JP3967310B2 - 部品の実装装置及び実装方法 - Google Patents

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この発明は基板の縁部上面に部品を実装するための実装装置及び実装方法に関する。
たとえば、基板としての液晶セルには接着材料としての異方性導電部材を介して部品であるTCP(Tape Carrier Package)が圧着される。上記液晶セルは、2枚のガラス板をシール剤を介して所定の間隔で接着し、これらガラス板間に液晶を封入するとともに、各ガラス板の外面にそれぞれ偏光板を貼着して構成される。そして、上記構成の液晶セルには、縁部上面にテープ状の上記異方性導電部材を圧着し、この異方性導電部材上に上記TCPを仮圧着した後、本圧着するようにしている。
上記液晶セルの縁部上面にTCPを圧着する場合、まず、液晶セルを第1のステージに設けられた吸着テーブルに吸着保持する。上記吸着テーブルは水平方向及び回転方向に駆動されるようになっており、上記ガラス板はTCPが圧着される縁部を上記吸着テーブルの保持面から外方へ突出させて吸着保持される。
吸着テーブルに液晶セルを吸着保持したならば、下側のガラス板の縁部下面を、バックアップ部材の上端の受け面に載置する。ついで、上記ガラス板の縁部上面に異方性導電部材を供給した後、上記バックアップ部材の上面に対向して上下動可能に設けられた加圧ツールを下降させて上記異方性導電部材を圧着する。上記バックアップ部材と加圧ツールとは実装手段を構成している。
異方性導電部材が圧着された液晶セルは、第2のステージの吸着テーブルに受け渡され、上面に異方性導電部材が圧着された液晶セルの縁部下面を第2のステージに対応して設けられたバックアップ部材の受け面に支持した後、加圧ツールによってTCPを仮圧着する。
ついで、液晶セルを第3のステージの吸着テーブルに受け渡し、この第3のステージに対応して設けられたバックアップ部材の受け面で液晶セルの縁部下面を支持した後、異方性導電部材に仮圧着されたTCPを加圧ツールによって本圧着する。
各ステージにおいて、液晶セルに異方性導電部材やTCPなどの部品を圧着する場合、ガラス板の縁部下面とバックアップ部材の受け面とが平行に接触していないと、圧着時に液晶セルのガラス板に応力が発生し、そのガラス板の損傷や部品の圧着位置がずれるなどのことが生じる虞がある。
そこで、吸着テーブルの上面に弾性材料によって形成された複数の吸着パッドを突出させて設け、これら吸着パッドによって上記液晶セルを弾性的に変位可能に吸着保持する。
それによって、部品を加圧ツールによってガラス板の縁部上面に加圧した際、ガラス板に加わる加圧力で上記吸着パッドを弾性変形させ、ガラス板の縁部下面をバックアップ部材の受け面に平行になるようにしていた。つまり、ガラス板の縁部下面をバックアップ部材の受け面に強制的に倣わすようにしていた。このような従来技術としては技術文献1が知られている。
なお、ガラス板の縁部下面とバックアップ部材の受け面とが平行に接触しない原因としては、吸着テーブルに吸着保持されるガラス板に撓みが生じたり、高さ方向に位置決めが高精度に行なえないなどのことが考えられる。とくに、最近では液晶セルが大型化する傾向にあるため、吸着テーブルに保持された液晶セルのガラス板に撓みが発生し易いということがある。
吸着テーブルに複数のパッドを設け、これら吸着パッドによって液晶セルを吸着保持する構成とすることにより、部品実装時にはガラス基板の縁部下面をバックアップ部材の受け面に倣わせることができ、これにより基板にかかる実装時の応力を効果的に除去できる。
この発明は、基板に部品を実装するとき、基板の縁部下面を実装手段の受け面と平行になるよう、上記基板を倣わす点に着目し、部品の実装精度をより向上させることができるようにした部品の実装装置及び実装方法を提供することにある。
この発明は、基板の縁部上面に部品を実装する実装装置において、
上記基板を保持する保持手段と、
この保持手段に保持された基板の縁部下面を受ける受け面を有するとともにその縁部上面に上記部品を実装する実装手段とを具備し、
上記保持手段は、
テーブルと、
このテーブルの上面に突出して設けられ上記基板の下面の複数箇所を基板の板面と交差する方向に弾性的に変位可能に吸着保持する複数の吸着手段と、
