JP7442040B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7442040B2
JP7442040B2 JP2020053515A JP2020053515A JP7442040B2 JP 7442040 B2 JP7442040 B2 JP 7442040B2 JP 2020053515 A JP2020053515 A JP 2020053515A JP 2020053515 A JP2020053515 A JP 2020053515A JP 7442040 B2 JP7442040 B2 JP 7442040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
opening
main body
body case
intake port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020053515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021152441A (ja
Inventor
真衣 石黒
晃史 野村
仁志 野津
俊彦 松本
一慶 松永
亮祐 山下
裕太朗 渡刈
一真 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020053515A priority Critical patent/JP7442040B2/ja
Publication of JP2021152441A publication Critical patent/JP2021152441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7442040B2 publication Critical patent/JP7442040B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置に関するものである。
従来、この種の空気清浄装置の構成は以下のようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、吸気口に着脱自在な化粧板と、粉塵を捕集する集塵フィルターと、吸気口から本体ケース外の空気を本体ケース内に送風する送風ユニットと、送風ユニットによって吸気口から吸い込んだ空気を、集塵フィルターと、送風ユニットと、を順次介して排気口へ送風する風路と、を備えている。排気口は、本体ケースにおける上面に設けられ、吸気口は、本体ケースにおける前面に設けられ、化粧板の下部には横長形状の下部開口を有している。
特開2015-10736号公報
このような従来の空気清浄装置においては、本体ケース外の空気を化粧板の下部の下部開口から吸い込み、集塵フィルターによって清浄した空気を本体ケースの上面の排気口から略上方へ前方方向に傾斜させ送風する構成である。化粧板の下部の下部開口から吸い込むと、下部開口部に向かって引き寄せられた一部の空気が、下部開口部に吸い込まれることなく、化粧板に沿って上方へ流れ、この空気の一部が、本体ケースの上面の排気口から送風される清浄に誘引されることで、空気の一部に含まれた粒子汚れが、空気清浄装置により清浄にされることなく、そのまま拡散されるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、下部開口部に向かって引き寄せられた空気に含まれる粒子汚れを、再度飛散させることを低減させる、つまり、粒子汚れを効率よく除去することができる空気清浄装置機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記吸気口を覆うように着脱自在な化粧板と、前記吸気口に着脱自在な粉塵を捕集する集塵フィルターと、前記吸気口から前記本体ケース外の空気を前記本体ケース内に送風する送風ユニットと、前記送風ユニットによって前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、前記送風ユニットと、を順次介して前記排気口へ送風する風路とを備え、前記排気口は、前記本体ケースにおける上面に設けられ、前記吸気口は、前記本体ケースにおける前面に設けられ、前記排気口からは、前方方向に傾斜した状態で空気が排出され、前記化粧板の下部には横長形状の下部開口を有し、前記化粧板の中央部には横長形状の中央部開口を有し、前記集塵フィルターの上端は前記中央部開口より上方に、前記集塵フィルターの下端は前記中央部開口より下方に設けられ、前記化粧板は、前記中央部開口の下端縁から前記吸気口側へ斜め上方に延びる中央風向板のみと、前記下部開口の下端縁から前記吸気口側へ斜め上方に延びる下風向板と、を有する構成にしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、化粧板の下部の下部開口に追加し、中央部に中央部開口を有することで、下部開口部に吸い込まれることなく、化粧板に沿って上方に流れた空気が、中央部開口から吸引されることになるため、その空気に含まれた粒子汚れが、空気清浄装置により清浄することができるようになり、空間中の粒子汚れを効率よく除去することができるようになるものである。
