JP2018075804A - 真空貼合装置 - Google Patents

真空貼合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018075804A
JP2018075804A JP2016220669A JP2016220669A JP2018075804A JP 2018075804 A JP2018075804 A JP 2018075804A JP 2016220669 A JP2016220669 A JP 2016220669A JP 2016220669 A JP2016220669 A JP 2016220669A JP 2018075804 A JP2018075804 A JP 2018075804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing
workpiece
adhesive
vacuum
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016220669A
Other languages
English (en)
Inventor
昌平 田辺
Shohei Tanabe
昌平 田辺
寿 西垣
Hisashi Nishigaki
寿 西垣
公昭 佐藤
Kimiaki Sato
公昭 佐藤
眞一 手塚
Shinichi Tezuka
眞一 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP2016220669A priority Critical patent/JP2018075804A/ja
Publication of JP2018075804A publication Critical patent/JP2018075804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】凹面を有するワークに貼付体を押し付ける部材を簡単な構造としつつ、凹面に沿って密着するように粘着剤を貼り付けることが可能な真空貼合装置を提供する。
【解決手段】真空中で、ワークW1の凹面CSを含む貼付面BSに、剥離シートPに粘着剤ADが貼り付けられた粘着シートW2を貼り付ける真空貼合装置であって、弾性体によって形成され、貼付面BSに沿う形状の押付面41を有する押付部材40と、剥離シートW2が押付面41に密着する張力を与える張力付与部60と、ワークW1を保持し、押付部材40に対する相対移動により、粘着シートW2を介して、貼付面BSに押付面41を押し付ける保持部70とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空貼合装置に関する。
一般的に、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを代表とする平板状の表示装置、いわゆるフラットパネルディスプレイは、表示パネルとその他のワークが筐体に組み込まれて構成されている。その他のワークとしては、操作用のタッチパネル、表面を保護するカバーパネル、バックライト、バックライトの導光板等がある。
これらのワークは、個別にあるいは予め積層された状態で筐体に組み込まれる。例えば、保護カバーにタッチパネルを積層した複合パネルとして構成されたものを用いることもある。
また、表示パネルには、タッチパネルの機能が組み込まれたものが用いられることもある。このように、ワークとしては様々な形態があるが、以下、表示装置を構成するワークを、複数積層したものを、表示装置用部材と呼ぶ。
このような表示装置用部材を使用した電子機器において、筐体側面部分には、機器操作用の機械的なスイッチである物理ボタンが設けられていることが多い。しかし、近年では、柔軟性の高い表示装置用部材を使用して、筐体の表面だけでなく、筐体の側面にも表示領域を延設し、側面部分においても、タッチパネルに触れることによる操作を可能とする製品が存在している。この場合、表示装置用部材の表面から側面にかけては、曲面形状となっている。このため、かかる表示装置用部材の製造においては、曲面形状のワークを貼り合わせる作業が必要となる。
特許第5852244号公報
一般的な平板状のワークに対する貼り付け作業は、まず、ワークの一方の面に粘着剤を付着させて、この粘着剤を介して、他のワークを貼り付けることにより行われる。粘着剤を付着させる方法としては、例えば、剥離シートに粘着剤が貼り付けられた粘着シートを用いる方法がある。この方法は、ワークの貼合面に、平板状のプレートによって粘着シートの粘着剤を押し付けて、剥離シートを剥離することにより行われる。
但し、この方法によって曲面形状のワークに、粘着剤を貼り付ける場合、曲面の内側の凹面において粘着剤が密着せず、ワークとの間に隙間が生じる。これに対処するため、ワークに粘着シートを押し当てた後、特別な治具を用いて、凹面部分に粘着剤が貼り合わされるように押し均すことが考えられる(特許文献1参照)。しかし、ワークの内側の狭い領域であって、ワークを押し当てる部分に、複雑な機構を設ける必要があり、一般的な貼合装置とは異なる特別な装置として構成する必要がある。これは、例えば、ワークに粘着剤を貼り付けた後、他のワークを曲面形状に沿って貼り付ける場合にも同様である。以下、曲面形状のワークに貼り付ける粘着剤、粘着剤を介して貼り付けられる他のワークを、貼付部材と呼ぶ。また、剥離シートに貼付部材が貼り付けられた部材を貼付体と呼ぶ。
