JP7417246B2 - 貼り付け装置及び貼り付け方法 - Google Patents

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本発明は、立体形状を有する被着体とシート材等の貼り付け部材とを貼り付ける貼り付け装置及び貼り付け方法に関する。
従来、液晶パネルや有機ELパネル等のディスプレイ材料は、平坦に形成されていた。最近では、表示性能や意匠性の向上を目的として、カーナビゲーションやスマートフォン等の各種の分野において、曲面を有したディスプレイが用いられている。そこで、これらの曲面を有したディスプレイの製造に当たり、例えば、偏光板のような光学シートが、曲面を有した液晶パネルや有機ELパネル等の被着体に貼り付けられている(例えば、特許文献1)。
特開2005-134460号公報
ところで、特許文献1に記載の発明は、湾曲面を有したベース上に第1の部材と、液晶パネルと、第2の部材等を重ねて配置し、前記ベースと第2の部材との間で液晶パネルを湾曲させた状態で、第2の部材をベースに貼り付けて固定するものである。しかしながら、ベースや液晶パネル等の被着体が可撓性を有しない場合、特許文献1に記載の発明のような貼り付けを行うと、被着体が破損したり、被着体が貼り付け時にずれて貼り付け精度が悪くなったりする問題があった。また、貼り付け時に被着体がずれて気泡が入る問題があった。さらに、被着体が二方向以上の曲面を有する場合は、貼り付けられる第1の部材や第2の部材が被着体の曲面に追従できずにしわや気泡が入る問題があった。
そこで、本発明は、各種の曲面のような立体形状を有する被着体とシート材等の貼り付け部材とを精度良く貼り付けることが可能な貼り付け装置及び貼り付け方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け装置は、立体形状を有する被着体と貼り付け部材とを互いに貼り付ける貼り付け装置であって、前記被着体の立体形状に沿う形状の押圧側立体部を有し、前記押圧側立体部で前記被着体に前記貼り付け部材を押圧する押圧部と、前記押圧部を取り囲むように配置され、前記貼り付け部材と前記被着体とが対向するように当該貼り付け部材の外縁部全周を保持することにより、前記貼り付け部材が張った状態で設けられる保持部と、前記被着体の立体形状に沿う形状の支持側立体部を有し、当該支持側立体部に沿って前記被着体を支持すると共に前記貼り付け部材と交差する方向に相対的な移動が可能な被着体支持部と、前記押圧部と前記貼り付け部材との間に前記押圧側立体部を覆うように設けられた緩衝部材と、を備え、前記被着体支持部を前記押圧部に対して相対的に移動させ、前記貼り付け部材に対して前記被着体を押し込むことにより、前記貼り付け部材に張力負荷をかけながら前記被着体と前記貼り付け部材とを貼り付けることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、被着体の立体形状に沿う形状の支持側立体部に被着体が支持された状態で、被着体の立体形状に沿う形状の押圧側立体部を備えた押圧部により貼り付け部材が被着体に押圧されるので、被着体を破損することなく、貼り付けを行うことが可能である。また、貼り付け部材と被着体とが対向するように貼り付け部材の外縁部全周が保持部に保持された状態で、貼り付け部材と交差する方向に被着体が押し込まれることにより、被着体と貼り付け部材とが貼り付けられるので、貼り付け部材に張力負荷をかけながら貼り付けを行うことが可能となる。これにより、貼り付け部材が弛むことがないので、立体形状を有する被着体と貼り付け部材とが、しわや気泡を発生することなく貼り合わされる。また、押圧部による押圧が、押圧部を覆うように設けられた緩衝部材を介して行われるので、被着体の表面に細かな凹凸がある場合であっても緩衝部材の変形により、貼り付け部材の張力が吸収される。これにより、貼り付け部材が被着体の曲面や凹凸等の立体形状に追従して被着体に貼り付けられるので、精度の良い貼り付けを行うことが可能である。また、被着体の形状に誤差がある場合であっても、緩衝部材の変形により、誤差が吸収されるので、装置の稼働率を向上させることが可能である。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け装置は、前記保持部が、前記貼り付け部材を保持すると共に当該保持部に対して位置決め状態で着脱自在の装着部材を有し、前記装着部材が、前記貼り付け部材を露出させる第一開孔部が開孔され、当該第一開孔部の外側部分で前記被着体の外縁部を保持することが可能な第一保持部材と、前記第一開孔部と対応する形状の第二開孔部が開孔され、前記被着体の外縁部を前記第一保持部材との間で全域に亘って保持することが可能な第二保持部材とを有していることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、貼り付け部材が装着部材に保持された状態で、保持部に装着することが可能であるので、貼り付け部材の交換が容易になる。