JP6941986B2 - 保持装置、位置決め装置及び貼合装置 - Google Patents

保持装置、位置決め装置及び貼合装置 Download PDF

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    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods

Description

本発明は、保持装置、位置決め装置及び貼合装置に関する。
一般的に、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを代表とする平板状の表示装置、いわゆるフラットパネルディスプレイは、表示パネルとその他のワークが筐体に組み込まれて構成されている。その他のワークとしては、操作用のタッチパネル、表面を保護するカバーパネル、バックライト、バックライトの導光板等がある。
これらのワークは、個別にあるいは予め積層された状態で筐体に組み込まれる。例えば、保護カバーにタッチパネルを積層した複合パネルとして構成されたものを用いることもある。
また、表示パネルには、タッチパネルの機能が組み込まれたものが用いられることもある。このように、ワークとしては様々な形態があるが、以下、表示装置を構成するワークを、複数積層したものを、表示装置用部材と呼ぶ。
一般的な平板状のワークを積層する作業は、まず、ワークの一方の面に粘着剤を付着させて、この粘着剤を介して、他のワークを貼り付けることにより行われる。他のワークを貼り合せる際には、一方の保持部材に保持された一方のワークに対して、他方の保持部材に保持された他のワークを位置決めする必要がある。例えば、カバーパネルの印刷枠内に、タッチパネル及び偏光板の機能面の位置、表示パネルの表示面の位置を合わせなければならない。この場合、双方の保持部材に保持されたワークの位置ずれを検出して、一方のワークに対して他方のワークの位置が合うように、少なくとも他方の保持部材の平面方向の位置を調整する。
特開2012−190047号公報
以上のような表示装置用部材を使用した電子機器において、筐体側面部分には、機器操作用の機械的なスイッチである物理ボタンが設けられていることが多い。しかし、近年では、柔軟性の高い表示装置用部材を使用して、筐体の表面だけでなく、筐体の側面にも表示領域を延設し、側面部分においても、タッチパネルに触れることによる操作を可能とする製品が存在している。この場合、表示装置用部材の表面から側面にかけては、曲面形状となっている。
このような曲面を有するワークを貼り合せる場合には、曲面に沿った凹面を有する型に一方のワークを保持し、曲面に沿った凸面を有する型に他方のワークを保持し、双方の型によって一対のワークを挟んで圧着することが考えられる。しかしながら、一方の型に保持されたワークに、他方の型に保持されたワークの位置を合わせるために、他方の型の平面方向の位置や角度を変えると、型の凹凸が合致しなくなり、貼り合わせができなくなる。
本発明の目的は、曲面を有するワークを貼り合せる場合のワークの位置決めを可能とする保持装置、位置決め装置及び貼合装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の保持装置は、曲面を有する第1のワークを保持する保持部と、第2のワークを前記第1のワークの曲面に倣うように押し付ける押付面を有し、押し付けのために前記第1のワークを前記押付面に対向させた前記保持部に対して、押付方向に交差する平面方向の相対位置が不動に設けられた押付部と、前記第2のワークの前記第1のワークに対する前記平面方向の位置を変化させることにより、前記第1のワークに対して前記第2のワークを位置決めする位置決め部と、を有する。
前記位置決め部は、前記平面方向に可動に設けられ、前記第2のワークを保持する第2の保持部と、前記第2の保持部を前記平面方向に駆動する駆動部と、を有していてもよい。
前記第2の保持部は、前記押付面内に設けられていてもよい。
前記第2の保持部は、前記押付面外に設けられていてもよい。
前記第2の保持部は、前記第2のワークが付着する付着部を有していてもよい。
前記付着部は、減圧により前記第2のワークを吸着するバキュームチャックを有していてもよい。
前記付着部は、前記第2のワークを付着させる粘着剤を有していてもよい。
前記第2の保持部は、前記第2のワークの前記平面方向の位置を規制する規制部を有していてもよい。
前記規制部は、前記第2のワークに形成された孔に挿通される突出具を有していてもよい。
前記規制部は、前記第2のワークを挟持する挟持部を有していてもよい。
前記押付面によって前記第2のワークを前記第1のワークに押し付ける前に、前記第2のワークを前記押付面に密着させる圧着部を有していてもよい。
本発明の位置決め装置は、前記保持装置と、前記位置決め部を動作させるために、前記保持部と前記押付部との間における前記第1のワーク及び前記第2のワークの位置ずれを検出する検出装置と、を有する。
前記検出装置は、前記第1のワーク及び前記第2のワークの所定の箇所を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1のワーク及び前記第2のワークの位置ずれを検出する検出装置と、を有する。
本発明の貼合装置は、前記保持装置と、前記保持部及び前記押付部の一方又は双方を押付方向に付勢することにより、前記第1のワークに前記第2のワークを押し付ける押圧装置と、を有する。
本発明によれば、曲面を有するワークを貼り合せる場合のワークの位置決めを可能とする保持装置、位置決め装置及び貼合装置を提供することができる。
実施形態の保持対象となるワークW1を示す斜視図(A)、側面図(B)である。 実施形態の保持対象となるワークW2を示す平面図である。 実施形態が適用される貼合装置を示す概略平面図である。 図3の貼合装置を示す側面図である。 実施形態の保持装置の押付部及び位置決め機構を示す部分断面図である。 実施形態の保持装置を示す斜視図である。 保持装置の押付部及び位置決め機構を示す平面図である。 押付部40へのワークW1の装着を示す斜視図である。 貼合装置の制御装置を示すブロック図である。 押圧装置の真空チャンバ待機時を示す側面図である。 押圧装置の真空チャンバ下降時を示す側面図である。 押圧装置の加圧ヘッドの下降時を示す側面図である。 押圧装置の大気開放時を示す側面図である。 押圧装置の真空チャンバ上昇時を示す側面図である。 貼り合わせ時の圧着部の動作を示す断面図である。 他の実施形態の位置決め部を示す平面図である。
