JP6930726B2 - キャブチルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャブオーバエンジン形自動車に搭載されるキャブチルト装置に関し、特に、キャブをシリンダ装置によってチルトさせるキャブチルト装置であって、ロストモーションリンク装置を備えているキャブチルト装置に関する。
一般に、キャブチルト装置に備えられたロストモーションリンク装置においては、チルト角が大きくなってキャブ重心がデットポイントを超える角度になった時にキャブがピストンロッドに対してキャブ自重によって前傾してしまう現象を防止するために、連結部が設けられている。例えば、特許文献1参照。
キャブオーバエンジン形自動車にキャブチルト装置が搭載される場合には、例えば、特許文献1に示されるように、チルト用シリンダ装置のキャブ側取付部がフレーム側取付部よりも前方(フロントウインド側)に配置されるのが、一般的である。
しかし、キャブやエンジンの構造等の事情によっては、チルト用シリンダ装置のキャブ側取付部がフレーム側取付部よりも後方に配置される場合がある。例えば、特許文献2参照。
実公昭61−39662号公報 特開平9−226633号公報
従来の連結部が設けられたキャブチルト装置においては、チルト用シリンダ装置のキャブ側取付部がフレーム側取付部よりも後方に配置された場合、キャブのチルト操作の際、チルト用シリンダ装置とキャブの相対角度の変化量が小さくなるため、チルト角が大きくなってキャブ重心がデットポイントを超える角度になった時のキャブ自重によるキャブの前傾を防止することができないという問題点がある。
本発明の目的は、キャブ重心がデットポイントを越えてキャブが前方に傾斜した時にキャブの自重でキャブが前傾して行くのを防止することができるキャブチルト装置を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
フレームと該フレームに回動自在に軸支されたキャブとの間にチルト用シリンダ装置が介設され、前記チルト用シリンダ装置のピストンロッドと前記キャブとの間にロストモーションリンク装置が介設されており、
該ロストモーションリンク装置は、
一端部が前記キャブに固定されたブラケットに回動自在に枢支され、自由端部が前記ピストンロッドに固定されたロッドエンドジョイントに回動自在に枢支されたリンクレバーと、
前記ブラケットに固定されたキャブ側連結部材と、
前記シリンダに前記ピストンロッドに隣接して設けられたガイドと、
前記ロッドエンドジョイントに回動自在に枢支され、前記キャブ側連結部材に係合するフックおよび前記ガイドを前記ピストンロッドの進退に従って摺動するカムを有するチルト用シリンダ装置側連結部材と、
前記ロッドエンドジョイントに設けられ、前記チルト用シリンダ装置側連結部材の前記カムを前記ガイドに押し付ける方向に常時付勢するトーションスプリングと、
を備えている、
キャブチルト装置。
前記した手段によれば、キャブ重心がデットポイントを越えてキャブが前方に傾斜した時にキャブの自重でキャブが前傾して行くのを防止することができる
本発明の一実施形態であるキャブチルト装置が搭載されたキャブオーバ形自動車を示す模式的側面図である。 キャブチルト装置のロストモーションリンク装置の走行中の作用を示す各側面図であり、(a)はキャブが跳ね上がった状態を示し、(b)はキャブが落ち込んだ状態を示している。 キャブチルト装置のキャブチルト時の作用を示す模式的側面図であり、(a)はキャブチルト開始直後を示し、(b)はチルト角が大きくなった時を示し、(c)はチルトアップ完了後を示している。 キャブチルト装置のロストモーションリンク装置を示しており、(a)は側面図、(b)は背面図である。 キャブチルト装置のキャブチルト時におけるロストモーションリンク装置のキャブチルト開始直後の第一ステップの状態を示しており、(a)は一部切断側面図、(b)は背面図である。 同じくキャブチルト開始直後の第二ステップの状態を示しており、(a)は一部切断側面図、(b)は背面図である。 同じくチルトアップ完了後の状態を示しており、(a)は側面図、(b)は背面図である。 本発明の第二実施形態であるキャブチルト装置のロストモーションリンク装置を示しており、(a)は側面図、(b)は背面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に即して説明する。