例えば、装着部材を複数準備しておくことで、貼り付け部材と被着体との貼り付け作業と並行して次に行う貼り付けの際の貼り付け部材を準備することが可能となる。これにより、作業効率が向上する。また、装着部材は、保持部の所定位置に位置決めした状態で装着することが可能であるので、短時間で装着部材の交換を行うことができる。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け装置は、前記第一保持部材又は前記第二保持部材のいずれか一方が磁力を発するように形成され、前記装着部材の前記保持部への装着が磁力により行われることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、装着部材が磁力によって保持部に装着されるので、容易に装着部材の着脱を行うことができる。また、本発明の貼り付け装置は、特別な機構を設けることなく保持部に装着部材を装着できるので、保持部の構成を簡素化できる。また、例えば、貼り付けが減圧下で行われるような場合であっても、差圧に関係なく、保持部に貼り付け部材を保持させることが可能である。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け装置は、前記被着体支持部が、前記被着体を加熱する加熱手段を備えることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、被着体支持部に支持した被着体を加熱することが可能であるので、例えば、貼り付け部材が、加熱溶融型のフィルム等であっても精度良く貼り付けを行うことが可能である。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け装置は、前記被着体支持部と、前記押圧部と、前記保持部とを真空チャンバ内に配したことを特徴とするものである。
かかる構成によれば、減圧状態下で被着体と貼り付け部材とを貼り付けることが可能であるので、しわや気泡が発生しない。また、貼り付け部材と被着体との間にボイドが発生したとしても、貼り付け終了後の大気開放時の差圧により、ボイドが消滅する。これにより、微少な曲面や凹凸等の立体形状を有する被着体であっても、貼り付け部材が当該立体形状に追従するので、精度の良い貼り付けが可能となる。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け方法は、立体形状を有する被着体と貼り付け部材とを互いに貼り付ける貼り付け方法であって、前記被着体の立体形状に沿う形状に形成され、前記被着体に前記貼り付け部材を押圧する押圧部と、前記押圧部を取り囲むように配置され、前記貼り付け部材と前記被着体とが対向するように当該貼り付け部材の外縁部全周を保持することにより、前記貼り付け部材が張った状態で設けられる保持部と、前記被着体の立体形状に沿う形状に形成され当該立体形状に沿って前記被着体を支持すると共に前記貼り付け部材と交差する方向に相対的な移動が可能な被着体支持部と、前記押圧部と前記貼り付け部材との間で前記押圧部を覆うように設けられた緩衝部材と、を設けておき、前記被着体支持部に前記被着体を支持させる被着体支持工程と、前記押圧部と前記被着体支持部とを相対的に移動させ、前記貼り付け部材に対して前記被着体を押し込むことにより、当該被着体と前記貼り付け部材とを貼り付ける貼り付け工程と、を実行することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、被着体支持工程で被着体の立体形状に沿う形状に形成された被着体支持部に被着体が支持され、貼り付け工程で被着体の立体形状に沿う形状に形成された押圧部により貼り付け部材が被着体に押圧されるので、被着体を破損することなく、貼り付けを行うことが可能である。また、貼り付け部材と被着体とが対向するように貼り付け部材の外縁部全周が保持部に保持された状態で、貼り付け部材と交差する方向に被着体が押し込まれることにより、被着体と貼り付け部材とが貼り付けられるので、貼り付け部材に張力負荷をかけながら貼り付けを行うことが可能となる。これにより、貼り付け部材が弛むことがないので、各種立体形状を有する被着体と貼り付け部材とが、しわや気泡を発生することなく貼り合わされる。また、押圧部による押圧が、押圧部を覆うように設けられた緩衝部材を介して行われるので、被着体の表面に細かな凹凸がある場合であっても緩衝部材の変形により、貼り付け部材の張力が吸収される。これにより、貼り付け部材が被着体の曲面や凹凸等の立体形状に追従して被着体に貼り付けられるので、精度の良い貼り付けを行うことが可能である。