上記テーブルの上面に突設され上記基板を揺動可能に支持し、上記吸着手段を弾性変形させながら上記基板の縁部下面を上記実装手段の受け面に載置したときに上記縁部下面が上記受け面と平行に接触するよう上記基板を揺動させる支点部材と、
を具備したことを特徴とする部品の実装装置にある。
上記実装手段の受け面には、この受け面に載置される上記基板の縁部下面を吸着保持する吸着部が設けられていることが好ましい。
上記支点部材は上記基板の下面のほぼ中心部分を支持し、上記複数の吸着手段は上記基板の周辺部を吸着保持することが好ましい。
上記吸着手段は、弾性材料によって形成された蛇腹状の吸着パッドであることが好ましい。
上記吸着手段は、上記テーブルの上面に開放して形成された凹部と、この凹部に設けられた吸着パッドと、この吸着パッドを上記凹部に弾性的に変位可能に支持した弾性部材とから構成されていることが好ましい。
この発明は、受け面を有する実装手段によって基板の縁部上面に部品を実装する実装方法において、
上記基板の縁部下面を上記受け面に載置する工程と、
上記受け面に載置された基板の縁部上面に上記部品を実装する工程と、
上記基板の縁部下面を上記受け面に載置するときに、この縁部下面が上記受け面と平行に接触するよう上記基板を弾性的に揺動変位させる工程と、
を具備したことを特徴とする部品の実装方法にある。
この発明によれば、基板の縁部下面を実装手段の受け面に載置すると、基板は縁部下面が受け面に平行に接触するよう揺動するから、基板の縁部上面に部品を実装するときに、基板の縁部に曲げ応力が発生するのを低減することが可能となる。したがって、部品の実装精度を向上させることができる。
以下、この発明の一実施の形態を図1乃至図5を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実装装置の概略的構成を示す。この実装装置では、図2と図3に示す基板としてのガラス製の液晶セル4の周縁部に、接着材料としてのテープ状の異方性導電部材5を介して部品としての電子部品であるTCP6が圧着されることで実装されるようになっている。
上記液晶セル4は、図3に示すように一対のガラス板4aを図示しないシール剤を介して所定の間隔で接着し、これらの間に液晶を封入するとともに各ガラス板4aの外面には周縁部を除く全面にわたってそれぞれ偏光板4bが貼着されている。下側のガラス板4aの縁部上面には上記TCP6が上記異方性導電部材5を介して後述するように圧着される。
図1に示すように、上記実装装置は加圧手段としての圧着ユニット11及び液晶セル4を水平方向(X、Y方向)、回転方向(θ方向)及び上下方向(Z方向)に駆動する保持手段としての位置決めユニット12を備えている。上記圧着ユニット11は架台13を有し、この架台13の上端に設けられた支持部14には圧着ツール15がシリンダ16によって上下駆動可能に設けられている。
上記圧着ツール15の下端面には押圧面15aが形成され、この押圧面15aの下方には上端面、つまり受け面17aを対向させてバックアップ部材17が立設されている。上記受け面17aには吸着部を形成する吸引孔17bが開口形成されている。この吸引孔17bは図示しない真空ポンプに連通している。
上記位置決めユニット12は上記圧着ユニット11に対向して配置されている。この位置決めユニット12はXテーブル18を有し、このXテーブル18にはX駆動源19によってX方向に駆動されるX可動体20が設けられている。なお、上記圧着ユニット11と平行な方向をX方向とする。
上記X可動体20の上面にはYテーブル21が一体的に設けられている。このYテーブル21の上面にはY可動体22が設けられている。このY可動体22はY駆動源23によって上記X方向と直交するY方向に駆動されるようになっている。
上記Y可動体22上には側面形状がクランク状の支持体25が立設されている。この支持体25の上端に設けられた支持部26と上記Y可動体22との間にはねじ軸27とガイド軸28とが軸線を垂直にして設けられている。ねじ軸27は回転可能に設けられ、ガイド軸28は固定的に設けられている。
上記ねじ軸27にはZ可動体29が螺合され、このZ可動体29には上記ガイド軸28がスライド可能に挿通されている。したがって、ねじ軸27を回転させれば、上記Z可動体29は回転することなく、上記ガイド軸28に沿って上下動するようになっている。
