JP6936708B2 - 封止構造及び封止工法 - Google Patents

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Description

本発明は、土木構造物又は建築構造物に用いられる封止構造及び封止工法に関する。
従来から、重防食塗装(Rc−I塗装系)による塗替え塗装に代替する既設鋼製支承の
防食対策工として用いられて、鋼製支承を特殊樹脂で封入して腐食因子を遮断するものとして、非特許文献1に開示される支承防食工法が提案されている。
非特許文献1に開示される支承防食工法は、特に、「塗れないものは包む」という発想から、鋼製支承を特殊樹脂で封入するものである。このとき、非特許文献1に開示される支承防食工法は、特殊樹脂による鋼製支承の長期防食が可能となるだけでなく、封入箇所の長期的な透明性を維持して、点検調査時における目視確認ができるとされている。
支承防食工法 透ける沓 NETIS登録番号TH−120011−A <http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG#NO=TH-120011&TabType=&nt=>
ここで、非特許文献1に開示される支承防食工法は、鋼製支承の周囲に耐候性に優れた透明型枠が設置されるとともに、透明型枠の内部に特殊樹脂が充填されて、特殊樹脂及び透明型枠の透明性を利用することで、封入箇所の目視確認ができるとされている。そして、非特許文献1に開示される支承防食工法は、柔らかい特殊樹脂に鋼製支承が封入されるため、鋼製支承の移動、回転等の支承機能を阻害しないものとされている。
しかしながら、鋼製支承に適用される非特許文献1に開示される支承防食工法を、仮にゴム支承に適用し特殊樹脂としてシリコーン樹脂を適用した場合、シリコーン樹脂がゴムに接触することで、シリコーン樹脂の硬化不良やシリコーン樹脂の透明性が失われることとなる。このため、非特許文献1に開示される支承防食工法を、仮にゴム支承に適用した場合、シリコーン樹脂の硬化不良により支承機能を発揮できなくなるばかりか、シリコーン樹脂の透明性が失われることにより封入箇所の目視確認をすることができなくなることから、非特許文献1に開示される支承防食工法を、ゴム支承に適用することについては阻害要因があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであって、その目的とするところは、ゴムが用いられる構造部材や構造部材に被覆されるシーリング材の視認性を確保しながら、構造部材の長期的な防食性能を実現することのできる封止構造及び封止工法を提供することにある。
本発明者らは、上述した課題を解決するために、ゴムが用いられる構造部材のゴムを被覆するようにウレタン樹脂を硬化させることで設けられるシーリング材と、構造部材及びシーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を硬化させることで設けられる透明性封止体とを備えた封止構造を発明した。本発明に係る封止構造は、シーリング材を備えることで、構造部材のゴムと透明性封止体とが互いに接触することがないため、透明性封止体の硬化不良や、透明性封止体の透明性が失われるのを防止することができ、その結果、構造部材やシーリング材の視認性を確保しながら、構造部材の長期的な防食性能を実現することができる。
第1発明に係る封止構造は、土木構造物又は建築構造物に用いられる封止構造であって、ゴムが用いられる構造部材の前記ゴムを被覆するようにウレタン樹脂を硬化させることで設けられるシーリング材と、前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を硬化させることで設けられる透明性封止体とを備え、前記シーリング材及び前記透明性封止体が前記構造部材の変形に追従して変形できるものとなることを特徴とする。
第2発明に係る封止構造は、第1発明において、前記透明性封止体は、前記シーリング材に塗布された接着性を有する透明性プライマーを介して前記シーリング材に接着されることを特徴とする。