本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図 同空気清浄装置の分解図 同空気清浄装置の断面図 同空気清浄装置の前面化粧板の斜視図 同空気清浄装置の脱臭フィルターの断面図 同空気清浄装置の脱臭フィルターの概略図 同空気清浄装置の加湿ユニットの概略図 同空気清浄装置のフィルター枠部の分解図 同空気清浄装置の加湿ユニットの断面図 同空気清浄装置を動かしたときの概念図 同空気清浄機の第1の風向板の斜視図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図である。図1は、空気清浄装置が停止している状態を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の分解図である。図2は、空気清浄装置から化粧板4を外した状態を示す図である。図3は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の断面図である。図3は、第1の風向板5と第2の風向板6を回動させ、排気口2が全開した状態を示す図である。
図1、2、3に示すように、本実施の形態の空気清浄装置は、略箱形状の本体ケース1を備えている。本体ケース1は、本体ケース1の天面には排気口2を備え、本体ケース1の前面には吸気口3を備え、この吸気口3を覆うように着脱自在な化粧板4を備えている。
吸気口3には、四角筒形状のフィルター装着部8を備えている。フィルター装着部8には、後述する空気清浄部9が装着されている。
図4は化粧板4の斜視図である。図4に示すように、化粧板4は、水平断面形状が、略コの字形状であり、本体ケース1の前面と、両側面の一部となる。化粧板4における本体ケース1の前面側の下部には、横長四角形状の下部開口10を有し、化粧板4における本体ケース1の前面側の中央部には横長四角形状の中央部開口11を有している。化粧板4における本体ケース1の右側面(一方側面)には、縦長四角形状に切り欠きである一方側開口12を有し、本体ケース1の左側面(他方側面)には、縦長四角形状に切り欠きである他方側開口13を有している。下部開口10と、中央部開口11と、一方側開口12と、他方側開口13とは、吸気口3と連通している。
図3に示すように、吸気口3と排気口2とを連通する風路14には、吸気口3側から順に、空気清浄部9、加湿ユニット15の加湿フィルター部16、送風ユニット7を設けている。送風ユニット7によって、吸気口3から本体ケース1内に吸込まれた空気は、空気清浄部9、加湿ユニット15の加湿フィルター部16、送風ユニット7を介して、排気口2から本体ケース1外へ送風される。
送風ユニット7は、スクロール形状のケーシング部47と、ケーシング部47に固定されたモータ部48と、モータ部48によって回転する羽根部49と、ケーシング部47と排気口2とを連通する吹出風路50を備えている。
排気口2には、上下方向に回動する第1の風向板5と、第2の風向板6とを備えている。これらの第1の風向板5と、第2の風向板6との回動方向と、吹出風路50の形状によって、排気口2から本体ケース1の外に送風される空気の吹出し方向が決まる。
空気清浄部9は、プレフィルター17と、集じんフィルター18と、脱臭フィルター19と、を有している。
プレフィルター17は、薄板形状で、ネット23aと、保持枠23bで形成され、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、化粧板4に対向する位置に設けられている。ネット23aは線径0.1~0.3mmの線で、形成された、正四角形状の開口を備えており、この線の間隔は、0.6~0.9mmである。
集じんフィルター18は、縦長箱形状で、濾材が蛇腹形状に折られたものであり、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、プレフィルター17に対向する位置に設けられている。
脱臭フィルター19は、縦長板形状で、吸気口3のフィルター装着部8に装着され、集じんフィルター18に対向する位置に設けられている。図5は、脱臭フィルター19の断面図で、図6はその概略図である。図5、6に示すように、脱臭フィルター19は、活性炭保持体20と、活性炭21と、カバー部22とからなる。活性炭保持体20は、格子形状のネット20aで、正四角形状の開口20bを備えている。この開口20bの大きさは、5~12mmである。ネット20aの線径は、0.5~2.0mmである。活性炭保持体20であるネット20aの表面には、ホットメルトによって、活性炭が接着されている。活性炭保持体は、袋形状のカバー部22によって包まれている。カバー部22は、活性炭21を通過させない目のサイズのネット状で、活性炭保持体20を挟んで折り曲げ、3辺を縫い合わせて閉じる。
図7は、加湿ユニット15の概略図で、図9は断面図である。図7、9に示すように、加湿ユニット15は、水槽部25と、水タンク部26と、フィルター枠部27と、加湿フィルター部16と、支持部28と、回転部29と、を備えている。