また、被着体の形状に誤差がある場合であっても、緩衝部材の変形により、誤差が吸収されるので、装置の稼働率を向上させることが可能である。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け方法は、前記保持部に、前記貼り付け部材を保持すると共に当該保持部に対して位置決め状態で着脱自在な装着部材を設けておき、前記貼り付け工程の前に第一開孔部が形成された第一保持部材と第二開孔部が形成された第二保持部材との間に前記貼り付け部材を挟持することで前記装着部材を形成する装着部材形成工程と、前記保持部に前記装着部材を保持する装着工程と、を実行することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、装着部材形成工程により、貼り付け部材が装着部材に保持された状態で、保持部に装着することが可能であるので、貼り付け部材の交換が容易になる。例えば、装着部材を複数準備しておくことで、貼り付け部材と被着体との貼り付け作業と並行して次に行う貼り付けの際の貼り付け部材を準備することが可能となり、作業効率を向上させることができる。また、装着工程において、装着部材が、保持部の所定位置に位置決めした状態で装着することが可能であるので、短時間で装着部材の交換を行うことができる。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け方法は、前記装着工程が、前記装着部材が磁力によって前記保持部に保持されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、装着工程において、装着部材が磁力によって保持部に装着されるので、容易に装着部材の着脱を行うことができる。また、本発明の貼り付け方法は、特別な機構を設けることなく保持部に装着部材を装着できるので、保持部の構成を簡素化することが可能である。また、例えば、貼り付けを減圧下で行うような場合であっても、差圧に関係なく、保持部に貼り付け部材を保持することが可能である。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け方法は、前記被着体支持部と、前記押圧部と、前記保持部とを真空チャンバ内に配し、前記貼り付け工程が実行される前に前記真空チャンバ内を減圧状態にする減圧工程を実行することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、減圧状態下で被着体と貼り付け部材とを貼り付けることが可能であるので、しわや気泡が発生しない。また、貼り付け部材と被着体との間にボイドが発生したとしても、貼り付け終了後の大気開放時の差圧により、ボイドが消滅する。これにより、微少な曲面や凹凸等の立体形状を有する被着体であっても、貼り付け部材が立体形状に追従するので、精度の良い貼り付けが可能となる。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の貼り付け方法は、前記被着体支持部に加熱手段を設け、前記被着体支持工程の後、前記貼り付け工程が実行される前に前記加熱手段により前記被着体を加熱する加熱工程を実行するようにしたことを特徴とするものである。
かかる構成によれば、減圧状態下で被着体と貼り付け部材とを貼り付けることが可能であるので、しわや気泡が発生しない。また、貼り付け部材と被着体との間にボイドが発生したとしても、貼り付け終了後の大気開放時の差圧により、ボイドが消滅する。これにより、微少な曲面や凹凸等の立体形状を有する被着体であっても、貼り付け部材が立体形状に追従するので、精度の良い貼り付けが可能となる。
本発明の貼り付け装置及び貼り付け方法によれば、各種曲面(三次元曲面を含む)等の立体形状を有する被着体であっても当該被着体と貼り付け部材とを精度良く貼り付けることができる。
は、本発明の貼り付け装置の一実施形態に係る正面方向の概略断面図である。 は、本発明の貼り付け装置に係る保持部周辺の斜視図である。 は、本発明の貼り付け装置に係る被着体支持部の一実施形態を表す斜視図である。 は、図2における装着部材を保持部に装着した状態を表す斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の貼り付け装置に係る貼り付け動作を表す説明図である。 (c)及び(d)は、本発明の貼り付け装置に係る貼り付け動作を表す説明図である。
本発明の貼り付け装置10の一実施形態について、図1から図4に基づいて以下に詳細を説明する。図1は、本発明の貼り付け装置10の正面方向の概略断面図であり、図2は、貼り付け装置10に係る保持部30周辺の斜視図である。図3は、貼り付け装置10に係る被着体支持部40の斜視図である。本実施形態においては、例えば、被着体11が二方向以上の曲面(三次元曲面とも称する)を呈した立体形状11aを有する有機ELパネル等の曲面ディスプレイであり、貼り付け部材12が偏光板等の光学シートである場合を例として説明する。
