JP6940956B2 - 加飾シート、及び、その製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加飾シート、及び、その製造方法に関するものである。
従来、樹脂等で形成された部材の表面に意匠性をもたせるために、めっき加工が行われている。めっき加工のなかでも、サテンめっき加工は、他のめっき加工よりも工程が多いことから、コストが高くなり、また、歩留まりが低い。よって、サテンめっき加工に代えて、加飾シートを用いて表面加工することにより、サテンめっき加工により得られる意匠性を再現することが求められている。そこで、サテンめっき加工により得られるような、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する加飾シートが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の低艶金属光沢化粧シートは、一方の側から、艶消し剤を含有する低艶樹脂層、金属光沢層の順になるように設けたものであり、低艶樹脂層は、金属光沢層が見えるように、微小開口部を多数有している。これにより、低艶としながら、高輝度の金属光沢感を得ることができる。
特開2011−046204号公報
しかしながら、サテンめっき加工と同等の意匠性を再現することができる加飾シートが求められるなかで、従来の加飾シートでは、マット調の質感は得られるものの、光沢感が十分に得られず、サテンめっき加工と同等の意匠性を得ることが難しいという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シート、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明の加飾シートは、少なくとも、表層である、透明な第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、がこの順で積層されており、前記金属層が、梨地状の凹凸を有することを特徴とする。
本発明の加飾シートにおいては、前記金属層の、前記表層側における前記凹凸の算術平均高さSa(ISO25178)が、0.1μm〜0.4μmの範囲内であることが好ましい。
本発明の加飾シートにおいては、前記金属層が、すず、及び/又は、インジウムにより構成される蒸着層であることが好ましい。
本発明の加飾シートにおいては、前記金属層を挟んで前記第1の接着層とは反対側に、第2の接着層と、基材となる第2の樹脂層と、がこの順でさらに積層されていてもよい。
本発明の加飾シートにおいては、前記第1の接着層とは反対側に前記金属層と接して配置され、前記金属層の凹凸に沿った凹凸を前記金属層側の面に有する金属保持層がさらに積層されていてもよい。
本発明の加飾シートの製造方法は、梨地状の凹凸を有する離型層の表面に金属層を形成する金属層形成工程と、前記金属層の上に、接着層を介して樹脂層を積層する第1の接着工程と、前記第1の接着工程を経て得られた積層物から、前記離型層を剥離して取り除く剥離工程と、を、少なくとも有し、前記第1の接着工程が、前記第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせの積層単位を形成するものであることを特徴とする。
本発明の他の加飾シートの製造方法は、梨地状の凹凸を有する離型層の表面に金属層を形成する金属層形成工程と、前記金属層の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、前記第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせ、及び、前記第2の接着層と前記第2の樹脂層の組み合わせ、のいずれか一方の組み合わせの積層単位を形成する第1の接着工程と、前記第1の接着工程を経て得られた積層物から、前記離型層を剥離して取り除く剥離工程と、前記剥離工程を経て露出した前記金属層の上に、他の接着層を介して他の樹脂層を積層することで、前記組み合わせの内の他方の積層単位を形成する第2の接着工程と、を有することを特徴とする。
本発明の加飾シートの製造方法においては、前記離型層の、前記金属層を形成する側における、前記凹凸の算術平均高さSa(ISO25178)が、0.05μm〜0.5μmの範囲内であることが好ましい。
本発明の加飾シートの製造方法においては、前記金属層形成工程が、すず、及び/又は、インジウムを用いて、蒸着により前記金属層を形成する工程であってもよい。
本発明の加飾シートによれば、表層に、透明な第1の樹脂層と、梨地状の凹凸を有する金属層を有している。これにより、透明な第1の樹脂層を通して梨地状の凹凸を有する金属層が視認されることとなり、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シートとすることができる。
また、本発明の加飾シートの製造方法によれば、梨地状の凹凸を有する離型層の表面に金属層を形成する金属層形成工程を備えている。これにより、梨地状の凹凸を有する金属層を簡易に形成することができ、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シートを低コストで安定的に製造することができる。