本発明の目的は、凹面を有するワークに貼付体を押し付ける部材を簡単な構造としつつ、凹面に沿って密着するように貼付体を貼り付けることが可能な真空貼合装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、真空中で、ワークの凹面を含む貼付面に、剥離シートに貼付部材が貼り付けられた貼付体を貼り付ける真空貼合装置であって、弾性体によって形成され、前記貼付面に沿う形状の押付面を有する押付部材と、前記剥離シートが前記押付面に密着する張力を与える張力付与部と、前記ワークを保持し、前記押付部材に対する相対移動により、前記貼付体を介して、前記貼付面に前記押付面を押し付ける保持部と、を有する。
前記押付部材により前記貼付面に押し付けられる前記貼付体の前記貼付部材が、前記凹面の縁部以外の部分から前記貼付面に接するように、前記凹面の縁部に対して、前記押付面の縁部が、押し付け方向に交差する方向にずれてもよい。
前記張力付与部は、前記押付面と反対側へ向かう方向に、前記剥離シートの縁部を引っ張る引張治具を有していてもよい。
前記引張治具は、前記剥離シートの縁部が巻き付けられるローラを有していてもよい。
前記押付部材の押付面の中央が、前記ワークの貼付面に向かって隆起していてもよい。前記保持部は、前記ワークを前記押付面に向かって隆起するように湾曲させる押圧部を有していてもよい。前記貼付部材は、粘着剤であってもよい。
真空中で、前記押付部材によって前記貼付部材が前記貼付面に押し付けられている状態で、前記張力付与部による張力を解除する解除機構を有していてもよい。
本発明によれば、凹面を有するワークに貼付体を押し付ける部材を簡単な構造としつつ、凹面に沿って密着するように粘着剤を貼り付けることが可能となる。
実施形態の粘着剤の貼り付け対象となるワークの斜視図(A)、断面図(B)である。 実施形態の粘着シートを示す平面図である。 実施形態の真空貼合装置の概略断面図である。 押付部材を示す斜視図である。 押付部材とワークとの位置関係を示す説明図である。 押付部材の形成方法を示す説明図である。 張力付与部を示す斜視図である。 張力付与部による張力の付与を示す説明図である。 真空貼合装置のワーク及び粘着シートの装着時を示す概略断面図である。 真空貼合装置の真空引き時を示す概略断面図である。 真空貼合装置の貼り合せ時を示す概略断面図である。 真空貼合装置の大気開放時を示す概略断面図である。 他の実施形態の張力付与部を示す斜視図である。 他の実施形態の粘着シートを示す平面図である。 他の実施形態の真空貼合装置の概略断面図である。 他の実施形態の押付部材を示す断面図である。 他の実施形態の真空貼合装置の概略断面図である。 実施形態に適用可能なワークの例を示す断面図である。
本発明の実施の形態(以下、実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明
する。なお、各構成部の位置及び大きさ等は、構造を分かり易くするための便宜的な表現に過ぎない。
[構成]
[ワーク]
ワークW1は、図1(A)に示すように、凹面CSを含む貼付面BSを有する部材である。貼付面BSは、図1(B)に示すように、粘着剤ADが貼り付けられる面である。凹面CSは、ワークW1の一部を湾曲又は屈曲することにより伸張した面と反対側の面である。例えば、ワークW1は方形の板状であり、凹面CSは、ワークW1の対向する一対の側辺部SEが湾曲又は屈曲されることにより形成されている。貼付面BSの凹面CS以外の領域は、平坦面FSである。このため、図1の例では、凹面CSと平坦面FSによって貼付面BSが構成されている。
本実施形態では、ワークW1として、表示装置のカバーパネルを用いる。カバーパネルは、表示装置の外装を構成する透光性の基板である。カバーパネルの材質は、例えば、ガラスやアクリルである。カバーパネルの貼付面BSには、遮光性の材料による印刷枠Bが形成されている。図1(A)における黒塗りの領域は、印刷枠Bの領域である。但し、印刷は、図1(B)に示すように、貼付面BS側になされている。
印刷枠Bの内縁に囲まれた透光性のある領域は、表示装置の表示部分を外部から視認可能な表示領域Dを形成している。表示領域Dは、例えば、矩形である。但し、表示領域Dは、平坦面FSから凹面CSに及ぶ領域まで形成されている。表示領域Dに粘着剤ADの縁部が存在すると、この縁部が視認性を阻害する。このため、粘着剤ADは少なくとも表示領域Dを覆う領域に貼り付けられる必要がある。つまり、表示領域Dは、粘着剤ADが貼り付けられるべき最低限の領域となる。
[粘着シート]
上記のようなワークW1に対して、剥離シートに貼付部材が貼り付けられた貼付体が貼り付けられる。剥離シートは、貼付部材に対して密着するとともに、剥離性を持たせたシートである。本実施形態においては、貼付体は、図2に示すように、剥離シートPに貼付部材としての粘着剤ADが貼り付けられた粘着シートW2である。例えば、粘着シートW2としては、粘着剤ADが剥離シートPに貼り付けられたOCA(Optical Clear Adhesive)を用いる。粘着剤ADは、例えば、アクリル系、シリコン系、ウレタン系の合成樹脂である。剥離シートPは、シリコーン、その他の樹脂を用いて、粘着剤ADに剥離性を持たせたフィルムである。
粘着シートW2は、矩形の剥離シートPの表面に、これよりも小さな矩形の粘着剤ADが貼付されている。粘着剤ADの周囲には、剥離シートPが露出した枠状のマージンMを有している。また、上記の理由から、粘着剤ADは、少なくとも表示領域Dよりも大きな外形を有していることが好ましい。
[真空貼合装置]