図1のように、貼り付け装置10は、貼り付け装置10の主要部分を収容する真空チャンバ70と、貼り付け部材12を被着体11に押圧する押圧部20と、貼り付け部材12を保持する保持部30と、被着体11を支持する被着体支持部40と、押圧部20を覆う緩衝部材50等を備えている。
真空チャンバ70は、上チャンバ71と下チャンバ72とを備えている。上チャンバ71は、貼り付け装置10の本体部(図示しない)に支持された機枠15の下方に昇降可能に設けられている。機枠15上にはシリンダ16が立設され、シリンダ16のシリンダ軸が上チャンバ71の上部に接続されている。また、シリンダ16に沿ってガイド17が立設され、ガイド軸が上チャンバ71の上部に接続されている。これにより、シリンダ16が作用することで、上チャンバ71がガイド17に沿って昇降される。上チャンバ71は、下降することにより、下チャンバ72と合わさって、真空チャンバ70を形成する。なお、上チャンバ71と下チャンバ72の当接部には、適宜のゴムシール等が設けられ、真空チャンバ70を密閉することが可能である。また、下チャンバ72には、切替えバルブ74を介して真空ポンプ75が接続されている。真空チャンバ70が形成された後、真空ポンプ75が作動することにより、真空チャンバ70内を減圧して真空状態とすることが可能である。
押圧部20は、上チャンバ71の内壁における中央付近に着脱可能に設けられている。押圧部20は、図1における下面側に被着体11の立体形状11aに沿う形状に形成された押圧側立体部21を有している。本実施形態においては、押圧部20は、上チャンバ71に固定されている。押圧部20は、押圧側立体部21により、後述する被着体支持部40との間で貼り付け部材12を被着体11の立体形状11aに沿って押圧することが可能である。押圧部20は、例えば、アルミニウム、SUS、鉄等の金属や、ポリエチレン、フッ素樹脂等の樹脂、あるいは、ゴム等で形成することが可能である。
図1及び図2のように本実施形態において、保持部30は、押圧部20を取り囲むように形成された矩形状の枠体を、上チャンバ71内の上部壁に固定することによって形成されている。また、保持部30は、磁力によって保持が可能な鉄等の金属で形成されている。保持部30は、貼り付け部材12が被着体11と対向する(下側が貼り付け面となる)ように貼り付け部材12の外縁部12aを全周に亘って保持することが可能である。なお、本実施形態においては、後述する装着部材60を介して保持部30に貼り付け部材12が保持されるようにしている。また、貼り付け部材12は、外縁部12aが全周に亘って保持されることにより、保持部30に張力が付与された状態で張設される。
装着部材60は、保持部30よりも外形が大きい矩形状の第一保持部材61と、第一保持部材61の外形と対応する形状の第二保持部材62とを備えている。
図2のように第一保持部材61は、板状に形成されており、保持部30の内周と略同形の矩形状を呈した第一開孔部61aが開孔されている。また、第一保持部材61は、磁力を有した金属部材で形成されている。第一保持部材61は、貼り付け部材12の外縁部12aが第一開孔部61aの周囲に貼り付けられることにより、当該貼り付け部材12の外縁部12aの全周を保持することが可能である。これにより、貼り付け部材12の貼り付け面が第一開孔部61aの内側で露出された状態で第一保持部材61に保持される。なお、第一保持部材61は、第一開孔部61aの周囲であって貼り付け部材12と対向する面に微粘着フィルム等の微粘着層(図示しない)が設けられていても良い。第一保持部材61に微粘着層が設けられることにより、貼り付け部材12が適度な張力を保った状態で第一保持部材61に保持される。また、後述する貼り付け部材12への被着体11の押し込みの際に、貼り付け部材12が押圧力によって第一保持部材61からずれることが抑制される。前記微粘着層は、貼り付け部材12と第一保持部材61との密着性を高める程度の粘着性を有し、貼り付け部材12が第一保持部材61から取り外せる程度の弱い粘着性を有している。
第二保持部材62は、第一保持部材61の外形と対応する形状の枠体として形成されている。第二保持部材62は、保持部30の外形と対応する矩形状を呈した第二開孔部62aが開孔されている。第二保持部材62は、例えば磁力によって保持が可能な鉄等の金属で形成されている。なお、第二保持部材62は、防錆のため、メッキ等を施すようにすれば良い。図1及び図4のように第二保持部材62は、磁力によって第一保持部材61と結合することにより一体化し、装着部材60を形成する。また、第二保持部材62は、第一保持部材61と一体化する際に第一保持部材61に保持された貼り付け部材12を挟持する。装着部材60は、磁力により保持部30を取り囲むように位置決めした状態で装着される。これにより、貼り付け部材12が、張力で張られた状態で、かつ被着体11と対向した状態で保持部30に保持される。また、上述のように第一保持部材61に微粘着層を設けた場合、第一保持部材61と第二保持部材62との間で貼り付け部材12がずれることをさらに抑制することが可能である。