本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートの断面を模式的に示す図である。 本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートの製造方法における、金属層形成工程後の積層物の断面を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートの製造方法における、第1の接着工程後の積層物の断面を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートの製造方法における、剥離工程後の積層物の断面を示す模式図である。 本発明の第二の実施形態にかかる加飾シートの断面を模式的に示す図である。
(第一の実施形態)
[加飾シート]
本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートについて、図1を参照して説明する。本明細書において、「サテンめっき調」とは、サテンめっき加工により得られる、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する質感を指すものとする。
本実施形態にかかる加飾シート1は、図1に示すように、表層である、透明な第1の樹脂層10と、第1の接着層20と、金属層30と、第2の接着層40と、基材となる第2の樹脂層50と、がこの順で積層されているものである。なお、加飾シート1において、第1の樹脂層10側を表面側、第2の樹脂層50側を裏面側と称する。また、図1において、紙面上側が表面側、紙面下側が裏面側に対応する。
第1の樹脂層10は、透明な樹脂により構成されている。第1の樹脂層10を構成する樹脂は特に限定されないが、例えば、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等を用いることができる。また、第1の樹脂層10を構成する樹脂は、前述した樹脂等をそれぞれ単独で用いてもよいし、前述した樹脂等の2つ以上を積層したものや、2つ以上の樹脂を混合したポリマーアロイを用いてもよい。また、第1の樹脂層10の厚さ寸法は、25μm〜250μm程度とすることができる。また、光沢感を得るために、第1の樹脂層は、表面側、裏面側が共に平滑である(凹凸を有しない)ことが好ましい。
第1の接着層20は、第1の樹脂層10と金属層30とを接着するものである。第1の接着層20は、接着剤等により構成され、第1の接着層20に用いる接着剤(第1の接着剤)は、第1の樹脂層10を構成する材料により適宜選択することができ、例えば、ウレタン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤等の接着剤を用いることができる。
金属層30は、積層方向(加飾シート1の厚さ方向)に梨地状の凹凸31を有するものである。また、金属層30の積層方向の厚さは、10nm〜100nmであることが好ましい。また、金属層30を構成する金属は、特に限定されず、所望の色調等により適宜選択することができる。金属層30を構成する金属として、具体的には、すず、インジウム、クロム、アルミニウム等を挙げることができる。
また、金属層30は、金属の蒸着層でもよい。金属層30が蒸着層である場合には、すず、及び/又は、インジウムにより構成されていることが好ましい。すず、及び/又は、インジウムを用いた蒸着層は、不連続な層であることから、加飾シート1を、3次曲面を有する部材に合わせて加工する場合に、金属層30のクラックを抑制して、加飾シート1のサテンめっき調の意匠性を保つことができる。
また、金属層30は、凹凸31の、表層側(加飾シート1の表面側)における算術平均高さSa(ISO25178)が、0.1μm〜0.4μmの範囲内であることが好ましく、0.12μm〜0.35μmの範囲内であることがより好ましい。金属層30の表面の粗さを適切に設定することにより、サテンめっきと同等の意匠感をより忠実に再現した加飾シートとすることができる。なお、本発明において、第1の樹脂層と第1の接着層と金属層とが積層された状態の加飾シートを用いて、金属層の凹凸の算術平均高さSaを測定することが困難である。よって、本発明の加飾シートにおいては、金属層の表層側が露出した状態で測定した金属層の凹凸の算術平均高さSaを、加飾シートにおける金属層の凹凸の算術平均高さSaとみなすものとする。
第2の接着層40は、金属層30と、第2の樹脂層50とを接着するものである。第2の接着層40は接着剤等により構成され、第2の接着層40に用いる接着剤(第2の接着剤)は、第2の樹脂層50を構成する材料により適宜選択することができ、例えば、ウレタン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤等の接着剤を用いることができる。
第2の樹脂層50は、加飾シート1の基材となるものである。第2の樹脂層50を構成する樹脂は特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリカーボネート系樹脂等を用いることができる。また、第2の樹脂層50を構成する樹脂は、前述した樹脂等をそれぞれ単独で用いてもよいし、前述した樹脂等の2つ以上を積層したものや、2つ以上の樹脂を混合したポリマーアロイを用いてもよい。また、第2の樹脂層2の厚さ寸法は、25μm〜1000μm程度とすることができる。第2の樹脂層50は、透明でなくてもよく、第2の樹脂層50の透明度合や色は、加飾シート1における所望の意匠性や色調に合わせて適宜設定することができる。