第3発明に係る封止工法は、土木構造物又は建築構造物に用いられる封止工法であって、ゴムが用いられる構造部材の前記ゴムを被覆するようにウレタン樹脂を充填し、充填した前記ウレタン樹脂を硬化させることでシーリング材を設けるシーリング工程と、前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を充填し、充填した前記シリコーン樹脂を硬化させることで透明性封止体を設ける封止工程とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る封止工法は、第3発明において、前記封止工程では、前記シーリング材に接着性を有する透明性プライマーを塗布した上で、前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むように前記シリコーン樹脂を充填することを特徴とする。
第1発明〜第4発明によれば、構造部材のゴムを被覆するようにウレタン樹脂を硬化させることで設けられるシーリング材と、構造部材及びシーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を硬化させることで設けられる透明性封止体とを備えることにより、構造部材に被覆されるシーリング材の劣化状況や構造部材の雨水等による腐食状況等を長期的に目視確認できるものとして、透明性封止体で防食される構造部材やシーリング材の長期的な視認性を確保することが可能となる。
第1発明〜第4発明によれば、構造部材のゴムを被覆するようにシーリング材が設けられるため、構造部材のゴムと透明性封止体とが互いに接触することがないため、透明性封止体の硬化不良や、透明性封止体の透明性が失われるのを防止することができ、その結果、構造部材やシーリング材の視認性を確保しながら、構造部材の長期的な防食性能を実現することができる。
第1発明〜第4発明によれば、供用時における構造部材の変形に追従してシーリング材及び透明性封止体が変形できるものとなるため、供用時において構造部材が変形したとき、透明性封止体で構造部材及びシーリング材が取り囲まれた状態を長期的に維持して、長期的な防食効果を実現することが可能となる。
特に、第2発明、第4発明によれば、透明性封止体がウレタン樹脂の外面に塗布された接着性を有する透明性プライマーを介してシーリング材に接着されることにより、シーリング材及び透明性封止体が互いに強固に固定されるものとなり、供用時において構造部材が変形したとき、シーリング材及び透明性封止体が互いに同程度変形するものとなり、その結果、透明性封止体で構造部材及びシーリング材が取り囲まれた状態を長期的に維持して、長期的な防食効果を実現することが可能となる。
本発明を適用した封止構造が用いられる橋梁の支承を示す斜視図である。 本発明を適用した封止構造が用いらえる橋梁の支承を示す側面図である。 本発明を適用した封止構造を示す拡大正面図である。 (a)は、本発明を適用した封止構造で型枠が撤去される前の状態を示す正面図であり、(b)は、型枠が撤去された後の状態を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用した封止構造で型枠が撤去される前の状態を示す拡大正面図であり、(b)は、型枠が撤去された後の状態を示す拡大正面図である。 (a)は、本発明を適用した封止構造で変形する前の支承を示す側面図であり、(b)は、変形した後の支承に追従する透明性封止体を示す側面図である。 本発明を適用した封止工法のシーリング工程でウレタン樹脂を充填した状態を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用した封止工法の封止工程でウレタン樹脂の外面に透明性プライマーを塗布した状態を示す正面図であり、(b)は、型枠を組み立てた状態を示す正面図である。 本発明を適用した封止工法の封止工程でシリコーン樹脂の外面に透明性樹脂塗料を塗布する過程を示す拡大正面図である。 本発明を適用した封止構造がサイドブロックが設けられる橋梁に用いられる形態を示す正面図である。 本発明を適用した封止構造がサイドブロックが設けられる橋梁に用いられる他の形態を示す正面図である。
