差をΔVout[n]と表記すると、出力電圧差は、次式(3)で表すことができる。
ΔVout[n]=(Vamp[n+1]−Vamp[n])/A・・・式(3)
次に、誤差算出部180は、Videal[n]の値と、Videal[n+1]の値との差を算出することにより、コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードを出力した際にD/A変換器120が出力するアナログ信号の理想的な電圧値と、コード値がn+1である第1デジタルコードを出力した際にD/A変換器120が出力するアナログ信号の理想的な電圧値との電圧差(以下「理想電圧差」という。)を算出する。理想電圧差をΔVideal[n]と表記すると、理想電圧差は、次式(4)で表すことができる。
ΔVideal[n]=Videal[n+1]−Videal[n]・・・式(4)
次に、誤差算出部180は、出力電圧差と理想電圧差との電圧差を算出することにより、コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードを出力した際と、コード値がn+1である第1デジタルコードを出力した際との間に生じるDNLを算出する。コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードを出力した際と、コード値がn+1である第1デジタルコードを出力した際との間に生じるDNLをDNL[n]と表記すると、DNL[n]は、次式(5)で表すことができる。
DNL[n]= ΔVout[n]−ΔVideal[n]・・・式(5)
図3は、実施の形態1に係る誤差検出回路100における差動増幅器150が出力する増幅差電圧の電圧値の時間変化の一例を示す図である。
図3において、横軸は時間を示し、縦軸は増幅差電圧の電圧値を示している。
また、図3において、実線は、D/A変換器120が出力したDNLを含むアナログ電圧を受けて、差動増幅器150が出力する増幅差電圧の電圧値の時間変化を示したものである。
また、図3において、破線は、D/A変換器120がDNLを含まない理想的なアナログ電圧を受けて、差動増幅器150が増幅差電圧を出力する場合の理想的な増幅差電圧の電圧値の時間変化を示したものである。
また、図3において、横軸の下に示す数字は、コード出力部110が出力する第1デジタルコードのコード値を示している。
D/A変換器120が実際に出力するアナログ電圧の電圧値を示すVout[n]は、理想的なアナログ電圧の電圧値であるVideal[n]と比較して、DNLを含むため、差動増幅器150が出力する増幅差電圧の電圧値であるVamp[n]も、DNLを含むものとなる。増幅差電圧は、D/A変換器120が出力するアナログ電圧と基準電圧との差電圧が、差動増幅器150により十分に増幅されたものであるため、Vamp[n]に含まれるDNLは、Vout[n]に含まれるDNLと比較して大きな値を示す。そのため、Vout[n]に含まれるDNLがA/D変換器160の分解能より小さくDNLが検知できない場合であっても、Vout[n]に含まれるDNLより大きな値を示すVamp[n]に含まれるDNLは、Vamp[n]に含まれるDNLが当該A/D変換器160の分解能より大きい場合、DNLを検知できるようになる。
式(5)に式(1)から式(3)を代入すると、式(5)に示すDNL[n]は、次式(6)で表すことができる。
DNL[n]=(Vamp[n+1]−Vamp[n])/A
−Videal[n]
={A×(Vout[n+1]−Vref[n])
−A×(Vout[n]−Vref[n])}/A
−Videal[n]
=(Vout[n+1]−Vout[n])
−Videal[n]・・・式(6)
式(6)に示すように、DNL[n]の計算の過程において、基準電圧の電圧値を示すVref[n]の項が消えるため、DNL[n]の値は、基準電圧の影響を受けないことが分かる。すなわち、誤差検出回路100は、コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードをD/A変換器120に出力する際と、コード出力部110が、コード値がn+1である第1デジタルコードをD/A変換器120に出力する際とにおいて、電圧源140が出力する基準電圧の電圧値を一定にするように制御することにより、電圧源140が出力する基準電圧の精度に依存することなく、DNL[n]を検出することができる。
これまで、コード出力部110が、コード値がnである第1デジタルコードを出力した際と、コード値がn+1である第1デジタルコードを出力した際との間に生じるDNL[n]を検出する一連の動作について説明した。誤差検出回路100は、上述の動作と同様の動作を行うことにより、コード出力部110が、任意の第1コードを有する第1デジタルコードを出力した際と、当該第1コードに隣接する第2コードを有する第1デジタルコードを出力した際との間に生じるDNLを検出することができる。
以上のように、誤差検出回路100は、出力電圧値を示す第1デジタルコードを出力するコード出力部110と、コード出力部110が出力した第1デジタルコードを受けて、第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力するD/A変換器120と、制御信号を出力する制御出力部130と、制御出力部130が出力した制御信号を受けて、制御信号に対応する基準電圧を出力する電圧源140と、D/A変換器120が出力したアナログ電圧と、電圧源140が出力した基準電圧とを受けて、アナログ電圧と基準電圧との差電圧を増幅して、増幅後の差電圧を出力する差動増幅器150と、差動増幅器150が出力した増幅後の差電圧を受けて、増幅後の差電圧に対応する第2デジタルコードを出力するA/D変換器160と、A/D変換器160が出力した第2デジタルコードを受けて、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第1アナログ電圧に対応する第2デジタルコードと、第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する第1デジタルコードに対応してD/A変換器120が出力した第2アナログ電圧に対応する第2デジタルコードとに基づいて、D/A変換器120が出力した第1アナログ電圧と第2アナログ電圧との電圧差を出力電圧差として算出する電圧差算出部170と、第1コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値と、第2コード値を有する第1デジタルコードが示す出力電圧値との電圧差に基づいて、電圧差算出部170が算出した出力電圧差の誤差を算出する誤差算出部180と、を備え、制御出力部130は、電圧差算出部170が、第1コード値を有する第1デジタルコードに対応する第2デジタルコードと、第2コード値に対応する第2デジタルコードとを受けるまでの期間において、電圧源140が出力する基準電圧を一定に保つ制御信号を出力するように構成した。