また、第1の樹脂層10、第1の接着層20、第2の樹脂層40、第2の接着層50のいずれか、又は、これらのうちの複数が、顔料や染料等の着色剤、金属粉やマイカ等の無機物を含んでいてもよい。これにより、加飾シート1において、所望の色調を簡便に得ることができる。また、着色剤や無機物が含まれる層は、第1の接着層20、及び/又は、第2の接着層40であることが好ましい。第1の接着層20、及び/又は、第2の接着層40に着色剤や無機物が含まれる場合、第1の接着剤、及び/又は、第2の接着剤に着色剤や無機物を混合することにより加飾シート1の色調を変更することができる。よって、加飾シート1の製造単位を小さくしても、それぞれ異なる色調の加飾シートを簡便に製造することができる。
本実施形態の加飾シート1によれば、表層に、透明な第1の樹脂層10と、梨地状の凹凸31を有する金属層30を有している。これにより、透明な第1の樹脂層10を通して梨地状の凹凸31を有する金属層30が視認されることとなり、梨地状の凹凸31を有する30によりマット調の質感が得られ、第1の樹脂層10により光沢感が得られる。よって、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シート1とすることができる。
[加飾シートの製造方法]
本発明の第一の実施形態にかかる加飾シートの製造方法について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の加飾シートの製造方法は、前述した加飾シート1を製造するものであり、加飾シート1を構成する各層の材料等は前述した加飾シート1と同様のものを用いることができる。
本実施形態の加飾シート1の製造方法は、梨地状の凹凸61を有する離型フィルム60(離型層)の表面に金属層30を形成する金属層形成工程と、金属層30の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせの積層単位を形成する第1の接着工程と、第1の接着工程を経て得られた積層物2bから、離型フィルム60を剥離して取り除く剥離工程と、剥離工程を経て露出した金属層30の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、第2の接着層40と第2の樹脂層50の組み合わせの積層単位を形成する第2の接着工程と、を備える。
金属層形成工程は、離型フィルム60の表面に金属層30を形成する工程である。金属層形成工程により、離型フィルム60の表面に沿って、離型フィルム60の凹凸61と略同形状の凹凸31を有する金属層30が形成され、図2に示す積層物2aが得られる。本実施形態においては、積層物2aにおいて露出した金属層30の面が加飾シート1における表層側に相当するため、積層物2aにおいて露出した金属層30の算術平均高さSaを測定して、加飾シート1における金属層30の凹凸31の算術平均高さSaとみなすものとする。
金属層形成工程において、離型フィルム60は、表面に梨地状の凹凸61を有するものであり、例えば、ポリエステル、ポリオレフィン等のフィルムを用いることができる。また、形成された金属層30のSaと離型フィルム60のSaは多少差異がある。また、離型フィルム60には離型剤が塗布されており、離型フィルム60とは反対側の面のSa(本実施形態においては、金属層30の表層側のSa)が、金属層30の離型フィルム60側の面のSaよりも大きくなることが多い。よって、離型フィルム60の凹凸61の、金属層を形成する側における、算術平均高さSa(ISO25178)が、0.05μm〜0.5μm程度の離型フィルム60を用いることができる。また、離型フィルム60のSaは、0.1μm〜0.4μmの範囲内であることが好ましく、0.1μm〜0.3μmであることがより好ましい。これにより、離型フィルム60の表面に形成された金属層30の凹凸31を適切な形状とすることができ、サテンめっきと同等の意匠感をより忠実に再現した加飾シートとすることができる。
離型フィルム60の凹凸61は、所望の大きさ、形状であればよく、凹凸61の形成方法は特に限定されない。例えば、無機物や有機物を粒子状に形成したものを、離型フィルム60を構成する樹脂に適切な割合で混合することにより、離型フィルム60の表面に粒子状の物質による凹凸を形成することができる。具体的には、樹脂に混合する物質として、酸化ケイ素、酸化チタン、ゴム等を粒子状に形成したものを用いることができる。また、離型フィルム60は、平滑なシート状の樹脂にサンドブラスト等の方法により所望の凹凸61を有するように加工して製造されたものでもよいし、また、離型フィルム60に用いるフィルムを製造する際に、エンボスロール等を用いて凹凸61を形成してもよい。また、剥離工程において離型フィルム60を剥離しやすいように、離型フィルム60には離型剤が塗布されていることが好ましい。離型剤としては、材料に合わせて、公知のものを用いることができる。