本実施形態の真空貼合装置を、図3〜図7を参照して説明する。真空貼合装置は、真空中で、ワークW1の凹面CSを含む貼付面BSに、粘着シートW2の粘着剤ADを貼り付ける装置である。真空貼合装置は、図3に示すように、ステージ10、真空チャンバ20、減圧部30、押付部材40、支持部50、張力付与部60、保持部70を有する。
ステージ10は、水平な平坦面を有する台である。真空チャンバ20は、ステージ10の平坦面を覆うことにより、内部に真空室を形成する容器である。真空チャンバ20は、貼り合わされるワークW1、粘着シートW2の周囲を覆い、ステージ10との間を密閉することにより真空室を構成する。つまり、本実施形態は、真空中で、ワークW1に粘着シートW2の粘着剤ADを貼り付けるための真空室を有する。なお、真空チャンバ20は、図示しない駆動機構によって、ステージ10に対して接触して真空室を形成する密閉位置と、ステージ10から離れて内部を開放する開放位置との間を移動可能に設けられている。
減圧部30は、真空チャンバ20に接続され、真空室を減圧することにより真空とする装置である。減圧部30は、配管31、真空ポンプ32及びバルブ33を有する。配管31は一端が真空室に連通し、他端が真空ポンプ32に接続されている。真空ポンプ32は、真空室内から排気する排気装置である。
押付部材40は、図4に示すように、弾性体によって形成され、貼付面BSに沿う形状の押付面41を有する部材である。貼付面BSに沿う形状とは、貼付面BSに押し付けられることにより貼付面BSに合致する形状と、押し付けられていない状態で貼付面BSに一致している形状を含む。貼付面BSに合致するとは、粘着シートW2の粘着剤ADの全体を貼付面BSに密着させるように変形することをいう。後述するように、押付面41が、粘着シートW2に張力を与えると縮小し、貼付面BSに押し付けられると貼付面BSに合致する場合も含む。貼付面BSに一致している形状とは、貼付面BSに収まる略同一形であることをいう。押付部材40は略直方体形状であり、その天面に押付面41が形成されている。押付面41と反対側の面は、平坦な固定面42となっている。
押付部材40を構成する弾性体は、弾性力を有する材料により形成されている。例えば、シリコーンゴム等の合成樹脂を用いることができる。弾性体は、後述の第2のプレート71による押圧により容易に押し潰すことができ、なおかつ、第2のプレート71による押圧によって潰れ切ってしまうことなく、粘着剤ADを貼付面BSに密着させるだけの反発力を有する。また、弾性体は、後述する剥離シートPが張り付けられる力によって、容易に変形ができる程度の弾性力を有する。
押付面41は、天面の一対の側辺に肩部41aを有する。肩部41aは、ワークW1の貼付面BSに押し付けられると、凹面CSに沿う曲面を有している。つまり、本実施形態の押付部材40は、貼付面BSに押し付けられることにより貼付面BSに合致する形状を有する。但し、図5(A)に示すように、肩部41aの断面の曲率半径R´は、凹面CSの断面の曲率半径Rよりも小さい。押付面41の肩部41a以外の領域は、平坦面FSに沿う平面部41bである。この場合、肩部41aと平面部41bによって押付面41が構成されている。
支持部50は、図3に示すように、押付部材40を支持する構成部である。支持部50は、第1のプレート51、駆動機構52を有する。第1のプレート51は、押付部材40の固定面42が固定される平板状の部材である。例えば、図示しない接着剤又は両面テープを介して、押付部材40の固定面42が第1のプレート51に接着により固定されている。第1のプレート51は、駆動機構52を介して、ステージ10上に水平方向に設置されている。駆動機構52は、第1のプレート51をX方向、Y方向及びθ方向に駆動する。なお、X方向は水平な一方向であり、Y方向はX方向に直交する水平な一方向であり、θ方向は垂直方向を軸とする回転方向である。
押付部材40は、図5(A)、(B)に示すように、貼付面BSに押し付けられる粘着シートW2の粘着剤ADが、凹面CSの縁部E以外の部分から貼付面BSに接するように、凹面CSの縁部Eに対して、押付部材40の押付面41の縁部E′が、押し付け方向に交差する方向にずれている。凹面CSの縁部Eは、貼付面BSの最外辺である。押付面41の縁部E´は、凹面CSの縁部Eに対応する押付面41の最外縁である。図5(A)〜(C)では、押付方向を白塗りの矢印でしめす。また、押し付け方向に交差する方向を黒塗りの矢印で示す。さらに、ずれ量をαで示す。
本実施形態では、ワークW1の一対の側辺部SEの内側に、凹面CSの縁部Eが設けられているため、押付面41の縁部E´は、凹面CSの縁部Eよりも内側にずれている。このようなワークW1に対する押付部材40の配置は、後述する保持部70によるワークW1の保持位置、押付部材40のサイズ、押付部材40の固定位置、駆動機構52による押付部材40の位置決めによって決定される。なお、実際の粘着剤ADの厚み、剥離シートPの厚み、ずれ量α、押付部材40の変形量等は僅かであるが、図5(A)〜(C)では、理解し易くするために、誇張して表現している。
押付部材40の形成には、例えば、図6に示すように、ワークW1の貼付面BSと同様の形状を有する型Y1と、押付部材40の固定面42側を形成する型Y2を用いる。この型Y1、Y2を合わせて形成された内部のキャビティに、材料を流し込んで固めることにより、ワークW1の貼付面BSを象った押付面41を有する押付部材40を形成できる。但し、上記のように、肩部41aの断面の曲率半径R´、押付面41の縁部E´を設定するために、型Y1の押付面41を形成する部分は、ワークW1の貼付面BSよりも小さな形状とすることが考えられる。