図1のように被着体支持部40は、押圧部20と対向するように下チャンバ72の中央付近に配置されている。また、図1及び図3のように被着体支持部40は、表面に被着体11の立体形状11aと沿う支持側立体部41が形成されている。本実施形態においては、支持側立体部41は、凹んだ形状に形成されている。支持側立体部41は、被着体11を立体形状11aに沿って支持することが可能である。被着体11の被着体支持部40への支持は、載置、粘着、差圧による吸着等、適宜の手段で行うことが可能である。また、被着体支持部40は、下チャンバ72の下面に設けたシリンダ42とガイド43とに接続されている。従って、シリンダ42を作用させることで、被着体支持部40は、昇降させることが可能である。これにより、被着体11を貼り付け部材12に向けて押し込むことが可能である。
図1、図2及び図4のように、緩衝部材50は、押圧部20を覆う大きさで矩形状を呈したシート状の部材で形成されている。また、緩衝部材50は、例えば、ゴムや樹脂等で形成され、貼り付け部材12を押圧部20で被着体11に向けて押圧する際に立体形状11aに貼り付け部材12を追従させるように貼り付け部材12の変形を弾性や伸縮により吸収するものである。これにより、被着体11の微少な曲面や凹凸等の立体形状11aに貼り付け部材12を追従させることが可能である。また、緩衝部材50は、被着体11の形状の誤差や貼り付け部材12の張力による変形も吸収することが可能である。従って、緩衝部材50は、貼り付け部材12に必要以上に加わった張力を緩和させたり、押圧部20や被着体支持部40から被着体11に伝わる衝撃を緩衝したりする緩衝材的な役割も果たすものである。なお、緩衝部材50の材質や厚みは、貼り付け部材12や被着体11の材質や形状に応じて適宜選択することが可能である。
以上が、本発明の一実施形態に係る貼り付け装置10の構成であり、次に図5及び図6に基づいて貼り付け装置10における貼り付け方法についての詳細を説明する。図5(a)及び(b)並びに図6(c)及び(d)は、本発明の貼り付け装置10に係る貼り付け動作を表す説明図である。
まず、被着体11と貼り付け部材12との貼り付けに先立って、第一保持部材61に貼り付け部材12の外縁部12aが貼り合わされる。これにより、貼り付け部材12が第一保持部材61に張った状態(面一の状態とも称する)で保持される。続いて、第一保持部材61に保持された貼り付け部材12の外縁部12aが第二保持部材62に挟持される。これにより、予め貼り付け部材12が保持された装着部材60が形成される(装着部材形成工程とも称する)。
図5(a)のように、上チャンバ71が開放した状態で、貼り付け部材12を保持した装着部材60が、保持部30に対して位置決めされた状態で当該保持部30に保持される(装着工程とも称する)。なお、装着部材60における第一保持部材61は、例えば、磁石で形成されているので、保持部30に磁力によって保持される。なお、装着部材60の保持部30への支持は、手動で行っても良いし、適宜の搬送装置で行うようにしても良い。
また、下チャンバ72内の被着体支持部40上に被着体11が支持される(被着体支持工程とも称する)。これにより、被着体11と貼り付け部材12の貼り付け面とが対向した状態となる。なお、被着体11の被着体支持部40への支持は、載置、吸着、粘着等の適宜の手段で行うことが可能である。また、被着体11の被着体支持部40への搬送は、手動で行っても良いし、適宜の搬送装置で行うようにしても良い。
次に図5(b)のように、上チャンバ71がシリンダ16(図1参照)の作用により、下降し、下チャンバ72と合わさることで、真空チャンバ70が形成される。続いて、真空チャンバ70内が真空配管73を通じて減圧され、真空状態とされる(減圧工程とも称する)。なお、減圧度は、被着体11や貼り付け部材12の材質等に応じて適宜設定することが可能である。