また、金属層形成工程において、金属層30は、蒸着、スパッタリング等の方法により形成することができる。金属層形成工程において、金属層30を蒸着により形成する場合、すず、及び/又は、インジウムを用いることが好ましい。すず、及び/又は、インジウムを用いた蒸着層は、不連続な層であることから、加飾シート1を、3次曲面を有する部材に合わせて加工する場合に、金属層30のクラックを抑制して、加飾シート1のサテンめっき調の意匠性を保つことができる。
第1の接着工程は、接着層を介して樹脂層を積層することで、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせの積層単位を形成するものである。第1の接着工程により、図3に示すように、第1の樹脂層10と、第1の接着層20と、金属層30と、離型フィルム60と、が順に積層した積層物2bが得られる。
剥離工程は、第1の接着工程を経て得られた積層物2bから、離型フィルム60を剥離して取り除くものである。これにより、図4に示すように、第1の樹脂層10と、第1の接着層20と、金属層30と、が順に積層した積層物2cが得られる。
第2の接着工程は、剥離工程を経て露出した金属層30の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、第2の接着層40と第2の樹脂層50の組み合わせの積層単位を形成するものである。以上の工程により、図1に示される、表層である第1の樹脂層10と、第1の接着層20と、金属層30と、第2の接着層40と、基材となる第2の樹脂層50と、がこの順で積層された加飾シート1が得られる。
本実施形態の加飾シート1の製造方法によれば、梨地状の凹凸61を有する離型フィルム60の表面に金属層30を形成する金属層形成工程を備えている。これにより、梨地状の凹凸31を有する金属層30を簡易に形成することができ、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シートを製造することがきる。また、従来のサテンめっき加工により部材の表面を加工する方法に比べて、本実施形態の加飾シート1の製造方法によれば、低コストで安定的に製造することができる。
(第二の実施形態)
[加飾シート]
次に、本発明の第二の実施形態にかかる加飾シートについて、図5を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同様の構成については同じ符号を使用して、説明を省略する。本実施形態にかかる加飾シート1Aは、図5に示すように、表層である、透明な第1の樹脂層10と、第1の接着層20と、金属層30と、金属保持層70と、第2の接着層40Aと、基材となる第2の樹脂層50と、がこの順で積層されているものである。
金属保持層70は、金属層30と、第2の接着層40Aに挟まれて積層されている。すなわち、金属保持層70は、第1の接着層20とは反対側に金属層30と接して配置されている。
また、金属保持層70は、金属層30の凹凸31に沿った凹凸71を、金属層30側の面に有している。すなわち、金属保持層70は、表面に梨地状の凹凸71を有するものであり、前述した第一の実施形態における離型フィルム60と同じものを用いることができる。
また、加飾シート1Aにおいて、第2の接着層40Aは、金属保持層70と第2の樹脂層50とを接着するものである。また、第2の接着層40Aに用いる接着剤は、金属保持層70と第2の樹脂層50を構成する材料に合わせて適宜選択することができ、例えば、ウレタン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤等の接着剤を用いることができる。
[加飾シートの製造方法]
前述した加飾シート1Aの製造方法について説明する。加飾シート1Aの製造方法は、前述した加飾シート1の製造方法において、離型フィルム60に代えて金属保持層70を用いるとともに、剥離工程を行わないものである。なお、金属保持層70は、前述したように離型フィルム60と同じものを用いることができるが、第1の接着工程を経て得られた積層物から剥離しないことから、通常、離型剤を塗布しないものが用いられる。
すなわち、本実施形態の加飾シート1Aの製造方法は、梨地状の凹凸71を有する金属保持層70の表面に金属層30を形成する金属層形成工程と、金属層30の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせの積層単位を形成する第1の接着工程と、金属保持層70に接着層を介して樹脂層を積層することで、第2の接着層40Aと第2の樹脂層50の組み合わせの積層単位を形成する第2の接着工程と、を備える。以上の工程により、加飾シート1Aが得られる。
本実施形態の加飾シート1Aによれば、表層に、透明な第1の樹脂層10と、梨地状の凹凸31を有する金属層30を有している。これにより、透明な第1の樹脂層10を通して梨地状の凹凸31を有する金属層30が視認されることとなり、梨地状の凹凸31を有する30によりマット調の質感が得られ、第1の樹脂層10により光沢感が得られる。よって、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シート1Aとすることができる。
