JP6940176B2 - 防舷材構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、防舷材構造体に関し、特に、水平移動可能な可動防舷材を含む防舷材構造体に関する。
特許文献1に、岸壁等の構築物(9)の上面に設けた凸部(11)と、防舷材(5)が固定される取付ベッド(1)の底部に設けた凹部(12)とを嵌合させ、防舷材(5)を岸壁に沿って移動可能とする発明が記載されている(明細書第3頁及び図3、図4参照)。
実開昭52−170499号公報
特許文献1の発明では、防舷材に取付ベッドを一体的に固定する構造のため、部材が大型化し、取り扱い性が悪く、交換作業等を行い難い。又、防舷材の移動を案内するための凹凸構造が、岸壁の上面に設けられているため、防舷材を、岸壁の起立面の下方側に配置するのが難しいという問題がある。
従って本発明の目的は、取り扱い性に優れ、岸壁の起立面の任意の位置に設置可能な防舷材構造体を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体を有する可動防舷材と、可動防舷材を、岸壁の起立面に沿って水平移動可能に支持する水平ガイド手段とを備える防舷材構造体であって、水平ガイド手段は、起立面に上下に間隔を置いて設置され、起立面に沿って水平方向に延びる上位ガイド部材及び下位ガイド部材を含み、可動防舷材は、その上下の側面部が、上位ガイド部材と下位ガイド部材との間で水平移動可能に支持されるものである
このように構成すると、可動防舷材は、その上下の側面部が上位ガイド部材及び下位ガイド部材の間に支持されて水平方向に移動可能となり、その位置を変更することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、水平ガイド手段の長さは、これに支持される2つ以上の可動防舷材が水平移動できる長さに設定されているものである。
このように構成すると、水平ガイド手段に、複数個の可動防舷材を、水平移動可能に支持させることができる。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、可動防舷材は、緩衝体が固定される基盤部材を更に備え、基盤部材が、上位ガイド部材及び下位ガイド部材の間で水平移動可能に支持されるものである。
このように構成すると、基盤部材を水平ガイド部材に沿って移動させることで、可動防舷材の位置を変更できる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、上位ガイド部材及び下位ガイド部材の少なくとも一方と基盤部材との間に配置され、基盤部材の移動時の摩擦抵抗を低減させる移動補助手段を更に備えるものである。
このように構成すると、可動防舷材を移動させる際に生じる摩擦抵抗が低減する。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の構成において、上位ガイド部材は、両末端部を除く途中部分に、着脱可能に分離できる部分を含むものである。
このように構成すると、必要に応じて上位ガイド部材の一部を取り外すことができる。
請求項記載の発明は、圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体と、緩衝体が固定される基盤部材とを有する可動防舷材と、可動防舷材の基盤部材における左右の側面部それぞれを支持する右側支持部材及び左側支持部材と、右側支持部材及び左側支持部材が固定される基盤部とを含む一対の垂直支持部材と、岸壁の起立面に上下に間隔を置いて設置され、起立面に沿って水平方向に延びる上位ガイド部材及び下位ガイド部材を含む水平ガイド手段とを含む防舷材構造体であって、一対の垂直支持部材が、上位ガイド部材と下位ガイド部材との間で水平移動可能に支持されるものである。
このように構成すると、一対の垂直支持部材を移動させることで可動防舷材の位置を変更することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、一対の垂直支持部材を構成する右側支持部材及び左側支持部材のそれぞれは独立して水平移動可能であり、可動防舷材は一対の垂直支持部材に対し着脱可能であるものである。
このように構成すると、一対の垂直支持部材を構成する右側支持部材及び左側支持部材をそれぞれ独立して移動させることで、左右の支持部材間の間隔を変更できる。
請求項記載の発明は、圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体を有する防舷材と、防舷材における左右の側面部それぞれを着脱可能に支持する一対の垂直支持部材と、岸壁の起立面に沿って水平方向に延びる水平ガイド手段とを含み、一対の垂直支持部材のうちの一方が予め定めた個所に固定され、他方が水平ガイド手段に水平移動可能に支持される防舷材構造体である。
このように構成すると、一対の垂直支持部材の一方を水平移動させることで、垂直支持部材の間隔を変更できる。
請求項の発明は、請求項記載の発明の構成において、防舷材は、緩衝体が固定される基盤部材を更に備え、基盤部材が、一対の垂直支持部材の間で着脱可能に支持されるものである。
