JP6938622B2 - ルーバーおよび送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーバーおよび当該ルーバーを備える送風装置に関する。
空気清浄器などの送風装置は、送風装置が設置された部屋内の空気を効率良く循環させるために、空気を吹き出す方向を規定するルーバー(風向板)を備えている。
例えば、特許文献1に記載の空気清浄器は、吹出口に吹出空気を複数の吹出空気に分けるルーバーを備えている。ルーバーは、仕切羽根と、第1風向調整羽根と、第2風向調整羽根とを有している。仕切羽根は、吹出口を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る。第1風向調整羽根は、第1の吹出空気を第1方向に向かわせ、第2風向調整羽根は、第1の吹出空気を第2方向に向かわせる。第1風向調整羽根及び第2風向調整羽根は、仕切羽根と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根に支持されている。上記の構成により、複数の方向へ空気を吹き出すことができるようになっている。
日本国公開特許公報「特開2009−68829号公報(2009年4月2日公開)」
しかしながら、特許文献1に記載のルーバーでは、複数の方向へ空気を吹き出すことができるが、そのためにルーバーの構成が複雑なものとなっている。
本発明の一態様は、簡素な構成で、送風装置から互いに異なる方向に空気を吹き出させることができるルーバーを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るルーバーは、送風装置の通風路の吹出口に備えられ、前記吹出口からの空気の吹出方向を制御するルーバーであって、開口部が形成された枠部と、前記枠部の内部に設けられ、一方向に移動可能な第1移動部とを備え、前記第1移動部は、前記一方向において並ぶ第1面および第2面を有しており、前記第1面および前記第2面は、前記通風路の下側に向かうにつれて前記第1面と前記第2面との距離が小さくなるように形成され、前記通風路側の下端部が互いに接続されている。
本発明の一態様によれば、簡素な構成で、送風装置から互いに異なる方向に空気を吹き出させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る加湿空気清浄器の外観を示す斜視図である。 上記加湿空気清浄器を左右方向の中央付近で切断した上記加湿空気清浄器の断面図である。 上記加湿空気清浄器が備えるルーバーの上面図である。 図3におけるA−A線矢視断面図である。 上記ルーバーを前方から見た図である。 図5におけるA−A線矢視断面図である。 図5におけるB−B線矢視断面図である。 上記加湿空気清浄器の第1送風モードを説明するための図である。 上記加湿空気清浄器の第2送風モードを説明するための図である。 上記加湿空気清浄器の第3送風モードを説明するための図である。 上記加湿空気清浄器の停止モードを説明するためのものであり、(a)は上記加湿空気清浄器を左右方向の中央付近で切断した上記加湿空気清浄器の断面図であり、(b)は上記加湿空気清浄器を上方から見た図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態2に係るルーバーの構成を示す断面図である。 (a)および(b)は、上記ルーバーの変形例としてのルーバーの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る加湿空気清浄器を左右方向の中央付近で切断した上記加湿空気清浄器の断面図である。 本発明の実施形態4に係る加湿空気清浄器を左右方向の中央付近で切断した上記加湿空気清浄器の断面図である。 上記加湿空気清浄器が備える加湿フィルタユニットの構成を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1におけるルーバー10および送風装置としての加湿空気清浄器1Aについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、加湿空気清浄器1Aの外観を示す斜視図である。図2は、加湿空気清浄器1Aを左右方向の中央付近で切断した加湿空気清浄器1Aの断面図である。なお、以降では、加湿空気清浄器1Aの前方向を+X方向、後方向を−X方向、左方向を+Y方向、右方向を−Y方向、上方向を+Z方向、下方向を−Z方向をとして説明する。
図1および図2に示すように、加湿空気清浄器1Aは、筐体2と、HEPAフィルタ(High-Efficiency Particulate Airフィルタ)3と、加湿フィルタユニット4と、ファン5と、ダンパー7と、ルーバー10と、駆動部20とを備えている。
筐体2は、加湿空気清浄器1Aの各部を収納する。筐体2は、上下方向に垂直な断面が略矩形となっており、上方向に向かうにつれて断面積が小さくなっている。筐体2の背面には、空気を取り込むための吸入口2aが設けられている。
