JP6934417B2 - 耐火性粒子 - Google Patents

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Description

本発明は、耐火性粒子に関する。
一般に、酸硬化性自硬性鋳型は、珪砂等の耐火性粒子に、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物と、スルホン酸、硫酸、リン酸等を含有する硬化剤組成物とを添加し、これらを混練した後、得られた混練砂を木型等の原型に充填し、酸硬化性樹脂を硬化させて製造される。酸硬化性樹脂には、フラン樹脂やフェノール樹脂等が用いられており、フラン樹脂には、フルフリルアルコール、フルフリルアルコール・尿素・ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルアルコール・ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルアルコール・フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、その他公知の変性フラン樹脂等が用いられている(例えば、特許文献1)。得られた鋳型は、機械鋳物部品や建設機械部品あるいは自動車用部品等の鋳物を鋳造する際に使用される。
また、一方、耐火性粒子として、天然の珪砂の代替として、鋳型製造時の樹脂添加量を下げる為に球形度が高い球状鋳物砂(所謂、人工砂)が用いられていることが知られている(特許文献2)。
造型方法の観点からは、近年、木型などの原型を使用しない積層造型による鋳型の造型法が種々提案されており、複雑形状の鋳物を一体で製造できる技術が進展してきている。薄肉部を有する鋳物を製造する観点では、これまで原型を抜型する事が必要であり、薄肉化には限界があったが、積層造型法を用いれば原型を抜型する必要が無く、より薄肉の鋳物を製造するニーズが高まっている。
特開2011−131236号公報 特開2006−247716号公報
酸硬化性樹脂としてフラン樹脂を用いる場合、鋳造時にホルムアルデヒド等の熱分解ガスが発生することがある。また、酸硬化性自硬性鋳型の硬化剤として有機スルホン酸、硫酸等の硫黄原子を含有する酸を用いる場合、鋳造時に熱分解ガスとして二酸化硫黄等のSOxやその他成分が発生することがある。これらの熱分解ガスは鋳型のガス欠陥の原因となることがあるが、ガス欠陥が生じると鋳物の品質が低下するとともに、発生するガス圧により、薄肉部を有する鋳物の製造が困難になる。一方、現在知られている球状人工砂の多くは、珪砂よりもかさ比重が高く、比熱が高いものが多いため、鋳造時に溶融金属の熱を奪いやすいため、溶融金属の温度低下を早め薄肉部を有する鋳物の製造が困難になる。
本発明は、薄肉部を有する複雑形状の鋳型を粘結剤としてフラン樹脂を用いて高品質に製造することができる耐火性粒子を提供する。
本発明の耐火性粒子は、粘結剤としてフラン樹脂を用いる鋳型の造型に鋳物砂として用いられる耐火性粒子であって、SiOを90質量%以上含有し、平均粒径が0.10〜2mm、非晶化度が80%以上、球形度が0.80以上である。
本発明の耐火性粒子によれば、薄肉部を有する複雑形状の鋳型を粘結剤としてフラン樹脂を用いて高品質に製造することができる。
実施例で評価した試験片を鋳造した状態を示す概略図 実施例で評価した試験片を示す概略図 実施例で評価した試験片を示す概略図
<耐火性粒子>
本実施形態の耐火性粒子は、粘結剤としてフラン樹脂を用いる鋳型の造型に鋳物砂として用いられる耐火性粒子であって、SiOを90質量%以上含有し、平均粒径が0.10〜2mm、非晶化度が80%以上、球形度が0.80以上である。本実施形態の耐火性粒子によれば、薄肉部を有する複雑形状の鋳型を粘結剤としてフラン樹脂を用いて高品質に製造することができる。本実施形態の耐火性粒子がこのような効果を奏する理由は定かではないが以下のように考えられる。