水槽部25は、上面が開口した略横長箱形状で、本体ケース1の下部に着脱自在に設けられている。水槽部25は、内部に水タンク部26から一定量の水が供給され、その水を貯水する。
水タンク部26は、水槽部25の端部には装着され、水タンク部26の下部から水槽部25に水が供給され、これにより水槽部25内の水位は略一定状態が保たれる様になっている。
図8は、フィルター枠部27の分解図である。図8に示すように、フィルター枠部27は、内部に加湿フィルター部16を固定し、支持部28に回転自在に装着されている。フィルター枠部27は、第1フィルター枠30と第2フィルター枠31とで構成されている。
第1フィルター枠30は、第1回転軸32と、多数の第1桟部33と、第1リング部34とを有している。
第1回転軸32は、円筒形状であり、第1フィルター枠30の中央部から風路における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第1回転軸32は、水槽部25に設けた支持部28の一方側(本体ケース1における前面側、風路における上流側)に回動自在に装着される。
第1桟部33は、細長板形状であり、第1回転軸32を中心として第1回転軸32から放射状に多数延びている。
第1リング部34は、円筒形状であり、多数の第1桟部33の先端を接続し、風路における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第1回転軸32と、多数の第1桟部33と、第1リング部34とは、一体に形成されている。第1リング部34の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2フィルター枠31は、第2回転軸35と、多数の第2内桟部36と、第2内リング部37と、多数の第2外桟部38と、第2外リング部39とを有している。
第2回転軸35は、円筒形状であり、第2フィルター枠31の中央部から風路における風下側(本体ケース1における前面側から背面側)へ延びている。第2回転軸35は、水槽部25に設けた支持部28の他方側(本体ケース1における背面側)に回動自在に装着される。
第2内桟部36は、細長板形状であり、第2回転軸35を中心として第2回転軸35から放射状に多数延びている。
第2内リング部37は、円筒形状であり、多数の第2内桟部36の先端を接続し、風路14における風下側(本体ケース1における前面側から背面側)へ延びている。第2内リング部37の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2外桟部38は、細長板形状であり、第2回転軸35を中心として第2内リング部37から放射状に多数延びている。
第2外リング部39は、円筒形状であり、多数の第2外桟部38の先端を接続し、風路14における風上側(本体ケース1における背面側から前面側)へ延びている。第2回転軸35と、多数の第2内桟部36と、第2内リング部37と、多数の第2外桟部38と、第2外リング部39とは一体に形成されている。第2外リング部39の中心軸は、フィルター枠部27の回転軸上に配置されている。
第2フィルター枠31の第2外リング部39は、第1フィルター枠30の第1リング部34より一回り大きい寸法である。第2フィルター枠31の第2外リング部39の内側に、第1フィルター枠30の第1リング部34が嵌る構成である。第1フィルター枠30と第2フィルター枠31との間には、加湿フィルター部が配置されている。
加湿フィルター部16は、円板形状をしており、水槽部25の水に周縁部の一部が常に浸漬し、毛細管現象を利用して水を吸上げている。毛細管現象で吸い上げられた水は、連結糸につたわり水を保持し、ここを空気が通過することで加湿を行う。
支持部28は、第1支持部分40と、第2支持部分41とを有し、吸気口3と排気口2とを連通する風路14において、第1支持部分40は、第2支持部分41より上流側に配置されている。第1支持部分40と第2支持部分41とによって、フィルター枠部27を回動自在に支持する。
第1支持部分40は、第1支持板42と、第1軸受43とを有している。第1支持板42は、縦長板形状であり、水槽部25の上端から上方に延び、第1支持板42の上部には、第1軸受43を有している。第1軸受43が、第1フィルター枠30の第1回転軸32を回動自在に支持する。
第2支持部分41は、第2支持板44と、第2軸受45とを有している。第2支持板44は、縦長板形状であり、水槽部25の上端から上方に延び、第2支持板44の上部には、第2軸受45を有している。第2軸受45が、第2フィルター枠31の第2回転軸35を回動自在に支持する。
第1支持板42は、第2支持板44と対向するように配置され、第1軸受43は、第2軸受45と対向するように配置されている。なお、水槽部25と、第1支持板42と、第1軸受43と、第2支持板44と、第2軸受45とは、一体に形成され、一例としては、樹脂材料で一体に形成されている。
回転部29は、第2フィルター枠31の第2内リング部37に配置されたギア部46と連結しており、回転部29が動くことで、フィルター枠部27が、加湿フィルター部16と共に回転するものである。