HEPAフィルタ3は、吸入口2aから筐体2の内部に取り込まれた空気に含まれる微細な塵埃を捕集、除去するための集塵フィルタである。HEPAフィルタ3は、従来のHEPAフィルタを用いることができるため、詳細な説明は省略する。
加湿フィルタユニット4は、HEPAフィルタ3を通過した空気に水分を供給するためのフィルタである。加湿フィルタユニット4は、従来の加湿フィルタユニットを用いることができるため、詳細な説明は省略する。
ファン5は、吸入口2aから空気を吸入し、吸入した空気を外部へ吹き出させるためのファンである。ファン5は、従来のファンを用いることができるため、詳細な説明は省略する。
筐体2の内部には、ファン5から上方に向かって通風路Pが形成されている。より詳細には、通風路Pは、ファン5から上方に向かうにつれて後方(−X軸方向)に向かうように傾斜して形成されている。
また、筐体2は、第1吹出口(吹出口)2bと、第2吹出口2cとの2つの吹出口を備えている。
第1吹出口2bは、筐体2の上部から通風路Pを通過してきた空気が吹き出される吹出口である。第2吹出口2cは、筐体2の前方の側面から通風路Pを通過してきた空気が吹き出される吹出口である。
ダンパー7は、第2吹出口2cの筐体2側の開口部の上部に取り付けられており、図示しないステッピングモータにより取付位置を軸として回転する。ダンパー7が第2吹出口2cの筐体2側の開口部を塞ぐ位置にある場合では第2吹出口から空気が吹き出されない。また、ダンパー7が第2吹出口2cの筐体2側の開口部を塞ぐ位置にない場合(例えば、図2に示す状態)では第2吹出口2cから空気が吹き出される。このように、加湿空気清浄器1Aでは、ダンパー7を移動させることによって、後述する第1〜3送風モードによる送風に加えて、前方に空気を吹き出すことができるようになっている。
ルーバー10は、加湿空気清浄器1Aから空気が吹き出される位置に配置され、加湿空気清浄器1Aから吹き出される空気の吹き出し方向を調整するための風向板である。以下に、ルーバー10の詳細な構造について図面を参照しながら説明する。図3は、ルーバー10の上面図である。図4は、図3におけるA−A線矢視断面図である。図5は、ルーバー10を前方から見た図である。なお、図5では、ルーバー10に加えて駆動部20を合わせて図示している。
図3〜図5に示すように、ルーバー10は、枠部11と、第1スライド部(第1移動部)12と、第2スライド部(第2移動部)13とを備えている。
枠部11は、ルーバー10の外側部を構成する筐体であり、第1スライド部12および第2スライド部13を内部で支持している。ルーバー10は、図1に示すように、枠部11が筐体2の上部に接続されることにより筐体2に固定されている。枠部11は、図4に示すように、上下方向に貫通する開口部11aが設けられている。開口部11aは、上方に向かうにつれて前後方向の間隔が大きくなるように形成されている。すなわち、開口部11aのうち前方部分は上方に向かうにつれて前方向に向かうように傾斜しており、開口部11aのうち後方部分は上方に向かうにつれて後方向に向かうように傾斜している。
第1スライド部12は、加湿空気清浄器1Aから吹き出される空気の吹き出し方向を調整するための部材である。第1スライド部12は、図4に示すように、上部12aと、第1突出面(第1面)12bと、第2突出面(第2面)12cとを備えており、開口部11aの内部に配置されている。第1スライド部12は、内部が空洞となっており、軽量化されている。第1スライド部12は、後述する駆動部20によって開口部11aの内部において前後方向(X軸方向)に水平移動できるようになっている。
上部12aは、大部分が水平方向に平行な平板となっている。図6は、図5におけるA−A線矢視断面図である。図5および図6に示すように、上部12aの右側の端部の下面には、後述する第6ギア33と係合する係合部12dが前後方向に沿って形成されている。同様に、上部12aの左側の端部の下面には、後述する第2ギア23と係合する係合部12eが前後方向に沿って形成されている。
第1突出面12bは、後述する第1送風モードおよび第3送風モードにおいて、通風路Pを通過してきた空気を斜め後方へ向けて吹き出させるための面である。第1突出面12bは、上端が上部12aの後端と接続しており、下方(−Z軸方向)に向かうにつれて前方(+X軸方向)に向かうように傾斜して形成されている。
第2突出面12cは、後述する第2送風モードおよび第3送風モードにおいて、通風路Pを通過してきた空気を斜め前方へ向けて吹き出させるための面である。第2突出面12cは、上端が上部12aの前端と接続しており、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面において、下方(−Z軸方向)に向かうにつれて後方(−X軸方向)に向かうように傾斜して形成されている。また、第2突出面12cは、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が第1スライド部12の内側に凹んだ曲線となっている。第2突出面12cの下端は、第1突出面12bの下端と接続されている。