本実施形態において、本発明に係るキャブチルト装置は、図1に示されているように、トラックのキャブ1とフレーム(シャシーフレーム)2との間に介設されている。キャブ1はフレーム2の前端部上に設備されており、前側下隅部を枢軸3により回転自在に枢支されて、前後方向にチルトされるように構成されている。
キャブ1の後端部にはキャブ懸架スプリング4がフレーム2との間に介設されており、走行中、キャブ1はこのキャブ懸架スプリング4によりフレーム2に対して弾性的にフローティング支持されるようになっている。
キャブチルト装置5はキャブ1のチルト操作を伸縮作動により実行するチルト用シリンダ装置6を備えており、チルト用シリンダ装置6はキャブ1とフレーム2との間に介設されている。チルト用シリンダ装置6はシリンダ7と、一端部がそのシリンダ7に進退するように挿入されたピストンロッド8とを備えている。シリンダ7の一端部(以下、下端部とする)はフレーム2に枢軸9によって回転自在に枢支されており、ピストンロッド8の突出端部(以下、上端部とする)はロストモーションリンク装置10を介してキャブ1に回転自在に枢支されている。
図4に示されているように、ロストモーションリンク装置10はブラケット11を備えており、ブラケット11は略長方形の板形状に形成されたベース12を備えている。ベース12の一主面(以下、下面とする)には支持板13が一対、下面と直角に突設されている。両支持板13、13は互いに対称形状に形成されて、ベース12の下面にトラックの左右を基準として左右対称形状にそれぞれ配設されている。
両支持板13、13の前端部間にはボルトによって形成された枢軸14が直交するように架橋されてナット15によって締結されている。両支持板13、13の中間部間には受け板16が直交するように架橋されて固定されている。両支持板13、13の中間部間における受け板16の後ろ側には、キャブ側連結部材17が直交するように架橋されて固定されている。キャブ側連結部材17は円形軸形状に形成されている。
両支持板13、13の前端部間の枢軸14には略長方形板形状に形成されたリンクレバー18が一対、左端および右端に配置されて回転自在に枢支されており、両リンクレバー18、18の中間部上面は受け板16の下面に当接するように形成されている。
一対のリンクレバー18、18の自由端部間には、断面円形のピン形状に形成された枢軸19が直交するように架橋されてストッパリング20によって抜け止めされている。枢軸19にはピストンロッド8の先端に固定されたロッドエンドジョイント21が回転自在に嵌合されている。ロッドエンドジョイント21は長円形板を凹字形状に屈曲されて形成されており、凹字形状における底壁部21aの外面がピストンロッド8の先端面に直角に配置されて固定されているとともに、その両側壁部21b、21bが左右のリンクレバー18、18の内面に接するように配置されて枢軸19によって回転自在に枢支されている。
枢軸19にはチルト用シリンダ装置側連結部材22およびトーションスプリング23がロッドエンドジョイント21の内側に配置されて回転自在に嵌合されている。
チルト用シリンダ装置側連結部材22はハブ22aとフック22bとカム22cとを備えている。ハブ22aは円筒形状に形成されており、円筒の中空部に枢軸19が嵌入されることにより、チルト用シリンダ装置側連結部材22は枢軸19に回動自在に枢支されている。フック22bはハブ22aの外周に径方向外向きに突設されており、両支持板13、13の中間部間に架橋されたキャブ側連結部材17に片側から係合し得る略半円形のフック形状に形成されている。カム22cは略三角柱形状に形成されており、ハブ22aの外周にフック22bに隣接して配置されて径方向外向きに突設されている。カム22cはシリンダ7の先端部に突設されたガイド24のガイド面24aをピストンロッド8の伸長
に伴って摺動するように構成されている。
トーションスプリング23はハブ22aの両脇に配置されて枢軸19に外装されており、両端末部23a、23aがロッドエンドジョイント21の両側壁部21b、21bに係止され、中間部23bがフック22bの背面に係止されている。トーションスプリング23はロッドエンドジョイント21に反力をとってカム22cをガイド面24aに押し付ける方向にチルト用シリンダ装置側連結部材22を回動させるように常時付勢している。