以下、本発明を適用した封止構造1及び封止工法を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した封止構造1は、土木構造物又は建築構造物に用いられるものであって、例えば、図1に示すように、橋梁8のゴム支承71等を防食するものとして設けられる。
本発明を適用した封止構造1は、図2に示すように、土木構造物又は建築構造物における構造部材7を対象として、橋梁8のゴム支承71等の構造部材7が雨水等により錆び、腐食することを防止するために、構造部材7のゴムを被覆するようにシーリング材2と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むように透明性封止体3とが設けられるものとなる。
本発明を適用した封止構造1は、主に、所定の弾性率を有するゴムと鋼鉄等の金属とが用いられるゴム支承71等の構造部材7を防食の対象とする。ゴム支承71は、橋桁72の移動に伴って変形するものであり、図中矢印A方向に変形するゴム71aと、ゴム71aの上下に配置される金属製の沓部71bとを有する。なお、ゴム支承71は、これに限らず、板状のゴムと板状の金属とが交互に積層されたものであってもよいし、凹凸が設けられた上下の板状の金属にゴムが介装されたものであってもよい。ゴム支承71におけるゴム71aの材質は、天然ゴム、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等が用いられる。
本発明を適用した封止構造1は、図3に示すように、橋梁8のゴム支承71等の構造部材7のゴム71aを被覆するように設けられるシーリング材2と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むように設けられる透明性封止体3とを備える。本発明を適用した封止構造1は、ゴム支承71を防食の対象とする場合には、H形鋼等の橋桁72とコンクリート70等の橋脚との間隙にゴム支承71が設置されて、橋梁8の供用時に橋桁72が移動することで、ゴム支承71に変形が生じるものとなる。
シーリング材2は、構造部材7を被覆するウレタン樹脂20を硬化させることで設けられる。シーリング材2は、所定の厚みとなるウレタン樹脂20で構造部材7のゴム71aを被覆することで、構造部材7のゴム71aが透明性封止体3に接触することを防止する。なお、シーリング材2は、構造部材7の全体を被覆するものが例示されているが、これに限定されるものではない。例えば、シーリング材2は、少なくとも構造部材7のゴム71aを被覆するものであればよく、構造部材7の金属製の沓部71bを被覆しないものであってもよい。このとき、シーリング材2は、構造部材7のゴム71aが透明性封止体3に接触することを防止することができるとともに、透明性封止体3の外側から構造部材7の沓部71b等の腐食状況等も目視確認できるものとなる。
ウレタン樹脂20は、ウレタン結合を有する有機化合物であって物理的性状が樹脂状のものが用いられる。ここで、ウレタン樹脂20は、硬化させた後に柔軟性を有するものが用いられて、JIS A 5758で規定される建築用シーリング材等が用いられる。
シーリング材2は、ウレタン樹脂20の外面21に一体化して、硬化させたウレタン樹脂20の外面21に接着性を有する透明性プライマー4が塗布されるものとなる。透明性プライマー4は、ウレタン樹脂系プライマー等の接着性を有するものが用いられる。そして、透明性プライマー4は、透明又は半透明の透明性を有するものが用いられて、透明性を有するウレタン樹脂20の外面21に塗布されるものとなる。
透明性封止体3は、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むようにシリコーン樹脂30を硬化させることで設けられる。透明性封止体3は、所定の厚みとなるシリコーン樹脂30で構造部材7の周囲を取り囲むことで、構造部材7が雨水等の腐食環境にさらされることを防止する。
シリコーン樹脂30は、ケイ素を含む有機化合物であって物理的性状が樹脂状のものが用いられる。シリコーン樹脂30は、透明又は半透明の透明性を有するものが用いられて、構造部材7及びシーリング材2の周囲を取り囲んだ状態で、構造部材7に被覆されたシーリング材2の劣化状況や構造部材7の腐食状況等を目視確認できるものとなる。ここで、シリコーン樹脂30は、硬化させた後の伸び率が200%〜1500%程度のものが用いられて、例えば、400%以上の伸び率となるものが用いられる。