次に図6(c)のように、被着体支持部40がシリンダ42の作用により上昇する。すなわち、被着体支持部40が貼り付け部材12と交差する方向に相対的に移動することにより、被着体11が、貼り付け部材12に対して押し込まれる(貼り付け工程とも称する)。これにより、貼り付け部材12に張力負荷がかけられた状態で、貼り付け部材12が被着体11の立体形状11aに沿って貼り付けられる。従って、真空状態で、かつ貼り付け部材12が張力で張られた状態で貼り付けが行われるので、しわや気泡を発生させることなく、被着体11に貼り付け部材12が貼り付けされる。また、押圧部20と貼り付け部材12との間に緩衝部材50が設けられているので、貼り付け部材12の張力が適宜緩和され、被着体11の微少な凹凸や立体形状11aに追従しながら貼り付けが行われる。貼り付けが完了すると、真空チャンバ70内が真空配管73を通じて大気開放される。これにより、貼り付けの際に被着体11と貼り付け部材12との間にボイドが発生した場合であっても、差圧により消失する。
次に図6(d)のように、被着体支持部40が下降し、被着体11が貼り付け部材12に貼り付いた状態で保持される。また、上チャンバ71が上昇し、真空チャンバ70が開放状態とされる。なお、被着体支持部40の下降と、上チャンバ71の上昇は、適宜のタイミングで行うことが可能である。続いて、装着部材60が取り外されることにより、貼り付けが完了した被着体11が保持部30から取り外される。貼り付けが完了した被着体11の保持部30からの取り外しは、手動又は適宜の搬送装置によって行うことが可能である。複数回の貼り付けを行う場合は、上述の工程が繰り返し行われる。以上が、本発明の実施形態であるが、本発明は、上述のような実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で適宜の変更が可能である。
上述の実施形態においては、装着部材60を介して貼り付け部材12が保持部30に保持されるようにしているが、貼り付け部材12が保持部30に直接的に保持されるようにしても良い。例えば、貼り付け部材12の保持部30への保持は、適宜の把持機構を保持部30に設けて貼り付け部材12の外縁部12aが全周に亘って保持されるものであっても良い。また、貼り付け部材12の保持部30への保持は、粘着部材や差圧による吸着保持等であっても良い。また、上述の実施形態においては、貼り付け部材12が面一の状態となるように保持部30に保持させているが、貼り付け部材12が面一の状態でなくとも、貼り付け部材12に張力が付与される状態で保持部30に保持されるものであれば良い。例えば、保持部30に貼り付け部材12が保持された際に押圧部20によって押圧された状態(突出した状態)で保持されるようにすることも可能である。
また、被着体11の立体形状11aは、各種の立体形状を呈するものを採用できる。例えば、立体形状11aは、上述の実施形態のような三次元曲面以外に一方向だけの曲面を呈するものであっても良い。また、立体形状11aは、波打った形状を呈するもの、球状や楕円球状のもの、角部が曲面状に面取りされたもの、微少な凹凸を有するもの等であっても良い。また、被着体11の立体形状11aは、曲面以外に角部を有する立体形状のものも採用できる。
上述の実施形態においては、被着体11の被着体支持部40への支持は、互いに直接接触するように行われているが、適宜の保護シート等を介在させた間接的なものであっても良い。上述の実施形態では、押圧部20が凸型に形成され、被着体11の立体形状11aが凹型に形成されているが、押圧部20が凹型に形成され、被着体11の立体形状11aが凸型に形成されていても良い。また、押圧部20は、上述のような被着体11の立体形状11aの形状に合わせて各種の形状のものが採用できる。なお、被着体11の立体形状11aが曲面以外の角部を有するような形状に形成されている場合は、当該形状に合わせた押圧側立体部21を有する押圧部20を採用すれば良い。
また、上述の実施形態においては、被着体11が三次元曲面を有する有機ELパネルや偏光板等の光学シートである場合の貼り付けについて例示したが、これらに代えて、例えば、本願発明の貼り付け装置10は、立体形状を有する半導体材料に保護シートを貼り付けたり、各種のレンズ等に光学部材や保護シート等を貼り付けたりすることにも利用できる。また、上述の実施形態においては、被着体11の外形が矩形状であり、貼り付け部材12も矩形状に形成されたものを例示したが、被着体11や貼り付け部材12の外形は、各種の形状のものを採用できる。例えば、円形、楕円形、各種の多角形のものも用途に応じて採用できる。なお、被着体11を異なる形状の立体形状11aを有する被着体11に代える場合、押圧部20と被着体支持部40とを交換可能にしておくことにより、被着体11の品種交換を容易に行うことが可能である。このように押圧部20と、被着体支持部40とを着脱により交換可能にしておくことにより、汎用性の高い貼り付け装置を提供することができる。
上述の実施形態においては、被着体11を支持した被着体支持部40を上昇させて貼り付け部材12に被着体11を押し込むようにしたが、押圧部20が被着体支持部40に向けて下降するようにしても良い。また、被着体支持部40と押圧部20の双方が移動するものであっても良い。すなわち、押圧部20と被着体支持部40とが接近離反するものであれば、各種の方法を採用することができる。