ガイド24は略長方形棒形状に形成されており、下端部に形成された固定部24bがシリンダ7の先端部外周に当接されて固定されている。ガイド24の上端部の一主面に形成されたガイド面24aはシリンダ7の上端面から迫り出してピストンロッド8と平行になるように配置されている。チルト用シリンダ装置側連結部材22を常時付勢するトーションスプリング23によってカム22cがガイド面24aに常時押し付けられているので、チルト用シリンダ装置側連結部材22はガイド面24aの案内に追従して回動する。
次に、ロストモーションリンク装置10の作用を説明する。
キャブ1の通常状態において、図2に示されているように、チルト用シリンダ装置6は短縮されており、ピストンロッド8はシリンダ7内に引き込まれている。
トラックの走行中、フレーム2の振動はキャブ懸架スプリング4により緩和されてキャブ1に伝達されるが、キャブ1はフレーム2に対して細く接近離反運動してしまう。
このとき、ロストモーションリンク装置10が介設されていないと、チルト用シリンダ装置6はピストンロッド8がキャブ1側に直接連結されている状態になる。
チルト用シリンダ装置6のピストンロッド8はシリンダ7に対して進退(出入り)できないので、トラックの走行中のキャブ1とフレーム2の接近離反運動を阻害し、乗り心地を低下させる。
また、チルト用シリンダ装置6のキャブ側取付部やフレーム側取付部(枢軸9)に大きな力が働き、キャブ1やフレーム2が破損してしまう等の故障も発生する。当然、チルト用シリンダ装置6の故障発生も起こり得る。
本実施形態においては、キャブ1の通常状態のチルト用シリンダ装置6の短縮時において、図2および図4に示されているように、ロストモーションリンク装置10のリンクレバー18の自由端部が受け板16から離間した状態になっているので、キャブ1のフレーム2に対する接近離反運動はロストモーションリンク装置10のリンクレバー18がブラケット11およびロッドエンドジョイント21に対して回動(ロストモーション)することにより、吸収される。
したがって、ピストンロッド8がシリンダ7に対して細く進退運動することはなく、シリンダ装置6の故障を減少させることができる。
次に、チルトアップ時の作用を説明する。
キャブ1の下に設置されたエンジン等を保守点検する際には、チルト用シリンダ装置6が作動されて、図3に示されているように、ピストンロッド8が伸長(前進)され、キャブ1がチルトアップされて行く。
図4に示されたチルトアップ開始前においては、ピストンロッド8がシリンダ7に引き込まれた状態になり、リンクレバー18がブラケット11に対して開いて受け板16から離間した状態になっている。
また、チルト用シリンダ装置側連結部材22においては、カム22cがガイド面24aにトーションスプリング23の付勢力によって押し付けられた状態になっており、フック
22bがキャブ側連結部材17から最も離間した状態になっている。
図5に示されたチルトアップ開始直後の第一ステップにおいては、ピストンロッド8がシリンダ7から若干だけ突き出された状態になり、リンクレバー18がブラケット11に対して若干だけ閉じて受け板16に接近した状態になる。
そして、チルト用シリンダ装置側連結部材22においては、チルト用シリンダ装置側連結部材22がガイド面24aの案内に追従するカム22cの作用によってトーションスプリング23の付勢方向(図5では反時計回り方向)に若干だけ回動するので、フック22bがキャブ側連結部材17に接近して対峙した状態になる。
図6に示されたチルトアップ開始直後の第二ステップにおいては、ピストンロッド8の伸長がさらに進んだ状態になり、リンクレバー18がブラケット11に対してさらに閉じてリンクレバー18の上面が受け板16に当接した状態になる。
そして、チルト用シリンダ装置側連結部材22においては、チルト用シリンダ装置側連結部材22がガイド面24aの案内に追従するカム22cの作用によってトーションスプリング23の付勢方向(図6では反時計回り方向)に回動することにより、フック22bがキャブ側連結部材17に係合した状態になる。すなわち、チルト用シリンダ装置側連結部材22がキャブ側連結部材17に連結した状態になる。