透明性封止体3は、図4(a)に示すように、構造部材7の周囲を取り囲むように組み立てられた型枠6の内部60にシリコーン樹脂30が充填されることで、シリコーン樹脂30で構造部材7の周囲を取り囲んだものとなる。そして、透明性封止体3は、特に、図4(b)に示すように、型枠6の内部60に充填されたシリコーン樹脂30を硬化させてから、構造部材7の周囲の型枠6が撤去された状態で設けられるものとなる。
透明性封止体3は、必要に応じて、硬化させたシリコーン樹脂30の外面31に透明性樹脂塗料5が塗布される。透明性封止体3は、図5(a)に示すように、構造部材7の周囲を取り囲んだ型枠6の内面61に型枠剥離テープ62及び塗装剥離テープ63が貼付されて、塗装剥離テープ63に透明性樹脂塗料5が塗布された状態で、型枠6の内部60にシリコーン樹脂30が充填されるものとなる。そして、透明性封止体3は、塗装剥離テープ63に塗布された透明性樹脂塗料5がシリコーン樹脂30の外面31に一体化して、図5(b)に示すように、硬化させたシリコーン樹脂30の外面31に透明性樹脂塗料5が塗布されるものとなる。
透明性樹脂塗料5は、例えば、サンシャインウェザーメーター試験による3000時間後の光沢保持率が80%以上の耐候性を有して、JIS K 5658で規定される建築用耐候性上塗り塗料等が用いられる。透明性樹脂塗料5は、主に、伸縮性を有するフッ素樹脂塗料が用いられて、硬化させたシリコーン樹脂30の外面31が透明性樹脂塗料5に被覆された状態となる。そして、透明性樹脂塗料5は、透明又は半透明の透明性を有するものが用いられて、透明性を有するシリコーン樹脂30の外面31に塗布された状態で、構造部材7に被覆されたシーリング材2の劣化状況や構造部材7の腐食状況等を目視確認できるものとなる。
型枠6は、主に、型枠剥離テープ62が貼付される内面61が略平滑面状に形成された木質ボードの化粧合板が用いられる。そして、型枠6は、木質ボードの化粧合板等が用いられることで、現場の施工環境に応じて、化粧合板等を容易に切断等できるものとなり、型枠6の成形作業を容易に実施できるものとなる。
型枠剥離テープ62は、ポリエチレン繊維等で織られた養生テープ等の片面テープが用いられて、型枠剥離テープ62の粘着面が型枠6の内面61に貼付される。塗装剥離テープ63は、ポリプロピレン繊維等を材質とするPPテープ等の片面テープが用いられて、塗装剥離テープ63の粘着面が型枠剥離テープ62の非粘着面に貼付されることで、型枠剥離テープ62とともに型枠6の内面61に貼付されるものとなる。
透明性封止体3は、図6(a)に示すように、構造部材7の周囲から型枠6が撤去されて、シリコーン樹脂30の外面31が伸縮性を有する透明性樹脂塗料5のみに被覆された状態となる。そして、透明性封止体3は、図6(b)に示すように、構造部材7が図中矢印A方向に変形したとき、シリコーン樹脂30が所定の伸び率を有するとともに、透明性樹脂塗料5が伸縮性を有することで、構造部材7の変形に追従してシリコーン樹脂30が変形できるものとなる。また、シーリング材2は、ウレタン樹脂20が柔軟性を有することで、構造部材7の変形に追従してウレタン樹脂20が変形できるものとなる。
本発明を適用した封止工法は、土木構造物又は建築構造物における構造部材7を対象に、既設又は新設の構造部材7の防食対策工として用いられる。本発明を適用した封止工法は、図7〜図9に示すように、ゴム71aが用いられる構造部材7のゴム71aを被覆するようにウレタン樹脂20を充填し、充填したウレタン樹脂20を硬化させることでシーリング材2を設けるシーリング工程と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むようにシリコーン樹脂30を充填し、充填したシリコーン樹脂30を硬化させることで透明性封止体3を設ける封止工程とを備える。