上記ねじ軸27の上端部は上記支持部26の上面から突出し、その突出端には従動歯車30が嵌着されている。この従動歯車30には駆動歯車31が噛合している。この駆動歯車31は上記支持体25に設けられたZ駆動源32の駆動軸32aに嵌着されている。したがって、Z駆動源32が作動してその駆動軸32aが回転すれば、噛合した一対の歯車30、31を介してねじ軸27が回転されるから、上記Z可動体29がZ方向に駆動されることになる。
上記Z可動体29にはL字状の取付け部材34の一辺が固着されている。この取付け部材34の水平となった他辺の上面にはθ駆動源35によって垂直軸線を中心にして回転駆動されるθ可動体36が設けられている。このθ可動体36の上面には平面形状が矩形状の吸着テーブル37が設けられている。
図4(a),(b)に示すように、上記吸着テーブル37の上面の四隅部には、それぞれゴムなどの弾性変形可能な材料によって蛇腹状に形成された吸着パッド41が上端を上記上面から所定の高さで突出させて設けられている。各吸着パッド41は図示しない真空ポンプに連通している。それによって、吸着パッド41の上端面には吸引力を発生させることができるようになっている。なお、吸着パッド41は蛇腹状であるため、軸線方向に伸縮可能であるとともに、その軸線方向と交差する水平方向に揺動可能となっている。
上記吸着テーブル37の中心部には支点部材42が突設されている。この支点部材42の上端部は球形部42aに形成されていて、その上端の高さは上記吸着パッド41に荷重が加わっていない状態で、この吸着パッド41の上端よりもわずかに低くなるよう設定されている。
上記吸着テーブル37には上記液晶セル4が吸着保持される。つまり、液晶セル4を構成する下側のガラス板4aの周辺四隅部が上記4つの吸着パッド41の上端面によって吸着保持される。そのとき、4つの吸着パッド41は液晶セル4の重さで弾性的に圧縮変形するから、図4(b)に示すように、下側のガラス板4aのほぼ中央部分が上記支点部材42の上端の球形部42aによって支持される。それによって、液晶セル4は上記吸着テーブル37に、上記支点部材42を支点として水平方向に揺動可能に支持されている。
なお、吸着テーブル37に吸着保持された液晶セル4は、図1及び図4(a)に示すように、吸着テーブル37のY方向に沿う上面の両端縁から外方へ突出している。
図1に示すように、Yテーブル21の上面にはそれぞれレーザセンサなどからなる高さセンサ38が設けられている。この高さセンサ38は上記吸着テーブル37に上記吸着パッド41と支点部材42とによって吸着されて支持された液晶セル4の下面の高さ、つまり、下側のガラス板4aの周縁部下面で、偏光板4bが設けられていない部分の高さを検出するようになっている。
上記吸着テーブル37の上方には、吸着テーブル37に吸着保持された液晶セル4を撮像するカメラ39が配設されている。上記高さセンサ38の検出信号と、上記カメラ39の撮像信号は図示しない制御装置に入力される。この制御装置は、上記カメラ39からの撮像信号を画像処理する。つまり、液晶セル4に設けられたアライメントマークによって吸着テーブル37に吸着保持された液晶セル4のX、Y、θ方向の位置を算出し、その算出に基づいてX駆動源19、Y駆動源23及びθ駆動源35を作動させ、上記液晶セル4の一辺を上記バックアップ部材17の受け面17aの上方に位置決めする。
上記制御装置は高さセンサ38からの検出信号に基づいてZ駆動源32を作動させ、上記高さセンサ38が検出した液晶セル4の周縁部下面の高さを後述するように設定する。
つぎに、上記構成の実装装置によって液晶セル4の一辺部上面にTCP6を圧着する手順を図5(a)〜(c)を参照しながら説明する。
まず、一辺部の上面に複数のTCP6が異方性導電部材5を介して仮圧着された液晶セル4が図示しない受け渡し機構によって吸着テーブル37に供給される。吸着テーブル37に供給された液晶セル4は、下面の周辺四隅部が吸着パッド41によって吸着され中心部分が支点部材42の球形部42aによって支持される。つまり、液晶セル4は、上記吸着テーブル37に支点部材42を支点として水平方向に揺動可能に支持される。
液晶セル4が吸着テーブル37に吸着支持されると、この吸着テーブル37は高さセンサ38の検出信号及びカメラ39の撮像信号に基づいてX、Y、Z及びθ方向に位置決めされる。つまり、液晶セル4は、TCP6が仮圧着された一辺がバックアップ部材17の受け面17aの長手方向(図1の紙面に直交方向)に平行になるようX、Y、及びθ方向が位置決めされ、さらに図5(a)に示すように液晶セル4の下面が圧着ユニット11のバックアップ部材17の受け面17aよりも所定高さ高くなるようZ方向方向の位置決めがなされる。