チルト用シリンダ装置側連結部材22がキャブ側連結部材17に連結した状態になった後に、図3(a)(b)に示されているように、チルト用シリンダ装置6はピストンロッド8の伸長によりキャブ1をチルトアップして行く。
このチルトアップの過程において、キャブ1の重心Gは枢軸3を中心にして前方(図3では反時計回り)に移動して行く。重心Gがチルトアップ開始から枢軸3の垂直線L上の位置(この位置をデッドポイントとする)に来るまでは、受け板16に当接したリンクレバー18がキャブ1の重量を支えながら、キャブ1を押し上げて行く。すなわち、キャブ1の自重はロストモーションリンクレバー装置10のリンクレバー18を受け板16に押し付ける方向に働く。
ところが、図3(c)に示されているように、キャブ1の重心Gが枢軸3の垂直線L上を超えて、垂直線Lの前方(図3では左方)へ移動すると、キャブ1は自重によって前方へ倒れる方向(図3では反時計回り方向)に自ら回ろうとするため、ロストモーションリンク装置10のリンクレバー18は受け板16から離反する方向に動こうとする。
本実施形態においては、チルト用シリンダ装置側連結部材22がキャブ側連結部材17に連結した状態になっているので、ロストモーションリンク装置10はキャブ1が自重によって前方へ倒れる方向に自ら回ろうとする現象を防止することができる。
エンジン等の保守点検後にキャブ1がチルトダウンされる際には、チルト用シリンダ装置6が作動されてピストンロッド8が短縮(後退)されて行く。ピストンロッド8が短縮されて、キャブ1がキャブ懸架スプリング4に支持されると、ブラケット11の下降が停止する。
そして、チルト用シリンダ装置側連結部材22においては、チルト用シリンダ装置側連結部材22がガイド面24aの案内に追従するカム22cの作用によってトーションスプリング23の付勢方向と反対方向(図5および図6では時計回り方向)に回動することにより、フック22bはキャブ側連結部材17との連結を解除する。
チルト用シリンダ装置側連結部材22がキャブ側連結部材17との連結を解除すると、ピストンロッド8はさらに短縮することができるので、チルト用シリンダ装置6はチルトダウン作動を継続する。そして、リンクレバー18がブラケット11に対して相対的に開いて行く。ピストンロッド8が最後まで引き込まれて、チルト用シリンダ装置6がチルトダウン作動を停止すると、ロストモーションリンクレバー装置10およびチルト用シリン
ダ装置側連結部材22は図2および図4に示された通常の状態に戻る。
本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
(1)キャブチルト装置の伸長および短縮作動に伴って自動的に連結および解除するチルト用シリンダ装置側連結部材およびキャブ側連結部材がロストモーションリンクレバー装置に設けられているので、チルト用シリンダ装置のキャブ側取付部がフレーム側取付部よりも後方に配置された場合であっても、キャブ重心がデットポイントを越えてキャブが前方に傾斜した時にキャブの自重でキャブが前傾して行く現象を防止することができる。
また、チルト用シリンダ装置とキャブの相対角度の変化量が小さい場合でも、キャブ側連結部材とチルト用シリンダ装置側連結部材を確実に係合させることができる。
(2)チルト用シリンダ装置側連結部材がピストンロッドのロッドエンドジョイントに枢軸によって回動自在に枢支され、ガイドがシリンダに先端面から迫り出すように配置されており、チルト用シリンダ装置側連結部材をカムをガイドに押し付ける方向に付勢するトーションスプリングが枢軸に外装されているので、チルト用シリンダ装置側連結部材の構造を小形かつ簡単化することができ、また、組付作業効率を向上することができる。
(3)トーションスプリングがロッドエンドジョイントの両側壁部とチルト用シリンダ装置側連結部材のハブの両側面との間に配置されて枢軸に外装されており、両端末部がロッドエンドジョイントの両側壁部に係止され、中間部がフックの背面に係止されているので、トーションスプリングのモーメントを小さくすることができ、その結果、トーションスプリングの弾性力をチルト用シリンダ装置側連結部材に効果的に付勢することができる。
図8は本発明の第二実施形態を示している。