SiOを90質量%以上含有し、平均粒径が0.10〜2mm、非晶化度が80%以上、球形度が0.80以上である耐火性粒子を用いた鋳型は強度が高いことが見出された。特に、フラン樹脂を粘結剤として用いた場合、少ない樹脂量で高い鋳型強度を得ることができるため、鋳込み時の樹脂分解ガス発生量も少なくガス欠陥の少ない高品質の鋳物を製造できる。また、本実施形態の耐火性粒子は、砂排出性に優れ、低熱膨張性であることから、鋳造品において砂の膨張に起因する鋳造欠陥(ベーニングおよび鋳型割れなど)を抑制できる。当該鋳造欠陥の要因として湯流れがあるが、本発明の耐火性粒子は低熱伝導性であると共に熱容量が低く鋳型嵩密度も低いため熔融金属が冷却しにくく流動性の高い溶融状態が長く続き、型の隅々まで溶湯が届く(湯流れがよい、ともいう)ので鋳造欠陥を抑制できる。これらのことから、本実施形態の耐火性粒子によれば、薄肉部を有する複雑形状の鋳型を粘結剤としてフラン樹脂を用いて高品質に製造することができると考えられる。
前記耐火性粒子は、鋳造欠陥抑制の観点、及び鋳型の寸法精度の観点から、SiOを80質量%以上含有する。前記耐火性粒子中のSiOの含有量は、同様の観点から、90質量%以上が好ましく、95質量%以上がより好ましい。なお、本明細書において、耐火性粒子のSiO含有量は公知の元素分析を利用して算出できる。このようなSiO量を有する出発原料として、珪石、珪砂、石英、クリストバライト、非晶質シリカ、長石、パイロフィライト等を挙げることができる。
前記耐火性粒子は、鋳造欠陥抑制の観点から、平均粒径が0.10〜2mmである。前記耐火性粒子の平均粒径は、同様の観点から、0.10mm以上である。前記耐火性粒子の平均粒径は、同様の観点から、2mm以下であり、1.0mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましい。なお、本明細書において、耐火性粒子の平均粒径は実施例に記載の方法により測定する。
前記耐火性粒子の球形度は、鋳型の強度を高める観点および砂の排出性を高める観点から、0.80以上が好ましく、0.86以上がより好ましく、0.92以上が更に好ましい。なお、本明細書において、耐火性粒子の球形度は実施例に記載の方法により測定する。
前記耐火性粒子の表面形状は、非晶化度が高く表面に結晶が生じないため、凹凸が少ない。前記耐火性粒子の表面粗さ(Ra)は、鋳型強度を高める観点、及び鋳物砂の流動性の観点から、0.20μm以下が好ましく、0.10μm以下がより好ましい。なお、本明細書において、耐火性粒子の表面粗さ(Ra)は実施例に記載の方法により測定する。
前記耐火性粒子は、鋳造欠陥抑制の観点、及び鋳型の寸法精度の観点から、非晶化度が80〜100%である。前記耐火性粒子の非晶化度は、同様の観点から、80%以上であり、90%以上が好ましく、96%以上がより好ましい。なお、本明細書において、耐火性粒子の非晶化度は実施例に記載の方法により測定する。
前記耐火性粒子は、公知の方法を用いて製造することができ、例えば、シリカの溶融物を急冷させるような方法によって製造することができる。より具体的には、シリカと場合により用いられる分散媒とを含有する原料を溶融させ、エアーで風砕させ急冷する方法や、火炎中において処理し、急冷させる方法(火炎溶融法)によって製造することができる。いずれにおいても、冷却方法は材質、粒径によって様々な速度で適宜選択されればよい。また、一旦結晶化したものを熱処理と冷却処理を施すことにて非晶化させる方法も考えられる。これらの中でも、加熱と冷却が容易に制御できる火炎溶融法を用いたものが好ましい。
〔火炎溶融法〕
前記火炎溶融法では、珪砂・珪石等の原料砂を適切な大きさの粉末(平均粒径0.1mm〜2mm)にした後、酸素等のキャリアガスに分散させ、炭化水素ガスと酸素を燃焼させた火炎中に投入することで、一度溶融した原料砂が球状粒子となって得られる。原料砂の供給の速度や原料粉末の大きさ、及び火炎温度を調整すること、及び得られた粒子を分級や分取をすることで、種々の耐火性粒子を得ることができる。例えば、特開2006−247716号公報の実施例に記載の方法と同様にすることで得ることができる。
<鋳型の製造方法>
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態の鋳型の製造方法は、前記耐火性粒子と、フラン樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物(以下、単に粘結剤組成物ともいう)と、硬化剤組成物とを混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する。
