JP5350939B2 - 測定装置および測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、DAコンバータの誤差を測定する測定装置および測定方法に関する。
従来、DAコンバータの微分非直線性誤差または積分非直線性誤差を測定する場合、測定装置は、ゼロからフルスケール値までデータをインクリメントしてDAコンバータに供給し、供給されたデータに応じてDAコンバータが出力したアナログ信号の出力値をサンプリングする。そして、測定装置は、測定した複数の出力値をコンピュータに転送し、コンピュータにより微分非直線性誤差および積分非直線性誤差を算出する。
しかし、コンピュータは、転送された膨大な数の出力値に対して演算を行わなければならない。従って、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差を算出する場合、測定装置は、コンピュータによる演算量をより少なくして、より短時間で算出処理を完了できることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、DAコンバータを測定する測定装置であって、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する供給部と、供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングするサンプリング部と、所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出する変化量算出部と、前記変化量算出部が算出した前記変化量を順次に記憶する変化量メモリと、前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する演算処理部と、を備える測定装置および測定方法を提供する。
本発明の第2の態様においては、DAコンバータを測定する測定装置であって、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する供給部と、供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングするサンプリング部と、それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出する差分量算出部と、前記差分量算出部が算出した前記差分量を順次に記憶する差分量メモリと、前記差分量メモリに記憶された前記差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する演算処理部と、を備える測定装置および測定方法を提供する。
本発明の第3の態様においては、DAコンバータを測定する測定装置であって、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する供給部と、供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングするサンプリング部と、所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出する変化量算出部と、前記変化量算出部が出力した前記変化量を順次に記憶する変化量メモリと、それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出する差分量算出部と、前記差分量算出部が算出した前記差分量を順次に記憶する差分量メモリと、前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を前記DAコンバータの第1の誤差として出力し、前記差分量メモリに記憶された前記差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を前記DAコンバータの第2の誤差として出力する演算処理部と、を備える測定装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る測定装置10の構成を測定対象であるDAコンバータ200とともに示す。 本実施形態に係る測定装置10において、DAコンバータ200に与えられる入力値の変化の一例を示す。 本実施形態に係る測定装置10の処理フローを示す。 図3のリアルタイム処理(S11)の処理フローの一例を示す。 図3の後処理(S12)の処理フローの一例を示す。 本実施形態の第1変形例に係る測定装置10の構成をDAコンバータ200とともに示す。 本実施形態の第2変形例に係る測定装置10の構成をDAコンバータ200とともに示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る測定装置10の構成を測定対象であるDAコンバータ200とともに示す。図2は、本実施形態に係る測定装置10において、DAコンバータ200に与えられる入力値の変化の一例を示す。
本実施形態に係る測定装置10は、供給部12と、サンプリング部14と、最小入力値平均部16と、最大入力値平均部18と、変化量算出部20と、変化量メモリ22と、演算処理部24とを備える。測定装置10は、DAコンバータ200が有する誤差の1つである微分非直線性誤差を測定する。
供給部12は、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントしてDAコンバータ200に供給する。本例においては、供給部12は、入力値を1ずつインクリメントまたはデクリメントしてDAコンバータ200に供給する。また、供給部12は、入力値をインクリメントまたはデクリメントしてDAコンバータ200に供給する開始段階および終了段階において、複数の最小入力値および複数の最大入力値をDAコンバータ200に供給する。