本発明の実施の形態(以下、実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明
する。
[ワーク]
本実施形態の保持対象となるワークW1及びワークW2を説明する。ワークW1は、図1(A)に示すように、曲面CSを有する部材である。曲面CSは、後述するワークW1が粘着剤ADを介して貼り付けられる貼付面BSの一部を構成している。曲面CSは、ワークW1の一部を湾曲又は屈曲することにより伸張した面と反対側の面である。
例えば、ワークW1は方形の板状であり、曲面CSは、ワークW1の対向する一対の側辺部SEが湾曲又は屈曲されることにより形成されている。貼付面BSの曲面CS以外の領域は、平坦面FSである。このため、図1の例では、曲面CSと平坦面FSによって貼付面BSが構成されている。
本実施形態では、ワークW1として、表示装置のカバーパネルを用いる。カバーパネルは、表示装置の外装を構成する透光性の基板である。カバーパネルの材質は、例えば、ガラスやアクリルである。カバーパネルの貼付面BSには、遮光性の材料による印刷枠Bが形成されている。図1(A)における黒塗りの領域は、印刷枠Bの領域である。印刷は、図1(B)に示すように、貼付面BS側になされている。
印刷枠Bの内縁に囲まれた透光性のある領域は、表示装置の表示部分を外部から視認可能な表示領域Dを形成している。表示領域Dは、例えば、矩形である。但し、表示領域Dは、平坦面FSから曲面CSに及ぶ領域まで形成されている。
貼付面BSには、図1(B)に示すように、粘着剤ADが貼り付けられている。粘着剤ADの貼り付けは、粘着剤ADが剥離シートに貼り付けられた粘着シートを用いる。ワークW1に粘着剤ADを貼り付けた後、剥離シートを剥離することにより、ワークW1の貼付面BSに粘着性を持たせることができる。
例えば、粘着剤ADは、剥離シートに貼り付けられたOCA(Optical Clear Adhesive)を用いる。粘着剤ADは、例えば、アクリル系、シリコン系、ウレタン系の合成樹脂である。剥離シートは、シリコーン、その他の樹脂を用いて、粘着剤ADに剥離性を持たせたフィルムである。表示領域Dに粘着剤ADの縁部が存在すると、この縁部が視認性を阻害する。このため、粘着剤ADは少なくとも表示領域Dを覆う領域に貼り付けられる。
ワークW2は、図2に示すように、上記のようなワークW1に対して曲面CSに倣うように貼り付けられる平坦なシート状の部材である。本実施形態では、ワークW2は、機能部材Mと剥離シートPとを、粘着剤を介して貼り合わせることによって構成されている。機能部材Mは、表示装置の機能の一部を担う部材である。機能部材Mは、例えば、偏光板、タッチパネル、表示パネルである。偏光板は、入射する方向に応じて光を透過又は遮蔽する板である。タッチパネルは、表示パネルの表示画面を透過して視認でき、表示画面への接触を検知して情報を入力する入力装置である。表示パネルは、液晶パネル(LED)や有機ELパネル(OLED)などの表示機能を備えたパネルである。機能部材Mは、少なくとも表示領域Dを覆う大きさを有している。
剥離シートP及び粘着剤は、上記の剥離シート及び粘着剤ADと同様である。このようなワークW2は、曲面CSに倣う柔軟性を有している。このため、曲面CSに対応する領域では、機能部材Mも曲面CSに倣って曲がる。剥離シートPは、図2に示すように、保持装置に装着する際に用いる一対の孔Hを有している。本実施形態では、機能部材M及び剥離シートPは方形であり、孔Hは、剥離シートPの一対の対向する辺の近傍に形成されている。例えば、剥離シートPの短辺の中央に孔Hが形成されている。一対の孔Hの中心を結ぶ直線は、ワークW2のワークW1に合わせて湾曲又は屈曲させる辺と平行であり、ワークW2の中心を通る。
[貼合装置]
[全体構成]
本実施形態の保持装置を有する貼合装置の全体構成を説明する。貼合装置は、真空中で、ワークW1の曲面CSを含む貼付面BSに、粘着剤ADを介して、ワークW2を貼り付ける装置である。貼合装置は、図3及び図4に示すように、ターンテーブル1上に、4台の保持装置2を搭載している。貼合装置は、インデックス機構110を有する。インデックス機構110は、ターンテーブル1を複数のポジションに合わせて、間欠回転させる機構である。本実施形態では、インデックス機構110は、モータ等の駆動源によってターンテーブル1を回転させ、4台の保持装置2を、投入取出しポジション1A、位置決めポジション1B、プラズマ処理ポジション1C、貼り合せポジション1Dに順次停止させる。
保持装置2は、図3及び図4に示すように、ワークW1及びワークW2を対向させて保持する。位置決めポジション1Bには、図5に示すように、ワークW1、W2の位置を検出する検出装置55が設けられている。この検出装置55によって検出されたワークW1、W2の位置に基づいて、ワークW1に対するワークW2の位置決めのための移動量が決定される。
検出装置55によるワークW1、ワークW2の位置の検出には、アライメントマークを用いる。アライメントマークは、図示はしないが、仮想的な長方形若しくは正方形の4頂点に対応してワークW1、ワークW2に設けられたマークである。なお、ワークW1、ワークW2、表示領域D、機能部材Mの角を、アライメントマークとして用いることもできる。
貼り合せポジション1Dには、図4に示すように、押圧装置8が設けられている。押圧装置8は、真空チャンバ81内の減圧空間において、ワークW1を押圧してワークW2側に移動させることにより、両者を貼り合わせることができる。以下、各部の構成の詳細を説明する。
[保持装置]
保持装置2は、図6に示すように、ステージ10、保持部20、支持部30、押付部40、位置決め部50、圧着部60を有する。
(ステージ)
ステージ10は、水平な平坦面を有する台である。ステージ10は、ターンテーブル1における各ポジションに搭載される。ステージ10上には、押付部40、位置決め部50が設けられる台座11が固定されている。台座11は、直方体形状の部材であり、天面が平坦面となっている。
