JP7442041B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

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JP7442041B2 JP2020053516A JP2020053516A JP7442041B2 JP 7442041 B2 JP7442041 B2 JP 7442041B2 JP 2020053516 A JP2020053516 A JP 2020053516A JP 2020053516 A JP2020053516 A JP 2020053516A JP 7442041 B2 JP7442041 B2 JP 7442041B2
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本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置に関するものである。
従来、この種の空気清浄装置の構成は以下のようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、室内の空気を取り込んで送出する送風機と、空気中の塵埃を補修する空気清浄用フィルターユニットと、空気清浄用フィルターユニットを通過した空気にイオンを放出するイオン発生装置と、空気清浄用フィルターユニットを通過した空気を上方に向けて吹出す第1吹出口と、空気清浄用フィルターユニットを通過した空気を前方に向けて吹出す第2吹出口と、前方に人がいるかいないかを感知する人体センサーとを備え、前方に人がいない場合に第1吹出口からイオンを送出し、前方に人がいる場合に第2吹出口からイオンを送出する空気清浄機を有している。
特開2006-46729号公報
このような従来の空気清浄装置においては、第1吹出口から第2吹出口、または、第2吹出口から第1吹出口に風路を切替える際、ダンパーとダンパーを稼働させる稼働部が必要となり、部品点数の増加、及び、ダンパーが稼働するためのスペースが必要なため、本体が大きくなるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、風路を切替えるというダンパーの機能を、ルーバに備えることで、部品点数を削減し、小型な空気清浄機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記排気口を開閉するルーバ部と、前記本体ケース内に設けられた水を溜める水槽部と、前記水槽部内の水に下端が浸漬される加湿フィルター部と、粉塵を捕集する集塵フィルターと、活性種を発生させる浄化部と、前記吸気口から前記本体ケース外の空気を前記本体ケース内に送風する送風ユニットと、前記送風ユニットによって、前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、前記加湿フィルター部と、前記送風ユニットと、を順次介して前記排気口へ送風する送風路と、前記送風ユニットによって前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、前記加湿フィルター部と、前記送風ユニットと、を順次介して前記集塵フィルターへ送風する循環風路と、前記ルーバ部と、前記浄化部と、前記送風ユニットと、を制御する制御部と、を備え、前記送風路における前記加湿フィルター部と前記送風ユニットとの間に、前記浄化部を設け、前記送風ユニットによって送風される風路を、前記送風路または前記循環風路に切り替える風路切替部を有し、前記制御部は、前記ルーバ部を開き、前記浄化部と、前記送風ユニットとを運転させ、前記ルーバ部によって駆動する前記風路切替部によって風路を切り替え、前記送風路に送風する加湿空気清浄運転と、前記ルーバ部を閉じ、前記浄化部と、前記送風ユニットとを運転させ、前記ルーバ部によって駆動する前記風路切替部によって風路を切り替え、前記循環風路に送風する内部清浄運転と、を有し、前記風路切替部は、前記送風路における前記送風ユニットの下流側と、前記送風路における前記集塵フィルターの上流側と、を連通する連通路と、前記連通路を開閉するダンパーと、を有し、前記ルーバ部は、略横長平板形状の風向板と、前記風向板の両方の短辺部分から前記風向板に対して垂直方向に延びる支持板と、前記支持板の外側の面から外方に突出した軸と、を有し、前記ダンパーは、前記支持板に固定され、前記風向板が、前記軸を回動中心として前記支持板と共に回動すると、前記ダンパーも回動し、前記加湿空気清浄運転のときには、前記制御部が、前記風向板を開くと、前記支持板の回動によって前記ダンパーは前記連通路を閉じ、前記内部清浄運転のときには、前記制御部が、前記風向板を閉じると、前記支持板の回動によって前記ダンパーは前記連通路を開くことを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、風路切替部によって、送風路に送風する加湿空気清浄運転と、ルーバ部を閉じ、浄化部と、送風ユニットとを運転させ、風路切替部によって、循環風路に送風する内部清浄運転と、を有し、風路切替部は、ルーバ部によって駆動する構成にすることにより、風路切替部の部品点数を削減し、小型な空気清浄機の提供が容易となるものである。