例えば、図2に示されるように、供給部12は、まず、最小入力値(例えば、0)を複数回連続して出力する。続いて、供給部12は、最小入力値に所定値(例えば1)を加算した値(例えば、1)から、最大入力値から所定値を減算した値(例えば、フルスケール値(FS)−1)まで、所定値(例えば1)ずつインクリメントした入力値を出力する。そして、供給部12は、最大入力値(例えば、FS)を複数回連続して出力する。
なお、供給部12は、一例として、入力値をインクリメントまたはデクリメントして供給する開始段階および終了段階において、最小入力値および最大入力値を2のべき乗回分供給してもよい。即ち、供給部12は、最小入力値および最大入力値を、2、4、8、16、…回供給してもよい。
サンプリング部14は、供給されたそれぞれの入力値に対応してDAコンバータ200から出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングする。サンプリング部14は、複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値を最小入力値平均部16に供給する。また、サンプリング部14は、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値を最大入力値平均部18に供給する。また、サンプリング部14は、最小入力値と最大入力値との間における各入力値に対応してサンプリングされた各出力値を、変化量算出部20に供給する。
最小入力値平均部16は、複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を算出する。最大入力値平均部18は、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を算出する。なお、最小入力値平均部16および最大入力値平均部18は、複数の出力値の個数が2のべき乗個である場合には、複数の出力値の累加算値をビットシフトすることにより平均することができる。
変化量算出部20は、所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出する。本実施形態においては、変化量算出部20は、1の差がある2つの入力値毎に変化量を算出する。
なお、変化量算出部20は、最小入力値平均部16により算出された平均値および最大入力値平均部18により算出された平均値を用いて変化量を算出する。即ち、変化量算出部20は、最小入力値(例えば0)および最小入力値より所定ステップ量大きい入力値(例えば1)に対応してサンプリングされた2つの出力値の間の変化量として、複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と、最小入力値より所定ステップ量大きい入力値に対応してサンプリングされた出力値との間の変化量を算出する。
同様に、変化量算出部20は、最大入力値(例えばFS)および最大入力値より所定ステップ量小さい入力値(例えばFS−1)に対応してサンプリングされた2つの出力値の間の変化量として、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と、最大入力値より所定ステップ量小さい入力値に対応してサンプリングされた出力値との間の変化量を算出する。
変化量メモリ22は、変化量算出部20が算出した変化量を順次に記憶する。変化量メモリ22は、一例として、所定の先頭アドレスから順次に変化量を記憶する。
演算処理部24は、変化量メモリ22に記憶された変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出する。そして、演算処理部24は、順次に算出した誤差のうちの最大値を、微分非直線性誤差として出力する。
ここで、演算処理部24は、一例として、最小入力値から最大入力値までを所定ステップ量でインクリメントした場合の階調数に対する、最大入力値に対応してサンプリングされた出力値と最小入力値に対応してサンプリングされた出力値との差の割合に基づき、理想変化量を算出する。例えば、階調数は、最小入力値から最大入力値までを1ずつインクリメントした場合には、最大入力値と最小入力値との差から、1を減じた値となる。より具体的には、Nビットの入力値が与えられるDAコンバータ200であって、入力値を1ずつインクリメントする場合には、階調数は、2−1となる。
例えば、図2に示されるように、複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均をXminとし、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均をXmaxとする。さらに、最小入力値から最大入力値までを所定ステップ量でインクリメントした場合の階調数をYとする。この場合、理想変化量(STEP)は、下記式(1)により表される。
STEP=(Xmax−Xmin)/Y …(1)
即ち、演算処理部24は、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均との差(Xmax−Xmin)を、階調数(Y)で除算して、理想変化量(STEP)を算出する。
そして、演算処理部24は、一例として、下記式(2)により、変化量のそれぞれについての、理想変化量に対する誤差(E)を算出する。なお、式(2)において、DATAは、変化量を表わす。
E=(DATA/STEP)−1 …(2)
即ち、演算処理部24は、変化量を理想変化量で除算した値(DATA/STEP)から、1を減じた値を、誤差(E)として算出する。
このような演算を行う演算処理部24は、一例として、演算部30と、レジスタ32とを有する。演算部30は、変化量メモリ22に対する変化量の読出し処理および誤算の算出処理を実行する。レジスタ32は、算出した誤差のうちの最大値を記憶する。