(保持部)
保持部20は、ワークW1を保持する装置である。保持部20は、曲面CSを維持した状態でワークW1を保持する。曲面を維持した状態とは、曲面が平坦とならない状態をいう。このような保持を行うために、保持部20は、型21、支持板22を有する。
型21は、ワークW1の貼付面BSと反対側の面に沿う凹形状の接触面21aを有する部材である。型21は、接触面21aにワークW1の貼付面BSの反対側の面に合致する。接触面21aには、図示しない粘着部材が貼付されており、粘着チャックが構成されている。
支持板22は、型21を支持する部材である。支持板22は、直方体形状の部材であり、一方の平面に型21の接触面21aと反対側の面が固定されている。型21が固定された平面は、貼り合わせの際には下方に向かう。支持板22の一側面には、軸受22aが設けられている。軸受22aは、支持板22の一辺に平行な軸孔を有する一対の突出部である。
(支持部)
支持部30は、保持部20を、ワークW1がワークW2に接離する方向に移動可能となるように支持する装置である。本実施形態の支持部30は、保持部20を昇降可能に、且つ回動可能に支持する。支持部30は、支柱31、規制板32、シャフト33を有する。支柱31は、ステージ10上に垂直方向に立ち上げられた3本の棒状の部材である。
規制板32は、支柱31の上端に水平方向に取り付けられ、支持板22の回動を規制する板である。シャフト33は、水平方向の円柱形状の部材であり、2本の支柱31の上部間に亘って取り付けられている。シャフト33は、軸受22aの軸孔に挿通されることにより、支持板22がその一辺に平行な軸を中心として回動可能に支持されている。
このシャフト33に支持された支持板22は、ワークW1を装着するために型21が略垂直方向に立ち上がる装着位置と、ワークW1をワークW2に貼り付けるために型21が略水平方向となる対向位置との間で回動する。そして、規制板32には、支持板22が装着位置から回動して対向位置で停止するように、支持板22の縁部に当たる突出片であるストッパ32aが設けられている。
また、支持部30は、支持板22とともにステージ10に昇降可能に設けられている。つまり、支持板22は、貼り合わせをしない初期位置においては、ステージ10から離隔した上方にある。そして、回動させて水平状態とした支持板22は、押圧装置8によって下方に押圧されることにより、支柱部30とともに下降して、ワークW1とワークW2との貼り合わせを行う。
なお、支持部30は、押圧装置8による押圧から解放されると初期位置まで上昇する。このため、図示はしないが、支柱31には、支柱31を上方に付勢する付勢部材が接続されている。例えば、支柱31を付勢部材により常時上方に付勢しておき、押圧装置8により押圧された場合には付勢部材の付勢力に抗して支柱31が下降し、解放された場合には付勢部材の付勢力により上昇するように構成する。付勢部材としては、例えば、圧縮ばねやシリンダを用いることができる。
(押付部)
押付部40は、押付面41を有する部材である。押付面41は、ワークW2をワークW1の曲面CSに倣うように押し付ける面である。曲面CSに倣うとは、曲面CSに合致する形状となることをいう。押付部40は略直方体形状であり、その天面に押付面41が形成されている。押付面41は、貼付面BSに沿う形状を有している。貼付面BSに沿う形状とは、貼付面BSに押し付けられることにより貼付面BSに倣う形状をいう。このため、押付面41は、曲面CSに沿う曲面と、平坦面FSに沿う平坦面を有している。これにより、押付部40の外観は略蒲鉾形となっている。つまり、押付部40は、凹形状の型21に対向する凸形状の型を形成している。
本実施形態では、ワークW1とワークW2との間には、粘着剤ADが介在し、押付面41によって押し付けられるワークW2は、ワークW1の曲面CSとともに平坦面FSにも倣う形で粘着剤ADに密着する。押付部40には、押付面41の曲面が形成された辺と平行であり、中心を通る直線状の溝42が設けられている。溝42は、図5に示すように、断面が凹形状である。
なお、押し付けるためには、ワークW1、ワークW2は相対移動すればよい。つまり、ワークW1又はワークW2の双方又は一方が移動すればよい。本実施形態では、保持部20とともに型21が移動することによりワークW1が移動して、ステージ10側に設けられた押付部40によって、ワークW2がワークW1に押し付けられる。押付面41と反対側の面は、台座11に固定された平坦面となっている。
また、押付部40は、押し付けのためにワークW1を押付面41に対向させた保持部20に対して、押付方向に交差する平面方向の位置が不動に設けられている。押付方向とは、保持部20と押付部40とが接近及び離隔する方向である。本実施形態では、押付方向は、水平に対向したワークW1、ワークW2に直交する垂直方向である。以下、この方向をZ方向とする。
押付方向に交差する平面方向とは、押付方向に交差する平面上の線方向及び回転(θ)方向である。以下、当該平面方向を単に平面方向とする。本実施形態では、平面方向は押付方向に直交する水平面上の線方向及び回転方向である。Z方向の軸を中心として、この軸に直交する放射方向及びθ方向は、平面方向に含まれる。本実施形態の平面方向のうち、押付部40の曲面が形成された辺と平行な方向をX方向、これに直交する方向をY方向とする。
押付部40の平面方向の相対位置が不動とは、押し付けのために対向する位置に来た保持部20との平面方向の相対位置が一定であることをいう。本実施形態では、押付部40は、保持部20の型21に対向する位置に固定されている。つまり、ステージ10上に設けられた台座11の天面に固定されている。押付部40は、保持部20に保持されたワークW1の貼付面BSに、押付部40の押付面41が合致する方向で設置されている。合致するとは、ワークW1の縁部と、押付部40の押付面41に倣うように保持されたワークW2の縁部が衝突することなく、ワークW1にワークW2が嵌り合うことをいう。