このように構成すると、基盤部材を支持する垂直支持部材を水平移動させることで可動防舷材の位置を変更できる。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明の構成において、水平ガイド手段に対し水平方向に隣接して起立面に固定された固定防舷材を更に含むものである。
このように構成すると、固定防舷材が可動防舷材と協同して緩衝力を発揮する。
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、水平ガイド手段に対し可動防舷材を移動させることができるから、位置変更するときの作業性がよい。又、可動防舷材を移動させて船舶の異なる接舷位置に対応させることができるから、岸壁に設置する防舷材の必要個数を少なくすることができる。尚、特許文献1の発明と比較すると、岸壁の起立面に対する水平ガイド手段の設置高さを適宜選択することで、可動防舷材の配置高さを所望の高さに設定することができるという利点を有する。又、船舶の接舷時に可動防舷材が受ける衝撃を岸壁の起立面へ逃がすことができるから、耐衝撃性に優れるという利点も有している。更に、船舶の接舷時に可動防舷材が受ける衝撃を岸壁の起立面へ逃がすことができるから、可動防舷材が脱落しにくい。可動防舷材の上下の側面部それぞれを上位ガイド部材及び下位ガイド部材の間で支持する構造であるから、従来の取付ベッドのような大型の部材が不要であり、簡単な構成で確実な支持構造を構築できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、水平ガイド手段に支持される複数個の可動防舷材どうしの間隔を狭く設定して接近させることにより、複数個の可動防舷材を特定範囲内に集中させて、接舷に対する反力を大きくすることができる。これにより、大型の船舶の接舷に対応するのに適切な状態となる。反対に、可動防舷材どうしの間隔を大きく設定して離隔させた場合は、小型の船舶の接舷に対応するのに適した状態となる。このように、少数の可動防舷材で、様々な大きさの船舶の接舷に対応することが可能となるので、岸壁に設置する防舷材の必要個数を少なくすることができる。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、基盤部材を移動可能に構成すればよいので、可動防舷材の緩衝体を加工することが不要又は簡単になる。又、既存の防舷材を可動防舷材として利用することが可能となる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、可動防舷材の移動及び位置変更が容易になる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の効果に加えて、水平ガイド部材の末端部の外に、上位ガイド部材を取り外した部分においても、可動防舷材の取付け・取外しを行えるから、可動防舷材の交換作業が簡単になる。上位ガイド部材に分離可能な部分が無い場合、水平ガイド部材の末端部でしか可動防舷材の着脱ができない。このため、2つの可動防舷材の間に挟まれた可動防舷材のみを交換したい場合、隣接する可動防舷材の一方も取り外さなくてはならないという不具合が生じるのを本発明では解消できる。
請求項記載の発明によれば、可動防舷材の位置を変更して、船舶の異なる接舷位置に対応させることができるから、防舷材の必要個数を少なくできる。可動防舷材を一対の垂直支持部材に対し着脱可能に構成したので、可動防舷材の交換作業が容易である。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、一対の垂直支持部材の間隔を変更することで異なる幅寸法の可動防舷材を装着することができるから、少ない部材点数で、幅寸法の異なる多種類の防舷材に対応可能となる。
請求項記載の発明によれば、防舷材は一対の垂直支持部材に対し着脱可能なので、防舷材の交換作業が容易になる。一対の垂直支持部材の間隔を変更することで異なる幅寸法の防舷材を装着することができるから、少ない部材点数で、幅寸法の異なる多種類の防舷材に対応可能となる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、基盤部材が垂直支持手段に支持されるように構成すればよいので、防舷材の緩衝体を加工することが不要又は簡単になる。又、既存の防舷材を利用することが可能となる。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明の効果に加えて、接舷に対し要する反力の大きさを調節することができるから、必要な防舷材の個数を少なくできる。