なお、演算部30は、一例として、変化量メモリ22に記憶された変化量の全てについて誤差を算出した後に、当該測定装置10を制御する制御装置に対して割込信号を発行してもよい。これにより、演算部30は、外部の制御装置に対して、測定が終了したことを通知することができる。
また、演算部30は、一例として、算出した誤差を、読み出した変化量が記憶されていた変化量メモリ22のアドレスに書き戻してもよい。これにより、演算部30は、変化量メモリ22に、順次に算出した誤差のそれぞれを記憶させることができる。
また、演算部30は、変化量メモリ22に記憶された変化量のそれぞれについての誤差の累積値を算出してもよい。これにより、演算部30は、微分非直線性誤差から、DAコンバータ200の積分非直線性誤差も算出することができる。
また、変化量メモリ22は、一例として、変化量算出部20からアクセスされる第1ポートと、演算処理部24から第1ポートより高速にアクセスされる第2ポートとを有する。これにより、演算処理部24は、サンプリング部14のサンプリング速度に制限されずに、変化量メモリ22にアクセスして、短い時間で演算を完了させることができる。
以上のような測定装置10では、DAコンバータ200に対する入力値の供給および出力値のサンプリングと並行して、2つの出力値の間の変化量を算出する。これにより、測定装置10によれば、演算処理部24による演算処理量を少なくして、短い時間で微分非直線性誤差を算出することができる。
また、測定装置10では、複数の最小入力値および最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を用いて、微分非直線性誤差を算出する。これにより、測定装置10によれば、正確な微分非直線性誤差を算出することができる。
図3は、本実施形態に係る測定装置10の処理フローを示す。測定装置10は、まず、リアルタイム処理を実行する(S11)。測定装置10は、リアルタイム処理において、図4に示される処理を実行する。
続いて、測定装置10は、後処理(S12)を実行する。測定装置10は、後処理において、図5に示される処理を実行する。
図4は、図3のリアルタイム処理(S11)の処理フローの一例を示す。なお、図4は、DAコンバータ200の入力値のビット数がNビット(Nは、2以上の整数)である場合における処理の一例を示す。
リアルタイム処理において、まず、測定装置10は、ステップS22〜ステップS24の各処理を指定された回数繰り返す(S21からS25までのループ処理)。ステップS22において、供給部12は、入力値を最小入力値(本例においては0)に設定する。続いて、ステップS23において、供給部12は、設定した入力値をDAコンバータ200に供給する。
そして、ステップS24において、サンプリング部14は、供給された入力値に応じてDAコンバータ200が出力したアナログ信号の出力値をサンプリングする。ステップS21からステップS25までの処理により、測定装置10は、入力値をインクリメントしてDAコンバータ200に供給する開始段階において、複数の最小入力値に応じた複数の出力値をサンプリングすることができる。
続いて、ステップS26において、最小入力値平均部16は、複数の最小入力値に応じてサンプリングされた複数の出力値の平均を算出する。最小入力値平均部16は、算出した平均値を、変化量算出部20および演算処理部24に転送する。
続いて、測定装置10は、ステップS28〜ステップS32の各処理を(2−2)回繰り返す(S27からS33までのループ処理)。ステップS28において、供給部12は、入力値を、直前の値から1インクリメントした値に設定する。
続いて、ステップS29において、供給部12は、設定した入力値をDAコンバータ200に供給する。続いて、ステップS30において、サンプリング部14は、供給された入力値に応じてDAコンバータ200が出力したアナログ信号の出力値をサンプリングする。ステップS28からステップS30までの処理により、測定装置10は、入力値をインクリメントしてDAコンバータ200に供給して、それぞれの入力値に応じた出力値をサンプリングすることができる。
続いて、ステップS31において、変化量算出部20は、最後にサンプリングされた出力値と、最後から1つ前のタイミングにおいてサンプリングされた出力値との間の変化量を算出する。これにより、測定装置10は、1の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出することができる。
なお、ステップS31において、ループ内の最初の処理の場合には、変化量メモリ22は、最後にサンプリングされた出力値と、ステップS26において算出した平均値との間の変化量を算出する。これにより、測定装置10は、最小入力値に応じてサンプリングされた出力値と、最小入力値に1を加算した入力値に応じてサンプリングされた出力値との変化量を、正確に測定することができる。
続いて、ステップS32において、変化量算出部20は、算出した変化量を変化量メモリ22に書き込む。これにより、測定装置10は、算出した各変化量を変化量メモリ22に記憶させることができる。
続いて、測定装置10は、ステップS35〜ステップS37の各処理を指定された回数繰り返す(S34からS38までのループ処理)。ステップS35において、供給部12は、入力値を最大入力値(本例においては2−1)に設定する。続いて、ステップS36において、供給部12は、設定した入力値をDAコンバータ200に供給する。
そして、ステップS37において、サンプリング部14は、供給された入力値に応じてDAコンバータ200が出力したアナログ信号の出力値をサンプリングする。ステップS34からステップS38までの処理により、測定装置10は、入力値をインクリメントしてDAコンバータ200に供給する終了段階において、複数の最大入力値に応じた複数の出力値をサンプリングすることができる。
