JP6941257B2 - アンテナ取付装置、取付方法及び保守点検方法 - Google Patents

アンテナ取付装置、取付方法及び保守点検方法 Download PDF

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本発明は、山間部にある鉄柱などの支持柱に対して、アンテナを簡易に取り付け、保守点検をすることができるアンテナ取付装置、取付方法及び保守点検方法に関するものである。
従来、鉄柱などの支持柱にアンテナを取り付け、または保守点検を行う方法としては、ワイヤを利用したものや、伸縮アームを備えたクレーン車を利用したアンテナ取付方法及び保守点検方法が用いられてきた。しかしながら、山間部においては、クレーン車の進入が困難であることから、前者のワイヤを利用したアンテナ取付方法及び保守点検方法がとられている。
この方法は、支持柱の足場を利用して、アンテナの取付位置の上方に滑車を固定し、滑車と地上との間にワイヤを設置して、ワイヤに固定したアンテナをワイヤで支持柱の上部に引き上げてアンテナを取り付けるものである。
一方、定期的に行われるアンテナの目視点検や、それに基づく補修や部品交換といった保守点検作業においては、山間部においては、クレーン車の進入が困難であることから、支持柱の足場を利用した架空での作業が行われてきた。
特開1996−222923
上述した従来のワイヤを利用したアンテナの取付方法では、ワイヤで固定したアンテナをワイヤで支持柱の上部に引き上げ後、アンテナの頭を持ち上げたり、下ろしたりといった作業はアンテナに固定した複数のワイヤのみを操作して行われるため、この方法では微妙な位置調整は難しく、多くの時間がかかっていた。
また、定期的に行われるアンテナの目視点検や、それに基づく保守点検や部品交換といった保守点検作業においては、確実に点検を行うためには、多方向からアンテナを眺めることが必要で、そのためには、別に足場を組んだり、アンテナを地上に下ろして点検するといった作業が必要であった。
そこで、本発明のアンテナ取付装置では、アンテナを支持するアンテナ取付部と、アンテナ取付部と連結し、牽引・接続孔を有するアンテナ牽引・接続部と、アンテナ取付部においてアンテナを支持する面とは反対の面で接続され、牽引孔を有するアンテナ取上・取下部とからなるアンテナ支持金具と、アンテナとアンテナ支持金具のアンテナ取付部とを固定するアンテナ取付金具と、支持柱を把持する支持柱把持部と、アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と接続する接続孔を有するアンテナ支持金具固定部とからなる空中線取付金具から構成される。そして、アンテナ取付金具で固定されたアンテナとアンテナ支持金具とが、アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔及びアンテナ取上・取下部の牽引孔を用いて牽引され、支持柱を把持した空中線取付金具のアンテナ支持金具固定部の接続孔が、アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と接続することが容易にでき、アンテナを支持柱に取付ける。
本発明のアンテナ取付装置は、従来のワイヤによる方法で、アンテナ支持金具のアンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔を利用してアンテナを牽引し、アンテナ取上・取下部の牽引孔を利用して、アンテナの頭を持ち上げたり、下ろしたりする細かな位置調整作業が容易にできるため、アンテナ取付作業を簡易に行うことができる。
また、本発明のアンテナ取付装置を用いることで、アンテナの定期的に行われる目視点検や、その結果に基づく補修や部品交換といった保守点検作業においても、別に足場を組んだり、アンテナを地上に下ろしたりせずに、架空で、多方向からアンテナを眺めることができ、保守点検作業も簡易に行うことができる。