本発明の第1の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図である。 図1のII―II線の位置で断面した側面断面図である。 本発明の第2の実施の形態による防舷材構造体の離隔状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態による防舷材構造体の接近状態を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態による防舷材構造体において、分離部分を取り外した状態を示す正面図である。 本発明の第4の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図である。 図7のVIII―VIII線の位置で断面した平面断面図である。 図7のIX―IX線の位置で断面した側面断面図である。 本発明の第5の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は離隔状態、(B)は接近状態を示すものである。 本発明の第6の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は狭幅状態、(B)は広幅状態を示すものである。 本発明の第7の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は狭幅状態、(B)は広幅状態を示すものである。 本発明の第8の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は離隔状態、(B)は接近状態を示すものである。 本発明の第9の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図である。 図14のXV―XV線の位置で断面した側面断面図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であり、図2は、図1のII―II線の位置で断面した側面断面図である。
図1を参照して、本例の防舷材構造体1Aは、岸壁Gの起立面Gsに設置されるものであって、可動防舷材3と、可動防舷材3を起立面Gsに沿って水平移動可能に支持する水平ガイド手段2とを備える。水平ガイド手段2は、起立面Gsに上下に間隔を置いて設置され、起立面Gsに沿って水平方向に延びる上位ガイド部材2a及び下位ガイド部材2bを含む。尚、ここで「水平」とは、水面に沿う方向を指す。
可動防舷材3は、圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体4と、緩衝体4が固定される基盤部材5とを備える。
図2を参照して、水平ガイド手段2の上位ガイド部材2aは、起立面Gsから突出して垂下する上位支持部21aと、起立面Gsに固定される取付部22aと、長手方向に沿って適宜間隔で設けられた補強用のリブ23aを有している。下位ガイド部材2bは、起立面Gsから突出して起立する下位支持部21bと、起立面Gsに固定される取付部22bと、長手方向に沿って適宜間隔で設けられた補強用のリブ23bとを有している。尚、水平ガイド手段2は、例えば、溶融亜鉛メッキが施された鉄板や合成樹脂板等の剛性と耐食性とに優れる材質で製作される。
可動防舷材3の緩衝体4は、基盤部材5に固定される固定部4aと、固定部4から突出する支衝部4bと、支衝部4bの先端に設けられ接舷時に船舶と接する受衝部4cとを有し、ほぼ台形の断面形状を呈している。尚、緩衝体は、例えば、ゴムやポリウレタン等の弾性と耐食性とに優れる材質で製作される。
本例では、緩衝体4の固定部4aが固定される基盤部材5の上下の側面部を、上位ガイド部材2aの上位支持部21aと、下位ガイド部材2bの下位支持部21bとの間で支持することにより、可動防舷材3を、脱落させることなく、水平ガイド手段2に沿って水平移動可能としている。又、基盤部材5は起立面Gsに当接可能である。
このような構成により、船舶の接舷位置に応じ、可動防舷材3の位置を適切な位置に変更することができるから、可動防舷材3の必要個数を節減することができる。又、可動防舷材3のみを移動させればよいから、可動防舷材3の位置を変更するときの作業性がよい。更に、岸壁Gの起立面Gsに対する水平ガイド手段2の設置高さを適宜選択することで、可動防舷材3の配置高さを所望の高さに設定することができる。更に又、基盤部材5を起立面Gsに当接可能としているので、船舶の接舷時に可動防舷材3が受ける衝撃を、基盤部材5を介して起立面Gsへ逃がすことができるから、耐衝撃性に優れる。
又、緩衝体4が固定される基盤部材5を移動可能に構成すればよいので、緩衝体4に対し加工することが不要又は簡単になる。又、既存の防舷材を可動防舷材3として利用することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態による防舷材構造体の離隔状態を示す正面図であり、図4は、本発明の第2の実施の形態による防舷材構造体の接近状態を示す正面図である。尚、水平ガイド手段及び可動防舷材の基本的な構成は、第1の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Bは、水平ガイド手段2の長さ(起立面Gsに沿った水平方向の長さ)が、これに支持される2つ以上の可動防舷材3A、3Bが水平移動できる長さに設定されているところを特徴とする。図3及び図4に示す水平ガイド手段2は、少なくとも可動防舷材の3つ分の幅寸法以上の長さを有している。