以上のように、第1スライド部12は、上部12a、第1突出面12b、および第2突出面12cによって、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が略三角形状となっている。
また、第1突出面12bは、図5に示すように、下方向(−Z軸方向)に向かうにつれて、左右方向の幅が徐々に短くなるように形成されている(換言すれば、正面から見た平面視したときに逆台形状になっている)。図示していないが、第2突出面12cも同様に、下方向(−Z軸方向)に向かうにつれて、左右方向の幅が徐々に短くなるように形成されている(換言すれば、正面から見た平面視したときに逆台形状になっている)。
第2スライド部13は、第1スライド部12よりも上方に配置される部材である。第2スライド部13は、図3〜5に示すように、大部分が略矩形状の平板13aからなっている。第2スライド部13の前後方向の幅は、第1スライド部の上部12aの前後方向の幅と略同じ大きさとなっている。第2スライド部13は、第1スライド部12とは独立して、後述する駆動部20によって開口部11aの内部において前後方向に水平移動できるようになっている。
図7は、図5におけるB−B線矢視断面図である。図7に示すように、第2スライド部13の左端には、平板13aの下方に設けられ、後述する第4ギア25と係合する係合部13bと、平板13aと係合部13bとを接続する接続部13cとが形成されている。また、同様に、第2スライド部13の右端には、平板13aの下方に設けられ、後述する第8ギア35と係合する係合部13dと、平板13aと係合部13dとを接続する接続部13eが形成されている。
平板13aの上面は、枠部11の上面と同じ高さに位置している。すなわち、平板13aの上面と、枠部11の上面とは同一面になっている。これにより、加湿空気清浄器1Aのデザイン性を向上させている。
駆動部20は、ルーバー10の第1スライド部12および第2スライド部13を前後方向に水平移動させる駆動機構である。本実施形態では、第1スライド部12および第2スライド部13の水平移動は、ラックアンドピニオン機構で行われる。
駆動部20は、図5に示すように、第1モータ21、第1ギア22、第2ギア23、第3ギア24、第4ギア25、第2モータ31、第5ギア32、第6ギア33、第7ギア34、第8ギア35、第1シャフト37、および第2シャフト38を備えている。
第1モータ21、第1ギア22、第2ギア23、第5ギア32、第6ギア33、および第1シャフト37は、第1スライド部12を水平移動させる駆動部(第1駆動部)として機能する。また、第2モータ31、第7ギア34、第8ギア35、第3ギア24、第4ギア25、第2シャフト38は、第2スライド部13を水平移動させる駆動部(第2駆動部)として機能する。
第1モータ21、第1ギア22、第2ギア23、第3ギア24、および第4ギア25は、モータボックス41の内部に収納されている。ただし、第2ギア23および第4ギア25の上端部は、モータボックス41の外部に露出されている。また、第2モータ31、第5ギア32、第6ギア33、第7ギア34、および第8ギア35は、モータボックス42の内部に収納されている。ただし、第6ギア33および第8ギア35の上端部は、モータボックス42の外部に露出されている。
モータボックス41およびモータボックス42は、ルーバー10の枠部11の左右方向の側部の内側であり、かつ、ルーバー10の第1スライド部12および第2スライド部13の左右方向の側部の下方に配置されている。また、モータボックス41およびモータボックス42は、通風路Pの外側に設けられている。ここで、上述したように、第1スライド部12の第1突出面12bおよび第2突出面12cは、下方向(−Z軸方向)に向かうにつれて、左右方向の幅が徐々に短くなるように形成されている。これにより、モータボックス41を枠部11の左側(+Y軸方向側)の側部と第1スライド部12との間に配置するとともに、モータボックス42を枠部11の右側(−Y軸方向側)の側部と第1スライド部12との間に配置することができるようになっている。その結果、加湿空気清浄器1Aの上下方向のサイズを小型化することができるようになっている。
なお、モータボックス41およびモータボックス42には、第1シャフト37および第2シャフト38が挿入される孔が形成されている。
第1モータ21は、第1スライド部12を前後方向に水平移動させるためのモータである。第1モータ21は、図5に示すように、第1ギア22と接続されている。第1ギア22は、第1スライド部12の左側(+Y軸方向側)の下側に形成された係合部12dと係合する第2ギア23と接続されている。また、第1ギア22は、モータボックス42に収納されている第5ギア32と第1シャフト37により連結されている。第5ギア32は、第1スライド部12の右側(−Y軸方向側)の下側に形成された係合部12dと係合する第6ギア33と接続されている。