なお、押し付けのために保持部20と押付部40とが対向した場合に、両者の平面方向の相対位置が不動であればよく、ワークW1、ワークW2を対向させる前に、保持部20、押付部40の平面方向の相対位置が変化してもよい。例えば、保持部20は、装着位置から対向位置へ回動する際、対向位置から装着位置へ回動する際には、押付部40に対する平面方向の位置が変化する。また、保持部20、押付部40の双方又は一方が、平面方向に移動して対向位置に来る場合には、移動時に平面方向の相対位置が変化する場合がある。
(位置決め部)
位置決め部50は、ワークW2のワークW1に対する平面方向の位置を変化させることにより、ワークW1に対してワークW2を位置決めする装置である。平面方向の位置を変化させるとは、ワークW2を平面に沿って移動させることをいい、Z方向に直交する直線方向、蛇行や円弧状等の曲線方向、回動方向の移動を含む。位置決めするとは、ワークW1に対するワークW2の平面方向のずれがない状態とすることをいう。
位置決め部50は、図5及び図7に示すように、第2の保持部51、駆動部52を有する。第2の保持部51は、平面方向に可動に設けられ、ワークW2を保持する部材である。本実施形態では、第2の保持部51は、押付部40及びステージ10から独立して、水平面上をX方向、Y方向及びθ方向に移動可能に設けられている。第2の保持部51は、付着部511、規制部512を有する。付着部511は、ワークW2が付着する部材である。付着部511は、押付面41内に設けられている。つまり、付着部511は、直方体形状の棒状の部材であり、押付面41に形成された溝42に挿入されている。
図5に示すように、付着部511の外側面と溝42の内側面との間には隙間が設けられていることにより、付着部511の平面方向の移動が許容されるとともに、その移動範囲が溝42の内側面によって規制される。付着部511の天面は、押付面41と等しい高さとなっている。付着部511の天面には、図7に示すように、吸着孔511aが形成されている。吸着孔511aは、減圧装置53(図9参照)に接続され、ワークW2を吸着保持するバキュームチャックが構成されている。
規制部512は、ワークW2の平面方向の位置を規制する部材である。規制部512は、図7に示すように、付着部511の両端に設けられた方形の平板である。規制部512の天面は水平で、押付面41よりも低い位置に設定されている。規制部512は、図5及び図7に示すように、一対の突出具512aを有する。突出具512aは、直立した円柱形状のピンである。
一対の突出具512aの間隔とそれぞれの径は、ワークW2の一対の孔Hに挿入されてワークW2の位置を規制するように設定されている。例えば、一対の突出具512aの軸間の距離が、一対の孔Hの中心間の距離と略一致するように設けられ、一対の突出具512aの径と一対の孔Hの径を、略一致するように設ける。なお、略一致する径とは、挿入がスムーズになるように、孔Hの径が僅かに大きく形成されている場合も含む。また、図7の一点鎖線に示すように、押付面41の中央を長手方向に貫く直線である中心線と、一対の突出具512aの中心を結ぶ直線とは一致している。
駆動部52は、図5に示すように、第2の保持部51を駆動する装置である。駆動部52としては、XYθテーブルを用いることができる。例えば、水平なリニアガイドに沿って移動するリニアスライダをモータにより回動するボールねじが駆動する構成を、直交する方向に重ねることにより、第2の保持部51をXY方向に移動させる機構とする。また、モータのダイレクトドライブ又はベルトドライブにより回動する駆動軸により、第2の保持部51をθ方向に回動させる機構とする。
駆動部52は、ステージ10の下部に配置され、駆動軸を構成するシャフト521が、溝42の底面に形成された貫通孔41a、ステージ10及び台座11に形成された貫通孔10a、11aを貫通して、付着部511の底面に接続されている。貫通孔41a、10a、11aは、シャフト521との間に水平方向の移動を許容する遊びが形成されている。これにより、付着部511は、溝42内を、シャフト521とともにX方向、Y方向に移動する。また、シャフト521の回動により、付着部511は、溝42内を上記のようにθ方向に移動する。なお、駆動部52は、第2の保持部51を平面方向に移動させる機構であれば、どのような機構であってもよい。
(圧着部)
圧着部60は、押付面41によってワークW2をワークW1に押し付ける前に、ワークW2を押付面41に密着させる構成部である。押付面41に密着とは、ワークW2のワークW1に貼り付けられる面と反対側の面が押付面41に倣って接することをいう。本実施形態の圧着部60は、ワークW2の対向する両縁部を押さえることにより、ワークW2に張力を与えて押付面41に密着させる。
圧着部60は、図6に示すように、ローラ61、62、軸受部63、64、ガイド部65、押出部66、第1の付勢部67、第2の付勢部68を有する。ローラ61、62は、細径の円柱形の部材であり、それぞれ型21の対向する長辺方向の側面に沿って設けられている。軸受部63、64は、ローラ61、62の両端を回転可能に支持する部材である。ガイド部65は、軸受部63をスライド移動可能に支持する部材である。これにより、ローラ61、62は、その軸に直交する方向に移動可能に設けられている。
押出部66は、支持板22のローラ61、62とは反対側の面に設けられ、押圧装置8の真空チャンバ81の天井によって押圧されるプレートである。押出部66は、支持板22を貫通して、ガイド部65に接続されたロッド66aを有する。ロッド66aは円柱形状の部材であり、押出部66が押圧されると、ローラ61、62が支持板22から離隔する方向に移動する。
第1の付勢部67は、ローラ61、62を互いに接近して閉じる方向に付勢する部材である。第1の付勢部67としては、例えば、軸受部63、64の間に懸架された引張ばねを用いる。第2の付勢部68は、ローラ61、62を支持板22側に付勢する部材である。第2の付勢部68としては、例えば、押出部66と支持板22との間に挿入された圧縮ばねを用いる。
[検出装置]