続いて、ステップS39において、最小入力値平均部16は、複数の最大入力値に応じてサンプリングされた複数の出力値の平均を算出する。最小入力値平均部16は、算出した平均値を、変化量算出部20および演算処理部24に転送する。
続いて、ステップS40において、変化量算出部20は、ステップS30で最後にサンプリングされた出力値とステップS39において算出した平均値と間の変化量を算出する。これにより、測定装置10は、最大入力値に応じてサンプリングされた出力値と、最大入力値から1を減算した入力値に応じてサンプリングされた出力値との間の変化量を、正確に測定することができる。
続いて、ステップS41において、変化量算出部20は、ステップS40で算出した変化量を変化量メモリ22に書き込む。これにより、測定装置10は、ステップS40で算出した変化量を変化量メモリ22に記憶させることができる。
図5は、図3の後処理(S12)の処理フローの一例を示す。なお、図5は、DAコンバータ200の入力値のビット数がNビットである場合における処理の一例を示す。
後処理において、まず、測定装置10は、ステップS52〜ステップS58の各処理を(2−1)回繰り返す(S51からS59までのループ処理)。ステップS52において、演算処理部24は、アドレスを1インクリメントした値に設定する。なお、ステップS52において、1回目のループ処理においては、演算処理部24は、アドレスを先頭アドレスに設定する。
続いて、ステップS53において、演算処理部24は、変化量メモリ22における設定したアドレスから変化量を読み出す。続いて、ステップS54において、演算処理部24は、読み出した変化量の理想変化量に対する誤差を算出する。
演算処理部24は、一例として、下記式(3)により誤差を算出する。なお、下記式(3)において、Eは、誤差を表す。DATAは、読み出した変化量を表わす。Xminは、図4のステップS26において算出された平均値を表す。Xmaxは、図4のステップS39において算出された平均値を表す。
E={DATA×(2−1)−(Xmax−Xmin)}/(Xmax−Xmin) …(3)
このような式(3)により誤差を算出することにより、演算処理部24は、上述した式(2)と同様の演算結果を得ることができる。
続いて、演算処理部24は、読み出した変化量が記憶された変化量メモリ22上のアドレスに、算出した誤差を書き戻す。これにより、測定装置10は、変化量メモリ22に、順次に算出した誤差のそれぞれを記憶させることができる。
続いて、演算処理部24は、算出した誤差が、これまでに算出した誤差のうちの最大値か否かを判断する。演算処理部24は、一例として、レジスタに格納された誤差と、ステップS54で算出した誤差とを比較して、ステップS54において算出した誤差の方が大きければ最大値であると判断する。
算出した誤差がこれまでに算出した誤差の最大値である場合には(S56のYes)、ステップS57において、演算処理部24は、ステップS54で算出した誤差をレジスタに書き込み、処理をステップS58に進める。算出した誤差がこれまでに算出した誤差の最大値でない場合には(S56のNo)、演算処理部24は、レジスタへの書き込みを行わず、処理をステップ58に進める。
続いて、ステップS58において、演算処理部24は、ステップS54で算出した誤差を累積する。最小入力値から最大入力値までの全ての変化量に対して誤差を累積することにより、演算処理部24は、積分非直線性誤差を算出することができる。なお、演算処理部24は、積分非直線性誤差を算出しない場合には、ステップS58の処理を実行しない。
演算処理部24は、ステップS51からステップS59までのループ処理を(2−1)回繰り返すと、当該ループ処理を抜けて、処理をステップS60に進める。続いて、ステップS60において、演算処理部24は、ステップS58で累積された累積値の結果を、外部の制御装置からアクセスされるレジスタへ書き込む。なお、演算処理部24は、積分非直線性誤差を算出しない場合には、ステップS60の処理を実行しない。
続いて、ステップS61において、演算処理部24は、演算が終了したことを通知するために、外部の制御装置に割込信号を発行する。これにより、外部の制御装置は、測定装置10により測定された微分非直線性誤差を読み出すことができる。以上のステップS51からステップS61の処理を終えると、測定装置10は、DAコンバータ200の微分非直線性誤差の測定を完了する。
図6は、本実施形態の第1変形例に係る測定装置10の構成をDAコンバータ200とともに示す。本変形例に係る測定装置10は、図1に示された測定装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示された測定装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る測定装置10は、DAコンバータ200が有する誤差の1つである積分非直線性誤差を測定する。測定装置10は、変化量算出部20に代えて差分量算出部42を備え、変化量メモリ22に代えて差分量メモリ44を備える。
差分量算出部42は、それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出する。基準入力値は、一例として、インクリメントまたはデクリメントの開始段階に供給される最小入力値または最大入力値である。
本実施形態においては、差分量算出部42は、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値として、DAコンバータ200に入力値を供給する開始段階において、複数の最小入力値または複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を用いる。即ち、差分量算出部42は、それぞれの入力値毎に、開始段階において複数の最小入力値または複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分量を算出する。