[混合工程]
前記混合工程は、前記耐火性粒子と、フラン樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物と、硬化剤組成物とを混合して鋳型用組成物を得る工程である。
(鋳型造型用粘結剤組成物)
前記粘結剤組成物は、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、酸硬化性樹脂としてフラン樹脂を含有する。当該フラン樹脂としては、従来公知のものが使用でき、例えば、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物、フルフリルアルコールとメラミンとアルデヒド類の縮合物、及びフルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物(以下、尿素変性フラン樹脂ともいう)よりなる群から選ばれる1種からなるものや、これらの群から選ばれる2種以上の混合物からなるものが使用できる。また、これらの群から選ばれる2種以上の共縮合物からなるものも使用できる。なかでも、フルフリルアルコール及び尿素変性フラン樹脂からなる群より選ばれる1種以上であるものが鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から好ましい。
前記アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキザール、パラホルムアルデヒド等が挙げられ、これらのうち1種以上を適宜使用できる。これらの中でも、経済性の観点から、パラホルムアルデヒドを用いるのが好ましい。
前記フラン樹脂の中でも、フルフリルアルコールは、非石油資源である植物から製造できるため、地球環境の観点から好ましい。
前記尿素変性フラン樹脂は、経済性の観点、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、その構成するモノマー成分であるフルフリルアルコール1モルに対するアルデヒド類のモル比が、0.50〜8.0モルであることが好ましく、0.70〜4.0モルであることがより好ましく、1.0〜3.0モルであることが更に好ましい。
また、前記尿素変性フラン樹脂は、経済性の観点、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、その構成するモノマー成分であるフルフリルアルコール1モルに対する尿素のモル比が、0.10〜4.0モルであることが好ましく、0.15〜2.0モルであることがより好ましく、0.20〜1.5モルであることが更に好ましい。
前記フラン樹脂を製造する場合、例えば、尿素変性フラン樹脂は、フルフリルアルコール100質量部に対し、尿素0.60〜30質量部及びパラホルムアルデヒド0.40〜50質量部反応させることにより得ることが出来る。経済性の観点、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、フルフリルアルコール100質量部に対し、尿素1.0〜25質量部及びパラホルムアルデヒド1.0〜45質量部反応させることが好ましく、尿素1.5〜20質量部及びパラホルムアルデヒド1.5〜40質量部反応させることがより好ましい。
前記粘結剤組成物におけるフラン樹脂の含有量は、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、55質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、65質量%以上が更に好ましい。前記粘結剤組成物におけるフラン樹脂の含有量は、同様の観点から、98質量%以下が好ましく、95質量%以下がより好ましく、90質量%以下が更に好ましい。また、前記粘結剤組成物におけるフラン樹脂の含有量は、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、55〜98質量%が好ましく、60〜95質量%がより好ましく、65〜90質量%が更に好ましい。