本実施形態のアンテナ支持金具で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 本実施形態のアンテナ取付金具で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本実施形態の空中線取付金具の1の形状で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 本実施形態の空中線取付金具の他の形状で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 本実施形態のアンテナ取付金具へのアンテナ実装図で、(A)は正面図(作業時)、(B1)は底面図(作業時)、(B2)は底面図(作業完了時)、(C)は側面図(作業時)である。 本実施形態のアンテナ支持金具、アンテナ取付金具、空中線取付金具を用いた際のアンテナ取付作業図で、(A)はアンテナ牽引時、(B)はアンテナ仮固定時、(C)はアンテナ固定完了時である。 本実施形態のアンテナ支持金具、アンテナ取付金具、空中線取付金具を用いた際のアンテナ保守点検作業図で、(A)はアンテナ保守点検作業着手時、(B)はアンテナ引き下げ時、(C)はアンテナ保守点検作業時である。
以下、本発明実施形態を図面に基づいて詳細に説明する、なお、本発明は以下に説明する実施形態に限られるものではない。
図1は本実施形態のアンテナ支持金具で、図1(A)は正面図、図1(B)は側面図、図1(C)は底面図である。アンテナ支持金具10は、後述するアンテナ取付金具20で固定されたアンテナを支持するアンテナ取付部11と、アンテナ取付部11の長手方向40の反対端で接続されたアンテナ牽引・接続部12と、アンテナ取付部11のアンテナ支持面とは反対の面で連結されたアンテナ取上・取下部13とから構成される。
アンテナ取付部11は、その重量が作業の際に障害にならない点や、アンテナを支持する強度の点を配慮して、断面が中空の鋼材が専ら用いられているが、上記の問題が満足できるものであれば材質の制限はない。また、図1(B)の側面図では、アンテナ取付部11は、円筒形状をしているが、市場に広く流通している形状で、六角形状や四角形状の内部が中空の鋼材ものを用いても構わない。
アンテナ牽引・接続部12には、後述するワイヤ61を接続して牽引する目的と、後述する空中線取付金具30と接続するための目的で、牽引・接続孔12a〜12cが設けられている。このアンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔12a〜12cについて、空中線取付金具30と一定位置で接続するためには、最低2か所で十分である。しかしながら、以下の説明では、図1に示したように3か所あることを前提に説明を行う。
また、アンテナ牽引・接続部12の角部12dは、牽引時に空中線取付金具30や後述する支持柱70と接触しても、それらを傷つけないように滑らかな形状の面取りが施されている。
アンテナ取付部11とアンテナ牽引・接続部12は、一体成型することは難しいため、別々に製造され、接続部14で連結される。この連結手段としては、専ら溶接等が用いられる。また、アンテナ牽引・接続部12の牽引・接続孔12a〜12cはアンテナを搭載したアンテナ支持金具10全体を支えるために、アンテナ牽引・接続部12の材質は、アンテナ取付部11の材質と溶接強度の点で相性の良い素材が用いられ、アンテナ取付部と同様材質の鋼材などが用いられる。
図1(C)の底面図に示すように、アンテナ取上・取下部13は、接続孔13bでアンテナ取付部11と接続する。この位置は、アンテナ取付部11のアンテナを搭載する面とはY軸方向に反対面で、アンテナ取上・取下部13が接続孔13bを中心軸として、位置を可変できるようにボルト等で接続される。また、アンテナ支持金具の各部は、厳しい環境に耐えうるように、表面処理が施される。
図2は本実施形態のアンテナ取付金具で、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図である。図2(A)の正面図に示すように、アンテナ取付金具20は第1把持部21、第2把持部22、第3把持部23とで構成される。第1把持部21は第2把持部22とともに、アンテナブ−ム51を把持する。アンテナブーム51は第1把持部21のアンテナブーム固定面21eと第2把持部22のアンテナブーム固定面22cとで把持される。この把持は、第1把持部21の接続孔21a、21bと、それに対応する第2把持部22の接続孔22a、22bとの間をZ軸方向の上下からボルト等で締め付けることで行われる。なお、この固定位置は、図2(B)の側面図に示したように、導波器52を挟まない位置を選んで行われる。
同様に、第3把持部23は第1把持部21とともに、アンテナ支持金具10のアンテナ取付部11を把持する。アンテナ取付部11は第1把持部21のアンテナ取付部固定面21fと第3把持部23のアンテナ取付部固定面23cとで把持される。この把持は、第1把持部21の接続孔21c、21dと、それに対応する第3把持部23の接続孔23a、23bとの間をZ軸方向の上下からボルト等で締め付けることで行われる。