検出装置55は、図5に示すように、位置決め部50を動作させるために、保持部20と押付部40との間におけるワークW1及びワークW2の位置ずれを検出する装置である。撮像部56、アーム57、移動機構58(図9参照)を有する。撮像部56は、ワークW1及びワークW2の所定の箇所を撮像する装置である。所定の箇所は、上記のように、アライメントマークである。撮像部56は、カメラ561、鏡筒562を有する。カメラ561は、受光素子を撮像デバイスとして用いたイメージセンサにより、光学信号を電気信号に変換する装置である。鏡筒562は、上下の2方向からの光を受けて、カメラ561に出射する装置である。これにより、カメラ561は、矢印で示すように、上下の2視野の撮像が可能となる。
アーム57は、撮像部56を支持する長尺の部材である。移動機構58は、駆動源等を有し、アーム57を移動させることにより、撮像部56を撮像位置に案内する。例えば、移動機構58は、撮像部56をXYθ方向に移動させることにより、保持装置2に離隔して保持されたワークW1とワークW2との間に、撮像部56を出し入れ可能に設けられるともに、アライメントマークの撮像が可能な位置に位置決めされる。
[プラズマ処理装置]
プラズマ処理装置は、図示は省略するが、プラズマ処理ポジション1Cに配置される装置で、ワークW1とワークW2の互いに貼り合わされる面のうち少なくとも一方の面をプラズマ処理して表面改質する。プラズマ処理装置は、窒素、酸素、アルゴン等の処理用のガスを高電圧が印加された電極間に導入し、放電によって活性化されたガスを処理対象表面に吹き付ける。活性化されたガスが吹き付けられたワークW1、W2の表面は改質され、例えば、接着剤との密着性が向上する。本実施形態では、ワークW2にプラズマ処理する例とする。
[押圧装置]
押圧装置8は、図4に示すように、保持部20を押付方向に付勢することにより、ワークW1にワークW2を押し付ける装置である。押圧装置8は、真空チャンバ81、加圧ヘッド82、昇降機構83及び押圧機構84を有する。真空チャンバ81は、ステージ10の平坦面を覆うことにより、内部に真空室を形成する容器である。真空チャンバ81は、貼り合わされるワークW1、ワークW2の周囲を覆い、ステージ10との間を密閉することにより真空室を構成する。つまり、本実施形態は、真空中で、ワークW1に粘着剤ADを介してワークW2を貼り付けるための真空室を有する。
真空チャンバ81の天井は、下降することにより、圧着部60の押出部66を付勢することにより、ローラ61、62を下降させる。真空チャンバ81には、減圧装置81a(図9参照)が接続されている。減圧装置81aは、真空室を減圧することにより真空とする装置である。減圧装置81aは、図示はしないが、配管、真空ポンプ及びバルブを有する。配管は一端が真空室に連通し、他端が真空ポンプに接続されている。真空ポンプは、真空室内から排気する排気装置である。
加圧ヘッド82は、真空チャンバ81内に設けられ、保持装置2の支持部30を下方に押圧する装置である。加圧ヘッド82は、平板状であり、対向位置となった支持板22を下方に付勢することにより、支持部30とともに下降させる。
昇降機構83は、真空チャンバ81を加圧ヘッド82とともに昇降させる機構である。昇降機構83は、例えば、垂直方向のガイドレールと駆動源により回動するボールねじによって垂直方向に移動するブロックを有し、このブロックに真空チャンバ81が接続されている。なお、真空チャンバ81がステージ10に接して封止する位置まで下降すると、その内部の天井が押出部66に接して圧着部60の押出部66を押圧することにより、ローラ61、62を下降させる(図11参照)。
押圧機構84は、加圧ヘッド82を真空チャンバ81とは独立して昇降させる機構である。押圧機構84は、例えば、シリンダにより垂直方向に進退する駆動ロッドを有し、この駆動ロッドに加圧ヘッド82が接続されている。加圧ヘッド82が下降すると、保持装置2の支持板22が押圧されて下降する(図12参照)。すなわち、加圧ヘッド82は、離間して配置される一対の押出部66の間に進入し、支持板22に当接して押圧する。
[制御装置]
制御装置9は、上記の貼合装置の各部の動作の制御を行う装置である。制御装置9は、例えば、専用の電子回路若しくは所定のプログラムで動作するコンピュータ等によって構成できる。制御装置9には、各部の制御内容がプログラムされており、PLCやCPUなどの処理装置により実行される。
このような制御装置9の構成を、仮想的な機能ブロック図である図9を参照して説明する。すなわち、制御装置9は、機構制御部91、検出部92、記憶部93、入出力制御部94を有する。
機構制御部91は、貼合装置の各部の機構を制御する処理部である。例えば、機構制御部91は、インデックス機構110の間欠回転動作、位置決め部50の駆動部52の動作、減圧装置53の動作、撮像部56の撮像、移動機構58の動作、減圧装置81aの動作、昇降機構83の動作、押圧機構84の動作を制御する。
検出部92は、撮像部56により撮像された画像に基づいて、ワークW1とワークW2のずれを補正する補正量を検出する。検出部92は、抽出部921、算出部922を有する。抽出部921は、撮像部56により撮像された画像から、ワークW1、ワークW2の各アライメントマークの位置を特定する1点の座標を抽出する。アライメントマークの抽出は、一般的な画像処理によって実現できる。
算出部922は、抽出されたアライメントマークの座標に基づいて、ワークW1とワークW2の位置ずれの補正量を算出する。例えば、ワークW1とワークW2のそれぞれの4点のアライメントマークのうち、対角2点の中点を、ワークW1とワークW2の重心座標として算出する。また、ワークW1とワークW2のそれぞれの4点のアライメントマークのうち、長辺又は短辺の2点を結ぶ直線の傾きをワークW1とワークW2の傾きとして算出する。
そして、算出部922は、ワークW1とワークW2の重心座標と傾きが一致するワークW2の移動量を求める。つまり、ワークW1の重心座標にワークW2の重心座標を一致させるための駆動部52のX方向及びY方向の動作量を算出する。また、ワークW1とワークW2の傾きを一致させるための駆動部52のθ方向の動作量を算出する。この動作量に基づいて、機構制御部91は駆動部52を動作させる。
記憶部93は、本実施形態の処理に必要な情報を記憶する。このような情報として、撮像部56によって撮像された画像、アライメントマークの座標、重心座標、傾き、駆動部52の動作量を含む。
入出力制御部94は、制御対象となる各部との間での信号の変換や入出力を制御するインタフェースである。