図7に示すように、シーリング工程では、必要に応じて、最初に、橋桁72、ゴム支承71及びコンクリート70等において、ウレタン樹脂20及びシリコーン樹脂30が接する部分に、4種ケレン等により下地処理をする。そして、シーリング工程では、構造部材7のゴム71aを被覆するようにウレタン樹脂20を充填し、充填したウレタン樹脂20を硬化させることでシーリング材2を設ける。
次に、封止工程では、図8(a)に示すように、硬化させたウレタン樹脂20の外面21に透明性プライマー4が刷毛等で塗布される。そして、封止工程では、図8(b)に示すように、構造部材7の周囲を取り囲むように成形された型枠6を組み立て、型枠6の内部60に構造部材7が配置される。
このとき、封止工程では、図9(a)に示すように、型枠6の内面61に型枠剥離テープ62及び塗装剥離テープ63が貼付された状態で、型枠6が組み立てられたものとなる。そして、封止工程では、型枠6の内面61の塗装剥離テープ63に透明性樹脂塗料5が塗布されて、型枠6の内面61の略全面に透明性樹脂塗料5が塗布された状態で、型枠6の内部60に硬化前のシリコーン樹脂30を充填し、型枠6の内部60に充填したシリコーン樹脂30を硬化させる。このとき、封止工程では、必要に応じて、硬化させたシリコーン樹脂30の上面32に透明性樹脂塗料5を塗布してもよい。
そして、封止工程では、図9(b)に示すように、型枠6の内面61に型枠剥離テープ62を貼付させたままの状態で、型枠剥離テープ62を塗装剥離テープ63から剥離しながら型枠6を撤去する。
このとき、封止工程では、型枠6の内面61に透明性樹脂塗料5が塗布された状態で、型枠6の内部60に充填されたシリコーン樹脂30を硬化させることで、塗装剥離テープ63に塗布された透明性樹脂塗料5が硬化させたシリコーン樹脂30の外面31に一体化する。そして、封止工程では、型枠剥離テープ62を塗装剥離テープ63から剥離しながら型枠6を撤去することで、硬化させたシリコーン樹脂30の外面31に透明性樹脂塗料5が塗布された状態で、透明性樹脂塗料5が塗装剥離テープ63で被覆された透明性封止体3が設けられる。
そして、封止工程では、図9(c)に示すように、シリコーン樹脂30の外面31に塗布された状態となった透明性樹脂塗料5から塗装剥離テープ63を剥離して、シリコーン樹脂30の外面31に透明性樹脂塗料5のみが残されるものとする。そして、封止工程では、シリコーン樹脂30の外面31に透明性樹脂塗料5のみが残されて、ゴム支承71等の構造部材7を取り囲むように透明性封止体3が設けられるものとなる。
本発明を適用した封止構造1は、図3に示すように、ゴム71aが用いられる構造部材7のゴム71aを被覆するようにウレタン樹脂20を硬化させることで設けられるシーリング材2と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むようにシリコーン樹脂30を硬化させることで設けられる透明性封止体3とを備える。これにより、本発明を適用した封止構造1は、ゴム支承71等の構造部材7の雨水等による腐食状況や構造部材7に被覆されたシーリング材2の劣化状況等を長期的に目視確認できるものとして、透明性封止体3で防食される構造部材7やシーリング材2の長期的な視認性を確保することが可能となる。
また、本発明を適用した封止構造1は、構造部材7のゴム71aを被覆するようにウレタン樹脂20を硬化させることで設けられるシーリング材2と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むようにシリコーン樹脂30を硬化させることで設けられる透明性封止体3とを備える。これにより、本発明を適用した封止構造1は、構造部材7のゴム71aと透明性封止体3とが互いに接触することがないため、透明性封止体3の硬化不良や、透明性封止体3の透明性が失われるのを防止することができ、その結果、構造部材7やシーリング材2の視認性を確保しながら、構造部材7の長期的な防食性能を実現することができる。
また、本発明を適用した封止構造1は、図6に示すように、シーリング材2が柔軟性を有して透明性封止体3が所定の伸び率を有することで、供用時における構造部材7の変形に追従してシーリング材2及び透明性封止体3が変形できるものとなる。これにより、本発明を適用した封止構造1は、供用時において構造部材7が変形したとき、透明性封止体3で構造部材7及びシーリング材2が取り囲まれた状態を長期的に維持して、構造部材7の長期的な防食効果を実現することが可能となる。