(その他の成分)
(水)
前記粘結剤組成物は、当該粘結剤組成物を取扱いやすい粘度に調整する観点、及びフラン樹脂を希釈することによる鋳型強度の調整の観点から水を含有してもよい。なお、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物などの各種縮合物を合成する場合、水溶液状の原料を使用したり縮合水が生成したりするため、縮合物は、通常、水との混合物の形態で得られるが、このような縮合物を粘結剤組成物に使用するにあたり、合成過程に由来するこれらの水をあえて除去する必要はない。ただし、水分が過剰になると、酸硬化性樹脂の硬化反応が阻害されるおそれがある。以上の観点から、前記粘結剤組成物における水の含有量は、9質量%以上が好ましく、12質量%以上がより好ましく、21質量%以下が好ましく、18質量%以下がより好ましい。また、前記粘結剤組成物における水の含有量は、同様の観点から、9〜21質量%が好ましく、12〜18質量%がより好ましい。
(硬化促進剤)
前記粘結剤組成物中には、硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、硬化促進剤が含まれていてもよい。なお、硬化促進剤は、粘結剤組成物中に含まれるものに加えて、鋳型用組成物に別途添加してもよい。硬化促進剤としては、硬化速度を向上させ、鋳型の強度を向上させる観点から、下記一般式(1)で表される化合物(以下、硬化促進剤(1)という)、多価フェノール類、及び芳香族ジアルデヒドからなる群より選ばれる1種以上が好ましい。
Figure 0006934417

〔式中、X及びXは、それぞれ水素原子、CH又はCの何れかを表す。〕
前記粘結剤組成物中の硬化促進剤の含有量は、硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、0.50質量%以上であることが好ましく、1.8質量%以上であることがより好ましく、3.0質量%以上であることが更に好ましく、5.0質量%以上であることがより更に好ましい。粘結剤組成物中の硬化促進剤の含有量は、硬化促進剤のフラン樹脂への溶解性の観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、63質量%以下であることが好ましく、50質量%以下であることがより好ましく、40質量%以下であることが更に好ましく、30質量%以下であることがより更に好ましい。
前記硬化促進剤(1)としては、2,5−ビス(ヒドロキシメチル)フラン、2,5−ビス(メトキシメチル)フラン、2,5−ビス(エトキシメチル)フラン、2−ヒドロキシメチル−5−メトキシメチルフラン、2−ヒドロキシメチル−5−エトキシメチルフラン、2−メトキシメチル−5−エトキシメチルフランが挙げられる。なかでも、鋳型の強度を向上させる観点から、2,5−ビス(ヒドロキシメチル)フランを使用するのが好ましい。
前記粘結剤組成物中の前記硬化促進剤(1)の含有量は、硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、0.50質量%以上であることが好ましく、1.8質量%以上であることがより好ましく、3.0質量%以上であることが更に好ましく、5.0質量%以上であることがより更に好ましい。前記粘結剤組成物中の硬化促進剤(1)の含有量は、硬化促進剤(1)のフラン樹脂への溶解性の観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、63質量%以下であることが好ましく、50質量%以下であることがより好ましく、40質量%以下であることが更に好ましく、30質量%以下であることがより更に好ましい。
前記多価フェノール類としては、例えばレゾルシン、ピロガロール、ヒドロキノン、フロログルシノール、メチレンビスフェノール、縮合型タンニン、加水分解型タンニン等が挙げられる。なかでも、鋳型の硬化速度を向上させる観点から、レゾルシンが好ましい。