このような構成における空気清浄および、加湿動作について説明する。
停止状態で、水タンク部26より水槽部25に常時一定の水位となるように水が供給され、この水に加湿ユニット15の加湿フィルター部16の一部が常時浸かった状態となる。そして、空気清浄装置を運転させると、第1の風向板5と第2の風向板6とを回動することで、排気口2が出現する。同時に、回転部29によってフィルター枠部27を回転させることで、加湿フィルター部16が回転し、加湿フィルター部16全体を湿らせる。そして、送風ユニット7を動かすことにより、吸気口3から本体ケース1内に空気が吸込まれ、その後、空気は本体ケース1内に備えられたプレフィルター17と、集じんフィルター18と、脱臭フィルター19と、水を保持した状態の加湿フィルター部16と、を通順次過し加湿清浄空気となり、排気口2から室内に排出される。
本実施形態における特徴は、化粧板4の構成である。化粧板4の下部には横長形状の下部開口10を有し、化粧板4の中央部には横長形状の中央部開口11を有していることである。吹出風路50が本体ケース1の前方に傾いた形状であり、第1の風向板5と第2の風向板6を全開から前方方向に倒した時、空気は排気口2より前方方向に傾斜した状態で排出される。図10に示すように、この状態の空気清浄装置を長方形形状の空間の短辺側側壁近傍に設置して利用した場合、上方から前方方向に傾斜した状態で排気口2から排出された空気は、天井、本体を反対側の壁面、床面に沿って吸気口3に向かって流れることとなる。この床面に沿った空気で、床上に溜まった1μm以上の比較的大きな粒子汚れを空気清浄装置に吸い込み、空気清浄部9の集じんフィルター18で除去することで空間の粒子汚れを除去することを目的としている。床上の粒子汚れを除去するためには、床上の空気の吸い込み力を強める必要があり、従来では、本体ケース1の前面下部に下部開口10を有し、この形状は横長形状とすることで対応していた。しかし、床上30cm程度まで舞い上がる床上の粒子に対して、床上から30cm未満に存在する下部開口10だけでは、引き寄せられた粒子汚れが全て下部開口10から吸い込まれることなく、排気口2からの空気の流れに誘引され、化粧板4に沿って上に持ち上がり、再度空間に飛散されることとなっていた。下部開口10に追加し、化粧板4の中央部に横長形状の中央部開口11を有することで、化粧板4に沿って持ち上がった空気と、そこに含まれる粒子汚れは、中央部開口11から吸気口3に吸い込まれることになるため、床上粒子をより効率よく回収することができるという効果を得ることができる。
また、中央部開口11の横幅は、下部開口10の横幅と同じか、より大きい。具体的には、化粧板4の前面の幅は上下で一致しており、中央部開口11と下部開口10の横幅(本体ケースにおける左右方向)寸法は同じである。これにより、下部開口10に吸引される空気に引き寄せられたが、下部開口10に吸い込まれずに、化粧板4に沿って上に持ち上がった空気に含まれる粒子汚れをより多く回収できることができるという効果を得ることができる。
また、中央部開口11の開口面積は、下部開口10の開口面積より小さい。具体的には、上下寸法は、中央部開口より下部開口の方が大きい。これにより、本体ケース1に吸い込まれる空気は、中央部開口11より、下部開口10の方が多くなる。より床面に近い開口部の方が風量が多くなることで、床上の汚れた空気をより多く回収できるという効果を得ることができる。
また、化粧板は、中央風向板51と、下風向板52と、を有する。
中央風向板51は、横長の平板形状であって、中央部開口の下端縁から吸気口側へ斜め上方に延びている。中央風向板の下方の長辺が、中央部開口の下端縁に固定されている。
下風向板52は、横長の平板形状であって、下部開口の下端縁から吸気口側へ斜め上方に延びている。下風向板の下方の長辺が、中央部開口の下端縁に固定されている。
床上に沿った空気の流れに対し、開口部の下端側から板を設けることで、空気の流れのガイドの役割となり、本体ケース1内にスムーズに空気が吸い込まれることとなるため、床上の粒子汚れをより効率よく回収できるとうい効果を得ることができる。
また、前記中央部開口11の開口横幅は、前記排気口2の開口横幅と同じかより大きい。化粧板4に沿って上に持ち上がる粒子汚れを含んだ空気は、排気口2からの空気の流れに誘引されるものであるが、その横幅は、排気口2の横幅に依存する。つまり、排気口2の横幅より、中央部開口11の開口横幅をより広くすることで、化粧板4に沿って上に持ち上がった粒子汚れをより多く回収できるという効果を得ることができる。
また、排気口2からは、前方、左前方、右前方の大きく3方向に空気が排出され、化粧板4は、一方側側面パネルと、他方側側面パネルと、を有している。
一方側側面パネルは、縦長の平板形状であって、化粧板の一方側の側端部から本体ケースにおける後面側に延びる。一方側側面パネルは、縦長形状の切り欠きである一方側開口12を有している。
他方側側面パネルは、縦長の平板形状であって、化粧板の他方側の側端部から前記本体ケースにおける後面側に延びる。他方側側面パネルは、縦長形状の切り欠きである他方側開口13を有している。