上記の構成により、第1モータ21を駆動させることにより、まず、第1ギア22が回転する。次に、第1ギア22の回転により第2ギア23が回転する。第2ギア23が回転すると、第2ギア23と係合されている第1スライド部12の係合部12dに力が印加される。また、第2ギア23が回転することにより、第1シャフト37を介して第5ギア32が回転する。次に、第5ギア32の回転により第6ギア33が回転する。第6ギア33が回転すると、第6ギア33と係合されている第1スライド部12の係合部12eに力が印加される。そして、係合部12dおよび係合部12eにそれぞれ印加された力によって、第1スライド部12が前後方向に水平移動するようになっている。以上のように、本実施形態では、第1スライド部12の左右方向の両端部において、第1スライド部12に力が印加されるようになっている。その結果、第1スライド部12が左右方向に長く形成されている場合においても、第1スライド部12をスムーズに水平移動させることができるようになっている。
第2モータ31は、第2スライド部13を前後方向に水平移動させるためのモータである。第2モータ31は、図5に示すように、第7ギア34と接続されている。第7ギア34は、第2スライド部13の係合部13dと係合する第8ギア35と接続されている。また、第7ギア34は、モータボックス41に収納されている第3ギア24と第2シャフト38とにより連結されている。第3ギア24は、第2スライド部13の係合部13bと係合する第4ギア25と接続されている。
上記の構成により、第2モータ31を駆動させることにより、まず、第7ギア34が回転する。次に、第7ギア34の回転により第8ギア35が回転する。第8ギア35が回転すると、第8ギア35と係合されている第2スライド部13の係合部13dに力が印加される。また、第7ギア34が回転することにより、第2シャフト38を介して第3ギア24が回転する。次に、第3ギア24の回転により第4ギア25が回転する。第4ギア25が回転すると、第4ギア25と係合されている第2スライド部13の係合部13bに力が印加される。そして、係合部13bおよび係合部13dにそれぞれ印加された力によって、第2スライド部13が前後方向に水平移動するようになっている。以上のように、本実施形態では、第2スライド部13の左右方向の両端部において、第2スライド部13に力が印加されるようになっている。その結果、第2スライド部13が左右方向に長く形成されている場合においても、第2スライド部13をスムーズに水平移動させることができるようになっている。
次に、加湿空気清浄器1Aの送風モードについて説明する。加湿空気清浄器1Aは、以下に示す第1送風モード、第2送風モードおよび第3送風モードの3つの送風モードで動作することができる。
第1送風モード:第1吹出口2bから斜め後方へ向けて空気を吹き出す。
第2送風モード:第1吹出口2bから斜め前方へ向けて吹き出す。
第3送風モード:第1吹出口2bから斜め前方および斜め後方へ向けて空気を吹き出す。
以下に、それぞれに送風モードについて詳細に説明する。
(第1送風モード)
第1送風モードについて、図8を参照しながら説明する。図8は、加湿空気清浄器1Aの第1送風モードを説明するための図である。
図8に示すように、第1送風モードでは、第1スライド部12の前端および第2スライド部13の前端が枠部11の開口部11aの前方部分に当接するように、駆動部20が第1スライド部12および第2スライド部13を移動させる。これにより、第1スライド部12の第1突出面12bと、枠部11の開口部11aの後方部分とによって、通風路Pを通過してきた空気を斜め後方へ向けて吹き出す風路が形成される。すなわち、第1送風モードでは、加湿空気清浄器1Aは、第1吹出口2bから斜め後方へ向けて空気を吹き出す。
第1突出面12bは、筐体2のうち第1吹出口2bの前方を形成する部分(図8に示す領域D1)と略同一面となるように形成されている。これにより、通風路Pを通過してきた空気をスムーズに斜め後方へ向けて吹き出すことができるようになっている。
また、第1スライド部12が上記の位置にあるとき、第1突出面12bの下端部が枠部11と当接するようになっている。すなわち、第1突出面12bの下端部と、枠部11との間に隙間が形成されないようになっている。これにより、乱流が発生することを抑制することができる。その結果、異音が発生することを防ぐことができるようになっている。
(第2送風モード)
第2送風モードについて、図9を参照しながら説明する。図9は、加湿空気清浄器1Aの第2送風モードを説明するための図である。
図9に示すように、第2送風モードでは、第1スライド部12の後端および第2スライド部13の後端が枠部11の開口部11aの後方部分に当接するように、駆動部20が第1スライド部12および第2スライド部13を移動させる。これにより、第1スライド部12の第2突出面12cと、枠部11の開口部11aの前方部分とによって、通風路Pを通過してきた空気を斜め前方へ向けて吹き出す風路が形成される。すなわち、第2送風モードでは、加湿空気清浄器1Aは、第1吹出口2bから斜め前方へ向けて空気を吹き出す。