なお、アンテナブーム51及びアンテナ支持金具10の把持方向としては、X軸方向の左右から把持することも考えられるが、この場合には、作業を容易にするため、アンテナ50をZ軸方向上下に置いて作業をしたいが、導波器52がX軸方向の正負方向に細く長く伸びる八木アンテナを搭載する場合には、導波器52を傷つけてしまうため、導波器52をZ軸方向の上下に置くことができない。そのため、本実施例では、Z軸方向の上下から把持することとしている。そこで、Z軸方向の上下から締め付けることで行われる。
第1把持部21のアンテナ取付部固定面21fと、第3把持部23のアンテナ取付部固定面23cの形状については、図2(A)の正面図に示すように、アンテナ取付部11の円形形状について記載しているが、アンテナ取付部の断面形状が六角形状や四角形状のものを用いた場合は、それらに対応した六角形状や四角形状となる。また、アンテナ取付金具20の材質は、アンテナ取付部11と同様材質の鋼材などが用いられ、同様に、厳しい環境に耐えうるように、表面処理が施される。
図3は本実施形態の空中線取付金具30の1の形状で、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は側面図である。空中線取付金具30は支持柱把持部31、32とアンテナ支持金具固定部33とで構成される。図3は電波放射方向が1方向の空中線取付金具30の場合で、支持柱把持部31の外側に1方向のアンテナ支持金具固定部33が設けられている
図3(A)の平面図に示すように、支持柱把持部31、32は、支持柱70を把持する。支持柱70は支持柱把持部31の支持柱固定面31gと支持柱把持部32の支持柱固定面32gとで把持される。この把持は、図3(A)の平面図及び図3(B)の正面図に示すように、第1把持部21の接続孔31a〜31fと、それに対応する第2把持部32の接続孔32a〜32fとの間をボルト等で締め付けることで行われる。また、アンテナ支持金具固定部33は支持柱把持部31にボルトや溶接等で連結されるが、以下の説明では、溶接で連結された図を用いて説明する。
図3(B)の正面図及び図3(C)の側面図に示すように、アンテナ支持金具固定部33には接続孔33a、33b、33cが設けられている。この接続孔33a、33b、33cは、アンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の牽引・接続孔12a、12b、12cと対応しており、これら相互をボルト等で締め付けることで、空中線取付金具30にアンテナ支持金具10が固定され、支持柱70と一体化する。空中線取付金具30の材質は、アンテナ取付部と同様材質の鋼材などが用いられ、同様に、厳しい環境に耐えうるように、表面処理が施される。
図4は本実施形態の空中線取付金具30の他の形状で、図4(A)は平面図、図4(B)は正面図、図4(C)は側面図である。電波放射方向が複数方向の空中線取付金具30で、第1把持部31の外側にはアンテナ支持金具固定部33、34が、第2把持部32の外側にはアンテナ支持金具固定部35、36が設けられている。これは、電波放射方向が4方向の場合である。アンテナ支持金具固定部34〜36には、アンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の接続孔12a、12b、12cと対応してする接続孔が設けられており、それら相互をボルト等で締め付けることで、空中線取付金具30にアンテナ支持金具10が固定され、支持柱70と一体化する。
図5は本実施形態のアンテナ取付金具へのアンテナ実装図で、図5(A)は正面図(作業時)、図5(B1)は底面図(作業時)、図5(B2)は底面図(作業完了時)、図5(C)は側面図(作業時)である。図5(A)の正面図に示すように、アンテナブーム51はアンテナ取付金具20でアンテナ支持金具10と固定される。アンテナ支持金具10が空中線取付金具30に仮固定されるまでの段階では、図5(B1)の底面図のように、アンテナ取上・取下部13はアンテナ取付部11の長手方向40と直交方向に接続される。アンテナ支持金具10が空中線取付金具30に固定された段階では、図5(B2)の底面図のように、積雪などで障害とならないように、アンテナ取上・取下部13はアンテナ取付部の長手方向40と同方向に、アンテナ取付部11の下部に隠れて接続される。
図6は本実施形態のアンテナ支持金具10、アンテナ取付金具20、空中線取付金具30を用いた際のアンテナ取付作業図で、図6(A)はアンテナ牽引時、図6(B)はアンテナ仮固定時、図6(C)はアンテナ固定完了時である。以下、アンテナの取付作業について説明する。