具体的には、図11に示すように、第1の風向板5および、第2の風向板6にリブを設けることで、排気口2から排出される空気の流れを大きく、前方、左前方、右前方の3方向に分けることができる。本体ケース1の前方に排出された空気は、空間を巡り、本体ケース1前面の下部開口10および中央部開口11から本体ケース1内に吸引される。一方、左前方、右前方に排出された空気は、床上の本体側方から戻ってくることになる。側面パネルに一方側開口12、および他方側開口13を設けることで、この空気に含まれる粒子汚れも回収することができるようになることから、粒子汚れをよりおおく回収できるという効果を得ることができる。
また、本体ケースの左右方向における中央風向板51の一方側端部は、一方側側面パネル53に固定され、本体ケースの左右方向における中央風向板51の他方側端部は、他方側側面パネル54に固定されている。また、本体ケースの左右方向における下風向板52の一方側端部は、一方側側面パネル53に固定され、体ケースの左右方向における下風向板52の他方側端部は、他方側側面パネル54に固定されている。一例は、一方側側面パネルと、他方側側面パネル54と、中央風向板と、下風向板とは、樹脂材料で一体成型されている。
本発明による空気清浄機は、本体前面に、下部開口部と、中央部開口部を設けられた状態で構成することで、床上粒子汚れの回収効率を向上したものであり、家庭用や事務所用などの空気清浄機装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 排気口
3 吸気口
4 化粧板
5 第1の風向板
6 第2の風向板
7 送風ユニット
8 フィルター装着部
9 空気清浄部
10 下部開口
11 中央部開口
12 一方側開口
13 他方側開口
14 風路
15 加湿ユニット
16 加湿フィルター部
17 プレフィルター
18 集じんフィルター
19 脱臭フィルター
20 活性炭保持体
20a ネット
20b 開口
21 活性炭
22 カバー部
23a ネット
23b 保持枠
25 水槽部
26 水タンク部
27 フィルター枠部
28 支持部
29 回転部
30 第1フィルター枠
31 第2フィルター枠
32 第1回転軸
33 第1桟部
34 第1リング部
35 第2回転軸
36 第2内桟部
37 第2内リング部
38 第2外桟部
39 第2外リング部
40 第1支持部分
41 第2支持部分
42 第1支持板
43 第1軸受
44 第2支持板
45 第2軸受
46 ギア部
47 ケーシング部
48 モータ部
49 羽根部
50 吹出風路
51 中央風向板
52 下風向板
53 一方側側面パネル
54 他方側側面パネル

Claims (5)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、
    前記吸気口を覆うように着脱自在な化粧板と、
    前記吸気口に着脱自在な粉塵を捕集する集塵フィルターと、
    前記吸気口から前記本体ケース外の空気を前記本体ケース内に送風する送風ユニットと、
    前記送風ユニットによって前記吸気口から吸い込んだ空気を、前記集塵フィルターと、前記送風ユニットと、を順次介して前記排気口へ送風する風路と、を備え、
    前記排気口は、前記本体ケースにおける上面に設けられ、
    前記吸気口は、前記本体ケースにおける前面に設けられ、
    前記排気口からは、前方方向に傾斜した状態で空気が排出され、
    前記化粧板の下部には横長形状の下部開口を有し、
    前記化粧板の中央部には横長形状の中央部開口を有し、
    前記集塵フィルターの上端は前記中央部開口より上方に、前記集塵フィルターの下端は前記中央部開口より下方に設けられ、
    前記化粧板は、
    前記中央部開口の下端縁から前記吸気口側へ斜め上方に延びる中央風向板のみと、
    前記下部開口の下端縁から前記吸気口側へ斜め上方に延びる下風向板と、を有することを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記中央部開口の横幅は、前記下部開口の横幅と同じか、より大きいことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記中央部開口の開口面積は、前記下部開口の開口面積より小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記中央部開口の開口横幅は、前記排気口の開口横幅と同じか、より大きいことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の空気清浄装置。
  5. 前記排気口からは、前方、左前方、右前方の大きく3方向に空気が排出され、
    前記化粧板は、
    前記化粧板の一方側の側端部から前記本体ケースにおける後面側に延びる一方側側面パネルと、
    前記化粧板の他方側の側端部から前記本体ケースにおける後面側に延びる他方側側面パネルとを有し、
    前記一方側側面パネルは、縦長形状の切り欠きである一方側開口を有し、
    前記他方側側面パネルは、縦長形状の切り欠きである他方側開口を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気清浄装置。