前記粘結剤組成物中の前記多価フェノール類の含有量は、硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、1質量%以上であることが好ましく、2質量%以上であることがより好ましく、3質量%以上であることが更に好ましい。前記粘結剤組成物中の前記多価フェノール類の含有量は、多価フェノール類のフラン樹脂への溶解性の観点及び、鋳型の強度を向上させる観点から、25質量%以下であることが好ましく、15質量%以下であることがより好ましく、10質量%以下であることが更に好ましい。
前記多価フェノール類としてレゾルシンを用いる場合、前記粘結剤組成物中のレゾルシンの含有量は、硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、1質量%以上であることが好ましく、2質量%以上であることがより好ましく、3質量%以上であることが更に好ましい。前記多価フェノール類としてレゾルシンを用いる場合、前記粘結剤組成物中のレゾルシンの含有量は、レゾルシンのフラン樹脂への溶解性の観点、及び鋳型の強度を向上させる観点から、25質量%以下であることが好ましく、15質量%以下であることがより好ましいが、更には10質量%以下であることが好ましく、6質量%以下であることがより好ましい。
前記芳香族ジアルデヒドとしては、テレフタルアルデヒド、フタルアルデヒド及びイソフタルアルデヒド等、並びにそれらの誘導体等が挙げられる。前記粘結剤組成物中の芳香族ジアルデヒドの含有量は、芳香族ジアルデヒドをフラン樹脂に十分に溶解させる観点、及び芳香族ジアルデヒド自体の臭気を抑制する観点から、0.10質量%以上であることが好ましく、0.50質量%以上であることがより好ましく、1質量%であることが更に好ましい。粘結剤組成物中の芳香族ジアルデヒドの含有量は、同様の観点から、15質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であることがより好ましく、5.0質量%以下であることが更に好ましい。
前記粘結剤組成物中には、更にシランカップリング剤等の添加剤が含まれていてもよい。例えば、前記粘結剤組成物中にシランカップリング剤が含まれていると、得られる鋳型の強度をより向上させることができるため好ましい。シランカップリング剤としては、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシランや、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン、ウレイドシラン、メルカプトシラン、スルフィドシラン、メタクリロキシシラン、アクリロキシシランなどが用いられる。好ましくは、アミノシラン、エポキシシラン、ウレイドシランである。より好ましくはアミノシラン、エポキシシランであり、更に好ましくはアミノシランである。アミノシランの中でも、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランが好ましい。シランカップリング剤の粘結剤組成物中の含有量は、鋳型の強度を向上させる観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましい。シランカップリング剤の粘結剤組成物中の含有量は、同様の観点から、0.50質量%以下が好ましく、0.30質量%以下がより好ましい。
(硬化剤組成物)
前記硬化剤組成物は、前記粘結剤組成物を硬化させる硬化剤である。具体的には、キシレンスルホン酸(特に、m−キシレンスルホン酸)及びトルエンスルホン酸(特に、p−トルエンスルホン酸)等のスルホン酸系化合物、リン酸系化合物、硫酸等が挙げられる。これらの化合物は、取り扱い性の観点から水溶液であることが好ましい。更に、硬化剤組成物中にアルコール類、エーテルアルコール類及びエステル類よりなる群から選ばれる1種以上の溶剤や、カルボン酸類を含有させることができる。
前記耐火性粒子と前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物との比率は適宜設定できるが、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記粘結剤組成物が0.50質量部以上が好ましく、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、1.5質量部以下が好ましい。鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記硬化剤組成物が0.07質量部以上が好ましく、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、1.0質量部以下が好ましい。