差分量メモリ44は、差分量算出部42が算出した差分量を順次に記憶する。差分量メモリ44は、一例として、所定の先頭アドレスから順次に差分量を記憶する。
演算処理部24は、差分量メモリ44に記憶された差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出する。そして、演算処理部24は、順次に算出した誤差のうちの最大値を、積分非直線性誤差として出力する。
ここで、演算処理部24は、一例として、最小入力値から最大入力値までを1ずつインクリメントした場合の階調数に対する、最大入力値に対応してサンプリングされた出力値と最小入力値に対応してサンプリングされた出力値との差の割合に基づき、理想差分量を算出する。例えば、複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均をXminとし、複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均をXmaxとする。さらに、最小入力値から最大入力値までを1ずつインクリメントした場合の階調数をYとする。この場合、上述の式(1)で示したように、理想変化量(STEP)は、下記式(4)により表される。
STEP=(Xmax−Xmin)/Y …(4)
そして、最小入力値と、DAコンバータ200に供給される当該入力値との差をnとする。この場合、理想差分量(DEFF)は、下記式(5)により表される。
DEFF=(n×STEP) …(5)
即ち、演算処理部24は、最小入力値とDAコンバータ200に供給される入力値との差(n)に、理想変化量(STEP)を乗じて、理想差分量(DEFF)を算出する。そして、演算処理部24は、一例として、下記式(6)により、差分量のそれぞれについての、理想差分量に対する誤差(E)を算出する。なお、式(6)において、DATAは、差分量を表わす。
E=(DATA−DEFF)/STEP …(6)
即ち、演算処理部24は、差分量から理想差分量を減じた値(DATA−DEFF)を、理想変化量(STEP)で除算して、誤差(E)を算出する。
以上のような本変形例に係る測定装置10では、DAコンバータ200に対する入力値の供給および出力値のサンプリングと並行して、それぞれの入力値に対応した差分量を算出する。これにより、測定装置10によれば、演算処理部24による演算処理量を少なくして、短い時間で積分非直線性誤差を算出することができる。
また、測定装置10では、複数の最小入力値および最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を用いて、積分非直線性誤差を算出する。これにより、測定装置10によれば、正確な積分非直線性誤差を算出することができる。
また、本変形例に係る測定装置10は、図3から図5に示したフローと同様の処理手順により、入力値のビット数がNビットのDAコンバータ200の積分非直線性誤差を算出することできる。なお、この場合、図4のステップS31において、差分量算出部42は、ステップS30でそれぞれの入力値に応じてサンプリングされた出力値と、ステップS26で算出された平均値との差分を表す差分量を算出する。また、図4のステップS32において、差分量算出部42は、ステップS31で算出した差分量を差分量メモリ44に書き込む。
また、図4のステップS40において、差分量算出部42は、ステップS39で算出された平均値と、ステップS26で算出された平均値との差分を表す差分量を算出する。また、図4のステップS41において、差分量算出部42は、ステップS40で算出した差分量を差分量メモリ44に書き込む処理となる。
また、図5の各ステップにおいて、測定装置10は、変化量に代えて、差分量を用いて、積分非直線性誤差を算出する処理を実行する。例えば、ステップS54において、演算処理部24は、下記の式(7)により誤差を算出する。
なお、下記式(7)において、Eは、誤差を表す。DATAは、読み出した差分量を表わす。Xminは、図4のステップS26において算出された平均値を表す。Xmaxは、図4のステップS39において算出された平均値を表す。nは、入力値を表す。
E={DATA×(2−1)−n×(Xmax−Xmin)}/(Xmax−Xmin) …(7)
以上のように本変形例にかかる測定装置10は、微分非直線性誤差の算出手順と略同一の処理手順により、積分非直線性誤差を算出することができる。
図7は、本実施形態の第2変形例に係る測定装置10の構成をDAコンバータ200とともに示す。本変形例に係る測定装置10は、図1および図6に示された測定装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1および図6に示された測定装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る測定装置10は、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差の両者を測定する。本変形例に係る測定装置10は、供給部12と、サンプリング部14と、最小入力値平均部16と、最大入力値平均部18と、変化量算出部20と、変化量メモリ22と、差分量算出部42と、差分量メモリ44と、演算処理部24とを備える。