さらに、制御装置9は、入力装置95、出力装置96を有する。入力装置95は、オペレータが本実施形態の処理に必要な情報や記憶部93に記憶される情報を入力するためのスイッチ、タッチパネル、キーボード、マウス等の装置である。出力装置96は、オペレータが本実施形態の状態を確認するためのディスプレイ、ランプ、メータ等の装置である。例えば、ディスプレイの画面に、撮像部56によって撮像された画像、アライメントマークの座標、重心座標、傾き、駆動部52の動作量を表示してもよい。
[動作]
以上のような本実施形態による貼合動作を、以下に説明する。なお、以下に説明する手順で貼合装置を制御する方法及び制御装置を動作させるコンピュータプログラムも、本発明の一態様である。
(ワークW1の装着)
作業者は、図3に示す投入取出しポジション1Aにおいて、ワークW1を型21に装着する。つまり、ワークW1の伸張した側の面(曲面CSを備える面とは反対側の面)を、型21の位置に合わせて押し付けることにより、粘着チャックによって、ワークW1を型21に保持させる(図6参照)。なお、ワークW1の装着時に、治具を用いて位置決めすることができる。例えば、ワークW1の短辺方向(図6の状態におけるZ方向)の位置は、ワークW1を押し付けるに従って曲面CSによって位置決めされるので、ワークW1の長辺方向(図6の状態におけるX方向)の位置決めに治具を用いるとよい。ワークW1の貼付面BSに剥離シートとともに粘着剤ADが貼り付けられている場合、剥離シートを剥離する。
(ワークW2の装着)
また、作業者は、図7に示すように、ワークW2を押付部40に装着する。この装着は、図8に示すように、ワークW2の機能部材Mを上にして、位置決め部50の規制部512に設けられた突出具512aを、孔Hに挿入することにより行う。これにより、ワークW2が付着部511に対して位置決めされ、押付部40に対して第1段階の位置決めがされる。
(支持板の回動)
作業者は、支持板22の縁部にストッパ32aが当接するまで保持部20を回動させて、対向位置とする。これにより、図5に示すように、型21及びこれに装着されたワークW1が、水平状態でワークW2に対向する。ワークW2は、図7に示すように、規制部512に装着されていることにより、ワークW1に対する基本的な位置決めがなされているとともに、ワークW1に対する位置ずれが防止されている。
(ワークの位置決め)
上記のようにワークW1、ワークW2を保持した保持装置2が、ターンテーブル1の回転によって位置決めポジション1Bに来る。そして、減圧装置53によって、付着部511の天面の吸着孔511aが負圧となりバキュームチャックが機能するため、ワークW2が吸着保持される。
そして、図5に示すように、移動機構58(図9参照)によってアーム57を移動させることにより、撮像部56を、互いに対向するワークW1、ワークW2の間に挿入し、アライメントマークを撮像可能な位置に順次停止させる。この停止毎に、撮像部56は、ワークW1、ワークW2のアライメントマークを撮像する。撮像された画像は、制御装置9に入力される。
検出部92の抽出部921は、撮像した画像からアライメントマークの座標を抽出する。算出部922は、抽出されたアライメントマークの座標から、ワークW1に対するワークW2の位置の補正量を算出する。
機構制御部91は、算出された補正量に基づく動作を、駆動部52に指示する。これにより、駆動部52が、図7に示すように、補正量に応じたX方向、Y方向の移動量及びθ方向の回動量で動作する。このため、付着部511に吸着されたワークW2は、ワークW1に対するずれが補正されるように位置が変化する。これにより、ワークW1に対してワークW2が位置決めされる。
(プラズマ処理)
上記のようにワークW1、ワークW2の位置決めが成された保持装置2が、ターンテーブル1の回転によってプラズマ処理ポジション1Cに来る。そして、不図示のプラズマ処理装置が、互いに対向するワークW1、ワークW2の間に進入し、ワークW2の上面、より詳細には、機能部材Mの上面をプラズマ処理する。
(貼り合わせ)
次に、ワークW1、ワークW2を保持した保持装置2が、ターンテーブル1の回転によって、貼り合せポジション1Dに来る。これにより、図10に示すように、保持装置2は、押圧装置8の上昇した真空チャンバ81の下方に来る。
押圧装置8の昇降機構83は、図11に示すように、真空チャンバ81をステージ10に接して密閉する位置まで下降させる。すると、真空チャンバ81の天井が圧着部60の押出部66を押圧するので、図15(A)に示すように、型21の側面に接していたローラ61、62が、第2の付勢部68の付勢力に抗して下降する。
これにより、図15(B)に示すように、ローラ61、62は、回動しながら型21の側面から下方に外れる。さらに、ローラ61、62は、押付部40の押付面41上のワークW2を圧着しながら、押付部40の側面に移動する。ローラ61、62は、第1の付勢部67の付勢力によって互いに近接する方向に付勢されているので、押付部40の両側面を挟むように圧力を加えながら下方に移動する。これにより、ワークW2の両端側を引っ張るように張力が与えられて、ワークW2が押付面41に密着する。なお、ローラ61、62が接近し過ぎると、例えば、互いに接触するまで閉じてしまうと、押し下げるだけでは押付部40を挟むように下降できない。このため、ローラ61、62は、第1の付勢部67で近接する方向に付勢されているが、不図示のストッパによって互いの間隔が押付部40の幅よりも所定量狭い間隔で停止するようになっている。所定量狭いとは、ローラ61、62が、それぞれ押付部40における曲面CSに対応する曲面に対向する位置にある状態である。
減圧装置81aは、真空室を減圧することにより真空とする。押圧機構84は、図12に示すように、加圧ヘッド82を下降させることにより、保持部20の支持板22を押圧する。すると、図15(C)に示すように、支持板22とともに型21が下降して、押付部40の押付面41に沿うので、ワークW1の曲面CSを含む貼付面BSに倣うように、粘着剤ADを介して、ワークW2が貼り付けられる。