本発明を適用した封止構造1は、透明性封止体3がウレタン樹脂20の外面21に塗布された接着性を有する透明性プライマー4を介してシーリング材2に接着される。これにより、本発明を適用した封止構造1は、シーリング材2及び透明性封止体3が互いに強固に固定されるものとなり、供用時において構造部材7が変形したとき、シーリング材2及び透明性封止体3が互いに同程度変形するものとなり、その結果、透明性封止体3で構造部材7及びシーリング材2が取り囲まれた状態を長期的に維持して、長期的な防食効果を実現することが可能となる。
本発明を適用した封止構造1は、図4に示すように、構造部材7の周囲の型枠6が撤去された状態で、硬化させたシリコーン樹脂30により透明性封止体3が設けられる。これにより、本発明を適用した封止構造1は、構造部材7を取り囲んだ透明性封止体3の変形が型枠6より阻害されないものとして、透明性封止体3に柔軟な変形をさせることで、長期的かつ確実な防食効果を実現することが可能となる。
そして、本発明を適用した封止構造1は、構造部材7の周囲の型枠6が撤去された状態であっても、透明性封止体3に透明性樹脂塗料5が塗布されることで、透明性封止体3となるシリコーン樹脂30の長期的な形状保持が可能となる。また、本発明を適用した封止構造1は、構造部材7の周囲の型枠6が撤去されることで、精度の高い型枠6の成形作業が要求されないことから、ゴム支承71が設けられた橋梁8の狭隘部等における型枠6の成形作業を容易にして施工コストを抑制することが可能となる。
本発明を適用した封止構造1は、図5に示すように、粘着性の高いシリコーン樹脂30の外面31が透明性樹脂塗料5に被覆された状態となる。これにより、本発明を適用した封止構造1は、シリコーン樹脂30の粘着性の高い外面31に、埃、ゴミ及び虫等が付着することを防止して、構造部材7やシーリング材2の長期的な視認性を確保することが可能となる。
本発明を適用した封止工法は、ゴム71aが用いられる構造部材7のゴム71aを被覆するようにウレタン樹脂20を充填し、充填したウレタン樹脂20を硬化させることでシーリング材2を設けるシーリング工程と、構造部材7及びシーリング材2を取り囲むようにシリコーン樹脂30を充填し、充填したシリコーン樹脂30を硬化させることで透明性封止体3を設ける封止工程とを備える。これにより、本発明を適用した封止工法は、構造部材7のゴムと透明性封止体3とが互いに接触することがないため、透明性封止体3の硬化不良や、透明性封止体3の透明性が失われるのを防止することができ、その結果、構造部材7やシーリング材2の長期的な視認性を確保しながら、構造部材7の長期的かつ確実な防食性能を実現することが可能となる。
本発明を適用した封止工法は、シーリング工程において、ウレタン樹脂20を充填し、充填したウレタン樹脂20を硬化させてシーリング材2を設けるため、ゴム支承71が設けられた橋梁8の狭隘部等においても、構造部材7のゴム71aを被覆するようにシーリング材2を設けることができ、構造部材7のゴム71aを隙間なくシーリング材2で被覆することが可能となる。
また、本発明を適用した封止工法は、図9(b)に示すように、型枠6の内面61に型枠剥離テープ62を貼付させたままの状態で、型枠剥離テープ62を塗装剥離テープ63から剥離しながら型枠6を撤去するものとなる。これにより、本発明を適用した封止工法は、型枠剥離テープ62と塗装剥離テープ63との接着が必要以上に強固でなく、型枠剥離テープ62を塗装剥離テープ63から容易に剥離できるため、型枠6の撤去作業を容易に実施することが可能となる。
図10は、本発明を適用した封止構造1がサイドブロック78が設けられる橋梁8に用いられる形態を示す正面図である。図10に示す形態において、橋梁8は、ゴム支承71等の構造部材7を挟んで両側に金属製のサイドブロック78が設けられ、ゴム支承71等の構造部材7とサイドブロック78との間には隙間部79が形成される。このとき、本発明を適用した封止構造1は、ウレタン樹脂20が隙間部79に充填され、構造部材7のゴム71aとサイドブロック78とを被覆するようにシーリング材2が設けられる。