演算処理部24は、変化量メモリ22に記憶された変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した誤差のうちの最大値をDAコンバータ200の第1の特性値(微分非直線性誤差)として出力する。また、演算処理部24は、差分量メモリ44に記憶された差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した誤差のうちの最大値をDAコンバータ200の第2の特性値(積分非直線性誤差)として出力する。そして、このような演算処理部24は、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差の算出処理を、切り替えて実行する。
このような本変形例に係る測定装置10は、微分非直線性誤差の算出処理におけるリアルタイム処理と、積分非直線性誤差の算出処理におけるリアルタイム処理とを並行して実行することができる。これにより、測定装置10は、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差の両者を算出する場合における処理時間を短縮することができる。
また、このような変形例に係る測定装置10は、微分非直線性誤差の算出処理と積分非直線性誤差の算出処理において、供給部12、サンプリング部14、最小入力値平均部16、最大入力値平均部18および演算処理部24を共通化することができる。これにより、本変形例に係る測定装置10によれば、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差の両者を算出する場合におけるハードウェア構成を小さくすることができる。
なお、演算処理部24は、微分非直線性誤差の算出処理を実行する第1演算部と、積分非直線性誤差の算出処理を実行する第1演算部とを有する構成であってもよい。このような構成の場合、演算処理部24は、微分非直線性誤差と積分非直線性誤差とを並行して測定することができる。これにより、測定装置10は、微分非直線性誤差および積分非直線性誤差の両者を算出する場合における処理時間を、更に短縮することができる。
また、本変形例に係る測定装置10は、変化量算出部20および差分量算出部42に代えて、変化量の算出処理と差分量の算出処理とを切り替えて実行する共通算出部を有する構成であってもよい。このような構成の測定装置10は、微分非直線性誤差と積分非直線性誤差を並列に測定せずに、何れか一方のみを選択して測定する場合には、ハードウェア構成をより小さくすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 測定装置、12 供給部、14 サンプリング部、16 最小入力値平均部、18 最大入力値平均部、20 変化量算出部、22 変化量メモリ、24 演算処理部、30 演算部、32 レジスタ、42 差分量算出部、44 差分量メモリ、200 DAコンバータ

Claims (18)

  1. DAコンバータを測定する測定装置であって、
    デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する供給部と、
    供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングするサンプリング部と、
    所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出する変化量算出部と、
    前記変化量算出部が算出した前記変化量を順次に記憶する変化量メモリと、
    前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する演算処理部と、
    を備える測定装置。
  2. 前記演算処理部は、最小入力値から最大入力値までを前記所定ステップ量でインクリメントした場合の階調数に対する、最大入力値に対応してサンプリングされた出力値と最小入力値に対応してサンプリングされた出力値との差の割合に基づき、前記理想変化量を算出する
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記供給部は、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する開始段階および終了段階において、複数の最小入力値および複数の最大入力値を前記DAコンバータに供給し、
    前記演算処理部は、前記階調数に対する、前記複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と前記複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均との差の割合に基づき、前記理想変化量を算出する
    請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記変化量算出部は、前記最小入力値および前記最小入力値より所定ステップ量大きい入力値に対応してサンプリングされた2つの出力値の間の変化量として、前記複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と、前記最小入力値より所定ステップ量大きい入力値に対応してサンプリングされた出力値との間の変化量を算出する
    請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記変化量算出部は、前記最大入力値より所定ステップ量小さい入力値および前記最大入力値に対応してサンプリングされた2つの出力値の間の変化量として、前記最大入力値より所定ステップ量小さい入力値に対応してサンプリングされた出力値と、前記複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均との間の変化量を算出する
    請求項3または4に記載の測定装置。
  6. 前記演算処理部は、前記変化量メモリから前記変化量を読み出して前記誤差を算出し、算出した誤差を読み出した変化量が記憶されていた前記変化量メモリのアドレスに書き戻す
    請求項1から5の何れか一項に記載の測定装置。