本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図 同空気清浄装置の分解図 同空気清浄装置の断面図 同空気清浄装置の前面化粧板の斜視図 同空気清浄装置の脱臭フィルターの断面図 同空気清浄装置の脱臭フィルターの概略図 同空気清浄装置の加湿ユニットの概略図 同空気清浄機のフィルター枠部の分解図 同空気清浄機の加湿ユニットの断面図 同空気清浄機の浄化部の概略図 同空気清浄機の断面図 同空気清浄機の循環風路の断面図 同空気清浄機の風路切替部(閉状態)の断面図 同空気清浄機の風路切替部(開状態)の断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、2、3に示すように、本実施の形態の空気清浄装置は、略箱形状の本体ケース1を備えている。この本体ケース1の天面には排気口2を備え、本体ケース1の前面には吸気口3を備え、この吸気口3を覆うように着脱自在な化粧板4を備えている。
排気口2には、上下方向に回動する2枚の風向板5を備えている。これらの風向板5の回動方向によって、風向板5は、排気口2を開閉する。また、風向板5は、排気口2を開いているときに、後述する送風ユニット7から送風される空気の吹出し方向を変更する。
吸気口3には、四角筒形状のフィルター装着部8を備えている。フィルター装着部8には、後述する空気清浄部9が装着されている。
図4に示すように、化粧板4は、水平断面形状が、略コの字形状であり、本体ケース1の前面と、両側面の一部となる。化粧板4における本体ケース1の前面側の下部には、横長四角形状の下部開口10を有し、化粧板4における本体ケース1の前面側の中央部には横長四角形状の中央部開口11を有している。化粧板4における本体ケース1の右側面(一方側面)には、縦長四角形状に切り欠きである一方側開口12を有し、本体ケース1の左側面(他方側面)には、縦長四角形状に切り欠きである他方側開口13を有している。下部開口10と、中央部開口11と、一方側開口12と、他方側開口13とは、吸気口3と連通している。
図2、図3に示すように、吸気口3と排気口2とを連通する送風路14には、吸気口3側から順に、空気清浄部9、加湿ユニット15の加湿フィルター部16、送風ユニット7を設けている。送風ユニット7によって、吸気口3から本体ケース1内に吸込まれた空気は、空気清浄部9、加湿ユニット15の加湿フィルター部16、送風ユニット7を介して、排気口2から本体ケース1外へ送風される。
空気清浄部9は、プレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、を有している。
プレフィルター17は、薄板形状で、ネット23aと、保持枠23bで形成され、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、化粧板4に対向する位置に設けられている。ネット23aの線径は、0.1~0.3mmで、形成された、正四角形状の開口を備えており、この線の間隔は、0.6~0.9mmである。
集塵フィルター18は、縦長箱形状で、濾材が蛇腹形状に折られたものであり、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、プレフィルター17に対向する位置に設けられている。
図5、図6に示すように、脱臭フィルター19は、縦長板形状で、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、集塵フィルター18に対向する位置に設けられている。脱臭フィルター19は、活性炭保持体20と、活性炭21と、カバー部22とからなる。活性炭保持体20は、格子形状のネット20aで、正四角形状の開口20bを備えている。この開口20bの大きさは、5~12mmである。ネット20aの線径は、0.5~2.0mmである。活性炭保持体20であるネット20aの表面には、ホットメルトによって、活性炭21が接着されている。活性炭保持体20は、袋形状のカバー部22によって包まれている。カバー部22は、活性炭21を通過させない目のサイズのネット状で、活性炭保持体20を挟んで折り曲げ、3辺を縫い合わせて閉じる。
図2、図7、図8、図9に示すように、加湿ユニット15は、水槽部25と、水タンク部26と、フィルター枠部27と、加湿フィルター部16と、支持部28と、回転部29と、を備えている。
水槽部25は、上面が開口した略横長箱形状で、本体ケース1の下部に着脱自在に設けられている。水槽部25は、内部に水タンク部26から一定量の水が供給され、その水を貯水する。
水タンク部26は、水槽部25の端部に装着され、水タンク部26の下部から水槽部25に水が供給され、これにより水槽部25内の水位は略一定状態が保たれる様になっている。
フィルター枠部27は、内部に加湿フィルター部16を固定し、支持部28に回転自在に装着されている。フィルター枠部27は、第1フィルター枠30と第2フィルター枠31とで構成されている。
第1フィルター枠30は、第1回転軸32と、多数の第1桟部33と、第1リング部34とを有している。