図10に示す形態において、本発明を適用した封止構造1は、ゴム支承71が設けられた橋梁8において、構造部材7のゴム71a及びサイドブロック78を被覆するようにシーリング材2を設けることができ、構造部材7のゴム71aを隙間なくシーリング材2で被覆することが可能となる。また、本発明を適用した封止構造1は、橋梁8の狭隘部となる隙間部79にウレタン樹脂20を充填すればよいため、施工性を向上させることが可能となる。さらに、本発明を適用した封止構造1は、ウレタン樹脂20の外面21が、隙間部79よりも外側に配置されるため、透明性プライマー4をウレタン樹脂20の外面21に容易に刷毛等で塗布することができ、その結果、施工性を向上させることが可能となる。
また、図11は、本発明を適用した封止構造1がサイドブロック78が設けられる橋梁8に用いられる他の形態を示す正面図である。図11に示す形態において、橋梁8は、ゴム支承71等の構造部材7を挟んで両側に金属製のサイドブロック78が設けられ、ゴム支承71等の構造部材7とサイドブロック78との間には隙間部79が形成される。このとき、本発明を適用した封止構造1は、ウレタン樹脂20が隙間部79に充填され、構造部材7のゴム71aを被覆するようにシーリング材2が設けられる。
図11に示す形態において、本発明を適用した封止構造1は、ゴム支承71が設けられた橋梁8において、構造部材7のゴム71aを被覆するようにシーリング材2を設けることができ、構造部材7のゴム71aを隙間なくシーリング材2で被覆することが可能となる。また、本発明を適用した封止構造1は、橋梁8の狭隘部となる隙間部79にウレタン樹脂20を充填すればよいため、施工性を向上させることが可能となる。さらに、本発明を適用した封止構造1は、ウレタン樹脂20の外面21が、隙間部79よりも外側に配置されるため、透明性プライマー4をウレタン樹脂20の外面21に容易に刷毛等で塗布することができ、その結果、施工性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
1 :封止構造
2 :シーリング材
20 :ウレタン樹脂
21 :外面
3 :透明性封止体
30 :シリコーン樹脂
31 :外面
32 :上面
4 :透明性プライマー
5 :透明性樹脂塗料
6 :型枠
60 :内部
61 :内面
62 :型枠剥離テープ
63 :塗装剥離テープ
7 :構造部材
71 :ゴム支承
71a :ゴム
71b :沓部
72 :橋桁
78 :サイドブロック
79 :隙間部
8 :橋梁

Claims (4)

  1. 土木構造物又は建築構造物に用いられる封止構造であって、
    ゴムが用いられる構造部材の前記ゴムを被覆するようにウレタン樹脂を硬化させることで設けられるシーリング材と、
    前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を硬化させることで設けられる透明性封止体とを備え、
    前記シーリング材及び前記透明性封止体が前記構造部材の変形に追従して変形できるものとなること
    を特徴とする封止構造。
  2. 前記透明性封止体は、前記シーリング材に塗布された接着性を有する透明性プライマーを介して前記シーリング材に接着されること
    を特徴とする請求項1記載の封止構造。
  3. 土木構造物又は建築構造物に用いられる封止工法であって、
    ゴムが用いられる構造部材の前記ゴムを被覆するようにウレタン樹脂を充填し、充填した前記ウレタン樹脂を硬化させることでシーリング材を設けるシーリング工程と、
    前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むようにシリコーン樹脂を充填し、充填した前記シリコーン樹脂を硬化させることで透明性封止体を設ける封止工程とを備えること
    を特徴とする封止工法。
  4. 前記封止工程では、前記シーリング材に接着性を有する透明性プライマーを塗布した上で、前記構造部材及び前記シーリング材を取り囲むように前記シリコーン樹脂を充填すること
    を特徴とする請求項3記載の封止工法。
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