本実施形態が前記実施形態と異なる点は、一対のリンクレバー18A、18Aがチルト用シリンダ装置側連結部材22の両側面に隣接され、トーションスプリング23Aが両リンクレバー18A、18Aとロッドエンドジョイント21Aの両側壁部との間に配置されて枢軸19に外装されている点、である。
本実施形態によれば、第一実施形態に比べて次のような効果を得ることができる。
図8(b)に示されているように、両リンクレバー18A、18Aの間隔およびブラケット11Aの両支持部材13A、13Aの間隔を狭く設定することにより、受け板16Aおよびキャブ側連結部材17Aに作用するモーメントを小さくすることができるので、ロストモーションリンクレバー装置およびキャブチルト装置の強度を高めることができ、その結果、チルト用シリンダ装置の故障を減少させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、枢軸をチルト用シリンダ装置側連結部材に一体的に形成することにより、チルト用シリンダ装置側連結部材の加工効率および組付効率を向上することができる。
チルト用シリンダ装置側連結部材およびトーションスプリングはロッドエンドジョイントの外側に配置してもよい。
チルト用シリンダ装置側連結部材のカムは略三角柱形状に形成するに限らない。
1…キャブ、2…フレーム(シャーシーフレーム)、3…枢軸、4…キャブ懸架スプリング、5…キャブチルト装置、6…チルト用シリンダ装置、7…シリンダ、8…ピストンロッド、9…枢軸、
10…ロストモーションリンク装置、11…ブラケット、12…ベース、13…支持板、14…枢軸、15…ナット、16…受け板、17…キャブ側連結部材、18…リンクレバー、19…枢軸、20…ストッパリング、21…ロッドエンドジョイント、21a…底壁部、21b…側壁部、22…チルト用シリンダ装置側連結部材、22a…ハブ、22b…フック、22c…カム、23…トーションスプリング、23a…端末部、23b…中間部、24…ガイド、24a…ガイド面、24b…固定部、
11A…ブラケット、13A…支持部材、16A…受け板、17A…キャブ側連結部材、18A…リンクレバー、21A…ロッドエンドジョイント、22A…チルト用シリンダ装置側連結部材、23A…トーションスプリング。

Claims (3)

  1. フレームと該フレームに回動自在に軸支されたキャブとの間にチルト用シリンダ装置が介設され、前記チルト用シリンダ装置のピストンロッドと前記キャブとの間にロストモーションリンク装置が介設されており、
    該ロストモーションリンク装置は、
    一端部が前記キャブに固定されたブラケットに回動自在に枢支され、自由端部が前記ピストンロッドに固定されたロッドエンドジョイントに回動自在に枢支されたリンクレバーと、
    前記ブラケットに固定されたキャブ側連結部材と、
    前記シリンダに前記ピストンロッドに隣接して設けられたガイドと、
    前記ロッドエンドジョイントに回動自在に枢支され、前記キャブ側連結部材に係合するフックおよび前記ガイドを前記ピストンロッドの進退に従って摺動するカムを有するチルト用シリンダ装置側連結部材と、
    前記ロッドエンドジョイントに設けられ、前記チルト用シリンダ装置側連結部材の前記カムを前記ガイドに押し付ける方向に常時付勢するトーションスプリングと、
    を備えている、
    キャブチルト装置。
  2. 前記トーションスプリングが前記ロッドエンドジョイントの両側壁部と前記チルト用シリンダ装置側連結部材の両側面との間に配置されており、両端末部が前記ロッドエンドジョイントの両側壁部に係止され、中間部が前記フックに係止されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャブチルト装置。
  3. 前記リンクレバーが一対、前記チルト用シリンダ装置側連結部材の両側面に隣接され、前記トーションスプリングが前記両リンクレバーと前記ロッドエンドジョイントの両側壁部との間に配置されており、両端末部が前記ロッドエンドジョイントの両側壁部に係止され、中間部が前記フックに係止されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャブチルト装置。
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