このように構成することにより、誤差検出回路100は、高い分解能を有していないA/D変換器160であっても、D/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値の間隔に含まれるDNLを高い精度で検出できる。
したがって、例えば、特許文献1に記載された電圧制御発振器を制御対象として、誤差検出回路100の出力端子199を当該電圧制御発振器に接続する場合、誤差検出回路100は、特許文献1に記載されたレーダ装置の測定精度を高めることができる。
また、このように構成することにより、誤差検出回路100は、基準電圧の精度に依存することなく、高い精度でDNLを検出することができる。
また、誤差検出回路100は、上述の構成において、制御出力部130は、コード出力部110が出力した第1デジタルコードに対応する制御信号を出力し、電圧源140は、制御信号に対応する第1デジタルコードが示す出力電圧値に相当する基準電圧を出力するように構成した。
このように構成することにより、差動増幅器150の増幅率を高めることができるため、誤差検出回路100は、高い分解能を有していないA/D変換器160であっても、D/A変換器120が出力するアナログ電圧の電圧値の間隔に含まれるDNLをより高い精度で検出できる。
また、誤差検出回路100は、上述の構成において、電圧源140を、第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力するD/A変換器120とは異なる、第2のD/A変換器により構成しても良い。
このように構成することにより、制御出力部130は、コード出力部110が出力する第1デジタルコードに相当するデジタルコードを制御信号として出力することができるため、制御出力部130は、第1デジタルコードに対応する制御信号を生成する必要がなくなる。
また、誤差検出回路100は、上述の構成に加えて、D/A変換器120が出力するアナログ電圧を受けて、当該アナログ電圧に含まれるノイズ信号を減衰させ、ノイズ信号を低減させた後のアナログ電圧を差動増幅器150に出力するローパスフィルタ190を備えたものであっても良い。
このように構成することにより、誤差検出回路100は、ノイズ信号が低減されたアナログ電圧を制御対象に出力でき、且つ、D/A変換器120が出力するアナログ電圧に含まれるDNLに加えて、ローパスフィルタ190による出力電圧の誤差も検出できる。
なお、ローパスフィルタ190が、ノイズ信号が低減されたアナログ電圧により制御対象を制御するためだけに備えられるものである場合、ローパスフィルタ190は、出力端子199と制御対象との間に配置されたものであっても、制御対象の内部に配置されたものであっても良い。
なお、この発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る誤差検出回路は、電子機器に適用することができる。
100 誤差検出回路、110 コード出力部、120 D/A変換器、130 制御出力部、140 電圧源、150 差動増幅器、160 A/D変換器、170 電圧差算出部、180 誤差算出部、190 ローパスフィルタ、199 出力端子。

Claims (3)

  1. 出力電圧値を示す第1デジタルコードを出力するコード出力部と、
    前記コード出力部が出力した前記第1デジタルコードを受けて、前記第1デジタルコードに対応するアナログ電圧を出力するD/A変換器と、
    制御信号を出力する制御出力部と、
    前記制御出力部が出力した前記制御信号を受けて、前記制御信号に対応する基準電圧を出力する電圧源と、
    前記D/A変換器が出力した前記アナログ電圧と、前記電圧源が出力した前記基準電圧とを受けて、前記アナログ電圧と前記基準電圧との差電圧を増幅して、増幅後の前記差電圧を出力する差動増幅器と、
    前記差動増幅器が出力した増幅後の前記差電圧を受けて、増幅後の前記差電圧に対応する第2デジタルコードを出力するA/D変換器と、
    前記A/D変換器が出力した前記第2デジタルコードを受けて、第1コード値を有する前記第1デジタルコードに対応して前記D/A変換器が出力した第1アナログ電圧に対応する前記第2デジタルコードと、前記第1コード値に隣接する値である第2コード値を有する前記第1デジタルコードに対応して前記D/A変換器が出力した第2アナログ電圧に対応する前記第2デジタルコードとに基づいて、前記D/A変換器が出力した前記第1アナログ電圧と前記第2アナログ電圧との電圧差を出力電圧差として算出する電圧差算出部と、
    前記第1コード値を有する前記第1デジタルコードが示す前記出力電圧値と、前記第2コード値を有する前記第1デジタルコードが示す前記出力電圧値との電圧差に基づいて、前記電圧差算出部が算出した前記出力電圧差の誤差を算出する誤差算出部と、
    を備え、
    前記制御出力部は、前記電圧差算出部が、前記第1コード値を有する前記第1デジタルコードに対応する前記第2デジタルコードと、前記第2コード値に対応する前記第2デジタルコードとを受けるまでの期間において、前記電圧源が出力する前記基準電圧を一定に保つ前記制御信号を出力すること
    を特徴とする誤差検出回路。
  2. 前記制御出力部は、前記コード出力部が出力した前記第1デジタルコードに対応する前記制御信号を出力し、
    前記電圧源は、前記制御信号に対応する前記第1デジタルコードが示す前記出力電圧値に相当する前記基準電圧を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の誤差検出回路。
  3. 前記電圧源は、前記第1デジタルコードに対応する前記アナログ電圧を出力する前記D/A変換器とは異なる、第2のD/A変換器により構成されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の誤差検出回路。
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