張力付与部60は、剥離シートPが押付面41に密着する張力を与える構成部である。押付面41へ密着とは、剥離シートPの粘着剤ADと反対側の面が押付面41に密着することをいい、密着により押付面41が変形又は縮小する場合も、変形又は縮小しない場合も含む。張力付与部60は、引張治具61を有する。引張治具61は、図7に示すように、押付面41と反対側へ向かう方向に、剥離シートPの縁部を引っ張る治具である。押付面41と反対側に向かう方向とは、押付部材40が固定された側に向かういずれかの方向をいい、図8の白塗りの矢印で示す鉛直下方のみならず、鉛直方向に対して傾斜した方向を含む。
引張治具61は、ローラ62、軸受63を有する。ローラ62は、剥離シートPの対向する一対の縁部のマージンMが巻き付けられる円筒形状の部材である。一対のローラ62は、押付部材40の肩部41aが設けられた一対の側辺に平行に設けられている。軸受63は、第1のプレート51上に固定され、ローラ62の両端を軸支する部材である。軸受け63は、略L字形状のブロックであり、ローラ62に剥離シートPの縁部を巻いた状態で、所望の回動位置にて保持される摩擦力が働くようにローラ62を支持する。ローラ62の少なくとも一方の端部は、軸受63を貫通して突出し、ローラ62よりも拡径した円柱形状のノブ62aが取り付けられている。作業者はノブ62aを持って回動させることにより、ローラ62の回動量を調節できる。なお、図3、図9〜図12等では、ローラ62を見やすくするため、軸受63は点線で示している。
また、軸受63は、図7に示すように、ローラ62の軸に直交する方向に長い長穴63aを有する。この長穴63aに挿入されるボルト63bの軸を、第1のプレート51上に形成された図示しないねじ穴に合わせてねじ込むことにより、軸受け63は、第1のプレート51に固定されている。ボルト63bを弛めて長穴63aに沿って軸受63を移動させ、ボルト63bを絞め直すことにより、ローラ62を所望の位置とすることができる。これにより、ワークW1及び押付部材40のサイズの変更に合わせて、ローラ62の位置を調節できる。
保持部70は、図3に示すように、ワークW1を保持し、押付部材40に対する相対移動により、粘着シートW2を介して、ワークW1の貼付面BSに押付面41を押し付ける構成部である。保持部70は、第2のプレート71、保持部材72を有する。第2のプレート71は、支持部50に対向する平板状の部材である。第2のプレート71は、真空チャンバ20内に配置されている。保持部材72は、第2のプレート71に設けられ、押付部材40に支持された粘着シートW2に対向する位置にワークW1を保持する部材である。保持部材72としては、粘着チャックを用いる。なお、メカチャック等、他の保持手段も適用可能である。複数の種類のチャックを併用することも可能である。なお、保持部材72は、伸縮可能に又は第2のプレート71に進退可能に設けられている。図3では、保持部材72は、第2のプレート71の下面から突出して示されているが、粘着シートW2を押し付けると、第2のプレート71の下面と同一平面となる位置まで収縮又は引っ込む(図11参照)。
駆動機構73は、第2のプレート71をワークW1が粘着シートW2に接離する方向に駆動する機構である。駆動機構73は、第2のプレート71を支持するアーム73aと、このアーム73aを昇降させる図示しないシリンダを有する。第2のプレート71は、駆動機構73によって、押付部材40に接離する方向に駆動される。なお、駆動機構73による第2のプレート71の移動は、真空チャンバ20とは独立している。
[動作]
以上のような構成を有する真空貼合装置の動作例を、図1〜図8に加え、図9〜図12を参照して説明する。
まず、ワークW1は、不図示の搬送手段により搬送され、ピックアップ手段によって真空貼合装置に搬入される。これにより、図9に示すように、ワークW1は、第2のプレート71の保持部材72に保持される。
また、作業者は、図7に示すように、シートW2を、その粘着剤AD側を上にして、押付部材40の押付面41に載せる。そして、剥離シートPの対向する縁部のマージンMを、それぞれ図示しない粘着テープ等でローラ62に貼り付けて、ノブ62aを回動させることにより巻き付ける。これにより、剥離シートPが押付面41に沿う形状となる張力が与えられる。
つまり、押付面41と反対側に向かう方向に、剥離シートPの縁部が引っ張られる。従って、図8に示すように、押付面41の肩部41aの曲面及び平面41bに密着するように、粘着シートW2が張り付けられる。
さらに、図示しない検出装置によって検出されたワークW1、粘着シートW2のずれを修正するように、駆動機構52が第1のプレート51を駆動する。例えば、粘着剤ADの外縁内に、表示領域Dが収まるように、押付部材40の位置を調整する。
次に、図10に示すように、真空チャンバ20が移動してステージ10に接することにより、ワークW1及び粘着シートW2の周囲が密閉された真空室を形成する。そして、真空ポンプ32が作動してバルブ33が開き、真空室内の排気による減圧が開始する。
真空引き完了後は、図11に示すように、第2のプレート71が下降し、第2のプレート71の保持部材72に保持されているワークW1を、押付部材40上に張り付けられている粘着シートW2に押し付ける。すると、押付部材40の押付面41が貼付面BSに沿うように変形して、粘着シートW2が貼付面BSに圧着される。