このような構成により、水平ガイド手段2に支持される可動防舷材3A、3Bはいずれも水平移動可能であるから、両者の間隔を変更することができる。即ち、図3に示す離隔状態や図4に示す接近状態を適宜選択することができる。そして、図4に示すように、可動防舷材3A、3Bの間隔を狭くして接近させた状態とした場合は、2つの可動防舷材3A、3Bが特定範囲内に集中することになるから、接舷時に発揮する反力が大きくなり、大型の船舶の接舷に対応するのに適切な状態となる。これに対し図3に示すように、可動防舷材3A、3Bの間隔を大きくして離隔させた状態とした場合は、小型の船舶の接舷に対応するのに適した状態となる。このように、少数の可動防舷材で、様々な大きさの船舶の接舷に対応することが可能となるので、岸壁に設置する防舷材の必要個数を少なくすることができる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であり、図6は、本発明の第3の実施の形態による防舷材構造体において、分離部分を取り外した状態を示す正面図である。
尚、水平ガイド手段及び可動防舷材の基本的な構成は、第1の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Cは、上位ガイド部材2aにおける両末端部を除く途中部分に、着脱可能に分離できる分割部6を含むところを特徴とする。即ち、図6に示すように、必要に応じ分割部6を取り外して、上位ガイド部材2aの途中に切欠部7を設けることが可能となっている。
このような構成により、分割部6を取り外して形成した切欠部7を介して、可動防舷材を引き上げることにより取り外すこと、及び、吊り下げることにより取り付けることが可能である。従って、例えば2つの可動防舷材3A、3Cの間に挟まれた可動防舷材3Bのみを交換したい場合に、隣接する可動防舷材3A、3Cを取り外す必要がなくなるから、可動防舷材の交換作業が簡単になる。これに対し、上位ガイド部材2aに分離可能な部分が無い場合は、上位ガイド部材2aの末端部でしか可動防舷材の着脱をすることができない。このため、2つの可動防舷材3A、3Cの間に挟まれた可動防舷材3Bのみを交換したい場合、隣接する可動防舷材3A、3Cの一方も取り外さなくてはならないという不具合が生じる。
尚、水平ガイド手段及び可動防舷材の基本的な構成は、第1の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
図7を参照して、本例の防舷材構造体1Dは、可動防舷材3における左右の側面部それぞれを支持する一対の垂直支持部材10を含み、この一対の垂直支持部材10が、水平ガイド手段2によって、起立面Gsに沿って水平移動可能に支持されるよう構成したところを特徴とする。
図8及び図9を参照して、一対の垂直支持部材10は、可動防舷材3の基盤部材5における左右の側面部を着脱可能に支持する右側支持部材10a及び左側支持部材10bを含み、これら右側支持部材10a及び左側支持部材10bは、上位ガイド部材2a及び下位ガイド部材2bの間で水平移動可能に支持される基盤部33に固定される。右側支持部材10aは、垂直方向に延び、可動防舷材3の基盤部材5の右側の側面部を嵌合させる断面コ字状の右支持部31aと、右支持部31aを基盤部33に固定する右固定部32aとを含む。左側支持部材10bは、垂直方向に延び、可動防舷材3の基盤部材5の左側の側面部を嵌合させる断面コ字状の左支持部31bと、左支持部31bを基盤部33に固定する左固定部32bとを含む。
尚、右支持部31a及び左支持部31bは、これらの直上空間が上位ガイド部材2aと干渉しないような位置まで、起立面Gsから突出するように配置される。又、可動防舷材3の基盤部材5の上端部には、右支持部31a及び左支持部31bの上端に当接するストッパ8が設けられる。
このような構成により、可動防舷材3の基盤部5を、右支持部31a及び左支持部31bの間に挿入し、ストッパ8をこれらに当接させることにより、可動防舷材3を一対の垂直支持部材10によって支持させることができる。そして、一対の垂直支持部材10を水平ガイド手段2に沿って水平移動させることで、可動防舷材3の位置を変更することができる。よって、1つの可動防舷材3を、船舶の複数の接舷位置に対応させることができるから、防舷材の必要個数を少なくできる。又、可動防舷材3を一対の垂直支持部材10に対し着脱可能に構成したので、可動防舷材3の交換作業が容易である。
尚、水平ガイド手段、可動防舷材、及び、垂直支持部材の基本的な構成は、第4の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Eは、水平ガイド手段2の長さを、これに支持される2組以上の一対の垂直支持部材10A、10Bが水平移動できるような長さに設定したところを特徴とする。
図10を参照して、このような構成により、水平ガイド手段2に支持される2組の垂直支持部材10A、10Bを水平移動させて、可動防舷材3A、3Bの間隔を変更することができる。即ち、(A)に示す離隔状態及び(B)に示す接近状態を適宜選択することができる。(A)の離隔状態の場合、比較的小型の船舶の接舷に対応するものとなり、(B)の接近状態の場合は、大型の船舶の接舷に適切な状態となる。