上述したように、第2突出面12cは、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が第1スライド部12の内側に凹んだ曲線となっている。すなわち、第2突出面12cは、第1スライド部12の内側に凹んだ曲面となっている。これにより、通風路Pを通過してきた空気をスムーズに斜め前方へ向けて吹き出すことができるようになっている。また、第1スライド部12の第2突出面12cと、枠部11の開口部11aの前方部分との間の距離を大きくすることができるので、加湿空気清浄器1Aがより多くの空気を吹き出すことができるようになっている。
(第3送風モード)
第3送風モードについて、図10を参照しながら説明する。図10は、加湿空気清浄器1Aの第3送風モードを説明するための図である。
図10に示すように、第3送風モードでは、第1スライド部12および第2スライド部13が、開口部11aの前後方向の中央付近に位置するように、駆動部20が第1スライド部12および第2スライド部13を移動させる。これにより、第1スライド部12の第1突出面12bと枠部11の開口部11aの後方部分とによって、通風路Pを通過してきた空気を斜め後方へ向けて吹き出す風路が形成されるとともに、第1スライド部12の第2突出面12cと枠部11の開口部11aの前方部分とによって、通風路Pを通過してきた空気を斜め前方へ向けて吹き出す風路が形成される。すなわち、第2送風モードでは、加湿空気清浄器1Aは、第1吹出口2bから斜め前方および斜め後方へ向けて空気を吹き出す。
上述したように、第1突出面12bと第2突出面12cとは、下端において互いに接続されており、接続箇所が下方向(−Z方向)に向けて突き出した形状となっている。これにより、通風路Pを通過してきた空気が上記接続箇所に到達した際に、上記接続箇所が抵抗にならないようになっている。これにより、加湿空気清浄器1Aは、空気の速度を低下させることなく、空気を吹き出すことができるようになっている。
以上のように、本実施形態におけるルーバー10は、加湿空気清浄器1Aの通風路Pの第1吹出口2bに備えられ、第1吹出口2bからの空気の吹出方向を制御するルーバーである。ルーバー10は、開口部11aが形成された枠部11と、枠部11の内部に設けられ、一方向(前後方向)に移動可能な第1スライド部12とを備える。第1スライド部12は、前後方向において並ぶ第1突出面12bおよび第2突出面12cを有しており、第1突出面12bおよび第2突出面12cは、通風路Pに向かうにつれて第1突出面12bと第2突出面12cとの距離が小さくなるように形成されている。
上記の構成によれば、第1スライド部12を移動させることによって、第1吹出口2bから斜め後方または斜め前方に空気を吹き出すことができるとともに、第1吹出口2bから斜め前方および斜め後方へ向けて空気を吹き出すことができる。すなわち、簡素な構成で、加湿空気清浄器1Aから互いに異なる方向に空気を吹き出させることができる。
(停止モード)
次に、加湿空気清浄器1Aの運転が停止していない状態(以降では、停止モードとも呼称する)について、図11を参照しながら説明する。図11は、加湿空気清浄器1Aの停止モードを説明するためのものであり、(a)は加湿空気清浄器1Aを左右方向の中央付近で切断した加湿空気清浄器1Aの断面図であり、(b)は加湿空気清浄器1Aを上方から見た図である。
図11の(a)および(b)に示すように、停止モードでは、第1スライド部12の後端が枠部11の開口部11aの後方部分に当接するとともに、第2スライド部13の前端が枠部11の開口部11aの前方部分に当接するように、駆動部20が第1スライド部12および第2スライド部13を移動させる。これにより、停止モードにおいて、第1スライド部12および第2スライド部13によって、枠部11の開口部11aを覆う(塞ぐ)ことができる。その結果、停止モードにおいて、筐体2の内部およびルーバー10の内部に埃などの異物が混入することを防ぐことができるようになっている。
なお、本実施形態では、第1スライド部12および第2スライド部13をラックアンドピニオン機構により移動させる形態であったがこれに限られず、第1スライド部12および第2スライド部13を水平方向に移動させることができる機構であればどのような機構であってもよい。例えば、本発明の一態様の送風装置では、クランク機構によって第1スライド部12および第2スライド部13を水平移動させる形態であってもよい。
また、本実施形態では、送風装置として加湿空気清浄器1Aを説明したが、本発明の送風装置はこれに限られない。例えば、送風装置は、ファンヒーター(部屋の空気を温める機器)、イオン発生機(部屋のイオンバランスを調整する機器)、空気清浄器(部屋の空気の清浄を行う機器)、除湿器(部屋の空気の湿度を低減する機器)、加湿器(部屋の空気の湿度を増加させる機器)などの送風装置であってもよい。
なお、本実施形態では、第1突出面12bは略平面形状となっていたが、本発明のルーバーはこれに限られない。すなわち、第1突出面12bは、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が第1スライド部12の内側に凹んだ曲線となっていてもよい。上記の構成によれば、第1送風モードおよび第2送風モードにおいて、加湿空気清浄器1Aからより後方に空気を吹き出させることができる。