このとき、図5(B)に示すように、凹面CSの縁部Eに対して、押付部材40の縁部E´が、ずれ量αだけ内側にずれていることにより、粘着剤ADは、凹面CSの縁部E以外の部分である中央から先に貼付面BSに接する。そして、図5(C)に示すように、粘着剤ADの貼付面BSへの接触面が徐々に外側へ広がって行き、凹面CSに達する。押付部材40は、変形の前後で体積変化しない非圧縮性を有するので、厚み方向に押し潰された分だけ、これに直交する方向に広がるためである。このため、粘着剤ADと貼付面BSとの間に隙間が残存することがなく、真空泡の残留がない。なお、押付面41の肩部41aの断面の曲率半径R´は、凹面CSの断面の曲率半径Rよりも小さいので、押付部材40が弾性変形して肩部41aの曲面が伸びた場合にも凹面CSに沿うように押し付けることができる。
その後、バルブ33を閉じて真空ポンプ32を停止し、第2のプレート71が上昇する。このとき、保持部材72が第2のプレート71に入って保持が解除され、粘着シートW2が貼り付けられたワークW1は、押付部材40の上に残る。そして、排気路の開放等により真空破壊が行われた後、図12に示すように、真空チャンバ20が上昇することにより、真空室が大気開放される。大気開放後、ノブ62aを回して剥離シートPをローラ62から外し、ワークW1を剥離シートPとともに取り出す。このようにワークW1に貼り付けられた粘着剤ADには、剥離シートPを剥離してから、後の工程で他の部材が貼り付けられる。
[作用効果]
(1)本実施形態は、真空中で、ワークW1の凹面CSを含む貼付面BSに、剥離シートPに粘着剤ADが貼り付けられた粘着シートW2を貼り付ける真空貼合装置であって、弾性体によって形成され、貼付面BSに沿う形状の押付面41を有する押付部材40と、剥離シートW2が押付面41に密着する張力を与える張力付与部60と、ワークW1を保持し、押付部材40に対する相対移動により、粘着シートW2を介して、貼付面BSに押付面41を押し付ける保持部70とを有する。
このように剥離シートPに与えられている張力によって、弾性体である押付部材40の押付面41に密着している粘着剤ADを、凹面CSを含む貼付面BSに押し付けるので、簡単な構造の押付部材40によって、凹面CSに沿って隙間なく粘着剤ADを貼り付けることができる。
(2)押付部材40により貼付面BSに押し付けられる粘着シートW2の粘着剤ADが、凹面CSの縁部E以外の部分から貼付面BSに接するように、凹面CSの縁部Eに対して、押付面41の縁部E´が、押し付け方向に交差する方向にずれている。
このため、粘着剤ADが凹面CSの縁部Eに当たってそれ以上押し付けられなくなることが防止される。特に、粘着剤ADの粘着部分が縁部Eに接触することによる粘着剤ADの変形や、粘着剤ADの縁部Eへの付着を防止できる。
(3)張力付与部60は、押付面41と反対側へ向かう方向に、剥離シートPの縁部を引っ張る引張治具61を有する。
このため、押付部材40とともに、剥離シートPの縁部を引っ張る引張治具61を追加するだけで、既存の真空貼合装置にも適用可能となる。また、引張治具61は、押付部材40の近傍に設けられているので、ワークW1の内側の狭いスペースに複雑な機構を設ける必要がない。
(4)引張治具61は、剥離シートPの縁部が巻き付けられるローラ62を有する。
このように、剥離シートPの縁部をローラ62に巻き込んで張力を与えることにより、全体を均一に引っ張ることができて、歪みのない貼り付けを行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。
(1)押付部材40の押付面41は、貼付面BSに押し付けられていない状態でも、貼付面BSに一致している形状であってもよい。例えば、剥離シートPに張力を付与して押付面41に押し付けることで、押付面41が凹面よりも縮小するように変形させ、この状態で押し付けを行ない、張力を解除して粘着シートW2を貼付面BSに密着させることもできる。この場合、押付面41にシートW2を張り付けることで、押付面41の縁部が貼付面BSの縁部よりも内側にずれるように変形させることにより、縁部が当たることを防止することが好ましい。
さらに、剥離シートPが密着するように張力を与えられても、押付面41が変形又は縮小しなくてもよい。例えば、押付面41が貼付面BSと一致している形状を維持したままで、粘着シートW2を押付面41に貼り付けて、粘着剤ADを貼付面BSに密着させてもよい。
(2)張力付与部60は、剥離シートPに張力を与えることができればよい。例えば、上記の態様では、ローラ62が所望の回動位置にて保持される摩擦力が働くように支持されていた。つまり、粘着シートW2に張力が掛った状態でも、ローラ62が引っ張られて回転しない程度に周り難くなっている。但し、ローラ62の回動をロックするロック機構を設けて、ノブ62aを回すときはロックを解除し、張力を掛けたら回動をロックする構成としてもよい。
ロック機構としては、例えば、軸受63にローラ62に向かうねじ穴を設け、このねじ穴にねじを締め付け、ねじの先端をローラ62に押し付けてローラ62の回転を阻止する、いわゆる止めねじによる構成とすることが考えられる。また、軸受63にローラ62に向かう穴を設け、この穴に挿入されてローラ62に接離するピンを設け、このピンの先端がローラ62に接して押圧すると回転が阻止され、離れると回転が許容されるようにロック機構を構成してもよい。さらに、ローラ62と同軸の円盤形又はドラム形の部材の周囲に、複数のラッチ歯を形成して、このラッチ歯に爪が噛合うことにより回転が阻止され、爪が外れることにより回転が許容されるようにロック機構を構成してもよい。その他、回転軸をロックする現在又は将来において利用可能なロック機構を用いることができる。ロック機構は、ロックの解除が容易にできる構成とすれば、迅速に作業を行うことができるので、生産性を向上させることができる。