本実施形態の加飾シート1Aの製造方法によれば、梨地状の凹凸71を有する離型フィルム70の表面に金属層30を形成する金属層形成工程を備えている。これにより、梨地状の凹凸31を有する金属層30を簡易に形成することができ、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シートを製造することがきる。また、従来のサテンめっき加工により部材の表面を加工する方法に比べて、本実施形態の加飾シート1の製造方法によれば、低コストで安定的に製造することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
前述した実施形態においては、加飾シート1、1Aは、第2の接着層と第2の樹脂層を有していたが、本発明の加飾シートは、少なくとも、表層である、透明な第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、がこの順で積層されていればよく、第2の接着層と第2の樹脂層を有していなくてもよい。
すなわち、例えば、前述した第2の接着層、第2の樹脂層に代えて、粘着剤層と剥離シートが積層されていてもよいし、ホットメルト接着層が積層されていてもよい。また、ホットメルト接着層を有する場合には、ホットメルト接着層を保護するためのフィルムがさらに積層されていてもよい。加飾シートが粘着剤層と剥離シートを有する場合には、剥離シートを剥離することにより粘着剤層が露出し、粘着剤層を加工対象の部材に貼り付けることにより、部材を加工することができる。また、加飾シートがホットメルト接着層を有する場合には、加工対象の部材に加飾シートを重ねて熱接着することにより、部材を加工することができる。また、粘着剤層、剥離シート、ホットメルト接着層には、公知の材料を用いることができ、例えば、粘着剤としてゴム系粘着剤、アクリル樹脂系粘着剤、ウレタン樹脂系粘着剤等を用いることができ、剥離シートとしてポリエステル、ポリオレフィン等のシートを用いることができ、ホットメルト接着剤としてエチレン・酢酸ビニル共重合体系接着剤、ゴム系接着剤、ポリプロピレン系接着剤等を用いることができる。
また、前述した実施形態においては、第1の接着工程は、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせの積層単位を形成するものであったが、第1の接着工程は、金属層30の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせ、及び、第2の接着層40と第2の樹脂層50の組み合わせ、のいずれか一方の組み合わせの積層単位を形成するものであればよい。すなわち、第1の接着工程が、第2の接着層40、40Aと第2の樹脂層50の組み合わせの積層単位を形成するものであってもよい。
加飾シート1の製造方法の第1の接着工程において、第2の接着層40と第2の樹脂層50の組み合わせの積層単位を形成する場合には、第2の接着工程において、剥離工程を経て露出した金属層30の上に、第1の接着層20と第1の樹脂層10の組み合わせの積層単位を形成すればよい。この場合、剥離工程を経て露出した金属層30の面が加飾シート1における表層側に相当するため、剥離工程後に露出した金属層30の算術平均高さSaを測定して、加飾シート1における金属層30の凹凸31の算術平均高さSaとみなすものとする。なお、前述したように、離型フィルム60とは反対側の面のSaが、金属層30の離型フィルム60側の面のSaよりも大きくなることが多いことから、第1の接着工程において、第1の接着層20と第1の樹脂層10を積層する場合よりも、Saの大きな離型フィルムを用いることが好ましい。
金属保持層を有する加飾シートにおいては、金属保持層が加飾シートの表層側に配置される場合、金属保持層の意匠性が加飾シートの意匠性に影響する。すなわち、金属保持層として粒子状の無機物や有機物を混合したマット調のフィルムを用いると、加飾シートのマット調が当該フィルムの性質に支配されてしまうことから、本願発明の効果は奏されない。
第1の接着工程において、第2の接着層と第2の樹脂層の組み合わせの積層単位を形成する場合には、金属保持層として表面にサンドブラストやエンボスロール等を用いて凹凸が形成されたフィルムを用いることが好ましい。このとき、金属保持層の、金属層とは反対側の面が平滑である場合には、本願発明と同様の効果が奏される。また、金属保持層の、金属層とは反対側の面が凹凸を有する場合には、接着層と屈折率が近似した材質のフィルムを金属保持層として用いることにより、本願発明と同様の効果が奏される。
また、前述した加飾シートの製造方法の実施形態は、第2の接着工程を有する加飾シートを製造するものであったが、加飾シートが第2の接着層と第2の樹脂層を有するものではない場合には、第2の接着工程を実施しなくてもよい。すなわち、加飾シートの製造方法は、金属層形成工程と、第1の接着工程と、第1の接着工程を経て得られた積層物から、離型層を剥離して取り除く剥離工程と、を、少なくとも有し、第1の接着工程が、第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせの積層単位を形成するものである、製造方法であってもよい。また、金属保持層を有する加飾シートの製造方法においては、金属層形成工程と、第1の接着工程と、を、少なくとも有し、第1の接着工程が、第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせの積層単位を形成するものである、製造方法であってもよい。