第1回転軸32は、円筒形状であり、第1フィルター枠30の中央部から風路における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第1回転軸32は、水槽部25に設けた支持部28の一方側(本体ケース1における前面側、風路における上流側)に回動自在に装着される。
第1桟部33は、細長板形状であり、第1回転軸32を中心として第1回転軸32から放射状に多数延びている。
第1リング部34は、円筒形状であり、多数の第1桟部33の先端を接続し、風路における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第1回転軸32と、多数の第1桟部33と、第1リング部34とは、一体に形成されている。第1リング部34の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2フィルター枠31は、第2回転軸35と、多数の第2内桟部36と、第2内リング部37と、多数の第2外桟部38と、第2外リング部39とを有している。
第2回転軸35は、円筒形状であり、第2フィルター枠31の中央部から風路における風下側(本体ケース1における前面側から背面側)へ延びている。第2回転軸35は、水槽部25に設けた支持部28の他方側(本体ケース1における背面側)に回動自在に装着される。
第2内桟部36は、細長板形状であり、第2回転軸35を中心として第2回転軸35から放射状に多数延びている。
第2内リング部37は、円筒形状であり、多数の第2内桟部36の先端を接続し、送風路14における風下側(本体ケース1における前面側から背面側)へ延びている。第2内リング部37の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2外桟部38は、細長板形状であり、第2回転軸35を中心として第2内リング部37から放射状に多数延びている。
第2外リング部39は、円筒形状であり、多数の第2外桟部38の先端を接続し、送風路14における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第2回転軸35と、多数の第2内桟部36と、第2内リング部37と、多数の第2外桟部38と、第2外リング部39とは一体に形成されている。第2外リング部39の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2フィルター枠31の第2外リング部39は、第1フィルター枠30の第1リング部34より一回り大きい寸法である。第2フィルター枠31の第2外リング部39の内側に、第1フィルター枠30の第1リング部34が嵌る構成である。第1フィルター枠30と第2フィルター枠31との間には、加湿フィルター部が配置されている。
加湿フィルター部16は、円板形状をしており、水槽部25の水に周縁部の一部が常に浸漬し、毛細管現象を利用して水を吸上げている。毛細管現象で吸い上げられた水は、連結糸につたわり水を保持し、ここを空気が通過することで加湿を行う。
支持部28は、第1支持部分40と、第2支持部分41とを有し、吸気口3と排気口2とを連通する送風路14において、第1支持部分40は、第2支持部分41より上流側に配置されている。第1支持部分40と第2支持部分41とによって、フィルター枠部27を回動自在に支持する。
第1支持部分40は、第1支持板42と、第1軸受43とを有している。第1支持板42は、縦長板形状であり、水槽部25の上端から上方に延び、第1支持板42の上部には、第1軸受43を有している。第1軸受43が、第1フィルター枠30の第1回転軸32を回動自在に支持する。
第2支持部分41は、第2支持板44と、第2軸受45とを有している。第2支持板44は、縦長板形状であり、水槽部25の上端から上方に延び、第2支持板44の上部には、第2軸受45を有している。第2軸受45が、第2フィルター枠31の第2回転軸35を回動自在に支持する。
第1支持板42は、第2支持板44と対向するように配置され、第1軸受43は、第2軸受45と対向するように配置されている。なお、水槽部25と、第1支持板42と、第1軸受43と、第2支持板44と、第2軸受45とは、一体に形成され、一例としては、樹脂材料で一体に形成されている。
回転部29は、第2フィルター枠31の第2内リング部37に配置されたギア部46と連結しており、回転部29が動くことで、フィルター枠部27が、加湿フィルター部16と共に回転するものである。
送風ユニット7は、プレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、加湿フィルター部16と、本体ケース1外へ空気を送風する。本体ケース1内には、吸気口3と、プレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、加湿フィルター部16と、排気口2とを連通する送風路14を有する。送風ユニット7によって吸気口3から吸い込まれた本体ケース1外の空気は、送風路14へ送風される。送風ユニット7は、スクロール形状のケーシング部47と、ケーシング部47に固定されたモータ部48と、モータ部48によって回転する羽根部49と、を備えている。