このように、少数の可動防舷材で、様々な大きさの船舶の接舷に対応することが可能となるので、岸壁に設置する防舷材の必要個数を少なくすることができる。
[第6の実施の形態]
図11は、本発明の第6の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は狭幅状態、(B)は広幅状態を示すものである。
尚、水平ガイド手段、可動防舷材、及び、垂直支持部材の基本的な構成は、第4の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Fは、一対の垂直支持部材10を構成する右側支持部材10a及び左側支持部材10bそれぞれを独立して水平移動可能に構成すると共に、可動防舷材を、一対の垂直支持部材10に対し着脱可能に構成したところを特徴とする。
このように構成すると、図11に示すように、右側支持部材10a及び左側支持部材10bをそれぞれ独立して移動させることにより、これらの間隔を変更することが可能であるから、異なる幅寸法の可動防舷材3D、3Eを装着することができる。即ち、(A)に示すように、右側支持部材10a及び左側支持部材10bの間隔を狭く設定した狭幅状態では、幅寸法の小さい可動防舷材3Dを装着することが可能となる。他方、(B)に示す、右側支持部材10a及び左側支持部材10bの間隔を広く設定した広幅状態では、幅寸法の大きい可動防舷材3Eを装着することが可能となる。このように本例によれば、少ない部材点数で、幅寸法の異なる多種類の可動防舷材に対応することが可能である。又、可動防舷材は一対の垂直支持部材に対し着脱可能であるから、幅寸法の異なる防舷材への変更も容易である。
[第7の実施の形態]
図12は、本発明の第7の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は狭幅状態、(B)は広幅状態を示すものである。
尚、水平ガイド手段、防舷材、及び、垂直支持部材の基本的な構成は、第4の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Gは、一対の垂直支持部材11を構成する左右の支持部材のうちの一方(左側)を、起立面Gs等の予め定めた個所に固定される固定支持部材11bとし、他方(右側)を水平ガイド手段2に水平移動可能に支持される可動支持部材11aとしたところを特色とする。
このような構成により、可動支持部材11aを水平移動させることで、一対の垂直支持部材11の間隔を変更できる。従って、一対の垂直支持部材11で、異なる幅寸法の防舷材3α、3βを装着することができるから、少ない部材点数で、幅寸法の異なる多種類の防舷材に対応可能となる。又、防舷材3α、3βが着脱可能であるから、幅寸法の異なる防舷材への変更が容易である。
[第8の実施の形態]
図13は、本発明の第8の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図であって、(A)は離隔状態、(B)は接近状態を示すものである。
尚、水平ガイド手段及び可動防舷材の基本的な構成は、第1の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
図13を参照して、本例の防舷材構造体1Hは、水平ガイド手段2に対し水平方向に隣接して起立面Gsに固定された固定防舷材9A、9Bを更に含むことを特徴とする。
このように構成することにより、固定防舷材9A、9Bが可動防舷材3A、3Bと協同して緩衝力を発揮することができる。即ち、図13の(A)に示すように、可動防舷材3A、3Bと固定防舷材9A、9Bとをほぼ等間隔に配置したり、可動防舷材3A、3Bを水平移動させて一方の固定防舷材9Aに接近させたりすることで、接舷に対し要する反力の大きさを調節することができる。その結果、必要な防舷材の個数を少なくできる。又、固定防舷材として、既存の防舷材を利用することができる。
[第9の実施の形態]
図14は、本発明の第9の実施の形態による防舷材構造体を示す正面図、図15は図14のXV―XV線の位置で断面した側面断面図である。
尚、水平ガイド手段及び可動防舷材の基本的な構成は、第1の実施の形態と共通するので、ここでの説明は省略する。
本例の防舷材構造体1Jは、下位ガイド部材2bと基盤部材5との間に、基盤部材5の移動時の摩擦抵抗を低減させる移動補助手段40を更に備えるところを特徴とする。
本例の移動補助手段40は、複数のローラで構成される。尚、本例では、基盤部材5の下端に折曲部5aを形成することにより、ローラとの接触面積を広くして、可動防舷材3の水平移動の安定化を図っている。
このような構成により、可動防舷材3を移動させる際に生じる摩擦抵抗が低減するから、可動防舷材3の移動及び位置変更が容易になる。
尚、第1の実施の形態において、水平ガイド手段は、図示したもののほか、断面がC字形型、T字形、エ字形等の長尺材料や、棒材等を使用することもできる。又、水平方向に連続するばかりでなく、一定間隔を置いて断続的に配置されたものでもよい。