また、本実施形態では、第1突出面12bの下端と第2突出面12cの下端とが接続されていることにより、第1スライド部12が左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が略三角形状となっている態様であったが、本発明のルーバーはこれに限られない。本発明の一態様のルーバーでは、第1スライド部が、第1突出面12bの下端と第2突出面12cの下端とが例えば平板などによって接続されている構成(すなわち、左右方向(Y軸方向)に垂直な断面が逆台形状である構成)であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1におけるルーバー10では、停止モードにおいて、第1スライド部12および第2スライド部13によって、枠部11の開口部11aを覆っていた。これに対して、本実施形態におけるルーバー10Aは、第2スライド部13に代えて、蓋部50を備えている。
図12の(a)および(b)は、本実施形態におけるルーバー10Aの構成を示す断面図である。図12に示すように、ルーバー10Aは、蓋部50を備えている。
蓋部50は、平板51と、平板51を枠部11の開口部11aの後方部分を中心にして回動させる回動部52とを備えている。
図12の(a)に示すように、加湿空気清浄器1Aが停止状態である場合には、図示しない支持機構により平板51が水平方向に平行となるように支持される。さらに、第1スライド部12の前端を枠部11の開口部11aの前方部分に当接する位置させる。これにより、停止モードにおいて、第1スライド部12および平板51によって、枠部11の開口部11aを覆う(塞ぐ)ことができる。その結果、停止モードにおいて、筐体2の内部およびルーバー10の内部に埃などの異物が混入することを防ぐことができるようになっている。
一方、図12の(b)に示すように、加湿空気清浄器1Aが第1〜3送風モードのいずれかの送風モードとなっている場合には、回動部52が平板51を枠部11の開口部11aの後方部分と平行となるように、通風路P側に向けて回動させる。これにより、加湿空気清浄器1Aが送風モードになっている場合において、平板51が送風の抵抗とならないようになっている。
<変形例>
次に、実施形態2におけるルーバー10Aの変形例について、図13を参照しながら説明する。図13の(a)は、実施形態2におけるルーバー10Aの変形例としてのルーバー10Bの構成を示す断面図であり、(b)はルーバー10Aの変形例としてのルーバー10Cの構成を示す断面図である。
図13の(a)に示すように、ルーバー10Bでは、加湿空気清浄器1Aが送風モードとなっている場合には、回動部52が平板51を枠部11の後面に重なる位置へ回動させる。一方、加湿空気清浄器1Aが停止モードとなっている場合には、図示しない支持機構により平板51が水平方向に平行となるように支持される。その結果、停止モードにおいて、筐体2の内部およびルーバー10の内部に埃などの異物が混入することを防ぐことができるようになっている。
図13の(b)に示すように、ルーバー10Cは、蓋部60を備えている。
蓋部60は、平板61と、平板61を枠部11の開口部11aの前方部分を中心にして回動させる回動部62とを備えている。
ルーバー10C、加湿空気清浄器1Aが停止状態である場合には、図示しない支持機構により平板61が水平方向に平行となるように支持される。さらに、第1スライド部12の後端を枠部11の開口部11aの後方部分に当接する位置させる。これにより、停止モードにおいて、第1スライド部12および平板61によって、枠部11の開口部11aを覆う(塞ぐ)ことができる。その結果、停止モードにおいて、筐体2の内部およびルーバー10の内部に埃などの異物が混入することを防ぐことができるようになっている。
一方、加湿空気清浄器1Aが停止モードとなっている場合には、回動部62が平板61を枠部11の開口部11aの前方部分と平行となるように、通風路P側に向けて回動させる。これにより、加湿空気清浄器1Aが送風モードになっている場合において、平板61が送風の抵抗とならないようになっている。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図14は、本実施形態における加湿空気清浄器1Bを左右方向の中央付近で切断した加湿空気清浄器1Bの断面図である。図14に示すように、本実施形態における加湿空気清浄器1Bは、実施形態1における加湿空気清浄器1Aの構成に加えて、イオン発生器6を備えている。また、加湿空気清浄器1Bは、実施形態1におけるダンパー7に代えてダンパー7Aを備えている。