さらに、ロックの解除による張力の解除を、人手を使わずに自動で行えたり、真空室の外部から行える解除機構を備えると、チャンバ20内が減圧された状態で、粘着シートW2に対するワークW1の押し付けが完了した段階で、粘着シートW2の張り付け状態を解除できる。例えば、真空中、つまり、真空室内が減圧されている雰囲気下において、押付部材40によって貼付部材が貼付面BSに押し付けられている状態で、張力付与部60による張力を解除する解除機構を設ける。これにより、保持部70による押し付けが解除された場合に、押付部材40の形状が戻ることによる隙間の発生の可能性がある場合でも、それを防止できる。より具体的には、上記のロック機構における止めねじ、ピン、爪を、ローラ62の回転を許容する方向に移動させる駆動機構を解除機構とすることができる。この場合、解除機構の駆動源としての、モータ、シリンダ等を、真空室の外部に設けられたスイッチ、タッチパネル等の入力装置によって動作させることが考えられる。
また、例えば、図13、図14(A)に示すように、ローラ62に突出部材64を設けてもよい。突出部材64は、ローラ62の側面の軸方向に沿って、複数形成する。一方、図14(B)に示すように、剥離シートPのマージンMには、突出部材64が挿入されて引っ掛かる複数の穴PHを、あらかじめ形成しておく。
作業者は、図13に示すように、粘着シートW2を、粘着剤AD側を上にして、押付部材40の押付面41に載せる。そして、剥離シートPの穴PHに突出部材64を挿入し、ローラ62を回動させることにより、上記と同様に剥離シートPに均一に張力を与えることができる。これにより、剥離シートPをローラ62に粘着テープで貼り付ける手間が省ける。また、剥離シートPの縁部を挟んで昇降する機構によって、張力付与部60を構成してもよい。つまり、対向する一対の縁部が支持された剥離シートPを下降させることにより、その粘着剤ADと反対側の面に押付部材40の押付面41が押し付けられる構成としてもよい。これと逆に、対向する一対の縁部が支持された剥離シートPに対して、その粘着剤ADと反対側の面に押付部材40が押し付けられるように、押付部材40を上昇させる構成としてもよい。なお、上記の態様では、剥離シートPの対向する縁部を引っ張って張力を付与していたが、一方の縁部を固定して、他方の縁部を引っ張る機構であってもよい。
(3)図15に示すように、押付部材40の押付面41の中央を平面41bとせずに、ワークW1の貼付面BSに向かって隆起した形状としてもよい。この押付部材40の形成方法としては、例えば、図16に示すように、押付部材40の押付面41を形成する際に、型Y1の両端を近づける方向に押圧して湾曲させておくことが考えられる。これにより、粘着剤ADを、確実に凹面CSの縁部E以外の部分から貼付面BSに接触させることができる。
(4)図17に示すように、保持部70が、ワークW1を押付面41に向かって隆起するように湾曲させる押圧部74を有していてもよい。押圧部74は、第2のプレート71とワークW1との間に設けられ、ワークW1の側辺部SEの間から下方に突出して、ワークW1の中央部を押圧する。押圧部74は、弾性部材によって進退可能に又は弾性体により形成されることによって伸縮可能に設けられ、押付部材40の押付面41によって押圧されると、後退又は収縮することにより、ワークW1の湾曲が平坦化する。これにより、粘着剤ADを、確実に凹面CSの縁部E以外の部分から貼付面BSに接触させることができる。
(5)上記の態様では、押付部材40を、粘着シートW2を介してワークW1の貼付面BSに押し付けるために、保持部70が移動していたが、押付部材40が移動しても、双方が移動してもよい。例えば、ステージ10を昇降させる駆動機構を設け、ステージ10を上昇させることにより、押付部材40をワークW1に押し付けてもよい。また、上記の実施形態では、保持部70が上方、押付部材40が下方に配置されていたが、押付部材40が上方、保持部70が下方であってもよい。
(6)ワークW1の形状は、上記の態様には限定されない。側辺部SEが連続して湾曲することにより、全体的に凹面CSを形成していてもよい。さらに、凹面CSは湾曲面には限定されず、平面が異なる角度で接する屈曲面であってもよい。また、上記の態様では、対向する一対の側辺部SEが立ち上がることにより凹面CSが形成されていたが、いずれか一つの側辺部SEが立ち上がっていてもよいし、三方の側辺部SEが立ち上がっていてもよい。中心を四方から囲むように対向する2組の側辺部SEがそれぞれ立ち上がっていてもよい。なお、凹面CSと反対側となる背面は、凹面CSと同様の形状である必要はなく、凹面CSと異なる形状であってもよい。
具体的には、図18(A)に示すように、ワークW1は、断面が略円弧形であってもよい。また、図18(B)に示すように、ワークW1は、側辺部SEが直角に立ち上がった屈曲面を有する略コの字形であってもよい。屈曲面の角度は、図18(C)に示すように、直角でなくてもよい。図18(D)に示すように、凹面CSが湾曲面であるのに対して、背面が屈曲面であってもよいし、図18(E)に示すように、凹面CSが屈曲面であるのに対して、背面が湾曲面であってもよい。
一方、ワークW1の貼付面BSの形状に応じて、押付部材40の押付面41の形状も変更される。例えば、押付面41の断面が全体的に略円弧形状となっていてもよいし、肩部41aが平面が異なる角度で接する角面となっていてもよい。