貼り合せ後、図示しない弁等により真空引きを解除、大気開放して、図13に示すように、昇降機構83が真空チャンバ81を上昇させる。このとき、押圧機構84は加圧ヘッド82による加圧を維持する。すると、圧着部60の押出部66への押圧が解除されるので、第2の付勢部68の付勢力によってローラ61、62が上昇する。ローラ61、62は、図15(D)に示すように、押付部40の側面から型21の側面に移動して、ワークW2に対する圧着を解除する。
押圧機構84は、図14に示すように、加圧ヘッド82を上昇させることにより、保持部20の支持板22に対する押圧を解除する。そして、支持部30の支柱31が上昇することにより、支持板22が上昇する。すると、図15(E)に示すように、型21とともに、ワークW1及びこれに貼り合わされたワークW2も上昇する。なお、この後、再び昇降機構83が駆動して、真空チャンバ81を最初の位置まで上昇させる。
(ワークの取り出し)
上記のように、貼り合わされたワークW1、ワークW2を保持した保持装置2が、ターンテーブル1の回転によって投入取出しポジション1Aに来ると、作業者は、ワークW1、W2を型21から取り外す。
[作用効果]
(1)曲面CSを有するワークW1を保持する保持部20と、ワークW2をワークW1の曲面に倣うように押し付ける押付面41を有し、押し付けのためにワークW1を押付面41に対向させた保持部20に対して、押付方向に交差する平面方向の相対位置が不動に設けられた押付部40と、ワークW2のワークW1に対する平面方向の位置を変化させることにより、ワークW1に対してワークW2を位置決めする位置決め部50とを有する。
このため、ワークW1に対して、押付部40を平面方向に動作させることなく、ワークW2のみを平面方向に動作させて位置決めすることができるので、曲面CSを有するワークW1に対して押付部40を動作させることによる凹凸のずれが生じない。
(2)位置決め部50は、平面方向に可動に設けられ、ワークW2を保持する第2の保持部と、前記第2の保持部を平面方向に駆動する駆動部と、を有する。
このため、ワークW2を保持した第2の保持部51が、押付部40とは独立に平面方向に移動することにより、ワークW1に対してワークW2を位置決めすることができる。
(3)第2の保持部51は、ワークW2が付着する付着部511を有する。このため、付着部511にワークW2を付着させた状態で、第2の保持部51が移動することにより、ワークW1に対してワークW2を位置決めできる。
(4)付着部511は、減圧によりワークW2を吸着するバキュームチャック(吸着孔511a)を有する。このため、バキュームチャックによって、ワークW2を第2の保持部51に強く保持することができ、第2の保持部51からのずれを防止できる。
(5)第2の保持部51は、押付面41内に設けられている。このため、押付面41にワークW2を保持することができ、押付面41からのワークW2の意図していないずれが生じることを防止できる。
(6)第2の保持部51は、ワークW2の平面方向の位置を規制する規制部512を有する。このため、規制部512によって、ワークW2のワークW1に対する位置決めの前に、押付部40に対するワークW2の第1段階の位置決めを行うことができる。さらに、押付部40に装着されたワークW2の平面方向のずれが防止される。
(7)規制部512は、ワークW2に形成された孔Hに挿通される突出具512aを有する。このため、作業者は、ワークW2の孔Hに突出具512aを挿入することによって、ワークW2を押付部40に簡単に位置決めすることができるとともに、その後の押付部40に対するずれの発生を防止できる。
(8)押付面41によってワークW2をワークW1に押し付ける前に、ワークW2を押付面41に密着させる圧着部60を有する。このため、ワークW1に押し付けられる前のワークW2が、押付面41に倣うように密着するため、ワークW1の貼付面BSに対して、ワークW2を隙間や撚れがなく倣うように沿わせることができる。
(9)保持装置2を有するとともに、位置決め部50を動作させるために、保持部20と押付部40との間におけるワークW1及びワークW2の位置ずれを検出する検出装置55とを有する。このため、検出装置55により検出されたワークW1及びワークW2の位置ずれに基づいて、位置決め部50を動作させて、ワークW1に対してワークW2を位置決めできる。
(10)検出装置55は、ワークW1及びワークW2の所定の箇所を撮像する撮像部56と、撮像部56により撮像された画像に基づいて、ワークW1とワークW2のずれを補正する補正量を検出する検出部92と、を有する。このため、補正量に基づいて、位置決め部50を動作させることにより、ワークW1及びワークW2を正確に位置決めすることができる。
(11)保持装置2と、保持部20を押付方向に付勢することにより、ワークW1にワークW2を押し付ける押圧装置8とを有する。このため、ワークW1に対するワークW2の位置決め後、押圧装置8によって両者を貼り合わせることができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。
(1)付着部511は、押付面41外に設けられていてもよい。例えば、図16に示すように、規制部512の平板に吸着孔511aを形成することによりバキュームチャックを構成してもよい。これにより、押付面41の表面の連続性が維持される。ワークW2として、押付面41に溝等の間隙がある場合に押しムラが生じやすい部材を用いたとしても、貼り合わせ面の押しムラが生じ難くすることができる。また、押付面41外に付着部511を設けるとともに、さらに上記の実施形態のように、付着部511を押付面41内に設けてもよい。なお、この場合、規制部512の上面は、押付面41の平坦な面と同じ高さにすることが好ましい。
(2)規制部512は、ワークW2を挟持する挟持部を有していてもよい。例えば、突出具512aに代えて又は突出具512aとともに、ワークW2の縁部を挟んで保持する挟持部を設けて、ワークW2の押付面41に対する位置ずれを防止してもよい。
(3)付着部511は、ワークW2を付着させる粘着剤を有していてもよい。つまり、バキュームチャックではなく、上記のような付着部511の天面に粘着剤を設けることによりワークW2を保持する構成とすることもできる。また、規制部512の平板に粘着剤を設けることにより付着部511としてもよい。このように粘着剤を用いる場合、バキュームチャックよりも機構が簡素となる。