更に、前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物の質量比は、鋳型の硬化速度を向上させる観点及び鋳型の強度を向上させる観点から、前記粘結剤組成物100質量部に対して、前記硬化剤組成物20質量部以上が好ましく、30質量部以上がより好ましい。前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物の質量比は、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記粘結剤組成物100質量部に対して、前記硬化剤組成物60質量部以下が好ましく、50質量部以下がより好ましい。
鋳造欠陥抑制の観点から、前記粘結剤の量が鋳型1cmあたり0.005g以下となるように前記粘結剤組成物を添加するのが好ましい。また、鋳型強度の点から鋳型1cmあたり0.0005g以上となるように前記粘結剤組成物を添加するのが好ましい。
前記混合工程において、各原料を混合する方法としては、公知一般の手法を用いることが出来、例えば、バッチミキサーにより各原料を添加して混練する方法や、連続ミキサーに各原料を供給して混練する方法が挙げられる。
[硬化工程]
前記硬化工程において、当該鋳型用組成物を硬化させる方法としては、公知一般の手法を用いることが出来る。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態の鋳型の積層造型方法は、前記耐火性粒子を含む耐火性粒子層を形成する耐火性粒子層形成工程、及び粘結剤組成物を前記耐火性粒子層の所望の領域に供給する粘結剤組成物供給工程を含み、前記耐火性粒子層形成工程及び前記粘結剤組成物供給工程を順次繰り返して鋳型を製造する。
[耐火性粒子層形成工程]
前記耐火性粒子を含む耐火性粒子層を形成する手法は、特に限定されない。一例としては、コーターによって前記耐火性粒子を均一に広げ、耐火性粒子層を形成する手法が挙げられる。
前記耐火性粒子層形成工程で形成される耐火性粒子層の厚みは、実用的な強度を有する鋳型を得る観点から、200〜500μmの範囲とすることが好ましい。より好ましくは200〜300μmの範囲である。
[粘結剤組成物供給工程]
粘結剤組成物供給工程で供給される粘結剤組成物は第1の実施形態に係る鋳型の製造で用いることができる粘結剤組成物と同様である。
前記粘結剤組成物を硬化させる硬化剤組成物は、第1の実施形態に係る鋳型の製造で用いることができる硬化剤組成物と同様である。当該硬化剤組成物の供給手段としては、前記耐火性粒子に予め被覆し、前記耐火性粒子層形成工程で当該硬化剤組成物を被覆した耐火性粒子を供給して前記耐火性粒子層を形成する方法や、前記硬化剤組成物を供給する硬化剤組成物供給工程を設け、前記耐火性粒子層形成工程、前記粘結剤組成物供給工程、及び前記硬化剤組成物供給工程を順次繰り返す方法が例示できる。
<耐火性粒子の物性>
〔非晶化度〕
耐火性粒子を乳鉢で粉砕し、粉末X線回折装置のX線ガラスホルダーに圧着して測定した。粉末X線回折装置は、理学電機製MultiFlex(光源CuKα線、管電圧40kV、管電流40mA)を用い、2θ=5〜90°の範囲で走査間隔0.01°、走査速度2°/min、スリットDS1、SS1、RS0.3mmにて行った。2θ=10°〜50°の範囲で、低角度側及び高角度側のX線強度を直線で結び、直線下の面積をバックグラウンドとし、機器付属のソフトを用いて結晶化度を求め、100から引いて非晶化度とした。具体的には、バックグラウンドより上の面積について、非晶質ピーク(ハロー)と各結晶性成分をカーブフィッティングにより分離し、それぞれの面積を求め、下記式にて非晶化度(%)を計算した。
非晶化度(%)=ハローの面積/(結晶性成分面積+ハロー面積)×100
〔平均粒径〕