このような構成における空気清浄および、加湿動作について説明する。
図3に示すように、水タンク部26より水槽部25に常時一定の水位となるように水が供給され、この水に加湿ユニット15の加湿フィルター部16の一部が常時浸かった状態となる。そして、空気清浄装置を運転させると、2枚の風向板5を回動することで、排気口2が出現する。同時に、回転部29によってフィルター枠部27を回転させることで、加湿フィルター部16が回転し、加湿フィルター部16全体を湿らせる。そして、送風ユニット7を動かすことにより、吸気口3から本体ケース1内に空気が吸込まれ、その後、空気は本体ケース1内に備えられたプレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、水を保持した状態の加湿フィルター部16と、を通順次過し加湿清浄空気となり、排気口2から室内に排出される。送風ユニット7によって、送風路14に送風される。
本体ケース1内には、送風路14における加湿フィルター部16と送風ユニット7との間に、活性種を発生させる浄化部50を有している。浄化部50の一例は、以下の構成である。
浄化部50は、運搬経路内に位置すると共に、図10に示すように、放電電極50aと、この放電電極50aに対向して配置された対向電極50bと、これらの対向電極50bと放電電極50a間に高電圧(この実施形態では3.5KV)を印加する高電圧印加部50cと、放電電極50aを冷却する冷却部として配置したペルチェ素子50dと、このペルチェ素子50dの熱を放熱する放熱フィン50eとを有している。
ペルチェ素子50dは0.1V~2.8V程度の電圧を印加するものであり、この実施形態では、放電電極50a側を低温に、放熱フィン50e側を高温にする。この放電電極50a部分で冷却されることで、結露すると、帯電微粒子水が発生することになり、帯電微粒子水にはオゾンやヒドロキシルラジカルなどの活性種が含まれる。この帯電微粒子水中の活性種は臭気成分を酸化分解して除去することができると共に、細菌などと接触すると、その酸化作用により細菌が抑制され除菌することができるものである。
図3、図11に示すように、本体ケース1内には、2種類の風路である送風路14と循環風路51と、これらの風路を切り替える風路切替部52を有している。
送風路14は、送風ユニット7によって、吸気口3から吸い込んだ空気を、プレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、加湿フィルター部16と、送風ユニット7とを順次介して排気口2へ送風する風路である。
循環風路51は、送風ユニット7によって吸気口3から吸い込んだ空気を、プレフィルター17と、集塵フィルター18と、脱臭フィルター19と、加湿フィルター部16と、送風ユニット7を順次介して集塵フィルター18へ送風し、循環する風路である。
風路切替部52は、送風ユニット7によって送風される風路を、送風路14または循環風路51に切り替える機構である。
本実施形態における特徴は、回転部29と、浄化部50と、送風ユニット7と、風路切替部52と、後述するルーバ部60と、を制御する制御部53を備え、制御部53は、風路切替部52によって、加湿空気清浄運転と、内部清浄運転とを切り替える点である。
加湿空気清浄運転とは、制御部53が、ルーバ部60を開き、回転部29と、浄化部50と、送風ユニット7とを運転させ、ルーバ部60によって駆動する風路切替部52によって、送風路に送風する運転である。
内部清浄運転とは、ルーバ部60を閉じ、回転部29と、浄化部50と、送風ユニット7とを運転させ、ルーバ部60によって駆動する風路切替部52によって、循環風路51に送風する運転である。
これにより、風路切替部52を稼働させる稼働部が必要なく、風路切替部52の部品点数を削減し、風路切替部52の稼働スペースを小型にすることができる。
図11、図12、図13、図14に示すように、風路切替部52は、送風路14における送風ユニット7の下流側と、送風路14における集塵フィルター18の上流側と、を連通する連通路54と、この連通路54を開閉するダンパー55と、を有している。制御部53は、加湿空気清浄運転のときには、ダンパー55を閉じ、内部清浄運転のときには、ダンパー55を開く。
連通路54は、排気口2の周縁から下方に延びる筒形状である。連通路54の上端の開口54aは、排気口2の周縁に設けられ、連通路54の下端の開口54bは、送風路14における集塵フィルター18の上流側、つまり化粧板4と集塵フィルター18との間の空間に設けられている。
ルーバ部60は、略横長平板形状の風向板5と、風向板5の両方の短辺部分から風向板5に対して垂直方向に延びる略扇平板形状の支持板61と、支持板61の外側の面から外方に突出した軸62とを有している。なお、制御部53は、風向板5を上下方向に回動させる。
ダンパー55は、ルーバ部60の風向板5と共に移動する。風向板5が開くと、ダンパー55によって連通路54は閉じ、風向板5が閉じると、ダンパー55によって連通路54は開く。