(4)ワークW1、ワークW2の貼り合わせのために、保持部20及び押付部40は相対的に移動すればよく、一方又は双方を押付方向に付勢すればよい。保持部20と押付部40の上下関係は逆であってもよい。
(5)押付部40の押付面41の表面に、型21の接触面21aの表面に、ゴム、スポンジ等の弾性体を貼り付けてもよい。例えば、複数のワークを貼り合わせて積層して行く場合、層が増える度に変化する高さを、弾性体によって吸収することができるので、押しムラを防止する効果がある。
(6)貼り合わせポジション1Dで、ローラ61、62が下降する前に、ワークW2を押付面41で吸着保持しても良い。これによって、ワークW2がより押付面41に密着する。
(7)上記の態様では、ワークW1に粘着剤ADが貼り付けられているが、ワークW2に粘着剤ADが貼り付けている場合もある。例えば、ワークW1に粘着剤ADを貼り付ける場合、ワークW2の機能部材Mの代わりに粘着剤AD(両面テープ)が貼り付けられて、ワークW1に貼り付けられる。
(8)ワークW1、ワークW2の曲面は、角のない湾曲した面には限定されず、角を有する屈曲面であってもよい。
以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
W1 ワーク
W2 ワーク
AD 粘着剤
B 印刷枠
BS 貼付面
CS 曲面
D 表示領域
FS 平坦面
P 剥離シート
SE 側辺部
H 孔
10 ステージ
10a 貫通孔
11 台座
11a 貫通孔
20 保持部
21 型
21a 接触面
22 支持板
22a 軸受
30 支持部
31 支柱
32 規制板
33 シャフト
40 押付部
41 押付面
41a 貫通孔
42 溝
50 位置決め部
51 第2の保持部
511 付着部
511a 吸着孔
512 規制部
512a 突出具
52 駆動部
521 シャフト
55 検出装置
56 撮像部
561 カメラ
562 鏡筒
57 アーム
58 移動機構
60 圧着部
61、62 ローラ
63、64 軸受部
65 ガイド部
66 押出部
67 第1の付勢部
68 第2の付勢部
8 押圧装置
81 真空チャンバ
81a 減圧装置
82 加圧ヘッド
83 昇降機構
84 押圧機構
9 制御装置
91 機構制御部
92 検出部
921 抽出部
922 算出部
93 記憶部
94 入出力制御部
95 入力装置
96 出力装置

Claims (14)

  1. 曲面を有する第1のワークを保持する保持部と、
    第2のワークを前記第1のワークの曲面に倣うように押し付ける押付面を有し、押し付けのために前記第1のワークを前記押付面に対向させた前記保持部に対して、押付方向に交差する平面方向の相対位置が不動に設けられた押付部と、
    前記第2のワークの前記第1のワークに対する前記平面方向の位置を変化させることにより、前記第1のワークに対して前記第2のワークを位置決めする位置決め部と、
    を有することを特徴とする保持装置。
  2. 前記位置決め部は、
    前記平面方向に可動に設けられ、前記第2のワークを保持する第2の保持部と、
    前記第2の保持部を前記平面方向に駆動する駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の保持装置。
  3. 前記第2の保持部は、前記第2のワークが付着する付着部を有することを特徴とする請求項2記載の保持装置。
  4. 前記付着部は、減圧により前記第2のワークを吸着するバキュームチャックを有することを特徴とする請求項3記載の保持装置。
  5. 前記付着部は、前記第2のワークを付着させる粘着剤を有することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の保持装置。
  6. 前記付着部は、前記押付面内に設けられていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の保持装置。
  7. 前記付着部は、前記押付面外に設けられていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の保持装置。
  8. 前記第2の保持部は、前記第2のワークの前記平面方向の位置を規制する規制部を有することを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の保持装置。
  9. 前記規制部は、前記第2のワークに形成された孔に挿通される突出具を有することを特徴とする請求項8記載の保持装置。
  10. 前記規制部は、前記第2のワークを挟持する挟持部を有することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の保持装置。
  11. 前記押付面によって前記第2のワークを前記第1のワークに押し付ける前に、前記第2のワークを前記押付面に密着させる圧着部を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の保持装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の保持装置と、
    前記位置決め部を動作させるために、前記保持部と前記押付部との間における前記第1のワーク及び前記第2のワークの位置ずれを検出する検出装置と、
    を有することを特徴とする位置決め装置。
  13. 前記検出装置は、
    前記第1のワーク及び前記第2のワークの所定の箇所を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1のワークと前記第2のワークのずれを補正する補正量を検出する検出部と、
    を有することを特徴とする請求項12記載の位置決め装置。
  14. 請求項1乃至11のいずれかに記載の保持装置と、
    前記保持部及び前記押付部の一方又は双方を押付方向に付勢することにより、前記第1のワークに前記第2のワークを押し付ける押圧装置と、
    を有することを特徴とする貼合装置。
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