上述の実施形態においては、第一保持部材61と第二保持部材62とが矩形状に形成されているが、第一保持部材61と第二保持部材62の形状は、矩形状には限定されず、被着体11の形状に合わせて、各種の形状の部材を採用できる。例えば、円形状、楕円状、各種多角形状のものを採用することが可能である。また、第一保持部材61と第二保持部材62の外形も必ずしも同形のものでなくても良い。また、第一開孔部61aと第二開孔部62aの開孔形状も、被着体11の形状や貼り付け部材12の形状に合わせて各種の形状のものを採用できる。例えば、円形、楕円形、各種の多角形のものが採用できる。また、保持部30の形状も装着する第二保持部材62に合わせて、各種の形状のものが採用できる。
上述の実施形態においては、装着部材60における第一保持部材61が、保持部30に磁力によって保持されているが、第二保持部材62により保持するようにしても良い。また、上述の実施形態においては、装着部材60が第一保持部材61と第二保持部材62とに分けて形成されているが、第一保持部材61又は第二保持部材62のいずれか一方で形成されていても良い。この場合は、第一保持部材61又は第二保持部材62のいずれか一方で貼り付け部材12を保持可能に構成すれば良い。また、装着部材60は、3つ以上の部材で構成されていても良い。
上述の実施形態においては、装着部材60における第一保持部材61が磁力によって保持部30に保持されるように構成されているが、保持部30側に磁力を発生させて、第一保持部材61又は第二保持部材62のいずれか一方又は双方を磁力と引き合う金属等で形成するようにしても良い。また、磁力の発生も電磁石のように装着時にのみ磁力を発生させる構成としても良い。また、装着部材60は、磁力以外で保持部30に装着するものであっても良い。例えば、プランジャ等、各種のロック機構を採用することができる。
上述の実施形態においては、真空チャンバ70内の減圧状態下で被着体11と貼り付け部材12とを貼り付けるようにしているが、大気中で貼り付けるようにすることも可能である。大気中で貼り付けを行うか、あるいは減圧状態下で貼り付けを行うかは、被着体11及び貼り付け部材12の材質や、求める貼り付け精度に応じて適宜選択すれば良い。また、真空チャンバ70内を減圧状態とした後、真空チャンバ70内を適宜窒素やアルゴン等の不活性ガスに置換して、被着体11と貼り付け部材12とが貼り付けられるようにしても良い。
上述の実施形態においては、被着体支持部40に加熱手段が設けられていないが、被着体支持部40は、必要に応じて、内部に加熱手段としてのヒーター等を設けることが可能である。これにより、例えば、貼り付け部材12に加熱溶融型の接着シート等を用いた貼り付けが可能とされる。なお、被着体支持部40又は押圧部20のいずれか一方又は双方に加熱手段を設けることも可能である。
本発明の貼り付け装置及び貼り付け方法は、曲面を有する液晶パネル、有機ELパネル、ヘッドアップディスプレイ等の各種の曲面ディスプレイに利用することが可能である。また、曲面ディスプレイ以外の各種の立体形状を有する被着体に各種のシート部材等の貼り付け部材を貼り付ける分野において広く利用することが可能である。
10 貼り付け装置
11 被着体
11a 立体形状
12 貼り付け部材
12a 外縁部
20 押圧部
21 押圧側立体部
30 保持部
40 被着体支持部
41 支持側立体部
50 緩衝部材
60 装着部材
61 第一保持部材
61a 第一開孔部
62 第二保持部材
62a 第二開孔部
70 真空チャンバ
71 上チャンバ
72 下チャンバ

Claims (12)

  1. 立体形状を有する被着体と貼り付け部材とを互いに貼り付ける貼り付け装置であって、
    前記被着体の立体形状に沿う形状の押圧側立体部を有し、前記押圧側立体部で前記被着体に前記貼り付け部材を押圧する押圧部と、
    前記押圧部を取り囲むように配置され、前記貼り付け部材と前記被着体とが対向するように当該貼り付け部材の外縁部全周を保持することにより、前記貼り付け部材が張った状態で設けられる保持部と、
    前記被着体の立体形状に沿う形状の支持側立体部を有し、当該支持側立体部に沿って前記被着体を支持すると共に前記貼り付け部材と交差する方向に相対的な移動が可能な被着体支持部と、
    前記押圧部と前記貼り付け部材との間に前記押圧側立体部を覆うように設けられた緩衝部材と、を備え、
    前記保持部は、前記貼り付け部材を保持すると共に当該保持部に対して位置決め状態で着脱自在の装着部材を有し、
    前記装着部材は、
    前記貼り付け部材を露出させる第一開孔部が開孔され、当該第一開孔部の外側部分で前記貼り付け部材の外縁部を保持することが可能な第一保持部材と、