図6(A)でアンテナ牽引時の説明をする。まず、支持柱70に設置された足場71を利用して、2種類のワイヤ61、62を牽引する滑車63を設置し、空中線取付金具30を支持柱70にしっかりと固定する。次に、アンテナ取付金具20でアンテナブーム51と一体化したアンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の接続孔12a〜12cの一部または全部を第1のワイヤ61で固定する。なお、この際、中央の牽引・接続孔12bのみを利用して、バランスをとりながら、以下に述べるアンテナ支持金具10の牽引作業を行うこともできる。
次に、アンテナ支持金具10のアンテナ取上・取下部13の両端の牽引孔13a、13cを第2のワイヤ62で固定する。そして、ワイヤ61を滑車63でバランスをとりながら牽引し、アンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の牽引・接続孔12cと空中線取付金具30のアンテナ支持金具固定部33の接続孔33cとを合わせ、ボルト等で仮固定する。
図6(B)でアンテナ仮固定時の説明をする。空中線取付金具30と仮固定されたアンテナ支持金具10は、第2のワイヤ62を滑車63で牽引し、アンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の牽引・接続孔12a〜12cと空中線取付金具30のアンテナ支持金具固定部33の接続孔33a〜33cとが合わさる位置まで、アンテナ支持金具10の先端を引き上げる。
図6(C)でアンテナ固定時の説明をする。アンテナ支持金具10のアンテナ牽引・接続部12の牽引・接続孔12a〜12cと空中線取付金具30のアンテナ支持金具固定部33の接続孔33a〜33cとをボルト等で固定し、アンテナ取付金具10のアンテナ取上・取下部13は、アンテナ取付部11の長手方向40に直交する方向から、長手方向40と同方向に接続される。その後、2種類のワイヤ61、62及び滑車63を撤去して取付作業は完了する。
アンテナ50を取り付けた後には、定期的に保守点検作業も必要となる。特に豪雪地帯に設置したアンテナ50は、積雪により素子の電気長が等価的に長くなって電気的性能が劣化することが知られており、撥水塗装を施して積雪を防止することが行われる。この撥水塗装は、時間の経過とともに塗装がはがれ落ち、撥水機能が数年でなくなりため、定期的な保守点検作業が必要となる。
保守点検作業は、アンテナ特性の確認の他、風雪等の厳しい環境に晒されるアンテナ50、アンテナ支持金具10、アンテナ取付金具20、空中線取付金具30の目視による点検も行われる。この際、これらに劣化が見られた場合に、これらの部分についても、取替や再塗装等の処置が行われる。なお、これらは架空作業となるため、アンテナ50及び周辺部品を色々な角度から眺めることが難しく、従来までは詳細な点検が困難であった。
図7は本実施形態のアンテナ支持金具10、アンテナ取付金具20と、空中線取付金具30を用いた際の保守点検作業図で、図7(A)はアンテナ保守点検作業着手時、図7(B)はアンテナ引き下げ時、図7(C)はアンテナ保守点検作業時である。
図7(A)でアンテナ保守点検作業着手時の説明をする。まず、支持柱70に設置された足場を利用して、ワイヤ62を牽引する滑車63を設置する。次に、空中線取付金具30のアンテナ支持金具固定部の接続孔33a、33bのボルトを外し、33cの固定ボルトを緩める。この際、アンテナ50及びアンテナ支持金具10はアンテナ支持金具固定部の接続孔33cの周りを回動可能な状態となるため、図6の説明で述べたアンテナ取付作業と同様の方法で、ワイヤ62でアンテナ牽引・接続部13を用いて、アンテナ支持金具10を支持する。
図7(B)でアンテナ引き下げ時の説明をする。ワイヤ62により、アンテナ50及びアンテナ支持金具10をゆっくりと引き下げる。この際、アンテナ50及びアンテナ支持金具10は、空中線取付金具30のアンテナ固定部33の接続孔33cとアンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔12cを回転軸として、回動しながら、下方を向く。
図7(C)でアンテナ保守点検作業時の説明をする。アンテナ50及びアンテナ支持金具10が、目視点検したい位置になったら、ワイヤ62を地上で支持し、保守点検作業を開始する。なお、図7(C)はアンテナ50及びアンテナ支持金具10が真下を向いて支持されているが、この作業は、目視点検や撥水塗装など各々の作業がしやすい任意の位置でワイヤ62を支持して作業を行う。