耐火性粒子の粒子投影断面からの球形度=1の場合は直径(mm)を測定し、一方、球形度<1の場合はランダムに配向させた耐火性粒子の長軸径(mm)と短軸径(mm)を測定して(長軸径+短軸径)/2を求め、任意の100個の耐火性粒子につき、それぞれ得られた値を平均して平均粒径(mm)とした。長軸径と短軸径は、以下のように定義した。耐火性粒子を平面上に安定させ、その耐火性粒子の平面上への投影像を2本の平行線ではさんだとき、その平行線の間隔が最小となる粒子の幅を短軸径とし、一方、この平行線に直角な方向の2本の平行線で粒子をはさむときの距離を長軸径とした。なお、耐火性粒子の長軸径と短軸径は、光学顕微鏡またはデジタルスコープ(例えば、キーエンス社製、VH−8000型)により当該耐火性粒子の像(写真)を得、得られた像を画像解析することにより求めた。
〔耐火性粒子の流動度〕
JACT試験法S−5の鋳物砂の流動度試験法に基いて測定した。具体的には、内部を清浄にしたフォードカップを架台にのせ、あわ水準器で水平にした後、下部流出孔を指でふさぎ、耐火性粒子をカップの上面に少し盛り上がるまで静かに流し込み、ガラス板で余分の試料砂をカップの縁にそってかき取った。次に流出孔をおさえていた指をはなすと同時にストップウオッチを押して計時を開始し、耐火性粒子が流下し終わるまでの時間(流下時間)を測定した。当該流下時間によって耐火性粒子の流動度を判断した。
〔球形度〕
光学顕微鏡またはデジタルスコープ(例えば、キーエンス社製、VH−8000型)により得られた該粒子の像(写真)を画像解析することにより、該粒子の粒子投影断面の面積及び該断面の周囲長を求め、次いで、〔粒子投影断面の面積(mm)と同じ面積の真円の円周長(mm)〕/〔粒子投影断面の周囲長(mm)〕を計算し、任意の50個の耐火性粒子につき、それぞれ得られた値を平均して求めた。
〔表面粗さ(Ra)〕
レーザー顕微鏡(キーエンス製VK8500)を用い、投影された耐火性粒子の中心部から耐火性粒子の約1/10の長さの線粗さを3点測定し、平均粗さ(Ra)を求めた。これを任意の粒子10個について実施してその平均を求め、耐火性粒子の表面粗さ(Ra)とした。
〔SiO量〕
得られた骨材粒子のSiO量の分析はJIS R 2212−2に準じて測定を行った。
<耐火性粒子製造例>
角形珪砂の粉末(平均粒径0.1mm)を、酸素をキャリアガスとして用い、LPGを対酸素容量比=1.1で燃焼させた火炎溶融炉(火炎温度=約2500℃)中に投入し、得られた球状粒子を耐火性粒子とする。供給の速度や原料粉末の大きさ、及び火炎温度を調整すること、及び分級や分取をすることで以下の実施例で示される種々の耐火性粒子を得たことができた。
<実施例及び比較例>
〔鋳型強度〕
[実施例1〜6、比較例1〜4]
下記表1及び下記表2に記載の耐火性粒子100質量部に対して下記表2に記載の量のフラン樹脂(カオーライトナーEF−5302 花王クエーカー社製)、及び当該粘結剤100質量部に対して40質量部の硬化剤(カオーライトナーTK−3 花王クエーカー社製)を添加し混練した後、50mmφ×50mmhのテストピース枠に充填し、25℃にて硬化させ、1時間経過したときのテスト鋳型の圧縮強度(1hr鋳型強度)、及び24時間経過したときのテスト鋳型の圧縮強度(24hr鋳型強度)を測定した。
[実施例7、8、比較例5]
下記表1及び下記表2に記載の耐火性粒子100質量部に対して下記表2に記載の量のアルカリフェノール樹脂(カオーステップSH−8000 花王クエーカー社製)、及び当該粘結剤100質量部に対して20質量部の硬化剤(カオーステップDH−25 花王クエーカー社製)を添加し混練した後、上記と同様に圧縮強度を測定した。
〔熱膨張率〕
JACT試験法M−2の熱膨張率測定試験法に基いて測定した。具体的には、前記鋳型強度の測定方法で用いたテストピース枠を直径28cm×高さ50mmのものに変更し、当該寸法の試験片を造型した。造型時の周囲温度は25℃で湿度は55RH%であった。試験片を24時間放置してバインダーを硬化させた後、1000℃の炉に入れ、600秒後までの寸法変化を測定し、その最大値を用い初期寸法と比較して熱膨張率とした。