このように吸着テーブル37、つまり液晶セル4が位置決めされると、吸着テーブル37はY方向に前進駆動され、図5(b)に示すように液晶セル4のTCP6が仮圧着された一辺の下面がバックアップ部材17の受け面17aの上方に対向するよう位置決めされる。
ついで、上記吸着テーブル37は液晶セル4の下側のガラス板4aの下面が上記受け面と同じ高さになるよう、Z方向下方に駆動される。このときのZ方向の位置決めは、予め記憶された上記受け面17aと、上記支点部材42の上端とが同じ高さになるようZ方向に駆動される。
液晶セル4に撓みがなく、しかもZ方向の位置決めが高精度に行なわれれば、上記ガラス基板4aの下面が上記受け面17aに平行に接触する。しかしながら、ガラス板4aのTCP6が仮圧着された縁部が撓んでいたり、液晶セル4が吸着テーブル37に水平に支持されていなかったり、さらにはZ方向の位置決め精度に誤差がある場合などには、図5(b)に示すように、上記ガラス基板4aの下面が上記受け面17aに平行にならないことがある。
しかしながら、液晶セル4を吸着テーブル37に吸着保持した吸着パッド41は軸方向に伸縮可能であり、しかも水平方向に揺動可能な蛇腹状であり、しかも液晶セル4の中心部は受け面と同じ高さに調整された支点部材42によって支持されている。
そのため、図5(b)の状態から吸着テーブル37を下降させ、液晶セル4のTCP6が仮圧着されたガラス板4aの一端縁部の下面が受け面17aに非平行状態で接触すると、液晶セル4は吸着テーブル37の上面で、吸着パッド41を軸方向に伸縮させるととも軸線方向と交差する平面方向に変形させながら支点部材42を支点として揺動する。
それによって、吸着テーブル37を所定の高さ、つまり支点部材42の上端が受け面17aと同じ高さになるまで下降させれば、図5(c)に示すように、液晶セル4のガラス板4aの一端縁部の下面が上記受け面17aと平行となって接触する。
したがって、吸着テーブル37を所定の高さまで下降させた後、図5(c)に鎖線で示すように圧着ユニット11の圧着ツール15を下降させ、液晶セル4に仮圧着されたTCP6を本圧着する際、液晶セル4のガラス基板4aに曲げ応力が生じることがほとんどないから、ガラス基板4aが損傷したり、TCP6が位置ずれを生じるなどのことが防止される。
TCP6を本圧着する際、図2に示すようにガラス基板4aの縁部下面は、上記受け面17aに開口形成された吸引孔17bによって受け面17aに吸着保持される。そのため、そのことによっても、ガラス基板4aの縁部下面が上記受け面17aに対して平行に維持されるばかりか、本圧着時にガラス基板4aが受け面17a上でずれ動くのを防止することができる。
液晶セル4にTCP6が本圧着されると、圧着ツール15が上昇し、受け面17aの吸着保持がオフされ、吸着テーブル37はZ方向上方に駆動され、液晶セル4をバックアップ部材17の受け面17aから浮上させる。ついで、液晶セル4をY方向に後退させる。それによって、TCP6の本圧着が終了する。
図6はこの発明の他の実施の形態を示す。この実施の形態は液晶セル4を吸着テーブル37に吸着保持する吸着手段の変形例であって、吸着テーブル37の上面四隅部には上面に開放した凹部51(1箇所のみ図示)が形成されている。各凹部51にはゴムなどの弾性材料によって形成された吸着パッド52が設けられている。この吸着パッド52は皿状の吸着部52aと、この吸着部52aが上端に設けられた中空状の軸状部52bからなる。軸状部52bは、大径部と小径部が連設されてなり、小径部は上記凹部51の底面に開口した通孔53にスライド可能に挿入され、下端が吸着テーブル37の下面側に突出している。この軸状部52bの小径部は図示しない真空ポンプに接続されている。
上記軸状部52bの大径部には弾性部材としてのばね54が装着されている。このばね54は上記吸着パッド52を上記凹部51に上下方向に沿って弾性的に変位可能に支持されており、ストッパ55にて飛び出すのが防止されている。なお、この場合も、吸着テーブル37の上面中央部には支点部材42が設けられる。