支持板61は、扇平板形状である扇板61aと、扇板61aにおける一方側の半径部分から延びる細長板61bとを有している。扇板61aと細長板61bとは、同一面に配置されている。支持板61の細長板61bの先端が、風向板5の短辺の端部に固定されている。支持板61の扇板61aにおける円弧部分に、ダンパー55が固定されている。ダンパー55は、細長板形状であり、長辺方向の断面形状が円弧形状である。ダンパー55の長辺部分が、支持板61の扇板61aの円弧部分に固定されている。ダンパー55は、支持板61の扇板61aから内方に延びている。
風向板5が開くと、ダンパー55は連通路54の上端の開口54aを塞ぎ、風向板5が閉じると、ダンパー55は連通路の上端の開口54aから離れる。
本発明による空気清浄装置は、風路切替部をルーバ部によって駆動構成にすることにより、風路切替部の部品点数を削減し、家庭用や事務所用などの小型な空気清浄装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 排気口
3 吸気口
4 化粧板
5 風向板
7 送風ユニット
8 フィルター装着部
9 空気清浄部
10 下部開口
11 中央部開口
12 一方側開口
13 他方側開口
14 送風路
15 加湿ユニット
16 加湿フィルター部
17 プレフィルター
18 集塵フィルター
19 脱臭フィルター
20 活性炭保持体
20a ネット
20b 開口
21 活性炭
22 カバー部
23a ネット
23b 保持枠
25 水槽部
26 水タンク部
27 フィルター枠部
28 支持部
29 回転部
30 第1フィルター枠
31 第2フィルター枠
32 第1回転軸
33 第1桟部
34 第1リング部
35 第2回転軸
36 第2内桟部
37 第2内リング部
38 第2外桟部
39 第2外リング部
40 第1支持部分
41 第2支持部分
42 第1支持板
43 第1軸受
44 第2支持板
45 第2軸受
46 ギア部
47 ケーシング部
48 モータ部
49 羽根部
50 浄化部
50a 放電電極
50b 対向電極
50c 高電圧印加部
50d ペルチェ素子
50e 放熱フィン
51 循環風路
52 風路切替部
53 制御部
54 連通路
54a 開口
54b 開口
55 ダンパー
60 ルーバ部
61 支持板
62 軸
61a 扇板
61b 細長板

Claims (1)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、
    前記排気口を開閉するルーバ部と、
    前記本体ケース内に設けられた水を溜める水槽部と、
    前記水槽部内の水に下端が浸漬される加湿フィルター部と、
    粉塵を捕集する集塵フィルターと、
    活性種を発生させる浄化部と、
    前記吸気口から前記本体ケース外の空気を前記本体ケース内に送風する送風ユニットと、
    前記送風ユニットによって、前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、
    前記加湿フィルター部と、前記送風ユニットと、を順次介して前記排気口へ送風する送風路と、
    前記送風ユニットによって前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、前記加湿フィルター部と、前記送風ユニットと、を順次介して前記集塵フィルターへ送風する循環風路と、
    前記ルーバ部と、前記浄化部と、前記送風ユニットと、を制御する制御部と、を備え、
    前記送風路における前記加湿フィルター部と前記送風ユニットとの間に、前記浄化部を設け、
    前記送風ユニットによって送風される風路を、前記送風路または前記循環風路に切り替える風路切替部を有し、
    前記制御部は、
    前記ルーバ部を開き、前記浄化部と、前記送風ユニットとを運転させ、前記ルーバ部によって駆動する前記風路切替部によって風路を切り替え、前記送風路に送風する加湿空気清浄運転と、
    前記ルーバ部を閉じ、前記浄化部と、前記送風ユニットとを運転させ、前記ルーバ部によって駆動する前記風路切替部によって風路を切り替え、前記循環風路に送風する内部清浄運転と、を有し、
    前記風路切替部は、
    前記送風路における前記送風ユニットの下流側と、前記送風路における前記集塵フィルターの上流側と、を連通する連通路と、
    前記連通路を開閉するダンパーと、を有し、
    前記ルーバ部は、略横長平板形状の風向板と、
    前記風向板の両方の短辺部分から前記風向板に対して垂直方向に延びる支持板と、
    前記支持板の外側の面から外方に突出した軸と、を有し、
    前記ダンパーは、前記支持板に固定され、
    前記風向板が、前記軸を回動中心として前記支持板と共に回動すると、前記ダンパーも回動し、
    前記加湿空気清浄運転のときには、前記制御部が、前記風向板を開くと、前記支持板の回動によって前記ダンパーは前記連通路を閉じ、
    前記内部清浄運転のときには、前記制御部が、前記風向板を閉じると、前記支持板の回動によって前記ダンパーは前記連通路を開くことを特徴とする空気清浄装置。
JP2020053516A 2020-03-25 2020-03-25 空気清浄装置 Active JP7442041B2 (ja)

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