JP2020053515A 2020-03-25 2020-03-25 空気清浄装置 Active JP7442040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020053515A JP7442040B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020053515A JP7442040B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 空気清浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021152441A JP2021152441A (ja) 2021-09-30
JP7442040B2 true JP7442040B2 (ja) 2024-03-04

Family

ID=77886428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020053515A Active JP7442040B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7442040B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057721A (ja) 2012-09-18 2014-04-03 Hitachi Appliances Inc 空気清浄機
JP2016217602A (ja) 2015-05-19 2016-12-22 象印マホービン株式会社 空気調和機
JP2017062093A (ja) 2015-09-25 2017-03-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄装置
WO2018073988A1 (ja) 2016-10-19 2018-04-26 シャープ株式会社 空気清浄機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057721A (ja) 2012-09-18 2014-04-03 Hitachi Appliances Inc 空気清浄機
JP2016217602A (ja) 2015-05-19 2016-12-22 象印マホービン株式会社 空気調和機
JP2017062093A (ja) 2015-09-25 2017-03-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄装置
WO2018073988A1 (ja) 2016-10-19 2018-04-26 シャープ株式会社 空気清浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021152441A (ja) 2021-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5836549B2 (ja) 空気清浄機及び空気清浄機の使用方法
JP4390738B2 (ja) 空気清浄機
US20060230713A1 (en) Wet type air cleaner
WO2006049472A1 (en) Wet type air cleaner
US20060102001A1 (en) Wet type air cleaner
JP4756888B2 (ja) 空気清浄機
JP5808996B2 (ja) 空気清浄機及び空気清浄機の使用方法
KR20200107067A (ko) 습식 방식의 다기능 공기 여과기
JP6116698B2 (ja) 空気調和機
JP7442041B2 (ja) 空気清浄装置
JP7442040B2 (ja) 空気清浄装置
JP2002349918A (ja) 空気清浄機
JP4651424B2 (ja) 空気清浄機
JP6178983B2 (ja) 集塵装置およびこれを用いた空気浄化装置
JP7442042B2 (ja) 加湿空気清浄装置
JP5398496B2 (ja) 加湿装置
JP2006289169A (ja) 空気清浄機
JP4708069B2 (ja) 空気清浄機
WO2023281921A1 (ja) 加湿装置
JP6137799B2 (ja) 送風装置
JP4651425B2 (ja) 空気清浄機
JP2022037293A (ja) 加湿装置
JP4389724B2 (ja) 加湿機能付き空気清浄機
JP2016180585A (ja) 空気清浄機
JP2004077095A (ja) 空気清浄機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221020

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7442040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151