それによって、吸着テーブル37に供給された液晶セル4は、上記吸着パッド52と支点部材42とによって、この支点部材42を支点として水平方向に揺動可能に支持されるから、TCP6を液晶セル4の縁部に圧着する前に、液晶セル4を下降させながらその一端縁部下面をバックアップ部材17の受け面17aに載置すれば、液晶セル4が吸着テーブル37上で揺動するから、液晶セル4の縁部下面をバックアップ部材17の受け面17aに平行に接触させることができる。
また、本実施の形態では、吸着パットは4個で説明したが、3個以下又は5個以上であってもよい。
なお、本実施の形態ではガラス基板を下降させてバックアップ部材に保持するようにしたが、バックアップ部材を上昇させることでその受け面を吸着テーブルに保持されたガラス基板の下面の高さと一致させるように構成してもよい。
この発明は上記各実施の形態に限定されず、種々変形可能である。たとえば、上記実施の形態では、液晶セルにTCPを本圧着する場合について説明したが、液晶セルに異方性導電部材を圧着する場合や電子部品を仮圧着する場合にも、この発明の実装装置を適用することができる。
この発明の一実施の形態を示す実装装置の全体構造の概略図。 圧着ツールによって液晶セルに部品を実装する状態を示す拡大図。 液晶セルの斜視図。 (a)は吸着テーブルの平面図、(b)は側面図。 液晶セルに部品を圧着する時の動作の説明図。 この発明の他の実施の形態の吸着手段を示す吸着テーブルの一部分の拡大断面図。
符号の説明
4…液晶セル(基板)、6…TCP(部品)、11…圧着ユニット、12…位置決めユニット、15…圧着ツール、17…バックアップ部材、17a…受け面、37…吸着テーブル(保持手段)、41…吸着パッド(保持手段)、42…支点部材(保持手段)。

Claims (6)

  1. 基板の縁部上面に部品を実装する実装装置において、
    上記基板を保持する保持手段と、
    この保持手段に保持された基板の縁部下面を受ける受け面を有するとともにその縁部上面に上記部品を実装する実装手段とを具備し、
    上記保持手段は、
    テーブルと、
    このテーブルの上面に突出して設けられ上記基板の下面の複数箇所を基板の板面と交差する方向に弾性的に変位可能に吸着保持する複数の吸着手段と、
    上記テーブルの上面に突設され上記基板を揺動可能に支持し、上記吸着手段を弾性変形させながら上記基板の縁部下面を上記実装手段の受け面に載置したときに上記縁部下面が上記受け面と平行に接触するよう上記基板を揺動させる支点部材と、
    を具備したことを特徴とする部品の実装装置。
  2. 上記実装手段の受け面には、この受け面に載置される上記基板の縁部下面を吸着保持する吸着部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の部品の実装装置。
  3. 上記支点部材は上記基板の下面のほぼ中心部分を支持し、上記複数の吸着手段は上記基板の周辺部を吸着保持することを特徴とする請求項1記載の部品の実装装置。
  4. 上記吸着手段は、弾性材料によって形成された蛇腹状の吸着パッドであることを特徴とする請求項1記載の部品の実装装置。
  5. 上記吸着手段は、上記テーブルの上面に開放して形成された凹部と、この凹部に設けられた吸着パッドと、この吸着パッドを上記凹部に弾性的に変位可能に支持した弾性部材とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の部品の実装装置。
  6. 受け面を有する実装手段によって基板の縁部上面に部品を実装する実装方法において、
    テーブルの上面に突出して設けられ基板の下面の複数箇所を基板の板面と交差する方向に弾性的に変位可能に吸着保持する複数の吸着手段によって、基板をテーブルの上面に弾性的に変位可能に保持する工程と、
    上記テーブルに保持された上記基板の縁部下面を上記受け面に載置する工程と、
    上記受け面に載置された基板の縁部上面に上記部品を実装する工程と、
    上記基板の縁部下面を上記受け面に載置するときに、この縁部下面が上記受け面と平行に接触するよう上記基板を上記テーブル上で弾性的に揺動変位させる工程と、
    を具備したことを特徴とする部品の実装方法。
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