ワークW1としては、表示装置用部材を用いることができる。表示装置用部材には、表示パネルとカバーパネルを積層した部材のように表示機能を備えた部材も、カバーパネルとタッチパネルを積層した部材のようにその部材だけでは表示機能を備えていない部材も含まれる。すなわち、真空貼合装置による粘着シートの貼り付け対象となるワークは、表示パネル、タッチパネル、カバーパネル、バックライトやその導光板等の様々なものがあり、いずれを組み合わせても良い。但し、ワークW1は、表示装置用部材には限定されない。
(7)貼付部材は、粘着剤には限定されない。薄板状の部材を貼付部材としてもよい。つまり、本発明の貼り付け対象となる貼付体は、貼付部材として薄板状の部材を貼り付けた部材であってもよい。例えば、上記のワークW1として例示した偏光フィルムやタッチパネル等、粘着性の無いフィルム状の部材も、貼付部材として用いることができる。この場合、上記のように、ワークW1の貼付面BSに粘着剤ADを貼り付けた後、さらに、剥離シートに貼り付けられた貼付部材を、上記と同様に、粘着剤ADを介してワークW1に貼り付けることができる。つまり、「ワークW1の貼付面BSに貼り付ける」とは、貼付面BSに直接貼り付ける場合も、粘着剤AD等を介して間接的に貼り付ける場合も含む。ここで、粘着剤ADには、接着剤と呼ばれるものも含まれる。
例えば、上記の実施形態と同様の真空貼合装置を2台用意する。まず、1台目の真空貼合装置で、上記と同様に粘着剤ADをワークW1の貼付面BSに貼り付ける。次に、2台目の真空貼合装置で、粘着剤ADを介して、さらに貼付部材を貼り付ける。より具体的には、偏光フィルムやタッチパネル等の貼付部材が、上記の粘着剤ADと同様に、マージンMを持たせて剥離シートPに保持されている。そして、張力付与部60によって剥離シートPが押付面41に密着する張力を与えつつ、貼付部材を、粘着剤ADが貼り付けられた貼付面BSに押し付ける。なお、このような作業を、1台の真空貼合装置で行ってもよい。
以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
W1 ワーク
W2 粘着シート
AD 粘着剤
B 印刷枠
BS 貼付面
CS 凹面
D 表示領域
FS 平坦面
P 剥離シート
SE 側辺部
PH 穴
10 ステージ
20 真空チャンバ
30 減圧部
31 配管
32 真空ポンプ
33 バルブ
40 押付部材
41 押付面
41a 肩部
42 固定面
50 支持部
51 第1のプレート
52 駆動機構
60 張力付与部
61 引張治具
62 ローラ
62a ノブ
63 軸受
63a 長穴
63b ボルト
64 突出部材
70 保持部
71 第2のプレート
72 保持部材
73 駆動機構
73a アーム
74 押圧部

Claims (8)

  1. 真空中で、ワークの凹面を含む貼付面に、剥離シートに貼付部材が貼り付けられた貼付体を貼り付ける真空貼合装置であって、
    弾性体によって形成され、前記貼付面に沿う形状の押付面を有する押付部材と、
    前記剥離シートが前記押付面に密着する張力を与える張力付与部と、
    前記ワークを保持し、前記押付部材に対する相対移動により、前記貼付体を介して、前記貼付面に前記押付面を押し付ける保持部と、
    を有することを特徴とする真空貼合装置。
  2. 前記押付部材により前記貼付面に押し付けられる前記貼付体の前記貼付部材が、前記凹面の縁部以外の部分から前記貼付面に接するように、前記凹面の縁部に対して、前記押付面の縁部が、押し付け方向に交差する方向にずれていることを特徴とする請求項1記載の真空貼合装置。
  3. 前記張力付与部は、前記押付面と反対側へ向かう方向に、前記剥離シートの縁部を引っ張る引張治具を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の真空貼合装置。
  4. 前記引張治具は、前記剥離シートの縁部が巻き付けられるローラを有することを特徴とする請求項3記載の真空貼合装置。
  5. 前記押付部材の押付面の中央が、前記ワークの貼付面に向かって隆起していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の真空貼合装置。
  6. 前記保持部は、前記ワークを前記押付面に向かって隆起するように湾曲させる押圧部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の真空貼合装置。
  7. 前記貼付部材は、粘着剤であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の真空貼合装置。
  8. 真空中で、前記押付部材によって前記貼付部材が前記貼付面に押し付けられている状態で、前記張力付与部による張力を解除する解除機構を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の真空貼合装置。
JP2016220669A 2016-11-11 2016-11-11 真空貼合装置 Pending JP2018075804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220669A JP2018075804A (ja) 2016-11-11 2016-11-11 真空貼合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220669A JP2018075804A (ja) 2016-11-11 2016-11-11 真空貼合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018075804A true JP2018075804A (ja) 2018-05-17