評価結果を表1及び表2に示す。なお、表2中、「FNB」はフラン樹脂(カオーライトナーEF−5302 花王クエーカー社製)、及び当該粘結剤100質量部に対して40質量部の硬化剤(カオーライトナーTK−3 花王クエーカー社製)の混合物を意味し、「STEP」はアルカリフェノール樹脂(カオーステップSH−8000 花王クエーカー社製)、及び当該粘結剤100質量部に対して20質量部の硬化剤(カオーステップDH−25 花王クエーカー社製)の混合物を意味する。フラン樹脂をバインダーに用いた場合には、本発明の耐火性粒子を用いることでバインダー樹脂が低添加量でもより高い鋳型強度向上効果が得られる。
Figure 0006934417

Figure 0006934417

〔鋳物の表面粗さ(Ra)及び鋳物のガス欠陥〕
各耐火性粒子を用い、200mm×25mm×25mmのテストピース枠を用いて各実施例及び比較例の鋳型造型条件にて中子を造型した。当該中子を主型にセットし、AC4Cのアルミ合金を720℃で注湯してリング状の試験片を鋳造した。図1は、主型1に中子2をセットし、AC4Cのアルミ合金を720℃で注湯してリング状の試験片3を鋳造した状態の断面を示す模式図である。図2はリング状の試験片3を側面から見た模式図であり、図3はリング状の試験片3を上面から見た模式図である。表面粗さ(Ra)は鋳造時に中子2に接していた面31をテーラーホブソン株式会社製 サートロニック・デュオで測定し、鋳物のガス欠陥を下記基準により目視で評価した。評価結果を表3に示す。
1:ほとんど無し
2:わずかに有り
3:有り
4:多数有り
5:非常に多数有り
Figure 0006934417

表3の結果から、平均粒径の小さな耐火性粒子を用いたもの程、鋳物の表面粗さは小さく、同じ平均粒子径では用いる樹脂量の少ないもの程ガス欠陥が少ないことが判る。
〔実施例9、10〕
[鋳型強度及び熱膨張率]
表1に記載の耐火性粒子2とフラン再生珪砂(平均粒径390μm)を質量比(耐火性粒子2/フラン再生珪砂)で50/50、及び25/75で混合した耐火性粒子を実施例1と同様の方法で1hr鋳型強度及び24hr鋳型強度、並びに熱膨張率、並びに下記の方法でスランプフローを測定した。
[流動性]
スランプ試験により耐火性粒子の流動性を評価した。スランプ試験は上端内径50mm、下端内径70mm、高さ80mmのスランプコーンに混練直後の混練砂を満たした。この状態から、スランプコーンを定板から垂直にゆっくりと引き上げた時の混練砂の自然な広がり(スランプフロー)を測定し、流動性の評価とした。当該スランプフローの直径が大きいほど流動性が高い。
〔比較例6〕
フラン再生珪砂(平均粒径390μm)を耐火性粒子として用い、実施例1と同様の方法で1hr鋳型強度及び24hr鋳型強度、並びに熱膨張率、並びに実施例9等と同様の方法でスランプフローを測定した。
測定結果を表4に示す。実施例9、10に用いた耐火性粒子は再生珪砂に混合することにより、高い鋳型強度との両立ができる。更に鋳型の熱膨張性を低減できることから鋳物欠陥の低減が期待できる。
Figure 0006934417
1 主型
2 中子
3 試験片
31 中子に接していた面

Claims (4)

  1. 粘結剤を用いる鋳型の造型に鋳物砂として用いられる耐火性粒子であって、
    SiOを90質量%以上含有し、平均粒径が0.10〜2mm、非晶化度が95%以上、球形度が0.80以上である、耐火性粒子。
  2. 請求項1に記載の耐火性粒子と、フラン樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物と、硬化剤組成物とを混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法。
  3. 前記混合工程において、前記フラン樹脂の含有量が鋳型1cmあたり0.005g以下となるように前記鋳型造型用粘結剤組成物を添加する、請求項2に記載の鋳型の製造方法。
  4. 請求項1に記載の耐火性粒子を含む耐火性粒子層を形成する耐火性粒子層形成工程、及び鋳型造型用粘結剤組成物を前記耐火性粒子層の所望の領域に供給する粘結剤組成物供給工程を含み、前記耐火性粒子層形成工程及び前記粘結剤組成物供給工程を順次繰り返して鋳型を製造する鋳型の積層造型方法。
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