イオン発生器6は、通風路Pを流れる空気中に、水分子が集合したイオンである、プラスイオンH(HO)(mは任意の自然数)およびマイナスイオンO (HO)(nは任意の自然数)を放出する。イオン発生器6は、通風路Pに露出された放電電極6aと誘導電極6bとを備えており、放電電極および誘導電極に高電圧が印加されることによりコロナ放電を発生し、上記イオンが生成される。上記イオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルスの作用抑制効果、および静電気抑制効果を有していることが知られている。なお、イオン発生器6は、空気中に上記イオンを発生するものに限らない。本発明の一態様のイオン発生器6は、上記イオン以外の正負イオン、あるいはマイナスイオンを放出するものであってもよい。
ダンパー7Aの先端には、ブラシ7aが設けられている。ブラシ7aは、上記ステッピングモータによりダンパー7Aが回転するときに、イオン発生器6の放電電極6aおよび誘導電極6bと接触し、放電電極6aおよび誘導電極6bに付着した汚れ(例えば、シリコンなど)を清掃する。これにより、イオン発生器6が常に正常に放電できるようにしている。
なお、本実施形態では、ダンパー7Aは、第2吹出口2cの筐体2側の開口部の上部に取り付けられている態様であったが、本発明の送風装置はこれに限られない。例えば、ダンパー7Aは、ルーバー10の下端部に取り付けられる態様であってもよい。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図15に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図15は、本実施形態における加湿空気清浄器1Cを左右方向の中央付近で切断した加湿空気清浄器1Cの断面図である。図15に示すように、加湿空気清浄器1Cは、実施形態1における加湿空気清浄器1Aの加湿フィルタユニット4に代えて、加湿フィルタユニット4Aを備えている。
図16は、加湿フィルタユニット4Aの構成を示すものであり、X軸方向に垂直な断面で切断した断面図である。図16に示すように、加湿フィルタユニット4Aは、保持枠4aと、レール4bと、加湿フィルタ(フィルタ部材)4cとを備えている。
保持枠4aは、中空の円盤形をなしており、内部にレール4bと加湿フィルタ4cを収納保持している。
レール4bは、樹脂で構成されており、保持枠4aの内部に収納されている。レール4bは、加湿フィルタユニット4にHEPAフィルタ3を通過した空気が向かう方向(X軸方向)に垂直な断面において、渦巻き形状(螺旋形状)となっている。
加湿フィルタ4cは、レーヨン等の吸水性を有すると共に通気が可能な材料製のシートを蛇腹状に折り重ねて平板状に形成されており、保持枠4aの内部に収納されている。
加湿フィルタユニット4Aの下部は、図示しない水槽内に浸水しており、図示しない回転機構により、回転させられる。
ここで、従来の加湿フィルタユニットでは、加湿フィルタの中央付近における風量が大きいため、中央付近の加湿フィルタの水分が他の部分に比べて蒸発しやすく、中央付近の加湿フィルタに十分に水を供給できないという問題があった。
これに対して、本実施形態における加湿フィルタユニット4Aは、渦巻き形状のレール4bを備えている。これにより、上記回転機構により加湿フィルタユニット4Aが回転すると、上記水槽に貯留されている水が、渦巻き形状のレール4bに沿って加湿フィルタユニット4Aの中央部に運搬されるようになっている。その結果、中央付近における加湿フィルタ4cに十分に水を供給できるようになっている。そのため、加湿空気清浄器1Cは、従来の加湿空気清浄器に比べて、多くの水分を含んだ空気を吹き出すことができるようになっている。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るルーバー(10・10A〜10C)は、送風装置(加湿空気清浄器1A〜1C)の通風路(P)の吹出口(第1吹出口2b)に備えられ、前記吹出口からの空気の吹出方向を制御するルーバーであって、開口部(11a)が形成された枠部(11)と、前記枠部の内部に設けられ、一方向に移動可能な第1移動部(第1スライド部12)とを備え、前記第1移動部は、前記一方向において並ぶ第1面(第1突出面12b)および第2面(第2突出面12c)を有しており、前記第1面および前記第2面は、前記通風路に向かうにつれて前記第1面と前記第2面との距離が小さくなるように形成されている。
上記の構成によれば、第1面が枠部の一方の側に当接する位置まで第1移動部が移動したときに、第2面と枠部との間に第1風路が形成される。また、第2面が枠部の他方の側に当接する位置まで第1移動部が移動したときに、第1面と枠部との間に第1風路とは異なる第2風路が形成される。さらに、第1移動体が枠部の中央部に移動したときに、第1風路および第2風路が形成される。すなわち、第1移動部を移動させることによって、第1風路および第2風路の一方のみから空気を吹き出すことができるとともに、第1風路および第2風路の両方から空気を吹き出すことができる。すなわち、簡素な構成で、送風装置から互いに異なる方向に空気を吹き出させることができる。