可動防舷材に備えられる基盤部材は、板状のもののほか、フレームを組み合わせた枠体構造のものを用いることができる。
又、可動防舷材を水平ガイド手段に沿って所望位置まで移動させたときに、可動防舷材をその位置に保持するための係止手段を設けてもよい。
第3の実施の形態において、分離可能な分割部は、下位ガイド部材に設けることも可能であり、上位ガイド部材及び下位ガイド部材の両方に設けてもよい。更に、分割部を上位ガイド部材の長手方向に沿って、複数個所に設けることも可能である。
又、第8の実施の形態において、固定防舷材を、水平ガイド手段に対し上下方向に配置することができる。更に、鉛直方向に可動な防舷材構造体と組み合わせて用いることも可能である。
又、第9の実施の形態において、移動補助手段は、ローラのほか、ボール状の部材も使用可能である。又、上位ガイド部材に設けることも可能である。更には、移動補助手段を、可動防舷材側に設けることも可能である。
尚、防舷材構造体は、起立面に、上下に2列以上設置することも可能である。
1A〜1J…防舷材構造体
2…水平ガイド手段
2a…上位ガイド部材
2b…下位ガイド部材
3、3A〜3E…可動防舷材
3α、3β…防舷材
4…緩衝体
4a…固定部
4b…支衝部
4c…受衝部
5…基盤部材
5a…折曲部
6…分割部
7…切欠部
8…ストッパ
9A、9B…固定防舷材
10、10A、10B…一対の垂直支持部材
10a…右側支持部材
10b…左側支持部材
11…一対の垂直支持部材
11a…可動支持部材
11b…固定支持部材
21a…上位支持部
21b…下位支持部
22a、22b…取付部
23a、23b…リブ
31a…右支持部
31b…左支持部
32a…右固定部
32b…左固定部
33…基盤部
40…移動補助手段
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (10)

  1. 圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体を有する可動防舷材と、
    前記可動防舷材を、岸壁の起立面に沿って水平移動可能に支持する水平ガイド手段とを備える防舷材構造体であって、
    前記水平ガイド手段は、前記起立面に上下に間隔を置いて設置され、前記起立面に沿って水平方向に延びる上位ガイド部材及び下位ガイド部材を含み、
    前記可動防舷材は、その上下の側面部が、前記上位ガイド部材と前記下位ガイド部材との間で水平移動可能に支持される、防舷材構造体。
  2. 前記水平ガイド手段の長さは、これに支持される2つ以上の前記可動防舷材が水平移動できる長さに設定されている、請求項1記載の防舷材構造体。
  3. 前記可動防舷材は、前記緩衝体が固定される基盤部材を更に備え、
    前記基盤部材が、前記上位ガイド部材及び前記下位ガイド部材の間で水平移動可能に支持される、請求項1又は請求項2記載の防舷材構造体。
  4. 前記上位ガイド部材及び前記下位ガイド部材の少なくとも一方と前記基盤部材との間に配置され、前記基盤部材の移動時の摩擦抵抗を低減させる移動補助手段を更に備える、請求項記載の防舷材構造体。
  5. 前記上位ガイド部材は、両末端部を除く途中部分に、着脱可能に分離できる部分を含む、請求項から請求項のいずれかに記載の防舷材構造体。
  6. 圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体と、前記緩衝体が固定される基盤部材とを有する可動防舷材と、
    前記可動防舷材の前記基盤部材における左右の側面部それぞれを支持する右側支持部材及び左側支持部材と、前記右側支持部材及び前記左側支持部材が固定される基盤部とを含む一対の垂直支持部材と、
    岸壁の起立面に上下に間隔を置いて設置され、前記起立面に沿って水平方向に延びる上位ガイド部材及び下位ガイド部材を含む水平ガイド手段とを含む防舷材構造体であって、
    前記一対の垂直支持部材が、前記上位ガイド部材と前記下位ガイド部材との間で水平移動可能に支持される、防舷材構造体。
  7. 前記一対の垂直支持部材を構成する前記右側支持部材及び前記左側支持部材のそれぞれは独立して水平移動可能であり、前記可動防舷材は前記一対の垂直支持部材に対し着脱可能である、請求項記載の防舷材構造体。
  8. 圧縮変位に対し反力を生じさせる緩衝体を有する防舷材と、
    前記防舷材における左右の側面部それぞれを着脱可能に支持する一対の垂直支持部材と、
    岸壁の起立面に沿って水平方向に延びる水平ガイド手段とを含み、
    前記一対の垂直支持部材のうちの一方が予め定めた個所に固定され、他方が前記水平ガイド手段に水平移動可能に支持される、防舷材構造体。
  9. 記防舷材は、前記緩衝体が固定される基盤部材を更に備え、
    前記基盤部材が、前記一対の垂直支持部材の間で着脱可能に支持される、請求項記載の防舷材構造体。
  10. 前記水平ガイド手段に対し水平方向に隣接して前記起立面に固定された固定防舷材を更に含む、請求項1から請求項のいずれかに記載の防舷材構造体。
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