Family

ID=62150075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220669A Pending JP2018075804A (ja) 2016-11-11 2016-11-11 真空貼合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018075804A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6374132B1 (ja) * 2018-04-06 2018-08-15 信越エンジニアリング株式会社 貼合デバイスの製造装置及び貼合デバイスの製造方法
JP2020001223A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社ジャパンディスプレイ 圧着装置及び表示装置の製造方法
JP2021037710A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社タカトリ 機能性フィルムのワークへの貼付方法及びそのワークの剥離方法並びにそれに用いる貼付装置
JP7417246B2 (ja) 2019-10-31 2024-01-18 株式会社タカトリ 貼り付け装置及び貼り付け方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6374132B1 (ja) * 2018-04-06 2018-08-15 信越エンジニアリング株式会社 貼合デバイスの製造装置及び貼合デバイスの製造方法
JP2019184751A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 信越エンジニアリング株式会社 貼合デバイスの製造装置及び貼合デバイスの製造方法
JP2020001223A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社ジャパンディスプレイ 圧着装置及び表示装置の製造方法
JP7166807B2 (ja) 2018-06-26 2022-11-08 株式会社ジャパンディスプレイ 圧着装置
JP2021037710A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社タカトリ 機能性フィルムのワークへの貼付方法及びそのワークの剥離方法並びにそれに用いる貼付装置
JP7408120B2 (ja) 2019-09-04 2024-01-05 株式会社タカトリ 機能性フィルムのワークへの貼付方法及びそのワークの剥離方法並びにそれに用いる貼付装置
JP7417246B2 (ja) 2019-10-31 2024-01-18 株式会社タカトリ 貼り付け装置及び貼り付け方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018075804A (ja) 真空貼合装置
KR101668081B1 (ko) 곡면형 윈도우 글래스에 플렉시블 소재 합착장치
JP5305604B2 (ja) 粘着フィルムの剥離装置及び液晶パネルの製造方法
JP4125776B1 (ja) 粘着チャック装置
JP5197089B2 (ja) 平面表示装置の製造方法及び製造装置
US10105930B2 (en) Laminated film and film attachment method
JP2018069702A (ja) 真空貼合装置及び真空貼合装置用治具
JP2018167537A (ja) 貼合装置
JP5261308B2 (ja) 押圧装置
JP2014031270A (ja) シート貼付方法及びシート貼付装置
KR20140114768A (ko) 시트 부착 장치 및 부착 방법
JP2002357817A (ja) 偏光板の貼り付け装置
WO2011086626A1 (ja) 粘着テープ貼付装置、及びそれを備えた液晶表示装置の製造装置、並びに粘着テープの貼付方法
JP2017069338A (ja) 支持装置および支持方法
JP2015187648A (ja) 貼合方法および貼合装置
KR100669792B1 (ko) 가공 기판의 제조방법, 이를 이용한 평판 표시장치의제조방법 및 플렉시블 기판 가접합 장치
JP2012038880A (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP5660821B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP5829505B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP7408120B2 (ja) 機能性フィルムのワークへの貼付方法及びそのワークの剥離方法並びにそれに用いる貼付装置
KR20190053640A (ko) 감압을 이용한 곡면 디스플레이 접합장치
JP7417246B2 (ja) 貼り付け装置及び貼り付け方法
JP2015053377A (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP2012244013A (ja) 貼付装置および貼付方法
JP5973203B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法