本発明の態様2に係るルーバーは、上記態様1において、前記第1面および前記第2面は、前記通風路側の端部が互いに接続されている構成であることが好ましい。
上記の構成によれば、第1移動部は、通風路側に向けて突き出した形状となる。これにより、通風路を通過してきた空気が接続箇所に到達した際に、接続箇所が抵抗にならないようになっている。これにより、送風装置が、空気の速度を低下させることなく空気を吹き出すことができる。
本発明の態様3に係るルーバーは、上記態様1または2において、前記第1面および前記第2面の少なくとも一方は、前記第1移動部の内側に凹んだ曲面となっている構成であってもよい。
上記の構成によれば、通風路を通過してきた空気をスムーズに斜め前方へ向けて吹き出すことができるようになっている。また、第1面または第2面と、枠部の開口部との間の距離を大きくすることができるので、送風装置がより多くの空気を吹き出すことができる。
本発明の態様4に係る送風装置は、態様1〜3のいずれかのルーバーを備える。
本発明の態様5に係る送風装置は、上記態様4において、前記ルーバーは、前記第1移動部とは独立して前記一方向に移動可能な第2移動部(第2スライド部13)をさらに備え、前記送風装置の停止状態において、前記第1移動部および前記第2移動部は、前記吹出口を覆う構成である。
上記の構成によれば、停止状態において、送風装置の内部およびルーバーの内部に埃などの異物が混入することを防ぐことができる。
本発明の態様6に係る送風装置は、上記態様5において、前記第1移動部を移動させる第1駆動部(第1モータ21、第1ギア22、第2ギア23、第5ギア32、第6ギア33、第1シャフト37)と、前記第2移動部を移動させる第2駆動部(第2モータ31、第7ギア34、第8ギア35、第3ギア24、第4ギア25、第2シャフト38)と、を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、第1移動部と第2移動部とをそれぞれ別に駆動させる第1駆動部と第2駆動部を備えているので、第1駆動部および第2駆動部に対して十分に大きな力を印加することができる。
本発明の態様7に係る送風装置は、上記態様6において、前記第1駆動部は、前記第1移動部の、前記一方向に垂直な面における両端部において、前記第1移動部に対して力を印加する構成であることが好ましい。
上記の構成によれば、第1移動部が一方向に垂直な面において長く形成されている場合においても、第1移動部をスムーズに水平移動させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1A、1B、1C 加湿空気清浄器(送風装置)
2b 第1吹出口(吹出口)
P 通風路
10、10A、10B、10C ルーバー
11 枠部
11a 開口部
12 第1スライド部(第1移動部)
12b 第1突出面(第1面)
12c 第2突出面(第2面)
13 第2スライド部(第2移動部)
21 第1モータ(第1駆動部)
22 第1ギア(第1駆動部)
23 第2ギア(第1駆動部)
24 第3ギア(第2駆動部)
25 第4ギア(第2駆動部)
31 第2モータ(第2駆動部)
32 第5ギア(第1駆動部)
33 第6ギア(第1駆動部)
34 第7ギア(第2駆動部)
35 第8ギア(第2駆動部)
37 第1シャフト(第1駆動部)
38 第2シャフト(第2駆動部)

Claims (6)

  1. 送風装置の通風路の吹出口に備えられ、前記吹出口からの空気の吹出方向を制御するルーバーであって、
    開口部が形成された枠部と、
    前記枠部の内部に設けられ、一方向に移動可能な第1移動部とを備え、
    前記第1移動部は、前記一方向において並ぶ第1面および第2面を有しており、
    前記第1面および前記第2面は、前記通風路の下側に向かうにつれて前記第1面と前記第2面との距離が小さくなるように形成され、前記通風路側の下端部が互いに接続されていることを特徴とするルーバー。
  2. 前記第1面および前記第2面の少なくとも一方は、前記第1移動部の内側に凹んだ曲面となっていることを特徴とする請求項1に記載のルーバー。
  3. 請求項1または2に記載のルーバーを備えることを特徴とする送風装置。
  4. 前記ルーバーは、前記第1移動部とは独立して前記一方向に移動可能な第2移動部をさらに備え、
    前記送風装置の停止状態において、前記第1移動部および前記第2移動部は、前記吹出口を覆うことを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 前記第1移動部を移動させる第1駆動部と、
    前記第2移動部を移動させる第2駆動部と、を備えることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  6. 前記第1駆動部は、前記第1移動部の、前記一方向に垂直な面における両端部において、前記第1移動部に対して力を印加することを特徴とする請求項に記載の送風装置。
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