  7. 前記変化量メモリは、前記変化量算出部からアクセスされる第1ポートと、前記演算処理部から前記第1ポートより高速にアクセスされる第2ポートとを有する
    請求項1から6の何れか一項に記載の測定装置。
  8. 前記演算処理部は、前記変化量メモリに記憶された前記変化量の全てについて前記誤差を算出した後に、当該測定装置を制御する制御装置に対して割込信号を発行する
    請求項1から7の何れか一項に記載の測定装置。
  9. 前記演算処理部は、前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについての前記誤差の累積値を算出する
    請求項1から8の何れか一項に記載の測定装置。
  10. それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出する差分量算出部と、
    前記差分量算出部が算出した前記差分量を順次に記憶する差分量メモリと、
    をさらに備え、
    前記演算処理部は、前記差分量メモリに記憶された前記差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する請求項1から9の何れか一項に記載の測定装置。
  11. 前記演算処理部は、最小入力値から最大入力値までを前記1ずつインクリメントした場合の階調数に対する、最大入力値に対応してサンプリングされた出力値と最小入力値に対応してサンプリングされた出力値との差の割合に基づき、前記理想差分量を算出する
    請求項10に記載の測定装置。
  12. 前記供給部は、デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する開始段階および終了段階において、複数の最小入力値および複数の最大入力値を前記DAコンバータに供給し、
    前記演算処理部は、前記複数の最小入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均と、前記複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均との差、および、前記DAコンバータに供給された対応する入力値に基づき、前記理想差分量を算出する
    請求項11に記載の測定装置。
  13. 前記差分量算出部は、前記基準入力値に対応してサンプリングされた出力値として、前記DAコンバータに入力値を供給する開始段階において、前記複数の最小入力値または前記複数の最大入力値に対応してサンプリングされた複数の出力値の平均を用いる
    請求項12に記載の測定装置。
  14. DAコンバータを測定する測定装置であって、
    デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給する供給部と、
    供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングするサンプリング部と、
    所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出する変化量算出部と、
    前記変化量算出部が出力した前記変化量を順次に記憶する変化量メモリと、
    それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出する差分量算出部と、
    前記差分量算出部が算出した前記差分量を順次に記憶する差分量メモリと、
    前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を前記DAコンバータの第1の誤差として出力し、前記差分量メモリに記憶された前記差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を前記DAコンバータの第2の誤差として出力する演算処理部と、
    を備える測定装置。
  15. 前記演算処理部は、前記第1の誤差の算出処理および前記第2の誤差の算出処理を切り替えて実行する
    請求項14に記載の測定装置。
  16. 前記演算処理部は、
    前記第1の誤差の算出処理を実行する第1演算部と、
    前記第2の誤差の算出処理を実行する第2演算部と
    を有する
    請求項14に記載の測定装置。
  17. DAコンバータを測定する測定方法であって、
    デジタルの入力値をインクリメントまたはデクリメントして前記DAコンバータに供給し、
    供給されたそれぞれの入力値に対応して前記DAコンバータから出力されたアナログ信号の出力値をサンプリングし、
    変化量算出部により、所定ステップ量の差がある2つの入力値毎に、対応する2つの出力値の間の変化量を算出し、
    変化量メモリに対して、前記変化量算出部が算出した前記変化量を順次に記憶させ、
    演算処理部により、前記変化量メモリに記憶された前記変化量のそれぞれについて、理想変化量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する
    測定方法。
  18. 差分量算出部により、それぞれの入力値毎に、基準入力値に対応してサンプリングされた出力値から、当該入力値に対応してサンプリングされた出力値までの差分を表す差分量を算出し、
    差分量メモリに対して、前記差分量算出部が算出した前記差分量を順次に記憶させ、
    演算処理部により、前記差分量メモリに記憶された前記差分量のそれぞれについて、理想差分量に対する誤差を順次に算出し、順次に算出した前記誤差のうちの最大値を出力する
    請求項17に記載の測定方法。
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