    前記第一開孔部と対応する形状の第二開孔部が開孔され、前記貼り付け部材の外縁部を前記第一保持部材との間で全域に亘って保持することが可能な第二保持部材と、を有しており、
    前記第二保持部材は、前記第二開孔部の周縁が、前記保持部の外周縁と係合可能であり、
    前記貼り付け部材は、前記第二開孔部の内側の領域において、前記保持部と前記第一保持部材との間に挟持されるものであり、
    前記被着体支持部を前記押圧部に対して相対的に移動させ、前記貼り付け部材に対して前記被着体を押し込むことにより、前記貼り付け部材に張力負荷をかけながら前記被着体と前記貼り付け部材とを貼り付けることを特徴とする貼り付け装置。
  2. 前記緩衝部材が、予め前記押圧部の表面に沿って傾斜状態となるように、前記保持部によって前記緩衝部材の外縁部が保持されていることを特徴とする請求項1に記載の貼り付け装置
  3. 前記緩衝部材が、前記保持部によって張力が付加され、かつ保持された状態で、前記被着体と前記貼り付け部材とが貼り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼り付け装置
  4. 前記貼り付け部材及び前記緩衝部材が、前記保持部に保持されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の貼り付け装置
  5. 前記第一保持部材又は前記第二保持部材のいずれか一方が磁力を発するように形成され、前記装着部材の前記保持部への装着が磁力により行われることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の貼り付け装置。
  6. 前記被着体支持部は、前記被着体を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の貼り付け装置。
  7. 前記被着体支持部と、前記押圧部と、前記保持部とを真空チャンバ内に配したことを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の貼り付け装置。
  8. 立体形状を有する被着体と貼り付け部材とを互いに貼り付ける貼り付け方法であって、
    前記被着体の立体形状に沿う形状に形成され、前記被着体に前記貼り付け部材を押圧する押圧部と、前記押圧部を取り囲むように配置され、前記貼り付け部材と前記被着体とが対向するように当該貼り付け部材の外縁部全周を保持することにより、前記貼り付け部材が張った状態で設けられる保持部と、前記被着体の立体形状に沿う形状に形成され当該立体形状に沿って前記被着体を支持すると共に前記貼り付け部材と交差する方向に相対的な移動が可能な被着体支持部と、前記押圧部と前記貼り付け部材との間で前記押圧部を覆うように設けられた緩衝部材と、を設けると共に、前記保持部に、前記貼り付け部材を保持すると共に当該保持部に対して位置決め状態で着脱自在な装着部材を設けておき、
    前記被着体支持部に前記被着体を支持させる被着体支持工程と、
    第一開孔部が形成された第一保持部材と第二開孔部が形成された第二保持部材との間に前記貼り付け部材を挟持することで前記装着部材を形成する装着部材形成工程と、
    前記第二開孔部の周縁を前記保持部の外周縁に係合させると共に、前記第二開孔部の内側の領域において、前記貼り付け部材を、前記保持部と前記第一保持部材との間に挟持することにより前記装着部材を保持する装着工程と、
    前記押圧部と前記被着体支持部とを相対的に移動させ、前記貼り付け部材に対して前記被着体を押し込むことにより、当該被着体と前記貼り付け部材とを貼り付ける貼り付け工程と、を実行することを特徴とする貼り付け方法。
  9. 前記緩衝部材が、予め前記押圧部の表面に沿って傾斜状態となるように、前記保持部によって前記緩衝部材の外縁部が保持された状態で前記貼り付け工程が実行されることを特徴とする請求項8に記載の貼り付け方法。
  10. 前記装着工程は、前記装着部材が磁力によって前記保持部に保持されることを特徴とする請求項に記載の貼り付け方法。
  11. 前記被着体支持部と、前記押圧部と、前記保持部とを真空チャンバ内に配し、前記貼り付け工程が実行される前に前記真空チャンバ内を減圧状態にする減圧工程を実行することを特徴とする請求項8~10のいずれかに記載の貼り付け方法。
  12. 前記被着体支持部に加熱手段を設け、前記被着体支持工程の後、前記貼り付け工程が実行される前に前記加熱手段により前記被着体を加熱する加熱工程を実行するようにしたことを特徴とする請求項8~11のいずれかに記載の貼り付け方法。
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