この方法によれば、アンテナの定期的に行われる目視点検や、その結果に基づく補修や部品交換といった保守点検作業においても、別に足場を組んだり、アンテナを地上に下ろしたりせずに、架空で、多方向からアンテナを眺めることができ、保守点検作業も簡易に行うことができる。なお、保守点検作業完了時には、この手順を逆方向に進めることで元の状態に戻すことができる。
10…アンテナ支持金具
11…アンテナ取付部
12…アンテナ牽引・接続部
13…アンテナ取上・取下部
14…接続部
12a〜12c…牽引・接続孔
13a、13c…牽引孔
13b…接続孔
20…アンテナ取付金具
21、22、23…把持部
21a〜21d、22a、22b、23a、23b、31a〜31f、32a〜32f、33a〜33c、34a〜34c、35a〜35c…接続孔
21e、22c…アンテナブーム固定面
21f、23c…アンテナ取付部固定面
30…空中線取付金具
31、32…支持柱把持部
33、34、35,36…アンテナ支持金具固定部
40…アンテナ取付部の長手方向
50…アンテナ
51…アンテナブ−ム
52…導波器
61、62…ワイヤ
63…滑車
70…支持柱(支持柱)
71…足場

Claims (5)

  1. アンテナを支持するアンテナ取付部と、
    前記アンテナ取付部と連結し、牽引・接続孔を有するアンテナ牽引・接続部と、
    前記アンテナ取付部のアンテナを支持する面とは反対の面で接続され、牽引孔を有するアンテナ取上・取下部と、からなるアンテナ支持金具と、
    前記アンテナと前記アンテナ支持金具とを固定するアンテナ取付金具と、
    支持柱を把持する支持柱把持部と、前記アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と接続する接続孔を有するアンテナ支持金具固定部とからなる空中線取付金具と、から構成され、
    前記アンテナ取付金具で固定された前記アンテナと前記アンテナ支持金具とが、前記アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔及び前記アンテナ取上・取下部の牽引孔を用いて牽引され、前記支持柱を把持した前記空中線取付金具のアンテナ支持金具固定部の接続孔が、前記アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と接続することで、前記アンテナを前記支持柱に取付けるアンテナ取付装置。
  2. アンテナ取付金具が、アンテナ及びアンテナ支持金具を、アンテナ取付部の長手方向に対して垂直方向から把持する請求項1記載のアンテナ取付装置。
  3. アンテナ取上・取下部が、アンテナ取付部の長手方向と、同一方向または、それと直交する方向の少なくとも2方向で接続可能な請求項1及び2記載のアンテナ取付装置。
  4. アンテナをアンテナ取付金具により、アンテナ支持金具に固定する工程と、
    支持柱空中線取付金具を把持する工程と、
    牽引手段により、前記アンテナを固定した前記アンテナ支持金具を、アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔を用いて牽引し、前記支持柱に把持した前記空中線取付金具の位置まで引き上げる工程と、
    前記アンテナ支持金具のアンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔の一部と、前記空中線取付金具のアンテナ支持金具固定部の接続孔とを仮固定する工程と、
    仮固定した前記アンテナ支持金具を、牽引手段により、アンテナ取上・取下部の牽引孔を用いて牽引し、前記アンテナ支持金具を回動させながら引き上げる工程と、
    前記アンテナ支持金具のアンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と、前記空中線取付金具のアンテナ支持金具固定部の接続孔とを固定する工程と、からなるアンテナの取付方法。
  5. 請求項4記載のアンテナの取付方法により固定されたアンテナ支持金具アンテナ牽引・接続部の牽引・接続孔と、それに対応する空中線取付金具のアンテナ支持金具固定部の接続孔を、1の固定部を残して開放する工程と、
    前記アンテナ支持金具を、牽引手段により、アンテナ取上・取下部の牽引孔を用いて、前記の1の固定部を中心に回動させ、前記アンテナ支持金具の長手方向の地表面に対する角度を調整しながら、前記アンテナの目視確認を行う工程と、からなるアンテナの保守点検方法。
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