また、金属層の形成において、離型層(離型フィルム60)を用いずに、平滑な金属層を第1の樹脂層、又は、第2の樹脂層に接着しておき、サンドブラスト等の方法により平滑な金属層を梨地状の凹凸を有するように加工してもよいし、エンボスロール等を用いて平滑な金属層を梨地状の凹凸を有するように加工してもよい。
また、第1の樹脂層10の表面側には、第1の樹脂層10を保護するための剥離可能なフィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレート製等)を予め貼り付けておいてもよい。また、第1の樹脂層10を保護するために、第2の接着工程の後に、剥離可能な保護用のフィルム(例えば、ポリエチレン製等)を貼り付ける工程をさらに行っても良い。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は、以下の実施例により限定されるものではない。
[加飾シートの作製]
(実施例1)
以下の材料を用いて、加飾シートを製造した。
第1の樹脂層 ポリメチルメタクリレート製、厚さ75μm
第1の接着層 ウレタン樹脂系接着剤(第1の接着剤)、厚さ12μm
金属層 インジウム 厚さ40nm
第2の接着層 ウレタン樹脂系接着剤(第2の接着剤)、厚さ3μm
第2の樹脂層 アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂製、厚さ400μm
離型フィルム ポリエチレンテレフタレート製、厚さ25μm、算術平均高さSa0.106μm(シリコーン系離型剤を0.1μm厚さで塗布した)
まず、金属層形成工程として、離型フィルム(離型層)の表面に沿って、蒸着により、厚さ40nmの金属層を形成した。次に、第1の接着工程として、第1の接着剤を用いて第1の樹脂層を接着した。これにより、第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、離型フィルムと、が順に積層した積層物が得られた。
金属層形成工程後に、露出している金属層(加飾シートにおける表層側に相当する)の算術平均高さSa(ISO25178)を測定した。Saの測定には、形状解析レーザー顕微鏡 VK−X160(KEYENCE製)を用いた。このSaを加飾シートにおける金属層の凹凸のSaとした。表1に金属層と離型フィルムのSaを示した。
次に、剥離工程として、第1の接着工程により得られた積層物から、離型フィルムを剥離した。これにより、第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、が順に積層した積層物が得られた。さらに、第2の接着工程として、第2の接着剤を用いて第2の樹脂層を接着した。これにより、第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、第2の接着層と、第2の樹脂層と、が順に積層した加飾シートが得られた。
(実施例2)
実施例1で用いた離型フィルムに代えて、Saが0.142μmのものを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により加飾シートを得た。
(実施例3)
実施例1で用いた離型フィルムに代えて、Saが0.273μmのものを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により加飾シートを得た。
(実施例4)
実施例1で用いた離型フィルムに代えて、Saが0.324μmのものを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により加飾シートを得た。
(比較例1)
実施例1で用いた離型フィルムに代えて、表面に梨地状の凹凸のない平滑なもの(Saが0.012μm)を用いて、また、第1の樹脂層に代えて、表層としてSaが0.270の梨地状の凹凸を有するフィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により加飾シートを得た。
(従来例)
10cm×10cmの平板状の樹脂製部材に、サテンめっき加工を施したものを従来例とした。サテンめっき加工は、常法により行った。
[加飾シートの評価]
加飾シートの評価は、工業デザイナーの10人の合議体により、室内光下で、従来のサテンめっき加工を施した部材の意匠性と、実施例、比較例により得られた加飾シートの意匠性を比較することにより行った(以下の官能評価は同様の合議体によって行われた)。評価用の加飾シートは、10cm×10cmのシートとした。評価は三段階で行い、評価基準は、サテンめっき加工を施した従来例と同等の意匠性であるものを「○」とし、従来例に近い意匠性であるものを「△」とし、従来例と異なる意匠性であるものを「×」とした。表1に評価結果を示した。
[結果及び考察]
Figure 0006940956
実施例1〜4においては、従来のサテンめっき加工による意匠性に近い、又は、ほぼ同じ意匠性が得られることが示された。また、離型フィルム(離型層)のSaが0.1μm〜0.3μmの範囲内であり、金属層のSaが0.12μm〜0.35μmの範囲内である実施例1〜3においては、従来のサテンめっき加工による意匠性とほぼ同じ意匠性が得られることが示された。これにより、離型層のSa、金属層のSaを適切な範囲に設定することにより、サテンめっきと同等の意匠感をより忠実に再現した加飾シートとすることができることが示された。
また、比較例においては、マット感は得られるものの、光沢感が弱く、従来のサテンめっき加工による意匠性とは異なる意匠性であることが示された。
以上の評価結果より、本発明の加飾シート及び加飾シートの製造方法の例示的態様である実施例1〜4においては、金属の質感を有し、マット調で、かつ、光沢感を有する、いわゆるサテンめっき調の加飾シート得ることができることが示された。
1 加飾シート
10 第1の樹脂層
20 第1の接着層
30 金属層
31 凹凸
40、40A 第2の接着層
50 第2の樹脂層
60 離型フィルム(離型層)
61 凹凸
70 金属保持層

Claims (6)

  1. 少なくとも、表層である、透明な第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、第2の接着層、粘着剤層およびホットメルト接着層のうちのいずれか一つの層と、がこの順で積層されており、
    前記金属層が、梨地状の凹凸を有し、
    前記第1の接着層は、前記第1の樹脂層と前記金属層とに接しており、
    前記第2の接着層、前記粘着剤層および前記ホットメルト接着層のうちのいずれか一つの層は、前記金属層に接しており、
    前記金属層の、前記表層側における前記凹凸の算術平均高さSa(ISO25178)が、0.1μm〜0.4μmの範囲内であり、
    前記金属層が、すず、及び/又は、インジウムにより構成される蒸着層であることを特徴とする加飾シート。
  2. 前記第2の接着層を有する請求項1に記載の加飾シートにおいて、
    前記金属層とは反対側に、前記第2の接着層に接するとともに、基材となる第2の樹脂層がさらに積層されていることを特徴とする請求項1に記載の加飾シート。
  3. 少なくとも、表層である、透明な第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、第2の接着層、粘着剤層およびホットメルト接着層のうちのいずれか一つの層と、がこの順で積層されており、
    前記金属層が、梨地状の凹凸を有し、
    前記第1の接着層は、前記第1の樹脂層と前記金属層とに接しており、
    前記第2の接着層、前記粘着剤層および前記ホットメルト接着層のうちのいずれか一つの層は、前記金属層に接している加飾シートの製造方法であって、
    梨地状の凹凸を有する離型層の表面に金属層を形成する金属層形成工程と、
    前記金属層の上に、接着層を介して樹脂層を積層する第1の接着工程と、
    前記第1の接着工程を経て得られた積層物から、前記離型層を剥離して取り除く剥離工程と、
    を、少なくとも有し、
    前記第1の接着工程が、前記第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせの積層単位
    を形成するものである
    ことを特徴とする加飾シートの製造方法。
  4. 少なくとも、表層である、透明な第1の樹脂層と、第1の接着層と、金属層と、第2の接着層と、がこの順で積層されており、
    前記金属層が、梨地状の凹凸を有し、
    前記第1の接着層は、前記第1の樹脂層と前記金属層とに接しており、
    前記第2の接着層は、前記金属層に接しており、
    前記金属層とは反対側に、前記第2の接着層に接するとともに、基材となる第2の樹脂層がさらに積層されている加飾シートの製造方法であって、
    梨地状の凹凸を有する離型層の表面に金属層を形成する金属層形成工程と、
    前記金属層の上に、接着層を介して樹脂層を積層することで、前記第1の接着層と前記第1の樹脂層の組み合わせ、及び、前記第2の接着層と前記第2の樹脂層の組み合わせ、のいずれか一方の組み合わせの積層単位を形成する第1の接着工程と、
    前記第1の接着工程を経て得られた積層物から、前記離型層を剥離して取り除く剥離工程と、
    前記剥離工程を経て露出した前記金属層の上に、他の接着層を介して他の樹脂層を積層することで、前記組み合わせの内の他方の積層単位を形成する第2の接着工程と、
    を有することを特徴とする加飾シートの製造方法。
  5. 前記離型層の、前記金属層を形成する側における、前記凹凸の算術平均高さSa(ISO25178)が、0.05μm〜0.5μmの範囲内であることを特徴とする請求項3または4に記載の加飾シートの製造方法。
  6. 前記金属層形成工程が、すず、及び/又は、インジウムを用いて、蒸着により前記金属層を形成する工程であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の加飾シートの製造方法。
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